JP2015068615A - 電気ストーブ - Google Patents

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【課題】被暖房対象物の不安全状態を積極的に回避するように制御される電気ストーブを提供する。【解決手段】電気ストーブ10では、制御部が、ヒータ21によって加熱される対象物の温度を輻射センサ51で検出し、その検出値が所定の安全条件を満たしていないとき、予め設定されている安全措置を実行する。その結果、ユーザーがヒータ21による温度上昇を感知することができない状態のときでも、ヒータ21によって加熱される対象物の温度が不安全域に達しないように監視し、不安全状態を未然に防止することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、電気ストーブ、特に、輻射センサを備えた電気ストーブに関する。
近年、被加熱対象物の温度を輻射センサで検出し、その検出値に基づいてヒータ出力を制御する電気ストーブが広く普及している。例えば、特許文献1(特開平06−174241号公報)に開示されている電気ストーブでは、被暖房対象がヒータから遠くに在るためにその受熱熱量が小さい場合には、輻射センサが検出する輻射熱量が小さくなるのでヒータの輻射熱量を増大させ、逆に、被暖房対象がヒータから近くに在るためにその受熱熱量が大きい場合には、輻射センサが検出する輻射熱量が大きくなるのでヒータの輻射熱量を減少させている。
上記のような電気ストーブの制御は、輻射センサが検出する輻射熱量が大きくなるとヒータの輻射熱量を減少させるので結果的に安全側に働くものの、積極的に被暖房対象が温度的に安全か否かを判定して温度制御するものではない。
本発明の課題は、被暖房対象物の不安全状態を積極的に回避するように制御される電気ストーブを提供することにある。
本発明の第1観点に係る電気ストーブは、加熱ヒータと、加熱ヒータによって加熱される対象物の温度を検出する輻射センサと、加熱ヒータの出力を制御する制御部とを備えている。制御部は、輻射センサの検出値が所定の安全条件を満たしていないとき、予め設定されている安全措置を実行する。
この電気ストーブでは、ユーザーが加熱ヒータによる温度上昇を感知することができない状態のときでも、加熱ヒータによって加熱される対象物の温度が不安全域に達しないように監視し、不安全状態を未然に防止することができる。
本発明の第2観点に係る電気ストーブは、第1観点に係る電気ストーブであって、制御部は、検出値が予め設定した閾値を超えたとき、安全措置を実行する。
この電気ストーブでは、例えば、閾値を、人のやけど、家具や床の変色若しくは変形、又は発火という事態につながるような温度に設定することによって、そのような事態を未然に防止することができる。
本発明の第3観点に係る電気ストーブは、第1観点に係る電気ストーブであって、制御部は、検出値が予め設定した閾値を超えた状態が一定時間続いたとき、安全措置を実行する。
この電気ストーブでは、例えば、発火の虞がある時を、「加熱される対象物の温度が所定値以上で、所定単位時間あたりの温度上昇が所定値を超えているとき」と設定することによって、火災を未然に防止することができる。
本発明の第4観点に係る電気ストーブは、第1観点から第3観点のいずれか1つに係る電気ストーブであって、安全措置が、加熱ヒータの出力を低下させることである。
この電気ストーブでは、加熱される対象物の温度を下げることができるので、不安全状態を回避することができる。
本発明の第5観点に係る電気ストーブは、第1観点から第3観点のいずれか1つに係る電気ストーブであって、安全措置が、加熱ヒータの運転を停止させることである。
この電気ストーブでは、加熱される対象物の温度を下げることができるので、不安全状態を回避することができる。
本発明の第6観点に係る電気ストーブは、第1観点から第3観点のいずれか1つに係る電気ストーブであって、安全措置が、加熱される対象物の温度に注意すべき旨を示唆する報知である。
この電気ストーブでは、ユーザーに不安全状態を気づかせることができる。
本発明の第7観点に係る電気ストーブは、第1観点から第6観点のいずれか1つに係る電気ストーブであって、加熱ヒータを支持し所定の角度範囲内で往復回動する首振り機構部をさらに備える。この電気ストーブでは、一定箇所を長時間加熱することが回避される。
本発明の第8観点に係る電気ストーブは、第7観点に係る電気ストーブであって、首振り機構部の運転をオン・オフする操作部をさらに備えている。制御部は、首振り機構部の運転がオンのときとオフのときとで、安全条件を相違させる。
この電気ストーブでは、例えば、首振り運転によって一定周期で検出される温度が上昇しているような場合は、そのような状態は発火していると推定して加熱ヒータの運転を停止するような、首振り運転特有の条件設定をすることによって、より安全性を高めることができる。
本発明の第1観点に係る電気ストーブでは、ユーザーが加熱ヒータによる温度上昇を感知することができない状態のときでも、加熱ヒータによって加熱される対象物の温度が不安全域に達しないように監視し、不安全状態を未然に防止することができる。
本発明の第2観点に係る電気ストーブでは、例えば、閾値を、人のやけど、家具や床の変色若しくは変形、又は発火という事態につながるような温度に設定することによって、そのような事態を未然に防止することができる。
本発明の第3観点に係る電気ストーブでは、例えば、発火の虞がある時を、「加熱される対象物の温度が所定値以上で、所定単位時間あたりの温度上昇が所定値を超えているとき」と設定することによって、火災を未然に防止することができる。
本発明の第4観点に係る電気ストーブでは、加熱される対象物の温度を下げることができるので、不安全状態を回避することができる。
本発明の第5観点に係る電気ストーブでは、加熱される対象物の温度を下げることができるので、不安全状態を回避することができる。
本発明の第6観点に係る電気ストーブでは、ユーザーに不安全状態を気づかせることができる。
本発明の第7観点に係る電気ストーブでは、一定箇所を長時間加熱することが回避される。
本発明の第8観点に係る電気ストーブでは、例えば、首振り運転によって一定周期で検出される温度が上昇しているような場合は、そのような状態は発火していると推定して加熱ヒータの運転を停止するような、首振り運転特有の条件設定をすることによって、より安全性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る電気ストーブの正面側の斜視図。 図1の電気ストーブの背面側斜視図。 本体部の第1の首振り範囲を示す電気ストーブの平面図。 本体部の第2の首振り範囲を示す電気ストーブの平面図。 本体部の第3の首振り範囲を示す電気ストーブの平面図。 電気ストーブの制御ブロック図。 温度監視制御のフローチャート。 第1変形例に係る電気ストーブの正面側の斜視図。 第2変形例に係る電気ストーブであって、輻射センサを本体部の下部に配置した電気ストーブの正面側の斜視図。 第2変形例に係る電気ストーブであって、輻射センサを本体部の上部に配置した電気ストーブの正面側の斜視図。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)全体構成
図1は、本発明の一実施形態に係る電気ストーブ10の正面側の斜視図である。また、図2は、電気ストーブ10の背面側の斜視図である。
図1において、電気ストーブ10は、本体部20と、本体部20とは別体に設けられているベース部30とを備えている。ベース部30は、床面に設置される。本体部20は、ベース部30によって回動可能に支持されている。本体部20は、ヒータ21と反射板22とを有している。
電気ストーブ10は、首振り機能を有しており、床面に対して本体部20が床面と平行な方向に回動して、ヒータ21及び反射板22から出る熱の放射方向を変化させることができる。
(2)詳細構成
(2−1)ベース部30
図2において、ベース部30は、台座31と支柱32とを有している。台座31は、箱形の形状を成し、床面Gに設置される。台座31の背面側には電源コード33が伸縮可能に収納されている。
支柱32は、台座31の上面31aから上方に延びる柱状の部材であり、その下部が回動可能に台座31に取り付けられている。支柱32の上部の前面側と本体部20の背面側とがブラケット23を介して連結されている。
支柱32は、下部に比べて上部の前面側が背面側に後退した形状を持っている。そして、支柱32の前面側に本体部20が取り付けられることで、支柱32と本体部20とを合わせた部材の重心がちょうど台座31に位置するように構成されている。このような構成によって、電気ストーブ10が安定して直立することが可能になっている。
(2−2)本体部20
本体部20は、ヒータ21、反射板22、及びブラケット23以外に、本体ケーシング24、ガード25、及び操作部26を有している。
本体ケーシング24は、ヒータ21と反射板22とを内部に収納している。本体ケーシング24の背面側には、本体ケーシング24内の熱を外部に放出するために多数の開口部24bが形成されている。ガード25は、多数の細い金属棒を組み合わせてできており、本体ケーシング24の前面側に装着されている。
熱は、ガード25の金属棒の隙間を透して前面側に向けて放射され。本体部20は、反射板22の方向を上に傾けたり、下に傾けたりするために、ブラケット23を介して支柱32の延びる方向に対して角度を変更することができる。
操作部26は、本体ケーシング24の天板24aに設けられている。操作部26には、操作に関する表示が記載されている操作銘板88やヒータ出力を調節するロータリーツマミ89などが取り付けられている。
(2−2−1)本体部20の首振り範囲
本体部20は、支柱32の回動動作によって、以下のような図3A〜図3Bに示すような首振り動作を行うことができる。
図3Aは、本体部20の第1の首振り範囲を示す電気ストーブ10の平面図である。図3Aにおいて、第1の首振り範囲は、本体部20の前面が正面を向いて静止しているときを基準にして左右に30°の範囲であり、全幅で60°である。
図3Bは、本体部20の第2の首振り範囲を示す電気ストーブ10の平面図である。図3Bにおいて、第2の首振り範囲は、本体部20の前面が上面視で反時計方向に30°の方向を向いて静止しているときを基準にして左右に30°の範囲であり、全幅で60°である。
図3Cは、本体部20の第3の首振り範囲を示す電気ストーブ10の平面図である。図3Cにおいて、第3の首振り範囲は、本体部20の前面が上面視で時計方向に30°の方向を向いて静止しているときを基準にして左右に30°の範囲であり、全幅で60°である。
図3A〜図3Cにおいて、首振り前の初期姿勢について本体部20の前面を正面、反時計方向30°、時計方向30°の3姿勢で説明したが、これは便宜上そのように設定したものであって、首振り前の初期姿勢はユーザーが決定するものである。但し、本体部20の前面を手動で動かせる範囲は60°である。
(2−2−2)首振り機構部61
首振り機構部61は、駆動源であるモータ47と、伝達機構49とで構成されている(図2参照)。モータ47はパルスモータであって、台座31内に搭載され、その回転駆動力は、伝達機構49を介して支柱32の下部に伝達される。
操作部26には、首振りスイッチ90(図1及び図2参照)が設けられており、ユーザーが首振りスイッチ90を押すことによって、首振り要求信号が制御部80に伝送される。制御部80は、首振り要求信号を受けて、モータ47へ電源供給し、首振り動作を行わせる。
(2−3)制御部80
図4は、電気ストーブ10の制御ブロック図である。図4において、制御部80は、操作部26の操作に応じて、ヒータ21の出力、及び首振り用のモータ47の動作を制御する。また、制御部80は、輻射センサ51を介して被加熱体の温度を監視する。輻射センサ51は、焦電式の赤外線センサであるが、これに限定されるものではなく、他の方式、例えばサーモパイルでもよい。
ユーザーがロータリーツマミ89を回転させることによって、ロータリーツマミ89の回転量に応じた電気信号が制御部80に伝送され、制御部80はヒータ21に対してその電気信号に応じた通電制御を行う。
(3)温度監視制御
電気ストーブ10では、反射板22に対向する部分に熱が集中する。それゆえ、被加熱体が近いときには異常発熱によって不安全な状態になることを想定し、危険性を排除しておく必要がある。本実施形態の電気ストーブ10は、台座31の前面側に輻射センサ51を配置し、少なくともヒータ21への通電時は、常時、前方の被加熱体の温度を監視している。
具体的には、第1の温度監視制御として、輻射センサ51が検出する被加熱体の検出温度Tsが、第1温度T1(例えば50℃)以上で、且つ所定単位時間(一分間)当たりの温度上昇ΔTsがt1(例えば10℃)以上のときは、異常温度上昇で発火の可能性があるので、運転停止する。
また、第2の温度監視制御として、検出温度Tsが第2温度T2(例えば70℃)を超えているときは、やけど、家具・床の変色、変形のおそれがあるので、ヒータ21の出力を低下する。
さらに、第3の温度監視制御として、検出温度Tsが第3温度T3(例えば100℃)を超えているときは、着衣、家具、及び床の焦げ、又は発火につながるので、運転停止する。以下、具体的な温度監視制御について、フローチャートを参照しながら説明する。
(3−1)第1の温度監視制御
図5は、温度監視制御のフローチャートである。図5において、制御部80は、ステップS1において、電源がオンしているか否かを判定し、電源がオンしているときはステップ2へ進み、電源がオンしていないときは引き続きステップS1で電源がオンしているか否かを判定する。
制御部80は、ステップS2において計時を開始するとともに、ステップS3においてヒータ21へ通電し、ステップS4で一分毎に輻射センサ51の検出温度Tsを記憶する。
制御部80は、ステップS5において検知温度Tsが第1温度T1を超えているか否かを判定し、Ts>T1のときはステップS6へ進み、Ts>T1でないときはステップS4へ戻る。
制御部80は、ステップS6において検出温度Tsの一分間の温度上昇ΔTsがt1以上か否かを判定し、ΔTs≧t1のときはステップS61へ進んで電源を強制オフし、ΔTs≧t1でないときはステップS7へ進む。
ここまでの制御フローにおいて、ステップS4→S5→S6→S61の流れが、第1の温度監視制御に相当する。
(3−2)第2の温度監視制御
制御部80は、ステップS7において検出温度Tsが第2温度T2を超えているか否かを判定し、Ts>T2のときはステップS8へ進んでヒータ21への通電量を低減し、Ts>T2でないときはステップS4へ戻る。ステップS7からステップS8までの流れは、第2の温度監視制御に相当する。
(3−3)第3の温度監視制御
制御部80は、ステップS9において検出温度Tsが第3温度T3を超えているか否かを判定し、Ts>T3のときはステップS10へ進んで電源を強制オフし、Ts>T3でないときはステップS4へ戻る。ステップS9からステップS10までの流れは、第3の温度監視制御に相当する。
なお、この制御フローでは、第1の温度監視制御に相当するステップS4→S5→S6(→S61)の流れと、第2の温度監視制御に相当するステップS7からステップS8までの流れと、第3の温度監視制御に相当するステップS9からステップS10までの流れとを、直列に接続しているが、三者を同時に進行させる制御にしてもよい。
また、首振り運転がオンであってもオフであっても、温度監視制御は同じ条件で行われるが、例えば、首振りにより一定周期で検出される温度が常に上昇しているような場合には、発煙する可能性が高いと判断してヒータ21への通電を停止するような、首振り運転特有の条件設定をすることによって、より安全性を高めることもできる。
(4)特徴
(4−1)
電気ストーブ10では、制御部80が、ヒータ21によって加熱される対象物の温度を輻射センサ51で検出し、その検出値が所定の安全条件を満たしていないとき、予め設定されている安全措置を実行する。その結果、ユーザーがヒータ21による温度上昇を感知することができない状態のときでも、ヒータ21によって加熱される対象物の温度が不安全域に達しないように監視し、不安全状態を未然に防止することができる。
(4−2)
制御部80は、検出値が予め設定した閾値を超えたとき、安全措置を実行する。例えば、閾値を、人のやけど、家具や床の変色若しくは変形、又は発火という事態につながるような温度に設定することによって、そのような事態を未然に防止することができる。
(4−3)
制御部80は、検出値が予め設定した閾値を超えた状態が一定時間続いたとき、安全措置を実行する。例えば、発火の虞がある時を、「加熱される対象物の温度が50℃以上で、一分間当たりの温度上昇が10℃を超えているとき」と設定することによって、火災を未然に防止することができる。
(4−4)
また、安全措置として、ヒータ21の出力を低下させることによって加熱される対象物の温度を下げることができるので、不安全状態を回避することができる。
(4−5)
また、安全措置として、ヒータ21の運転を停止させることによって加熱される対象物の温度を下げることができるので、不安全状態を回避することができる。
(4−6)
また、安全措置として、加熱される対象物の温度に注意すべき旨を示唆することによって、ユーザーに不安全状態を気づかせることができる。
(4−7)
電気ストーブ10では、首振り機構部がヒータ21を所定の角度範囲内で往復回動させることによって、一定箇所を長時間加熱することが回避される。
(5)変形例
(5−1)第1変形例
上記実施形態では、1つの輻射センサ51をベース部30の前面側に配置しているが、これに限定されるものではなく、2つの輻射センサ51をベース部30の前面側に配置してもよい。
図6は、第1変形例に係る電気ストーブ10の正面側の斜視図である。図6において、輻射センサ51は、ベース部30の前面の2コーナーそれぞれに1つずつ配置されている。第1変形例では、検出したい範囲を2つの輻射センサ51で分担できるので、1つの輻射センサ51の検出範囲を狭めて、その分だけ検出精度を高めることができる。
(5−2)第2変形例
また、輻射センサ51の配置位置がベース部30に限定されるものではない。図7は、第2変形例に係る電気ストーブ10であって、輻射センサ51を本体部20の下部に配置した電気ストーブ10の正面側の斜視図である。また、図8は、第2変形例に係る電気ストーブであって、輻射センサ51を本体部20の上部に配置した電気ストーブ10の正面側の斜視図である。図7及び図8において、輻射センサ51が、本体部20の首振り時に本体部20と動作をともにするので監視範囲を拡張することができる。他の構成については、上記実施形態と同じ構成であるので、説明を省略する。
また、首振り運転がオンのときとオフのときとで、安全条件を相違させ、首振り運転特有の条件設定をすることによって、電気ストーブ10の安全性をさらに高めることもできる。
(5−3)第3変形例
さらに、上記実施形態、第1変形例、及び第2変形例に係る電気ストーブ10に、人認識センサを設け、人の「低温やけど」を防止する制御を組み入れることができる。
「低温やけど」とは、[「製品と安全」第72号(平成11年3月)]によれば、それほど熱いと感じない物や、暖かいと感じるものに触れていて「やけど」になることであるが、同文献には、「低温やけど」になる条件として、44℃では3時間20分程度、46℃では47分程度、50℃では165秒、と記載されている。
そこで、第3変形例に係る電気ストーブ10では、人認識センサが人の顔又は肌を認識した場合において、制御部80は、輻射センサ51による検出温度が44℃で3時間、46℃で45分、又は50℃で150秒のうちのいずれか一つの条件が成立したと推定したとき、ユーザーに報知するようにしている。その結果、人の「低温やけど」を防止することができる。
10 電気ストーブ
21 ヒータ
26 操作部
51 輻射センサ
61 首振り機構部
80 制御部
特開平06−174241号公報

Claims (8)

  1. 加熱ヒータ(21)と、
    前記加熱ヒータ(21)によって加熱される対象物の温度を検出する輻射センサ(51)と、
    前記加熱ヒータ(21)の出力を制御する制御部(80)と、
    を備え、
    前記制御部(80)は、前記輻射センサ(51)の検出値が所定の安全条件を満たしていないとき、予め設定されている安全措置を実行する、
    電気ストーブ(10)。
  2. 前記制御部(80)は、前記検出値が予め設定した閾値を超えたとき、前記安全措置を実行する、
    請求項1に記載の電気ストーブ(10)。
  3. 前記制御部(80)は、前記検出値が予め設定した閾値を超えた状態が一定時間続いたとき、前記安全措置を実行する、
    請求項1に記載の電気ストーブ(10)。
  4. 前記安全措置が、前記加熱ヒータ(21)の出力を低下させることである、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気ストーブ(10)。
  5. 前記安全措置が、前記加熱ヒータ(21)の運転を停止させることである、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気ストーブ(10)。
  6. 前記安全措置が、前記加熱される対象物の温度に注意すべき旨を示唆する報知である、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電気ストーブ(10)。
  7. 前記加熱ヒータ(21)を支持し、所定の角度範囲内で往復回動する首振り機構部(61)をさらに備える、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電気ストーブ(10)。
  8. 前記首振り機構部(61)の運転をオン・オフする操作部(26)をさらに備え、
    前記制御部(80)は、前記首振り機構部(61)の運転がオンのときとオフのときとで、前記安全条件を相違させる、
    請求項7に記載の電気ストーブ(10)。
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