JPH07120370B2 - カード発行方法およびその装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はプリペイドカードを発行するカード発行方法お
よびカード発行装置に関する。

［従来の技術］ 交通機関の乗車券を発売する券売機や公衆電話機におい
ては、プリペイドカードが使用可能な場合が多い。周知
のように、このプリペイドカードには金額情報が予め磁
気記録されており、カード利用者はその磁気記録された
金額情報に相当する代金を支払ってこのカードを購入す
る。そして、券売機又は公衆電話機を利用する度にその
利用代金に相当する金額が磁気記録された金額情報から
差引かれる。

このような代金前払いの機能を有するプリペイドカード
（以下カードと略記する）を一般の商店においても適用
できることが考えられる。この場合、代金はカードを販
売した時点で回収されているので、商店側にとって資金
的に非常に有利である。また、クレジットカードのよう
にそのカードに対する信用照会を行なう必要がないの
で、販売業務の能率を向上できる。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、各店毎にその店にしか使用できないカードを発
行すると、客にとっては店毎に異なる複数種類のカード
を携帯している必要があるので非常に煩わしい。したが
って、複数の店で使用できるカードの発行が望まれてい
る。

しかし、複数の店で使用可能なカードを発行する場合に
おいては、カードを発行（販売）する店とそのカードが
使用される店とが異なる場合が生じる。また、カードの
使用できる範囲を拡大すると商品券との区別が困難にな
り、税金上の問題が生じる。さらに、同一カードを不特
定多数の人が使用すると現金と同じとなる問題も生じ
る。

本発明はこのような情事に鑑みてなされたものであり、
各カードに会員番号，暗証番号を磁気記録して、このカ
ードを使用できる人を特定して、前記商品券や現金とは
異質なものであることを示すとともに、会員番号，暗証
番号を確認することによって、客がたとえそのカードを
紛失したとしても、拾得した第３者が使用できなくし、
かつ紛失者に対してカードを再発行可能にすること、及
び、新規客に対するプリペイドカード発行に先だって、
会員番号と暗証番号とを記録した会員証カードを発行す
ることによって、その会員証カードを用いてプリペイド
カードが簡単に発行でき、追加カードの発行業務を間違
いなくかつ迅速に実行できるカード発行方法およびその
装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解消するためには本発明のカード発行方法に
おいては、所定の記憶領域を有した元カードに会員番号
と暗証番号とを書込んで会員証カードとして発行し、発
行された会員証カードに記録された会員番号および暗証
番号をカードリーダライタで読取り、金額情報が予め記
録されたプリペイドカードの元カードへ、会員証カード
から読取った会員番号および暗証番号を記録してプリペ
イドカードとして発行するものである。

さらに別の発明においては、会員番号が表記されかつ会
員番号が予め記録された会員証カード用の元カードに対
して、新規会員が指定する暗証番号を記録しかつ新規会
員の氏名を表記して会員証カードとして発行し、この会
員証カードに記録された前記会員番号および暗証番号を
カードリーダライタで読取り、金額情報が予め記録され
たプリペイドカードの元カードへ、会員証カードから読
取った会員番号および暗証番号を記録してプリペイドカ
ードとして発行するようにしたものである。

また、本発明のカード発行装置においては、少なくと
も、カード挿入口から挿入されたカード又は会員証カー
ドに対して情報の読み書きを行なうカードリーダライタ
と、このカードリーダライタで読取られたカード情報を
一時記憶するカード情報メモリと、暗証番号を入力する
ピンパッドとを有し、 カード挿入口から挿入された会員番号が予め記録されて
いる会員証カード用の元カードに対して、ピンパッドか
ら入力された暗証番号をカードリーダライタにて記録し
て会員証カードとして発行する会員証カード発行手段
と、カード挿入口から挿入された会員証カードに記録さ
れている会員番号および暗証番号をカードリーダライタ
にて読取ってカード情報メモリへ記憶する会員証カード
情報読取手段と、この会員証カード情報読取後にカード
挿入口へ挿入された金額情報が予め記録されているプリ
ペイドカード用の元カードに対して、カード情報メモリ
に記憶されている会員番号および暗証番号をカードリー
ダライタにて記録してプリペイドカードとして発行する
プリペイドカード発行手段とを備えたものである。

［作用］ このように構成されたカード発行方法であれば、始めて
プリペイドカードを販売する客対しては客が指定する暗
証番号および会員番号を元カードに記録することによっ
て、その客独自の会員証カードが発行され、この会員証
カードに記録された会員番号および暗証番号を読取って
予め金額情報が記録された元カードへ書込むことによっ
て、プリペイドカードが得られる。

また、別の発明においては、始めてプリペイドカードを
販売する客対しては客が指定する暗証番号を予め会員番
号が記録された元カードに記録することによって、その
客独自の会員証カードが発行される。そして、この会員
証カードを用いて上述した方法でプリペイドカードが発
行される。

よって、プリペイドカードを発行するに場合に、会員番
号や暗証番号をマニアル操作で入力する必要がない。

また、本発明のカード発行装置によれば、カード挿入口
に会員証カードの元カードを挿入して暗証番号をピンパ
ッドでキー入力すれば、会員番号と暗証番号が記録され
た会員証カードが発行される。そして、この会員証カー
ドをカード挿入口に挿入して、この会員証カードに記録
されている会員番号および暗証番号をカードリーダライ
タで読取らせた後、金額情報が記録されてた元カードを
カード挿入口へ挿入すれば、金額情報，会員番号，暗証
番号が記録されたプリペイドカードが発行される。

［実施例］ 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図乃至第４図は実施例のカード発行方法を採用した
カード発行装置で取扱う会員証カードおよびプリペイド
カードを示す図である。

第１図（ａ）および同図（ｂ）は会員証カード用の元カ
ード１および会員証カード２である。元カード１には
［会員証］，会員番号3,および氏名欄の表記と磁気スト
ライプ４が形成されている。この磁気ストライプ４には
第２図（ａ）に示すように、会員証カード２を発行する
会社（店）を示す発行会社コード4aと、この元カード１
に表記された会員番号３と同一の会員番号4cが所定領域
に磁気記録されている。

また、第１図（ｂ）は同図（ａ）の元カード１を用いて
作成された会員証カード２である。会員証カード２に
は、［会員証］，会員番号３および氏名５の表記と磁気
ストライプ４が形成されている。この磁気ストライプ４
には第２図（ｂ）に示すように、会員証カード２を発行
する会社（店）を示す発行会社コード4a,発行日付4b,会
員番号4cおよび暗証番号4dが磁気記録されている。

さらに、第３図（ａ）および同図（ｂ）はプリペイドカ
ード用の元カード６およびこの元カード６を用いて発行
されたプリペイドカード７である。元カード６には［シ
ョッピングカード］および額面金額８の表示と磁気スト
ライプ９が形成されている。この磁気ストライプ９に
は、第４図（ａ）に示すように、発行会社コード9a,全
ての元カード６に連続するカード番号9e,金額9f等が所
定領域に磁気記録されている。

一方、発行されたプリペイドカード７には、［ショッピ
ングカード］および額面金額８の表示と磁気ストライプ
９が形成されている。さらに、このプリペイドカード７
を用いて商品を購入すると、概算の残高状態を示すパン
チ孔10が形成される。そして、磁気ストライプ９には、
第４図（ｂ）に示すように、発行会社コード9a,発行日
付9b,カード保持者の会員番号9d,カード番号9e,金額9f
等が所定領域に磁気記録されている。

第５図はカード発行装置11を示す外観図である。筺体の
前面にキーボード12が配設されており、上部にカード挿
入口13,表示部14が設けられている。さらにこのカード
発行装置11には客が暗証番号を入力するためのピンパッ
ド15および記録用紙16に会員証カード１およびカード７
の発行データ等を印字するプリンタ17がケーブルにて接
続されている。

前記キーボード12には、第６図に示すように、数字デー
タを入力するための置数キー18,置数された数字データ
を確認するための確認キー19の他に、会員証カード２の
発行を指定する会員証発行キー20a、プリペイドカード
７を新規又は継続して発行することを指定する継続発行
キー20b等の各種ファンクションキー20が配設されてい
る。

さらに、このキーボード12には操作員が鍵にて切換操作
する業務切換スイッチ21が配設されている。そして、こ
の業務切換スイッチ21によって、［カード発行］［点
検］［清算］等の各種業務が選択設定される。

第７図はカード発行装置11の概略構成を示すブロック図
である。

各種情報処理を実行するCPU25に対してバスライン26を
介して、制御プログラムを記憶するROM27、カード発行
登録メモリ等の各種可変データを記憶するRAM28、キー
ボード12、電話回線を介してホストコンピュータからな
るカードセンタ29にオンライン接続されるMODEM等から
なる通信制御回路30、カード挿入口13から挿入された各
種カードに対して情報の読み書きを実行するカードリー
ダライタ31、ピンパッド15に接続されたインターフェー
ス32、プリンタ17に接続されたインターフェース33等が
接続されている。

また、上記各電子構成部材に対して電源34から各駆動電
圧V_D,V_Cが供給される。

前記RAM28内には、第８図に示すように、カードリーダ
ライタ31で読取ったカード情報を記憶するカード情報メ
モリ28a、プリペイドカード７を発行した場合の発行枚
数，販売金額，カード種別等のカード発行データを集計
するカード発行登録メモリ28b、会員証カード２を発行
した場合の発行枚数や会員番号等の会員証発行データを
集計する会員証発行登録メモリ28c、表示部14に表示す
る表示データを記憶する表示バッファ28d、プリンタ17
にて記録用紙16へ印字する印字データを記憶する印字バ
ッファ28e、自己のカード発行装置11に割付けられた端
末機キーワードを記憶するキーワードメモリ28f等が形
成されている。

しかして、カード発行装置11の電源34が投入されると、
前記CPU25は第９図の流れ図に従って会員証カード２の
発行業務を実行するようにプログラム構成されている。

流れ図が開始され、Ｓ（ステップ）１にてキーボード12
の業務切換スイッチ21が［カード発行］業務に指定され
ていれば、表示部14に表示バッファ28dを介して［カー
ド発行］のメッセージを表示する。そして、S2にてキー
ボード12の会員証発行キー20aがキー入力されると、会
員証カード２の発行業務が開始したので、このカード発
行装置11に割付けられた端末機キーワードが置数キー18
および確認キー19の組合せキー操作によって入力される
のを待つ。そして、入力された端末機キーワードがキー
ワードメモリ28fの端末機キーワードに一致すると、S3
にて［会員証発行］のメッセージを表示する。そして、
会員証カード用の元カード１がカード挿入口13へ挿入さ
れると、S4にて挿入された元カード１の磁気ストライプ
４に記録された第２図（ａ）に示す発行会社コード4aと
会員番号4cからなるカード情報をカードリーダライタ31
で読取ってRAM28のカード情報メモリ28aへ一旦格納す
る。そして、カード情報メモリ28aに記憶した会員番号4
cを表示部14に表示する。

次に、確認キー19がキー操作されると、表示部14に［暗
証番号入力］の操作案内を表示する。S5にて客によるピ
ンパッド15のキー操作により、例えば４桁の暗証番号が
入力されると、その暗証番号を表示部14に表示して、客
に確認させる。客が暗証番号を確認すると、確認キー19
をキー操作する。

確認キー19がキー入力されると、カード挿入口13に挿入
されている元カード１に対してカードリーダライタ31で
もって、前記暗証番号および別途時計回路から読取った
現在の発行日付を磁気ストライプ４の所定領域に書込
む。そして、発行会社コード4a,発行日付4b,会員番号4c
等の会員証発行データをプリンタ17で記録用紙16へ印字
出力する。さらに、前記会員証発行データをRAM28の会
員証発行登録メモリ28cへ登録する。

最後にS7にて、新たに発行日付4b,暗証番号4dが書込ま
れて、第２図（ｂ）に示す全部の情報が磁気記録された
会員証カード２を排出して、１枚の会員証カード２の発
行処理を終了する。

また、前記CPU25は会員証カード２又は発行済のプリペ
イドカード７を使用して第10図の流れ図に従って新たな
プリペイドカード７に対するカード発行業務を実行す
る。

流れ図が開始され、S8にて業務切換スイッチ21が［カー
ド発行］業務に設定されていれば、表示部14に［カード
発行］のメッセージを表示する。そして、S9にて継続発
行キー20bがキー操作されると、プリペイドカード７の
発行業務が開始したので、このカード発行装置11に割付
けられた端末機キーワードが置数キー18および確認キー
19の組合せキー操作によって入力されるのを待つ。そし
て、入力された端末機キーワードがキーワードメモリ28
fの端末機キーワードに一致すると、S10にて［継続発
行］のメッセージを表示する。そして、会員証カード２
又は発行済みのプリペイドカード７がカード挿入口13へ
挿入されると、S11にて挿入された会員証カード２又は
プリペイドカード７の磁気ストライプ4,9に記録された
カード情報をカードリーダライタ31で読取ってカード情
報メモリ28aへ一旦格納する。そして、カード情報メモ
リ28aの会員番号4c（9c）を表示部14に表示したのち、
挿入された会員証カード２又はプリペイドカード７を排
出する。

S12にて前述した発行会社コード9a,カード番号9e,金額9
fが予め磁気記録されているプリペイドカード用の元カ
ード６が挿入されると、その元カード６がこのカード発
行装置11で使用可能な正しい元カード６であることを確
認する。しかるのち、S13にてカード情報メモリ28aに記
憶されている会員番号4c（9c）と暗証番号4d（9d）、お
よび別途時計回路から読出した現在の発行日付をカード
リードライタ31でもって挿入されている元カード６に書
込む。

そして、新たなプリペイドカード７のカード番号9e,金
額9f等のカード発行データをプリンタ17で記録用紙16へ
印字出力すると共に、RAM28のカード発行登録メモリ28b
へ登録する。最後にS14にて、新たに発行日付9b,会員番
号9c,暗証番号9dが書込まれて、第４図（ｂ）に示す全
部の情報が磁気記録されたプリペイドカード７を排出し
て、１枚のプリペイドカード７の継続発行処理を終了す
る。

このように構成されたカード発行方法およびカード発行
装置において、始めてプリペイドカード７を購入する客
に対しては、会員証カード２を発行する必要があるの
で、会員証カード用の元カード１をカード挿入口13へ挿
入したのち、客にピンパッド15を使用して例えば４桁の
暗証番号を入力してもらう。そして、確認キー19を押す
と、会員番号4aや暗証番号4dが磁気記録された会員証カ
ード２が発行される。そして、発行された会員証カード
２に客の氏名５を記入して客に渡す。

次に、プリペイドカード７を発行する場合は、客の持参
する会員証カード２をカード挿入口13へ挿入する。する
とこの会員証カード２に磁気記録されている会員番号4
c,暗証番号4d等が読取られた後に該当会員証カード２が
排出されれる。そして、客の希望する額面８が表記され
たプリペイドカード用の元カード６をカード挿入口13へ
挿入する。すると、会員番号が表示されるので、この会
員番号を確認キー19で確認すると、会員番号，暗証番
号，金額等が磁気記録されたプリペイドカード７が発行
される。しかして、客に代金と引替えにこのプリペイド
カード７を手渡す。

なお、継続してプリペイドカード７を発行する場合は、
会員証カード２をカード挿入口13へ挿入することが可能
であるとともに、発行済みのプリペイドカード７をカー
ド挿入口13へ挿入して新たなプリペイドカード７を発行
することが可能である。

このように、プリペイドカード７を発行する場合は、操
作員は10桁近くある会員番号をキー入力する必要がな
い。また、客にとっても暗証番号をキー入力する必要が
ない。よって。プリペイドカード７の発行業務を大幅に
簡素化でき、発行業務の作業能率を大幅に短縮できる。
また、会員番号や暗証番号の誤入力を予め防止でき、カ
ード発行装置全体の信頼性を向上できる。

特に、プリペイドカード７は磁気記録されている金額9f
が零になると、そのカード７を破棄して、新たなプリペ
イドカード７を買求める必要があるので、同一客に対す
るカード発行が頻繁に行われる。したがって、発行業務
が迅速に実行できるこのカード発行装置11を店頭に設置
した場合においては、販売業務全体の作業能率が向上す
る。

また、本発明のカード発行装置11によれば、カード挿入
口13に会員番号が予め磁気記録された会員証カードの元
カード１を挿入して暗証番号をピンパッド15でキー入力
すれば、会員番号と暗証番号が記録された会員証カード
２が発行される。したがって、会員証カード２の発行時
においても会員番号をキー入力する必要がない。よっ
て、より確実にかつ迅速に会員証カード２が発行でき
る。

なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。

上述した実施例においては、会員証カード２の元カード
１には第１図（ａ）および第２図（ａ）に示すように、
予め会員番号３（4c）が表記され、かつ磁気ストライプ
４に磁気記録されているが、他の実施例として、会員番
号３（4c）が全く表記されなく、かつ磁気記録されてい
ない元カード１を使用することも可能である。

そして、元カード１をカード挿入口13へ挿入した後に、
店又はカード発行会社が指定する会員番号と、客の指定
する暗証番号とをキー操作によって入力して、会員証カ
ード２を発行する。

この場合、各元カード１には同一内容が磁気記録されて
いるか、又は全く磁気記録されていないので、元カード
１の製造能率が向上する。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のカード発行方法およびその
装置によれば、新規客に対するプリペイドカード発行に
先だって、会員番号と暗証番号とを記録した会員証カー
ドを発行し、その会員証カードに記録された会員番号と
暗証番号とを用いてプリペイドカードが簡単に発行でき
る。その結果、追加カードの発行業務も間違いなくかつ
迅速に実行できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例に係わるカード発行方法およびそ
の装置を示すものであり、第１図は会員証カードおよび
その元カードの外観図、第２図は会員証カードおよびそ
の元カードに磁気記録された内容を示す図、第３図はプ
リペイドカードおよびその元カードの外観図、第４図は
プリペイドカードおよびその元カードに磁気記録された
内容を示す図、第５図はカード発行装置の外観図、第６
図はキーボードのキー配列図、第７図は概略構成を示す
ブロック図、第８図は記憶部に形成された各メモリを示
す図、第９図および第10図は動作を示す流れ図である。 1,6……元カード、２……会員証カード、３……会員番
号、4,9……磁気ストライプ、4c,9c……会員番号、4d,9
d……暗証番号、７……プリペイドカード、８……額
面、9f……金額、11……カード発行装置、12……キーボ
ード、13……カード挿入口、14……表示部、15……ピン
パッド、17……プリンタ、18……置数キー、20a……会
員証発行キー、20b……継続発行キー、25……CPU、28…
…RAM、28a……カード情報メモリ、28b……カード発行
登録メモリ、28c……会員証発行登録メモリ、31……カ
ードリーダライタ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲榊▼原 孝真 大分県大分市顕徳町２丁目１番３号 大分 プリペイドカード株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−144871（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−184888（ＪＰ，Ａ)

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】所定の記憶領域を有した元カード（１）に
   会員番号（4c）と暗証番号（4d）とを書込んだ会員証カ
   ード（２）を発行し、 この会員証カードに記録された前記会員番号および暗証
   番号をカードリーダライタ（31）で読取り、 金額情報（9g）が予め記録されたプリペイドカードの元
   カード（６）へ、前記会員証カードから読取った会員番
   号および暗証番号を記録してプリペイドカード（７）と
   して発行することを特徴とするカード発行方法。
2. 【請求項２】会員番号（３）が表記されかつ会員番号
   （4c）が予め記録された会員証カード用の元カード
   （１）に対して、新規会員が指定する暗証番号（4d）を
   記録しかつ新規会員の氏名を表記して会員証カード
   （２）を発行し、 この会員証カードに記録された前記会員番号および暗証
   番号をカードリーダライタ（31）で読取り、 金額情報（9g）が予め記録されたプリペイドカードの元
   カード（６）へ、前記会員証カードから読取った会員番
   号および暗証番号を記録してプリペイドカード（７）と
   して発行することを特徴とするカード発行方法。
3. 【請求項３】少なくとも、カード挿入口（13）から挿入
   されたカード又は会員証カードに対して情報の読み書き
   を行なうカードリーダライタ（31）と、このカードリー
   ダライタで読取られたカード情報を一時記憶するカード
   情報メモリ（28a）と、暗証番号を入力するピンパッド
   （15）とを有し、 前記カード挿入口から挿入された会員番号が予め記録さ
   れている会員証カード用の元カードに対して、前記ピン
   パッドから入力された暗証番号を前記カードリーダライ
   タにて記録して会員証カードとして発行する会員証カー
   ド発行手段（S3〜S7）と、 前記カード挿入口から挿入された会員証カードに記録さ
   れている会員番号および暗証番号を前記カードリーダラ
   イタにて読取って前記カード情報メモリへ記憶する会員
   証カード情報読取手段（S11）と、 この会員証カード情報読取後に前記カード挿入口へ挿入
   された金額情報が予め記録されているプリペイドカード
   用の元カードに対して、前記カード情報メモリに記憶さ
   れている会員番号および暗証番号を前記カードリーダラ
   イタにて記録してプリペイドカードとして発行するプリ
   ペイドカード発行手段（S12〜S14）とを備えたことを特
   徴とするカード発行装置。