JPH04100020A - 液晶表示用セル - Google Patents
液晶表示用セルInfo
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- JPH04100020A JPH04100020A JP21843090A JP21843090A JPH04100020A JP H04100020 A JPH04100020 A JP H04100020A JP 21843090 A JP21843090 A JP 21843090A JP 21843090 A JP21843090 A JP 21843090A JP H04100020 A JPH04100020 A JP H04100020A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は液晶表示用セルに関する。
［従来の技術］
最近、液晶の光学的異方性を利用した表示装置の応用が
各方面で進められており、特にテレビへの応用は目をみ
はるものがある。
各方面で進められており、特にテレビへの応用は目をみ
はるものがある。
しかし、液晶表示体の特徴として視角依存性が強いため
、表示体として満足できるものではない。
、表示体として満足できるものではない。
現在この改良が色々行なわれており、ＤＡＰ効果を利用
する方法、二色性色素を利用する方法、及び９０度以上
の螺旋構造をとらせる方法等がしられている。
する方法、二色性色素を利用する方法、及び９０度以上
の螺旋構造をとらせる方法等がしられている。
これらの方法に共通する重要技術は液晶分子の初期配向
技術である。中でも前二者は初期配向において液晶分子
をセル基板に対しておおむね垂直に配向させる必要があ
る。
技術である。中でも前二者は初期配向において液晶分子
をセル基板に対しておおむね垂直に配向させる必要があ
る。
従来の垂直配向技術はシラン系カップリング剤、゛パー
フルオロノナン酸クロム錯体等を塗布する方法であった
。
フルオロノナン酸クロム錯体等を塗布する方法であった
。
［発明が解決しようとするＩａｆ］
しかしながら、クロム錯体を用いる場合、毒性に問題が
あった。
あった。
また、これらの配向剤を用いる場合、膜自体を厚くでき
ないため、基板からの影響（例えば、ナトリウムイオン
溶出による液晶の劣化）をふせぐことができない。
ないため、基板からの影響（例えば、ナトリウムイオン
溶出による液晶の劣化）をふせぐことができない。
この欠点を防ぐため基板面にＳｉＯ２等をコートする必
要があり、量産性に劣る欠点がある。
要があり、量産性に劣る欠点がある。
また、一般にこれらの配向剤は熱に弱いためセル作製時
、耐熱性無機シールや硬化温度の高い有機シールを使用
できない欠点がある。
、耐熱性無機シールや硬化温度の高い有機シールを使用
できない欠点がある。
そこで本発明は前述のような欠点を解決しようとするも
ので、その目的は、透明電極付き基板とスペーサよりな
る液晶表示用セルにおいて、毒性がなく耐熱性のある配
向剤を用い、従来の配向基板より量産性が良く、コスト
の安い垂直配向材料をもちいた液晶表示用セルを提供す
ることにある。
ので、その目的は、透明電極付き基板とスペーサよりな
る液晶表示用セルにおいて、毒性がなく耐熱性のある配
向剤を用い、従来の配向基板より量産性が良く、コスト
の安い垂直配向材料をもちいた液晶表示用セルを提供す
ることにある。
液晶が基板に対して垂直に配向し、ＳｉＯ２の膜をコー
トしなくても液晶の劣化がない本発明の液晶表示用セル
は、スペーサとスペーサを挟持した２枚の透明電極付き
基板よりなる液晶表示用セルにおいて、つぎの構造式を
有すポリアミド酸を含有する溶液を塗布した後、乾燥、
焼成した透明電極付き基板をもちいることを特徴とする
。
トしなくても液晶の劣化がない本発明の液晶表示用セル
は、スペーサとスペーサを挟持した２枚の透明電極付き
基板よりなる液晶表示用セルにおいて、つぎの構造式を
有すポリアミド酸を含有する溶液を塗布した後、乾燥、
焼成した透明電極付き基板をもちいることを特徴とする
。
（但し、ｎは正の整数を、Ｒは炭素数８から２０の直鎖
アルキル基を示す） ［作用］ 本発明の透明電極付き基板としては蒸着などの手段によ
り一方の面の一部または全面にもうけた酸化スズもしく
は酸化インジウムなどの薄膜を透明電極として有するガ
ラス板あるいはプラスチック板などを用いて、このよう
な透明電極付き基板にポリアミド酸を塗布、乾燥、焼成
することによりポリイミド膜を作製する。このためポリ
イミド樹脂の特徴である耐熱性に優れた配向膜となる。
アルキル基を示す） ［作用］ 本発明の透明電極付き基板としては蒸着などの手段によ
り一方の面の一部または全面にもうけた酸化スズもしく
は酸化インジウムなどの薄膜を透明電極として有するガ
ラス板あるいはプラスチック板などを用いて、このよう
な透明電極付き基板にポリアミド酸を塗布、乾燥、焼成
することによりポリイミド膜を作製する。このためポリ
イミド樹脂の特徴である耐熱性に優れた配向膜となる。
液晶をセルに充填することにより膜中の高分子側鎖の直
鎖アルキル基が基板からはなれほぼ垂直となる。この基
に規制され液晶分子はこの基と同方向に向こうとする。
鎖アルキル基が基板からはなれほぼ垂直となる。この基
に規制され液晶分子はこの基と同方向に向こうとする。
この結果液晶分子は基板に垂直に配向することになる。
この方法によれば膜厚を自由にコントロールできるため
膜を厚目にすることによりナトリウム等の溶出による液
晶の劣化を防ぐことができる。
膜を厚目にすることによりナトリウム等の溶出による液
晶の劣化を防ぐことができる。
以下、実施例により本発明の詳細を示す。
［実施例１］
第一図は本発明の実施例における基本構成をしめす液晶
表示用セルの断面図である。
表示用セルの断面図である。
ＩＴＯ透明透明付極付ラス基板上にポリイミド系高分子
膜をつぎの方法により作成した。
膜をつぎの方法により作成した。
まずつぎの構造式を有すポリアミド酸のジメチルホルム
アミド溶液（１０重量パーセント）を基板上に薄く塗布
した後、回転数２００Ｏｒｐｍで余分の塗布液をとばし
薄膜化した。
アミド溶液（１０重量パーセント）を基板上に薄く塗布
した後、回転数２００Ｏｒｐｍで余分の塗布液をとばし
薄膜化した。
（但し、ｎは製の正数を示す。以下のｎも同じ意味であ
る） 得られた塗布基板を２５０°Ｃ１１時間、焼成し、ポリ
イミド系高分子膜とした。
る） 得られた塗布基板を２５０°Ｃ１１時間、焼成し、ポリ
イミド系高分子膜とした。
このような基板を２枚つくり、６μｍポリエステルスペ
ーサを介して組立、ポリエステル膜を熱により半溶融の
状態にして接着した後、冷却し固定化した。
ーサを介して組立、ポリエステル膜を熱により半溶融の
状態にして接着した後、冷却し固定化した。
このようにして得られたセルに誘電異方性が負の液晶で
あるＥＮ−３５（チッソ株式会社製）を充填して、試験
をおこなった。
あるＥＮ−３５（チッソ株式会社製）を充填して、試験
をおこなった。
試験の結果、初期配向は非常に良く、経時変化も認めら
れなかった。
れなかった。
また、６０°Ｃにおける１５ボルト、３０Ｈｚの通電エ
ージングにおいても、液晶表示用セルの劣化は認められ
なかった。
ージングにおいても、液晶表示用セルの劣化は認められ
なかった。
［実施例２］
実施例１と同様にして下記構造式のポリアミド酸を用い
試験したところ配向力は落ちるものの垂直配向し、ホメ
オトロピック配向したセルが得られた。
試験したところ配向力は落ちるものの垂直配向し、ホメ
オトロピック配向したセルが得られた。
［実施例３コ
実施例１と同様にして下記構造式のポリアミド酸を用い
試験したところ、膜表面が曇り状になった他なんら問題
はなかった。
試験したところ、膜表面が曇り状になった他なんら問題
はなかった。
［参考例１］
実施例１と同様にして下記構造式のポリアミド酸を用い
試験したところ一部に配向不良がみられた。
試験したところ一部に配向不良がみられた。
［参考例２コ
以上実施例を述べたが、本発明は以上の実施例のみなら
ず、広く液晶を垂直に配向させた製品などに応用が可能
である。
ず、広く液晶を垂直に配向させた製品などに応用が可能
である。
［発明の効果コ
以上述べたように本発明によれば、耐熱性に優れ、液晶
に悪影響をあたえることなく、垂直配向性の優れた液晶
表示用セルを安価に提供できる。
に悪影響をあたえることなく、垂直配向性の優れた液晶
表示用セルを安価に提供できる。
本発明は視舒角の広い液晶デイスプレィ、特に液晶テレ
ビ等への応用が考えられるものである。
ビ等への応用が考えられるものである。
第１図は、本発明の液晶表示用セルの断面図である。
１１、、、基板
１２、、、 電極
１３、、、配向膜
１４゜１．液晶
して使用できなかった。
Claims (1)
- （１）スペーサーと該スペーサーを挟持した２枚の透明
電極付き基板よりなる液晶表示用セルにおいて、下記構
造式を有するポリアミド酸を含有する溶液を塗布した後
、少なくとも乾燥、焼成した透明電極付き基板を用いる
ことを特徴とする液晶表示用セル。 ▲数式、化学式、表等があります▼ （但し、ｎは正の整数を、Ｒは炭素数８から２０の直鎖
アルキル基を示す）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21843090A JP2916801B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 液晶表示用セル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21843090A JP2916801B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 液晶表示用セル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100020A true JPH04100020A (ja) | 1992-04-02 |
| JP2916801B2 JP2916801B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=16719787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21843090A Expired - Lifetime JP2916801B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 液晶表示用セル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2916801B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5693379A (en) * | 1994-10-20 | 1997-12-02 | Chisso Corporation | Polyimide |
| US6350845B1 (en) | 1999-06-28 | 2002-02-26 | Kaneka Corporation | Polyimide compositions and novel acid dianhydrides to be used therein |
| DE102011084777A1 (de) | 2011-04-19 | 2012-10-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Fahrzeugstromversorgungssystem |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP21843090A patent/JP2916801B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5693379A (en) * | 1994-10-20 | 1997-12-02 | Chisso Corporation | Polyimide |
| US5830976A (en) * | 1994-10-20 | 1998-11-03 | Chisso Corporation | Polyimide |
| US6350845B1 (en) | 1999-06-28 | 2002-02-26 | Kaneka Corporation | Polyimide compositions and novel acid dianhydrides to be used therein |
| US6642393B2 (en) | 1999-06-28 | 2003-11-04 | Kaneka Corporation | Acid anhydrides |
| DE102011084777A1 (de) | 2011-04-19 | 2012-10-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Fahrzeugstromversorgungssystem |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2916801B2 (ja) | 1999-07-05 |
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