JPH0256767A - 記録再生装置のリード／ライト回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、記録媒体に対してデータの書込み、読出し動
作を行なう記録再生装置のリード／ライト回路に関する
。

（従来の技術） 従来、例えばハードディスク装置等の磁気記録再生装置
では、磁気ヘッドにより磁気記録媒体に対するデータの
書込み、読出し動作が実行される。磁気ヘッドは書込み
動作に必要な書込み電流をリード／ライト回路から供給
され、また磁気記録媒体からの読出し信号をリード／ラ
イト回路へ出力する。

リード／ライト回路は通常では集積回路からなり、ディ
スクドライブに設けられた制御回路から出力される書込
みデータに応じた書込み電流を磁気ヘッドに出力し、ま
た磁気ヘッドからの読出し信号に応じた読出しデータを
制御回路へ出力する。

ところで、データの書込み動作モードでは、リード／ラ
イト回路は制御回路から出力される書込み許可信号（ラ
イトゲート）ＷＥに応じて書込み動作を実行する。この
ため、書込み許可信号ＷＥが出力停止１−時には、いわ
ば書込み動作禁止の状態であり、リード／ライト回路は
書込み動作を実行しないことになる。

しかしながら、リード／ライト回路と制御回路とは例え
ばＦＰＣ（フレキシブル・プリント・ケーブル）及びコ
ネクタを介して接続されており、このケーブル又はコネ
クタ等の故障により、書込み許可信号ＷＥが誤って出力
されている状態になることがある。この場合、リード／
ライト回路は磁気ヘッドに書込み電流を誤って供給し、
磁気ヘッドに書込み動作を実行させる。このため、磁気
記録媒体に記録されたデータを誤って消去し、データの
破壊等の事態を発生することがある。

（発明が解決しようとする課題） 従来では、リード／ライト回路は制御回路からの書込み
許可信号ＷＥに応じて書込み動作を実行する。この場合
、回路間の信号ケーブル又はコネクタ等の故障により、
書込み許可信号ＷＥが誤って出力された状態になること
がある。このため、誤った書込み動作か実行されて、磁
気記録媒体の記録されたデータか破壊されるなどの不都
合が発生する欠点がある。

本発明の目的は、制御回路からの書込み許可信号が誤っ
て出力されるような状態が発生した場合でも、古込み動
作を確実に禁止できるようにして、磁気記録媒体上の記
録データが破壊されるような事態を防止することができ
る磁気記録再生装置のリード／ライト回路を提供するこ
とにある。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段と作用） 本発明は、データの書込み、読出し動作を行なうリード
／ライト回路において、書込み動作を禁止するだめのラ
イトプロテクト信号を出力するライトプロテクト回路及
び制御回路から出力される書込み許可信号に応じて書込
み動作を実行し、ライトプロテクト回路から出力される
書込み禁止信号に応じて書込み動作を禁止する書込み動
作制御手段を備えた回路である。

また、本発明は、書込み許可信号が制御回路から出力停
止の場合に書込み信号に基づいて書込み禁止信号を出力
する論理回路及び書込み禁止信号に応じて書込み動作を
禁止する書込み動作制御手段を備えた回路である。

さらに、本発明は、書込み動作の実行時に制御回路から
出力される書込み許可信号を転送し、書込み動作の禁止
時に制御回路から出力される書込み禁止信号に応じて書
込み許可信号の転送を禁止する論理回路を備えた回路で
ある。

このような構成により、書込み許可信号が誤って出力さ
れるような状態が発生しても、書込み動作を確実に禁止
し、誤った書込み動作を防止することができる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図は
本発明の第１の実施例に係わる構成を示すブロック図で
ある。第１図に示すように、リード／ライト回路１０は
集積回路から構成されており、制御回路１１との間でケ
ーブルを介して各種信号及びデータの交換を行なう。リ
ード／ライト回路ｌＯは、複数の磁気ヘッド１２−１〜
１２−ｎのそれぞれに対して制御回路１１からの書込み
データＷＤＩ：応じた書込み電流を供給する。また、リ
ード／ライト回路１０は磁気ヘッド１２−１−１２−ｎ
のそれぞれから出力される読出し信号に応じた読出しデ
ータＲＤを制御回路１１へ出力する。制御回路１１は、
例えばハードディスク装置のディスクドライブに設けら
れた動作制御回路であり、ホストシステム（コントロー
ラを含む）１４から転送される各種インターフェース信
号及びデータに応じてリード／ライト回路１０及び各種
装置（例えば磁気ヘッド１２−１〜１２−ｎを搭載した
キャリッジ駆動機構）の制御を行なう。

同実施例では、磁気記録媒体に対する書込み動作を禁止
するための書込み禁止信号ＷＩを出力するライトプロテ
クト回路１３が設けられている。ライトプロテクト回路
１３は、例えばディスクドライブに設けられたマニュア
ルスイッチからのスイッチ信号又はホストシステム１４
から出力されるライトプロテクト信号を、書込み禁止信
号ＷＩとしてリード／ライト回路１０に出力する回路で
ある。リード／ライト回路ＩＯは書込み禁止信号Ｗｌを
入力するための入力端子を備えており、この書込み禁止
信号Ｗｌにより書込み動作を禁止するための禁止回路を
有する。この禁止回路は、例えば書込み禁止信号Ｗｌに
より書込み許可信号ＷＥの出力を禁止する論理ゲート回
路からなる。

次に、同実施例の動作を説明する。先ず、ハードディス
ク装置では、各磁気ヘッド１２−１〜１２−ｎは複数の
磁気記録媒体の各面に対応して配置されており、各面上
をシークするように構成されている。

制御回路１１はホストシステム１４からのリード／ライ
ト命令に応じて、リード／ライト回路１０に対してチッ
プイネーブルＣＥを出力してリード／ライト回路１０を
起動させる。この後、制御回路１１はホストシステム１
４からの各種インターフェース信号等に応じて、ヘッド
セレクト信号ＨＳ、書込み動作モード時には書込み許可
信号ＷＥ及び書込みデータＷＤをリード／ライト回路ｌ
Ｏへ出力する。

リード／ライト回路ＩＯは、ヘッドセレクト信号ＨＳに
より選択された磁気ヘッド１２−１−１２−ｎに対して
、リード／ライト動作（読出し、書込み動作）を実行さ
せる。読出し動作モードでは、リード／ライト回路ｌＯ
は磁気ヘッドから出力される読出し信号に応じた読出し
データＲＤを制御回路１１へ出力する。一方、書込み動
作モードでは、リード／ライト回路ｌＯは、制御回路１
１から出力される書込み許可信号ＷＥにより書込み動作
状態となり、書込み許可信号ＷＥと共に出力される書込
みデータＷＤに応じた書込み電流を選択された磁気ヘッ
ド１２−１−１２−ｎに供給する。書込み電流は書込み
調整線（端子）ＷＣにより電流値が調整される。

選択された磁気ヘッド１２−１−１２−ｎは、リード／
ライト回路ＩＯから供給される書込み電流に応じた磁化
反転パターンからなる磁気記録を磁気記録媒体に対して
実行する。リード／ライト回路１０は書込み動作モード
において、書込み異常が発生した場合には書込み異常発
生信号ＷＦを制御回路１１へ出力する。

ここで、リード／ライト回路１０は、制御回路１１から
例えば論理レベルｒＬＪの書込み許可信号ＷＥが出力さ
れると書込み動作を実行し、出力停止の場合には書込み
動作を実行しない。一方、例えばマニュアルスイッチの
操作又はホストシステム１４からのライトプロテクト信
号の出力により、ライトプロテクト回路１３から書込み
禁止信号Ｗｌが出力されると、リード／ライト回路ｌＯ
は書込み動作を禁止することになる。この場合に、例え
ば回路間を接続する信号ケーブルが故障して、制御回路
１１の動作とは無関係−に書込み許可信号ＷＥが出力さ
れた状態になっても、リード／ライト回路１０は書込み
禁止信号ＷＥにより書込み動作を禁止した状態を保持す
る。したがって、リード／ライト回路１０が誤って書込
み電流を磁気ヘッドに供給して、誤った書込み動作が実
行されるような事態を確実に防止することができる。

第２図は本発明の第２の実施例に係わる要部のブロック
図である。第２の実施例では、制御回路１１から出力さ
れる書込み許可信号ＷＥを人力とする論理ゲート回路２
０が設けられている。この論理ゲート回路２０はインバ
ータからなり、書込み許可信号ＷＥを反転した書込み禁
止信号Ｗｌをリード／ライト回路１０に出力する。なお
、他の構成は前記第１図に示す第１の実施例のものと同
様のため、説明及び図示を省略する。

第２の実施例では、リード／ライト回路ｌＯは例えば論
理レベルｒＬＪの書込み許可信号ＷＥが制御回路１１か
ら出力されると、前記のような書込み動作を行なう。ま
た、リード／ライト回路１０は論理ゲート回路２０から
例えば論理レベルｒＬＪの書込み禁止信号Ｗｌが出力さ
れると、書込み動作を禁止する。

ここで、制御回路１１が書込み許可信号ＷＥを出力しな
い状態（即ち、論理レベルｒＨＪの書込み許可信号ＷＥ
を出力している）において、例えばリード／ライト回路
１０の入力側の信号ケーブルが故障して、論理レベルｒ
ＬＪの書込み許可信号ＷＥが出力された状態になったと
する。この場合、＝理ケー）回路２０は制御回路１１が
らの論理レベルｒＨＪの書込み許可信号ＷＥを反転して
、論理レベルｒＬＪの書込み禁止信号ＷＩをリード／ラ
イト回路ＩＯに出力する。したがって、リード／ライト
回路ｌＯは書込み禁止信号Ｗｌに応じて書込み動作を禁
止した状態を保持することになる。

さらに、第３図は本発明の第３の実施例に係わる要部の
ブロック図である。第３の実施例では、制御回路１１か
ら出力される書込み許可信号ＷＥ及び書込み禁止信号Ｗ
ｌをそれぞれ人力とする論理ゲート回路３０が設けられ
ている。この論理ゲート回路３０はナンド回路からなり
、例えば論理レベルｒＬＪの書込み許可信号又は論理レ
ベルｒＨＪの書込み禁止信号をリード／ライト回路１０
に出力する。なお、他の構成は前記第１図に示す第１の
実施例のものと同様のため、説明及び図示を省略する。

第３の実施例では、制御回路１１は書込み動作モード時
には例えば論理レベルｒＨＪの書込み許可信号ＷＥを出
力し、書込み禁止時には例えば論理レベルｒＬＪの書込
み禁止信号Ｗｌを出力する。

このため、書込み動作モード時には論理ゲート回路３０
から論理レベルｒＬＪの書込み許可信号が出力されるた
め、リード／ライト回路１０は前記のような書込み動作
を行なう。

ここで、書込み禁止時に、制御回路１１が書込み許１−
ｉＪ信号ＷＥを出力せず（即ち、論理レベルｒＬＪの書
込み許可信号ＷＥを出力している）、論理レベルｒＬＪ
の書込み禁止信号Ｗｌを出力している状態で、例えば信
号ケーブルが故障して、論理レベルｒＨＪの書込み許可
信号ＷＥが出力された状態になったとする。この場合、
論理ゲート囲路３゜は制御回路１１からの論理レベルｒ
ＬＪの書込み禁止信号Ｗｌが人力されているため、論理
レベルｒＨＪの書込み禁止信号をリード／ライト回路１
０に出力する。したがって、リード／ライト回路１０は
書込み禁止信号に応じて書込み動作を禁止した状態を保
持することになる。

なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えばフロッピーディスク装置や光デイスク装置等の記
録再生装置に要旨を逸脱しない限りにおいて適用するこ
とができる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、例えばハトディス
ク装置等の記録再生装置において、制御回路からの書込
み許可信号が誤って出力されるような状態が発生した場
合でも、書込み動作を確実に禁止できる。したがって、
誤って記録媒体上に記録されたデータが消去されて、記
録媒体上の記録データが破壊されるような事態を防止す
ることができるものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の第１の実施例に係わる構成を示すブロ
ック図、第２図は本発明の第２の実施例に係わる構成を
示す要部のブロック図、第３図は本発明の第３の実施例
に係わる構成を示す要部のブロック図である。 １０・・・リード／ライト回路、１１・・・制御回路、
１２−１〜１２−ロ・・・磁気ヘッド、１３・・・ライ
トプロテクト回路、２０、３０・・・論理ゲート回路。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）制御回路から出力される書込みデータに応じた書
   込み電流をヘッドに供給する書込み動作及び前記ヘッド
   から出力される読出し信号に応じた読出しデータを前記
   制御回路へ出力する読出し動作を行なう記録再生装置の
   リード／ライト回路において、 前記書込み動作を禁止するためのライトプロテクト信号
   を出力するライトプロテクト回路と、前記制御回路から
   出力される書込み許可信号に応じて前記書込み動作を実
   行し、前記ライトプロテクト回路から出力される前記書
   込み禁止信号に応じて前記書込み動作を禁止する書込み
   動作制御手段とを具備したことを特徴とする記録再生装
   置のリード／ライト回路。
2. （２）制御回路から出力される書込みデータに応じた書
   込み電流を磁気ヘッドに供給する書込み動作及び前記ヘ
   ッドから出力される読出し信号に応じた読出しデータを
   前記制御回路へ出力する読出し動作を行なう記録再生装
   置のリード／ライト回路において、 前記書込み動作を実行させるための書込み許可信号が前
   記制御回路から出力停止の場合に前記書込み信号に基づ
   いて書込み禁止信号を出力する論理回路と、 前記制御回路から出力される書込み許可信号に応じて前
   記書込み動作を実行し、前記論理回路から出力される前
   記書込み禁止信号に応じて前記書込み動作を禁止する書
   込み動作制御手段とを具備したことを特徴とする記録再
   生装置のリード／ライト回路。
3. （３）制御回路から出力される書込みデータに応じた書
   込み電流をヘッドに供給する書込み動作及び前記磁気ヘ
   ッドから出力される読出し信号に応じた読出しデータを
   前記制御回路へ出力する読出し動作を行なう記録再生装
   置のリード／ライト回路において、 前記書込み動作の実行時に前記制御回路から出力される
   書込み許可信号を転送し、前記書込み動作の禁止時に前
   記制御回路から出力される書込み禁止信号に応じて前記
   書込み許可信号の転送を禁止する論理回路と、 この論理回路から転送される書込み許可信号に応じて前
   記書込み動作を実行する書込み動作制御手段とを具備し
   たことを特徴とする記録再生装置のリード／ライト回路
   。