JP2006010230A - 暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明では、上述した課題に対してなされたものであり、センサ特有2の構成を活かし、ヒータに適用させたものであり、周囲の状況や、採暖しているときの状態に関わらず、誤作動を起こすことなく、信頼性、安全性に高い電気ストーブの提供を目的とする。
【解決手段】
人体等の存在を感知する人体等感知部9には、人体等から発せられる赤外線を感知して、電圧等の信号を出力する焦電センサと、赤外線の入射を断続的に阻止する入射阻止手段13,14、32とを備え、上記人体等感知部9における感知方向を固定して、一定側から発せられた赤外線が入射するよう上記人体等感知部9を設けた暖房装置11。
【選択図】 図1
本発明では、上述した課題に対してなされたものであり、センサ特有2の構成を活かし、ヒータに適用させたものであり、周囲の状況や、採暖しているときの状態に関わらず、誤作動を起こすことなく、信頼性、安全性に高い電気ストーブの提供を目的とする。
【解決手段】
人体等の存在を感知する人体等感知部9には、人体等から発せられる赤外線を感知して、電圧等の信号を出力する焦電センサと、赤外線の入射を断続的に阻止する入射阻止手段13,14、32とを備え、上記人体等感知部9における感知方向を固定して、一定側から発せられた赤外線が入射するよう上記人体等感知部9を設けた暖房装置11。
【選択図】 図1
Description
この発明は、人体等の存在の有無を感知し、自動的にヒータを発熱させたり、停止させたりすることができる例えば、ハロゲンヒータ、或いは電気ストーブなどの暖房装置に関する。
上述したような機能を有する暖房装置に関する先行技術としては、例えば、下記特許文献1が存在する。
上記特許文献1に係る電気ストーブの構成は、首振駆動が可能な本体ケースを具備し、該本体ケースには、発熱体を有するとともに、その背面側には、反射板が設けられている。さらに、本体ケースには、上記反射板の反射方向に対して人体を検知する人体検知センサを備えている。
その他、電気ストーブには、タイマー・リセット回路を有する制御回路なども具備している。
上記特許文献1に係る電気ストーブの構成は、首振駆動が可能な本体ケースを具備し、該本体ケースには、発熱体を有するとともに、その背面側には、反射板が設けられている。さらに、本体ケースには、上記反射板の反射方向に対して人体を検知する人体検知センサを備えている。
その他、電気ストーブには、タイマー・リセット回路を有する制御回路なども具備している。
上述した構成により、上記特許文献1には、上記本体ケースの首振り範囲において、人体を検知した位置でのみ発熱体が発熱するため、上記電気ストーブを用いて効率よく採暖できることが開示されている。
さらに、上記電気ストーブは、本体ケースを首振り駆動させることで、その範囲内に人体等が存在すれば、上記人体検知センサに入射する赤外線の入射量(電圧値)が変動する。
このように、上記特許文献1に係る人体検知センサは、首振り駆動させることにより赤外線の入射量が変動することを利用して、人体等の存在を検知することができる。
このように、上記特許文献1に係る人体検知センサは、首振り駆動させることにより赤外線の入射量が変動することを利用して、人体等の存在を検知することができる。
しかし、首振り範囲内において、例えば、3、4人の採暖者がまばらに存在する場合は、首振り動作中、人体検知センサは人体が存在するごとに、その存在を検知するため、発熱体は発熱したり、停止したりすることを繰り返す。
このような場合において、発熱体に負担がかかるため、電力消費も高くなるという問題を有する。
このような場合において、発熱体に負担がかかるため、電力消費も高くなるという問題を有する。
また、上記特許文献1では、上記人体検知センサが首振り駆動周期の一周期より長い時間、人体の存在を検知しないとき、電気ストーブは、発熱体などを停止させる構成であるため、安全性が向上することも開示されている。
しかし、例えば、首振り範囲内において、複数の人が採暖している場合、一定時間の間、継続して感知用センサは複数の人から発せられる赤外線を検知し続けている状態となるため、赤外線の入射量(電圧値)は変動しない。
このように、複数の人が採暖することにより、赤外線の入射量が変動しなければ、首振り範囲内において誰も存在しない場合と同じ状態となるため、電気ストーブの構成では、人体等が存在しない状態であるか、人体等が存在する状態であるかの区別することができない。
このため、人体等が存在するにも関わらず電源を切ってしまうという誤った判断をしてしまい、問題である。
このため、人体等が存在するにも関わらず電源を切ってしまうという誤った判断をしてしまい、問題である。
そこで本発明では、上述した課題に対してなされたものであり、赤外線の変動を感知する焦電型センサの特徴を活かし、ヒータに適用させたものであり、周囲の状況や、採暖しているときの状態に関わらず、誤作動を起こすことなく、信頼性、安全性に高い暖房装置の提供を目的とする。
本発明の暖房装置は、人体等の存在を感知する人体等感知部を備え、該人体等感知部が人体等を感知すると発熱体が発熱する暖房装置であって、上記人体等感知部には、人体等から発せられる赤外線を感知して、電圧等の信号を出力する焦電センサと、赤外線の入射を断続的に阻止する入射阻止手段とを備え、上記人体等感知部における感知方向を固定して、一定側から発せられた赤外線が入射するよう上記人体等感知部を設けたことを特徴とする。
上記入射阻止手段は、例えば、赤外線を遮断することによりその入射を阻止するシャッタ板と、該シャッタ板を回転動作、或いは、往復動作させる遮断用駆動部とで構成することができる。
上記遮断用駆動部は、具体的に、モータ、エアシリンダ、ソレノイド、圧電素子などを用いることができる。
さらに、上記入射阻止手段は、赤外線を回避することによりその入射を阻止すべく、前記焦電センサを回転動作、或いは、往復動作させる回避用駆動部で構成してもよい。
上記暖房装置は、前記人体等感知部が所定時間以上、人体等の存在を感知しなかった場合に前記発熱部の発熱を停止する遅延停止手段を具備し、上記発熱部の発熱の停止後、さらに、人体等の存在を感知しない一定時間が経過後に、主電源を停止させるタイマー制御手段を具備することができる。
請求項1に係る発明によれば、上記入射阻止手段を用いて赤外線の入射を断続的に阻止することにより、上記人体等感知部を回転(首振り動作)させなくても、人体等の存在の有無に応じて入射量に変化を生じさせることができる。
よって、例えば、赤外線を感知する範囲(感知範囲)内にわたって複数の人が存在する場合と、全く人が存在しない場合とにおいてもその違いを区別することができ、正確に検知することができる。
よって、例えば、赤外線を感知する範囲(感知範囲)内にわたって複数の人が存在する場合と、全く人が存在しない場合とにおいてもその違いを区別することができ、正確に検知することができる。
請求項2に係る発明によれば、シャッタ板で遮断する構成をとすれば、感知範囲内に人等が存在する場合、シャッタ板で赤外線の入射を阻止した状態と、シャッタ板を開放した直後の状態とで確実に赤外線の入射量(電位差)に差を出すことができるため、人が静止している等に関わらず、その存在を確実に感知することができる。
請求項3に係る発明によれば、センサ自体を回転動作、或いは、往復動作させて赤外線の入射を回避させることにより、赤外線の入射を阻止できる。
よって、請求項2により奏する効果に加えて、シャッタ板が不要となるため、人体等感知部のコストを低減することができるという効果も有する。
よって、請求項2により奏する効果に加えて、シャッタ板が不要となるため、人体等感知部のコストを低減することができるという効果も有する。
請求項4に係る発明によれば、上記遅延停止手段により、一定時間内に人体等を感知しない場合は、一旦、発熱体の発熱のみを停止して安全性を確保することができるとともに、所定時間内に人体等を感知すれば直ぐに再稼動できる待機状態を維持することができる。
これにより、一時的に感知範囲内から出入りしただけでわざわざスイッチを入れ直して、発熱体を発熱させる労力を要しない。
これにより、一時的に感知範囲内から出入りしただけでわざわざスイッチを入れ直して、発熱体を発熱させる労力を要しない。
さらに一定時間内に人体等の存在を感知しない場合には、タイマー制御手段により全ての電源が停止されるため、スイッチの消し忘れや、ペット等が不用意に通過して発熱してしまうこともない。
よって、安全性を向上することができるとともに、電力消費量も低減することができる。
よって、安全性を向上することができるとともに、電力消費量も低減することができる。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
図1、図2に示したように、上記ハロゲンヒータ11は、下部に下面が地面に設置される基台部1を有し、中部に上記基台部1の上面から柱状に立設している支柱部2を有し、該基台部1の上部には、該支柱部2と一体に構成している本体部3を有している。
なお、図1は、本実施形態に係るハロゲンヒータ11の外観図であり、図2は、上記ハロゲンヒータ11の内部構造の略全体を省略して示した断面図である。
図1、図2に示したように、上記ハロゲンヒータ11は、下部に下面が地面に設置される基台部1を有し、中部に上記基台部1の上面から柱状に立設している支柱部2を有し、該基台部1の上部には、該支柱部2と一体に構成している本体部3を有している。
なお、図1は、本実施形態に係るハロゲンヒータ11の外観図であり、図2は、上記ハロゲンヒータ11の内部構造の略全体を省略して示した断面図である。
上記本体部3、上記基台部1、及び上記支柱部2における主な構成について説明する。
図2に示したように、上記本体部3には、その前面側に中央部が後方側に椀状に凹んだ反射板4を備え、反射板4における椀状に凹んだ中央部からは発熱部5を前方に突設している。
図2に示したように、上記本体部3には、その前面側に中央部が後方側に椀状に凹んだ反射板4を備え、反射板4における椀状に凹んだ中央部からは発熱部5を前方に突設している。
上記発熱部5は、その先端部がセラミックス製であり、該先端部における外周部に、線状のヒータ管6を環状に包囲して取り付けている。さらに、上記本体部3の前面には、柵体7を取り付けて、反射板4全体を囲繞している。
また、上記本体部3の上部には、マイナスイオン発生器10を具備し、前面上端部には、3つの吹き出し孔8が配置されている。
また、上記本体部3の上部には、マイナスイオン発生器10を具備し、前面上端部には、3つの吹き出し孔8が配置されている。
一方、上記支柱部2には、人体等の有無を感知する人体等感知部9を設けている。
上記人体等感知部9には、図3に示したように支柱部2の前面中央部にハロゲンヒータ11の前方側から発せられた赤外線の入射を許容する窓部12を有している。なお、上記窓部12には、支柱部2の内部に粉塵が入り込まないように半球状をした透明色のカバー部材12aを取り付けている。
上記人体等感知部9には、図3に示したように支柱部2の前面中央部にハロゲンヒータ11の前方側から発せられた赤外線の入射を許容する窓部12を有している。なお、上記窓部12には、支柱部2の内部に粉塵が入り込まないように半球状をした透明色のカバー部材12aを取り付けている。
さらに、上記窓部12に対して支柱部2のさらに内部には、非熱伝導性の高いアルミ製のシャッタ板13を具備し、該シャッタ板13を往復動作させて窓部12から入射する赤外線を遮断させることができるようソレノイド14を構成している。
そして、シャッタ板13よりも、支柱部2のさらに内側であって、上記窓部12、及び該窓部12を閉塞した状態のシャッタ板13と同一軸線上にセンサ体15が設置されている。上記センサ体15には、前側に集光レンズ16、後側に焦電型赤外センサ17(以下、センサ17という)が組み込まれている。上記センサ体15は、後端側からL形のブラケット21を介して設置されている。なお、41は、センサから延びる配線を示す。
勿論、シャッタ板13の駆動源は、上記ソレノイド14に限定せず、エアシリンダ、モータ、圧電素子などを用いてもよい。
さらに、上述したようにシャッタ板13、及びその駆動源は、上述した構成に限定せず、例えば、扉が開閉動作するよう駆動させて赤外線を断続的に遮断する構成としてもよい。
或いは、例えば、シャッタ板13を周方向における所定部位にスリット孔、窓口を有する円板状に構成するとともに、赤外線の入射方向に対して垂直方向に設置して、該シャッタ板13を周方向に回転させることで窓部12から入射する赤外線を断続的に遮断する構成としてもよい。
或いは、例えば、シャッタ板13を周方向における所定部位にスリット孔、窓口を有する円板状に構成するとともに、赤外線の入射方向に対して垂直方向に設置して、該シャッタ板13を周方向に回転させることで窓部12から入射する赤外線を断続的に遮断する構成としてもよい。
また、上記基台部1には、後述する様々な機能を有する回路が搭載された制御基板22が内蔵されている(図2参照)。
上記制御基板22には、図4に示したようにハロゲンヒータ11の電源部36、リモコン31、上記ヒータ管6、上記センサ17と有線、無線でつながっている。
上記制御基板22は、電源回路、マイクロコントローラ23、リモコン回路24、リトリガブルデレイ25、タイマー回路26、マイナスイオン発生器を制御する回路27、リレー回路28などを具備している。
特に、上記マイクロコントローラ23は、予めプラグラムにより設定したデータに基づいて各回路に指令を与える回路である。上記リモコン回路24は、リモコン(リモートコントローラ)からの無線信号を受信して処理する回路である。
特に、上記マイクロコントローラ23は、予めプラグラムにより設定したデータに基づいて各回路に指令を与える回路である。上記リモコン回路24は、リモコン(リモートコントローラ)からの無線信号を受信して処理する回路である。
上記リトリガブルデレイ回路25回路(RTGDLY回路)は、リトリガブル・ワンショット・マルチバイブレータと呼ばれるものと同様、又はそれに類似する機能を有するものである。該リトリガブルデレイ25回路は、所定のトリガ・パルス信号が入力されると、出力に一定間隔を有するパルス信号を出力するとともに、該パルス信号出力中に再度トリガ・パルスが入力されると、出力中のパルスをさらに一定間隔だけ出力可能とする回路である。
上記タイマー回路26は、ヒータ管6の発熱やシャッタ板13の状態をタイマー計測、管理、制御するための回路である。
さらに、上記タイマー回路26には、上記シャッタ板13が往復動作する際の周期が、60sとなるよう時間設定している。さらに詳しくは、窓部12を閉塞した状態で50秒間、シャッタ板13が停止し、窓部12を開口した状態で10秒間、シャッタ板13が停止する動作を周期的に繰り返すことができる。
また、基台部1の上面側前端部の中央部には、上記リモコン31が取り外し自在に嵌め込まれている(図1、図2参照)。上記リモコン31は、ハロゲンヒータ11やマイナスイオン発生器10のON/OFF設定、強弱設定が可能に構成されている。
上記構成により、図5(a)に示したように、例えば、椅子に着席するなどして人がハロゲンヒータ11の正面に位置したとき、人体から発せられる赤外線が人体等感知部9の窓部12を通じて入射する。
このように、赤外線が入射すると、センサ17が感知し、図6に示したように赤外線の入射量(電位差)が変動することにより、人体等の存在を感知できる。そして、ヒータ管6に通電されるため、ヒータ管6は、発熱することができる。
さらに、本実施形態に係るハロゲンヒータ11は、窓部12を周期的にシャッタ板13により遮断する構成であるため、前方に人が存在すれば、窓部12が開く度に人体等感知部9内に赤外線を入射させることができる。そして、赤外線の入射量の変動をセンサ17が確実に感知してヒータ管6を発熱させることができる。
このため、仮に人が椅子に座りながら読書するなどして静止した状態であっても、確実に人の存在を感知することができる。
このため、仮に人が椅子に座りながら読書するなどして静止した状態であっても、確実に人の存在を感知することができる。
また、上述した椅子に座っている人が席を外した場合に着目すると、当然、センサ17は、赤外線を感知しなくなる。この採暖している人が去った後、誰もハロゲンヒータ11の前方に現れることがなく、2分間経過した場合、上記リレー回路28が切り換わり、ヒータ管6との通電をOFFにすることでヒータ管6の発熱は停止する。
もし、上記2分間の間に、再度、人が戻ってくるなどした場合は、上記リトリガブルデレイ回路25の指令により、戻ってきた人の存在を感知してからさらに、2分間、ヒータ管6は発熱することになる。完全に人体等が感知されない状態が2分間継続した場合にはじめてヒータ管6の発熱は停止する。
このような構成により、一旦、ヒータ管6の発熱を停止することで安全性を確保できるとともに、消費電力にも貢献できる。しかも、ハロゲンヒータ11の前方から少し移動した後戻ってきただけでヒータ管6の発熱は停止してしまうことがなく、また、わざわざ電源スイッチを押し直して発熱させることもない。すなわち、ハロゲンヒータ11の前方に再度、位置するだけで容易に発熱させることがきる。
また、上述したようにハロゲンヒータ11の前に人等が現れない状態が上記2分間続いた場合は、リトリガブルデレイ回路25が作動することにより、ヒータ管6の発熱は停止するものの、タイマー回路26やマイナスイオン発生器など発熱体以外の全ての回路は待機状態になる。
そして、タイマー回路26の計測によりさらに一定時間(例えば、5分間)の待機状態の間に、ハロゲンヒータ11の前方に誰も人が現れない場合は、電源回路29により主電源である電源部36がOFF状態となり、仮に、ペットなどが前方を通過したときにもヒータ管6が発熱することもない。
このように、安全性を確保した状態で、他の場所へ一時的に移動できるため安心であり、さらに、5分間の猶予を見て完全に電源を停止するため、ハロゲンヒータ11の電源を消し忘れる心配もない。
次に、他の実施の形態について、図7に示したように、人体等感知部9は、センサ17自体を回転させることにより、赤外線が入射することを回避可能な構成としてもよい。
すなわち、例えば、センサ体15が支柱部2の軸回りに回転可能に、該センサ体15の後端側に有するブラケット35の下側にモータ32を取り付けて構成することができる。
さらに、センサ体15の外周側には、センサ体15が回転しているとき、赤外線を完全に遮断するため、モータ22の回転方向において窓部12からのみ赤外線が入射するよう円筒状の外周壁部33を設けている。
上記構成を採れば、センサ体15を回転動作させる場合(A)、或いは、所定の角度のみ回動させて往復動作させる場合(B)、いずれの場合の動作としても赤外線が入射することを回避することができる(図7(a)参照)。
なお、センサ体15を回転動作させる場合、センサ体15の後端から垂下させた配線41が捩れて断線しないように、回転自在に上下の配線が連通するよう特殊なコネクタ34を介在させて連結している。
なお、センサ体15を回転動作させる場合、センサ体15の後端から垂下させた配線41が捩れて断線しないように、回転自在に上下の配線が連通するよう特殊なコネクタ34を介在させて連結している。
上記構成とすれば、センサ体15は、周期的に赤外線を入射、又は回避を繰り返することができ、上述したシャッタ板13を駆動させて赤外線を遮断する構成と同様の効果を得ることができる。
しかも、上述した構成のように、シャッタ板13を設ける必要がなくなるため、人体等感知部9全体のコストを低減することもできる。
しかも、上述した構成のように、シャッタ板13を設ける必要がなくなるため、人体等感知部9全体のコストを低減することもできる。
さらに、他の実施の形態について説明する。上述のシャッタ板を窓部12に対して開閉状態とする周期設定とは、逆に設定してもよい。
すなわち、本実施形態において適用する周期は、上述と同様に60秒であるが、その内分けは、上述した周期設定と異なり、図8に示したように、シャッタ板13を駆動して赤外線を入射、又は、阻止する構成で考えると、シャッタ板13が開いている間を10秒に設定し、閉じている間を50秒に設定することができる。
つまり、本実施の形態では、上述した周期設定におけるシャッタ板13が開いている間と閉じている間の時間を逆に設定している。
すなわち、本実施形態において適用する周期は、上述と同様に60秒であるが、その内分けは、上述した周期設定と異なり、図8に示したように、シャッタ板13を駆動して赤外線を入射、又は、阻止する構成で考えると、シャッタ板13が開いている間を10秒に設定し、閉じている間を50秒に設定することができる。
つまり、本実施の形態では、上述した周期設定におけるシャッタ板13が開いている間と閉じている間の時間を逆に設定している。
このような周期設定とすれば、上述した一定時間の待機状態の間に、図5(b)中に示したように、例えば、ペットや子供が感知範囲内を横切ったときにおいても、シャッタ板13は閉状態であるため、センサ17は感知せず、ヒータ管6が発熱してしまうことがない(図8中のA参照)。
すなわち、上述したような周期設定とすれば、シャッタ板13は、ハロゲンヒータ11の前で採暖している人のみを感知できる最低限の時間以外はシャッタ板13が閉じた状態となるため、不用意にヒータ管が発熱してしまう事態を極力、低減することができる(図8中のB参照)。
このように、ハロゲンヒータ11は、従来のようにセンサ体15を首振り動作さえることにより、赤外線の入射量の変動を感知する構成ではなく、上述したようにシャッタ板13を駆動させることで赤外線の入射量の変動を感知する構成である。
このため、人等が静止、又は動作している、或いは、センサ17の感知範囲内に存在する人数に関わらず、正確に人体等を感知することができる。
このため、人等が静止、又は動作している、或いは、センサ17の感知範囲内に存在する人数に関わらず、正確に人体等を感知することができる。
さらに、人体等感知部9を前方側のみの人体等の存在を感知できるよう固定していれば、仮に、ヒータ管6を有する本体部3を首振り動作させても、ヒータ管6が発熱したり停止したりする事態も生じない。
よって、本実施形態に係るハロゲンヒータ11は、一定側に存在する人体等を感知できる構成であれば、ヒータ管6を有する本体部3のみを首振り動作が可能に構成してもよい。
また、上述したように、シャッタ板13を開閉させる様々な周期設定が可能であるため、例えば、積極的にシャッタ板13を閉状態を長い時間に設定すれば、誤作動の原因となる余計な感知をしないハロゲンヒータ11を構成することができる。
よって、この構成の場合は、本体部3とともに、人体等感知部9を一緒に首振り動作させても、不用意に感知範囲内を通過しようとする人等を感知することもないため、人体等感知部9は、本体部3とともに首振り可能に一体に構成してもよい。
上述の実施形態と、この発明の構成との対応において、この実施形態のハロゲンヒータ11は、この発明の暖房装置に対応し、
以下同様に、焦電型赤外センサ17は、焦電センサに対応し、
ソレノイド14は、遮断用駆動部に対応し、
モータ32は、回避用駆動部に対応し、
リトリガブルデレイ25(、及びマイクロコントローラ23)は、遅延停止手段に対応し、
タイマー回路26(、及びマイクロコントローラ23)は、タイマー制御手段に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
以下同様に、焦電型赤外センサ17は、焦電センサに対応し、
ソレノイド14は、遮断用駆動部に対応し、
モータ32は、回避用駆動部に対応し、
リトリガブルデレイ25(、及びマイクロコントローラ23)は、遅延停止手段に対応し、
タイマー回路26(、及びマイクロコントローラ23)は、タイマー制御手段に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
9…人体等検知部
11…ハロゲンヒータ
13…シャッタ板
14…ソレノイド
17…焦電型赤外センサ
32…モータ
17…タイマー回路
25…リトリガブルデレイ
11…ハロゲンヒータ
13…シャッタ板
14…ソレノイド
17…焦電型赤外センサ
32…モータ
17…タイマー回路
25…リトリガブルデレイ
Claims (4)
- 人体等の存在を感知する人体等感知部を備え、該人体等感知部が人体等を感知すると発熱体が発熱する暖房装置であって、
上記人体等感知部には、人体等から発せられる赤外線を感知して、電圧等の信号を出力する焦電センサと、
赤外線の入射を断続的に阻止する入射阻止手段とを備え、
上記人体等感知部における感知方向を固定して、一定側から発せられた赤外線が入射するよう上記人体等感知部を設けた
暖房装置。 - 前記入射阻止手段を、赤外線を遮断することによりその入射を阻止するシャッタ板と、該シャッタ板を回転動作、或いは、往復動作させる遮断用駆動部とで構成した
請求項1に記載の暖房装置。 - 前記入射阻止手段を、赤外線を回避することによりその入射を阻止すべく、前記焦電センサを回転動作、或いは、往復動作させる回避用駆動部で構成した
請求項1に記載の暖房装置。 - 前記人体等感知部が所定時間以上、人体等の存在を感知しなかった場合に前記発熱部の発熱を停止する遅延停止手段を具備し、
上記発熱部の発熱の停止後、さらに、人体等の存在を感知しない一定時間が経過後に、主電源を停止させるタイマー制御手段を具備した
請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の暖房装置。
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2004
- 2004-06-28 JP JP2004189100A patent/JP2006010230A/ja active Pending
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