JPH0262616B2 - - Google Patents

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JPH0262616B2
JPH0262616B2 JP4648685A JP4648685A JPH0262616B2 JP H0262616 B2 JPH0262616 B2 JP H0262616B2 JP 4648685 A JP4648685 A JP 4648685A JP 4648685 A JP4648685 A JP 4648685A JP H0262616 B2 JPH0262616 B2 JP H0262616B2
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JP
Japan
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reed
air
weft
sub
nozzle
Prior art date
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Expired
Application number
JP4648685A
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English (en)
Other versions
JPS61207641A (ja
Inventor
Hiroyuki Kanayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK filed Critical Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Priority to JP4648685A priority Critical patent/JPS61207641A/ja
Publication of JPS61207641A publication Critical patent/JPS61207641A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエアジエツトルームの緯入れ装置に関
し、特に緯糸案内通路を持つた変形筬方式の緯入
れ装置の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来、エアジエツトルームの緯入れ装置には、
第6図に示すように、主ノズル(図示せず)から
噴射される空気流によつて緯糸を経糸開口に挿入
する際に緯糸の飛走を円滑に行わせるため、良く
知られているように、筬1の各筬羽2自体に凹部
3を形成し該凹部3によつて緯糸案内通路4を画
成すると共に、緯入れ方向の適所に複数のサブノ
ズル5を配設した変形筬方式のものがある。この
緯入れ装置は空気消費量の多い方式であるため、
第7A図に示すように、サブノズル5をその先
端、即ち空気噴射口6が可及的に緯糸案内通路4
の近傍に位置するように配設するのが空気噴射効
率の観点から理想的である。しかし、後述する理
由のため、このような配設状態を実現することは
困難であり、実際には、第7B図に示すように緯
糸案内通路4に関して斜め下方の配設状態となつ
ているので、必ずしも良い空気噴射状態が確保さ
れているとは言えない。
即ち、第8図から諒解されるように、筬1もサ
ブノズル5も図示しないスレイに装着されている
が、該スレイは筬打ちのため、周知のように揺動
運動を行う。そして、筬打ちは各筬羽2に設けた
凹部3の最も奥の壁面3aで行なわれるため、凹
部3は織前、即ち筬打ち点側が開放部3gとなつ
ており、開放部3gの前方にサブノズル5が位置
している。従つて、スレイの揺動に伴つて、筬1
及びサブノズル5が実線で示されている緯入れ位
置から鎖線で示されている筬打ち位置に移動する
と、サブノズル5はテンプル7、クロスプレート
8、テンプルカバー9、筬打ち点に近い織布10
等に接近することになるので、サブノズル5は上
述した機能部品7〜9や織布10に干渉しないよ
うに設置位置に制約を受ける。そのため、サブノ
ズル5を第7B図に示すように緯糸案内通路4に
関して下げ、離れた位置に設置しなければならな
い。これが、サブノズル5を第7A図に示す状態
に配設できない理由である。
また、上述した記載から明らかなように、この
緯入れ装置であると、サブノズル5は、緯糸案内
通路4における緯糸搬送のため、緯入れのたびに
下経糸群をかき分けて経糸開口内に入らなければ
ならないので、下経糸群の経糸に、サブノズル5
によるノズルマークや、サブノズル5からの空気
噴射による下経糸群の乱れであるエアマークや、
経糸毛羽立ちといつた布欠点が発生することが避
れられない。
[発明が解決しようとする問題点] 従つて、従来の変形筬方式の緯入れ装置では、
低い空気噴射効率及び布欠点の発生といつた問題
点があつた。本発明はかかる問題点を速やかに解
決するエアジエツトルームの緯入れ装置を提供す
ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] この目的から本発明は、筬を形成する多数の筬
羽の各々に凹部を形成し、直線状に整列する該凹
部によつて緯糸案内通路を画成したエアジエツト
ルームの緯入れ装置において、前記筬羽のうち、
緯入れ方向に隔離した所定の複数の筬羽には、空
気供給源に連絡する空気流路が内部に形成されて
おり、該空気流路が筬羽の凹部に開口しているこ
とを特徴とするものである。
[作 用] このように、本発明によれば、所定の筬羽自体
がサブノズル化しており、筬羽の機能だけでなく
サブノズルの機能をも有するので、緯入れのたび
に下経糸群をかき分けて経糸開口内に入る必要が
なく、また、凹部に連通する空気流路の開口部位
置は、テンプル等の機能部品に設計上の配慮をす
ることなく自在に選択することができる。しか
も、筬羽のサブノズル化によつて、筬羽の形状設
計に余裕が生じる。
[実施例] 次に、本発明の好適な実施例について添付図面
を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は
同一又は対応部分を示すものとする。
本発明の実施例を示す第1図において、筬1
は、緯入れ方向に延びるアツパーバー1aとアン
ダーバー1bとの間に並設された多数の筬羽を有
する。符号2で示された筬羽は従来と同様のもの
でよく、符号20で示された筬羽は本発明に従つ
て構成されたもので、該筬羽20は、筬羽2の間
に緯入れ方向に所定の間隔(必ずしも等ピツチで
ある必要はない)をおいて配置されている。
後述するように、これ等の筬羽20に図示しな
い空気供給源からの加圧空気を供給するため、ア
ンダーバー1bの内部には、互いに隔離した空気
供給通路11(11a,11b……)が設けられ
ている。該空気供給通路11は一方では筬羽20
に流体連通しており、他方では空気管12を介し
て図示しない空気供給源に流体連通している。図
示のように、各空気供給通路11a,11b……
が複数(実施例では3個であるが2個或は4個以
上でもよい)の筬羽20に流体連通し、接続した
複数群の筬羽20から空気をリレー噴射するのが
好適である。しかし、個々の筬羽20から別々の
タイミングで空気を噴射しても、全筬羽20から
同時に噴射しても、或はそれ等を組み合わせた方
法で噴射しても勿論よい。
第2図は筬羽20の拡大側面図、第2A図は第
2図の2A−2A線における断面図であり、これ
等の図から、各筬羽20の凹部3より下方の内部
には空気流路13が形成されていることが分か
る。空気流路13は、前述したようにその下方の
入口側でアンダーバー1bの空気供給通路11に
連通し、上方の出口側で開口部3bを介して凹部
3に連通している。開口部3bは、この実施例で
は、筬羽20をその正面から見て凹部3の右側下
方縁部、即ち符号14で示す緯入れ方向の下流側
下方縁部に形成されており、図示しない空気供給
源から空気管12、空気供給通路11、空気流路
13を介して供給される加圧空気を矢印15で示
す好適な方向に空気噴流として噴射できるような
形状を有するものである。
第3図及び第4図は、本発明によるそれぞれ別
の筬羽20を第2図の2A−2A線に相当する部
分で切断した状態を示しており、第3図の筬羽2
0においては、内部のほぼ全体が中空に形成され
ていて、凹部3の右側上方縁部にも、開口部3b
と同様の開口部3cが設けられている。尚、開口
部3b及び3cへの空気供給は、アツパーバー1
aにも空気供給通路を設け、全てアツパーバー1
a或はアンダーバー1bから行つても、双方のバ
ーを使用して行つてもよい。
第4図の筬羽20においては、空気噴射を制御
し易いように、別部材の2本の小径パイプ3dを
埋設している。かかる筬羽20の製造は、例え
ば、筬羽を適当な樹脂材料で小径パイプ3dと共
に成形し、しかる後経糸に対する耐磨耗性を持た
せるため、成形品の側面を例えばセラミツクのよ
うな耐磨耗性材料3gでコーテイングしたり、或
はクロムメツキなどにより耐磨耗処理して行う。
パイプ3dは1本であつても3本以上であつても
よい。
第5図は更に別の筬羽20の側面図を示してい
る。筬羽20は、その凹部3内に従来のようにサ
ブノズルからの補助噴流を受ける必要がないた
め、凹部3の上下から延長部3e,3fを延ばし
て、凹部3の形状、特にその開放部3gの鉛直方
向寸法を筬打ち及び糸抜けのために必要な最小限
にしている。これにより、空気噴射効率の増大を
期待することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明による緯入れ装置におい
ては、多数の筬羽のうち所定のものがサブノズル
化されているので、緯糸案内通路の直傍での空気
噴射が可能となり、変形筬方式の緯入れ装置に望
まれていた空気噴射効率の増大を実現することが
できるだけでなく、経糸毛羽立ち、ノズルマー
ク、エアマークといつたサブノズルの存在に由来
する様々な布欠点を一挙に皆無にすることがで
き、しかも、サブノズルの調整等がなくなり、変
形筬方式の緯入れ装置の操作性を一段と飛躍させ
ることができる。
更に、サブノズルからの補助流体の供給が不必
要であるため、好適な実施例のように、筬羽凹部
の開放部を可及的に狭く形成することが可能であ
り、更に空気噴射効率の優れた緯入れ装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による変形筬方式の緯入れ装置
を示す部分斜視図、第2図は第1図の緯入れ装置
で使用している筬羽の部分側面図、第2A図は第
2図の2A−2A線における断面図、第3図は及
び第4図は本発明によるそれぞれ別の筬羽の例を
第2図の2A−2A線に相当する部分で切断した
状態を示す断面図、第5図は本発明による筬羽の
更に別の例を示す部分側面図、第6図は従来の変
形筬方式緯入れ装置の部分斜視図、第7A図は従
来の緯入れ装置におけるサブノズルの理想的な設
置状態を仮定して示す部分側面図、第7B図は従
来の緯入れ装置におけるサブノズルの実際の設置
状態を示す部分側面図、第8図は従来の変形筬方
式の緯入れ装置の作動について説明するための概
略側面図である。 1…筬、2…筬羽、3…凹部、3b…開口部、
3c…開口部、4…緯糸案内通路、13…空気流
路、20…筬羽。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筬を形成する多数の筬羽の各々に凹部を形成
    し、直線状に整列する該凹部によつて緯糸案内通
    路を画成したエアジエツトルームの緯入れ装置に
    おいて、前記筬羽のうち、緯入れ方向に隔離した
    所定の複数の筬羽には、空気供給源に連絡する空
    気流路が内部に形成されており、該空気流路が筬
    羽の凹部に開口していることを特徴とするエアジ
    エツトルームの緯入れ装置。
JP4648685A 1985-03-11 1985-03-11 エアジエツトル−ムの緯入れ装置 Granted JPS61207641A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4648685A JPS61207641A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 エアジエツトル−ムの緯入れ装置

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JP4648685A JPS61207641A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 エアジエツトル−ムの緯入れ装置

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JPS61207641A JPS61207641A (ja) 1986-09-16
JPH0262616B2 true JPH0262616B2 (ja) 1990-12-26

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JP4648685A Granted JPS61207641A (ja) 1985-03-11 1985-03-11 エアジエツトル−ムの緯入れ装置

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