JP2506886B2 - 電気スト―ブ - Google Patents

電気スト―ブ

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JP2506886B2
JP2506886B2 JP63016056A JP1605688A JP2506886B2 JP 2506886 B2 JP2506886 B2 JP 2506886B2 JP 63016056 A JP63016056 A JP 63016056A JP 1605688 A JP1605688 A JP 1605688A JP 2506886 B2 JP2506886 B2 JP 2506886B2
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JP
Japan
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heating element
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body case
detection sensor
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JP63016056A
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光男 ▲高▼井
伸盛 桑原
清 関谷
宏明 藤井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は首振装置付反射型電気ストーブに関するもの
である。
従来の技術 従来のこの種の電気ストーブは、例えば実公昭61−39
211号公報に開示されるように、第5図に示すような構
造になっていた。
すなわち石英管ヒータ1と反射板2を内蔵した本体ケ
ース3を首振駆動用モータ4と首振クランク機構5とに
より首振運動させて、複数の人へ輻射熱を供給するよう
になっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような構造のものでは、電源スイ
ッチを入れると電気ストーブの前の人の有無にかかわら
ず、石英管ヒータ1は通電され、その通電状態は電源ス
イッチを切るまで維続する。したがって電源スイッチを
消し忘れて電気ストーブから離れると危険であった。
そこで本発明は、上記課題を解消し、人が電気ストー
ブから離れると発熱体への通電を停止する電気ストーブ
を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の電気ストーブ
は、前面を開口した本体ケースと、この本体ケース内に
設けられた発熱体と、この発熱体背面に設けられた反射
板と、この本体ケースを水平方向に揺動自在に支持する
脚と、前記本体ケースを首振駆動する首振駆動用モータ
を有する首振り装置と、前記反射板の反射方向に対して
人体を検知する人体検知センサと、タイマ・リセット回
路を有する制御回路を備え、前記発熱体は速熱性の高温
輻射ヒータとし、前記制御回路は、前記本体ケースが首
振駆動時に前記人体センサが人体を検出した位置でのみ
発熱体に通電し、首振駆動周期の1周期より長い時間人
体検知センサが人体を検出しない時は発熱体及び首振り
駆動用モータを停止し、再び人体を検出してもリセット
回路を解除しなければ再通電できない構成としたもので
ある。
作用 上記構成により、本体が首振運動している時もしてい
ない時も反射板による発熱体の輻射方向に人がいる時だ
け人体検知センサが人体を検知し、そして一定時間(首
振の周期よりも少なくとも長い時間)人体が検知されな
くなると、発熱体や首振駆動用モータへの通電を停止す
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第1図、第2図において、6は前面が開口した本体
ケースで、この本体ケース6内には、発熱体としての速
熱性の高温輻射ヒータ7と、この高温輻射ヒータ7の背
面に反射板8と、本体ケース前面下部6aには、反射板の
反射方向に指向性の強い赤外線人体検知センサ9が取付
けられている。また本体ケース6の底面10には首振駆動
用モータ11が取付けられており、首振クランク装置12に
連結している。そしてスイッチング回路13(第4図)や
タイマ・リセット回路14(第4図)の制御回路(図示せ
ず)が本体ケース6内に取付けられている。16は脚で、
本体ケース6等をささえている。
次に、この一実施例の構成における作用を説明する。
第3図のような首振運転時の場合は、首振駆動用モータ
11に通電され、首振クランク機構12によって本体ケース
6前面は、首振範囲で、往復首振り運動する。したがっ
て赤外線人体検知センサ9も同様の動きをし、第3図の
Aの範囲に来た時、すなわち人体15から発せられている
遠赤外線を感知すると第4図に示すブロック図に従っ
て、スイッチング回路13によって高温輻射ヒータ7に通
電される。そして第3図のBの範囲に来た時、すなわち
人体15から発せられる遠赤外線を感知しなくなると高温
輻射ヒータ7への通電を止める。次に、この首振範囲か
ら人体15が、いなくなった場合について説明すると、こ
の場合、人体15から発せられる遠赤外線が感知されなく
なって、数分間(少くとも、首振回転の1周期よりも長
い)経過するとタイマ・リセット回路14が動作し、首振
駆動用モータ11への通電を止める。さらに、この時は、
高温輻射ヒータ7と首振駆動用モータ11への通電を再開
するためには、リセット回路を解除しなければならな
い。
この結果、首振通電時、速熱性の高温輻射ヒータ7
は、人体15の前面だけで通電されるため、輻射エネルギ
ーは人体に効果的に供給され、省エネ効果がある。さら
にタイマ・リセット回路14によって数分間人体15を検知
しないと、メイン回路への通電を止め首振駆動用モータ
11と高温輻射ヒータ7への通電を完全にオフ(リセット
を解除しないと、再び人体14を検知してもオンしない)
してしまうので、切忘れ防止になり、安全性が向上す
る。
発明の効果 1.首振り駆動時、人体を検知した位置でのみ発熱体に通
電されるので、採暖者の前面だけで発熱体が通電される
ことになり、輻射エネルギーは、採暖に必要な位置での
み効果的に供給され、不用な輻射エネルギーの放射がな
くなり、省エネルギー効果がある。
2.発熱体は、速熱性の高温輻射ヒータを使用しているた
め、人体を検出した時に素早く発熱体が高温になり、採
暖者に短時間で有効に輻射エネルギーを供給することが
できる。
3.人体検知センサが人体を検出しない状態が一定時間続
くと、発熱体及び首振り駆動用モータへの通電を停止す
るので、電源スイッチの切り忘れ防止となり、安全性が
向上する。
4.通電停止後、通電を再開するためにはリセット回路を
解除しなけば、人体を検出しても再通電しないため、人
体と誤認識して再通電してしまう危険性が少なく、安全
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す首振装置付の電気スト
ーブの斜視図、第2図は電気ストーブの断面図、第3図
は同電気ストーブの首振範囲と人体との関係を表わした
図、第4図は同電気ストーブの動作を示すブロック図、
第5図は従来の首振装置付電気ストーブの断面図であ
る。 6……本体ケース、7……高温輻射ヒータ(発熱体)、
8……反射板、9……人体検知センサ、11……首振駆動
用モータ(首振装置)、12……首振クランク装置(首振
装置)、14……タイマ・リセット回路(制御回路)、16
……脚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 宏明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−190328(JP,A) 実開 昭62−141110(JP,U) 実開 昭64−31951(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面を開口した本体ケースと、この本体ケ
    ース内に設けられた発熱体と、この発熱体背面に設けら
    れた反射板と、この本体ケースを水平方向に揺動自在に
    支持する脚と、前記本体ケースを首振駆動する首振駆動
    用モータを有する首振装置と、反射板の反射方向に対し
    て人体を検知する人体検知センサと、タイマ・リセット
    回路を有する制御回路を備え、前記発熱体は速熱性の高
    温輻射ヒータとし、前記制御回路は、前記本体ケースが
    首振駆動時、前記人体検知センサが人体を検知した位置
    でのみ発熱体に通電し、首振駆動周期の1周期より長い
    時間人体検知センサが人体を検知しない時は、発熱体及
    び首振駆動用モータを停止し、再び人体を検出してもリ
    セット回路を解除しなければ再通電できない構成とした
    電気ストーブ。
JP63016056A 1988-01-27 1988-01-27 電気スト―ブ Expired - Lifetime JP2506886B2 (ja)

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