JPH026273A - トラクタの油圧システム - Google Patents

トラクタの油圧システム

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Publication number
JPH026273A
JPH026273A JP63157863A JP15786388A JPH026273A JP H026273 A JPH026273 A JP H026273A JP 63157863 A JP63157863 A JP 63157863A JP 15786388 A JP15786388 A JP 15786388A JP H026273 A JPH026273 A JP H026273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
engine
hydraulic pump
small
clutch
Prior art date
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Pending
Application number
JP63157863A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Suzuki
貞緒 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH026273A publication Critical patent/JPH026273A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パワーステアリング、前後進切換装置及び油
圧装置等を備えたトラクタの油圧システムに関する。
(従来の技術) 例えば農用トラクタにおいては、作業機用の油圧装置の
他に、パワーステアリング、前後進切換装置の油圧クラ
ッチ等の油圧装置が備えられており、前者は大容量であ
るため大油圧ポンプを必要とし、後者は小容量であるた
め小油圧ポンプから給油されるように構成されている。
大油圧ポンプは作業機を使用する際のみ必要とするが、
エンジン回転中は、小油圧ポンプと共に常に駆動されて
いる。
(発明が解決しようとする課題) エンジンを始動する際、エンジンには大油圧ポンプの負
荷が常に加わっているため、過大負荷のためにエンジン
始動が困難になったり、大型であるため潤滑油が行きわ
たり難かったりすることがあり、エンジン及び大油圧ポ
ンプの故障の原因になっている。このことは特に、寒冷
時の油温か低いときに顕著になり、低油温のときは、油
の吸弓が困難になってキャビテーションを起したり、焼
付きを生じたりすることがある。
また、路上走行時又は作業準備時等で作業機を使用しな
く、大油圧装置への圧油供給を必要としないときでも、
大油圧ポンプを駆動しているため、ポンプ駆動動力だけ
エンジンに馬力損失を生じ、燃費効率を悪(している。
本発明は、エンジンと大油圧ポンプとの間に油圧クラッ
チを設け、この油圧クラッチを切換弁を介して常時駆動
されている小油圧ポンプからの圧油で切換可能にして、
小油圧ポンプのみで常時使用の小油圧装置を作動し且つ
暖機運転をし、大油圧ポンプを必要時のみ作動させるよ
うに構成したトラクタの油圧システムを提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明における課題解決のための具体的手段は、大小油
圧装置に作動油を供給する大小油圧ポンプ5.3を、エ
ンジン1で駆動自在にしたトラクタにおいて、前記エン
ジン1と大油圧ポンプ5との間に油圧クラッチ4を設け
、この油圧クラッチ4と小油圧ポンプ3とを切換弁I9
を介して接続し、大油圧装置の使用時に切換弁19を介
して油圧クラッチ4を接状態に切換可能にしたことであ
る。
(作 用) エンジン1を始動すると小油圧ポンプ3のみが駆動され
、大油圧ポンプSは油圧クラッチ4によって動力伝達が
切られている。小油圧ポンプ3ば油圧タンク6内の油を
吸引して、パワーステアリング30の油圧シリンダ3I
及び/又は前後進切換装置37の油圧クラッチ38.3
9へ圧油を供給する。この状態では、エンジンエには小
油圧ポンプ3の負荷のみ加わり、大油圧ポンプ5の大負
荷は加わっていなく、寒冷時には暖機運転が行なわれる
。切換弁I9をONに操作すると、小油圧ポンプ3の作
動油は切換弁19を介して油圧クラッチ4へ送給され、
油圧クラッチ4を接状態にして、エンジン動力を大油圧
ポンプ5へ伝達する。これにより初めて大油圧ポンプ5
は駆動され、大油圧装置8及び/又は9へ圧油を供給し
、使用可能にする。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図においてトラクタの油圧回路を示しており、エン
ジン1の動力が伝達される回転軸2に小油圧ポンプ3が
設けられ、また、回転軸3から油圧クラッチ4を介して
エンジン動力が断接自在に伝達される大油圧ポンプ5が
設けられている。両油圧ポンプ3.5はエンジン1に対
して直列的に連動連結しても良く、トラクタのミッショ
ンケースで形成される油タンク6から油を吸引可能とな
っている。
7は油圧取出部8は作業機昇降用油圧装置、9はフロン
トローダの油圧装置を夫々示しており、大油圧ポンプ5
の送給油は油圧取出部7を経て油圧装置8,9へ供給さ
れる。前記油圧装置8.9は大容量のものであり、同時
に使用されることはほとんどないので直列に接続されて
いる。しかし、両人油圧装置8.9を並列に接続しても
良い。
前記油圧装置8は作業機を連結した3点リンク機構等の
リンク機具を昇降させる油圧シリンダ11と、この油圧
シリンダ11をポジション制御するポジションコントロ
ール弁12と、ドラフト制御するドラフトコントロール
弁(図示せず)とを有しており、作業機の左右水平制御
する油圧シリンダが設けられることもある。油圧シリン
ダ11には落下調整弁14及び安全弁15等が接続され
ている。
また、前記油圧装置9はローダブームを昇降するブーム
シリンダ26と、ブーム先端のパケットを回動するバケ
ットシリンダ27とを有し、各シリンダ26.27をコ
ントロール弁28.29で操作可能にしている。
30は小油圧ポンプ3の吐出口に接続されたパワーステ
アリングであり、ステアリングシリンダ31に至る作動
油路18にコントロール弁33が設けられ、ハンドル3
4の回動によってコントロール弁33が操作される。こ
のコントロール弁33からの戻り油路35は切換弁19
を介して油圧クラッチ4に接続されている。
切換弁19は手動式を示したが電磁式でも良く、人為的
操作によってONにすると、戻り油路35の圧油を油圧
クラッチ4へ供給し、油圧クラッチ4を接状態にしてエ
ンジン動力を大油圧ポンプ5に伝達可能にする。
20は戻り油路35用のリリーフ弁で、切換弁19がO
FFのときは、ステアリングシリンダ31がらの戻り油
は油タンク6に戻される。
第2図は本発明の第2実施例を示しており、前後進切換
装置37を備えたトラクタ用である。大油圧装置8及び
パワーステアリング30は第1実施例と路間−であるの
でボックスで示している。
前後進切換装置37はエンジン後方のメインクラッチと
主変速装置との間に設けられ、推進軸に前進用ギヤと後
進用ギヤとを油圧クラッチ38.39を介して択一的に
固定することにより、走行系動力を前進と後進に切換え
るものであり、前記油圧クラッチ38.39はコントロ
ール弁40によって操作される。
小油圧ポンプ3の圧油は作動油路18を介してパワース
テアリング30へ送給されると同時に前後進切換装置3
7へも送給されており、この作動油路18から油路41
を分岐して、油圧クラッチ4を作動させる圧油を取出し
ており、前記油路41に切換弁19が設けられている。
尚、本発明は前記実施例に限定されることなく、種々変
形することができる。例えば、大油圧ポンプ5の潤滑を
小油圧ポンプ3から吐出される作動油で行なったり、大
油圧ポンプ5の油フィルタ47が目詰まりを生じたとき
に、油圧クラッチ4を切るようにしたり、大油圧装置8
,9のコントロール弁12,28.29に、各スプール
がシリンダへ圧油を供給する方向に移動されるのを検出
するセンサを設け、且つ切換弁19を電磁式にしておき
、前記センサが作動したときだけ電磁切換弁19をON
にするように構成し、大油圧装置8,9の油圧需要時に
大油圧ポンプ5が自動的に駆動されるようにしたりする
ことができる。また、大油圧装置8,9及び小油圧装置
としてのパワーステアリング30及び前後進切換装置3
7は夫々どちらか一方ずつでも良い。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、エンジン1と大油圧ポン
プ5との間に油圧クラッチ4を設け、この油圧クラッチ
4と小油圧ポンプ3とを切換弁19を介して接続し、大
油圧装置の使用時に切換弁19を介して油圧クラッチ4
を接状態に切換可能にしているので、大小2種の油圧ポ
ンプ3.5があっても、エンジン始動時は小油圧ポンプ
3だけ駆動され、負荷が小さ(、始動が容易になり、寒
冷時の暖機運転も効率的に行なうことができ、また、大
油圧装置を作動させる圧油必要時のみ大油圧ポンプ5を
作動させることができ、エンジンの動力損失が少なくな
って燃費効率が良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す油圧回路図、第2図
は第2実施例を示す油圧回路説明図である。 ■−・エンジン、3−小油圧ポンプ、4−・油圧クラッ
チ、5・・・−大油圧ポンプ、8,9−・・大油圧装置
、18・−作動油路、19・−切換弁、3F−パワース
テアリング、37−前後進切換装置。 第2図 第1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大小油圧装置に作動油を供給する大小油圧ポンプ
    5、3を、エンジン1で駆動自在にしたトラクタにおい
    て、前記エンジン1と大油圧ポンプ5との間に油圧クラ
    ッチ4を設け、この油圧クラッチ4と小油圧ポンプ3と
    を切換弁19を介して接続し、大油圧装置の使用時に切
    換弁19を介して油圧クラッチ4を接状態に切換可能に
    したことを特徴とするトラクタの油圧システム。
JP63157863A 1988-06-24 1988-06-24 トラクタの油圧システム Pending JPH026273A (ja)

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JP63157863A JPH026273A (ja) 1988-06-24 1988-06-24 トラクタの油圧システム

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JPH026273A true JPH026273A (ja) 1990-01-10

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ID=15659036

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