JPS6268632A - プレスラインのスタツク供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はプレスラインに対するスタックの供給装置に関
するものでおる。

［従来の技術］ 従来、プレスラインへのスタックの供給は、第３図に示
すように、１個のスタック１が載置されたパレット２を
、プレスラインの側部に設けられたスタック搬入コンベ
ヤ３を介してプレスライン下部に搬入し、続いてリフタ
ー４により前記スタック１を徐々に上昇させつつ、１部
の分離マグネット５とプッシャー６及び吸着装置７を有
したデスタック装置８により金属板を１枚ずつ持上げて
プレスライン方向にストロークＡ移動することによりプ
レスライン上に乗せて下流のプレス装置等に供給するよ
うにしている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、上記従来装置においては、２積分のスタックを
プレスライン方向に載置したのでは金属板を一枚づつプ
レスへ搬送することが隣に載置したスタックにより妨げ
られるので、１台のパレット２上には１債分のスタック
１しか載置することができない。また、プレスラインの
生産能力が向上するとスタックのプレスラインへの搬入
回数が多くなり、よってスタックの搬送速度を速くする
と荷崩れの危険が増大すると共に、移動距離も長いため
にロスタイムも増加して生産性も低下する問題を有して
いた。

本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
スタック１積分のパレットの移動回数、移動距離を減少
させることにより、荷崩れの減少、ロスタイムの減少を
図ることを目的としている。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
すくなくともプレスライン方向に複数のスタックを並べ
て載置し１ｑるようにしたメインパレットをスタック搬
入コンベヤを介してプレスラインに側方から搬入可能に
構成し、且つプレスラインのデスタック装置の移動スト
ロークを前記メインパレット上のプレスライン方向のス
タックに合わせて設定変更可能に構成し、更に前記デス
タック装置の下方位置に、前記メインパレット上のプレ
スライン方向における複数のスタックを別個に昇降し得
るリフターを設けたことを特徴とするプレスラインのス
タック供給装置、に係るものでおる。

［作　　用］ 従って、本発明では、パレット上に複数のスタックを載
置してそれをプレスラインに搬入し、該プレスライン上
流においてパレットをスタック搬入方向に移動させるこ
と、及びデスタック装置の移動ストロークを変化させる
ことにより各スタックの供給を行うようにして、スタッ
クの１積当りのパレットの移動回数、移動距離を大幅に
減少させて荷崩れの危険の減少、ロスタイムの減少を図
ることができる。

［実　施　例］ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１．２図に示す如く、プレスライン９の方向Ｘ及びス
タック搬入方向Ｙに複数のスタック１を載置できるよう
にした大型のメインパレット１０を設けるようにしてい
る。

上記メインパレット１０における前記複数のスタック１
がｅ置される夫々の下部には、前記スタック搬入コンベ
ヤ３部に設けたりフタ−４，４′の押上げ部１１か貫通
する復放の即日１？か形成されている。

前記メインパレット１０は、スタック搬入コンベヤ３に
よりプレスライン９上部に搬入され、且つスタック搬入
方向Ｙの位置を調整できるようになっており、また前記
デスタック装置８もストロークＡをストロークＡ′のよ
うに変えて作動させることができるようにストロークの
設定位置を変更可能に構成されている。

又、前記デスタック装置８の下部には、プレスライン９
方向にメインパレット１０上に載置される複数のスタッ
ク１に対応して複数のりフタ−４，４’が一列に設けら
れている。又、前記スタック１は、リフター４，４′の
押上げ部１１の押上げによって傷つけられることがない
ように、保護部材としてのサブパレット１３上に支持さ
れている。１４はリフター４．４′の油圧回路を示す。

プレスライン方向Ｘ及びスタック搬入方向Ｙに複数のス
タック１を載置したメインパレット１０をスタック搬入
コンベヤ３により、側方からプレスライン下部に搬入し
、そのスタック１のうちの１つをデスタック装置８に対
して位置合わせした後、リフター４によりそのスタック
１を徐々に上昇させつつ、デスタック装置８により金属
板を１枚ずつ取り上げてストロークＡ移動させてプレス
ライン９上に供給し、下流のプレス装置によってプレス
作業を行う。

上記スタックの金属板がなくなると、油圧回路１４の切
替操作によりリフター４を下げると共に、リフター４′
を上昇させつつ、前記デスタック装置８をストロークＡ
′移動させるように設定することにより、次のスタック
の供給を連続して行い、上記−列（２個）のスタックの
供給が終了すると、メインパレット１０をスタック搬入
方向Ｙに移動させて別の列のスタックをデスタック装置
８に位置合わせすることにより、前記と同様にして金属
板の供給を行う。このようにして、４個のスタックの供
給が終了すると、空のメインパレット１０は反対側に搬
出され、同時に新たにスタックが載置されたメインパレ
ットが前記と同様に搬入される。

尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得ることは勿論である。

［発明の効果］ 上記したように、本発明のプレスラインのスタック供給
装置によれば、パレット上に複数のスタックを載置して
それをプレスラインに搬入し、該プレスライン下部にお
いてパレットをスタック搬入方向に移動させることによ
りスタックをデスタック装置に位置合わせして供給し、
続いてデスタック装置の移動ストロークを変えて供給す
るようにしているので、パレットの移動回数、移動距離
を大幅に減少させることができ、よって荷崩れの危険を
減少させることができ、且つロスタイムを減少させて生
産性の向上を図ることができ、又、小さなスタックの場
合も能率良く作業を行って多品種の生産も容易に可能と
なる等の優れた効果を秦し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は切断
正面図、第３図は従来装置の一例を示す切断正面図であ
る。 １はスタック、３はスタック搬入コンベヤ、４．４′は
りフタ−１８はデスタック装置、９はプレスライン、１
０はメインパレット、１１は押上げ部、１２は開口、１
３はサブパレットを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）すくなくともプレスライン方向に複数のスタックを
   並べて載置し得るようにしたメインパレットをスタック
   搬入コンベヤを介してプレスラインに側方から搬入可能
   に構成し、且つプレスラインのデスタック装置の移動ス
   トロークを前記メインパレット上のプレスライン方向の
   スタックに合わせて設定変更可能に構成し、更に前記デ
   スタック装置の下方位置に、前記メインパレット上のプ
   レスライン方向における複数のスタックを別個に昇降し
   得るリフターを設けたことを特徴とするプレスラインの
   スタック供給装置。