JPH0262314A - パレット搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、多品種少量生産用のバレント搬送装置に関す
る。

［従来の技術］ 従来のパレット搬送装置は、第８図に示すように、供給
用搬送路２０とワーク取り出し部２１と空パレツト搬送
路２２とにより一連のラインを形成していた。すなわち
、ワークを入れたパレット５を多数積み重ねたものを第
８図矢印のように供給用搬送路２０で搬送し、これを供
給用搬送路２０の端部のす７ト部２０ａにより一段ずづ
上げて上段のパレットのみをクランプしたりして位置決
めし、その後、ワーク取り出し９１Ｓ２１に運び、ワー
ク取り出し部２１でロボットによりパレット５からワー
クを取り出し、空になったパレットは位置決めされた状
態で空パレツト搬送路２２の端部のリフト部２２ａによ
り受けられてリフト部分２２ａを下降することで降ろさ
れ、同様にして順次す７ト部２２ａに多段に積まれ、す
７ト部２２ａに空のパレット５が一定の数が積まれたら
空パレツト搬送路２２により搬出するようにしていた。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、上記のような従来例にあって、品種切換に当
たっては、パレット搬送装置２３内のパレット５を排出
後、新たなパレット５を供給していた。このため品種切
換時のロスタイムがあり、少量多品種に対応することが
できなかった。

このため、従来にあって、ロスタイムを無くしＣ１−台
のロボット２４を使用して少量多品種に対応するには、
上記のようなパレット搬送装置２３を第９図に示すよう
に２台並べ、第一のパレット搬送装置２３を使用し、第
一のパレット搬送装置２３のワーク取り出し部２１らロ
ボット２４によりワークを取り出すようにしていた。そ
してこの時、第二のパレット搬送装置２３を停止してい
て、この間に停止しているパレット搬送Ｖ装置２３の供
給用搬送路２０に別の品種を入れたパレット５を積んで
待機させておき、品種切換をする場合には第一のパレッ
ト搬送長ｆａ２３を停止すると共に第二のパレット搬送
装置２３を運軒し、共通のロボット２４により第二のパ
レット搬送！に置２３のワーク取り出し部２１において
、パレット５からワークを取り出すようになっていたが
、この従来例にあっては、供給用搬送路２０とワーク取
り出し部２１と空パレツト搬送路２２とを備えたパレッ
ト搬送装置２３が２台必要であり、またスペースも広い
スペースが必要であった。

本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであ
って、その目的とするところは、少量多品種に対応でき
、しかも品種切換時のロスタイムがなく、しかも装置が
２台必要ではなく、スペースも狭（てすむパレット搬送
装置を提供するにある。

［課題を解決するための手段１ 本発明のパレット搬送装置は、第一搬送路１と第二搬送
路２と第三搬送路３とを並べ、第一搬送路１と第二搬送
路２と第三搬送路３との３つの搬送路の各端部が位置す
る部分にワーク取り出し部４を設け、第一搬送路１、第
二搬送路２、第三搬送路３のうち任意の二つの搬送路の
組み合わせによりそれぞれワークを入れたパレット５が
運ばれてワーク取り出し部４でワークが取り出された空
のパレット５を運び出す一連のラインを複数組形成する
と共に複数組のラインを切換自在として成ることを特徴
とするものであって、このような構成を採用することで
、上記した本発明の目的を達成したものである。

［作用］ しかして、第一搬送路１、第二搬送路２、第三搬送路３
のうち任意の二つの搬送路の組み合わせによりそれぞれ
ワークを入れたパレット５が運ばれてワーク取り出し部
４でワークが取り出された空のパレット５を運び出す一
連のラインを複数組形成するので、第一搬送路１、第二
搬送路２、第三搬送路３のうち二つの搬送路を組み合わ
せた一つのラインを駆動している間に残りの一つの搬送
路に別品種のワークを入れたパレットを来せて待機させ
ておき、品種切換をする場合には、待機していた搬送路
を駆動するとともにこの搬送路と他の２つのうちの一つ
の搬送路を駆動して、残りの一つの搬送路を停止するこ
とで簡単にラインの切換ができるようになったものであ
る。

［実施例１ 本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する。

第１図乃至第３図には本発明の一実施例が示しである。

この実施例においては、第一搬送路１、第二搬送路２、
第三搬送路３を３列平面状に並べて構成してあり、第一
搬送路１と第二搬送路２と第三搬送路３との３つの搬送
路の各端部が位置する部分には枠６が形成してあり、こ
の枠６の上にワーク取り出し郁４を設けである。そして
、このワーク取り出し部４部分がちょうどロボットの動
作範囲となっている。枠６内にはそれぞれ第一搬送路１
、第二搬送路２、第三搬送路３の端部は上下移動自在な
リフト部１ａ、２ａ、３ａとなっている。また第一搬送
路１、第二搬送路２、第三搬送路３はいずれも搬送方向
が正逆切換自在になっている。しかして、例えば、第一
搬送路１と第二搬送路２とを組み合わせてこれを駆動し
て一つのラインを形成し、第一搬送路１から複数のパレ
ット５を積んだ状態で搬送し、第一搬送路１の端部に到
達させて、ここで複数段のパレット５はリフト部１ａに
より支持されて間欠的に上昇させられる。そして、第−
搬送路１の端部の上に位置する枠６の上でクランパなど
でクランプしたりして位置決めし、この状態で枠６の第
二搬送路２の端部の上方位置まで搬送する。そして、こ
の部分がワーク取り出し部４となっているので、この部
分に運ばれたバレント５からロボットによりワークを取
り出すものである。そして、ワークが取り出されて空に
なったパレット５は位置決めされた状態でクランプ等を
解除され、ＩＪ７ト部２ａ１．：載置されてリフトが一
段下がることで下降するものである。同様にして第−搬
送路１の端部のす７ト部１ａが一段ずつ上昇し、次々と
パレット５をワーク取り出し部４に送り、ここでワーク
が取り出され、空になったバレントが第二搬送路２の端
部の９７ト部２ａが一段ずつ下がることでこのり７ト部
２ａ１．：積み重ねられて載置されていく。そして、第
二搬送路２の端部のリフト部２ａ上に一定量のバレント
が乗って第二搬送路２と同一レベルまでくると、多段に
積み重ねた空のパレット５を第二搬送路２により搬出す
るのである。一方、上記第一搬送路１と第二搬送路２と
により一つのラインが形成されている場合、第二搬送路
３は停止させておき、第三搬送路３の大すロ側において
品種の異なるワークを入れたパレット５を積んでおくも
のである。そして、品種切換をする場合には、第一搬送
路１を停止させるとともに第三搬送路３を駆動させるこ
とで、第二搬送路２と第三搬送路３とで前記とは別のラ
インを形成し、第三搬送路３により搬送されたパレット
５を第三搬送路３の端部において９７ト部３ａにより上
昇させ、第三搬送路３の端部の上方の枠６部分でクラン
プなどで位置決めし、これを第二搬送路２の端部の上方
の枠６部分に運プ、このワーク取り出し部４においてロ
ボットによりワークを取り出し、空になったパレット５
は前述と同様にして第二搬送路２の後端部に位置ｒるり
７ト部２ａにより受けて下降させ、このリフト部２ａに
一定量の空のパレットが積み重なるとす７）　ＢＩＳ　
２　ａから第二搬送路２に移して第二搬送路２により搬
出するものである。つまり、上記の使用態様は第−搬送
路１と第二搬送路２と第三搬送路３とを組み合わせて第
２図において実線で示す矢印口のラインと想像線で示す
矢印ハのラインとを形成した例を示しているが、別のラ
インを形成してもよいものである。第３図には別のライ
ンの組み合わせ例が示しであるが、この実施例では実線
で示す矢印二のラインと想像線で示す矢印ホのラインと
を切換るようにしてる。勿論、これ以外の組み合わせで
あってもよいものである。なお、枠６の上においてパレ
ット５を保持して位置決めする場合、例えばクランプ装
置により上り行うものであり、また枠６上をパレット５
を移動するには上記クランプ装置を移動させてパレット
５を移動するようにしたり、あるいは他の任意の移動手
段により移動するようにするものである。

第４図乃至第７図には本発明の他の実施例が示しである
。この実施例では、第一搬送路１と第二搬送路２とが横
に平イテして並べてあり、第三搬送路３が第二搬送路２
の上方に配置しであるものである。ここで、第一搬送路
１、第二搬送路２、第三搬送路３はいずれも搬送方向が
正逆切換自在となっている。また、この実施例では、第
二搬送路２の端部と第三搬送路３の端部とには共通のリ
フト部２ｂが設けである。また、第二搬送路２の上記す
７ト部２ｂを設けた方と反対側のｉ部は補助す７）（ｆ
ｓ２ｃとなっている。第三搬送路３の他端には積み重ね
たパレット５のうち最下段のパレットのみを抜いて第三
搬送路３に送り出す下段抜き出し装置１０が設けである
。しかして、第一搬送路１と第二搬送路２とをを組み合
わせてこれを駆動して一つのラインを形成し、第一搬送
路１がら複数のパレット５を積んだ状態で搬送し、第一
搬送路１の端部に到達させて、ここで複数段のバレント
５はり７ト部１ａにより支持されて間欠的に上昇させら
れる。そして、第一搬送路１の端部の上に位置する枠６
の上でクランパなどでクランプしたりして位置決めし、
この状態で枠６に設けた横送り装置１５によりパレット
５を横送りして枠６の第二搬送路２の端部の上方位置ま
で搬送する。

そして、この部分がワーク取り出し部４となっているの
で、この部分に運ばれたパレット５から口ポットにより
ワークを取り出すものである。そして、ワークが取り出
されて空になったパレット５は位置決めされた状態でク
ランプ等を解除され、９７ト部２ｂに載置されてリフト
が一段下がることで下降するものである。同様にして第
一搬送路１の端部のリフト部１ａが一段ずつ上昇し、次
々とパレット５をワーク取り出しく＋５４に送り、ここ
で、ワークが取り出され、空になったパレットが第二搬
送路２の端部の＋７７）１２ｂが一段ずつ下がることで
このリフト部２ｂに積み重ねられて載置されていく。そ
して、第二搬送路２の端部のり７）８１Ｓ２ｂ上に一定
量のパレットが乗って第二搬送路２と同一レベルまでく
ると、多段に積み重ねた空のパレット５を第二搬送路２
を経て補助り７）Ｂ２ｃから搬出するのである。このラ
インが第５図（ｂ）に示しているラインである。またこ
の時のパレット５の流れ動作が第５図（ａ）に示しであ
る。

また、第二搬送路２と第三搬送路３との組み合わせによ
りラインを形成した場合には、あらかじめ補助す７ト２
ｃを使って第三搬送路３の後端部にワークを入れたパレ
ット５を多段に積み重ねた状態で位置させておき（ここ
で補助り７ト２Ｃはパレット５を第三搬送路３側に移行
させた後は下降して元の状態にもどる）、下段抜き出し
装置１０により最下段のパレット５を抜き出して第三搬
送路３により搬送し、第三搬送路３の端部の枠６位置（
つまりワーク取り出し部４）においてクラン７装置など
で位置決めし、この部分がワーク取り出し部４であるた
めロボットによりワークを取り出し、空になったパレッ
ト５はクランプが解除されてリフト部２ｂにより受けら
れて下降し、同様にして次々にリフト部２ｂに多段に空
のパレット５が積み重ねられるものである。そして一定
量中のパレット５が積み重ねられると、＋７７）部２ｂ
から第二搬送路２、補助９７ト２ｃを経て搬出されるの
である。このラインが第６図（ｂ）に示しである。また
この時のパレット５の流れ動作が第６図（ａ）に示しで
ある。

また、上記第５図のラインから第６図のラインに切換る
場合には、第一搬送路１と第二搬送路２とにより一つの
ラインが形成されていてこれを稼動している際、第三搬
送路３は停止させておくが、補助リフト部２ｃに他品種
のワークを入れたパレット５を多段につみ、補助リフト
部２ｃを上昇させて、第三搬送路３の端部に多段に積ん
だパレット５を移して待機させてお（ものであり、また
、第三搬送路３ヘパレツト５を移行させた後は補助搬送
路２ｃは下降させておくものである。そして、品種切換
の場合には、第三搬送路３を駆動し、第一搬送路１を逆
方向に駆動し、第二搬送路２を停止することで、第三搬
送路３と第一搬送路１とでラインを形成するものであり
、第三搬送路３によりパレット５をワーク取り出し部４
に送り、ここでロボットによりワークを取り出し、横送
り装置１５により９７ト部１ａの下に移動し、空のパレ
ット５を載置して下降させ、リフト部１ａに一定量の空
のパレット５が積まれると第一搬送路１から搬出される
のである。上記したラインの切換が第７図（ｂ）に示し
である。また、第７図（ａ）にこの時のパレット５の流
れ動作が示しである。

この実施例でも、第一搬送路１、第二搬送路２、第三搬
送路３のうち任意の二つの搬送路の組み合わせてライン
を形成する場合、上記した組み合わせ以外の組み合わせ
でラインを形成して、これらのラインを切換ることがで
きるようにしてもよいものである。

なお、添付図面においてＡはロボットの動作範囲を示し
ている。

［発明の効果］ 本発明にあっては、叙述のように第一搬送路と第二搬送
路と第三搬送路とを並べ、第一搬送路と第二搬送路と第
三搬送路との３つの搬送路の各端部が位置する部分にワ
ーク取り出し部を設け、第−搬送路、第二搬送路、第三
搬送路のうち任意の二つの搬送路の組み合わせによりそ
れぞれワークを入れたパレットが運ばれてワーク取り出
し部でワークが取り出された空のパレットを運び出す一
連のラインを複数組形成すると共に複数組のラインを切
換自在としであるので、第一搬送路、第二搬送路、第三
搬送路のうち二つの搬送路を組み合わせた一つのライン
を駆動している開に残りの一つの搬送路に別品種のワー
クを入れたパレットを乗せて待機させておき、品種切換
をする場合には、待機していた搬送路を駆動するととも
にこの搬送路と他の２つのうちの一つの搬送路を駆動し
て、残りの一つの搬送路を停止することで簡単にライン
の切換ができるものであり、この結果、少量多品種に対
応でき、しかも品種切換時のロスタイムがなく、しかも
装置が２台必要ではなく、スペースも狭くてすむもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略斜視図、第２図は同上
のパレットの流れ動作図、第３図は同上のパレットの他
の流れ動作図、第４図は本発明の他の実施例の概略斜視
図、第５図４（ａ）（ｂ）は同上のパレットの流れ動作
を示す概略斜視図及び同上のライン図、第６図（ａ）（
ｂ）は同上のパレットの他の流れ動作を示す概略斜視図
及び同上のライン図、第７図（、）（ｂ）は同上のライ
ンの切換前のパレットの流れ動作を示す斜視図及びライ
ン図、第８図は従来例の概略斜視図、第９図は同上のパ
レット搬送装置を二台並べた状態の動作説明図であって
、１は第一搬送路、２は第二搬送路、３は第三搬送路、
４はワーク取り出し部、５はパレットである。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第２図 第３図 第５図 第６図 ’ｔ５） 第７図 （ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）第一搬送路と第二搬送路と第三搬送路とを並べ、
   第一搬送路と第二搬送路と第三搬送路との３つの搬送路
   の各端部が位置する部分にワーク取り出し部を設け、第
   一搬送路、第二搬送路、第三搬送路のうち任意の二つの
   搬送路の組み合わせによりそれぞれワークを入れたパレ
   ットが運ばれてワーク取り出し部でワークが取り出され
   た空のパレットを運び出す一連のラインを複数組形成す
   ると共に複数組のラインを切換自在として成ることを特
   徴とするパレット搬送装置。