JPH026380A - 結晶成長法 - Google Patents

結晶成長法

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JPH026380A
JPH026380A JP14999088A JP14999088A JPH026380A JP H026380 A JPH026380 A JP H026380A JP 14999088 A JP14999088 A JP 14999088A JP 14999088 A JP14999088 A JP 14999088A JP H026380 A JPH026380 A JP H026380A
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Yasushi Maita
舞田 靖司
Yoshito Abe
義人 阿部
Katsumi Ueya
植屋 勝己
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiryo Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ 本発明は微小重力下における結晶の成長法に関し、ガス
タービンなどに使用される高温材料、太1顯M発゛成な
どに使用されるエネルギ変洟材、半導体素材などのよう
な種々の結晶を微小重力下で結晶成長させる方法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の微小重力下における結晶成長法の一態様を第4図
〜第6図によって説明する。
第4図はN1 合金を温度勾配炉を用い、いわゆるブリ
ッジマン方式で微小重力(以下、μGと略す)下で製造
する態様の説明図である。第4図において、1はアング
ル、2はカートリッジ、3は眠気炉、4は冷却器である
。第5図は第4図の一部拡大図でアンプル1まわりの説
明図であり、N1 合金試料は先ず焼結法によシ円尚状
に固型化され、第5図に示すように、初期試料5として
アンプル1内に充填される。この時の試料5直径d1 
 はアンプル1内径にできるだけ近い寸法とする。第4
図に示すように、アンプル1は石英材を用い、更にセラ
ミックス製のカートリッジ2に装填される。
カートリッジ2及びアンプル1は電気炉3上に取υ付け
、加熱によシー旦全試料を浴融状態とする。その後アン
プル1を徐々に定速で右へ移動させる。右側には冷却器
4があるのでアンプル1右端から試料は凝固し始める。
この状況を第6図に示す。この操作はμG下で行うので
溶けた試料はアンプル1とほぼ同心の位置にちゃ、体積
収縮のため径dmはdlよシも小となっている。これが
凝固して右側の7のようになると再び体積増加して径4
日 となり、はぼ初期の径d1  と同程度となって、
アンプル1内壁にほぼ督看する。
第6図に示すように浴融部6は自由液面をもった液柱で
あり、かつ左側で加熱、右側で冷却器れるため左右の温
度差がつく。このため左右の表面張力にも差ができ、液
が表面で左から右、内部で右から左に流れるようないわ
ゆる表面張力対流を生じる。
なお、μG下製造とは、宇宙空間での製造。
あるいは航空機、ロケット等による無重力飛行時の製造
を指す。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のμQ下での結晶成長法では、前述した表面張力対
流のため、凝固界面で結晶構造が乱れ欠陥の多い結晶と
なって、品質の高いものが得られないという問題があっ
た。
本発明は上記技術水準に鑑み、μq下における表面張力
対流?防止または殆んど防止して品質の高い結晶を得る
ことのできる結晶成長法を提供しようとするものである
〔課′Mを解決するための手段〕
本発明は、 (1)円管状のアンプル内に固型の初期試料を充填し、
これを加熱して一旦溶融させた後、冷却により再凝固し
て所要の材#+結晶を得る操作を微小重力下において行
う方法において、該初期試料の外周にリング状のスペー
サを複数かつ間欠的に設けること?特徴とする結晶成長
法及び (2)円管状のアンプル円に固型の1!71期試料を充
填し、これを加熱して一旦溶融させた後、冷却により再
凝固して所要の材料結晶を得る操作を微小重力下で行う
方法において、該初期試料とアングルの間に操作温度で
は非溶融性の微小粒子材を充填することを特徴とする結
晶成長法 である。
〔作用〕
第1の発明においては、試料融解液の自、内表面がスペ
ーサにより分析されることにより、個々の自由表面が小
さくなって、各自由表面における両端温度差が小さくな
り、表面張力対流減少し、このため対流の影、−が少な
い状態で凝固が進むので品質のよい結晶が得らnる。
第20発明においては、試料溶融時に自由表面上に微少
粒子群が付着するため、表面張力対流が生じにくくなり
、対流のないまたは少ない状態のま\で凝固が進むので
品質のよい7矯晶が得られる。
〔実施列1〕 第1の発明の実施態様の一つを第1図によって説明する
。第1図中、第4図と同一部位には同一符号を付しであ
る。第1図(a)は初期試料の状態を示す。
スペーサ8は石英あるいはグラファイト等の非浴融材を
小型の2分割リング状に成形し、これを初ル1試料50
表面の円周上に間欠的に設けた溝の中に埋め込み、スペ
ーサ8外径と初期試#+5外径とが殆んど等しくなるよ
うに調整する。
このように調整された初期試料5をアンプル1に装填さ
れた状態が第1図(a)に示さ几ている。
第1図(1))は結晶製造中の状態を示す。アンプル1
全体が加熱され、初期試料5は溶融状態6となっている
が、冷却端(右11411)では一部凝固試料7が形成
されつつある。このとき、溶融による体積減少によシ初
期試料5は円柱状の液柱となシ微小重力であるため全体
がアンプル1内面と遊離して自由表面を形成する。しか
し、これは第1図(b)に示すようにリングがあるため
、8、.8.、  ・・・のように分割された自由表面
となる。自由表面s、  y<列にとると、自由表面8
Iハスペーサ8−1とスペーサ8−2.!:の間のみで
連続した液面となる。スペーサ8−1における液の温度
とスペーサ8−2の温度との差は比較的(ゐ6図の場合
にくらべ)小さいのでこれに基いて発生する表面張力対
流も僅小であり、第1図(b)に矢印で流線を示したよ
うに表面近傍での小規模な対流にとどまり、凝固界面に
まで影#を及ぼすようなことにQよなり得ない。
このため凝固して得られた結晶は良品質のものとなる。
次に、第1の発明の実施態様の別のし1]を第2図によ
って説明する。第2図は結晶製造中の状態を示す。第2
図においても、第4図と同一部位には同一符号を付しで
ある。
リング状のスペーサ8は円筒状の初期試料5の外周に複
数閲装層される。初期試料5浴融時には0.はスペーサ
8内側とは@看したまま、スペーサ間の当初から空間で
めった部分で更に空間が増すことになって、811日、
・・・のような自由表面を形成する。これによシ前圀と
同じ作用が得られる。
更に別の態様として、第2図のスペーサの代りに図示し
ないが、初期試料の外周に、多数の真直方向の貫通孔を
有する円筒状体を被覆させても、上述したスペーサと同
様の効果を奏し得る。
[実施IHJ2] 第2の発明の実施態様を第6図によって説明する。第3
図は結晶製造中の状態を示す。第3図中、第4図と同一
部位には同一符号を付しである。
微粒子充填材9はht、o、あるいはY、0.などのセ
ラミクス材で、このNi  合金製造操作温度では溶融
しない材料からなるものである。微粒子の径は約0.2
〜100μm程度の範囲のものであり、これらを適当な
充填率で初期試料5の周囲に充填する。溶融試料6の処
では試料6とアンプル1の間隙が拡がるが、充填材8は
液面上に付着するため、液と固型粒子表面との間に界面
張力が存在することにな夛、したがって表面張力は消滅
することになる。固l没間の界面張力は温度差によって
殆んど変らないため、試料6左右で差がなく従って液の
移動は生じ得ない。
以上はN1合金を高温材として製造する場合を一列とし
て述べたが、この他にエネルギ変換材として用いる半導
体、あるいは成子材料、超電導材料など製造にも適用可
能であシ、また、以上はブリッジマン法について述べた
が、この他に帯域溶融法についても同様に適用可能であ
る。
〔発明の効果] 本発明によシ表面張力対流が減少ま友は全く回避できる
ため、高品質の結晶が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施列の説明図、第3図は
本発明の池の実施列の説明図、第4図〜第6図は従来法
の説明図である。 第1図 (a) 第2図 第3図 第4図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円管状のアンプル内に固型の初期試料を充填し、
    これを加熱して一旦溶融させた後、冷却により再凝固し
    て所要の材料結晶を得る操作を微小重力下において行う
    方法において、該初期試料の外周にリング状のスペーサ
    を複数かつ間欠的に設けることを特徴とする結晶成長法
  2. (2)円管状のアンプル内に固型の初期試料を充填し、
    これを加熱して一旦溶融させた後、冷却により再凝固し
    て所要の材料結晶を得る操作を微小重力下で行う方法に
    おいて、該初期試料とアンプルの間に操作温度では非溶
    融性の微小粒子材を充填することを特徴とする結晶成長
    法。
JP14999088A 1988-06-20 1988-06-20 結晶成長法 Expired - Lifetime JPH0822794B2 (ja)

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JPH026380A true JPH026380A (ja) 1990-01-10
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01300043A (ja) * 1988-05-24 1989-12-04 Japan Metal Gasket Co Ltd 金属ガスケット
JPH02115223U (ja) * 1989-02-28 1990-09-14

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01300043A (ja) * 1988-05-24 1989-12-04 Japan Metal Gasket Co Ltd 金属ガスケット
JPH0562670B2 (ja) * 1988-05-24 1993-09-08 Nihon Metal Gasket
JPH02115223U (ja) * 1989-02-28 1990-09-14

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