JPH0257749A - 自動変速機用二分割式回転ドラムの結合構造 - Google Patents

自動変速機用二分割式回転ドラムの結合構造

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JPH0257749A
JPH0257749A JP63203583A JP20358388A JPH0257749A JP H0257749 A JPH0257749 A JP H0257749A JP 63203583 A JP63203583 A JP 63203583A JP 20358388 A JP20358388 A JP 20358388A JP H0257749 A JPH0257749 A JP H0257749A
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Masayuki Hashimoto
昌幸 橋本
Kazuyoshi Iwanaga
岩永 一喜
Noboru Hattori
昇 服部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機の変速機構に用いられ、アウタド
ラムとインナドラムとを結合して形成される二分割式回
転ドラムの結合構造に関する。
(従来の技術) 従来、自動変速機用二分割式回転ドラムの結合構造とし
て、例えば、特開昭62−288753号に記載されて
いるものが知られている。
この従来装置の二分割式回転ドラムは、第2図に示すよ
うに、ワンウェイクラッチインナレース01の外周に設
けられていて、アウタドラム02とインナドラム03と
に分割されていて、アウタドラム02の端板部における
端面02a及び側面02bを、インナドラム03の端板
部に形成された段形状の溶接部03aに溶接し、アウタ
ドラム02とインナドラム03とが直接結合されていた
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来構造にあっては、アウ
タドラム02とインナドラム03とが直接結合されてい
る為に、アウタドラム02の板厚t、がインナドラム0
3や隣設して設けられるワンウェイクラッチ04の軸長
寸法に影響を及ぼすようになっていて、加工上の都合等
でアウタドラム02の板厚t1を変更する場合に、相手
部品であるインナドラム03や隣設部品のワンウェイク
ラッチ04の寸法も変更する必要があり設計自由度か低
い。
さらに、アウタドラム・インナ02.03の結合強度を
確保するためには、溶接部03aにおいてアウタドラム
02の側面02bに当接する面の寸法t2を所定以上必
要とするもので、この寸法t2を確保するためには、イ
ンナ・ドラム03の板厚t、を、強度的に必要な板厚t
4にさらに寸法t5を加えた板厚のものを用いなければ
ならず、無駄に材料を要したり重量増となるという問題
があるばかりか、場合によっては(図示している状態の
ものでは)、この無駄な部分Oaを切削する加工を要し
、このような無駄な加工の手間を要すという問題もあっ
た。
本発明は、上述の問題に着目して成され、設計自由度が
高く、また、無駄な材料や手間を要することなく容易に
必要結合強度を得ることができる自動変速機用二分割式
回転ドラムの結合構造を提供することを目的としている
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の自動変速機用二分
割式回転ドラムの結合構造では、自動変速機の変速機構
に用いられる二分割式回転ドラムのアウタドラムとイン
ナドラムとの結合構造であって、前記二分割式回転ドラ
ムに隣接して設けられるワンウェイクラッチのアウタレ
ースに、前記アウタドラムの端板部の端面及び側面の2
面に当接する段形状の第1溶接部と、前記インナドラム
の端板部の端面及び側面の2面に当接する段形状の第2
溶接部とを形成し、前記第1溶接部及び第2溶接部を溶
接することでアウタドラム及びインナドラムをアウタレ
ースを介して結合させたことを特徴とする手段とした。
(作 用) 本発明の自動変速機用二分割式回転ドラムの結合構造で
は、アウタドラムとインナドラムとを隣設して設けられ
るアウタレースを介して結合したため、アウタドラムの
板厚を変更する場合には、アウタレースに形成する第1
溶接部の、アウタドラムの端面に対応する面の寸法を変
更するだけでよく、インナドラムの軸長寸法を変更する
必要はない。同様に、インナドラムの板厚を変更する場
合には、アウタドラムの軸長寸法を変更する必要はない
また、結合強度の確保のためには、アウタレースの両温
接部におけるアウタドラム及びインナドラムの側面との
当接面積を所定量確保すればよく、この結合強度の確保
のためにアウタドラムもしくはインナドラムの板厚を増
加させる必要はない。従って、増加させた板厚のうちの
不要部分を切削することもなくなる。
(実施例) 以下、本発明実施例を図面に基づき説明する。
尚、この実施例を述べるにあたって、FR車用の自動変
速機を例にとる。
まず、構成を説明する。
第1図は、本発明一実施例の自動変速機用二分割式回転
ドラムの結合構造が適用された自動変速機の要部を示す
断面図であって、図中1は自動変速機を収納するトラン
スミッションケースを示している。
そして、このトランスミッションケース1内には変速機
構2が設けられている。
変速機構は図示しない遊星歯車組を有する。この遊星歯
車のリングギヤには入力が供給され、ピニオンキャリア
のクラッチハブ7とサンギヤ6に連結したドラム4との
間にクラッチ9が、またドラム4とトランスミッション
ケース1に固定の支持軸3との間にワンウェイクラッチ
5が配置されている。ワンウェイクラッチ5は潤滑油路
53を有するアウタレース5aと支持軸3の一部で形成
されたインナレース5cとの間にスプラグ5bを有して
いる。また、ドラム4はブレーキ70で静止可能とされ
、ピニオンキャリアは出力軸8に連結されている。
前記支持軸であるワンウェイクラッチインナレース3の
外周には、二分割式回転ドラム(以後ドラムという)4
が設けられている。このドラム4は、アウタドラム41
とインナドラム42とを結合して二重の筒状に形成され
ていて、アウタドラム41とインナドラム42間に多板
摩擦クラッチ等が収納されている。
また、前記ドラム4に隣接してワンウェイクラッチ5が
設けられていて、このワンウェイクラッチ5のアウタレ
ース5aのドラム側端部には、第1溶接部51と第2溶
接部52が形成されている。即ち、前記アウタレース5
aは、ワンウェイクラッチインナレース3の外周に配置
された円筒形状を成し、ドラム4側の端部の外周側角部
を直角に切削加工して、第1端面当接部51aと第1側
面当接部51bが直交する段形状の第1溶接部51が形
成されている。一方、このドラム4側端部の内周側角部
を同様に直角に切削加工して、第2端面当接部52aと
第2側面当接部52bとが直交する段形状の第2当接部
52が形成されている。
そして、前記アウタドラム41の端板部の端面41aを
第1溶接部51の第1端面当接部51aに当接させると
共に、端板部の側面41bを第1側面当接部51bに当
接させた状態で、アウタドラム41の端板部が第1溶接
部51に溶接されている。
また、インナドラム42の端板部の端面42aを第2溶
接部52の第1端面当接部52aに当接させると共に、
端板部の側面42bを第2側面当接部52bに当接させ
た状態で、インナドラム42の端板部が第2溶接部52
に溶接されている。
つまり、前記アウタドラム41とインナドラム42とは
、アウタレース5aを介して間接的に結合されている。
尚、前記ワンウェイクラッチ5において、5bはクラッ
チ機構であり、5Cはブレーキ機構を示している。
次に、実施例の作用を説明する。
実施例の自動変速機用二分割式回転ドラムの結合構造で
は、アウタドラム41とインナドラム42とをドラム4
に隣接して設けられているアウタレース5aを介して間
接的に結合した構造としたため、例えば、アウタドラム
41の板厚を変更する場合には、アウタレース5aの第
1溶接部51の第1端面当接部51aの寸法を変更する
だけでよく、インナドラム42の軸長寸法を変更する必
要はない。
このように、アウタドラム41とインナドラム42のう
ちの一方の寸法を変更する際に、他方まで寸法変更する
必要がないため、設計自由度が高いという効果が得られ
る。また、このようにアウタドラム41とインナドラム
42とを間接的に接合するのに際し、両者41.42間
に介在させる部材を新に追加するのではなく、隣接して
設けられるアウタレース5aを利用しているので、部品
点数の増加がないという効果も得られる。
さらに、結合強度を確保するためには、アウタレース5
aの両溶接部51.52における両側面当接部51b、
52bの面積を所定量確保することで、アウタドラム4
1及びインナドラム42の側面41b、42bとの溶接
面積を所定量確保するようにすればよく、この結合強度
の確保のためにアウタドラム41もしくはインナドラム
42の板厚を増加させる必要はない。
従って、溶接強度を確保するのが容易であり、かつ、こ
の溶接強度確保のために無駄な材料を要することもない
加えて、結合強度確保のために板厚を増加させることが
ないから、その板厚のうちの不要部分を切削することも
な(なり、無駄な加工の手間が省ける。
即ち、本発明実施例の自動変速機用二分割式回転ドラム
の結合構造にあっては、新な部材を追加することなく、 ■ 設計自由度の向上 ■ 結合強度確保の容易性 ■ 無駄な材料の削減 ■ 無駄な加工手間の削減 が同時に達成できるという効果が得られる。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本
発明に含まれる。
例えば、実施例では、FR車に適用した例を示したが、
エンジン横置きのFF車や4WD車等の他のタイプの車
両の自動変速機にも勿論適用できる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の自動変速機用二分割
式回転ドラムの結合構造では、アウタドラムとインナド
ラムとを直接結合させずに、隣接されるアウタレースを
介して間接的に結合させる手段とした為、アウタドラム
もしくはインナドラムの一方板厚等を変更する際に、ア
ウタレースに形成する両溶接部のうちの一方の寸法を変
更するでけで、アウタドラム・インナの他方の軸長寸法
を変更する必要がなく、このため、新な部材を追加する
ことなく設計自由度が向上するという効果が得られる。
また、結合強度を確保する際には、アウタドラムもしく
はインナドラムの板厚を増加させる必要がなく、両溶接
部におけるアウタドラム及びインナドラムの側面との当
接面積を所定量確保すればよい為、溶接強度の確保が容
易であるという効果が得られる。
さらに、上記効果と同時に、材料の無駄がないという効
果が得られ、その上、必要以上に厚く設定した板厚のう
ちの不要な部分を後で切削することもなくなるから、そ
の切削の手間を省くことができるという効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の自動変速機用二分割式回転ド
ラムの結合構造を示す縦断面図、第2図は従来例を示す
断面図である。 2・・・変速機構 4・・・二分割式回転ドラム 41・・・アウタドラム 2・・・インナドラム a・・・第1端面 b・・・第1側面 a・・・第2端面 b・・・第2側面 5・・・ワンウェイクラッチ 5日・・・アウタレース 51・・・第1溶接部 52・・・第2溶接部 特  許  出  願  人 日本自動変速機株式会社 日産自動車株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)自動変速機の変速機構に用いられる二分割式回転ド
    ラムのアウタドラムとインナドラムとの結合構造であっ
    て、 前記二分割式回転ドラムに隣接して設けられるワンウェ
    イクラッチのアウタレースに、前記アウタドラムの端板
    部の端面及び側面の2面に当接する段形状の第1溶接部
    と、前記インナドラムの端板部の端面及び側面の2面に
    当接する段形状の第2溶接部とを形成し、 前記第1溶接部及び第2溶接部を溶接することで、アウ
    タドラム及びインナドラムをアウタレースを介して結合
    させたことを特徴とする自動変速機用二分割式回転ドラ
    ムの結合構造。
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