JPH025660Y2 - - Google Patents

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JPH025660Y2
JPH025660Y2 JP15911384U JP15911384U JPH025660Y2 JP H025660 Y2 JPH025660 Y2 JP H025660Y2 JP 15911384 U JP15911384 U JP 15911384U JP 15911384 U JP15911384 U JP 15911384U JP H025660 Y2 JPH025660 Y2 JP H025660Y2
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coil
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outer circumferential
height regulating
frequency power
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はモータに係り、特にステータ内にモー
タ周波数発電コイル基板を設けてなるモータに関
する。
従来の技術 ステータを、周方向に並んで固定された複数の
偏平なコイルで構成し、ロータを、周方向に交互
に着磁してあり上記コイルに対向する円盤状の磁
石で構成してなる薄型のモータがある。従来、周
波数発電コイルがプリントされた周波数発電コイ
ル基板は、例えば、本出願人が先に実願昭58−
126540号「薄型モータ」で提案したように、コイ
ルの下面に接着して取付けられていた。
考案が解決しようとする問題点 このため、コイル基板の取付状態はコイルの高
さ寸法により直接影響され、コイルの高さ寸法に
バラツキがあると、コイル基板は多少傾斜してし
まうことになる。各コイルの高さ寸法を精度良く
定めることは困難であることを考慮すると、コイ
ル基板の取付状態はばらついて一定とはならず、
コイル基板が円盤状磁石の回転面に対して傾斜す
る場合も少なくない。このようにコイル基板が円
盤状磁石の回転面に対して平行とはならずに傾斜
すると、モータ回転中に発電コイルより出力され
る周波数信号のレベルが周期的に変動し、これが
モータの速度制御に悪影響を及ぼしてしまう。
本考案は上記問題点を解決したモータの周波数
発電コイル基板の取付構造を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案では、モー
タを、 キヤプスタンシヤフト4を軸承する軸受8が中
央に設けられた有底筒状のケース5の底面に、順
次通電される複数のコイル11が周方向に並んで
固定してあるステータヨーク14を設けてなるス
テータ2と、 上記ケース5の内周部とコイル11の外周部と
の間に配設されており、内側に向け突出した複数
の枠部23b−1〜23b−6が形成されると共に
上記コイル11の高さより高い寸法を有してなる
外周高さ規制部材23と、 上記コイル11の内周部と軸受8の外周部との
間に配設されており、上記外周高さ規制部材23
と同一高さ寸法とされた内周高さ規制部材16−
〜16−3と、 周波数発電コイル26がプリントされており、
内周部を上記内周高さ規制部材16−1〜16−3
にネジ止めされると共に、外周部を上記外周高さ
規制部材23に支持されてなる周波数発電コイル
基板12と、 キヤプスタンシヤフト4が固定されており、上
記周波数発電コイル基板12と対向するよう軸受
7,8に回動可能に軸承されると共に、周方向に
交互に着磁してある円盤状磁石13を設けてなる
ロータ3とにより構成したことを特徴とするもの
である。
作 用 コイル基板は円盤状磁石の回転面に対して平行
状態で取付けられる。これにより、発電コイルよ
りは、レベル変動のない周波数信号が出力され、
モータの速度は良好に制御される。
実施例 次に本考案の一実施例について説明する。
第1図は本考案の周波数発電コイル基板の取付
構造の一実施例が適用してあるビデオテープレコ
ーダのキヤプスタンモータ1を示す。第2図はロ
ータ及び周波数発電コイル基板を取り外して示す
底面図、第3図は上下反転させて示す分解斜視図
である。
各図中、2はステータ、3はロータ、4はキヤ
プスタンシヤフトである。キヤプスタンシヤフト
4は、ステータ2のケース5にねじ止めしてある
ハウジング6の上下の軸受7,8により軸承され
ており、下端はロータ3のロータヨーク9にねじ
止めしてあるブツシユ10に圧入してある。
ステータ2は、天板5aと周壁5bとを有する
キヤツプ状のケース5内に、6個の偏平コイル1
1−1〜11−6(総称するときは11で示す)及
び周波数発電コイル基板12等を組込んでなる。
ロータ3は、ロータヨーク9内に円盤状の磁石1
3を固定してなる。磁石13は、周方向にN極と
S極とを交互に8極着磁してある。磁石13の外
周寄りの部分は同じく交互に多数極着磁してあ
り、この部分が周波数発電作用をする。なお、磁
石13は偏平コイル11−1〜11−6に近接対向
している。
偏平コイル11−1〜11−6は、珪素鋼板製の
ステータヨーク14上に接着してあるフレキシブ
ル基板15上に、周方向に等角度間隔で並んで接
着固定してある。ステータヨーク14は、軸受8
の周囲の三個所を等角度間隔で配されたスタツド
(内周高さ規制部材)16−1,16−2,16−3
により、フレキシブル基板15と共に、ケース5
の天板5aの下面にかしめられている。こゝで、
スタツド16は後述するようにコイル基板12の
取付高さ位置を規制する作用をするものであり、
高さ寸法は共にHとしてある。また、偏平コイル
11−1〜11−6の各端部は、第2図に示すよう
に引き出されて格子模様で表わす半田付部17に
よりフレキシブル基板15上の導電パターンの端
に接続してある。半田付部17は、偏平コイルの
中空内部或いは周方向上隣り合う偏平コイルの間
に配してある。18はコイル11よりの引き出し
線である。
また偏平コイル11−1〜11−3の中空内部に
は、ホール素子19−1,19−2,19−3が設
けてあり、夫々フレキシブル基板15に接続して
ある。
フレキシブル基板15には、第2図に示すよう
に偏平コイル11−1〜11−6への通電用パター
ン20と、ホール素子19−1〜19−3よりの起
電力取り出しパターン21と、周波数発電コイル
よりの発電出力取り出しパターン22とが共通に
形成してある。これにより、フレキシブル基板1
5は一枚で足り、各パターンの専用のフレキシブ
ル基板を複数枚設けた構成に比べて構成が簡単と
なる。またステータヨーク14は、ケース5の周
壁5bの開口5cを通つて側方に突出した腕部1
4aを有し、フレキシブル基板15はこの腕部1
4aに二つのかしめ部材24a,24bによりか
しめられている。このため、フレキシブル基板1
5に作用した引張り力がかしめ部材24a,24
bの個所で受け止められ、引張り力がケース5の
内部にまで伝達されるのが防止される。またフレ
キシブル基板15のうち特に損傷し易い、ケース
5より引き出された個所が効果的に保護される。
またフレキシブル基板15のうち発電出力取り出
しパターン22の端部は15aで示すように切り
起こされており、フレキシブル基板15の屈曲性
を利用して高さを違えて接続してある。
23は電気絶縁性樹脂製のスペーサ(外周高さ
規制部材)であり、リング体23aとその内側に
等角度間隔で配された6個の台形状の枠部23b
1〜23b−6とよりなる。このスペーサ23
は、各枠部23b−1〜23b−6が隣り合う偏平
コイルの間に位置して半田付け部17を囲んだ状
態で、リング体23aをケース5の周壁5bの内
側に嵌合させてフレキシブル基板15上に載置し
てある。各枠部23b−1〜23b−6のうち台形
の斜辺に対応する腕部の下端は23cで示すよう
に切り欠かれており、コイル11よりの引き出し
線18の通路となつている。スペーサ23の高さ
寸法は、前記のスタツド16−1〜16−3と同じ
寸法Hとしてある。スペーサ23は、スタツド1
6−1〜16−3と共にコイル基板12の取付高さ
位置を規制する作用をする。寸法Hは、偏平コイ
ル11の厚さtより僅少大としてある。
周波数発電コイル基板12は、略円形のガラス
エポキシ樹脂板25に角波形のコイルパターン2
6が周方向に延在してプリントされた構成であ
る。コイルパターン26の出力端子部26aは、
ガラスエポキシ樹脂板25の外方への舌部25a
に形成していある。
このコイル基板12は、舌部25aをケース5
の周壁5bの開口5cを通してケース5外に突出
させた状態で、内周側をスタツド16−1〜16
3上に載置され、外周側をスペーサ3(具体的
にはリング体24aと枠部23b−1〜23b−6
の端面)上に載置されて、偏平コイル11−1
11−6を覆つている。内周側については、ねじ
27−1〜27−3によりスタツド16−1〜16
3に固定してある。外周側については、リング
状の絶縁シート28を介して押えリング29によ
り押さえられている。押えリング29は外周に複
数の突部29aを有し、この突部29aを変形さ
せてケース5内に強制的に押し込まれて容易には
抜け出ない状態でケース5に取付けられている。
出力端子部26aには前記のパターン22の端部
が半田付け接続されている。
これにより、コイル基板12は、第4図に併せ
て示すように、内周側をスタツド16−1〜16
3,外周側をスペーサ23により高さ位置を規
制されて、ケース5の天板5aと平行に、即ち円
盤状磁石13の回転面に対して厳密に平行とされ
た状態で取付けられている。なお、コイル基板1
2の外周部はスペーサ23のうちリング体23a
の端面だけで係止されているものではなく、リン
グ体23aより内周に張り出している枠部23b
1〜23b−6の端面に当接しているため、コイ
ル基板12は周方向等角度間隔で6個所を係止さ
れて安定に支持されている。
従つて、ホール素子19−1〜19−3よりの出
力が入力する制御回路(図示せず)の出力により
偏平コイル11−1〜11−6が順次通電されてモ
ータ1が回転するとき、パターン22よりはLレ
ベルが一定に保たれた周波数信号が出力され、モ
ータ1の回転速度は良好に制御される。
次に本考案の周波数発電コイル基板の取付構造
を適用してなるビデオテープレコーダのドラムモ
ータについて、第5図及び第6図を参照して説明
する。コイル基板の取付構造は上記と全く同一で
あるため、対応する部分には添字Aを加えた同一
符号を付し、その説明は省略する。
同図中、30はモータであり、固定ドラム31
の下側に組込まれており、ロータ3Aにブツシン
グ32を介して固定してあり、軸受33により軸
承されている回転軸34には上側回転ドラム35
が固定してある。このモータ30にはドラムパル
ス発生器36が組付けられている。
ドラムパルス発生器36は、ロータ3Aの下面
に直径方向上反対側の個所に各々埋設してあり、
上側ドラム35と一体的に回転する一対の磁極片
37a,37bと、基板38に取付けてあるホー
ル素子39とよりなる。基板38は、一のねじ4
0により固定ドラム31の下面に取付けられてい
る。ホール素子39の端子には、フレキシブル基
板41の一部が接続されている。これにより、基
板38の取付位置が容易に可変でき、ドラムをビ
デオテープレコーダのシヤーシに組付ける前の段
階で、ドラムパルス発生器36の調整が可能とな
り、調整もし易く、ビデオテープレコーダの組立
てもドラム組付後にドラムパルス発生器の調整を
する必要が無くなつた分簡単となる。
またモータ30よりは単一のフレキシブル基板
41だけが引き出されており、この単一のフレキ
シブル基板41に、モータ30関係のパターン4
2,ホール素子に対する入出力パターン43,発
電出力取り出しパターン44,ドラムパルス取り
出しパターン45が区別されて形成してある。ま
た基板41には、上記各パターンを仕切る切り込
み46a〜46cがあり、切り込み46a〜46
cにより分けられた基板部分41a〜41dは互
いに制限されずに任意に屈曲されて、所望の個所
に接続されている。また切り込み46a〜46c
の端部には、フレキシブル基板41が更に裂ける
のを防止するための円形孔47a〜47cが形成
してある。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、コイル基板を、
コイルの厚さ寸法のバルツキに全く影響されるこ
となく、しかも円盤状磁石の回転面に対して精度
良く平行に取付けることが出来、然して周波数発
電コイルよりはレベルが一定に保たれた信号が出
力され、モータの速度制御を良好に行なうことが
出来るという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるモータの縦断
面図、第2図はロータ及び周波数発電コイル基板
を取り除いて示す第1図のキヤプスタンモータの
底面図、第3図は第1図のキヤプスタンモータを
上下反転して分解して示す斜視図、第4図はコイ
ル基板の高さ位置規制状態の一部を拡大して示す
図、第5図及び第6図は夫々本考案が適用してあ
るドラムモータの縦断面図及び底面図である。 1……キヤプスタンモータ、2……ステータ、
3……ロータ、5……ケース、11−1〜11−6
……偏平コイル、12……周波数発電コイル基
板、14……ステータヨーク、16−1,16−
,16−3……スタツド(内周高さ規制部材)、
23……スペーサ(外周高さ規制部材)、23a
……リング体、23b−1〜23b−6……枠部、
25……ガラスエポキシ樹脂、26……コイルパ
ターン、27−1〜27−3……ねじ、28……絶
縁シート、29……押えリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤプスタンシヤフト4を軸承する軸受8が中
    央に設けられた有底筒状のケース5の底面に、順
    次通電される複数のコイル11が周方向に並んで
    固定してあるステータヨーク14を設けてなるス
    テータ2と、 該ケース5の内周部とコイル11の外周部との
    間に配設されており、内側に向け突出した複数の
    枠部23b−1〜23b−6が形成されると共に該
    コイル11の高さより高い寸法を有してなる外周
    高さ規制部材23と、 該コイル11の内周部と該軸受8の外周部との
    間に配設されており、該外周高さ規制部材23と
    同一高さ寸法とされた内周高さ規制部材16−1
    〜16−3と、 周波数発電コイル26がプリントされており、
    内周部を該内周高さ規制部材16−1〜16−3
    ネジ止めされると共に、外周部を該外周高さ規制
    部材23に支持されてなる周波数発電コイル基板
    12と、 該キヤプスタンシヤフト4が固定されており、
    該周波数発電コイル基板12と対向するよう該軸
    受7,8に回転可能に軸承されると共に、周方向
    に交互に着磁してある円盤状磁石13を設けてな
    るロータ3とにより構成されるモータ。
JP15911384U 1984-10-23 1984-10-23 Expired JPH025660Y2 (ja)

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