JPH08300074A - パネル分配装置 - Google Patents
パネル分配装置Info
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- JPH08300074A JPH08300074A JP10963395A JP10963395A JPH08300074A JP H08300074 A JPH08300074 A JP H08300074A JP 10963395 A JP10963395 A JP 10963395A JP 10963395 A JP10963395 A JP 10963395A JP H08300074 A JPH08300074 A JP H08300074A
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- JP
- Japan
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- panel
- conveyor
- positioning means
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- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設備の設置面積が小さくて済み、パネルの姿
勢が変わらないパネル分配装置を提供する。 【構成】 トランスファープレス２で左右２個の小パネ
ルＰ１，Ｐ２を生産する場合には、矢印，，，
のルートで８個のバスケット４３・・・に順次パイリング
する。 【効果】 大小パネルの流れ方向が不変であるから、パ
ネルが途中で回転したり捩れたりする心配がなく、次の
位置決め及び移載作業が容易となる。また、Ｔ字配置し
た従来装置と比較して、パネル分配装置の幅寸法が小さ
くできるので、設備レイアウトが容易となる。
勢が変わらないパネル分配装置を提供する。 【構成】 トランスファープレス２で左右２個の小パネ
ルＰ１，Ｐ２を生産する場合には、矢印，，，
のルートで８個のバスケット４３・・・に順次パイリング
する。 【効果】 大小パネルの流れ方向が不変であるから、パ
ネルが途中で回転したり捩れたりする心配がなく、次の
位置決め及び移載作業が容易となる。また、Ｔ字配置し
た従来装置と比較して、パネル分配装置の幅寸法が小さ
くできるので、設備レイアウトが容易となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトランスファープレスの
下流側に設置するパネル分配装置に関する。
下流側に設置するパネル分配装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数個の金型を備え、加工品を次々と移
して所定の成形をなすトランスファープレスは大量生産
に適しており、自動車産業等で採用されている。例え
ば、トランスファープレスで車体部品（パネル）をプレ
ス成形すると、生産効率が良いため、下流側でのパネル
のパイリングが問題になる。ロボット等の移載手段の処
理能力に限界があるためである。そこで、本出願人は先
に、特開平５−３１７９９８号公報「パネル自動積込み
装置」を提案した。
して所定の成形をなすトランスファープレスは大量生産
に適しており、自動車産業等で採用されている。例え
ば、トランスファープレスで車体部品（パネル）をプレ
ス成形すると、生産効率が良いため、下流側でのパネル
のパイリングが問題になる。ロボット等の移載手段の処
理能力に限界があるためである。そこで、本出願人は先
に、特開平５−３１７９９８号公報「パネル自動積込み
装置」を提案した。
【０００３】この発明は、上下振り分けコンベアと、左
右振り分けコンベアと、複数の積込みステーションと、
積込みロボットと、積載パネルの位置決め部とからな
る。順次搬送されるパネルを上下及び左右に振り分けて
処理するので処理量が増すというものである。
右振り分けコンベアと、複数の積込みステーションと、
積込みロボットと、積載パネルの位置決め部とからな
る。順次搬送されるパネルを上下及び左右に振り分けて
処理するので処理量が増すというものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の図２に示す
通りに、トランスファープレスマシン２に比べてスラッ
トコンベア４０，４０が図の左右に大きく張出すため、
設備の設置面積が大きくなる。また、図上から下へ流れ
てきたパネルを、９０゜向きを変え、その後に右左へ分
岐するためパネルの姿勢が変わりやすい。この傾向はパ
ネルを止めることなく連続的に方向変換させるときに著
しい。パネルの姿勢が狂うと次にロボットなどの移載手
段でパネルをバスケットへ移す時に問題となる。そこ
で、本発明の目的は、設備の設置面積が小さくて済み、
パネルの姿勢が変わらないパネル分配装置を提供するこ
とにある。
通りに、トランスファープレスマシン２に比べてスラッ
トコンベア４０，４０が図の左右に大きく張出すため、
設備の設置面積が大きくなる。また、図上から下へ流れ
てきたパネルを、９０゜向きを変え、その後に右左へ分
岐するためパネルの姿勢が変わりやすい。この傾向はパ
ネルを止めることなく連続的に方向変換させるときに著
しい。パネルの姿勢が狂うと次にロボットなどの移載手
段でパネルをバスケットへ移す時に問題となる。そこ
で、本発明の目的は、設備の設置面積が小さくて済み、
パネルの姿勢が変わらないパネル分配装置を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、トランスファープレスから搬出されたパネ
ルを上下に振り分ける第１のコンベアと、この第１のコ
ンベアの出口に上下に段積み配置された第２のコンベア
及び第３のコンベアとからなり、トランスファープレス
から搬出されたパネルを第２のコンベア又は第３のコン
ベアへ分配するパネル分配装置において、前記第２のコ
ンベアは、コンベア上の左右２個の小パネルを各々独立
して位置決めするとともにコンベア上の１個の大パネル
を位置決めするパネル位置決め手段を、コンベア端に備
え、前記第３のコンベアも、コンベア上の左右２個の小
パネルを各々独立して位置決めするとともにコンベア上
の１個の大パネルを位置決めするパネル位置決め手段
を、コンベア端に備え、前記パネル分配装置は、前記第
２・第３のコンベアのパネル位置決め手段を制御する制
御部を備えていることを特徴とする。
に本発明は、トランスファープレスから搬出されたパネ
ルを上下に振り分ける第１のコンベアと、この第１のコ
ンベアの出口に上下に段積み配置された第２のコンベア
及び第３のコンベアとからなり、トランスファープレス
から搬出されたパネルを第２のコンベア又は第３のコン
ベアへ分配するパネル分配装置において、前記第２のコ
ンベアは、コンベア上の左右２個の小パネルを各々独立
して位置決めするとともにコンベア上の１個の大パネル
を位置決めするパネル位置決め手段を、コンベア端に備
え、前記第３のコンベアも、コンベア上の左右２個の小
パネルを各々独立して位置決めするとともにコンベア上
の１個の大パネルを位置決めするパネル位置決め手段
を、コンベア端に備え、前記パネル分配装置は、前記第
２・第３のコンベアのパネル位置決め手段を制御する制
御部を備えていることを特徴とする。
【０００６】前記パネル位置決め手段は、当該コンベア
の両脇に各々配置されパネルを押出す右プッシャと左プ
ッシャと、当該コンベアの幅方向中央に配置された出没
自在の昇降式センターストッパとからなる。
の両脇に各々配置されパネルを押出す右プッシャと左プ
ッシャと、当該コンベアの幅方向中央に配置された出没
自在の昇降式センターストッパとからなる。
【０００７】
【作用】トランスファープレスから搬出されたパネル
を、第２コンベア又は第３コンベアに分配し、各々の脇
から直接パネルを取上げ可能にする。
を、第２コンベア又は第３コンベアに分配し、各々の脇
から直接パネルを取上げ可能にする。
【０００８】パネルが大きいときには昇降式センタース
トッパを下げて、左右プッシャの一方を位置決めストッ
パ、他方をプッシャとすることで大パネルの位置決めを
なす。パネルが小さいときには昇降式センターストッパ
を上げて、このストッパへ小パネルを押し当てることで
小パネルの位置決めをなす。
トッパを下げて、左右プッシャの一方を位置決めストッ
パ、他方をプッシャとすることで大パネルの位置決めを
なす。パネルが小さいときには昇降式センターストッパ
を上げて、このストッパへ小パネルを押し当てることで
小パネルの位置決めをなす。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を添付図に基づいて以下に説
明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図
１は本発明に係るパネル分配装置の平面図であり、パネ
ル分配装置１は、トランスファープレス２のファイナル
コンベア３及び検査コンベア４を介して搬出されたパネ
ルＰ１，Ｐ２を上下に振り分ける第１のコンベア１０
と、この第１のコンベア１０の出口に上下に段積み配置
された第２のコンベア２０及び第３のコンベア３０と、
これら第２・第３コンベア２０，３０に付設したパネル
位置決め手段５０とからなる。
明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図
１は本発明に係るパネル分配装置の平面図であり、パネ
ル分配装置１は、トランスファープレス２のファイナル
コンベア３及び検査コンベア４を介して搬出されたパネ
ルＰ１，Ｐ２を上下に振り分ける第１のコンベア１０
と、この第１のコンベア１０の出口に上下に段積み配置
された第２のコンベア２０及び第３のコンベア３０と、
これら第２・第３コンベア２０，３０に付設したパネル
位置決め手段５０とからなる。
【００１０】コンベアを１条で構成することは差支えな
いが、本実施例ではコンベアを２条で構成した。２条で
あれば広幅に構成できること、左右のコンベアを独立し
て運転することができる等の自由度がある。２条のコン
ベアを便宜上、第１のコンベア１０Ｒ，１０Ｌの如く
Ｒ，Ｌ（トランスファープレス２から見て、右をＲ、左
をＬとする。）を付した。ただし、左右を区別する必要
のないときは第１のコンベア１０と記す。
いが、本実施例ではコンベアを２条で構成した。２条で
あれば広幅に構成できること、左右のコンベアを独立し
て運転することができる等の自由度がある。２条のコン
ベアを便宜上、第１のコンベア１０Ｒ，１０Ｌの如く
Ｒ，Ｌ（トランスファープレス２から見て、右をＲ、左
をＬとする。）を付した。ただし、左右を区別する必要
のないときは第１のコンベア１０と記す。
【００１１】更に、第２のコンベア２０の両脇に各々移
載ロボット４１Ｒ，４１Ｌを配置し、第３のコンベア３
０の両脇に各々移載ロボット４２Ｒ，４２Ｌを配置し、
これら移載ロボットの旋回範囲内に各２個のバスケット
４３・・・（ロボット４基、バスケット８基）を配置し、
前記第３のコンベア３０Ｒ，３０Ｌの出側にオーバヘッ
ドコンベア４４Ｒ，４４Ｌを配置した。上記構成のうち
の主要機構、手段を以下に詳しく説明する。
載ロボット４１Ｒ，４１Ｌを配置し、第３のコンベア３
０の両脇に各々移載ロボット４２Ｒ，４２Ｌを配置し、
これら移載ロボットの旋回範囲内に各２個のバスケット
４３・・・（ロボット４基、バスケット８基）を配置し、
前記第３のコンベア３０Ｒ，３０Ｌの出側にオーバヘッ
ドコンベア４４Ｒ，４４Ｌを配置した。上記構成のうち
の主要機構、手段を以下に詳しく説明する。
【００１２】図２は本発明に係るパネル分配装置の側面
図であり、コンベア群のレイアウトを示す。コンベア群
はファイナルコンベア３、検査コンベア４、第１のコン
ベア１０、上部中間コンベア４５、第２のコンベア２
０、下部中間コンベア４６、第３のコンベア３０からな
る。
図であり、コンベア群のレイアウトを示す。コンベア群
はファイナルコンベア３、検査コンベア４、第１のコン
ベア１０、上部中間コンベア４５、第２のコンベア２
０、下部中間コンベア４６、第３のコンベア３０からな
る。
【００１３】図３は本発明に係る上下振り分けのための
第１のコンベアの側面図であり、第１のコンベア１０
は、基礎にボルト締めされたベース１１にポスト１２を
立て、このポスト１２上に、軸１３ａを中心に揺動ビー
ム１３を上下動可能に取付け、この揺動ビーム１３にゴ
ムベルト１４を掛け渡し、このゴムベルト１４をモータ
Ｍ１で回動するようにし、且つ、ベース１１上に揺動用
モータＭ２、ギアセット１５、クランク１６を配置し、
クランク１６を軸１６ａを中心に回転するもので連結プ
レート１７を介して揺動ビーム１３を昇降する。１８は
バランサであり、揺動ビーム１３を上方へ付勢して揺動
用モータＭ２の負荷を平均化するものである。後述する
制御部の指令により、揺動用モータＭ２を運転すること
により、揺動ビーム１３を昇降し、第１のコンベア１０
の出口を第２のコンベア上流の上部中間コンベア４５又
は第３のコンベア上流の下部中間コンベア４６に選択的
に臨ませる。
第１のコンベアの側面図であり、第１のコンベア１０
は、基礎にボルト締めされたベース１１にポスト１２を
立て、このポスト１２上に、軸１３ａを中心に揺動ビー
ム１３を上下動可能に取付け、この揺動ビーム１３にゴ
ムベルト１４を掛け渡し、このゴムベルト１４をモータ
Ｍ１で回動するようにし、且つ、ベース１１上に揺動用
モータＭ２、ギアセット１５、クランク１６を配置し、
クランク１６を軸１６ａを中心に回転するもので連結プ
レート１７を介して揺動ビーム１３を昇降する。１８は
バランサであり、揺動ビーム１３を上方へ付勢して揺動
用モータＭ２の負荷を平均化するものである。後述する
制御部の指令により、揺動用モータＭ２を運転すること
により、揺動ビーム１３を昇降し、第１のコンベア１０
の出口を第２のコンベア上流の上部中間コンベア４５又
は第３のコンベア上流の下部中間コンベア４６に選択的
に臨ませる。
【００１４】図４は本発明に係るパネル位置決め手段を
備えた第２のコンベア平面図であり、パネル位置決め手
段５０は、右プッシャ５１（右シリンダ５２、ガイドバ
ー５３，５３、固定部材５４及び右コンタクトバー５５
からなる。）、左プッシャ６１（左シリンダ６２、ガイ
ドバー６３，６３、固定部材６４及び左コンタクトバー
６５からなる。）、前右プッシャ７１（前右シリンダ７
２、ガイドバー７３，７３、固定部材７４及び前右コン
タクトバー７５からなる。）、前左プッシャ８１（前左
シリンダ８２、ガイドバー８３，８３、固定部材８４及
び前左コンタクトバー８５からなる。）及び昇降式セン
ターストッパ９１とからなる。上記パネル位置決め手段
５０は第３のコンベア３０にも付設したが、構造は同一
であるため符号を準用して、説明は省略する。
備えた第２のコンベア平面図であり、パネル位置決め手
段５０は、右プッシャ５１（右シリンダ５２、ガイドバ
ー５３，５３、固定部材５４及び右コンタクトバー５５
からなる。）、左プッシャ６１（左シリンダ６２、ガイ
ドバー６３，６３、固定部材６４及び左コンタクトバー
６５からなる。）、前右プッシャ７１（前右シリンダ７
２、ガイドバー７３，７３、固定部材７４及び前右コン
タクトバー７５からなる。）、前左プッシャ８１（前左
シリンダ８２、ガイドバー８３，８３、固定部材８４及
び前左コンタクトバー８５からなる。）及び昇降式セン
ターストッパ９１とからなる。上記パネル位置決め手段
５０は第３のコンベア３０にも付設したが、構造は同一
であるため符号を準用して、説明は省略する。
【００１５】図５は図４の５−５線断面図であり、前記
昇降式センターストッパ９１は昇降シリンダ９２、ガイ
ドバー９３，９３及び固定部材９４で支持され、第２の
テーブルのパスライン９５を基準に出没する構成となっ
ている。
昇降式センターストッパ９１は昇降シリンダ９２、ガイ
ドバー９３，９３及び固定部材９４で支持され、第２の
テーブルのパスライン９５を基準に出没する構成となっ
ている。
【００１６】図６は図１の６−６矢視図（移載ロボット
とバスケットの正面図）であり、架構９６の上部に第２
のコンベアに臨む移載ロボット４１Ｒ及び第３のコンベ
アに臨む移載ロボット４２Ｒを取付け、各ロボット４１
Ｒ，４２Ｒの足元に各２個、計４個のバスケット４３・・
・を配置したものであり、バスケット４３はプレス後の
パネルを段積み収納するケースであり、パンタグラフリ
フタ４３ａ・・・で各々独立して昇降する。バスケット４
３が１基のロボット当り２個あるのは、一方のバスケッ
ト４３が満杯になったら他方のバスケット４３にパイリ
ングし、この間に先のバスケット４３をＡＧＶ（自動誘
導搬送車）で空のバスケット４３に変換するためであ
り、この結果、ロボットを連続的に運転することができ
る。
とバスケットの正面図）であり、架構９６の上部に第２
のコンベアに臨む移載ロボット４１Ｒ及び第３のコンベ
アに臨む移載ロボット４２Ｒを取付け、各ロボット４１
Ｒ，４２Ｒの足元に各２個、計４個のバスケット４３・・
・を配置したものであり、バスケット４３はプレス後の
パネルを段積み収納するケースであり、パンタグラフリ
フタ４３ａ・・・で各々独立して昇降する。バスケット４
３が１基のロボット当り２個あるのは、一方のバスケッ
ト４３が満杯になったら他方のバスケット４３にパイリ
ングし、この間に先のバスケット４３をＡＧＶ（自動誘
導搬送車）で空のバスケット４３に変換するためであ
り、この結果、ロボットを連続的に運転することができ
る。
【００１７】以上に述べたパネル分配装置の作用を次に
説明する。図７は本発明に係るパネル分配装置で小パネ
ルを処理するときの作動説明図であり、検査コンベア４
上の小パネルＰ１，Ｐ２を目視検査し、第１のコンベア
１０で、第２又は第３のコンベア２０，３０へ小パネル
Ｐ１，Ｐ２を移送し、例えば第２のコンベア２０Ｒ，２
０Ｌで付属のパネル位置決め手段５０を使用して小パネ
ルＰ１，Ｐ２の位置決めをなす。この位置決めについて
は次に詳しく説明する。位置決めされた小パネルＰ１，
Ｐ２を移載ロボット４１Ｒ，４１Ｌでバスケット４３，
４３へ移す。第３のコンベア３０Ｒ，３０Ｌについても
同様である。即ち、トランスファープレス２で左右２個
の小パネルＰ１，Ｐ２を生産する場合には、矢印，
，，のルートで８個のバスケット４３・・・に順次
パイリングする。
説明する。図７は本発明に係るパネル分配装置で小パネ
ルを処理するときの作動説明図であり、検査コンベア４
上の小パネルＰ１，Ｐ２を目視検査し、第１のコンベア
１０で、第２又は第３のコンベア２０，３０へ小パネル
Ｐ１，Ｐ２を移送し、例えば第２のコンベア２０Ｒ，２
０Ｌで付属のパネル位置決め手段５０を使用して小パネ
ルＰ１，Ｐ２の位置決めをなす。この位置決めについて
は次に詳しく説明する。位置決めされた小パネルＰ１，
Ｐ２を移載ロボット４１Ｒ，４１Ｌでバスケット４３，
４３へ移す。第３のコンベア３０Ｒ，３０Ｌについても
同様である。即ち、トランスファープレス２で左右２個
の小パネルＰ１，Ｐ２を生産する場合には、矢印，
，，のルートで８個のバスケット４３・・・に順次
パイリングする。
【００１８】図８は図７の要部説明図（小パネルに対応
するパネル位置決め手段の作用説明図）であり、制御部
９８は昇降シリンダ９２を伸長させて昇降式センタース
トッパ９１を高位置に保持し、入ってきた小パネルＰ１
を前右プッシャ７１で前進方向の位置を決定し、右プッ
シャ５１で前記昇降式センターストッパ９１へ押圧す
る。小パネルＰ２についても同様に位置決めする。位置
決めされた小パネルＰ１，Ｐ２を移載ロボットでバスケ
ットに移載すれば、小パネルＰ１，Ｐ２はバスケットに
正しく収納される。
するパネル位置決め手段の作用説明図）であり、制御部
９８は昇降シリンダ９２を伸長させて昇降式センタース
トッパ９１を高位置に保持し、入ってきた小パネルＰ１
を前右プッシャ７１で前進方向の位置を決定し、右プッ
シャ５１で前記昇降式センターストッパ９１へ押圧す
る。小パネルＰ２についても同様に位置決めする。位置
決めされた小パネルＰ１，Ｐ２を移載ロボットでバスケ
ットに移載すれば、小パネルＰ１，Ｐ２はバスケットに
正しく収納される。
【００１９】図９は本発明に係るパネル分配装置で大パ
ネルを処理するときの作動説明図であり、検査コンベア
４上の大パネルＰを目視検査し、第１のコンベア１０
で、第２又は第３のコンベア２０，３０へ大パネルＰを
移送し、例えば第２のコンベア２０で付属のパネル位置
決め手段５０を使用して大パネルＰの位置決めをなす。
この位置決めについては次に詳しく説明する。位置決め
された大パネルＰを移載ロボットその他の手段でオーバ
ヘッドコンベア４４Ｒ又は４４Ｌへ移す。即ち、トラン
スファープレス２で大パネルＰを生産する場合には、矢
印，のルートで大パネルを移載する。
ネルを処理するときの作動説明図であり、検査コンベア
４上の大パネルＰを目視検査し、第１のコンベア１０
で、第２又は第３のコンベア２０，３０へ大パネルＰを
移送し、例えば第２のコンベア２０で付属のパネル位置
決め手段５０を使用して大パネルＰの位置決めをなす。
この位置決めについては次に詳しく説明する。位置決め
された大パネルＰを移載ロボットその他の手段でオーバ
ヘッドコンベア４４Ｒ又は４４Ｌへ移す。即ち、トラン
スファープレス２で大パネルＰを生産する場合には、矢
印，のルートで大パネルを移載する。
【００２０】図１０は図９の要部説明図（大パネルに対
応するパネル位置決め手段の作用説明図）であり、制御
部９８は昇降シリンダ９２を収縮させて昇降式センター
ストッパ９１をパスラインより下の位置に保持して第２
のコンベア２０（又は第３のコンベア３０）へ大パネル
Ｐの進入を可能にする。制御部９８は例えば、右プッシ
ャ５１を位置決めストッパとすべく右シリンダ５２を退
動させ、入ってきた大パネルＰを左プッシャ６１の左シ
リンダ６２及び左コンタクトバー６５で前記右プッシャ
５１の右コンタクトバー５５へ押圧する。
応するパネル位置決め手段の作用説明図）であり、制御
部９８は昇降シリンダ９２を収縮させて昇降式センター
ストッパ９１をパスラインより下の位置に保持して第２
のコンベア２０（又は第３のコンベア３０）へ大パネル
Ｐの進入を可能にする。制御部９８は例えば、右プッシ
ャ５１を位置決めストッパとすべく右シリンダ５２を退
動させ、入ってきた大パネルＰを左プッシャ６１の左シ
リンダ６２及び左コンタクトバー６５で前記右プッシャ
５１の右コンタクトバー５５へ押圧する。
【００２１】尚、前右プッシャ７１や前左プッシャ８１
は固定ストッパであってもよい。または、前右プッシャ
７１や前左プッシャ８１は前記昇降式センターストッパ
９１とともに昇降させてもよい。
は固定ストッパであってもよい。または、前右プッシャ
７１や前左プッシャ８１は前記昇降式センターストッパ
９１とともに昇降させてもよい。
【００２２】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項１のパネル分配装置は、トランスファープ
レスから搬出されたパネルを上下に振り分ける第１のコ
ンベアと、この第１のコンベアの出口に上下に段積み配
置された第２のコンベア及び第３のコンベアとからな
り、第２のコンベアは、コンベア上の左右２個の小パネ
ルを各々独立して位置決めするとともにコンベア上の１
個の大パネルを位置決めするパネル位置決め手段を、コ
ンベア端に備え、第３のコンベアも、コンベア上の左右
２個の小パネルを各々独立して位置決めするとともにコ
ンベア上の１個の大パネルを位置決めするパネル位置決
め手段を、コンベア端に備え、第２・第３のコンベアの
パネル位置決め手段を制御する制御部を備えているの
で、トランスファープレスから搬出されたパネルを、第
２のコンベア又は第３のコンベアに分配し、各々の脇か
ら直接パネルを取上げることができる。即ち、大小パネ
ルの流れ方向が不変であるから、パネルが途中で回転し
たり捩れたりする心配がなく、次の位置決め及び移載作
業が容易となる。また、Ｔ字配置した従来装置と比較し
て、パネル分配装置の幅寸法が小さくできるので、設備
レイアウトが容易となる。
する。請求項１のパネル分配装置は、トランスファープ
レスから搬出されたパネルを上下に振り分ける第１のコ
ンベアと、この第１のコンベアの出口に上下に段積み配
置された第２のコンベア及び第３のコンベアとからな
り、第２のコンベアは、コンベア上の左右２個の小パネ
ルを各々独立して位置決めするとともにコンベア上の１
個の大パネルを位置決めするパネル位置決め手段を、コ
ンベア端に備え、第３のコンベアも、コンベア上の左右
２個の小パネルを各々独立して位置決めするとともにコ
ンベア上の１個の大パネルを位置決めするパネル位置決
め手段を、コンベア端に備え、第２・第３のコンベアの
パネル位置決め手段を制御する制御部を備えているの
で、トランスファープレスから搬出されたパネルを、第
２のコンベア又は第３のコンベアに分配し、各々の脇か
ら直接パネルを取上げることができる。即ち、大小パネ
ルの流れ方向が不変であるから、パネルが途中で回転し
たり捩れたりする心配がなく、次の位置決め及び移載作
業が容易となる。また、Ｔ字配置した従来装置と比較し
て、パネル分配装置の幅寸法が小さくできるので、設備
レイアウトが容易となる。
【００２３】請求項２のパネル分配装置は、パネル位置
決め手段を、当該コンベアの両脇に各々配置されパネル
を押出す右プッシャと左プッシャと、当該コンベアの幅
方向中央に配置された出没自在の昇降式センターストッ
パとから構成したので、パネルが大きいときには昇降式
センターストッパを下げて、左右プッシュの一方を位置
決めストッパ、他方をプッシャとすることで大パネルの
位置決めをし、パネルが小さいときには昇降式センター
ストッパを上げて、このストッパへ小パネルを押し当て
ることで小パネルの位置決めをなすことができるので、
いわゆる２個取りと１個取りの双方に対応でき、生産の
自由度が格段に増す。
決め手段を、当該コンベアの両脇に各々配置されパネル
を押出す右プッシャと左プッシャと、当該コンベアの幅
方向中央に配置された出没自在の昇降式センターストッ
パとから構成したので、パネルが大きいときには昇降式
センターストッパを下げて、左右プッシュの一方を位置
決めストッパ、他方をプッシャとすることで大パネルの
位置決めをし、パネルが小さいときには昇降式センター
ストッパを上げて、このストッパへ小パネルを押し当て
ることで小パネルの位置決めをなすことができるので、
いわゆる２個取りと１個取りの双方に対応でき、生産の
自由度が格段に増す。
【図１】本発明に係るパネル分配装置の平面図
【図２】本発明に係るパネル分配装置の側面図
【図３】本発明に係る上下振り分けのための第１のコン
ベアの側面図
ベアの側面図
【図４】本発明に係るパネル位置決め手段を備えた第２
のコンベア平面図
のコンベア平面図
【図５】図４の５−５線断面図
【図６】図１の６−６矢視図（移載ロボットとバスケッ
トの正面図）
トの正面図）
【図７】本発明に係るパネル分配装置で小パネルを処理
するときの作動説明図
するときの作動説明図
【図８】図７の要部説明図（小パネルに対応するパネル
位置決め手段の作用説明図）
位置決め手段の作用説明図）
【図９】本発明に係るパネル分配装置で大パネルを処理
するときの作動説明図
するときの作動説明図
【図１０】図９の要部説明図（大パネルに対応するパネ
ル位置決め手段の作用説明図）
ル位置決め手段の作用説明図）
１…パネル分配装置、２…トランスファープレス、１０
…第１のコンベア、２０…第２のコンベア、３０…第３
のコンベア、５０…パネル位置決め手段、５１…右プッ
シャ、６１…左プッシャ、９１…昇降式センターストッ
パ、９８…制御部、Ｐ…パネル（大パネル）、Ｐ１，Ｐ
２…パネル（小パネル）。
…第１のコンベア、２０…第２のコンベア、３０…第３
のコンベア、５０…パネル位置決め手段、５１…右プッ
シャ、６１…左プッシャ、９１…昇降式センターストッ
パ、９８…制御部、Ｐ…パネル（大パネル）、Ｐ１，Ｐ
２…パネル（小パネル）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｇ 47/88 Ｂ６５Ｇ 47/88 Ｄ Ｂ６５Ｈ 29/60 Ｂ６５Ｈ 29/60 Ｅ
Claims (2)
- 【請求項１】 トランスファープレスから搬出されたパ
ネルを上下に振り分ける第１のコンベアと、この第１の
コンベアの出口に上下に段積み配置された第２のコンベ
ア及び第３のコンベアとからなり、トランスファープレ
スから搬出されたパネルを第２のコンベア又は第３のコ
ンベアへ分配するパネル分配装置において、 前記第２のコンベアは、コンベア上の左右２個の小パネ
ルを各々独立して位置決めするとともにコンベア上の１
個の大パネルを位置決めするパネル位置決め手段を、コ
ンベア端に備え、 前記第３のコンベアも、コンベア上の左右２個の小パネ
ルを各々独立して位置決めするとともにコンベア上の１
個の大パネルを位置決めするパネル位置決め手段を、コ
ンベア端に備え、 前記パネル分配装置は、前記第２・第３のコンベアのパ
ネル位置決め手段を制御する制御部を備えていることを
特徴とするパネル分配装置。 - 【請求項２】 前記パネル位置決め手段は、当該コンベ
アの両脇に各々配置されパネルを押出す右プッシャと左
プッシャと、当該コンベアの幅方向中央に配置された出
没自在の昇降式センターストッパとからなることを特徴
とした請求項１記載のパネル分配装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10963395A JPH08300074A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | パネル分配装置 |
| US08/640,203 US5671837A (en) | 1995-05-08 | 1996-04-30 | Panel distribution system and panel distributing method carried out by the same |
| FR9605710A FR2733925B1 (fr) | 1995-05-08 | 1996-05-07 | Systeme et procede de distribution de panneau |
| GB9609595A GB2301329B (en) | 1995-05-08 | 1996-05-08 | Panel distribution system and method |
| GB9822675A GB2328195B (en) | 1995-05-08 | 1996-05-08 | Panel distribution system |
| GB9822673A GB2328194B (en) | 1995-05-08 | 1996-05-08 | Panel distribution method |
| FR9610113A FR2735050B1 (fr) | 1995-05-08 | 1996-08-12 | Systeme et procede de distribution de panneau |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10963395A JPH08300074A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | パネル分配装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08300074A true JPH08300074A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14515233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10963395A Pending JPH08300074A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | パネル分配装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08300074A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7806251B2 (en) | 2007-08-08 | 2010-10-05 | Komatsu Ltd. | Panel-carrying-out apparatus |
| CN109843765A (zh) * | 2016-10-18 | 2019-06-04 | 鲍勃斯脱梅克斯股份有限公司 | 用于板状元件的切换和弹出设备和方法 |
| CN110538921A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-12-06 | 华一精密机械(昆山)有限公司 | 一种平稳落料的平衡杆机 |
| CN111672998A (zh) * | 2020-05-29 | 2020-09-18 | 高贤娣 | 一种铁片折弯用的下料装置 |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP10963395A patent/JPH08300074A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7806251B2 (en) | 2007-08-08 | 2010-10-05 | Komatsu Ltd. | Panel-carrying-out apparatus |
| US8037998B2 (en) | 2007-08-08 | 2011-10-18 | Komatsu Ltd. | Panel-carrying-out apparatus |
| CN109843765A (zh) * | 2016-10-18 | 2019-06-04 | 鲍勃斯脱梅克斯股份有限公司 | 用于板状元件的切换和弹出设备和方法 |
| CN110538921A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-12-06 | 华一精密机械(昆山)有限公司 | 一种平稳落料的平衡杆机 |
| CN111672998A (zh) * | 2020-05-29 | 2020-09-18 | 高贤娣 | 一种铁片折弯用的下料装置 |
| CN111672998B (zh) * | 2020-05-29 | 2022-04-15 | 青岛华胜万兴工贸有限公司 | 一种铁片折弯用的下料装置 |
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