JPH0260348B2 - - Google Patents
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- JPH0260348B2 JPH0260348B2 JP56123547A JP12354781A JPH0260348B2 JP H0260348 B2 JPH0260348 B2 JP H0260348B2 JP 56123547 A JP56123547 A JP 56123547A JP 12354781 A JP12354781 A JP 12354781A JP H0260348 B2 JPH0260348 B2 JP H0260348B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/32—Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
- A61M5/3202—Devices for protection of the needle before use, e.g. caps
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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- A61M5/001—Apparatus specially adapted for cleaning or sterilising syringes or needles
-
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- A61M5/34—Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub
- A61M5/349—Constructions for connecting the needle, e.g. to syringe nozzle or needle hub using adhesive bond or glues
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61M5/46—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for controlling depth of insertion
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Description
【発明の詳細な説明】
従来技術
本発明はシリンジに関する。更に詳しくは、外
筒先端に一体的に形成されたチツプ部にプロテク
タを嵌着してなるシリンジに関する。
筒先端に一体的に形成されたチツプ部にプロテク
タを嵌着してなるシリンジに関する。
従来、シリンジにおいて、チツプ部にカヌラを
保護するためのプロテクタを嵌着する場合、プロ
テクタの内表面に突起を形成し、この突起とチツ
プ部外表面とを嵌合させている。しかし、このよ
うなときには、プロテクタ内部が外部から遮断さ
れるため、シリンジを、包材中に収納し、ガス滅
菌を行なつたとき、滅菌ガスがプロテクタの内部
へ流入せず、プロテクタの内部を滅菌することが
できない。
保護するためのプロテクタを嵌着する場合、プロ
テクタの内表面に突起を形成し、この突起とチツ
プ部外表面とを嵌合させている。しかし、このよ
うなときには、プロテクタ内部が外部から遮断さ
れるため、シリンジを、包材中に収納し、ガス滅
菌を行なつたとき、滅菌ガスがプロテクタの内部
へ流入せず、プロテクタの内部を滅菌することが
できない。
このような不都合をなくすため、従来、チツプ
部の長手方向に複数本のリブを設け、これをプロ
テクタの内表面に嵌合するとともに、プロテクタ
内表面の所定位置には段差を設け、この段差によ
りリブ先端面を係止して、チツプ部の進入位置規
制をすることが行なわれている。
部の長手方向に複数本のリブを設け、これをプロ
テクタの内表面に嵌合するとともに、プロテクタ
内表面の所定位置には段差を設け、この段差によ
りリブ先端面を係止して、チツプ部の進入位置規
制をすることが行なわれている。
この場合には、プロテクタの内部は外部と連通
するので、ガス滅菌を行なうことができる。
するので、ガス滅菌を行なうことができる。
しかし、このようなときには、リブ先端面とプ
ロテクタ内表面の段差との接触によりチツプ部を
係止するので、リブおよび段差をある程度広幅で
かつ高くする必要があり、プロテクタが大型化し
てしまうという不都合がある。この場合、プロテ
クタを小型にしようとすると、チツプ部をかなり
小さい径としなければならず、そのため、カヌラ
の埋設に精度を要し、歩留りが悪くなる。
ロテクタ内表面の段差との接触によりチツプ部を
係止するので、リブおよび段差をある程度広幅で
かつ高くする必要があり、プロテクタが大型化し
てしまうという不都合がある。この場合、プロテ
クタを小型にしようとすると、チツプ部をかなり
小さい径としなければならず、そのため、カヌラ
の埋設に精度を要し、歩留りが悪くなる。
また、チツプ部先端の径を小さくしたときに
は、特にカヌラの外径が小さいとカヌラが曲がり
やすく、カヌラをシリンジ先端に垂直に埋めこむ
のが難しくなり、カヌラの方向が少しでも曲がつ
ていると、プロテクタ内径が小さいときには、カ
ヌラ先端がプロテクタ壁を貫通することがあり、
危険である。
は、特にカヌラの外径が小さいとカヌラが曲がり
やすく、カヌラをシリンジ先端に垂直に埋めこむ
のが難しくなり、カヌラの方向が少しでも曲がつ
ていると、プロテクタ内径が小さいときには、カ
ヌラ先端がプロテクタ壁を貫通することがあり、
危険である。
さらには、プロテクタの嵌着強度も低下する。
加えて、プロテクタ内表面に設けた段差をシリ
ンジのチツプ部が乗りこえて、プロテクタ後端と
シリンジ先端面とが密着してしまい、プロテクタ
内をガス滅菌することがでいなこともある。
ンジのチツプ部が乗りこえて、プロテクタ後端と
シリンジ先端面とが密着してしまい、プロテクタ
内をガス滅菌することがでいなこともある。
発明の目的
本発明は、このような実状に鑑みなされたもの
であつて、その第1の目的は、特に外筒先端に一
体的に形成したチツプ部にプロテクタを嵌着して
なるシリンジにおいて、嵌着時にプロテクタの内
部が外部と連通できるようにし、包材中に収納し
て、シリンジにガス滅菌を施した際、プロテクタ
の内部まで確実に滅菌できるようにしたシリンジ
を提供することにある。
であつて、その第1の目的は、特に外筒先端に一
体的に形成したチツプ部にプロテクタを嵌着して
なるシリンジにおいて、嵌着時にプロテクタの内
部が外部と連通できるようにし、包材中に収納し
て、シリンジにガス滅菌を施した際、プロテクタ
の内部まで確実に滅菌できるようにしたシリンジ
を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、プロテクタを嵌
着したとき、プロテクタ内でのカヌラの進入位置
が一定に規制されるシリンジを提供することにあ
る。
着したとき、プロテクタ内でのカヌラの進入位置
が一定に規制されるシリンジを提供することにあ
る。
さらに、本発明の第3の目的は、プロテクタが
大型とならず、かつカヌラの埋設も精度および歩
留りよく行なえ、しかもプロテクタの嵌着強度も
十分に高いシリンジを提供することにある。
大型とならず、かつカヌラの埋設も精度および歩
留りよく行なえ、しかもプロテクタの嵌着強度も
十分に高いシリンジを提供することにある。
そして、本発明の第4の目的は、小型のシリン
ジとする場合、チツプ部の強度が高く、折損等の
事故の少ないシリンジを提供することにある。
ジとする場合、チツプ部の強度が高く、折損等の
事故の少ないシリンジを提供することにある。
また、本発明の第5の目的は、特に小型のシリ
ンジとする場合、紫外線硬化型接着剤を用いるこ
とにより、カヌラのチツプ部への固着をより堅
固、かつ確実に行なえるシリンジを提供すること
にある。
ンジとする場合、紫外線硬化型接着剤を用いるこ
とにより、カヌラのチツプ部への固着をより堅
固、かつ確実に行なえるシリンジを提供すること
にある。
このような目的は、下記(1)〜(4)の本発明により
達成される。
達成される。
(1) 外筒と、プランジヤーと、プロテクタとを具
えるシリンジにおいて、 前記外筒の先端部には、外方に突出し、外筒
先端面と連接して、外筒と一体的に形成された
チツプ部を有し、 当該チツプ部には、チツプ部の管腔において
その基端部が埋設され、前記外筒内部と連通す
る中空部を有するカヌラを設け、 さらに前記外筒先端外周を環状に突出させた
環状部を形成し、 前記チツプ部の後端側と前記環状部の内面と
を連結部により連結し、 前記プロテクタは、その後端に1つの開口部
のみを有し、該開口部を介して前記チツプ部に
嵌着されて前記カヌラを被包するとともに、前
記環状部の先端面と前記プロテクタの後端面と
が接触し、 しかも、前記プロテクタの内部と前記外筒の
外部とを連通するガス通路を形成するように、
前記チツプ部の外表面にチツプ部軸方向に延在
する複数のリブを設けるとともに、前記プロテ
クタの後端面に溝またはリブを設けたことを特
徴とするシリンジ。
えるシリンジにおいて、 前記外筒の先端部には、外方に突出し、外筒
先端面と連接して、外筒と一体的に形成された
チツプ部を有し、 当該チツプ部には、チツプ部の管腔において
その基端部が埋設され、前記外筒内部と連通す
る中空部を有するカヌラを設け、 さらに前記外筒先端外周を環状に突出させた
環状部を形成し、 前記チツプ部の後端側と前記環状部の内面と
を連結部により連結し、 前記プロテクタは、その後端に1つの開口部
のみを有し、該開口部を介して前記チツプ部に
嵌着されて前記カヌラを被包するとともに、前
記環状部の先端面と前記プロテクタの後端面と
が接触し、 しかも、前記プロテクタの内部と前記外筒の
外部とを連通するガス通路を形成するように、
前記チツプ部の外表面にチツプ部軸方向に延在
する複数のリブを設けるとともに、前記プロテ
クタの後端面に溝またはリブを設けたことを特
徴とするシリンジ。
(2) 前記連結部は、前記チツプ部に形成されたリ
ブと前記環状部の内面とを連結するものである
上記(1)に記載のシリンジ。
ブと前記環状部の内面とを連結するものである
上記(1)に記載のシリンジ。
(3) 前記プロテクタの内周面に、前記チツプ部に
形成されたリブと接触する突起を有する上記(1)
または(2)に記載のシリンジ。
形成されたリブと接触する突起を有する上記(1)
または(2)に記載のシリンジ。
(4) 前記チツプ部の管腔内に紫外線硬化型接着剤
を用いてカヌラを固着してなる上記(1)〜(3)のい
ずれかに記載のシリンジ。
を用いてカヌラを固着してなる上記(1)〜(3)のい
ずれかに記載のシリンジ。
発明の具体的構成
以下、本発明の具体的構成について、第1図〜
第5図に示される実施例に従い詳細に説明する。
第5図に示される実施例に従い詳細に説明する。
なお、本明細書では、第1図中の上方を「先
端」、下方を「後端」という。
端」、下方を「後端」という。
本発明のシリンジ1は、第1図に示されるよう
に、通常、透明の管状体であつて、各種合成樹脂
(例えばポリプロピレン、ポリメチルペンテン、
ポリカーボネート、ポリスチレン等)などから形
成される外筒2を有する。
に、通常、透明の管状体であつて、各種合成樹脂
(例えばポリプロピレン、ポリメチルペンテン、
ポリカーボネート、ポリスチレン等)などから形
成される外筒2を有する。
外筒2内には、通常のシリンジと全く同様に、
例えばガスケツト31を先端に装着したプランジ
ヤー3が、外筒2の内周面に沿つて摺動可能なよ
うにその後端から挿入されている。
例えばガスケツト31を先端に装着したプランジ
ヤー3が、外筒2の内周面に沿つて摺動可能なよ
うにその後端から挿入されている。
一方、外筒2の先端には、チツプ部4が、外筒
先端面25と連接して、外筒2と一体的に形成さ
れている。チツプ部4は、第1図〜第3図に示さ
れるように、ほぼ円筒状をなし、その内部中心部
には、管腔41が形成されている。
先端面25と連接して、外筒2と一体的に形成さ
れている。チツプ部4は、第1図〜第3図に示さ
れるように、ほぼ円筒状をなし、その内部中心部
には、管腔41が形成されている。
そして、この管腔41内にカヌラ6の基端部が
埋設され、これにより、カヌラ6は、カヌラ6内
部の中空部が外筒2の内部と連通するように、チ
ツプ部4に固着保持される。
埋設され、これにより、カヌラ6は、カヌラ6内
部の中空部が外筒2の内部と連通するように、チ
ツプ部4に固着保持される。
このように、チツプ部4を、同一材料から一体
成形して、外筒2の先端に設けることにより、プ
ランジヤー3の押入時のシリンジ内デツドスペー
スはきわめて小さくなり、小容量のシリンジとな
すことができるものである。そして、このとき、
後に詳述する本発明の構成により、プロテクタお
よびシリンジを小型にしても、高い製作精度を要
することなく、包材中でのガス滅菌が可能とな
り、また、プロテクタ5内へのチツプ部4の進入
規制も確実に行なわれることになる。
成形して、外筒2の先端に設けることにより、プ
ランジヤー3の押入時のシリンジ内デツドスペー
スはきわめて小さくなり、小容量のシリンジとな
すことができるものである。そして、このとき、
後に詳述する本発明の構成により、プロテクタお
よびシリンジを小型にしても、高い製作精度を要
することなく、包材中でのガス滅菌が可能とな
り、また、プロテクタ5内へのチツプ部4の進入
規制も確実に行なわれることになる。
このようなチツプ部4には、カヌラ6の保護用
のプロテクタ5が嵌着される。この場合、プロテ
クタ5は、後端のみに開口部50を有するキヤツ
プ状の形状をなし、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリスチレン等の合成樹
脂から形成される。
のプロテクタ5が嵌着される。この場合、プロテ
クタ5は、後端のみに開口部50を有するキヤツ
プ状の形状をなし、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリスチレン等の合成樹
脂から形成される。
なお、プロテクタ5は、チツプ部4への嵌着時
に、カヌラ先端61がプロテクタ5の内部先端に
接触しない程度の全長を有している。
に、カヌラ先端61がプロテクタ5の内部先端に
接触しない程度の全長を有している。
また、プロテクタ5の内周面55には、第4図
および第5図に示されるように、その射出成形の
際の必要により形成される突起57が形成され、
プロテクタ5の嵌着時に、主として、この突起5
7がチツプ部4と接触して嵌合するような構成と
することもできる。このような構成とすることに
より、プロテクタ5の嵌着強度は極めて高いもの
となる。
および第5図に示されるように、その射出成形の
際の必要により形成される突起57が形成され、
プロテクタ5の嵌着時に、主として、この突起5
7がチツプ部4と接触して嵌合するような構成と
することもできる。このような構成とすることに
より、プロテクタ5の嵌着強度は極めて高いもの
となる。
チツプ部4の外表面45には、リブ7が、チツ
プ部4と一体的に設けられ、チツプ部4の外表面
45とプロテクタの内周面55との密着を防ぐよ
うになつている。
プ部4と一体的に設けられ、チツプ部4の外表面
45とプロテクタの内周面55との密着を防ぐよ
うになつている。
なお、このリブ7の代わりに溝、特に軸方向に
延在する条溝を設けた場合でも同様の機能を果す
が、製作上容易であるという点で、リブ7を設け
るのが好ましい。
延在する条溝を設けた場合でも同様の機能を果す
が、製作上容易であるという点で、リブ7を設け
るのが好ましい。
このリブ7は、リブ外表面73にて、プロテク
タ5とチツプ部4との嵌合接触を行ない、リブ7
によつて形成される間〓にて、プロテクタ内周面
55とチツプ部外表面45との間に連通空間を形
成するものである。
タ5とチツプ部4との嵌合接触を行ない、リブ7
によつて形成される間〓にて、プロテクタ内周面
55とチツプ部外表面45との間に連通空間を形
成するものである。
このようなリブ7は、プロテクタ5とチツプ部
4との接触領域に形成される。そして、プロテク
タ5とチツプ部4との嵌着が確実に行なわれるよ
うに、リブ7は、チツプ部外表面45に、複数本
設けることが好ましい。この場合、リブ7に形状
および配置については、特に制限はないが、等間
隔に配置されるのが好ましい。また、リブ7は、
通常3〜8本程度設けられる。
4との接触領域に形成される。そして、プロテク
タ5とチツプ部4との嵌着が確実に行なわれるよ
うに、リブ7は、チツプ部外表面45に、複数本
設けることが好ましい。この場合、リブ7に形状
および配置については、特に制限はないが、等間
隔に配置されるのが好ましい。また、リブ7は、
通常3〜8本程度設けられる。
このような場合、プロテクタ5とチツプ部4と
の嵌着強度を、製品ごとにより一層一定とし、確
実な嵌着を実現するためには、リブ7は、チツプ
部4におけるプロテクタ5との接触領域にて、チ
ツプ部軸方向、すなわちプロテクタ5の嵌入方向
に延在する複数の直線棒状のリブとすることが好
ましい。この場合、リブ7の外表面73は、平坦
であつても、円弧状であつてもよい。
の嵌着強度を、製品ごとにより一層一定とし、確
実な嵌着を実現するためには、リブ7は、チツプ
部4におけるプロテクタ5との接触領域にて、チ
ツプ部軸方向、すなわちプロテクタ5の嵌入方向
に延在する複数の直線棒状のリブとすることが好
ましい。この場合、リブ7の外表面73は、平坦
であつても、円弧状であつてもよい。
第2図および第3図には、それぞれ、チツプ部
4の外表面45の軸方向に、4本のリブ7を等間
隔で形成した例が示される。
4の外表面45の軸方向に、4本のリブ7を等間
隔で形成した例が示される。
第1図〜第3図に示されるように、外筒2は、
チツプ部4の周囲を囲むように外筒2の先端部外
周を環状に突出させた環状部9を有している。特
に、小型、細径のシリンジでは、チツプ部4の外
径もきわめて細くなるため、この環状部9を形成
しないとチツプ部の折損や曲がりがおこりやすく
なる。
チツプ部4の周囲を囲むように外筒2の先端部外
周を環状に突出させた環状部9を有している。特
に、小型、細径のシリンジでは、チツプ部4の外
径もきわめて細くなるため、この環状部9を形成
しないとチツプ部の折損や曲がりがおこりやすく
なる。
この環状部9の内面は、連結部93を介してチ
ツプ部4後端側のチツプ部外表面45と連結され
ており、好ましくは、図示のように、チツプ部外
表面45に設けた各リブ7と板状の連結部93に
て連結されている。この連結部93を形成したこ
とにより、チツプ部4およびリブ7、環状部9が
補強され、チツプ部4の曲がりや折損等の事故は
皆無となる。
ツプ部4後端側のチツプ部外表面45と連結され
ており、好ましくは、図示のように、チツプ部外
表面45に設けた各リブ7と板状の連結部93に
て連結されている。この連結部93を形成したこ
とにより、チツプ部4およびリブ7、環状部9が
補強され、チツプ部4の曲がりや折損等の事故は
皆無となる。
プロテクタ5を嵌着した際には、プロテクタ5
の後端面51が環状部9の先端面91に当接し、
プロテクタ5内でのカヌラ6の進入位置を規制す
る。この位置規制は正確に行なわれるので、カヌ
ラ6のプロテクタ貫通等の危険が防止される。
の後端面51が環状部9の先端面91に当接し、
プロテクタ5内でのカヌラ6の進入位置を規制す
る。この位置規制は正確に行なわれるので、カヌ
ラ6のプロテクタ貫通等の危険が防止される。
第4図および第5図に示されるように、プロテ
クタ5の後端面51には、溝81ままたはリブ8
3が形成される。これにより、環状部先端面91
の全面がプロテクタ後端面51と密着するのが防
止され、プロテクタ5の内部と外部とを連通する
連通路が形成される。
クタ5の後端面51には、溝81ままたはリブ8
3が形成される。これにより、環状部先端面91
の全面がプロテクタ後端面51と密着するのが防
止され、プロテクタ5の内部と外部とを連通する
連通路が形成される。
すなわち、プロテクタ5の嵌着時に、滅菌ガス
は、環状部先端面91とプロテクタ後端面51と
の間を通り、チツプ部4と環状部9との間の空間
95および前記リブ7で規制されるチツプ部外表
面45とプロテクタ55との間の間〓を経てプロ
テクタ5内へ導入される。
は、環状部先端面91とプロテクタ後端面51と
の間を通り、チツプ部4と環状部9との間の空間
95および前記リブ7で規制されるチツプ部外表
面45とプロテクタ55との間の間〓を経てプロ
テクタ5内へ導入される。
なお、溝81は、例えば切欠き状ないし凹状の
溝として構成され、好ましくは、放射状に複数本
設けられる。また、第4図に示すように、溝81
は、プロテクタ後端の少なくとも外周縁側に開放
していればよい。
溝として構成され、好ましくは、放射状に複数本
設けられる。また、第4図に示すように、溝81
は、プロテクタ後端の少なくとも外周縁側に開放
していればよい。
また、リブ83は、プロテクタ後端面51に、
複数本、特に3〜8本程度を等間隔に配置するの
が好ましい。
複数本、特に3〜8本程度を等間隔に配置するの
が好ましい。
なお、溝81やリブ83の形状、配置等につい
ては、特に限定されず、プロテクタ5の内部を外
部と連通する連通路が形成しうる限りにおいて
種々変更可能である。
ては、特に限定されず、プロテクタ5の内部を外
部と連通する連通路が形成しうる限りにおいて
種々変更可能である。
また、このような溝81やリブ83の形成は、
プロテクタ5と一体的に形成されるため、プロテ
クタ5の製造も容易であり好ましい。
プロテクタ5と一体的に形成されるため、プロテ
クタ5の製造も容易であり好ましい。
上述したような構成とすることにより、プロテ
クタ5とチツプ部4および環状部先端面91との
間には、プロテクタ5の内部と外部とを連通する
連通路が形成され、シリンジ1自体を包材中に収
納して、ガス滅菌を行なつた場合、プロテクタ5
の内部まで滅菌作用がおよび、シリンジ1全体を
有効に滅菌することかできる。
クタ5とチツプ部4および環状部先端面91との
間には、プロテクタ5の内部と外部とを連通する
連通路が形成され、シリンジ1自体を包材中に収
納して、ガス滅菌を行なつた場合、プロテクタ5
の内部まで滅菌作用がおよび、シリンジ1全体を
有効に滅菌することかできる。
なお、チツプ部4は、カヌラ6を固着保持する
ものであるが、チツプ部4へのカヌラ6の固着は
紫外線硬化型接着剤により固着保持することが好
ましい。このような紫外線硬化型の接着剤として
は、例えば、オリゴエステルアクリレート等があ
る。
ものであるが、チツプ部4へのカヌラ6の固着は
紫外線硬化型接着剤により固着保持することが好
ましい。このような紫外線硬化型の接着剤として
は、例えば、オリゴエステルアクリレート等があ
る。
このような紫外線硬化型接着剤を用いて、カヌ
ラ6とチツプ部4とを固着する場合の好ましい1
例が第2図に示される。この場合、チツプ部4の
管腔41の下部には係止部48が形成され、カヌ
ラ6を管腔41に挿入したとき、カヌラ6の基端
(後端)が外筒2の内部に突出しないようにされ
ている。また、管腔41の内面には溝49が形成
されており、接着強度を高るための配慮がなされ
ている。そして、このようなチツプ部4の管腔4
1内にカヌラ6を挿入し、紫外線硬化型接着剤A
をカヌラ6と管腔41の内面との間に注入、充填
し、その後、紫外線を照射して、硬化接着を行な
う。
ラ6とチツプ部4とを固着する場合の好ましい1
例が第2図に示される。この場合、チツプ部4の
管腔41の下部には係止部48が形成され、カヌ
ラ6を管腔41に挿入したとき、カヌラ6の基端
(後端)が外筒2の内部に突出しないようにされ
ている。また、管腔41の内面には溝49が形成
されており、接着強度を高るための配慮がなされ
ている。そして、このようなチツプ部4の管腔4
1内にカヌラ6を挿入し、紫外線硬化型接着剤A
をカヌラ6と管腔41の内面との間に注入、充填
し、その後、紫外線を照射して、硬化接着を行な
う。
このような接着を行なうと、通常用いられる熱
硬化型の接着剤によるときと比較して、光照射以
前には硬化しないので、硬化処理工程がきわめて
簡易となる。また、必要な接着部分だけを局所的
に光照射硬化させ、不必要部分の接着剤を除去す
ることができるので、特に小型のシリンジの場合
に、接着剤のまわりこみによる不良品の発生がほ
とんどなくなる。そして、接着強度も高く、特に
溝49を形成するようなときには、きわめて高い
接着強度が得られる。
硬化型の接着剤によるときと比較して、光照射以
前には硬化しないので、硬化処理工程がきわめて
簡易となる。また、必要な接着部分だけを局所的
に光照射硬化させ、不必要部分の接着剤を除去す
ることができるので、特に小型のシリンジの場合
に、接着剤のまわりこみによる不良品の発生がほ
とんどなくなる。そして、接着強度も高く、特に
溝49を形成するようなときには、きわめて高い
接着強度が得られる。
発明の具体的作用効果
本発明のシリンジ1は、チツプ部4にプロテク
タ5を嵌着し、その後当業界において公知の種々
のケース、包装体、容器等に収納し、必要に応
じ、これらを密封し、エチレンオキサイドガス等
を滅菌ガスを用いてガス滅菌を施し、その後必要
に応じ封止される。
タ5を嵌着し、その後当業界において公知の種々
のケース、包装体、容器等に収納し、必要に応
じ、これらを密封し、エチレンオキサイドガス等
を滅菌ガスを用いてガス滅菌を施し、その後必要
に応じ封止される。
このような場合、本発明のシリンジ1は、プロ
テクタ5の内部と、外筒2の外部を連通するガス
通路が形成されているので、ガス滅菌が有効に行
なわれる。
テクタ5の内部と、外筒2の外部を連通するガス
通路が形成されているので、ガス滅菌が有効に行
なわれる。
すなわち、第2図中の矢印で示すように、滅菌
ガスは、プロテクタ5に形成された溝81を通り
(プロテクタ5にリブ83を設けた場合には、こ
のリブ83により規制されるプロテクタ後端面5
1と環状部先端面91との間〓を通り)、チツプ
部4と環状部9との間の空間95へ入り、さら
に、リブ7で規制されるチツプ部外表面45とプ
ロテクタ内周面55との間〓を経てプロテクタ5
の内部に導入される。
ガスは、プロテクタ5に形成された溝81を通り
(プロテクタ5にリブ83を設けた場合には、こ
のリブ83により規制されるプロテクタ後端面5
1と環状部先端面91との間〓を通り)、チツプ
部4と環状部9との間の空間95へ入り、さら
に、リブ7で規制されるチツプ部外表面45とプ
ロテクタ内周面55との間〓を経てプロテクタ5
の内部に導入される。
なお、このような作用効果は、シリンジを小型
としたときにも、損なわれることはない。
としたときにも、損なわれることはない。
また、プロテクタ5内へのカヌラ6およびチツ
プ部4の進入位置は、プロテクタ5の後端面51
と環状部9の先端面91とが係止することにより
一定に保たれるので、位置規制が極めて正確とな
り、その結果プロテクタ嵌着時の押しこみ加減に
よつて、ガス滅菌ができなくなつたり、滅菌効果
に差が生じたりすることがなく、しかも、プロテ
クタの押しこみ加減によつてシリンジ全長に差が
生じて発生する種々の不都合も防止される。
プ部4の進入位置は、プロテクタ5の後端面51
と環状部9の先端面91とが係止することにより
一定に保たれるので、位置規制が極めて正確とな
り、その結果プロテクタ嵌着時の押しこみ加減に
よつて、ガス滅菌ができなくなつたり、滅菌効果
に差が生じたりすることがなく、しかも、プロテ
クタの押しこみ加減によつてシリンジ全長に差が
生じて発生する種々の不都合も防止される。
そして、従来のごとくプロテクタの内表面に段
差を設け、この段差に、チツプ部に設けたリブ先
端面を係止させ、ガス通路を形成し、しかもチツ
プ部の進入位置の規制を行なう場合と比較して、
プロテクタをより小型化することができる。ま
た、プロテクタを小型化したとき、チツプ部径は
より大きくすることができ、このためカヌラの埋
設は容易となり、製造歩留まりが良好となり、ま
た、カヌラの貫通事故も減少する。
差を設け、この段差に、チツプ部に設けたリブ先
端面を係止させ、ガス通路を形成し、しかもチツ
プ部の進入位置の規制を行なう場合と比較して、
プロテクタをより小型化することができる。ま
た、プロテクタを小型化したとき、チツプ部径は
より大きくすることができ、このためカヌラの埋
設は容易となり、製造歩留まりが良好となり、ま
た、カヌラの貫通事故も減少する。
さらに、本発明のシリンジは、プロテクタの嵌
着強度は十分にあり、特に、プロテクタ5の内周
面55に突起57を設けた場合には、嵌着強度は
より大きいものとなる。
着強度は十分にあり、特に、プロテクタ5の内周
面55に突起57を設けた場合には、嵌着強度は
より大きいものとなる。
そして、本発明では外筒2の先端外周に突出形
成した環状部9とチツプ部4とを連結部によつて
連結するので、強度が増し、チツプ部の損傷は皆
無となる。
成した環状部9とチツプ部4とを連結部によつて
連結するので、強度が増し、チツプ部の損傷は皆
無となる。
加えて、リブ7,83および溝81は、射出成
形等の成形技術により容易に形成でき、特にシリ
ンジを小型にするようなときにも、その形成は容
易であり、また製造上の厳密な精度はそれほど必
要とされず、このため製造が容易となり、コスト
も低廉となる。
形等の成形技術により容易に形成でき、特にシリ
ンジを小型にするようなときにも、その形成は容
易であり、また製造上の厳密な精度はそれほど必
要とされず、このため製造が容易となり、コスト
も低廉となる。
また、カヌラ6をチツプ部4に紫外線硬化型接
着剤Aを用いて固着すれば、上記の効果を実現し
た上で、同時に、特にシリンジを小型化したとき
にも、カヌラとチツプ部との接着強度は十分高
く、また不良品発生も少なく、さらに製造も容易
となる。
着剤Aを用いて固着すれば、上記の効果を実現し
た上で、同時に、特にシリンジを小型化したとき
にも、カヌラとチツプ部との接着強度は十分高
く、また不良品発生も少なく、さらに製造も容易
となる。
第1図は、本発明のシリンジの構成例をプロテ
クタ嵌着前の状態で示す縦断面図である。第2図
は、本発明のシリンジにおける外筒の先端部付近
を拡大して示す縦断面図である。第3図は、本発
明のシリンジにおける外筒の平面図である。第4
図および第5図は、それぞれ、本発明のシリンジ
におけるプロテクタの構成例を示す一部切欠き斜
視図である。 符号の説明、1……シリンジ、2……外筒、2
5……外筒先端面、3……プランジヤー、4……
チツプ部、41……管腔、45……チツプ部外表
面、48……係止部、49……溝、5……プロテ
クタ、50……開口部、51……プロテクタ後端
面、55……プロテクタ内周面、57……突起、
6……カヌラ、61……カヌラ先端、7……リ
ブ、73……リブ外表面、81……溝、83……
リブ、9……環状部、91……環状部先端面、9
3……連結部、95……空間、A……紫外線硬化
型接着剤。
クタ嵌着前の状態で示す縦断面図である。第2図
は、本発明のシリンジにおける外筒の先端部付近
を拡大して示す縦断面図である。第3図は、本発
明のシリンジにおける外筒の平面図である。第4
図および第5図は、それぞれ、本発明のシリンジ
におけるプロテクタの構成例を示す一部切欠き斜
視図である。 符号の説明、1……シリンジ、2……外筒、2
5……外筒先端面、3……プランジヤー、4……
チツプ部、41……管腔、45……チツプ部外表
面、48……係止部、49……溝、5……プロテ
クタ、50……開口部、51……プロテクタ後端
面、55……プロテクタ内周面、57……突起、
6……カヌラ、61……カヌラ先端、7……リ
ブ、73……リブ外表面、81……溝、83……
リブ、9……環状部、91……環状部先端面、9
3……連結部、95……空間、A……紫外線硬化
型接着剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外筒と、プランジヤーと、プロテクタとを具
えるシリンジにおいて、 前記外筒の先端部には、外方に突出し、外筒先
端面と連接して、外筒と一体的に形成されたチツ
プ部を有し、 当該チツプ部には、チツプ部の管腔においてそ
の基端部が埋設され、前記外筒内部と連通する中
空部を有するカヌラを設け、 さらに前記外筒先端外周を環状に突出させた環
状部を形成し、 前記チツプ部の後端側と前記環状部の内面とを
連結部により連結し、 前記プロテクタは、その後端に1つの開口部の
みを有し、該開口部を介して前記チツプ部に嵌着
されて前記カヌラを被包するとともに、前記環状
部の先端面と前記プロテクタの後端面とが接触
し、 しかも、前記プロテクタの内部と前記外筒の外
部とを連通するガス通路を形成するように、前記
チツプ部の外表面にチツプ部軸方向に延在する複
数のリブを設けるとともに、前記プロテクタの後
端面に溝またはリブを設けたことを特徴とするシ
リンジ。 2 前記連結部は、前記チツプ部に形成されたリ
ブと前記環状部の内面とを連結するものである特
許請求の範囲第1項に記載のシリンジ。 3 前記プロテクタの内周面に、前記チツプ部に
形成されたリブと接触する突起を有する特許請求
の範囲第1項または第2項に記載のシリンジ。 4 前記チツプ部の管腔内に紫外線硬化型接着剤
を用いてカヌラを固着してなる特許請求の範囲第
1項〜第3項のいずれかに記載のシリンジ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56123547A JPS5825171A (ja) | 1981-08-06 | 1981-08-06 | シリンジ |
US06/405,145 US4468223A (en) | 1981-08-06 | 1982-08-04 | Syringe |
FR8213700A FR2510892B1 (fr) | 1981-08-06 | 1982-08-05 | Seringue |
AU86910/82A AU545811B2 (en) | 1981-08-06 | 1982-08-06 | Syringe and protector cap |
DE8222348U DE8222348U1 (ja) | 1981-08-06 | 1982-08-06 | |
BE0/208766A BE894052A (fr) | 1981-08-06 | 1982-08-06 | Seringue |
IT22771/82A IT1152342B (it) | 1981-08-06 | 1982-08-06 | Siringa |
DE19823229469 DE3229469A1 (de) | 1981-08-06 | 1982-08-06 | Medizinische spritze |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56123547A JPS5825171A (ja) | 1981-08-06 | 1981-08-06 | シリンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5825171A JPS5825171A (ja) | 1983-02-15 |
JPH0260348B2 true JPH0260348B2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=14863295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56123547A Granted JPS5825171A (ja) | 1981-08-06 | 1981-08-06 | シリンジ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4468223A (ja) |
JP (1) | JPS5825171A (ja) |
AU (1) | AU545811B2 (ja) |
BE (1) | BE894052A (ja) |
DE (2) | DE8222348U1 (ja) |
FR (1) | FR2510892B1 (ja) |
IT (1) | IT1152342B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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