JPH0261837B2 - - Google Patents

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JPH0261837B2
JPH0261837B2 JP57097059A JP9705982A JPH0261837B2 JP H0261837 B2 JPH0261837 B2 JP H0261837B2 JP 57097059 A JP57097059 A JP 57097059A JP 9705982 A JP9705982 A JP 9705982A JP H0261837 B2 JPH0261837 B2 JP H0261837B2
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JP57097059A
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JPS589489A (ja
Inventor
Shiirubesuta Kiizu Geerii
Jakusu Joojizu Jiiinnpiia
Girubaato Darapiiaza Deenisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS589489A publication Critical patent/JPS589489A/ja
Publication of JPH0261837B2 publication Critical patent/JPH0261837B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/30Transforming light or analogous information into electric information
    • H04N5/32Transforming X-rays
    • H04N5/3205Transforming X-rays using subtraction imaging techniques

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 心臓の様な動きの速い器管、特にこういう器管
の血管の非侵入性の動的なX線検査が出来る様
に、ビデオ記録及び表示の為に、デイジタル形式
で減算した実時間の又は連続的な像、直列像及び
積分像を発生する方法並びに装置を以下説明す
る。こういう方法はデイジタル減算形螢光透視法
又はX線撮影法と呼ばれる場合が多い。実時間の
デイジタル減算形螢光透視法を実施する装置の従
来の例が、米国特許第4204225号及び同第4204226
号に記載されている。
デイジタル減算形螢光透視法の1つの目的は、
関心が持たれる解剖学的な部分、普通は血管を強
調し、単に背景となるだけであつて、血管をぼか
すような解剖学的な部分を弱めた、X線画像の可
視表示を得ることである。前掲米国特許では、こ
の目的を達成する為、一定のX線スペクトルを用
いて得られた相次ぐX線画像を光像に変換し、テ
レビジヨン・カメラを用いて光像をアナログ・ビ
デオ信号に変換し、アナログ信号を、1フレーム
を構成し且つ画像を構成する個別の画素を表わす
デイジタル・ワードに変換し、1つの像フイール
ド又はフレームに対するデータを貯蔵し、その後
現在フレームに対するデータを前の及び/又は後
のフレームに対するデータから交互に且つ反復的
に減算して、テレビジヨン・スクリーンに減算結
果を一続きの減算像として表示する為のデータを
発生する。一続きの内の1つ又は両方又は更に多
くの像に対するデータには、重みをかけ又は変化
する形で作用を加えて、ぼかす原因となる背景を
相殺し、関心のある解剖学的な部分が残る様にす
るのが普通である。
溶解した沃素化合物の様なX線に不透明な染料
を心臓から離れた所で静脈に注射し、染料が心臓
に達した時に血管の境界をはつきりさせる助けに
すると共に、染料で染まつた血液が血管の中をど
の様に循環するかを判定する機会を作るのが普通
である。
心臓は動いているから、減算過程にかける相次
ぐ画像が整合していることが問題であり、表示さ
れる像が幾分ぼやける。この問題は、従来の特許
で行われている様に、各々のX線画像が、同じ陽
極陰極間電圧で動作するX線管を用いて撮影され
る場合、取扱いが一層困難になる。この場合、X
線ビームのエネルギ・スペクトルは一定である。
この結果、染料を担持する血液が画像毎に一層前
進することによつて起り得る違いを別にすれば、
相次ぐ画像の強度は略同じである。
従来の方法では、幾つかの相次ぐフレームを積
分して、X線の統計的な雑音及び電子装置の雑音
の影響を抑えていた。積分期間の間、心臓は動き
得るので、表示される像のぼやけが一層目立つ様
になりがちである。更に、いつも積分の為に時間
を取らなければならないとすると、連続的で真実
に実時間の画像は求めることが出来ない。精々毎
秒15枚の減算フレームしか表示することが出来な
いが、これは60Hzに同期したテレビジヨン装置で
達成し得る毎秒30又は60フレームよりかなり低
い。
従来の特許に記載されているような、相次いで
積分する又は期間の差をとる動作様式では、画像
で達成し得る最高のコントラストは、相次ぐ画像
の間のコントラストの差によるものであり、前に
述べた様に、この様式では、相次ぐTVフイール
ド又はフレームの間で変化しているものしか撮影
されない。この変化は例えば、動かない組識又は
骨で構成された背景に重畳された心臓の動きによ
るものであることがあり、この場合相次ぐフレー
ムの間の時間経過の為に、動く器管は必然的に若
干ぼやける。X線に不透明な造影剤が血管の中を
流れる時にこの造影剤を観察する場合、フレーム
の間で起る唯一のコントラストの違いは、フレー
ムの間の積分期間の間に不透明な媒質の前縁が前
進したことによるものである。
この発明の1つの目的は、心臓並びにその中の
血管の様な動く器管の減算像を連続又は実時間様
式、直列像様式及び積分像様式で表示することが
出来る装置を提供することである。別の目的は、
従来達成し得るよりもコントラストが高い減算像
を得るとである。
この発明では、上記並びにその他の目的を達成
する為、平均エネルギ・レベルが異なり、従つて
差別的に減衰を受けるX線ビームを身体を介して
投射するX線源を用いて、減算用の画像を発生す
る。云い換えれば、一方のX線ビームを発生する
為、X線管の陽極と陰極の間に特定の高い電圧が
印加され、或るスペクトル分布を持つビームを発
生するが、その平均エネルギは高い。他方のX線
ビームを発生する為、X線管に一層低い電圧を印
加し、或るスペクトル分布を持つビームを発生す
る。これは前の場合より平均エネルギが低い。便
宜上、並びに説明を簡単にする為、一層高い平均
エネルギを持つX線ビームを高エネルギ・ビーム
と呼び、一層高い平均エネルギを持つX線ビーム
を低エネルギ・ビームと呼ぶ。高及び低エネル
ギ・ビームは、同じ1/30又は1/60秒の期間内とい
う様に、常にたて続けに発生し、X線パルスの合
間に実質的に動きが起らない様にする。X線画像
が光像に変換され、ビデオ又はテレビジヨン・カ
メラでこれを見ることにより、それを普通のアナ
ログ・ビデオ信号列に変換する。低及び高エネル
ギX線画像に対応するアナログ信号がデイジタ
ル・データに変換される。或るエネルギのフレー
ムに対するデイジタル・ビデオ・データを収集し
て、完全フレーム更新記憶装置に貯蔵する。次の
エネルギ・レベルのフレームに対するデイジタル
が、記憶装置から取出されて来るデータと同相
に、演算処理装置に供給され、処理装置が高エネ
ルギの画像に対するデータから低エネルギの画像
に対するデータを又はその逆に減算して、画像の
間の差を表わすデータを発生し得る様にする。減
算の前に、データは処理装置で選択的に重みをか
ける。処理装置からデイジタル・データ出力をル
ツクアツプ・テーブルに対するアドレスとして使
い、このテーブルは、減算して拡大したデータを
入力するデイジタル・アナログ変換器の動的な範
囲を埋める為の、片寄り又はレベル設定と拡大を
し易くする。デイジタル・アナログ変換器がアナ
ログ信号を発生し、次にこれを使つて、テレビジ
ヨン・モニタに減算像を表示する。
この発明の種々の実施例は、器管の動きを目で
見える様にする為に、動いている物体の連続的な
又は実時間の像を表示することが出来る。更に、
一連のスナツプシヨツトに相当する様なものが得
られる直列様式で像を呈示する手段も設けられ
る。
本明細書で用いる直列差像様式とは、前に述べ
た連続差像様式すなわち連続的に相次ぐ相異なる
X線エネルギによるX線画像を表わす夫々のビデ
オ・フレームを減算することにより減算像(差
像)を次々に間をおかずに発生する様式(後述の
第6図参照)と異なり、相異なる2つのX線エネ
ルギによる夫々のビデオ・フレームを減算して得
る減算像(1つのスナツプシヨツトに相当する)
を、一定の間隔で、典型的には1秒の間隔をおい
て順次発生する様式を表わす(後述の第7図参
照)。この発明では、減算像を積分して積分差像
を得る積分差像様式を行うことも出来るようにす
る。
この発明の上記並びにその他の更に具体的な目
的がどの様に達成されるかは、以下図面について
この発明の実施例を詳しく説明する所から明らか
になろう。
画像減算装置に使う典型的なX線装置が、減算
及び表示装置と共に第1図に示されている。検査
を受ける身体が楕円10で示してある。心臓は1
1で示す。身体は普通は図に示してないX線透過
テーブル台の上に支持される。X線管12が身体
の下方に配置される。これがフイラメント又は陰
極13と陽極14とを持ち、この陽極に陰極から
の電子ビームを集束してX線ビームを発生する。
図示のX線管が制御格子15を持つている。X線
管を付勢する時、そのビームが身体10を介して
投射され、X線イメージ・インテンシフアイヤ装
置17の入力スクリーン又は光電陰極16の上に
差別的に減衰されたX線画像を形成する。インテ
ンシフアイヤは、X線画像を電子像に変換する点
では普通のものであり、この電子像を最終的には
明るく縮尺した光像に変換し、これが破線18で
示した出力発光体の上に現われる。X線管の電源
をブロツク19で示す。これはX線露出を行う為
に、陽極14と陰極13の間に高いキロボルト数
を発生する。この場合、X線電源19はピーク・
キロボルト数(KVp)が低く、従つて光子エネ
ルギの低い、持続時間の短いパルスと、KVpが
一層高く、それに対応して光子エネルギの一層高
いパルスとを交互に発生し得ることを承知された
い。これに制約するつもりはないが、例として云
うと、こゝで説明する減算装置では、典型的なパ
ルスの持続時間は約1乃至10msの範囲内である
が最も普通である。この発明の目的にとつて、作
像順序中の解剖学的な部分の動きによる減算画像
の間のずれを最小限に抑える為、1対の内の低及
び高エネルギのX線ビーム・パルスは互いに非常
に接近して、典型的には1/30以内に続く。動く器
管を観察する時に用いられる様な実時間又は連続
作像には、高及び低エネルギ・ビームの対の長い
順序を使うことが出来る。低エネルギ・ビームが
高エネルギ・ビームより先に来てもよいし、或い
はその逆であつてもよい。
X線管から低及び高いエネルギ・ビーム・パル
スを発生させる制御装置がブロツク20で示され
ており、これを以下パルス駆動装置と呼ぶ。適当
なパルス駆動回路が係属中の米国特許出願通し番
号第208095号に記載されている。
こゝで説明する減算方法にとつて、低エネルギ
X線パルス典型的には、X線管の陽極と陰極の間
に約70KVpを印加した場合に対応する光子エネ
ルギ・スペクトルを持ち、高いエネルギ・パルス
は約140KVpを印加したことに対応するエネル
ギ・スペクトルを持つ。前掲米国特許出願のパル
ス駆動装置は、X線管の格子15に相異なるバイ
アス電圧を印加することによりX線管の電圧及び
電流を変調している。高電圧回路を低及び高レベ
ルの間で切換える制御装置を用いてもよい。
第1図では1個のテレビジヨン・カメラ又はビ
デオ・カメラ21を使つて、イメージ・インテン
シフアイヤの出力発光体18の上に現われる、高
及び低エネルギX線ビームによつて発生された一
連の光像を撮影する。高エネルギ及び低エネルギ
のX線露出に関連した相次ぐフレームを走査又は
読出す様にビデオ・カメラを制御する同期信号
が、制御及びタイミング信号母線23から線22
を介して送られて来る。この母線を図では簡単の
為に1本の線で示してある。マイクロプロセツサ
24が、種々の実施例のシステムを構成する指令
を復号し、動作順序を制御する。後で再び説明す
るが、標本化電子回路モジユール33の中に入つ
ている同期発生器(図に示してない)からシステ
ム・タイミングが発生される。実施例の種々の動
作様式が、利用者インタフエイス27を使つて作
業員によつて選択される。このインタフエイス
は、図に示してないキーボードを持つていてよ
く、母線23を介してマイクロプロセツサに結合
される。
ビデオ・カメラ21が、交互の高及び低X線エ
ネルギで得られた一続きのテレビジヨン・フレー
ム又はフイールドに対応するアナログ・ビデオ信
号を線25に出力する。高及び低エネルギX線ビ
ームは身体によつて著しく異なる分だけ減衰を受
け、この為、従来の様に、交互のフレームに一定
のキロボルト数のエネルギ・レベルでX線源をパ
ルス駆動した場合よりも、相異なる2つのエネル
ギの画像を減算することによつて得られるアナロ
グ信号の大きさの間に、一層大きな差がある。前
に述べた様に、全てのX線露出が同じスペクトル
帯又は平均エネルギ・レベルであれば、その間の
主なコントラストの差は、フレームの合間の期間
の間の器管の動き、又は器管の血管の中をX線に
不透明な流体が前進することによるものだけであ
ろう。
こゝで説明する減算装置に関する限り、ビデ
オ・カメラは漸進様式又はインターレース走査様
式で動作させることが出来る。
同期的にシヤツタ動作をする2つのビデオ・カ
メラを使つて、高及び低エネルギ順序でX線画像
を求める装置が、係属中の米国特許出願通し番号
第229249号に記載されている。この装置を用い
て、こゝで1個のビデオ・カメラを用いて得られ
る低及び高エネルギX線減衰データを発生するこ
とが出来る。
カメラ21からのアナログ・ビデオ信号出力が
増幅器26の入力となる。後で説明するが装置内
の他の場所で減算を行う前に、X線強度に対応す
る信号を対数的に増幅し、又は、それに作用を加
えることが必要であるから、増幅器26を設ける
場所に、アナログ対数増幅器を使うのが便利であ
る。勿論、ビデオ信号はデイジタル・データに変
換された後に対数増幅してもよい。
増幅器26から出力される交互の高及び低エネ
ルギX線画像に対応するアナログ信号が、ブロツ
ク30で示したアナログ・デイジタル(A/D)
変換器に入力される。これは、標本化電子回路モ
ジユール33の中にある前述の同期発生器の制御
の下に、フイールド毎又はフレーム毎のビデオ・
カメラの読出しと同期してアドレスされる。ブロ
ツク30は母線31を介して母線23と接続され
ている。最後に挙げた前掲米国特許出願の場合の
様に、各々のX線エネルギ・レベルに対して1つ
ずつ、2つのビデオ・カメラを使う場合、A/D
変換器30の別のA/D変換器(図に示してない)
に対する線28の様な2本の入力線を使つて、同
期的に切換えることが出来る。
変換器30によつてデイジタル化されたアナロ
グ信号が変換器の出力母線32に現われる。この
アナログ信号の振幅が典型的には8ビツトのデイ
ジタル・ワードに変換されている。各ワードの大
きさは、アナログ・ビデオ信号の波形に沿つてサ
ンプルを取つた点にある画素の強度に対応する。
カメラが漸進様式又はインターレース走査様式の
いずれで動作しても、カメラの各々の水平走査線
に対して一連の画素信号がある。変換器30から
の出力32がブロツク33で示した標本化電子回
路に入力される。標本化電子回路33は、標本化
電子回路が母線34を介して制御母線に結合され
ることを示す様に、制御母線23の信号によつて
アドレスされ且つ同期させられる。標本化電子回
路は普通のものであつて、到来デイジタル画素信
号を適正な順序で選択する様に作用する。標本化
電子回路33のデイジタル出力が母線35に現わ
れ、これは2つの方向に分岐する。1つは母線3
6を介して記憶装置制御装置37に通じ、他方は
母線38を介してブロツク39で示した演算処理
装置へ直接的に通ずる。記憶装置制御装置37は
普通のものであつて、母線40により、ブロツク
41で示した更新記憶装置又は完全フレーム記憶
装置に結合されている。記憶装置41の容量は、
2つのテレビジヨン・フイールド即ち1フレーム
のデータを収容する位に少なくとも大きくなけれ
ばならない。1つの位置あたり8ビツトの奥行を
持つ、512×512個の画素に対する記憶装置が満足
し得ることが判つた。勿論、変換後のデイジタ
ル・ワードが一層多くのビツトで構成されている
場合、対応するビツトの奥行を持つ記憶装置41
を使うのが筋道である。この為、記憶装置は512
本の水平走査線を貯蔵し、その各々に512個のデ
イジタル化した画素信号がある。
記憶装置制御装置37は、タイミング及び制御
母線23に結合された母線42を介して、同期及
びアドレス信号をも受取る。記憶装置制御装置3
7は、1つのフレームでは、一方のエネルギ・レ
ベルに対応するデイジタル・データを記憶装置4
1にアドレスし、次に他方のエネルギのフレーム
に対するデイジタル・データを母線38を介して
演算処理装置39にアドレスする様に作用する。
記憶装置制御装置は交互の低及び高エネルギのフ
レームに対するデータを、記憶装置へ、並びに直
接的に演算処理装置へ交互に送る様にする。記憶
装置出力母線43が1走査線バツフア44に入力
を供給し、このバツフアは母線45を介して演算
処理装置39に出力を送る。バツフア44は、テ
レビジヨンの1本の走査線に対応する512個のデ
イジタル化画素信号で構成された1本の走査線を
保有する。この為、記憶装置にあるデータは、走
査線毎にバツフアへ転送することが出来る。この
構成は、或るエネルギのテレビジヨン・フレーム
の各々の走査線に対する画素信号を、減算にとつ
て適正なタイミングで、他方のエネルギの次のフ
レームの対応する走査線に対する生のデイジタル
化ビデオ画素信号と同相にすることが出来るよう
にする。簡単の為、ビデオ・カメラが漸進走査を
使うと仮定する。一続きの中の最初のX線ビー
ム・パルスが高エネルギ・ビーム・パルスである
と仮定する。このパルスによつて得られる画像に
対するデイジタル・データが完全フレーム記憶装
置41に送られる。次に低エネルギ・パルスが発
生し、そのデイジタル・データが母線38を介し
て演算処理装置39に送られる。母線38を介し
て転送される生のビデオは、それが発生する時に
記憶装置41にも送られる。勿論、前の高エネル
ギ・フレームに対して記憶装置41に貯蔵されて
いるデータは、それが減算に使われるまで、失わ
れることがない。この為、記憶装置41が1フレ
ームに対するデータで埋められた時、ビデオ・カ
メラの帰線時間の間、記憶装置にある最初の又は
1番上の水平走査線のデータが一時貯蔵の為、1
走査線バツフア44に転送される。これによつて
記憶装置の一番上の走査線が破算され、低いエネ
ルギ・フレームに関連した次の走査線の画素デー
タに対する最初の又は1番上の走査線のデータを
受取れる様にする。帰線期間が切れた後、続く低
エネルギ・フレームに対する最初の走査線のデー
タ又は生のビデオが母線38にあり、前のフレー
ムの最初の走査線はバツフアの外に転送され、そ
の画素信号は母線38にある生のビデオ信号の画
素信号と同相である。2番目の生のビデオ走査線
が母線38に発生する時、記憶装置にある前のフ
レームの次の走査線がバツフアから演算処理装置
へ転送される。この為、演算処理装置には、記憶
装置からのデータ並びに生のビデオ・データが走
査線毎に同時に入力され、この為対応する画素を
減算することが出来る。この例の説明を続ける
と、第2又は低エネルギのフレームが完了した
後、今度はそのデータが記憶装置41に貯蔵され
ている。次の高エネルギ・フレームが発生される
時、それが母線38のビデオ信号となり、同じ様
に記憶装置にあるデータから走査線毎に減算され
る。この交互の減算過程は、処理装置39からの
減算信号出力が同じ極性を持つ様な形で行われ
る。
当業者であれば、ビデオ・カメラ21が漸進走
査様式ではなく、フイールド飛越し様式で動作す
る場合、最初のフイールドに対するデータが記憶
装置41にある走査線1,3,5等に相次いでア
ドレスされ、2番目のフイールドのデータは走査
線2,4,6等にアドレスされることが理解され
よう。然し、帰線時間の間、一旦2つのフイール
ドが完了して記憶装置が一杯になると、前に説明
した様に、前のフレームに対するデータが失われ
るのを避ける為に、最初の走査線は記憶装置から
バツフア45へ転送することが出来る。
演算処理装置39の詳細は後で説明する。こゝ
では、各フレームに対するデイジタル・データ
が、処理装置で減算が行われる前に、重みがかけ
られることに注意すれば十分である。画素毎の減
算によつて生ずる差像信号が母線47に出力さ
れ、母線48を介して、ブロツク49で示したル
ツクアツプ・テーブル(LUT)に入力される。
このルツクアツプ・テーブルも後で詳しく説明す
る。これもタイミング及び制御母線23に結合さ
れていて、母線50をアドレス及び同期信号を受
取る。デイジタル差データは、後で説明する様に
LUT49で適当に修正されてから、母線51を
介して、ブロツク52で示したデイジタル・アナ
ログ(D/A)変換器に入力される。この変換器
も母線53を介して制御母線に結合されている。
D/A変換器52がLUTからのデイジタル差信
号をアナログ・ビデオ信号に変換し、これが母線
54を介してアナログ信号処理装置55に入力さ
れる。この処理装置は、普通のテレビジヨン・モ
ニタの一部分である陰極線管56に減算像を表示
する為の普通の回路を持つている。この処理装置
は同時にアナログ信号をブロツク57で示したビ
デオ記憶装置にも供給することが出来る。アナロ
グ信号は線58を介して記憶装置57に供給され
て記録されると共に、これまでに得られた像デー
タが任意の時にCRTに表示することが出来る様
に、ケーブル59を介して処理装置にも帰還する
ことが出来る。ビデオ・データは、LUT49の
出力が供給されるデイスク記録装置61を用い
て、デイジタル形式で記録することも出来る。今
の場合がそうであるが、或るX線エネルギの画像
に対するデータが1/30秒毎に記憶装置41に供給
され、他方のX線エネルギの画像に対するデータ
が1/30秒毎に母線38に供給され、2組のデータ
が1/30秒毎に、画素単位で減算される場合、差像
を呈示する為のデータが1/30秒毎に得られる。こ
の為、陰極線管56のスクリーンに於けるフレー
ム呈示速度は毎秒30フレームであり、この場合、
像は実行的に実時間で表示される。従つて、心臓
の様な動く器管、又は心臓或いはその他の器管の
血管内の若干沃素を加えた血液の流れをテレビジ
ヨン・スクリーンで連続的に観察することが出来
る。
第1図の装置は循環母線60をも持つている。
これは装置が直列差像様式で動作する時、演算処
理装置からのデイジタル減算像データ出力を記憶
装置に帰還する為にある。この様式を説明する前
に、演算処理装置39及びLUT49を第8図に
ついて詳しく説明する。
第8図で演算処理装置39が破線の囲みの中に
ある。第1図の1走査線バツフア44の出力母線
45は第8図でも同じ参照数字45で示してあ
る。同様に生のデイジタル化ビデオ信号に対する
母線38も同じ参照数字38で示してある。処理
装置はブロツク65,66で示す2つのルツクア
ツプ・テーブルを持つている。前に述べた様に、
直線性を維持して、X線に対して不透明な材料の
厚さに比例し且つその前後に重なる組識の分量に
無関係な信号を得る為には、低及び高エネルギX
線画像を表わす対数データに対して減算を行うこ
とが必要である。アナログ増幅器26が対数増幅
を行うことが出来る。
LUT65,66に適当な対数変換関数を装入
することにより、デイジタル化の後に対数増幅を
行うことも出来る。この場合、アナログ増幅器2
6は線形増幅器である。1対のデイジタル掛算器
67,68を設ける。これらの掛算器は、必要に
応じて、デイジタル信号を修正し又は重みをかけ
る為の運ばれた定数を導入する別の入力K1,K2
を持つている。即ち減算像は単純な減算によつて
発生されるのではなく、両方のエネルギの画像の
重みを加えた線形の組合せ、即ちK1I1−K2I2とし
て発生される。普通Kは1以外の定数である。1
であつても、この明細書の説明では、画像データ
Iは依然として重みをかけたものとみなす。第8
図の処理装置で、高及び低又は低及び高エネルギ
X線画像を表わす重みを加えたデータが演算論理
装置(ALU)69で減算される。ALU69の出
力がLUT49に入力される。LUT49は第1図
に示してあるが、これまでは詳しく説明しなかつ
た。LUT49はデイジタル・アナログ変換器5
2の動的な範囲一杯を活用すると共に、差像の負
の値があつても差支えない様にする為に、減算像
信号を増幅し且つ片寄りを加えるルツクアツプ・
テーブルを持つている。こうすることにより、減
算像は、CRT56の表示スクリーンにグレース
ケールの一層大きな範囲にわたつて表示すること
ができる。
第1図の実施例を連続又は実時間差像様式で動
作させる場合の時間線図が第6図に示されてい
る。この線図の一番上の行はフレーム番号を示
す。標本化電子回路33にある同期発生器が上か
ら2番目の行に30Hzのクロツク・パルスを供給す
る。各々のクロツク・パルスの後に、X線パルス
が発生される。X線パルスは交互に低及び高又は
その逆の順序のエネルギを持つている。典型的な
低エネルギX線パルス(例えば75に示す)が1
つのクロツク・パルスの後に発生し、次のクロツ
ク・パルスの後に高エネルギX線パルスが発生す
る。低及び高エネルギX線パルスが出る期間が
夫々期間77,78で示されている。例えば低エ
ネルギパルスが発生した後、期間79の間に、ビ
デオ・カメラ21のイメージ・プレートを走査
し、高エネルギX線パルスが発生した後、期間8
0の間にカメラを走査する。垂直帰線期間を81
で示してある。種々の期間の間の記憶装置41の
内容が第6図の下から2番目の行に示してある。
云い変えれば、図示の特定の順序では、記憶装置
は最初に低エネルギX線バルスに対応するフレー
ムに対するデータを持ち、その後に高及び低エネ
ルギのフレームが代わる代わる続く。最初の2つ
のフレームを考えると、最初のフレームL1が記
憶装置入り、次の高エネルギ・フレームH2が発
生されると、それが記憶装置に入ると共に、時間
線図の一番下の行に示す様に、演算処理装置に於
ける減算の為、生のビデオ母線38にも送られ
る。この一番下の行で、記憶装置にあつたL1
生の又は現在のビデオ信号H2から減算される。
この過程が交互に繰返される。即ち低エネルギ・
フレームが高エネルギ・フレームから繰返して減
算されるが、高エネルギ・フレームからは、その
前の低エネルギ・フレームが減算されると、その
後は、同じ高エネルギ・フレームから次の低エネ
ルギ・フレームが減算されることに注意された
い。この減算順序、即ち、2−1,2−3,4−
3,4−5,6−5,6−7等により、全ての減
算像で同じビデオの極性が保たれ、反転の必要が
なくなる。1走査線バツフア44を使つて、記憶
装置41を読取り且つ書込む為のタイミングの拘
束を少なくすることを次に説明する。
前に説明した様に、第1図の実施例では直例作
像様式でも動作することが出来、他の実施例でも
この様式がとれる。この様式では、心臓又は血管
を流れる沃素を加えた血液の様な解剖学的部分の
スナツプシヨツトに相当するものを撮影する。一
般的に、約1秒の間隔をおいた一連のスナツプシ
ヨツトを撮影して、例えばゆつくりと変化する状
態を観察することが出来る様にする。各々のスナ
ツプシヨツトは低X線エネルギ・フレーム及び高
エネルギX線フレームで構成され、その一方を他
方から演算処理装置39で減算して差像を発生す
る。この像をビデオ・モニタで表示すれば、例え
ば1/30秒しか続かず、29/30秒の期間は表示スク
リーンに何も写らない。従つて、この発明では、
スナツプシヨツト形の像に対する画素データが循
環母線60を介して記憶装置41に帰還され、略
1秒の間、ビデオ表示スクリーンの像を連続的に
更新することが出来る様にし、その後新しい差像
を呈示する。この為、表示スクリーンが直列像の
間の大部分の時間の間、空白のまゝであることが
避けられる。
1個の記憶装置と1走査線バツフアを用いる第
1図に示した装置を用いた直列作像順序を実施す
る時の時間線図が第7図に示されている。一番上
の行はフレーム番号を示す。30Hzのクロツク・パ
ルス列も示されている。前に説明した様に、スナ
ツプシヨツトは1つの低X線エネルギ・フレーム
と1つの高X線エネルギ・フレームとで構成され
る。この為、1番目のスナツプシヨツトでは、期
間70に低エネルギ又はKVpの低いX線ビーム
を発生することが出来る。カメラは期間71の
間、低エネルギ・フレームに対するビデオ走査を
行い、この時低エネルギ・フレームに対するデー
タが記憶装置41に供給される。次のクロツク・
パルスの後、期間72の間に高エネルギX線パル
スが発生し、同時に期間73の間ビデオ走査が行
われる。第7図の時間線図の一番下に示す様に、
最初のフレームの後、出力ビデオは高エネルギの
データから低エネルギのデータを差し引いたも
の、即ちH2−L1で構成され、これは30フレーム
まで連続的に続けられる。この間、スナツプシヨ
ツト形の減算像がテレビジヨン・スクリーンに連
続的に表示される。30番目のフレームの後、別の
1対の低及び高エネルギのX線露出がたて続けに
行われ、そのデータが減算され、別の30フレーム
の間保持される。
第1図に示す装置は、1個の完全フレーム記憶
装置41及び1走査線バツフア44を用いてい
る。1走査線バツフアを使うと、記憶装置の読出
及び書込み時間の制約によつて加えられる或るタ
イミングの拘束を避けるのに役立つ。こゝで説明
している装置では、前の走査線が書込みの為にア
ドレスされている間に、記憶装置の1つの走査線
が読取の為にアドレスされる。1フレーム時間の
間、記憶装置の各々の走査線が読取の為に1回、
そして書込みの為に1回アドレスされ、読取/書
込み状態が走査線時間毎に変化する。現在利用し
得る最も高速の記憶装置を使えば、バツフアを省
略することができる。走査線バツフアがない記憶
装置1個の装置では、1本の走査線ではなく、記
憶装置の1個の画素が読取の為にアドレスされ、
その間同じ走査線内の前の画素が書込みの為にア
ドレスされ、読取/書込み状態は、前に述べた様
に走査線毎ではなく、画素時間毎に変化する。現
在の最近の高速アクセス記憶装置は書込み前に読
取る能力を持つているので、1個の記憶装置だけ
を用いてもデータ転送を実現することが出来る。
到来画素データが前のフレームで貯蔵されている
画素データを取消したり或いは消去することが避
けられる。典型的には、現在利用し得る最も高速
の記憶装置は、約100ナノ秒で読取から書込みの
アドレス動作に変わることが出来るので、これは
標準型の60Hzのビデオ装置と両立し得る。
デイジタル画像減算装置の別の実施例が第2図
に示されている。この実施例で、第1図に示した
ものと同様に作用する部品は、同じ参照数字で示
している。第2図では、2つの完全フレーム記憶
装置を用いている。完全フレーム記憶装置41に
相当するものは第2図で参照数字41Aで表わ
し、2番目の記憶装置を数字41Bで示す。第2
図の実施例は、第1図の実施例で使つた走査線バ
ツフア44を使わずに済ます。第1図でした様
に、1個の記憶装置とバツフアを使うことによつ
て得られた書込み前読取能力を持たせる為に、比
較的遅い読取/書込みサイクル記憶装置を使うこ
とが出来る。第2図の実施例は連続作像様式及び
直列作像様式も可能である。
第2図で、相次ぐ低及び高X線エネルギのフレ
ームの対に対するアナログ・ビデオ信号が、前に
説明した実施例と同じく、線28を介してA/D
変換器30に入力される。高及び低エネルギのフ
レームに対するデイジタル化データが記憶装置4
1A,41Bに交互に入る。例として、最初のフ
レームは高エネルギX線パルスによるものである
と仮定する。そのデイジタル化画素データが記憶
装置41Aにアドレスされる。その後直ぐ続く低
エネルギのフレームに対するデータは記憶装置4
1Bにアドレスされる。低エネルギ・フレームに
対するデータが記憶装置41Bに供給されるのと
同時に、同じ生のビデオ・データが母線38を介
して演算処理装置39の一方の入力に伝送され
る。そういうことが行われる時、高エネルギの画
素データが、母線38の低エネルギの生のフレー
ム・データと同相に、記憶装置41Aから走査線
毎に出力される。この為、記憶装置41Aの内容
が、母線38のデータと同時に、母線45Aを介
して演算処理装置に供給され、この為高エネル
ギ・データを低エネルギ・データから同相で減算
することが出来る。次の高エネルギ・フレームが
発生された時、そのデータが再び記憶装置41A
に供給されると同時に、母線38を介して演算処
理装置の一方の入力に伝えられる。この時間の
間、母線38の高エネルギ・データと同相に、記
憶装置41Bから低エネルギ・フレーム・データ
が送出され、処理装置39でこれら2つのデータ
の減算が行われる。今説明した過程が各々の高及
び低エネルギ・フレームに対して繰返される。即
ち、高エネルギ・フレーム・データは常に記憶装
置41Aに入つて、母線38の低エネルギ・デー
タと組合される。低エネルギ・フレーム・データ
は常に記憶装置41Bに入り、母線38の高エネ
ルギ・フレーム・データと組合される。第1図の
実施例では、タイミングが非常に精密でないとそ
の惧れがあるが、データがかき消されない様に、
1本の走査線のデータを記憶装置から取出してバ
ツフアに入れる必要性が、第2図の2つの記憶装
置を用いた装置では要らなくなることが理解され
よう。第2図の実施例では、帰線時間の間に、記
憶装置を読取及び書込み状態等で切換え又はアド
レスしさえすればよい。差像データが演算処理装
置39′から出力され、LUT49,D/A変換器
52及びアナログ処理装置55を通り、第1図の
実施例の場合と同じく、連続像又は実時間像とし
て、テレビジヨン・モニタのCRT56に表示さ
れる。
第2図の実施例でスナツプシヨツト形又は直列
作像を行うには、1つの差像に対するデータが発
生され、処理装置39′の出力から循環母線60
を介して41Bの様な一方の記憶装置に帰還され
る。1対の低及び高X線エネルギのフレームで構
成された次のスナツプシヨツトが、普通は最初か
ら1秒後に得られると、高エネルギ・フレームに
対するデータが記憶装置41Aにアドレスされ
る。減算されるフレームの対の中の低エネルギ・
フレームに対するデータはこの時母線38に送ら
れ、記憶装置41Aから出力される高エネルギ・
データと同相に減算される。
勿論、減算によつて像データが得られる度に、
それが処理装置39から出力され、LUT49の
作用を受けてから、変換器52によつてアナロ
グ・ビデオ波形に変換される。
第2図の実施例に使われる演算処理装置は第1
図の実施例に使われるものと若干異なつていて、
参照数字39′で表わしてある。この処理装置が
第9図に示されている。この処理装置はブロツク
85で示した多重化器を用いる。多重化器は記憶
装置41A,41Bに対する1つずつと、生のビ
デオ入力38に対する1つの、3つの入力を持つ
ている。多重化器が交互のルツクアツプ・テーブ
ルLUT65,66に出力する。これらのLUT
は、第1図の増幅器26が対数増幅器でなく線形
増幅器である時に設けられていて、対数変換デー
タが装入されている。第9図で、記憶装置41A
からのデータがLUT65に多重化され、それと
同時に生のビデオ母線38のデータがLUT66
に多重化され、これらのデータが減算の為に
ALU69に入る前に、対数変換される様にする。
逆に、記憶装置41BからのデータがLUT66
に送られ、その時母線38にある生のビデオ・デ
ータがLUT65に送られ、こうして減算前のデ
ータの混同を避ける。第1図の実施例に使われる
第8図の処理装置の場合と同じく、第9図の処理
装置39′も掛算器67,68を使い、これはデ
ータに乗数K1,K2を夫々重みとして掛けること
が出来る様にしている。ALU69に於ける減算
の後、フレーム差デイジタル・データが前に説明
した様にLUT49に送出され、この後に続くデ
イジタル・アナログ変換器の動的な範囲一杯を埋
める様に調節される。アナログ・ビデオ出力線5
4及びデイジタル循環母線60も第9図に示され
ている。
第3図の実施例の画像減算装置は、第1図及び
第2図の実施例で出来ることは何でも出来る。更
に、第3図は像の積分が出来る。ビーム強度が制
限されたX線発生器を用いて形成された画像は、
それを連続様式でフレーム毎に呈示した場合、雑
音が多い惧れがある。表示スクリーンの画像に斑
点が生ずることゝなつて現われる雑音は、X線管
から放出されるX線光子がイメージ・インテンシ
フアイヤ管によつて、一定の割合ではなく不規則
に吸収されることによつて生ずる。幾つかの減算
像に対するデータを積分すると、それを幾つかの
フレームにわたつて平均化することにより、雑音
を減少するのに役立つ。第3図の装置ブロツク図
は、2つの記憶装置41A,41Bと演算処理装
置39との間に夫々1走査線バツフア44A,4
4Bがあることを別にすれば、第2図と同じであ
る。
最初に、記憶装置41B,バツフア44B及び
生のビデオ母線38の動作を考える。実際には、
これらの部品は第1図の実施例と同じ様に動作す
る。然し、それらを使うのは、幾つかの相次ぐ減
算像フレームに対するデータを積分する為であ
る。積分像データが、積分期間の間、他方の記憶
装置41Aに貯蔵され、その後モニターに表示す
る為に演算処理装置を介して送出される。例とし
て云うと、最終結果を表示する前に、典型的には
2組の差データを積分する。即ち、像は表示スク
リーン上で2/15秒毎に変化し、X線ビームが通過
する身体に動きがあれば、像の多少余分のスミヤ
リングが目立つ。然し、表示スクリーン上の像は
一層均質に見え、従つて観察者が観察し易く、そ
れから情報を取出し易い。
第3図に実施例では、減算による差データが第
1図と同じ様に発生される。即ち、高及び低X線
エネルギの画像データが記憶装置41B及び生の
ビデオ母線38に交互に供給される。簡単に繰返
すと、1対のフレームの内の最初のフレームが高
エネルギX線パルスによるものであると仮定す
る。このフレームに対するデイジタル化データが
記憶装置41Bに送られる。ビデオ・カメラの垂
直帰線時間の間、貯蔵された像の最初の走査線が
1走査線バツフア44Bに転送され、次に続く高
X線エネルギのフレームに対する次の到来データ
に対する場所を空ける。低エネルギ・フレーム・
データが発生されると、それが記憶装置41Bに
入力され、同時に、バツフア41Bの出力と同相
に、生のビデオ母線38を介して演算処理装置に
伝送され、そこで各々のフレームからの各々の走
査線を減算する。勿論、最初の走査線に続く走査
線の画素データが次々とバツフア44Bに送込ま
れ、従つて生のビデオ母線38を介して伝送され
る走査線のデータと同相のまゝでいる。次々のフ
レームに対する高エネルギ・データ及び低エネル
ギ・データが記憶装置44B及び生のビデオ母線
38に交互に供給される。第1図の実施例の場合
と同じく、第3図の実施例は低及び高エネルギの
画像の相次ぐ対を減算する。然し、第3図の実施
例では、差像データが循環母線60を介して、積
分の為に記憶装置41Aに帰還される。第3図の
実施例並びに以下説明する実施例の積分動作様式
は、第10図の時間線図について説明するのが一
番判り易い。
第10図には、ビデオ・フレーム番号、クロツ
ク・パルス列、低及び高エネルギ・パルス順序、
及びビデオ走査順序が夫々記入されている。その
関係は自明であろう。記憶装置41Bの内容が交
互に代つて、低エネルギ・フレーム・データL1
を受取つた後は、高エネルギ・データH2を受取
り、その後L3,H4,L5,H6等を受取る。第10
図の時間線図の下から2番目の行は出力ビデオB
としてあるが、これは減算結果として、処理装置
39′から得られる出力ビデオである。Dは差デ
ータを示し、何が減算されるかは等号の右側に示
してある。例えば、最初の差データは1番目の低
エネルギ・フレームL1を次に続く高エネルギ・
フレームH2から減算した結果である。次の差デ
ータD2はL3をH2から減算した結果である。勿論、
これに続いて差データD3等が発生される。
最初の減算が行われる時、即ち、L1がH2から
減算される時、その結果D1が循環母線60を介
して記憶装置41Aに送出され、この記憶装置は
差データで埋まる。次の一組の差データが、記憶
装置41Bの内容と母線38の生のビデオとの差
をとることによつて決定されると、この差D2
演算処理装置でD1に加算され、積分記憶装置4
1Aに送出される。この積分は、記憶装置41
B、走査線バツフア44B及び母線38の作用に
よつてD2が利用出来、且つD1が既に記憶装置4
1Aから利用出来ることによるものである。即
ち、低エネルギ・データL3が利用出来る時、D2
をD1に加算し、その結果を記憶装置41Aに戻
すことが出来る。H4が発生する時、記憶装置4
1B、走査線バツフア44B及び母線38が、
H4からL3を減算して差データD3を発生する為に
処理装置39′に入力を供給する。勿論、積分記
憶装置41Aの出力は、D3の発生と同時にバツ
フア44Aを介して出力され、この為、積分記憶
装置41Aの内容は循環母線60を介してD1
D2+D3になる。次に、第10図の時間線図から
明らかな様に、D4が発生される。記憶装置41
Bと生のビデオ母線38との協働によつて発生さ
れるこの差データが、積分記憶装置41Aからの
データと再び組合され、この記憶装置はこの時
D1+D2+D3+D4を持つており、4フレームの差
が積分されている。次に装置は、積分されたフレ
ーム・データをLUT49及びD/A変換器52
を介して送り、積分像を表示出来る様にするアナ
ログ・ビデオ波形に変換される様に調時されてい
る。第10図から判る様に、積分サイクルはたヾ
繰返すだけである。第3図の実施例が連続作像分
能力を持つだけでなく、前に第1図及び第2図に
ついて説明した様式で装置を動作させることによ
り、連続作像又は実時間作像能力並びに直列作像
能力を持つことは明らかであろう。
第3図の実施例が、連続又は実時間作像、積分
つきの連続作像又は直列作像の間で切換えをする
ことは出来るが、これらのどの2つの様式をも同
時に行うことが出来ないことは明らかであろう。
然し、更に手を加えた第4図の実施例は、全ての
様式を実行することが出来る様にし、任意の2種
類の像を同時に表示することが出来る様にする。
第4図の実施例は、演算処理装置39″の出力ま
では第3図の実施例と全て同じである。処理装置
は後で第11図について説明する。これはこれま
でに説明した処理装置とは若干違う構成になつて
いる。
第4図で、記憶装置41B、走査線バツフア4
4B及び生のビデオ母線38は第1図の実施例と
同じであり、これらは動く又は動かない解剖学的
な部分の連続又は実時間像を発生する為の差デー
タを発生するのに使われる。連続像に対する差デ
ータが母線48Bを介してLUT49Bに出力さ
れ、このLUTはこれまでの実施例のLUT49と
同じことをする。この場合も、LUT49からの
デイジタル差データが変換器52Bでアナログ波
形に変換される。アナログ・ビデオ信号が処理装
置55Bで適当に処理されて、CRT56のスク
リーンに連続像を表示し易くする。アナログ・ビ
デオ信号は記録しておいて、ビデオ記憶装置57
Bで像を再生する為に利用することも出来る。積
分作像及び直列作像は前に第3図の実施例につい
て説明した。これらの機能には、前に述べた様
に、記憶装置41A、バツフア44及び循環母線
60を使う。直列フレームの対のデータ及び積分
フレーム・データがデイジタル処理装置から、第
4図のLUT49Aへ母線48Aを介して出力さ
れる。LUT49Aの作用は既に説明した。直列
像順序又は積分像順序の内の一方又は他方に対す
るLUTの出力データがD/A変換器52Aに送
られ、母線54Aを介してアナログ・ビデオ信号
処理装置55Aに入力される。従つて、CRT5
6Bのスクリーンに連続像を表示するのと同時
に、直列作像順序又は積分作像順序の一方又は他
方をCRT56Aのスクリーンに表示することが
出来る。利用者は、利用者インタフエイス27の
キーボードを使つて、マイクロプロセツサ制御装
置24に対する情報を供給し、これによつてタイ
ミング及び制御母線23に適正な信号を出して、
装置を一方又は他方の様式で動作させることによ
り、直列様式又は積分様式の選択をする。
第4図の実施例でブロツク図で示した演算処理
装置39″が第9図で破線の囲み39″の中に示さ
れている。この処理装置では、3つのLUTを使
つて対数変換を行うことが出来、それらを86,
87,88と記してある。3つの掛算器89,9
0,91を使つて、種々の低及び高エネルギ・フ
レーム・データに重みを掛ける。2つの演算論理
装置92,93も設けられている。循環母線60
の一部分も示されている。前に触れたが、積分の
場合、幾つかの低及び高エネルギ・フレームの対
の間の差が循環母線60,60′を介して記憶装
置41Aに帰還される。第11から判る様に、差デ
ータは、バツフア44B及びビデオ母線38から
処理装置にデータ入力を加えることによつて発生
される。LUT及び掛算器を相次いで通過した後、
低及び高エネルギ・フレームに対するデータが
ALU92で減算され、LUT49Aに送られる。
第11図で、LUT49Aの出力が母線94を介
して他方のALU93の入力に結合される。ALU
93の他方の入力は走査線バツフア44Aから来
る。従つて、ALU93は、記憶装置41Aに於
ける積分によつて生じた情報を、それが走査線バ
ツフア44Aを介して送られた後、LUT49A
の出力から取出された差データと組合せる。従つ
て、例えば4フレーム後の、合計の積分データが
ALU93から母線95を介してLUT49Bに出
力される。LUT49Bからのデイジタル出力が
D/A変換器52Aに入力され、その出力が積分
様式及び直列様式で、第4図のCRT56Aを駆
動するアナログ・ビデオ信号である。
第11図で、ALU92の出力は、1対の低及
び高エネルギ・フレームの減算によつて生じた差
データを表わす。この差データが直接的にLUT
49Aに送られ、D/A変換器52Bで変換され
てアナログ処理装置55Bに送られ、連続様式で
CRT56Bを駆動する。
第11図で、直列様式の進行中、ALU92に
対する入力だけが使われ、ALU92の出力が循
環母線60を介して単に記憶装置41Aに帰還さ
れる。
第5図の実施例は、第4図の実施例の様に、2
つの記憶装置及び2つの走査線バツフアを使うこ
とに伴う若干のタイミングの拘束をなくしてい
る。3つの記憶装置44A,44B,44C(こ
れが3番目の記憶装置)を使うことにより、タイ
ミングの拘束が軽減される。ビデオ入力32,
A/D変換器30、標本化回路33、生のビデオ
母線38及び循環母線60は、第4図の実施例と
同じであり、再度説明する必要はない。記憶装置
制御装置37は構造的には同じであるが、異なる
タイミング作用をする様にプログラムされてい
る。
第5図の実施例は連続作像、積分つきの連続作
像及び直列作像の3つの動作様式を持つている。
この装置は連続像と同時に積分像を見ることが出
来る様にする。最初に連続作像を説明する。
第5図で、連続作像では、生のビデオ母線38
と共に記憶装置44B,44Cを使う。連続作像
では、1個のフレーム時間の間、書込み前読取の
条件を達成する為、この一方の記憶装置を読出し
にアドレスし、他方の記憶装置を書込みにアドレ
スする。例えば、高エネルギX線画像に対応する
データを記憶装置44Bに入力することが出来
る。低エネルギX線パルスが発生する時、それが
生のデイジタル化ビデオとなり、これが母線38
から送られて来る。記憶装置44Bにある画素デ
ータをこの時生のビデオ母線のデータと同相に走
査線毎に読出す。記憶装置からのデータ並びに生
のビデオ母線のデータを演算処理装置39″で組
合せる、即ち減算する。低エネルギX線画像に対
するデータが母線38から送られて来る間、それ
が記憶装置44Cにも貯蔵される。次に、次の高
エネルギX線画像に対するデータが発生される
時、それらが同時に生のビデオ母線38を介して
伝送されて、演算処理装置39″で、記憶装置4
4Cからの低エネルギ画像データと同相に組合さ
れ、即ち減算される。次の高エネルギ画像のデー
タが発生された時、それが生のビデオ母線38を
介して送られると同時に、記憶装置44Cから同
相に読出される低エネルギ・データと、演算処理
装置によつて同時に減算される、即ち組合され
る。次の高エネルギX線パルスが発生すると、そ
れに対応する画素データが、別の低エネルギ・フ
レームに対するデータが母線38から伝送されて
来るまで、記憶装置44Bに貯蔵され、こうして
母線38のデータと記憶装置44Bにある画素デ
ータとの同相の減算又は組合せが出来る様にす
る。低エネルギ画像に対するデータが常に記憶装
置44Cにアドレスされ、高エネルギ画像に対す
るデータが常に記憶装置44Bにアドレスされる
ので、母線38のデータから、これらの記憶装置
にあるデータを交互に減算することが順次行われ
ること、即ち、各々の記憶装置は、別のデータを
それに書込む前に、完全に読出すことが出来るこ
とは明らかであろう。差像に対するデータがこれ
までの実施例と同様にして行われる。即ち、差デ
ータが演算処理装置39″から出力され、LUT4
9Bに入力され、そこで次に続くD/A変換器5
2Bのフルスケールまで拡張される。母線54B
に出るアナログ・ビデオ出力がアナログ処理装置
に送られ、これがCRT表示装置56Bを制御す
ると共に、アナログ・ビデオ信号を利用者の選択
によりビデオ記憶装置57Bにも送る。
積分様式で動作する場合、4フレームという様
な複数個のフレームに対する差データが、母線6
0′及び循環母線60を介して記憶装置制御装置
へ、そしてその後記憶装置44Aへ送出される。
4フレーム又はその他希望する数のフレームを積
分すると、記憶装置44Aからのデイジタル・フ
レーム・データが演算処理装置によつて読出さ
れ、LUT49Aを介して送られ、D/A変換器
52Aでアナログ・ビデオ信号に変換され、アナ
ログ処理装置55Aが、CRT56Aのスクリー
ン上に積分減算像を表示するのに使える様にす
る。
直列又はスナツプシヨツト形作像様式では、高
及び低エネルギ画像に対するデータが、連続又は
積分作像の場合と同様に、演算処理装置39″で
減算される。この順序の中の1番目のスナツプシ
ヨツトでは、記憶装置44Bにあるデータ並びに
他方のエネルギを持つ、母線38のデータが減算
される。この一続きの中の次のスナツプシヨツト
では、記憶装置44Cにあるデータが他方のエネ
ルギの、母線38に出るデータから減算され又は
それと組合される。例えば、最初の作像が演算処
理装置39″によつて発生されると、これが母線
60′及び循環母線60を介して記憶装置44A
へ伝送され、そこで1秒の大部分の間保持され
て、相次ぐスナツプシヨツトの合間の時間の間、
CRT56Aのスクリーンに像を連続的に表示出
来る様にする。第5図の直列動作様式は、第4図
の実施例に設けられていた走査線バツフア44A
が、3番目の記憶装置44Aを使うことによつて
書込み前読取条件が達成される為に、第5図の実
施例では省略されていることを別にすれば、前に
第4図について説明した所と同様である。
この発明の種々の実施例を説明したが、この発
明の範囲は特許請求の範囲の記載のみによつて限
定されることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は2種類のX線エネルギ・レベルでX線
画像を求める装置、並びに前記画像に対応するデ
ータの減算結果を表わすビデオ信号を発生するこ
の発明の信号処理及び表示装置の1実施例を示す
ブロツク図で、この信号処理及び表示装置は1つ
の記憶装置及び1つの走査線バツフアを使つて、
連続像並びに一連のスナツプシヨツト像の表示を
行うことが出来る。第2図は最初の実施例と同じ
能力を持つ様に2つの記憶装置を用いた別の実施
例の信号処理及び表示装置のブロツク図、第3図
は2つの記憶装置及び2つのバツフアを用いて、
連続像及び直列像の他に、積分した減算X線画像
を表示する能力を持たせた別の実施例の2種X線
エネルギ信号処理装置のブロツク図、第4図は2
つの記憶装置及び2つのバツフアと共に追加の部
品を用いて、動的な連続像と同時に、積分した減
算像又は直列減算像のいずれかを表示することが
出来る様にした更に別の実施例の信号処理装置の
ブロツク図、第5図は3つの記憶装置を用い、バ
ツフアは使わずに、第4図の実施例の全ての能力
を持たせた更に別の実施例のブロツク図、第6図
は第1図の実施例の様な装置に於ける連続作像様
式を例示する時間線図、第7図は第1図の実施例
の様な装置に於ける直列作像様式を例示する時間
線図、第8図は直列又は連続減算像を得る為に第
1図の実施例で使う為の典型的な演算処理装置の
ブロツク図、第9図は直列又は連続減算像を得る
為に第2図の実施例で使う典型的な演算処理装置
のブロツク図、第10図は第4図又は第5図の様
な実施例の連続作像様式、直列作像様式及び積分
様式を例示する時間線図、第11図は動的な又は
連続的な実時間作像、積分つきの連続作像及び直
列作像を行う為に第4図及び第5図の実施例で使
う典型的な演算処理装置のブロツク図である。 主な符号の説明、10:被検体、12:X線
管、21:ビデオ・カメラ、30:A/D変換
器、38:母線、39:演算処理装置、41:記
憶装置、52:D/A変換器、56:CRT。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 X線画像を表わす可視像を発生する装置に於
    て、 X線源12と、 前記X線源を制御して相次いで相異なるエネル
    ギを持つX線ビームを被検体に投射させる手段2
    0と、 ビデオ・カメラ手段を含み、前記X線ビームに
    よつて生じた画像を、相次ぐ異なるエネルギの画
    像に対応するフレームを夫々構成する複数の走査
    線にアナログ・ビデオ信号に変換する手段17,
    21と、 相異なるエネルギのフレームに対するアナロ
    グ・ビデオ信号を夫々の画像中の画素に対応する
    複数の走査線のデイジタル画素信号に順次変換す
    るアナログ・デイシジタル変換手段30と、 デイジタル信号出力手段、複数個のデイジタル
    信号入力、及びデイジタル信号を減算する手段を
    含む処理手段39′と、 現在生じている画像のフレームに対するデイジ
    タル画素信号を直接に前記処理手段の入力に結合
    する母線手段38と、 各々少なくとも1つの画像のフレームを表わす
    デイジタル信号を貯蔵する容量を有し、かつ夫々
    入力手段及び出力手段を持つ第1及び第2のデイ
    ジタル記憶装置41A,41Bと、 前記第1及び第2の記憶装置の出力手段の夫々
    を前記処理手段の入力に結合する第1及び第2の
    バツフア44A,44Bと、 前記処理手段の出力手段からのデイジタル信号
    を前記記憶装置の入力手段に帰還する循環母線6
    0と、 デイジタル・アナログ変換手段52と、 前記処理手段からのデイジタル信号を前記デイ
    ジタル・アナログ変換手段に結合する手段49
    と、 前記デイジタル・アナログ変換手段からのアナ
    ログ・ビデオ信号に応答して、可視像を表示する
    テレビジヨン手段56と、 当該可視像を発生する装置を連続差像様式、直
    列差像様式及び積分差像様式の内の選ばれた様式
    で動作させる様に当該装置の前記各手段を制御す
    る制御手段24,33,37であつて、a)連続
    差像様式では、1つのエネルギによる前の画像を
    表わす複数の走査線のデイジタル画素信号を前記
    第1の記憶装置41Bに書込ませて、前記ビデ
    オ・カメラ手段の帰線時間の間に最初の走査線の
    デイジタル画素信号を前記第1のバツフア44B
    に転送させ、続いてその後の走査線のデイジタル
    画素信号を順次前記第1のバツフアに転送させ
    て、該デイジタル画素信号を、前記母線手段から
    の、別のエネルギによる現在生じている画像のフ
    レームに対するデイジタル画素信号と同相に前記
    処理手段に入力させ、これらの相異なるエネルギ
    の画像を表わすデイジタル画素信号を前記処理手
    段で減算させて、その出力手段に複数の走査線の
    デイジタル差画素信号を発生させ、該デイジタル
    差画素信号を前記デイジタル・アナログ変換手段
    に結合させることにより、相異なるエネルギのX
    線画像の間の差を表わす可視像を、これらの相異
    なるエネルギのX線画像の対が発生される速度で
    前記テレビジヨン手段に表示させ;b)積分差像
    様式では、前記処理手段からのデイジタル信号を
    前記第2の記憶装置41Aに帰還させて、前記帰
    線時間の間に最初の走査線のデイジタル信号から
    順次前記第2のバツフア44Aに転送させるよう
    にして、前記処理手段で相異なるエネルギのフレ
    ームに対するデイジタル画素信号を減算すること
    によつて発生されるデイジタル差画素信号を、予
    定数のフレームにわたり、前記第2の記憶装置に
    貯蔵された信号と組合わせて、これを前記処理手
    段から前記第2の記憶装置に帰還させることによ
    り積分作用を行わせ、そのときの前記第2の記憶
    装置からのデイジタル信号を前記デイジタル・ア
    ナログ変換器に結合させて、もつて前記テレビジ
    ヨン手段に積分差像を表示させる制御手段と、 をそなえていることを特徴とする可視像を発生す
    る装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載した装置に於
    て、前記処理手段からのデイジタル信号を前記デ
    イジタル・アナログ変換手段に結合する前記手段
    49が、前記処理手段の出力手段に結合された入
    力手段及び前記デイジタル・アナログ変換器に結
    合された出力手段を持ち、前記デイジタル・アナ
    ログ変換器の動的範囲を埋め且つ差像信号中の負
    の値を補正する様に、前記処理手段からのデイジ
    タル差画素信号を調節するルツクアツプ・テーブ
    ル手段を有する装置。 3 X線画像を表わす可視像を発生する装置に於
    て、 X線源12と、 前記X線源を制御して相次いで相異なるエネル
    ギを持つX線ビームを被検体に投射させる手段2
    0と、 ビデオ・カメラ手段を含み、前記X線ビームに
    よつて生じた画像を、相次ぐ異なるエネルギの画
    像に対応するフレームを夫々構成する複数の走査
    線にアナログ・ビデオ信号に変換する手段17,
    21と、 相異なるエネルギのフレームに対するアナロ
    グ・ビデオ信号を夫々の画像中の画素に対応する
    複数の走査線のデイジタル画素信号に順次変換す
    るアナログ・デイジタル変換手段30と、 デイジタル信号出力手段、複数個のデイジタル
    信号入力、及びデイジタル信号を減算する手段を
    含む処理手段39″と、 現在生じている画像のフレームに対するデイジ
    タル画素信号を直接に前記処理手段の入力に結合
    する母線手段38と、 各々少なくとも1つの画像のフレームを表わす
    デイジタル信号を貯蔵する容量を有し、かつ夫々
    入力手段及び出力手段を持つ第1及び第2のデイ
    ジタル記憶装置41A,41Bと、 前記第1及び第2の記憶装置の出力手段の夫々
    を前記処理手段の入力に結合する第1及び第2の
    バツフア44A,44Bと、 前記処理手段の出力手段からのデイジタル信号
    を前記記憶装置の入力手段に帰還する循環母線6
    0と、 第1のデイジタル・アナログ変換手段52B
    と、 前記処理手段からのデイジタル信号を前記第1
    のデイジタル・アナログ変換手段に結合する第1
    の結合手段49Bと、 前記第1のデイジタル・アナログ変換手段から
    のアナログ・ビデオ信号に応答して、可視像を表
    示する第1のテレビジヨン手段56Bと、 第2のデイジタル・アナログ手段52Aと、 前記処理手段の出力手段を前記第2のデイジタ
    ル・アナログ手段に結合する第2の結合手段49
    Aと、 前記第2のデイジタル・アナログ変換手段から
    のアナログ・ビデオ信号に応答して、可視像を表
    示する第2のテレビジヨン手段56Aと、 当該可視像を発生する装置を連続差像様式と、
    直列差像様式又は積分差像様式の内の選ばれた様
    式とで動作させる様に当該装置の前記各手段を制
    御する制御手段24,33,37であつて、a)
    連続差像様式のため、1つのエネルギによる前の
    画像を表わす複数の走査線のデイジタル画素信号
    を前記第1の記憶装置41Bに書込ませて、前記
    ビデオ・カメラ手段の帰線時間の間に最初の走査
    線のデイジタル画素信号を前記第1のバツフア4
    4Bに転送させ、続いてその後の走査線のデイジ
    タル画素信号を順次前記第1のバツフアに転送さ
    せて、該デイジタル画素信号を、前記母線手段か
    らの、別のエネルギによる現在生じている画像の
    フレームに対するデイジタル画素信号と同相に前
    記処理手段に入力させ、これらの相異なるエネル
    ギの画像を表わすデイジタル画素信号を前記処理
    手段で減算させて、その出力手段に複数の走査線
    のデイジタル差画素信号を発生させ、該デイジタ
    ル差画素信号を前記第1のデイジタル・アナログ
    変換手段に結合させることにより、相異なるエネ
    ルギのX線画像の間の差を表わす可視像を、これ
    らの相異なるエネルギのX線画像の対が発生され
    る速度で前記第1のテレビジヨン手段に表示さ
    せ;同時に、b)積分差像様式では、前記処理手
    段からのデイジタル信号を前記第2の記憶装置4
    1Aに帰還させて、前記帰線時間の間に最初の走
    査線のデイジタル信号から順次前記第2のバツフ
    ア44Aに転送させるようにして、前記処理手段
    で相異なるエネルギのフレームに対するデイジタ
    ル画素信号を減算することによつて発生されるデ
    イジタル差画素信号を、予定数のフレームにわた
    り、前記第2の記憶装置に貯蔵された信号と組合
    わせて、これを前記処理手段から前記第2の記憶
    装置に帰還させることにより積分作用を行わせ、
    そのときの前記第2の記憶装置からのデイジタル
    信号を前記第2のデイジタル・アナログ変換器に
    結合させて、もつて前記第2のテレビジヨン手段
    に積分差像を表示させ;またc)直列差像様式で
    は、相異なるエネルギによる1対のX線画像の間
    の差像を表わすデイジタル差画素信号を前記第2
    のデイジタル・アナログ変換装置に結合させて、
    前記第2のテレビジヨン手段に表示させる制御手
    段と、 をそなえていることを特徴とする可視像を発生す
    る装置。 4 X線画像を表わす可視像を発生する装置に於
    て、 X線源12と、 該X線源を制御して、相異なるエネルギを持つ
    X線ビームを相次いで被検体を介して投射させる
    手段20と、 ビデオ・カメラ手段を含み、前記X線ビームに
    よつて発生された画像を相異なるエネルギの相次
    ぐ画像に対応するフレームを夫々構成する複数の
    走査線のアナログ・ビデオ信号に変換する手段1
    7,21と、 相異なるエネルギのフレームに対するアナロ
    グ・ビデオ信号を夫々の画像中の画素に対応する
    複数の走査線のデイジタル画素信号に順次変換す
    るアナログ・デイジタル変換手段30と、 デイジタル信号出力手段、複数個のデイジタル
    信号入力及びデイジタル信号を減算する手段を持
    つ処理手段39と、 現在生じている画像のフレームに対するデイジ
    タル画素信号を直接的に前記処理手段の入力に結
    合する母線手段38と、 いずれも少なくとも1個の画像のフレームを表
    わすデイジタル信号を貯蔵する容量を有し、かつ
    入力手段及び出力手段を持つていて、夫々の出力
    手段が前記処理手段の入力に結合されている第
    1、第2及び第3のデイジタル記憶装置41A,
    41B,41Cと、 前記処理手段の出力手段から出るデイジタル信
    号を前記記憶装置の入力手段に帰還する循環母線
    60と、 高い方のエネルギの画像に対する複数の走査線
    のデイジタル画素信号を順次前記第1の記憶装置
    44Bに書込ませ、その後、次に続く低い方のエ
    ネルギの画像に対するデイジタル画素信号を前記
    第3の記憶装置44Cに書込ませながら、そのと
    き前記母線手段上にある該低い方のエネルギの画
    像に対するデイジタル画素信号と同相に前記第1
    の記憶装置から前記高い方のエネルギの画像に対
    するデイジタル画素信号を読出させ、次にその後
    に続く高い方のエネルギの画像に対するデイジタ
    ル画素信号を前記第1の記憶装置に再び書込ま
    せ、そのとき前記母線手段上にある該その後に続
    く高い方のエネルギの画像に対する信号と同相
    に、前記第3の記憶装置から前記の低い方のエネ
    ルギの画像に対する信号を読出させて、このよう
    に前記第1及び第3の記憶装置の一方から読出さ
    れた信号並びに前記母線手段から供給される信号
    で構成された同相の対の信号を前記処理手段で減
    算して、相次ぐ1対の相異なるエネルギのX線画
    像に対応する画像の間の差を表わすデイジタル差
    信号を前記処理手段の出力手段に順次発生させる
    制御手段24,33,37と、 入力手段及び出力手段を持ち、かつ前記処理手
    段の出力手段からの前記デイジタル差信号を該入
    力手段に結合する手段49Bをそなえた、前記デ
    イジタル差信号をアナログ・ビデオ信号に変換す
    る第1のデイジタル・アナログ変換手段52B
    と、 前記第1のデイジタル・アナログ変換手段から
    のアナログ・ビデオ信号に応答して、相異なるエ
    ネルギのX線画像の間の差を表わす可視像を、相
    異なるエネルギの画像の対が発生される速度で表
    示する第1のテレビジヨン手段56Bとを有し、 前記制御手段は、相異なるエネルギの画像の間
    の差像を表わす1つのフレームに対するデイジタ
    ル差信号を、前記循環母線を介して前記第2のデ
    イジタル記憶装置44Aの入力手段に伝送させ
    て、予定の期間の間その中に貯蔵させることによ
    り、時間的に相隔たる一連の差像を表示させる様
    に当該装置を動作させることが出来、 更に、入力手段及び出力手段を持ち、かつ前記
    第2の記憶装置からのデイジタル信号を該入力手
    段に結合する手段49Aをそなえた、該デイジタ
    ル信号をアナログ・ビデオ信号に変換する第2の
    デイジタル・アナログ変換手段52Aと、 前記第2のデイジタル・アナログ変換手段から
    のアナログ・ビデオ信号に応答して、前記第2の
    記憶装置に貯蔵されていた差信号に対応する相異
    なるエネルギの1対のX線画像の間の差を表わす
    可視像を、次に表示するための相異なるエネルギ
    の別の1対のX線画像の間の差像を表わす差信号
    が前記第2の記憶装置に貯蔵されるまで、表示す
    るための第2のテレビジヨン手段56Aとを有
    し、 前記制御手段は、また更に、一連のフレームの
    内の1番目に対するデイジタル差信号を前記処理
    手段の出力手段から前記第2の記憶装置の入力手
    段に結合させて前記第2の記憶装置44Aに貯蔵
    させ、この信号を前記処理手段により次に続くフ
    レームに対するデイジタル差信号と組合わせて、
    この組合わされた信号を前記処理手段の出力手段
    から前記第2の記憶装置の入力手段に帰還させ、
    この操作を予定の期間にわたつて繰返えさせて、
    対応するデイジタル差信号を前記第2の記憶装置
    に累算させ、前記期間の終りに積分した差像を前
    記第2テレビジヨン手段に表示させることの出来
    る様にする機能を有している装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載した装置に於
    て、前記処理手段の出力手段を前記第1及び第2
    のデイジタル・アナログ変換器の入力手段に結合
    する夫々の手段49A,49Bが、該変換器の動
    的な範囲を埋めるようにデイジタル画素信号を調
    節するルツク・アツプ・テーブル手段を含んでい
    る装置。
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