JPH0262279A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

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JPH0262279A
JPH0262279A JP63215706A JP21570688A JPH0262279A JP H0262279 A JPH0262279 A JP H0262279A JP 63215706 A JP63215706 A JP 63215706A JP 21570688 A JP21570688 A JP 21570688A JP H0262279 A JPH0262279 A JP H0262279A
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JP
Japan
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groups
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represented
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Pending
Application number
JP63215706A
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English (en)
Inventor
Yoshio Inagaki
由夫 稲垣
Keiichi Adachi
慶一 安達
Masao Yabe
矢部 雅夫
Yoshihiro Jinbo
良弘 神保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0262279A publication Critical patent/JPH0262279A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/241Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
    • G11B7/242Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers
    • G11B7/244Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only
    • G11B7/246Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes
    • G11B7/247Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes methine or polymethine dyes
    • G11B7/2478Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes methine or polymethine dyes oxonol

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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有機色素薄膜を有し、レーザー光線によって
状態変化を生ぜしめることにより、記録、再生、あるい
は消去を行なうヒートモードの光学的情報記録媒体に関
する。
〔従来の技術〕
レーザー光線の照射を受けて変質する物質を基板上に担
持して記録層とし、該記録層の変質の様子を記録層の反
射率の変化として読み取る方式の記録媒体が知られてい
る。近年この様な記録層として有機色素を用いることが
行なわれているが、読み取りに必要な高反射率と記録に
必要な高吸収率とを同一波長において実現することは容
易なことではなかったため、これらの媒体の反射率は2
0〜30%程度にとどまっていた。その理由の一つは、
単一の色素からなる色素膜の反射率は、一般に、該色素
膜の吸収極大波長より長波長側に現れるため、記録及び
読み取りに用いるレーザー光の波長を色素膜の反射率の
極大波長と一致させると、その波長における吸収率が低
くなり、逆にレーザー光の波長を色素膜の吸収極大波長
に合わせると、その波長における色素膜の反射率が低く
なるからである。他の理由は、ある特定の波長において
高反射率を有する色素と、その波長において高吸収率を
有する色素とを混合して用いると、多くの場合反射率の
低下が起こってしまうからである。したがって情報の記
録及び読み取りに用いるレーザー光線の波長において反
射率と吸収率とをともに高い値に設定し得る光情報記録
媒体が求められていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
したがって本発明の目的は、情報の読み取り及び記録に
用いるレーザー光線に対して、反射率が高く、しかも記
録に充分なほど高い吸収率を有する新規な構成の光情報
記録媒体を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は種々検討の結果、驚くべきことに、一般式(
I)で表わされる色素は他の色素と混合しても十分高い
反射率を示す色素薄膜を与えることを見出し本発明を完
成した。
すなわち、本発明の目的は、少なくとも1種の下記一般
式(I)で表わされる色素と、少なくとも1種のオキソ
ノール色素とを同一基板上に担持せしめたことを特徴と
する、レーザー光線を用いて記録、再生、あるいは消去
を行なうための光情報記録媒体によって達成された。
一般式(I) 〔ただし、ZlおよびzZは、アルキル基、アリール基
またはアルケニル基を表わし、これらは互いに同一でも
異なっていても、あるいはZl と22とが互いに連結
して環を形成しても良く、Qは、NまたはC−R’  
(R’は水素原子、アルキル基または了り−ル基)を表
わし、 R1、R2およびR3は、アルキル基、アリール基また
はアルケニル基を表わし、互いに同一でも異なっていて
も、あるいはこれらの少な(とも一つの基がLと連結し
て環を形成しても良(、X−は陰イオンを表わし、 GはN−R3と連結して5または6員環を形成するため
の基を表わし、そして Lは1.3.5又は7個のメチン基または置換メチン基
が共役二重結合を形成するように連結されて形成される
三価の基を表わす〕 上記一般式(I)において、ZlおよびZ2は、互いに
連結して形成されたゼンゼン環、ナフタレン環、置換基
を有するベンゼン環または置換基を有するナフタレン環
であり、Qは、NまたはC−Hであり、GがN−R3と
連結して形成される5または6員環がイミダゾキノキサ
リン環、キノリン環、ベンゾチアゾール環、ベンゾイミ
ダゾール環またはイミダゾキノリン環であることが好ま
しい。
上記一般式(I)で表わされる化合物のうち好ましいも
のは下記一般式(I a)で表わされる化合物である。
一般式(Ia)・: 〔式中、R’、R”、R’およびR5′はアルキル基、
アルケニル基又はアリール基を表わし、これらは互いに
同一でも異なっていても良く、Ll は1.3.5もし
くは7個の置換されていても良いメチン基が共役二重結
合により連結されて生じる三価の基を表わし、z、z”
は芳香族環を完成するための原子群を表わし、X−は陰
イオンを表わす。〕 上記一般式(I a)においてz、z′、Ll、R’ 
、R’ 、R4′、R”はそれぞれさらに置換基を有し
ていてもよい。
これらの基の置換基のうち好ましいものはC1Hans
chらによって提唱されている疎水性パラメータ、π、
が−0,5ないし15の範囲の値のものである。なお、
疎水性パラメータは次の文献に従って算出することがで
きる。
1 )  (:、Hansch ら、J、Med、Ch
em、 、第16巻、1207頁(I973年刊)、 2 )  C0Ilanschら、同誌、第20巻、3
04頁(I977年刊) R4、R4′、RsまたはRS′で表わされる基として
好ましいものは、置換もしくは無置換のフェニル基、置
換もしくは無置換の低級アルキル基(炭素原子数1ない
し8)または置換もしくは無置換の低級アルケニル基(
炭素原子数2ないし8)であり、さらに上述のC,1l
anschらによって提唱されている疎水性パラメータ
、π、が−0,5ないし15の範囲の値の置換基を有し
ていてもよい。
R’ 、R”、R’もしくはRS /が置換基を有する
場合において特に好ましい置換基は、ハロゲン原子(F
、 cl、 Br+  I)、置換もしくは無置換のフ
ェニル!(例えばフェニル、m−クロロフェニル、p−
メチルフェニルなど)、アルキルチオ基(例えばメチル
チオ、ブチルチオなど)、置換もしくは無置換のフェニ
ルチオ基(例えばフェニルチオ、p−クロロフェニルチ
オ、m−メチルフェニルチオなど)である。
R’ 、R4′、、R’またはR5/で表わされる基の
うち特に好ましいものは、炭素原子数2ないし8の無置
換アルキル基または炭素原子数2ないし8の無置換アル
ケニル基であり、その中でもR4、R4′、R5及びR
Srが同一のものが最も好ましい。
z、z′で表わされる原子群の例としては、ベンゼン環
、ナフタレン環、アンスラセン環を完成するための原子
群が挙げられ、好ましいものはベンゼン環、ナフタレン
環を完成するための原子群であり、さらにR4、R4′
、Rs及びR”上(7)置換基として述べた置換基を有
していてもよい。
z、z′が置換基を有する場合において、特に好ましい
置換基は、ハロゲン原子(F、Cβ、 Br。
■)、置換もしくは無置換のフェニル基(例えばフェニ
ル、m−クロロフェニル、p−メチルフェニルなど)、
アルキルチオ基(例えばメチルチオ、ブチルチオなど)
、置換もしくは無置換のフェニルチオ基(例えばフェニ
ルチオ、p−クロロフェニルチオ、m−メチルフェニル
チオなど)、置換もしくは無置換のアルキル基(例えば
メチル、トリフルオロメチル、ter t−アミルなど
)、シアノ基、アルコキシカルボニル基(例えばプロポ
キシカルボニル、ブトキシカルボニル、ベンジルオキシ
カルボニル、デシルオキシカルボニル、2−エチルへキ
シルオキシカルボニルなど)、アルキルもしくは了り−
ルスルホニル基(例えばブタンスルホニル、フェニルス
ルホニル、オクタンスルホニルなど)である。
z、z”で表わされる原子群のうち特に好ましいものは
、ハメットのシグマ定数が−0,2ないし+0.7であ
るような比較的電子供与性が弱い置換基を有するベンゼ
ン環を形成するための原子群であり、その中でもF、 
C1l、 Br、 1などのハロゲン原子で置換された
ベンゼン環を形成するための原子群が好ましい。
L′で表わされる三価の基は置換もしくは前置のメチン
基、または3,5.もしくは7個の置換もしくは無置換
のメチン基が共役二重結合により連結されて生じる連結
基を表わすが、特に一般式(a)ないしくi)で表わさ
れるものが好ましい。
一般式(a) −C= 一般式(b) −CI = C8−C= CH−CI =一般式(d) 一般式(e) 一般式(f) 一般式(g) −C)lテC−CH= CI −CI(=一般式(h) −C)l = CH−CH= C−CH= CH−CH
=一般式(i) −CII=C−C)I= 一般式(a)ないしくi)においてYは水素原子または
1価の基を表わす。この場合、1価の基としては、メチ
ル基などの低級アルキル基、置換もしくは無置換フェニ
ル基、ベンジル基などのアラルキル基、メトキシ基など
の低級アルコキシ基、ジメチルアミン基、ジフェニルア
ミノ基、メチルフェニルアミノ基、モルフォリノ基、イ
ミダゾリジノ基、エトキシカルボニルビベラジノ基など
のジ置換アミノ基、アセトキシ基などのアルキルカルボ
ニルオキシ基、メチルチオ基などのアルキルチオ基、シ
アノ基、ニトロ基、F、CL Brなどのハロゲン原子
などであることが好ましい。
なおL+で表わされる連結基のうち特に好ましいものは
(a) 、 (b) 、 (h) 、 (i)で表わさ
れるものである。
X″で表わされる陰イオンは、陽イオン部分の電荷を中
和するのに必要な数の陰電荷を供給するためのものであ
って、1価もしくは2価のイオンである。
X−で表わされる陰イオンの例としては、C!Br−、
I−などのハロゲンイオン、SOJ”−、+1504−
1CH30SO3−などのアルキル硫酸イオン、パラト
ルエンスルホン酸イオン、ナフタレン−1,5−ジスル
ホン酸イオン、メタンスルホン酸イオン、トリフルオロ
メタンスルホン酸イオン、オクタンスルホン酸イオンな
どのスルホン酸イオン、酢酸イオン、p−クロロ安息香
酸イオン、トリフルオロ酢酸イオン、シュウ酸イオン、
コハク酸イオンなどのカルボン酸イオン、PFbLBF
4−、 CI Oa−、l0J−。
タングステン酸イオン、タングストリン酸イオンなどの
へテロポリ酸イオン、HtPOa−1NO3−、ピクリ
ン酸イオンなどのフェノラートイオンなどが挙げられる
X−で表わされる陰イオンとして好ましいものは、C1
−、Br−、I −、CH:1O5O,−+ CJ、0
SO3−、パラトルエンスルホン酸イオン、p−クロロ
ベンゼンスルホン酸イオン、メタンスルホン酸イオン、
ブタンスルホン酸イオン、ナフタレン−1,5−ジスル
ホン酸イオン、トリフルオロメタンスルホン酸イオンな
どのパーフルオロスルホン酸イオン、PF6−、 BF
4−、 Cβ04−などであり、特に好ましいものは、
トリフルオロメタンスルホン酸イオン、PF、−、Cβ
04−であり、この中でも、爆発の心配が無い点でトリ
フルオロメタンスルホン酸イオンとPFt、−とが最も
好ましい。
次に本発明の一般式(I)で表わされる色素の具体例を
挙げるが、本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。
[−6 r−9 ■−13 !−14 ■ n−Caflw Fh n−L;4Hq ■−15 ■−16 zop !−17 ■ ■−21 ■−22 I−詔 ■−19 ■−20 !−24 ■−26 ■−27 ■−30 ■−31 −C4Hq C!l′I5 Fi 1−L;41b ■−28 ■−四 ■−34 −CJb −CJb ■−35 ■−36 −CaHq PF6− 4−C,H啼 ■−39 ■−40 ■−37 ■ i−C4)1v Fa− −CJ1g !−41 ■−42 alls ptoa −C4Hq ■−43 ■−44 n−CJ啼 −CaHq 1−CJ* ■−45 ■ 本発明の一般式(I)で表わされる化合物はたとえば大
有機化学(朝倉書店)含窒素化合物1432ページなど
の底置に記載された方法を参考にして合成することがで
きる。すなわち一般式(A)R’     X’− (式中、Z’、Z2.Q、R’、R”は一般式(I)に
おける定義と同じ基を表わし、X′−は陰イオンを表わ
す。)で表わされる四級塩を1.1,3゜3−テトラメ
トキシプロパンあるいはグルタコンアルデヒドなどのジ
アルデヒドや、1,7−ジアザ−1,7−ジフェニル−
1,3,5−へブタトルエンなどのポリメチン源と縮合
させることによって、合成することができる。と(にイ
ミダゾ(4,5−b)キノキサリン骨格を有する色素の
合成法は米国特許第3.43L111号に記載されてい
る方法を参考にして合成することができる。
本発明に用いられるオキソノール色素は、カルボニル基
とヒドロキシ基が互いに、置換されていてもよいポリメ
チン鎖で連結された化合物であって可視光ないし近赤外
光を吸収し得る化合物である。これらのオキソノール色
素の例は従来知られているものが多く、例えば、特公昭
43−13168号、同51−1419号、同53−2
8085号、同55−10060号、同55−1006
1号、同55−10187号、同55−10899号、
特開昭50−145125号、同55−33104号、
米国特許第3.649.465号、または英国特許第1
.338,799号などに記載されている。
本発明で用いられるオキソノール色素のうち特に好まし
いものは下記一般式(II)で示されるものである。
一般式(n) 〔式中、Yl、Z3は炭素環もしくは複素環を形成する
のに必要な原子団を表わし、L2は置換されていてもよ
いメチン基、または共役二重結合で連結された置換され
ていてもよいポリメチン鎖を完成する原子団を表わし、
A I 、Qlは共役二重結合鎖を完成する原子団を表
わし、m、nはそれぞれ独立にOまたは1を表わす。〕
ylまたはZ3で完成される環は好ましくは4.5.6
.7員環であり、さらに他の4.5.6.7員環と縮合
環を形成していてもよく、置換基を有していてもよい。
YlまたはZ3で完成される複素環を形成するヘテロ原
子として好ましいものは、B、N、0.3SSe、 T
eである。
YlもしくはZ3で表わされる原子団のうち、炭素環を
形成するものとしては例えば以下のものが挙げられる。
刊CHzh  イC1l□h、−CH・CH−−CH=
 CH−CI = CH−1Y1もしくはZ3で表わさ
れる原子団のうち複素環を形成するものとしては、例え
ば以下のものが挙げられる。
Rは、置換されていてもよいアルキル基(ベンジル基も
含む)または置換されていてもよいアリール基を表わす
y+ もしくはZ3で表わされる原子団のうち特に好ま
しいものは5員もしくは6員の複素環を完成し得るもの
であり、B、N、0、S s Se、Teのυ うちから選ばれる少なくとも1種のへテロ原子を含むも
のである。
L2で表わされる連結基としては、特に一般弐(alな
いしくh)で表わされるものが好ましい。
一般式(a) 一般式(e) Y′ 一般式(bl =CIl−C)l=C−CH=CH− Y′ 一般式(h) 一般式(alないしfhlにおいてY′は水素原子また
は、1価の基を表わし、pおよびqは独立にOもしくは
1を表わす。この場合、1価の基としては、メチル基な
どの低級アルキル基、メトキシ基などの低級アルコキシ
基、ジメチルアミノ基、ジフェニルアミノ基、メチルフ
ェニルアミノ基、モルフォリノ基、イミダゾリジノ基、
エトキシカルボニルピペラジノ基などのジ置換アミノ基
、アセトキシ基などのアルキルカルボニルオキシ基、メ
チルチオ基などのアルキルチオ基、シアノ基、ニトロ基
、F、CI!、Brなどのハロゲン原子などが好ましい
なおL2で表わされる連結基のうち特に好ましいものは
一般式(a)もしくは(b)で表わされるものであり、
とくにY′が水素原子を表わし、pもしくはqのうち少
なくとも一方がOを表わすものである。
一般式(II)におけるL2、Y′、またはZ1上の置
換基として好ましいものは、炭素原子数30以下のもの
であって、以下に挙げる基の中から選ばれ、これらの基
はさらに置換基を有していてもよい。すなわち、アルキ
ル基、アラルキル基、アリール基、ヒドロキシ基、F、
 Cj!、Br、  I、シアノ基、ニトロ基、アルコ
キシ基、アラルキルオキシ基、アリールオキシ基、アシ
ル基、アシロキシ基、アシルアミノ基、スルホンアミド
基、アリールオキシカルボニル基、アラルキルオキシカ
ルボニル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基
、スルファモイル基、カルボキシ基もしくはカルボキシ
ラド基、スルホン酸基もしくはスルホナト基、カルバモ
イルアミノ基、スルファモイルアミノ基、アルキルスル
ホニル基、アラルキルスルホニル基、アリールスルホニ
ル基、アルキルスルフィニル基、アラルキルスルフィニ
ル基、アリールスルフィニル基、アルキルチオ基、アラ
ルキルチオ基、またはアリールチオ基である。
本発明において用いられる一般式(II)で表わされる
オキソノール色素は一般に活性メチレン化合物をオルト
エステルや と反応させて、メチレン鎖で連結することにより合成で
きる。より具体的には、特公昭39−22069号、同
43−3504号、同52−38056号、同54−3
8129号、同55−10059号、特開昭49−99
620号、同59−16834号、あるいは米国特許第
4.181.225号などに記載されている方法を利用
して合成することができる。
一般式(n)で表わされる色素のうち特に好ましいもの
は下記一般式(Ira)、(IIb)、および(I[c
)で表わされるものである。
一般式(II a) 式中23、Qlは一般式(II)におけるz3.11と
同義であり、mはOまたは1を表わし、Mは水素原子、
金属原子、金属錯イオン、置換されていてもよいアンモ
ニウムイオン、又は四級ホスホニウムイオンを表わし;
L3は置換されていてもよいメチン基、またはこれらが
共役二重結合で連結されて形成されるトリメチン鎖もし
くはペンタメチン鎖を表わし;Eは0、SまたはNRI
4を表わし、RI I、R”は置換されていてもよいア
ルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換さ
れていてもよいアルキニル基、置換されていてもよいア
リール基、または置換されていてもよい複素環基、置換
゛されていてもよいアミノ基、置換されていてもよいヒ
ドラジノ基、又は置換されていてもよいジアゼニル基を
表わし;RIzは置換されていてもよいアルキル基、置
換されていてもよいアリール基、置換されていてもよい
アルケニル基、置換されていてもよいアルキニル基、ま
たは置換されていてもよい複素環基を表わし、RI3は
水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、水酸基
、カルボキシル基、置換されていてもよいアルキル基、
置換されていてもよいアリール基、置換されていてもよ
いアルケニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、
置換されていてもよいアリールオキシ基、置換されてい
てもよい複素環基、置換されていてもよいアルコキシカ
ルボニル基、置換されていてもよいアリールオキシカル
ボニル基、置換されていてもよいアミノ基、置換されて
いてもよいアシルオキシ基、置換されていてもよいカル
バモイル基、置換されていてもよいスルファモイル基、
置換されていてもよいアルキルチオ基、置換されていて
もよいアリールチオ基、置換されていてもよいアルキル
スルホニル基、置換されていてもよい了り−ルスルホニ
ル基または置換されていてもよいアルキニル基を表わし
;RIIとR14とは互いに連結して環を形成してもよ
い。
Mで表わされる基のうち好ましいものは、水素原子、ア
ルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、ニッケル
イオン、銅イオン、鉄イオン、コバルトイオン、クロム
イオンもしくは、N1%C11、Fes C0% Cr
を含む陽イオン錯体、炭素原子数30以下のアルキルも
しくはアリール基、アラルキル基で置換されていてもよ
いアンモニウムイオン、又は炭素原子数40以下のアル
キル、アリール、もしくはアラルキル基で置換された四
級ホスホニウム塩であり、特に好ましくは水素原子であ
る。
Ql と23で完成される環は好ましくは4.5.6.
7員環であり、さらに他の4.5.6.7員環と縮合環
を形成していてもよく、置換基を有していてもよい。
Qlと23で完成される複素環を形成するヘテロ原子と
して好ましいものは、B、N、O,S。
5eSTeである。
Eで表わされる基のうち好ましいものは0又はN  R
14であり、R”として好ましいものは、置換されてい
てもよいアルキル基、置換されていてもよいヒドラジノ
基、置換されていてもよいジアゼニル基であり、EがN
  RI4の場合には特にRI4がR目と連結して環を
形成したものが好ましい。R”とR”が連結することに
より形成される環として好ましいものはイミダゾール、
ピラゾール、トリアゾール、テトラゾール環であり、こ
れらの環は置換基を有していてもよく、また他の環と縮
合環を形成していてもよい。
RI 1またはRI4で表わされる基のうち好ましいも
のは炭素原子数1ないし30の置換されていてもよいア
ルキル基、炭素原子数6ないし30の置換されていても
よいフェニル基、環員数5もしくは6で炭素原子数1な
いし30の置換されていてもよい複素環基(ヘテロ原子
としては例えばB、N、Os S、5eXTeを含むも
の)を表わす、これらの基土に置換されていてもよい置
換基としては中性のものの他、イオン性のものでよく、
好ましいものは、ハロゲン原子(例えばFsClzPr
r、I)、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、スル
ホン酸基、水酸基、アルコキシ基(例えばメトキシ基、
イソプロポキシ基、ヘキサデシルオキシ基など)、アリ
ールオキシ基(例えばフェノキシ基、2.4−ジ−t−
ペンチルフェノキシ基、m−ペンタデシルフェノキシ基
、p−メトキシフェニル基、3.5−ジクロロフェニル
基、3−スルホフェニル基、3,5−ジスルホフェニル
基など)アルキル基(メチル基、4−スルホブチル基、
2−メトキシエチル基、トリフルオロメチル基など)、
アリール基(例えばフェニル基、4−スルホフェニル基
、3−クロロフェニル基、4−へキシルフェニル基、2
−ナフチル基など)、置換もしくは無置換のアミノ基(
例えばアミノ基、メチルアミノ基、フェニルアミノ基、
アセチルアミノ基、メタンスルホニルアミノ基、メチル
カルバモイルアミノ基、トリメチルアンモニオ基、フェ
ニルチオカルバモイルアミノ基、ベンゼンスルホニルア
ミノ基など)、カルバモイル基(例えばカルバモイル基
、メチルカルバモイル基、フェニルカルバモイル基、オ
クタデシルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、
ピロリジノカルボニル基など)スルファモイル基(例え
ば、スルファモイル基、ジメチルスルファモイル基、t
−ブチルスルファモイル基、フェニルスルファモイル基
、ピロリジノスルホニル基、3− (2,4−ジ−t−
ペンチルフェノキシ)ブチルスルファモイル基など)、
アルキルもしくはアリールチオ基(例えばメチルチオ基
、フェニルチオ基、ベンジルチオ基、オクタデシルチオ
基)、アルキルスルホニル基(例えばメタンスルホニル
基、2−エトキシエチルスルホニル基など)、アリール
スルホニル基(例えばベンゼンスルホニル基、ドデシル
ベンゼンスルホニル基、2−(2−メトキシエトキシ)
−5=(4−ヒドロキシフェニルアゾ)−ベンゼンスル
ホニル基など)である。
R1+またはRI4で表わされる基のうち特に好ましい
ものは炭素原子数1ないし20の置換されていてもよい
アルキル基(上記の好ましい置換基で置換されていても
よい)、炭素原子数6ないし20の置換されていてもよ
いフェニル基(上記の好ましい置換基で置換されていて
もよい)、炭素原子数1ないし20の5もしくは6員の
複素環基(例えば2−ピリジル、4−ピリジル、2−ベ
ンズチアゾリル、2−(I−メチルイミダゾリル)、4
゜6−ジエチルアミノ−2−トリアジニルなど)である
RI2で表わされる基のうち好ましいものは、炭素原子
数1ないし30の置換されていてもよいアルキル基、炭
素原子数1ないし30の置換されていてもよいフェニル
基、炭素原子数1ないし30の置換されていてもよい複
素環基(環員数は5もしくは6、ヘテロ原子としてはB
、N、O,S、Se、 Teのうちから選ばれる)であ
る。これらの基土に置換する基として好ましいものはR
I I上の好ましい置換基として上述した基が挙げられ
る。
R′!で表わされる基のうち特に好ましいものは、炭素
原子数1ないし20の置換されていてもよいアルキル基
(例えばメチル基、4−スルホブチル基、2−メトキシ
エチル基、トリフルオロメチル基、ベンゾイルオキシメ
チル基など)、炭素原子数6ないし20の置換されてい
てもよいフェニル基(例えばフェニル基、4−スルホフ
ェニル基、3−クロロフェニル基、3−トリフルオロメ
チルフェニル基、2−メタンスルホニル−4−ニトロフ
ェニル基、2−ニトロ−4−ジメチルスルファモイルフ
ェニル基、4−メタンスルホニルフェニル基など)、炭
素原子数1ないし20で環員数5もしくは6の複素環基
(例えば2−ピリジル、4−ビリジル、3−ピリジル、
2−ベンズチアゾリル、2−(I−メチル−イミダゾリ
ル)、4.6−シプチルアミノー3−トリアジニルなど
)である。
RI3で表わされる基のうち好ましいものは、水素原子
、炭素原子数1ないし30の置換されていてもよいアル
キル基、炭素原子数6ないし30の置換されていてもよ
いフェニル基、炭素原子数1ないし30の置換されてい
てもよいカルバモイル基、炭素原子数2ないし30の置
換されていてもよいアルコキシカルボニル基、炭素原子
数7ないし30の置換されていてもよいフェノキシカル
ボニル基、カルボキシル基、または水酸基である。
これらの基土に置換する基として好ましいものは、R”
上の好ましい置換基として上述した基が挙げられる。
R13で表わされる基のうち特に好ましいものは、炭素
原子¥11ないし20の置換されていてもよいアルキル
基(例えばメチル基、t−ブチル基、トリフルオロメチ
、ル基など)、炭素原子数6ないし20の置換されてい
てもよいフェニル基(例えばフェニル基、4−メトキシ
フェニル5.3.5−ジクロロフェニル基など)、カル
ボキシル基及びその塩、炭素原子数1ないし20の置換
されていてもよいカルバモイル基(例えばカルバモイル
基、メチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、
ピロリジノカルボニル基、2−エチルへキシルカルバモ
イル基など)、炭素原子数2ないし20のアルコキシカ
ルボニル基(例えばエトキシカルボニル基、ヘキサデシ
ルオキシカルボニル基、1−ブトキシカルボニル基、コ
レステリルオキシカルボニル基など)、または水酸基で
ある。
後記表1には、一般式(na)で表わされる化合物のう
ちEがOを表わし、Ql と23によって完成される環
が下記一般式(A)で表わされる化合物の具体例として
化合物na−1ないしI[a−50を示した。
一般式(Inc) 〔式中E、R目、RIZ、RI 2は一般式(IIa)
におけると同義であるが、一般式(Ila)におけるR
目、RIZ、R”とは独立に選ばれる。〕−a式(I[
a)において、好ましい化合物は、Lが5個の置換もし
くは無置換のメチン基が共役二重結合で連結されて形成
される三価の連結基を表わすものである。
一般式(nb) 〔上記一般式(II b)及び(ffc)において八2
、A3はピリジン、ピリミジン、ピラジン、又はトリア
ジン核を形成するのに必要な原子群を表わし、L4、し
5はメチン基、または3もしくは5個のメチン基が共役
二重結合で連結されて形成される基を表わす。) 一般式(n b)および(Inc)において、八2、八
3で完成されるピリジン、ピリミジン、ピラジン、また
はトリアジンは置換基を有していてもよく、ベンゼン環
などの芳香族環やシクロヘキサン環などの脂肪族環が縮
合していてもよい。
L4、L5で表わされるメチン基は置換基を有していて
もよく、これらの置換基は互いに連続して環を形成して
いてもよい。
一般式(I[b)および(Inc)で表わされる化合物
のうち好ましいものにおいては、A2、A3で完成され
る環はピリジン、ピリミジン、ピラジン、またはトリア
ジン環またはこれらにベンゼン環が縮合したものであり
、これらの環は以下に挙げる炭素原子数30以下の基で
置換されていてもよい。
すなわち、アルキル、アラルキル、アリール、ヒドロキ
シ、F、C2、Br、  I、シアノ、ニトロ、アルコ
キシ、アラルキルオキシ、アリールオキシ、アシル、ア
シルオキシ、アシルアミノ、スルホンアミド、アリール
オキシカルボニル、アラルキルオキシカルボニル、アル
コキシカルボニル、カルバモイル、スルファモイル、カ
ルボキシ、もしくはカルボキシラド、スルホン酸、もし
くはスルホナト、カルバモイルアミノ、スルファモイル
アミノ、アルキルスルホニル、アラルキルスルホニル、
アリールスルホニル、アルキルスルフィニル、アラルキ
ルスルフィニル、アリールスルフィニル、アルキルチオ
、アラルキルチオ、またはアリールチオであり、これら
の基はさらに置換基を有していてもよい。
−fi式(I[b)または(Ilc)で表わされる化合
物のうち好ましいものにおいてはL4、LSで表わされ
る基は下記一般式(a)ないしくg)で表わされる。
一般式(di 一般式(e) 一般式(f) Y″ 一般式(gl −C式(alないしくg)においてY#は水素原子また
は1価の基を表わし、この場合1価の基としては、メチ
ル、トリフルオロメチルなどの低級アルキル基、ベンジ
ル、p−メトキシベンジルなどのアラルキル、フェニル
、m−クロロフェニル、ナフチルなどの了り−ル、メト
キシ、シクロヘキシルオキシなどの低級アルコキシ、ジ
メチルアミノ、ジフェニルアミノ、メチルフェニルアミ
ノ、モルフォリノ、イミダゾリジノ、エトキシカルボニ
ルピペラジノなどのジ置換アミノ、アセトキシなどのア
ルキルカルボニルオキシ、メチルチオ、ドデシルチオな
どのアルキルチオ、フェニルチオなどのアリールチオ、
シアノ、ニトロ、F1Cj?1BrsIなどのハロゲン
原子などが好ましい。
一般式(nb)または(nc)で表わされる化合物のう
ち特に好ましいものにおいては、A2、A3で完成され
る環はピリジン環、ピリミジン環、又はピリジン環にベ
ンゼン環が縮合して形成されるキノリン環であり、これ
らの環上の置換基としては、水素原子、F、C1、シア
ノ、炭素原子数1ないし20のアルキル(例えばメチル
、t−ブチル、トリフルオロメチル)、炭素原子数6な
いし20の置換されていてもよいフェニル(例えばフェ
ニル、4−メトキシフェニル、3.5−ジクロロフェニ
ル)、炭素原子数7ないし20の置換されていてもよい
アラルキル(例えばベンジル、2−フェニルエチル)、
炭素原子数1ないし20のカルバモイル(例えばブチル
カルバモイル、ジメチルカルバモイル)、炭素原子数1
ないし20のスルホニル(例えばメタンスルホニル、ベ
ンゼンスルホニル、ドデシルベンゼンスルホニル)、炭
素原子数1ないし20のアルコキシ(例えばメトキシ、
エトキシ、t−ペンチルオキシ)、炭素原子数6ないし
20のアリールオキシ(例えばフェノキシ、p−メトキ
シフェノキシ、m−クロロフェノキシ、2,4−ジ−t
−ペンチルフェノキシ)、炭素原子数Oないし20の置
換されていてもよいアミノ基(例えばアミノ基、ジメチ
ルアミノ基、2−エチルへキシルアミノ基、アセトアミ
ノ基、ベンゾイルアミノ基、メチルスルホニルアミノ基
、ベンゼンスルホニルアミノ基)が挙げられる。またL
4、LSで表わされる基として特に好ましいものは一形
式+a)、(′b)、またはtc+で表わされるもので
あり、特にY″が水素原子、低級アルキル基(例えばメ
チル、エチルなど)を表わすものが好ましい。
一般式(nb)で表わされる化合物は、米国特許第2,
514,649号に記載された方法に従って合成するこ
とができる。また−形式(Ilc)で表わされる化合物
は、1956年発行のジャーナル・オブ・ザ・ケミカル
・ソサエティ(Journal of theChem
ical 5ociety)誌、1360ページないし
1364ページの記載に従って合成することができる。
−船釣な合成経路としては下記−形式(■b)または(
I[[c)で表わされる化合物をメタノール、エタノー
ル、ピリジン、N、N−ジメチルホルムアミドなどの適
当な溶媒中で、適当なメチン源、トリメチン源、又はペ
ンタメチン源化合物(例えばオルトギ酸エチル、■、5
−ジフェニルー1.5−ジアザ−1,3−ペンタジェン
、1゜5.5−トリアルコキシ−1,3−ペンタジェン
、1.7−ジフェニル−1,7−ジアザ−1,3゜5−
へブタトリエン)と反応させることにより合成すること
ができる。この際、トリエチルアミンなどの塩基性物質
及び無水酢酸などの酸無水物を添加すると反応が促進さ
れることがある。
−形式(nIb)      −形式(I[Ic)るも
のである。〔式中Yは上記−形式(n)における定義と
同義の基を表わす。〕 〔式中、Aは一般式(n b)、(II c)における
At 、A3と同義の基を表わす。〕 −C式(ITb)及び(Ilc)において、好ましい化
合物は、L4、LSが、5個の置換もしくは無置換のメ
チン基が共役二重結合で連結されて形成される三価の連
結基を表わすものである。
−形式(IIa)、(Ilb)、(II c)において
1.3 、L4 、LSで表わされる基のうち好ましい
ものは下記−形式(i)ないしくiv)で表わされ以下
に本発明で用いられるオキソノール色素の■−3゜ 具体例を挙げるが、 本発明の範囲はこれらのみに 限定されるものではない。
■−1゜ ■−4゜ ■ 2゜ H ■−5゜ ■−7゜ ■−6゜ ■ 8゜ ■−9゜ u−io。
n−13゜ ll−14゜ ■ 11゜ n−12゜ n−ts。
n−16゜ So、K SO,に n−17゜ ll−18゜ ■ 21゜ ■ 22゜ ■ 23゜ So、Na 0sNa ■ 19゜ ■ 20゜ ■−24 ■ 25゜ ■ 26゜ ll−27゜ ll−28゜ ■ 29゜ ll−30゜ C、II S しxlIs ■a−51 1[a−52 ■a I[a−56 OCHコ H 1a−53 1a−54 Hs H3 I[a−57 1a−58 しl13 11a−59 11a−60 H3 ■a CIh fJI s a−61 a−65 1[a nに411q ■a−67 r!1゜ +1a−68 −CJw 1a−71 ■a−72 H3 I[a na−T。
CRs ■a−73 na na−76 ■a−79 na−80 n−C411w tHs n−(:4H雫 na CH3 C1b 本発明の一般式(Ila)で表される化合物は下記−形
式(I([a)で表わされるジオキソピラゾリジン化合
物をメタノール等の適当な溶媒中で適当なメチン源、ト
リメチン源、ペンタメチン源化合物(例えばオルトギ酸
エチル、1,5−ジフェニル−1,5−ジアザ−1,3
−ペンタジェン、1゜5.5−)ジアルコキシ−1,3
−ペンタジエン、1.7−ジフェニル−1,7−ジアザ
−1,3゜5−ヘプタトリエンなど)と反応させること
により合成することができる。この際、トリエチルアミ
ン等の塩基性物質及び無水酢酸等の酸無水物を添加する
と反応が促進されることがある。より具体的には特公昭
39−22069号、同43−3504号、同 52−
38056号、同54−38129号、同55−100
59号、特開昭49−99620号、同59−1683
4号、あるいは米国特許第4,181.225号などに
記載されている方法を利用して合成することができる。
−形式(II[a) R11、R′2と同義の基を表わす。〕一般形式Va) 〔式中R目、R”% R13は一般式(Ila)におけ
る定義と同義の基を表わす。〕 −m式(Illa)で表わされる化合物は下記−形式(
TV a )で表わされる化合物と一般式(Va)で表
わされる化合物とを酸性条件下で加熱することによって
合成できる。
一般式(It/a) 〔式中RI3は一般式(Ua)におけるRISと同義の
基を表わし、RISはアルキル基またはアリール基を表
わす。〕 一般式(I[Ia)で表わされる化合物は、また特開昭
52−112626号に記載されたジオキンピラゾロピ
リジン化合物(−形式(Vla))をアルキル化、アリ
ール化、あるいはアシル化することによって合成するこ
ともできる。
−形式(Vla): 〔式中RI I、R12は一般式(I[a)における式
中R”% R”は−形式(I[a)のR目、R13と同
義の基を表わす。なお当然のことながら一般式(IIa
)又は−形式(Illa)で表わされる化合物の官能基
は公知の方法で他の官能基への変換は可能である。
以下に一般式(IIa)で表わされる化合物の合成例を
挙げる。
合成例1.化合物11a−2の合成 1−フェニル−3−アニリノ−2−ピラゾリン−5−オ
ン(25g)、アセト酢酸エチル(I8g)、および酢
酸(I50ml)を6時間加熱還流した。反応液を水で
希釈し、生じた固体をアセトニトリルから結晶化させる
ことにより10.9 gの2.7−ジフェニル−4−メ
チルピラゾロ〔3゜4−b〕ピリジン−3,6−ジオン
を得た。
融点145−147℃ この2,7−ジフェニル−4−メチルピラゾロ(3,4
−b)ピリジン−3,6−ジオン(3,17g)にメタ
ノール(50nl)とトリエチルアミン(2,8m#)
とを加えて作った溶液に1,7−ジフェニル−1,7−
ジアザ−1,3,5−へブタトリエン塩酸塩(2,85
g)を加えて溶解し、次いで無水酢酸(I,88++l
)を加え室温で1時間攪拌した。生じた沈殿を濾取し、
メタノールで洗浄し、乾燥して5− (5−(N−アセ
チルアニリノ)−2,3−ペンタジエニリデン)−2,
7−ジフェニル−4−メチルピラゾロ(3,4−b)ピ
リジン−3,6−ジオン(I,9g)を得た。この結晶
(I,5g)にN、N−ジメチルホルムアミド(60m
l> 、2.7−ジフェニル−4−メチルピラゾロ(3
,4−b)ピリジン−3,6−ジオン(0,95g)、
およびトリエチルアミン(0,42g)を加え、50℃
で2時間撹拌した。
微量の不溶物を濾過した後、攪拌しながら10培容の酢
酸エチルを加えて晶析した。得られた結晶を再び少量の
N、N−ジメチルホルムアミドに溶かした後、10培容
の酢酸エチルを加えて晶析した。濾取、乾燥して化合物
11a−2(I,3g)を得た。黄金色結晶、融点30
0℃以上、合成例2 化合物IIa−1の合成 3−メチルアミノ−1−フェニル−2−ビラプリン−5
−オン(I,9g)、アセト酢酸エチル(I,4g)、
および酢酸(8ml)を6時間加熱還流した。反応液を
水で希釈し生じた結晶を濾取し、イソプロピルアルコー
ルで洗浄し1.8gの4゜7−シメチルー2−フェニル
ビラソロ(3,4−b〕ピラゾリン3.6−ジオン(融
点179−181℃)を得た。この結晶(Ig)にメタ
ノール(2On+Il)とトリエチルアミン(0,7n
11)とを加えて作った溶液に、1,7−ジフェニル=
1.7−ジアザ−1,3,5−へブタトリエン塩酸塩(
0,7g)を加えて溶解し、次いで無水酢酸(0,6n
+/)を加え室温で1時間攪拌した。生じた沈殿を濾取
し、メタノールで洗浄し、乾燥して5−(5−(N−ア
セチルアニリノ)−2,3−ペンタジエニリデン)−4
,7−シメチルー2−フェニルピラゾロ(3,4−b)
ピリジン3.6−ジオン(0,2g)を得た。この結晶
(0,15g)にN、N−ジメチルホルムアミド(5m
l)と4゜7−シメチルー2−フェニルビラソロ(3,
4−b〕ピラゾリン3,6−ジオン(0,08g)を加
え、50℃で2時間撹拌した。反応液を濾過した後、水
で希釈して、晶析し、濾取、水洗、乾燥して化合物11
a−1(0,2g)を得た。
融点300℃以上  λ、%□  760nm合成例3
 化合物Ira−4の合成 3−(3−クロロフェニルアミノ)−1−フェニル−2
−ピラゾリン−5−オン(5,7g)に、アセト酢酸エ
チル(2,8g)、および酢酸(40ml>を加え6時
間加熱還流した。生じた結晶を濾取し、イソプロピルア
ルコールで洗浄し2gの7−(3−クロロフェニル)−
4−メチル−2−フェニルピラゾロ(3,4−b)ピリ
ジン−3゜6−ジオンを得た。(融点278−282℃
)。
この結晶(I,4g)にメタノール(24mlとトリエ
チルアミン(I,12m1りとを加えて作った溶液液に
、1.7−ジフェニル−1,7−ジアザ−1,3,55
−へブタトリエン塩酸塩(I,13g)を加えて溶かし
、次いで無水酢酸(0,75ml)を加えて室温で1時
間攪拌した。
生じた沈殿を濾取し、メタノールで洗浄、乾燥して5−
  (5−(N−アセチルアニリノ)−2゜3−ペンタ
ジエニリデン)−7−(3−40ロフエニル)−4−メ
チル−2−フェニルピラゾロ(3,4−b)ピリジン−
3,6−ジオンを得た。
この結晶(0,5g)にN、N−ジメチルホルムアミド
(30m/) 、7   (3−クロロフェニル)−4
−メチル−2−フェニルピラゾロ(3,4−b〕ピラゾ
リン3.6−ジオン(0,32g)、およびトリエチル
アミン(0,13mjlりを加えて、50°Cで2時間
攪拌した。
反応液を濾過した後、攪拌しながら10倍容の酢酸エチ
ルを加えて晶析した。得られた結晶を再び少量のN、N
−ジメチルホルムアミドに?容かした後10倍量の酢酸
エチルを添加して晶析し、濾取し、酢酸エチルで洗浄し
、乾燥して化合物Ua−4(0,4g)を得た。
融点300℃以上  λ、s−762nm合成例4 化
合物I[a−3の合成 3−(4−メトキシフェニルアミノ)−1−フェニル−
2−ピラゾリン−5−オン(I4g)にアセト酢酸エチ
ル(8,5g)、および酢酸(75rnl)を加え6時
間加熱還流した。反応液を水150□lに注入し、生じ
た固体をメタノール(500njりとアセトン(I50
mJ)のン昆合物に加熱溶解した後冷却して8.4gの
7−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2−フェ
ニルピラゾロ(3,4’−b)ピリジン−3,6−ジオ
ン(融点189−190℃)を得た。この結晶(3,4
7g)にメタノール(40ml)とトリエチルアミン(
2,8nl)とを加えて作った溶液に、1.7−ジフェ
ニル−1,7−ジアザ−1,3゜5−へブタトリエン塩
酸塩(2,85g)を加えて溶解し、次いで無水酢酸(
I,88m1)を加え室温で1時間攪拌した。生じた沈
殿を濾取し、メタノールで洗浄し、乾燥して5− (5
−N−アセチルアニリノ)−2,3−ペンタジエニリデ
ン〕−丁−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−2
−フェニルピラゾロ(3,4−b)ピリジン−3゜6−
ジオン(4,1g)を得た。この結晶(3,8g)にN
、N−ジメチルホルムアミド(40mjり、7−(4−
メトキシフェニル)−4−メチル−1−フェニル−2−
ピラゾリン−5−オン(2,4g)及びトリエチルアミ
ン0.98mj2を加え50℃で2時間撹拌した。反応
液を濾過した後、攪拌しながら10培容の酢酸エチルを
添加して晶析した。
得られた結晶をアセトニトリルより再結晶して化合物U
a−3(I,0g)を得た。融点260℃(分解) 合成例5 化合物[[a−5の合成 合成例1において、l−フェニル−3−アニリノ−2−
ピラゾリン−5−オンの代りに、3−(3−メチル−4
−メトキシフェニルアミノ)−1−フェニル−2−ピラ
ゾリン−5−オンを用いたほかは同様にして、化合物1
1a−5を得た。
(融点300℃以上) 合成例6 化合物IIa−6の合成 合成例1において、1−フェニル−3−アニリノ−2−
ピラゾリン−5−オンの代りに、3−(4−n−へキシ
ルフェニルアミノ)−1−フェニル−2−ピラゾリン−
5−オンを用いたほかは同様にして、化合物11a−6
を得た。
(融点220−223℃) 合成例7 以下同様にして化合物12〜16.27.30.33〜
35.44〜60を合成した。これらの化合物の融点は
いずれも300℃以上であった。
次に一般式(II b)で表される化合物の具体例を示
す。
b−1 b−4 1b−2 b I[b−6 b b 次に一般式(IIc) で表される化合物の具体例 を示す。
1cm1 1cm2 b−9 b−11 c I[c−4 I[c−5 ■ c−6 11cm8 1cm9 本発明の光記録媒体において、−形式(I)で表わされ
る色素とオキソノール色素の使用割合は、好ましくは、
モル比で100:1〜1:10、さらに好ましくは20
:1〜1:5、最も好ましくは10:1〜2:1である
。それぞれの色素は単独で用いても、2種以上併用して
もよく、あるいは本発明の色素以外の色素と併用して用
いてもよい。また読取り耐久性向上のため種々の酸化防
止剤や一重項酸素クエンチャーを併用することも有効で
ある。また、種々の樹脂を併用してもよい。
あるいは遷移金属イオンを添加してキレートを形成させ
て用いることにより耐久性を増すこともできる。
本発明の光記録媒体に使用されるクエンチャ−としては
、種々のものを用いることができる。このようなりエン
チャーとしては、再生劣化を低下させ、色素との相溶性
が良好な遷移金属錯体が好ましい。この場合、中心金属
として好ましいものは、N1% GO% CLI% P
d1P tなどである。
新規なりエンチャーの例としては次の一般式(■)また
は(■)で示されるものがあげられる。
(式中、(Cat+)および(Cat2)は錯体を中性
ならしめるために必要な陽イオンを示し、M、およびM
2はニッケル、銅、コバルト、パラジウムまたは白金を
示す。nは1または2を示す。)前記−形式〔■〕また
は〔■〕で表わされる化合物において、(Cat+3ま
たは(Cat、)で表わされる陽イオンのうち無111
 陽イオンとしては、アルカリ金属(たとえば、Li、
 Na、 Kなど)、アルカリ土類金属(Mg、 Ca
、 Baなど)もしくはNH4”をあげることができる
また有機陽イオンとしては、第四級アンモニウムイオン
または第四級ホスホニウムイオンをあげることができる
前記−形式〔■〕または〔■〕で表わされる化合物にお
いてMlまたはM2を好ましい順に挙げるとニッケル、
コバルト、i同、パラジウム、白金の順である。
−i式〔■〕または〔■〕の金属錯体は平面四配位の立
体構造を有する。なお−形式〔■〕の化合物ではチオケ
トン基が中心金属に関して対称又は非対称にあるかは一
義的に決らないが、本発明では便宜的に一般式〔■〕の
ように表わす。
前記−形式〔■〕または〔■〕で表わされる化合物は次
のようにして合成することができる。
−形式〔■)(n=2)の化合物は二硫化炭素とナトリ
ウムを反応させて得られるジソデイウム1.3−ジチオ
ール−2−チオン−4,5−ジチオレートを先ず、亜鉛
錯体とし、これに塩化ベンゾイルを反応させ、ビスベン
ゾイルチオ体とする。これをアルカリで分解した後、金
属塩を反応させて得られる。
又、−i式〔■)(n=1)の化合物は、上で得られた
錯体(n=2)を適当な酸化剤で酸化して得られる。
一般式(■)(n=2)の化合物は、先ず、二硫化炭素
とナトリウムを反応させて得られるジソデイウムー1.
3−ジチオール−2−チオン−4゜5−ジチオレートを
、約130℃に加熱してジソデイウムー1.2−ジチオ
ール−3−チオン−4゜5−ジチオレートに異性化させ
る。これを亜鉛錯体とし、これに塩化ベンゾイルを反応
させ、ビスベンゾイルチオ体とする。これをアルカリで
分解した後、金属塩を反応させて得られる。
又、−i式〔■)(n=1)は上で得られた錯体(n 
= 2)を適当な酸化剤で酸化して得られる。
−形式〔■〕または〔■〕の化合物を得るための中間体
である1、3−ジチオール−2−チオン4.5−ジチオ
レートアニオンは、上記の如くNaによる還元法の他に
電気化学的な還元によっても得られる。
前記−形式〔■〕で表わされる化合物のうち好ましいも
のを例示すれば次の通りである。
ツ タ ツ ツ その他のクエンチャ−としては特開昭59−17829
5号に記載されている以下の化合物などが挙げられる。
(i)ビスジチオ−α−ジケトン系 RZI〜R24はアルキル基、アリール基アルキルチオ
基、了り−ルチオ基またはシアノ基を表わし、Mは2価
の遷移金属原子を表わす。
(ii)ビスフエニルジチオール系 (iii )アセチルアセトナートキレート系(iv 
)ジチオカルバミン酸キレート系(v)ビスフェニルチ
オール系 (vi)チオカテコールキレート系 (vi)サリチルアルデヒドオキシム系(vii)チオ
ビスフェルレートキレート系(iに)亜ホスホン酸キレ
ート系 (x)ベンゾエート系 (xi)  ヒンダードアミン系 (xii)遷移金属塩 この他人式で表わされるアミニウム系もしくはジイモニ
ウム系化合物が挙げられ、具体例としては日本化薬株式
会社製IRG−002、IRG−003、IRG−02
2、IRG−023が挙げられる。
Rls、 R2bはアルキル基、シアノ基またはハロゲ
ン原子を表わし、Mは2価の遷移金属子を表わす。
(式中Rはアルキル基又はアリール基を表わす。)本発
明において、前記色素のカチオンと、クエンチャ−のア
ニオンとの結合体を使用することもできる。
クエンチャ−は前記色素1モルあたり、−Cに0.05
〜12モル、好ましくは0.1〜1.2モル使用される
クエンチャ−は色素薄膜記録層に含有させることが好ま
しいが、記録層とは別の層に含有させてもよい。本発明
の光記録媒体には、必要により、さらに基板上に下引き
層を、また記録層上に保護層を、また基板上もしくは記
録層上に反射層を設けることができる。
基板としては既知のものを任意に使用することができる
。その代表的な例にはガラスまたはプラスチックがあり
、プラスチックとしてはアクリル、ポリカーボネート、
ポリスルホン、ポリイミド、非晶質ポリオレフィン、エ
ポキシ樹脂、ポリエステルなどが用いられる。その形状
はディスク状、カード状、シート状、ロールフィルム状
など種々のものが可能である。
ガラスまたはプラスチック基板には記録時のトラッキン
グを容易にするために案内溝を形成させてもよい。また
ガラスまたはブラスチフク基1反にはプラスチックバイ
ンダーまたは無機酸化物、無機硫化物などの下引き層を
設けてもよい。基板よりも熱伝導率の低い下引き層が好
ましい。また記録層同士を内側にして2枚の記録媒体を
対向させたいわゆるエアーサンドイッチ構造にすること
も可能である。
本発明における記録層の形成は、例えば、色素およびク
エンチャ−を有機溶剤(例えばメタノール、エタノール
、イソプロピルアルコール、22.3.3−テトラフル
オロプロパツールなどのフッ素化アルコール類、ジクロ
ロメタン、ジクロロエタン、アセトンなど)に溶解し、
必要に応じて適当なバインダー(例えばPVA、PVP
、ポリビニルブチラール、ポリカーボネート、ニトロセ
ルロース、ポリビニルホルマール、メチルビニルエーテ
ル、塩素化パラフィン、無水マレイン酸共重合体、スチ
レン−ブタジェン共重合体、キシレン系樹脂)を加え、
この溶液を塗布(例えばスピンコード)することによっ
て行なえるし、又は色素とクエンチャ−を共蒸着するか
あるいは色素を真空蒸着したのち、クエンチャ−を塗布
することによって行なえる。バインダーを使用する場合
には、バインダーの重量は色素重量の0.01〜2倍が
好ましい。また色素をいわゆるラングミュア−プロジェ
ット法により薄膜として用いることもできる。
本発明における記録層は1層又は2N以上設ける。
記録層内又はこれに隣接する層内には、色素の劣化を防
ぐため、酸化防止剤もしくは褪色防止剤を存在させても
よい。
記録層の膜厚は、通常0.01μm〜2μm、好ましく
は0.02〜0.8μmの範囲である。
半導体レーザまたはHe −Neレーザなどの反射層を
設ける場合は、基板に反射層を設は次にこの反射層の上
に前述したような方式によって記録層を設けることによ
るか、あるいは基板に記録層を設け、次いでこの上に反
射層を設けるかのいずれかの方法がある。
反射層は蒸着法、スパッタリング法、イオンブレーティ
ング法などの他、次のような方法によって作ることがで
きる。
例えば水溶性樹脂(PVP、PVAなど)に金属塩また
は、金属錯塩を溶解させ、さらに、還元剤を加えた溶液
を基板に塗布し、50℃〜150℃好ましくは60℃〜
100℃で加熱乾燥させることによって形成される。
樹脂に対する金属塩または金属錯塩の量は重量比で0.
1〜10好ましくは0.5〜1.5である。この際、記
録層の膜厚は金属粒子反射層が0.01〜0.1μmで
ありそして光吸収層が0.01〜1μmの範囲が適当で
ある。
金属塩または金属錯塩としては、硝酸銀、シアン化銀カ
リウム、シアン化金カリウム、銀アンミン錯体、恨シア
ン錯体、金塩または金シアン錯体などを使用できる。還
元剤としてはホルマリン、酒石酸、酒石酸塩、次亜燐酸
塩、水素化硼素ナトリウム、ジメチルアミンボランなど
を使用できる。
還元剤は金属塩または金属錯塩1モルに対し0.2〜1
0モル好ましくは0.5〜4モルの範囲で使用できる。
本発明の光記録媒体において、情報の記録はレーザ(例
えば半導体レーザ、He −Neレーザなど)などのス
ポット状の高エネルギービームを基板を通しであるいは
基板と反対側より記録層に照射することにより行われ、
記録層に吸収された光が熱に変換され、記録層にピット
(穴)が形成される。
また情報の読み出しはレーザビームを記録の闇値エネル
ギー以下の低出力で照射し、ピット部とピットが形成さ
れていない部分の反射光量もしくは透過光量の変化を検
出することにより行われる。
以下、実施例を挙げて本発明の詳細な説明するが、本発
明の範囲はこれらのみに限定されるものではない。
実施例1 表2に示す化合物の1%2.2.3.3−テトラフルオ
ロプロパツール溶液を射出成形した溝付ポリカーボネー
ト板(I,6μピツチ、深さ750人)にスピンコード
して乾燥した。こうして作成した記録媒体に下記の条件
で記録、再生を行った。
結果を表2に示した。この表から本発明の記録媒体(試
料番号10〜23)は高反射率を示すと同時に高いC/
Nを与えることがわかる。なお−形成(I)で表わされ
る化合物と併用する色素(−形成(II)で表わされる
色素など)と−形成(I)で表わされる色素との混合比
は1:4であった。
記録及び再生条件 レーザー    二手導体レーザ(GaA I As)
レーザーの波長 :830nm ビーム径    :1.6μm 線   速      :5m/s m/式ワー   −2〜lQmW 記録周波数   :2.5MHz 記録デューティm:50% 再生パワー   :0.4mW 此l」311人 〔発明の効果〕 本発明の光情報記録媒体は、情報の読み取り及び記録に
用いるレーザー光線に対して、反射率が高く、しかも記
録に充分なほど高い吸収率を有するため高いC/Nを示
す。
表2記録媒体の性能 *ジイモニウム系−重項酸素クエンチャーである日本化
薬聾のIRGO23を一般式(I)の化合物に対し2重
量%添加した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも1種の下記一般式( I )で表わされる色素
    と少なくとも1種のオキソノール色素とを同一基板上に
    担持せしめたことを特徴とする、レーザー光線を用いて
    記録、再生、あるいは消去を行なうための光情報記録媒
    体。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ただし、Z^1およびZ^2は、アルキル基、アリー
    ル基またはアルケニル基を表わし、これらは互いに同一
    でも異なっていても、あるいはZ^1とZ^2とが互い
    に連結して環を形成しても良く、Qは、NまたはC−R
    ^6(R^6は水素原子、アルキル基またはアリール基
    )を表わし、 R^1、R^2およびR^3は、アルキル基、アリール
    基またはアルケニル基を表わし、互いに同一でも異なっ
    ていても、あるいはこれらの少なくとも一つの基がLと
    連結して環を形成しても良く、X^−は陰イオンを表わ
    し、 GはN−R^3と連結して5または6員環を形成するた
    めの基を表わし、そして Lは1、3、5又は7個のメチン基または置換メチン基
    が共役二重結合を形成するように連結されて形成される
    三価の基を表わす〕
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1701347A2 (en) 2002-11-29 2006-09-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Optical information-recording Medium, novel oxonol compound and method of recording information
WO2006101177A1 (ja) * 2005-03-24 2006-09-28 Fujifilm Corporation 光情報記録媒体

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