JPH0262516A - 配向膜の作成方法 - Google Patents

配向膜の作成方法

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Publication number
JPH0262516A
JPH0262516A JP21443188A JP21443188A JPH0262516A JP H0262516 A JPH0262516 A JP H0262516A JP 21443188 A JP21443188 A JP 21443188A JP 21443188 A JP21443188 A JP 21443188A JP H0262516 A JPH0262516 A JP H0262516A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
coating
precursor
substrate
polyphenylene vinylene
Prior art date
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Pending
Application number
JP21443188A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Kanbe
貞男 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH0262516A publication Critical patent/JPH0262516A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 、本発明は液晶表示体用液晶セルの配向膜の作成方法に
関する。 〔発明の概要〕 近年、液晶表示体の技術の発展は著しく、液晶テレビ等
への応用が可能となった。この液晶表示体は第1図に示
すごとく二枚の透明な電極12が形成された基板11と
液晶14と配向膜13より成っている。 液晶テレビに使われるアクティーブマトリクス駆動の場
合、画素が独立に駆動されるため、配向技術に関しては
従来の技術で問題にならなかった。しかし、この場合、
歩とどまつが悪く高価に成る欠点がある6 一方、単純マトリクス駆動方式によれば、安価になる可
能性があるためアクティープ方式の代替が考えられてい
る。 これら新方式は、SBE方式、NTN方式等とよばれて
いる。この技術の重要な点は、従来の液晶表示体の液晶
分子が90度ツイストしていたのに対して、180度以
上ツイストしていることである。 [将来の技術] 従来の配向膜の作成方法は単にPVA樹脂やポリイミド
樹脂を塗布してからラビングする方法であった。 [発明が解決しようとする課題] しかし、従来の配向膜の作成方法においては液晶表示体
の表示品位が悪いという問題点があった。そこで本発明
では、新規配向膜の作成方法を提供することによって液
晶表示体の表示品位を上げ、さらに表示体の生産性を上
げ、安価な表示体を提供することを目的とするものであ
る。 〔課題を解決するための手段1 本発明の配向膜の作成方法は次の工程よりなる。市販の
硫化ジアルキルとα、α′−ジクロローP−キシレン(
α、α′−ジブロモーP−キシレン)より、まずP−キ
シレン−ビス(ジメチルスル)オニウムクロライド)[
P−キシレン−ビス(ジメチルスル くる。得られたモノマーの水溶液をアルカリ水溶液と混
合、反応させ、高分子電解質を得る.(但し、Rはアル
コキシキ基、ジアルキルサルフィドはハロゲン原子を意
味する.) この電解質溶液から透析膜により低分子化合物やイオン
性化合物等を除去する,残った溶液を濃縮し、ポリフェ
ニレンビニレン前駆体を得る.この前駆体とシラン系化
合物を極性溶媒にとかす。 得られた溶液を液晶表示体用透明電極付き基板に塗布し
た後、乾燥、焼成する.しかる後、ラビング処理をほど
こす.このようにして得られた基板を用い、液晶表示体
を組み立てれば、目的とする高品位の表示体を得ること
が出来る。 シラン系統の化合物としては、n−テトラデシルトリメ
トキシシラン、n−ペンタデシルトリメトキシシラン、
n−ヘプタデシルトリメトキシシラン、n−ヘプタデシ
ルトリメトキシシラン、n−オクタデジルトリメトキシ
シラン、n−ノナデシルトリメトキシシラン、セチルト
リメトキシシラン、n−テトラデシルトリエトキシシラ
ン、n−ペンタデシルトリメトキシシラン、n−ヘプタ
デシルトリエトキシシラン、n−ヘプタデシルトリエト
キシシラン、n−オクタデジルトリエトキシシラン、n
−ノナデシルトリエトキシシラン、セチルトリエトキシ
シラン、アラキルトリエトキシシラン等、考えられる。 乾燥、焼成条件は原料の種類、液晶と基板との角度等に
より適宜選択される。 塗布方法としては、スピンコード法、デイピング法,キ
ャスティング法、へヶ塗布等いずれも使用出来るが、ス
ピンコード法が優れている。 [作 用] 本発明の配向膜の作成方法によれば、配向膜はポリフェ
ニレンビニレン樹脂中にシラン系化合物が分散した膜よ
りなる.このため液晶分子はポリフェニレンビニレン樹
脂より基板に対して水平方向の力を受け、シラン系統の
化合物から垂直方向の力を受ける.その結果液晶分子は
基板に対しである角度を持つことになる.そのため従来
の配向方法では、180度以上分子を捻った場合、無理
がかかり配向が乱れ、表示品位が落ちていたのに対して
、歪エネルギーが放散され、液晶分子が安定的に配向し
、表示品位がおちることはない.配向膜の安定性に関し
ても,耐熱性に優れ、安定なポリフェニレンビニレン樹
脂が基本と成るため問題はない。 また、本発明の方法によれば、ポリフェニリンビニレン
樹脂の溶媒に期用な前駆体を経るため、均一な溶液を用
いることが出来、さらに均一に塗布することが出来、非
常に優れた配向膜ができる.ポリフェニレンビニレン樹
脂自身はほとんどの溶媒に溶けず非常に安定なるため、
膜自身も非常に安定となる。 以下、実施例により本発明の詳細を示す。
【実 施 例1 実施例1 α′ージブロムーPーキシレン2.6グラムをジメチル
フォルムアミド20ミリリツトルに溶解し、続いて硫化
ジメチル2,48グラムを加え、−昼夜放置し、結晶を
析出させ、濾過、裂取した、得られたP−キシレン−ビ
ス(ジメチルスルフオニウムブロマイド)038グラム
を3ミリリツトルの純水に溶かした水溶液に、0.04
グラムの水酸化ナトリウムを溶かした3ミリリツトルの
水溶液を加え、チッソガスを流しながら、4−5度Cで
撹拌、混合を、1時間おこなった。 しかる後、得られた水溶液を透析チューブ(ユニオンカ
ーバイド社製)にいれ、純水中に三日間浸漬し、低分子
化合物やイオン性低分子化合物を除去した。このように
して得られた高分子水溶液を真空下に放置し、水を蒸発
させ、ポリフェニレンビニレンの前駆体をえた。この前
駆体0.13グラムとn−オクタデジルトリメトキシシ
ラン0.05グラムをエタノール4ミリリツトルに溶解
した。この溶液をスピンコード法により回転数1500
rpmで基板に塗布した。 この基板を100度Cで2時間乾燥した後、200度C
で1.5時間焼成した。 焼成後、この基板を送り速度0.6メ一トル/分で、回
転数400rpmで回転している1表面にナイロン繊維
が植毛されている直径80ミリメートルの回転体の下を
移送し、ラビング処理を施した。このようにして得た基
板をラビング方向が220度になるように液晶セルを組
立、液晶を充填し、液晶表示体を組み立てたところ、非
常に表示品位の良い液晶表示体が得られた。 実施例2 実施例1のn−オクタデジルトリメトキシシランの代わ
りに、n−テトラデシルトリメトキシシランを使用した
以外は実施例1と同様にして配向膜を作り、液晶表示体
を組み立てたところ表示品位の良い表示体が得られた。 実施例3 実施例1のn−オクタデジルトリメトキシシランの代わ
りに、アラキルトリメトキシシランを使用した以外は実
施例1と同様にして配向膜を作り、液晶表示体を組み立
てたところ表示品位の良い表示体が得られた。 実施例4 実施例】のn−オクタデジルトリメトキシシランのかわ
りにn−オクタデジルトリエトキシシランを使用した以
外は実施例1と同様にして配向膜を作り、液晶表示体を
組み立てたところ表示品位の良い表示体が得られた。 以上実施例を述べたが、本発明は以上の実施例に限定さ
れるものではなく、広く他の原料、溶媒、塗布条件、乾
燥、焼成条件においても適用出来るものである。 [発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、表示容量の大きい液
晶表示体用液晶パネルを量産性良く、安価に提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、液晶表示体の概念図である。 ・基板 ・電極 ・配向膜 ・液晶

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリフェニレンビニレンの前駆体 ▲数式、化学式、表等があります▼ とシラン化合物を溶解した溶液を透明電極付き基板に塗
    布した後、乾燥、焼成し、ラビング処理をすることを特
    徴とする配向膜の作成方法。 但し、Rはアルコキシ基またはジアルキルサルフィド基
    [▲数式、化学式、表等があります▼R′、R″はアル
    キル基を意味する。]を意味し、Xはハロゲン原子を意
    味する。
JP21443188A 1988-08-29 1988-08-29 配向膜の作成方法 Pending JPH0262516A (ja)

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