JPH0258034B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0258034B2
JPH0258034B2 JP56109782A JP10978281A JPH0258034B2 JP H0258034 B2 JPH0258034 B2 JP H0258034B2 JP 56109782 A JP56109782 A JP 56109782A JP 10978281 A JP10978281 A JP 10978281A JP H0258034 B2 JPH0258034 B2 JP H0258034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
members
joining
fitting hole
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56109782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5813481A (ja
Inventor
Koji Hara
Shigeru Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Diesel Kiki Co Ltd filed Critical Diesel Kiki Co Ltd
Priority to JP10978281A priority Critical patent/JPS5813481A/ja
Publication of JPS5813481A publication Critical patent/JPS5813481A/ja
Publication of JPH0258034B2 publication Critical patent/JPH0258034B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/14Projection welding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばデイーゼル機関の分配型燃料
噴射ポンプにおけるギヤとフライウエートホルダ
とを位置決め接合する場合等に適用される焼結合
金よりなる2部材の位置決め接合方法に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) デイーゼル機関の分配型燃料噴射ポンプの部
材、特にギヤとフライウエートホルダは量産性の
要求から最近は焼結合金による成型品が用いられ
るようになつており、この部材は回転するもので
あつて、硬度を要するため、センタリングされて
一般に電気抵抗溶接により接合後に、浸炭焼き入
れが施される。センタリングは第1図に示すよう
にギヤ1に角型のセンタボス1aを、フライウエ
ートホルダ2に角型のセンタ孔2aをそれぞれ形
成し、フライウエートホルダ2のセンタ孔2aに
ギヤ1のセンタボス1aを嵌入するが、これら両
者間にクリアランスがあるためギヤ1を旋回し、
両者を四隅で確実に接触させるような保持具を用
いて行なう。又、電気抵抗溶接は何れか一方の部
材の接合面に突起を形成しておき、この突起を介
して両部材を接触させて2電極間に挾んで加圧
し、両電極に通電し、突起と他方の部材との接触
部の電気抵抗により、この接触部が加熱溶融して
溶接が行なわれるものである。ところで、上記セ
ンタリングの方法は、部材が動いて芯ずれを起こ
し易く、且つギヤ1に比較的大型のセンタボス1
aを型出ししなければならない。又、電気抵抗溶
接は、肉厚のギヤと肉薄のフライウエートホルダ
のように熱容量に大きな差異のある2部材を接合
する場合、熱容量の大きな部材の接触部の温度上
昇は遅れ、溶融に至らない状態で加圧されること
があるために、特に、多孔性構造の焼結合金にあ
つては、その内部の空気が溶接熱で加熱されるこ
とによる熱膨張や不均一な熱応力によりスパツタ
(溶融母材の玉状の散り)が発生する。このスパ
ツタが接合部分に入り込むと、その接合強度に悪
影響を及ぼす。また、分配型燃料噴射ポンプで
は、その構成部材は燃料油中で作動されるため、
部材に付着するわずかな塵埃もトラブルの原因と
なるから、部材の組み付け時に十分な洗浄を行う
のであるが、溶接時に発生するスパツタが部材に
付着した場合、これを完全に除去するのは極めて
困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、2
部材を簡単且つ正確に位置決めして溶接固定でき
ると共に、その溶接時に発生したスパツタを空〓
内に捕捉し外部に散逸しないようにした焼結合金
よりなる2部材の位置決め接合方法を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、焼結合金よ
りなる2部材を位置決め接合するに際し、一方の
部材の接合面に嵌合突起を複数形成し、他方の部
材の接合面に前記嵌合突起が嵌合する嵌合孔を形
成し、前記嵌合突起と嵌合孔とを嵌合したとき、
その嵌合部周縁に前記両部材の加熱接合時に発生
するスパツタを捕捉収容するための環状の空隙が
形成されるように前記嵌合突起の基部外周と前記
嵌合孔の外周との双方、或はいずれか一方に環状
溝を形成し、前記一方の部材の嵌合突起と他方の
部材の嵌合孔とを嵌合することにより、これら両
部材の接合面が接触して位置決めがなされると同
時に前記嵌合突起と嵌合孔との接触部が前記接合
面より下方に偏位して電気抵抗部を構成し、前記
両部材に通電することによる加熱手段にて、前記
接触部を溶接融合することにより、前記両部材を
接合固定することを特徴とするものである。
(作用) 両部材は嵌合突起と嵌合孔との嵌合により位置
決めされる。また、両部材に通電すると、それら
の嵌合突起と嵌合孔との接触部が抵抗加熱されて
溶融接合される。更に、接合時に発生するスパツ
タは、空〓内に捕捉収容されて接合部分、その他
の外部に飛び出すことがない。
(実施例) 以下本発明の一実施例を燃料噴射ポンプのギヤ
とフライウエートホルダを接合する場合について
第2図乃至第4図を参照して説明する。第2図は
焼結合金よりなるギヤ(部材)11及びフライウ
エートホルダ(部材)12の接合前の状態を示
し、ギヤ11の接合面には第1図に示した従来の
ギヤ1に見られるセンタボス1aは設けずに複数
個の嵌合突起11aが形成されている。フライウ
エートホルダ12の接合面には嵌合突起11aが
嵌合する嵌合孔12aが形成されている。嵌合突
起11aの基部外周及び嵌合孔12aの外周に
は、それぞれ環状溝11b及び12bが形成され
ている。そして第3図に示す如くギヤ11の嵌合
突起11aとフライウエートホルダ12の嵌合孔
12aとを嵌合することによつて、ギヤ11とフ
ライウエートホルダ12とがそれらの接合面が接
触して所定状態に正確に位置決めされると同時
に、嵌合突起11aと嵌合孔12aとの接触部に
電気抵抗部が構成され、更に、嵌合突起11aと
嵌合孔12aとの嵌合部周縁に環状の空〓13が
形成される。尚、上記とは逆に嵌合突起11aを
フライウエートホルダ12側に、嵌合孔12aを
ギヤ11側にそれぞれ設けても差支えない。又、
嵌合突起11aの基部外周の環状溝11b及び嵌
合孔12a外周の環状溝12bの何れか一方を省
略しても差支えない。
上記のようにギヤ11とフライウエートホルダ
12とが正確に位置決めされた状態になつたなら
ば、これらを上、下電極14,15で挟んで加圧
し、この上、下電極14,15に通電する。する
とギヤ1の嵌合突起11aとフライウエートホル
ダ12の嵌合孔12aとの接触部の電気抵抗は高
いから接触部が加熱され、焼結合金の溶融温度に
達し、ギヤ1とフライウエートホルダ12は接合
される。このとき発生するスパツタは、嵌合突起
11aと嵌合孔12aとの嵌合部周縁に形成され
ている環状の空〓13内に捕捉されて外部に散逸
されないので、ギヤ1とフライウエートホルダ1
2の接合面間にスパツタが入り込まない。又、ス
パツタを発生させない方法としては、第4図に示
すように環状の空〓13内にろう材16を収容す
ると共に接合面にフラツクスを塗布し、前記加熱
手段で接触部をろう材の溶融温度に加熱すれば、
ろう材は溶融してギヤ1とフライウエートホルダ
12の接合面に浸透して接合される。その後の処
理工程として、浸炭焼き入れを施す場合、浸炭焼
入温度(例えば850〜870℃)以上で、焼結合金溶
融温度(例えば1300℃)以下の溶融温度範囲のろ
う材を選定すればよい。
(発明の効果) 本発明の焼結合金よりなる2部材の位置決め接
合方法は、焼結合金よりなる2部材を位置決め接
合するに際し、一方の部材の接合面に嵌合突起を
複数形成し、他方の部材の接合面に前記嵌合突起
が嵌合する嵌合孔を形成し、前記嵌合突起と嵌合
孔とを嵌合したとき、その嵌合部周縁に前記両部
材の加熱接合時に発生するスパツタを捕捉収容す
るための環状の空隙が形成されるように前記嵌合
突起の基部外周と前記嵌合孔の外周との双方、或
はいずれか一方に環状溝を形成し、前記一方の部
材の嵌合突起と他方の部材の嵌合孔とを嵌合する
ことにより、これら両部材の接合面が接触して位
置決めがなされると同時に前記嵌合突起と嵌合孔
との接触部が前記接合面より下方に偏位して電気
抵抗部を構成し、前記両部材に通電することによ
る加熱手段にて、前記接触部を溶接融合すること
により、前記両部材を接合固定することを特徴と
するものである。
従つて、一方の部材の接合面に形成した嵌合突
起と、これに対応して他方の部材の接合面に形成
した嵌合孔とを嵌合すれば自動的に位置決めされ
るから、両部材の位置決めが容易、且つ正確にな
される。
また、嵌合突起と嵌合孔との嵌合による両部材
の位置決めと同時に、該嵌合突起と嵌合孔との接
触部が電気抵抗部を構成し、両部材に通電するこ
とにより前記接触部が抵抗加熱され、この加熱手
段により両部材の接触部が溶融して接合されるか
ら、両部材の接合が容易に行なえる。また、接合
時に発生するスパツタは嵌合突起と嵌合孔との嵌
合部周縁に形成された環状の空〓内に捕捉され、
外部への散逸を防ぐことができるので、スパツタ
によるトラブルを防止できる。又、前記空〓内に
浸炭焼入温度以上で焼結合金溶融温度以下の溶融
温度範囲のろう材を収容し、前記加熱手段でろう
材をその溶融温度に加熱すれば、スパツタが発生
することなく、両部材の位置決め接合がなされ、
スパツタによるトラブルを更に確実に防止するこ
とができる。
尚、本発明は上記実施例で説明した分配型燃料
噴射ポンプのギヤとフライウエートホルダとの接
合に限らず、焼結合金よりなる2部材を接触電気
抵抗加熱により位置決め接合する場合に幅広く適
用し得ること勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は分配型燃料噴射ポンプのギヤとフライ
ウエートホルダとの接合時の従来におけるセンタ
リング方法を示す図、第2図乃至第4図は本発明
の実施例を示し、第2図はギヤ及びフライウエー
トホルダの接合前の状態を示す断面図、第3図は
同部材を接合した状態を示す断面図、第4図は空
〓にろう材を収容した状態を示す断面図である。 11…ギヤ(部材)、11a…嵌合突起、12
…フライウエートホルダ(部材)、12a…嵌合
孔、11b,12b…環状溝、13…空〓、16
…ろう材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 焼結合金よりなる2部材を位置決め接合する
    に際し、一方の部材の接合面に嵌合突起を複数形
    成し、他方の部材の接合面に前記嵌合突起が嵌合
    する嵌合孔を形成し、前記嵌合突起と嵌合孔とを
    嵌合したとき、その嵌合部周縁に前記両部材の加
    熱接合時に発生するスパツタを捕捉収容するため
    の環状の空隙が形成されるように前記嵌合突起の
    基部外周と前記嵌合孔の外周との双方、或はいず
    れか一方に環状溝を形成し、前記一方の部材の嵌
    合突起と他方の部材の嵌合孔とを嵌合することに
    より、これら両部材の接合面が接触して位置決め
    がなされると同時に前記嵌合突起と嵌合孔との接
    触部が前記接合面より下方に偏位して電気抵抗部
    を構成し、前記両部材に通電することによる加熱
    手段にて、前記接触部を溶接融合することによ
    り、前記両部材を接合固定することを特徴とする
    焼結合金よりなる2部材の位置決め接合方法。 2 前記空隙にろう材を収容し、このろう材を前
    記加熱手段により溶融して接合することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の焼結合金よりな
    る2部材の位置決め接合方法。
JP10978281A 1981-07-14 1981-07-14 焼結合金よりなる2部材の位置決め接合方法 Granted JPS5813481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10978281A JPS5813481A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 焼結合金よりなる2部材の位置決め接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10978281A JPS5813481A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 焼結合金よりなる2部材の位置決め接合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5813481A JPS5813481A (ja) 1983-01-25
JPH0258034B2 true JPH0258034B2 (ja) 1990-12-06

Family

ID=14519079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10978281A Granted JPS5813481A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 焼結合金よりなる2部材の位置決め接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5813481A (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090802A (ja) * 1983-10-21 1985-05-22 Chiyoda Chem Eng & Constr Co Ltd 水蒸気改質器に於ける改質ガス出口温度制御方法
JPH07106881B2 (ja) * 1985-02-07 1995-11-15 株式会社東芝 燃料電池用改質器装置
JPS61227902A (ja) * 1985-03-30 1986-10-11 Toshiba Corp 改質器装置
JPS61256903A (ja) * 1985-05-01 1986-11-14 Toshiba Corp 改質器装置
JPH079160A (ja) * 1993-06-23 1995-01-13 Adonisu Syst Kk 眼鏡フレーム部品の接合構造とその接合方法
JP3740858B2 (ja) 1997-09-16 2006-02-01 マツダ株式会社 接合金属部材及び該部材の接合方法
JP3752830B2 (ja) 1998-03-31 2006-03-08 マツダ株式会社 接合金属部材及び該部材の接合方法
JP3823003B2 (ja) * 2000-02-28 2006-09-20 日本特殊陶業株式会社 シーズ型グロープラグ及びその製造方法
US7246601B2 (en) 2004-09-10 2007-07-24 Denso Corporation Common rail
JP4069913B2 (ja) * 2004-09-10 2008-04-02 株式会社デンソー 蓄圧式燃料噴射システムに用いられる継手部材の接合方法および取付ステーの接合方法
JP5234505B2 (ja) * 2008-09-22 2013-07-10 マツダ株式会社 金属部材の接合方法及びその接合装置
DE102009043367A1 (de) * 2009-09-29 2011-04-07 Gkn Sinter Metals Holding Gmbh Anordnung eines Zahnrades und eines Kupplungskörpers zur Übertragung einer Drehbewegung
KR101439875B1 (ko) * 2012-10-30 2014-09-12 주식회사 성우하이텍 웰드너트 용접방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5023618U (ja) * 1973-06-27 1975-03-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5023618U (ja) * 1973-06-27 1975-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5813481A (ja) 1983-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0258034B2 (ja)
JPH037367Y2 (ja)
CA2031032A1 (fr) Piece de raccordement du type a resistance electrique perfectionnee pour la reunion par thermosoudage d'elements en matiere plastique
JPH0360582B2 (ja)
JPH03119618A (ja) 真空スイッチチャンバ形成方法
US2459957A (en) Welding stud
JPS6113991Y2 (ja)
JPS6238802B2 (ja)
JP2585654B2 (ja) セラミックスの接合方法
JPH02303689A (ja) 接点材料の接合方法
JP2585653B2 (ja) セラミックスの接合方法
JPS62234684A (ja) レ−ザ溶接継手構造
JPS5813469A (ja) 焼結合金材の接合方法
JPH04198069A (ja) セラミックス・金属結合体の結合方法
JPH03216282A (ja) 無歪複合接合方法
JPH06336902A (ja) タービン静翼の組み付け方法
JPS59854A (ja) 電池の製造法
JPS5813482A (ja) 焼結合金材の抵抗溶接方法
JPS60124463A (ja) 異種金属の抵抗圧接方法
US5994680A (en) Method of welding a heating element to a vessel for forming a heating container
JPH03177033A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JPH0523842A (ja) ろう付け方法
JPH0615464A (ja) 拡散ろう付方法
JPH07131962A (ja) 回転子の製造方法
JPS603904B2 (ja) つば付きろう付けボルトの製造方法