JPH02567Y2 - - Google Patents
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- JPH02567Y2 JPH02567Y2 JP1986027811U JP2781186U JPH02567Y2 JP H02567 Y2 JPH02567 Y2 JP H02567Y2 JP 1986027811 U JP1986027811 U JP 1986027811U JP 2781186 U JP2781186 U JP 2781186U JP H02567 Y2 JPH02567 Y2 JP H02567Y2
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- Japan
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- electric heater
- heating
- person
- output signal
- infrared sensor
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Landscapes
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、人の居る所定場所、空間のみを局所
的に暖房するための電熱式暖房器に関し、特にそ
の電気ヒータの消費電力の節減及び暖房効率の向
上対策に関する。
的に暖房するための電熱式暖房器に関し、特にそ
の電気ヒータの消費電力の節減及び暖房効率の向
上対策に関する。
(従来の技術)
従来より、暖房器としては電熱式、オイルバー
ナ式、ヒートポンプ式等のものがあるが、これら
の多くは、室内の床や壁等に設置して室内の全て
の空間を暖めるとともに、室温を検知する温度セ
ンサ等によりON−OFF制御されて室内全体を一
定の温度に画一的、統一的に管理する方式のもの
であつた(例えば特開昭58−31244号公報参照)。
ナ式、ヒートポンプ式等のものがあるが、これら
の多くは、室内の床や壁等に設置して室内の全て
の空間を暖めるとともに、室温を検知する温度セ
ンサ等によりON−OFF制御されて室内全体を一
定の温度に画一的、統一的に管理する方式のもの
であつた(例えば特開昭58−31244号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、例えば事務室内などにおいて多数の
人が事務机に坐して作業する環境の場合、各人の
必要な暖房を個々に別々に行い得るようにする方
が、上記の画一的暖房に較べて、各人の必要な暖
かさを必要な場所で必要な時間だけ管理し得るこ
とから、暖房に要するエネルギーを大幅に節減で
き望ましい。また、上記の画一的暖房での“頭温
足寒”の現象や必要な場所に暖房がとどかない現
象なども解消できる可能性がある。
人が事務机に坐して作業する環境の場合、各人の
必要な暖房を個々に別々に行い得るようにする方
が、上記の画一的暖房に較べて、各人の必要な暖
かさを必要な場所で必要な時間だけ管理し得るこ
とから、暖房に要するエネルギーを大幅に節減で
き望ましい。また、上記の画一的暖房での“頭温
足寒”の現象や必要な場所に暖房がとどかない現
象なども解消できる可能性がある。
そこで、このように人の居る所定場所のみを局
所的に個別に暖房する場合、電熱式の簡易な暖房
器を用いて、必要時、人がその都度スイツチを
ON−OFF操作して暖房を行つてもよいが、この
スイツチのON−OFF操作が煩しく、またスイツ
チの切り忘れがしばしばあり、電力消費の無駄に
より省エネルギー効果の実効があらがないことが
多い。
所的に個別に暖房する場合、電熱式の簡易な暖房
器を用いて、必要時、人がその都度スイツチを
ON−OFF操作して暖房を行つてもよいが、この
スイツチのON−OFF操作が煩しく、またスイツ
チの切り忘れがしばしばあり、電力消費の無駄に
より省エネルギー効果の実効があらがないことが
多い。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、上述の如く人の居る所定場所を局所的に暖房
する場合、この所定場所に人が居るときにのみ自
動的に電気ヒータに通電して局所暖房を行うよう
にすることにより、暖房効率の向上を図りなが
ら、電気ヒータの電力消費の無駄がなく省エネル
ギー効果を実効あるものとすることを目的とす
る。
り、上述の如く人の居る所定場所を局所的に暖房
する場合、この所定場所に人が居るときにのみ自
動的に電気ヒータに通電して局所暖房を行うよう
にすることにより、暖房効率の向上を図りなが
ら、電気ヒータの電力消費の無駄がなく省エネル
ギー効果を実効あるものとすることを目的とす
る。
さらに、本考案は、使用場所、用途、使用する
人により任意に電気ヒータの供給電力を調節可能
とすることにより、暖房効率および省エネルギー
の一層の向上を可能とすることを目的とする。
人により任意に電気ヒータの供給電力を調節可能
とすることにより、暖房効率および省エネルギー
の一層の向上を可能とすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本考案の講じた解
決手段は、人の居る所定場所を局所的に暖房する
ように設置され、通電により発熱する電気ヒータ
を備えた電熱式暖房器を前提とする。そして、上
記所定場所に居る人体から放射される赤外線を検
知して出力信号を発する焦電形赤外線センサを備
え、さらに、該赤外線センサからの出力信号を受
信したとき、受信から設定時間の間上記電気ヒー
タへの通電を継続するとともに、該設定時間内の
受信時には上記電気ヒータの通電時間を再設定す
るよう制御する制御回路とを備える構成としたも
のである。
決手段は、人の居る所定場所を局所的に暖房する
ように設置され、通電により発熱する電気ヒータ
を備えた電熱式暖房器を前提とする。そして、上
記所定場所に居る人体から放射される赤外線を検
知して出力信号を発する焦電形赤外線センサを備
え、さらに、該赤外線センサからの出力信号を受
信したとき、受信から設定時間の間上記電気ヒー
タへの通電を継続するとともに、該設定時間内の
受信時には上記電気ヒータの通電時間を再設定す
るよう制御する制御回路とを備える構成としたも
のである。
ここで、上記電気ヒータは、その供給電力を可
変調節する可変調節器を備えていることが好まし
い。
変調節する可変調節器を備えていることが好まし
い。
尚、上記制御回路による設定時間は、人が所定
場所に居る場合、じつと静止した状態では居ら
ず、一定時間内には少なくとも手足等の人体の一
部をわずかでも動かすことから、この時間を実験
等により測定した結果求められたものであり、例
えば1〜4分程度に設定されている。
場所に居る場合、じつと静止した状態では居ら
ず、一定時間内には少なくとも手足等の人体の一
部をわずかでも動かすことから、この時間を実験
等により測定した結果求められたものであり、例
えば1〜4分程度に設定されている。
(作用)
上記の構成により、本考案では、例えば事務室
内における事務机下に設置して局所暖房を行う場
合、人が事務机に坐すると、この人体から放射さ
れる赤外線を赤外線センサが検知して出力信号を
発し、この出力信号を受けて制御回路により電気
ヒータへの通電が開始され、この通電が設定時間
継続されて、電気ヒータの発熱により事務机下の
空間が暖房されることになる。そして、上記設定
時間が経過すると、電気ヒータへの通電が断たれ
て暖房が自動的に停止されるが、この設定時間内
において赤外線センサの感応範囲内での人体の足
等の動きにより該赤外線センサから新たな出力信
号が発せられると、この時点から上記通電時間が
再設定されて、人が事務机に坐している限り自動
的に暖房が続行されることになる。このように、
局所暖房をすべき所定場所に人が来ると自動的に
暖房が開始され、該所定場所に人が居る限り暖房
が継続され、該所定場所から人が居なくなると自
動的に暖房が停止されるので、電気ヒータのスイ
ツチの切り忘れなどによる無駄な電力消費がな
く、消費電力を節減できるとともに、人が居ると
きにのみ人の居る所定場所のみを局所暖房するの
で、暖房効率が良好である。
内における事務机下に設置して局所暖房を行う場
合、人が事務机に坐すると、この人体から放射さ
れる赤外線を赤外線センサが検知して出力信号を
発し、この出力信号を受けて制御回路により電気
ヒータへの通電が開始され、この通電が設定時間
継続されて、電気ヒータの発熱により事務机下の
空間が暖房されることになる。そして、上記設定
時間が経過すると、電気ヒータへの通電が断たれ
て暖房が自動的に停止されるが、この設定時間内
において赤外線センサの感応範囲内での人体の足
等の動きにより該赤外線センサから新たな出力信
号が発せられると、この時点から上記通電時間が
再設定されて、人が事務机に坐している限り自動
的に暖房が続行されることになる。このように、
局所暖房をすべき所定場所に人が来ると自動的に
暖房が開始され、該所定場所に人が居る限り暖房
が継続され、該所定場所から人が居なくなると自
動的に暖房が停止されるので、電気ヒータのスイ
ツチの切り忘れなどによる無駄な電力消費がな
く、消費電力を節減できるとともに、人が居ると
きにのみ人の居る所定場所のみを局所暖房するの
で、暖房効率が良好である。
さらに、上記電気ヒータにその供給電力を可変
調節する可変調節器を備えていると、使用する場
所や用途、使用する人の温冷感等に応じて電気ヒ
ータの発熱量が調節できて、消費電力の無駄なく
快感な暖房を行うことが可能である。
調節する可変調節器を備えていると、使用する場
所や用途、使用する人の温冷感等に応じて電気ヒ
ータの発熱量が調節できて、消費電力の無駄なく
快感な暖房を行うことが可能である。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第3図および第4図は本考案の実施例に係る電
熱式暖房器Aを局所暖房すべき所定場所として事
務室内などにおける事務机20下に設置した例を
示し、該暖房器Aは、事務机20の天板21と側
部引出し部22と側板23と後板24とで囲まれ
た、人体Mの下肢部m1を挿入する空間S内の後
方上部に取付金具25等により吊懸支持され、か
つ事務机20に坐する人Mの下肢部m1に向けて
取付けられている。
熱式暖房器Aを局所暖房すべき所定場所として事
務室内などにおける事務机20下に設置した例を
示し、該暖房器Aは、事務机20の天板21と側
部引出し部22と側板23と後板24とで囲まれ
た、人体Mの下肢部m1を挿入する空間S内の後
方上部に取付金具25等により吊懸支持され、か
つ事務机20に坐する人Mの下肢部m1に向けて
取付けられている。
上記暖戻器Aは、第1図に詳示するように、前
面中央部が凹面状の鏡面部1aに形成された器体
1を備え、該器体1の鏡面部1aの前位には通電
により発熱する電気ヒータ2が配設されていて、
該電気ヒータ2からの輻射熱により事務机20下
の空間Sを暖房するようにしている。また、上記
器体1の一端側(第1図の左側)内部には後述の
制御回路10等が内蔵され、器体1の他端側(第
1図の右側)には電気ヒータ2の供給電力を可変
調節する後述の可変調節器11の摘み11aが配
設されており、電気ヒータ2の供給電力を例えば
0〜300Wの範囲内で調節可能として電気ヒータ
2の発熱量を可変にしている。また、3は電気ヒ
ータ2をON−OFF操作するための電源スイツ
チ、4は電源コードである。
面中央部が凹面状の鏡面部1aに形成された器体
1を備え、該器体1の鏡面部1aの前位には通電
により発熱する電気ヒータ2が配設されていて、
該電気ヒータ2からの輻射熱により事務机20下
の空間Sを暖房するようにしている。また、上記
器体1の一端側(第1図の左側)内部には後述の
制御回路10等が内蔵され、器体1の他端側(第
1図の右側)には電気ヒータ2の供給電力を可変
調節する後述の可変調節器11の摘み11aが配
設されており、電気ヒータ2の供給電力を例えば
0〜300Wの範囲内で調節可能として電気ヒータ
2の発熱量を可変にしている。また、3は電気ヒ
ータ2をON−OFF操作するための電源スイツ
チ、4は電源コードである。
さらに、上記器体1の下部には、人体Mから放
射される赤外線を検知して出力信号を発する焦電
形の赤外線センサ5が設けられていて、第4図の
如く事務机20下の空間S内に挿入される下肢部
m1に指向するように取付けられている。該赤外
線センサ5は、LiNbO3(ニオブ酸リチウム)、
BaTiO3(チタン酸鉛)、LiTaO3(タンタル酸リチ
ウム)などを利用して、焦電効果による起電力を
出力するもので、人体(生体)から放射する赤外
線が人体がセンサの感応距離内で移動した時に一
過的に検出して電気出力を発生する機能を有する
ものである。
射される赤外線を検知して出力信号を発する焦電
形の赤外線センサ5が設けられていて、第4図の
如く事務机20下の空間S内に挿入される下肢部
m1に指向するように取付けられている。該赤外
線センサ5は、LiNbO3(ニオブ酸リチウム)、
BaTiO3(チタン酸鉛)、LiTaO3(タンタル酸リチ
ウム)などを利用して、焦電効果による起電力を
出力するもので、人体(生体)から放射する赤外
線が人体がセンサの感応距離内で移動した時に一
過的に検出して電気出力を発生する機能を有する
ものである。
そして、上記暖房器Aの電気回路は第2図に示
すように構成されており、赤外線センサ5からの
出力信号を増幅する増幅器6と、該増幅器6で増
幅された出力信号を受けてON作動するタイマ回
路7と、該タイマ回路7からのON信号により
ON作動するタイマリレー8とを備え、該タイマ
リレー8のON作動により電源9から電気ヒータ
2に通電されるようになつている。上記タイマ回
路7は、赤外線センサ5からの出力信号を受信し
たとき、この受信から設定時間(例えば約2分30
秒間)の間継続してON信号を出力するととも
に、赤外線センサ5がこの設定時間内に人体の移
動を検出してこの移動により新たな出力信号を発
したときにはその都度、この検知時点から上記設
定時間を再設定して自動的に時間延長するもので
あり、このタイマ回路7及びタイマリレー8等に
よつて赤外線センサ5からの出力信号を受けたと
き、この受信から設定時間の間、電気ヒータ2へ
の通電を継続するとともに、上記設定時間内の受
信時には上記通電時間を再設定するよう制御する
制御回路10を構成している。
すように構成されており、赤外線センサ5からの
出力信号を増幅する増幅器6と、該増幅器6で増
幅された出力信号を受けてON作動するタイマ回
路7と、該タイマ回路7からのON信号により
ON作動するタイマリレー8とを備え、該タイマ
リレー8のON作動により電源9から電気ヒータ
2に通電されるようになつている。上記タイマ回
路7は、赤外線センサ5からの出力信号を受信し
たとき、この受信から設定時間(例えば約2分30
秒間)の間継続してON信号を出力するととも
に、赤外線センサ5がこの設定時間内に人体の移
動を検出してこの移動により新たな出力信号を発
したときにはその都度、この検知時点から上記設
定時間を再設定して自動的に時間延長するもので
あり、このタイマ回路7及びタイマリレー8等に
よつて赤外線センサ5からの出力信号を受けたと
き、この受信から設定時間の間、電気ヒータ2へ
の通電を継続するとともに、上記設定時間内の受
信時には上記通電時間を再設定するよう制御する
制御回路10を構成している。
さらに、上記電気ヒータ2の通電回路には、電
気ヒータ2の供給電力を可変調節するサイリスタ
チヨツパよりなる可変調節器11が介設されてい
て、使用する場所(事務机20の置かれている環
境)、用途(事務机20下の空間Sの暖房用)、使
用する人の温冷感、好みなどに応じて電気ヒータ
2の供給電力を調節してその発熱量を適切なもの
とするようになされている。
気ヒータ2の供給電力を可変調節するサイリスタ
チヨツパよりなる可変調節器11が介設されてい
て、使用する場所(事務机20の置かれている環
境)、用途(事務机20下の空間Sの暖房用)、使
用する人の温冷感、好みなどに応じて電気ヒータ
2の供給電力を調節してその発熱量を適切なもの
とするようになされている。
次に、上記暖房器Aの作動を述べるに、電源ス
イツチ3をON操作した状態において、第4図の
如く人Mが事務机20に座ると、事務机20下の
空間S内に取付けられた赤外線センサ5がこの人
体Mを検知して焦電効果により電気信号を出力す
る。この出力信号は増幅器6で増幅されたのちタ
イマ回路7に入力され、該タイマ回路7から設定
時間の間ON信号を出力してタイマリレー8を
ON作動させる。このタイマリレー8のON作動
により、その間電気ヒータ2に通電されて発熱
し、事務机20下の空間Sを暖房し、人体Mの下
肢部m1等を暖める。
イツチ3をON操作した状態において、第4図の
如く人Mが事務机20に座ると、事務机20下の
空間S内に取付けられた赤外線センサ5がこの人
体Mを検知して焦電効果により電気信号を出力す
る。この出力信号は増幅器6で増幅されたのちタ
イマ回路7に入力され、該タイマ回路7から設定
時間の間ON信号を出力してタイマリレー8を
ON作動させる。このタイマリレー8のON作動
により、その間電気ヒータ2に通電されて発熱
し、事務机20下の空間Sを暖房し、人体Mの下
肢部m1等を暖める。
そして、上記設定時間の間において、事務机2
0に坐している人体Mは全くじつと静止している
状態ではなく少なくとも人体の一部(下肢部等)
にわずかな動きが生じるので、この人体Mの動き
を検知した赤外線センサ5からの出力信号により
タイマ回路7がこの検知時点から再カウントし
て、電気ヒータ2への通電が続行され、暖房が引
続き行われる。以後、同様にして、事務机20に
人が坐している限り暖房が自動的に続けられる。
一方、事務机20から人が立ち去ると、上記タイ
マ回路7の設定時間経過後に電気ヒータ2への通
電が断たれて暖房が自動的に停止される。したが
つて、事務机20に人が坐しているときのみ、該
事務机下の空間Sを局所的に自動的に暖房し、人
が居なくなると自動的に暖房を停止するので、必
要時、必要な場所のみを必要な暖かさで暖房で
き、よつてスイツチの切り忘れ等による無駄な電
力の消費がなく、電気ヒータ2の消費電力を節減
して省エネルギー化を図ることができるととも
に、暖房を有効に行つて暖房効率の向上を図るこ
とができる。
0に坐している人体Mは全くじつと静止している
状態ではなく少なくとも人体の一部(下肢部等)
にわずかな動きが生じるので、この人体Mの動き
を検知した赤外線センサ5からの出力信号により
タイマ回路7がこの検知時点から再カウントし
て、電気ヒータ2への通電が続行され、暖房が引
続き行われる。以後、同様にして、事務机20に
人が坐している限り暖房が自動的に続けられる。
一方、事務机20から人が立ち去ると、上記タイ
マ回路7の設定時間経過後に電気ヒータ2への通
電が断たれて暖房が自動的に停止される。したが
つて、事務机20に人が坐しているときのみ、該
事務机下の空間Sを局所的に自動的に暖房し、人
が居なくなると自動的に暖房を停止するので、必
要時、必要な場所のみを必要な暖かさで暖房で
き、よつてスイツチの切り忘れ等による無駄な電
力の消費がなく、電気ヒータ2の消費電力を節減
して省エネルギー化を図ることができるととも
に、暖房を有効に行つて暖房効率の向上を図るこ
とができる。
さらに、上記電気ヒータ2の供給電力は可変調
節器11により調節可能であるので、使用場所や
用途、使用する人等に応じて電気ヒータ2の発熱
量を調節することができ、消費電力の無駄なく快
適暖房を行うことができ、よつて省エネルギー化
及び暖房効率の向上を一層図ることが可能であ
る。
節器11により調節可能であるので、使用場所や
用途、使用する人等に応じて電気ヒータ2の発熱
量を調節することができ、消費電力の無駄なく快
適暖房を行うことができ、よつて省エネルギー化
及び暖房効率の向上を一層図ることが可能であ
る。
尚、本考案は、上記実施例の如き事務机20下
の空間Sのほか、その他の机やテーブル、カウン
タ下の空間を局所暖房する場合にも適用でき、ま
た台所の厨房設備の前面空間、便所内の空間な
ど、人の居る所定場所を局所暖房する場合に広く
適用できるものである。
の空間Sのほか、その他の机やテーブル、カウン
タ下の空間を局所暖房する場合にも適用でき、ま
た台所の厨房設備の前面空間、便所内の空間な
ど、人の居る所定場所を局所暖房する場合に広く
適用できるものである。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案の電熱式暖房器に
よれば、暖房すべき所定場所に人が居るときのみ
該所定場所のみを自動的に局所暖房し、所定場所
から人が居なくなると自動的に暖房を停止するよ
うにしたので、電気ヒータの消費電力の無駄がな
く省エネルギー化を図ることができるとともに、
暖房効率の向上を図ることができる。
よれば、暖房すべき所定場所に人が居るときのみ
該所定場所のみを自動的に局所暖房し、所定場所
から人が居なくなると自動的に暖房を停止するよ
うにしたので、電気ヒータの消費電力の無駄がな
く省エネルギー化を図ることができるとともに、
暖房効率の向上を図ることができる。
さらに、電気ヒータにその供給電力を可変調節
する可変調節器を備えておれば、使用場所や用
途、使用する人等に応じて電気ヒータの発熱量を
調節できて、消費電力の無駄なく快適暖房が可能
であり、上記省エネルギー化及び暖房効率の向上
を一層図ることができる。
する可変調節器を備えておれば、使用場所や用
途、使用する人等に応じて電気ヒータの発熱量を
調節できて、消費電力の無駄なく快適暖房が可能
であり、上記省エネルギー化及び暖房効率の向上
を一層図ることができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
電熱式暖房器の斜視図、第2図はその電気回路
図、第3図および第4図はそれぞれ事務机下に設
置した状態を示す正面図および縦断側面図であ
る。 2……電気ヒータ、5……赤外線センサ、7…
…タイマ回路、8……タイマリレー、10……制
御回路、11……可変調節器、20……事務机、
M……人体。
電熱式暖房器の斜視図、第2図はその電気回路
図、第3図および第4図はそれぞれ事務机下に設
置した状態を示す正面図および縦断側面図であ
る。 2……電気ヒータ、5……赤外線センサ、7…
…タイマ回路、8……タイマリレー、10……制
御回路、11……可変調節器、20……事務机、
M……人体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 人の居る所定場所を局所的に暖房するように
設置され、通電により発熱する電気ヒータを備
えた電熱式暖房器であつて、上記所定場所に居
る人体から放射される赤外線を検知して出力信
号を発する焦電形赤外線センサと、該赤外線セ
ンサからの出力信号を受信したとき、受信から
設定時間の間上記電気ヒータへの通電を継続す
るとともに、該設定時間内の受信時には上記電
気ヒータの通電時間を再設定するよう制御する
制御回路とを備えたことを特徴とする電熱式暖
房器。 (2) 電気ヒータは、その供給電力を可変調節する
可変調節器を備えている実用新案登録請求の範
囲第(1)項記載の電熱式暖房器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986027811U JPH02567Y2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986027811U JPH02567Y2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62141110U JPS62141110U (ja) | 1987-09-05 |
JPH02567Y2 true JPH02567Y2 (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=30830190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986027811U Expired JPH02567Y2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02567Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2506886B2 (ja) * | 1988-01-27 | 1996-06-12 | 松下電器産業株式会社 | 電気スト―ブ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57157956A (en) * | 1981-03-23 | 1982-09-29 | Sharp Corp | Frame foot-warmer |
-
1986
- 1986-02-27 JP JP1986027811U patent/JPH02567Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57157956A (en) * | 1981-03-23 | 1982-09-29 | Sharp Corp | Frame foot-warmer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62141110U (ja) | 1987-09-05 |
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