JPH06311693A - 偏平形振動発生装置 - Google Patents

偏平形振動発生装置

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JPH06311693A
JPH06311693A JP5120717A JP12071793A JPH06311693A JP H06311693 A JPH06311693 A JP H06311693A JP 5120717 A JP5120717 A JP 5120717A JP 12071793 A JP12071793 A JP 12071793A JP H06311693 A JPH06311693 A JP H06311693A
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JP
Japan
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armature
flat
vibration
commutator
fixed shaft
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JP5120717A
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English (en)
Inventor
Manabu Shiraki
白木  学
Sota Komiya
壮太 小宮
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Shicoh Engineering Co Ltd
Original Assignee
Shicoh Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 安定した品質で安価にできる極めて厚みの薄
いシャフト突出レス型の偏平形振動装置を得る。 【構成】 ケ−ス9の開口端部をブラケット10で閉じ
装置本体11を形成する。ブラケットの略々中央部に透
孔を形成し,固定軸20を植設する。その頂部をケ−ス
の内面に設けたスライダ−23に当接し,固定軸の外周
に回転することで遠心力による振動を発生させる偏平形
コアレス偏心振動用電機子を装置本体内に回動自在に設
け,該電機子と電気的に接続された整流子28を設け
る。電機子と軸方向の空隙を介して面対向するブラケッ
ト面にN極,S極の磁極を備えて形成した界磁々極15
を固定子として備えると共に整流子と摺接する一対のブ
ラシ13−1を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は,小型無線機などにおいて振動に
よって呼び出しを伝えるペ−ジャ等の呼び出し装置,盲
人用の信号受信器,所定の信号を伝達する装置,軽いバ
イブレ−タを人体等に与えることができマッサ−ジ効果
あるいは軽い振動を必要とするマッサ−ジ装置等に適す
るようにボタン型電池形状の偏平形振動発生装置に関す
る。
【0003】
【従来技術】昨今のペ−ジャでは,呼び出しの警告信号
として発音による以外に振動による警告信号を発するよ
うにし,発音と振動のいずれの警告信号を任意に選択で
きるようにしている。
【0004】このペ−ジャでは,名刺サイズの小型でカ
−ドタイプのものも増えてきた。あるいは腕時計にペ−
ジャ機能を持たせるようにもなってきた。
【0005】このようなカ−ドタイプのページャや腕時
計形式のペ−ジャの場合には,その厚みが非常に薄いた
めに従来の円筒形コアレスモ−タを用いた振動発生装置
を内蔵するためのスペ−スがない。そこで,偏平形振動
発生装置が要求されるようになってきた。
【0006】ところが従来この種の偏平振動発生装置は
特開平4−46542号公報に示すように,例えば図1
9に示すように構成されていた。
【0007】以下,図19乃至図22を参照して従来の
偏平形振動発生装置1’について説明する。
【0008】この偏平形振動発生装置1’は,偏平カッ
プ型のケ−ス9’の下端開口部をブラケット10’で閉
じて偏平形振動発生装置本体11’を構成している。ケ
−ス9’及びブラケット10’の略々中央部に回転軸7
を通すための透孔を形成し,その透孔にオイルレスメタ
ル軸受2,8を装着して回転軸7を回動自在に支持して
いる。ブラケット10’面には,図1に示すと同じ公知
の希土類磁石で形成した4極のフラットな界磁々極15
が固定されると共に,該界磁々極15の内周位置に整流
子28’(後記する整流子28と同じようなもの)と摺
接する一対のブラシ(尚,図19では1個のブラシ13
−1のみを描いている)を配設している。
【0009】上記回転軸7には,ロ−タ−ホルダ−34
を圧入し,その外周に例えば,図20に示すような回転
した場合に遠心力により偏心して回転する回転する偏平
形コアレス偏心振動用電機子6’または図21示す偏平
形コアレス偏心振動用電機子6’’を取り付けて,回転
軸7と一体して回転するようにしている。
【0010】図20に示す偏平形コアレス偏心振動用電
機子6’の場合は,公知の4極のフラットな界磁々極1
5,3相3コイル均等配置の軸方向空隙型電動機におけ
るコアレス偏平電機子の3個の偏平形コアレス電機子コ
イルのうち1個の電機子コイルを除去して同図に示すよ
うに2つの電機子コイル3−1,3−2を樹脂4でモ−
ルドして偏平偏心形状に形成したものとなっている。
【0011】図21に示す偏平形コアレス偏心振動用電
機子6’’の場合は,同じく4極のフラットな界磁々極
15を用いているが,3相3コイル偏心配置の3個の電
機子コイル3’−1,・・・,3’−3をそれぞれ75
度の配置開角で片側に偏角して配置し樹脂4でモ−ルド
して偏平偏心形状に形成したものとなっている。
【0012】この場合の電機子コイル3’−1,・・
・,3’−3は,反径方向に延びた発生トルクに寄与す
る導体部3’aと3’a’との開角を界磁々極15の一
磁極幅,すなわち90度の幅に近ずけるのが本来的には
反トルクが入らず望ましいが,振動量とバランスの関係
で,上記導体部3’aと3’a’との外周の開角幅を7
5度位に形成したものを用いている。尚,周方向の導体
部3’b,3’cは,発生トルクに寄与しない部分を示
す。
【0013】上記した偏平形振動発生装置1’によれ
ば,ボタン電池型のものを得ることができる。
【0014】
【従来技術の問題点】しかしながら,上記した偏平形振
動発生装置1’の場合,ケ−ス9’及びブラケット1
0’に設けた軸受2,8に回転軸7を通して回動自在に
支持している。ここで図22に示すようにケ−ス9’の
上部とブラケット10’の下部間に距離がある。このた
め,回転軸7を上記2つの軸受2,8に通した場合,ケ
−ス9’にブラケット10’を圧入等の手段で閉じた場
合のずれ公差がある以外に,2つの軸受2,8をケ−ス
9’,ブラケット10’に取り付けた場合,同芯度及び
同軸度に誤差が生じ,回転軸7を取付た場合,該回転軸
7が傾いて取り付けられることになり,これを補正する
ためのサイジング作業が必要になったり,偏平形コアレ
ス偏心振動用電機子6’,6’’の断線が生じたりして
故障の原因となったり,大きな摩擦音が発生したり,大
きな振動が取れなかったり,電流値がアップしたり製品
品質にバラツキが生じたりする欠点があるほか,2個の
軸受2,8を用いているために,より軸方向に厚みの薄
い偏平形振動発生装置を形成できない欠点があった。
【0015】
【発明の課題】本発明は,軸受の同軸度,同芯度の調整
やサイジングの必要をなくし安定した品質で組み立て易
く安価にできる軸方向に極めて厚みの薄いシャフト突出
レス型の偏平形振動装置を得ることを課題になされたも
のである。
【0016】
【発明の課題を達成するための手段】かかる本発明の課
題は,偏平カップ型のケ−スの開口端部をブラケットで
閉じた偏平形振動発生装置本体を形成し,上記ブラケッ
トの略々中央部に透孔を形成し,該透孔に固定軸を植設
し,該固定軸の頂部をケ−スの内面に設けたスライダ−
に当接し,上記固定軸の外周に回転することで遠心力に
よる振動を発生させる偏平形コアレス偏心振動用電機子
を上記偏平形振動発生装置本体内に回動自在に設け,該
電機子に該電機子と電気的に接続された整流子を設け,
上記偏平形コアレス偏心振動用電機子と軸方向の空隙を
介して面対向するブラケット面に隣り配置の磁極が異極
となるようにN極,S極の磁極を2P(Pは1以上の整
数)個備えて形成した界磁々極を固定子として備えると
共に上記整流子と摺接する一対のブラシを備えた偏平形
振動発生装置を提供することで達成できる。
【0017】
【作用】本発明の偏平形振動発生装置によれば,1つの
固定軸の外周を偏平形コアレス偏心振動用電機子が回転
するようになっているため,固定軸の外周とこの外周を
回転する偏平形コアレス偏心振動用電機子に設けた軸受
の内径との嵌め合い較差が緩和されるので,すなわち固
定軸の外周と軸受の内径の嵌め合い較差が一致していな
くても,偏平形コアレス偏心振動用電機子が固定軸の外
周を偏心振動しながら回転できる。
【0018】
【発明の実施例】以下,図1乃至図18を参照して,本
発明の実施例を説明する。
【0019】
【発明の第1実施例】図1乃至図7を参照して本発明の
第1実施例を示す。図1は,界磁々極15は4極のもの
を用い,3個の空心型電機子コイルを120度の等間隔
ピッチの3相配置とした場合に,その内の1つの電機子
コイルを省いたように,2個の電機子コイル3−1,3
−2を互いに重ならないように図1に示すように配置し
樹脂26でモ−ルドし,偏心形状に形成した偏平形コア
レス偏心振動用電機子6−1を軸方向の空隙を介して上
記界磁々極15と面対向させた軸方向に偏平な軸方向空
隙型の偏平形振動発生装置1−1の分解斜視図で,図2
は同偏平形振動発生装置1−1の縦断面図で,この偏平
形振動発生装置1−12は,軸方向の端面に回転軸や固
定軸などのシャフトが突出しないシャフト突出レス形と
なっている。この図1及び図2の偏平形振動発生装置1
−1は,軸方向の厚みが,3mm,直径が20mmのボ
タン型電池状に形成してある。
【0020】軸方向の厚みが,3mm,直径が20mm
の磁性体でできた偏平カップ形のケ−ス9の開口端部
(図面上,下部開口端部)を磁性体でできた円板状のブ
ラケット10で閉じることで,偏平形振動発生装置本体
11を形成している。ケ−ス9,ブラケット10はステ
−タヨ−クを兼ねている。ブラケット10は,鉄基板を
用いて形成している。ブラケット10の上面に上記した
弓状の一対のブラシ13−1,13−2が図3に示すよ
うに円環状を形成するように180度対称に固着形成し
ている。
【0021】ブラシ13−1,13−2は,刷子部5−
1,5−2と該刷子部5−1,5−2への電源供給する
ための電源供給用導電体12−1,12−2を厚みの薄
い導電体からなる板バネなどで一体形成している。
【0022】ブラケット10の上面には,各々正側電源
端子14−1側,負側電源端子14−2側に電気的に接
続するための図1に示すような2つの電源供給用導電体
12−1,12−2がほぼ円環状にエッチング等の手段
で形成されている。該導電体12−1,12−2の端部
に櫛歯状の正側電源端子14−1側に接続されたブラシ
13−1と負側電源端子14−2(図1参照)側に接続
されたブラシ13−2とは,後記する整流子28は6個
の整流子片28−1,・・・,28−6から構成される
当該整流子片28−1,・・・,28−6と電気的に摺
動される。上記ブラシ13−1,13−2は正側電源端
子側14−1及び負側電源端子14−2側に電気的に接
続される。2つのブラシ13−1と13−2は,界磁々
極15のほぼ一磁極幅(機械角で90度,電気角で18
0度)の開角幅で配置形成され,その表面を絶縁薄膜で
処理している(図3参照)。尚,図4はブラシ13−1
(又は13−2)の図3におけるX−X’線縦断面図を
示す。5−1,5−2は刷子部を示す。
【0023】上記ケ−ス9の側面部を切欠して透孔16
を形成し,該透孔16と対向するブラケット10の外周
を半径外側方向に延長形成した電源供給用リ−ド線取付
片17を形成している。該取付片17に延長形成した上
記導電パタ−ン12−1,12−2に正側電源端子14
−1側に接続するためのリ−ド線18−1,負側電源端
子14−2側に接続するためのリ−ド線18−2を半田
19によって電気的接続を行っている(図1参照)。
【0024】ブラケット10の中心部には,鍔付固定軸
20の下端部を圧入固定するための透孔21が形成さ
れ,該透孔21に鍔22がブラケット9に当接するま
で,その固定軸20を透孔21に圧入固定し,固定軸2
0の上端をケ−ス9の上部内面に固定したスライダ−2
3を介してケ−ス9の内面中心部に当接摺動させてい
る。
【0025】固定軸20の外周には,後記するように偏
平形コアレス偏心振動用電機子6−1が回動自在に支持
される。
【0026】固定軸20の外周には,オイルレスメタル
等の円筒状に形成した軸受24を回動自在に装着し,該
軸受24の外周に非磁性金属の円筒状スペ−サ25を介
して平板状整流子基板27を固定すると共に,2個の平
面扇枠形状のコアレス電機子コイル3−1,3−2を基
板27に接着固定して樹脂26でモ−ルドして偏平形状
に形成した偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1を回
動自在に支持している。
【0027】該偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1
と軸方向の空隙を介して隣接する磁極が異極となるよう
に,周方向に沿って交互にN極,S極の磁極を着磁した
平板円環状の界磁々極15が固定軸20と同心状配置に
ブラケット10の上面に接着剤によって固定されてい
る。
【0028】偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1
は,当該偏心振動用電機子6−1が回転した場合におい
て,当該偏心振動用電機子6−1が偏心且つ振動して回
転するように2個の電機子コイル3−1,3−2を片側
にずらせて軸方向から見て正円形板状とならない偏心形
状の電機子構成としている(図1参照)。
【0029】電機子コイル3−1,3−2は,半径方向
の有効導体部3a,3a’が発生トルクに寄与し,周方
向の導体部3b,3cは発生トルクに寄与しないものと
なっている。また各電機子コイル3−1,3−2は,効
率良好な偏平形振動発生装置6−12を形成するため
に,有効導体部3aと3a’との開角を,界磁々極15
(4極となっている)の一磁極の幅と等しい幅,すなわ
ち機械角で90度の扇枠状のものに形成している。
【0030】偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1の
下面部には,固定軸20と同心状に整流子基板27が固
定されている。整流子基板27は,プリント基板などの
絶縁基板29の下面にブラシ13−1,13−2と摺接
する整流子片28−1,・・・,28−6群からなる整
流子28をエッチング手段などにて形成している(図
5)。
【0031】整流子片28−1と28−4は,図5に示
すように絶縁基板29の下面においてエッチング手段な
どで形成したプリント配線パタ−ン30によって電気的
接続しており,同じく絶縁基板29の上面においてはエ
ッチング手段などで形成したプリント配線パタ−ン31
(図1参照)によって図6に示すように整流子片28−
2と28−5,28−3と28−6とを電気的接続し,
電機子コイル3−1の一方の端子は整流子片28−1に
電気的に接続し,電機子コイル3−1の他方の端子を整
流子片28−2に電気的に接続し,,電機子コイル3−
2の一方の端子を整流子片28−5に,電機子コイル3
−2の他方の端子を整流子片28−6に電気的に半田付
けなどの手段で接続している。
【0032】本発明の第1実施例の偏平形振動発生装置
1−1によれば,これを内蔵したペ−ジャの電池などの
電源を電源端子14−1,14−2,ブラシ13−1,
13−2,整流子28等を介して2個の電機子コイル3
−1,3−2に適宜方向の回転トルクが得られるように
図6に示すように通電すれば,フレミングの左手の法則
に従って所定方向に回転するトルクが発生するので,固
定軸20を中心としてその外周を偏平形コアレス偏心振
動用電機子6−1が偏心しながら所定方向に回転する。
【0033】偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1が
所定方向に回転すると,順次所定方向の回転トルクが得
られるように,ブラシ13−1及び13−2と整流子片
28−1,・・・,28−6の摺動位置が切り変わり,
継続した所定方向の回転トルクが発生する。ここで偏平
形コアレス偏心振動用電機子6−1は,偏心して形成さ
れたものであるので,部分円運動しながら偏心回転す
る。この偏心振動用電機子6−1の偏心回転による半径
(遠心力)及び周方向の偏心量が振動となって偏平形振
動発生装置本体11に伝播するので,該偏平形振動発生
装置1−1を取り付けた装置,例えばペ−ジャ本体に振
動が伝わり,ペ−ジャ携帯者に振動による呼び出しがあ
ることを知らせることができる。
【0034】
【発明の第2実施例】図7は発明の第2実施例の偏平形
振動発生装置1−2を形成するための偏平形コアレス偏
心振動用電機子6−2の斜視図を示すもので,第1実施
例の偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1とほとんど
同じであるが,この第2実施例では2個の電機子コイル
3−1,3−2全体を樹脂26によってモ−ルドするの
でなく,2個の電機子コイル3−1,3−2を接着剤に
よって整流子基板27に接着し,電機子コイル3−1と
3−2間の必要な部分のみを樹脂26を用いて偏平形コ
アレス心振動用電機子6−2の強度を稼ぐように形成し
ている。
【0035】
【発明の第3実施例】図8は本発明の第3実施例の偏平
形振動発生装置1−3の縦断面図で,第1実施例の偏平
形振動発生装置1−1と殆ど同じだが,鍔22を持たな
い固定軸20−1を用いたものとなっている点しか差異
はない。尚,固定軸20,20−1いずれも下端部は透
孔21に所定の長さだけ圧入することができるように,
圧入固定する部分を径を細いものに形成している。
【0036】
【発明の第4実施例】図9乃至図13を参照して本発明
の第4実施例を説明する。図9は本発明の第4実施例の
偏平形振動発生装置1−4を形成するための偏平形コア
レス偏心振動用電機子6−6の斜視図を示すもので,3
個の空心型電機子コイル3−1,・・・,3−3を3相
配置となるように周方向に位相をずらせて当該電機子コ
イル3−1,・・・,3−3群が互いに軸方向において
2重に重畳した軸方向から見て正円形板状とならない偏
心形状に形成した偏平形コアレス偏心振動用電機子6−
4を示す。図10は同偏平形振動発生装置1−4の縦断
面図を示し,図11は同偏平形コアレス偏心振動用電機
子6−4の上面図を示し,図12は同偏平形コアレス偏
心振動用電機子6−4の下面図を示す。
【0037】上記した固定軸20(又は20−1)の外
周には,オイルレスメタル等の円筒状に形成した軸受2
4を回動自在に装着し,該軸受24の外周に非磁性金属
の円筒状スペ−サ25を介して樹脂26をモ−ルドして
平板状整流子基板27を固定すると共に3個の重畳配置
した平面扇枠形状の3相のコアレス電機子コイル3−
1,・・・,3−3を基板27に接着固定して形成した
偏平形コアレス偏心振動用電機子6−4を回動自在に支
持している。
【0038】偏平形コアレス偏心振動用電機子6−4
は,当該電機子6−4が回転した場合において,当該電
機子6−4が偏心且つ振動して回転するように3(nは
2以上の整数)個の空心型の電機子コイル3−1,・・
・,3−3群を周方向に位相をずらせて2重に重畳配置
して軸方向から見て正円形板状とならない偏心形状の3
相の電機子構成としている。
【0039】厚みの薄い振動効率の良好な偏平形コアレ
ス偏心振動用電機子6−4を得るために,電機子コイル
3−1と3−3とを互いに重ならないように周方向に3
0度の間隔を明けて配置し,該電機子コイル3−1と3
−3の中間位置に電機子コイル3−2を重畳配置するこ
とで,電機子コイル3−1,・・・,3−3の順で並ん
だ電機子コイル3−1及び3−3と3−2とが互いに2
重に重なる軸方向から見て正円形板状とならない偏心形
状のものとすることができる。
【0040】偏平形コアレス偏心振動用電機子6−4の
下面部には,上記固定軸20(または固定軸20−1)
と同心状に上記整流子基板27が固定されている。整流
子基板27は,プリント基板などの上記絶縁基板29の
下面に上記ブラシ13−1,13−2と摺接する上記整
流子片28−1,・・・,28−6群からなる上記整流
子28をエッチング手段などにて形成している(図9乃
至図13参照)。
【0041】整流子片28−1と28−4は,絶縁基板
29の下面においてエッチング手段などで形成したプリ
ント配線パタ−ン30によって電気的接続しており,同
じく絶縁基板29の上面において図11に示すようなエ
ッチング手段などで形成したプリント配線パタ−ン31
によって図13に示すように整流子片28−2と28−
5,28−3と28−6とを電気的接続し,電機子コイ
ル3−1,・・・,3−3の一方の端子同士を電気的に
共通接続し,電機子コイル3−1の他方の端子を整流子
片28−1に,電機子コイル3−2の他方の端子を整流
子片28−5に,電機子コイル3−3の他方の端子を整
流子片28−3に電気的に半田付けなどの手段で接続し
ている。
【0042】尚,電機子コイル3−1,3−3は接着剤
によって整流子基板27に接着し,電機子コイル3−2
は同じく接着剤によって電機子コイル3−1,3−3の
上面に接着することで,偏平形コアレス偏心振動用電機
子6−4を形成している。
【0043】尚,上記した偏平形コアレス偏心振動用電
機子6−1等のような場合においては,電機子コイル3
−1,3−2の巻き始め端子が当該電機子コイル3−
1,3−2の内周位置にあるため,巻き始め端子を電機
子コイル3−1,3−2の上面に沿わせて整流子基板2
7(絶縁基板29)の上面のプリント配線パタ−ン31
に半田付けなどによって電気的に接続しなければならな
い。
【0044】このようにすると,偏平形振動発生装置1
−4などの場合には,厚みが3mmと非常に薄く,ケ−
ス9と電機子6−4などの上面間の軸方向の空隙長が非
常に狭いため,当該電機子コイル3−1,3−2を巻線
形成する為のわずか1本の電線であっても厚みの薄い偏
平形振動発生装置1−4などを形成できないばかりか,
その電線がケ−ス9とこすり合うことによって断線する
惧れがある。
【0045】しかしながら本発明のこの実施例場合に
は,電機子コイル3−1,3−3は接着剤によって整流
子基板27に接着し,電機子コイル3−2は同じく接着
剤によって電機子コイル3−1,3−3の上面に重ねて
接着しているので,電機子コイル3−1,3−3の巻き
始め端子32をその電機子コイル3−1,3−3の上面
に沿わせて整流子基板27(絶縁基板29)の上面のプ
リント配線パタ−ン31に半田付けしても,電機子コイ
ル3−1,3−3の上面には電機子コイル3−2があ
り,電機子コイル3−2の厚み分だけケ−ス9と偏平形
コアレス電機子6−1(電機子コイル3−2)の上面間
に空隙ができるので,電機子コイル3−1,3−3の巻
き始め端子32が阻害物となることはない。
【0046】ここで問題になるのが,電機子コイル3−
1,3−3の上面に配置されているコアレス電機子コイ
ル3−2の巻き始め端子32である。
【0047】そこで本発明の実施例場合には,上記偏平
形コアレス偏心振動用電機子6−4の場合は,少なくと
も上記界磁々極15に対して軸方向の距離が遠い側の電
機子コイル3−2の内側の巻き始め端子32を上記界磁
々極15に対して軸方向の距離が近い側に直接通して上
記整流子基板27の整流子片28−5及びプリント配線
タ−ン31に導いて電気的に接続することで電機子コイ
ル3−2の巻き始め端子32が阻害物にならないように
している。これは,電機子コイル3−2の下部には,電
機子コイル3−1及び3−3が配置されていて,該電機
子コイル3−1及び3−3の上面には,電機子コイル3
−2の厚み分だけ電機子コイル3−2の巻き始め端子3
2を通すための空隙が電機子コイル3−1及び3−3の
上面とケ−ス9間に形成できるためである。
【0048】この偏平形振動発生装置1−4によれば,
上記のしたように非常に薄型且つ小型のもので,2つの
試作サンプルのデ−タを記述すると,1つのサンプルは
電機子コイル3−1,3−3を線径が0.11mmのも
のを45タ−ン巻いて形成し,電機子コイル3−2を線
径が0.11mmのものを35タ−ン巻いて形成したと
ころ,従来の図19に示す偏平形コアレス偏心振動用電
機子6’を用いた偏平形振動発生装置1’に比較して,
電流値が80〜85mAと小さく,しかも振動(G)も
0.1〜0.12Gと非常に大きなものになった。ペ−
ジャに用いる偏平形振動発生装置1−4によれば,消費
電流が少ないことが理想的で,しかも大きな振動が得ら
れるとなることは非常に好ましいことである。尚,電機
子コイル3−1,3−3の方が電機子コイル3−2より
もわずかに厚みを厚く形成してある。
【0049】また別の試作サンプルのデ−タを記述する
と,電機子コイル3−1,3−3を線径が0.12mm
のものを40タ−ン巻いて形成し,電機子コイル3−2
を線径が0.11mmのものを45タ−ン巻いて形成し
たところ,従来の偏平形振動発生装置1’に比較して,
電流値が90〜110mAと小さいものもあったが,大
きなものもあった。しかし,振動(G)は,0.13〜
0.15Gと非常に大きく得られた。尚,電機子コイル
3−1,3−3の方が電機子コイル3−2よりもわずか
に厚みを薄く形成してある。
【0050】本発明の偏平形振動発生装置1−4によれ
ば,大きな振動を得る目的と,仕様消費電流を考慮し
て,電機子コイル3−1,3−3と電機子コイル3−2
との巻きタ−ン数を変えたり,厚みを変えたりして偏平
形コアレス偏心振動用電機子6−4を形成している。こ
のように,以下の実施例においても,3個の電機子コイ
ルは同じ条件に巻線形成するのでなく,その巻きタ−ン
数や厚みを種々変えてもよい。
【0051】
【発明の第5実施例】図14は本発明の第5実施例を示
す偏平形コアレス偏心振動用電機子1−5を用いた偏平
形振動発生装置1−5を説明するためのもので,この実
施例の偏平形振動発生装置1−5の場合にも,図1の偏
平形コアレス偏心振動用電機子6−5のみが上記実施例
と異なるのみであるため,上記偏平形振動発生装置1−
1と共通する箇所の図面と説明を省略し,偏平形コアレ
ス偏心振動用電機子6−5について以下に説明すると,
これは上記偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1から
1個の電機子コイル3−3を除去したもので,電機子コ
イル3−1と3−2とで偏平形コアレス偏心振動用電機
子6−5を構成したものとなっている。
【0052】この偏平形コアレス偏心振動用電機子6−
5は,上記偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1の場
合,軸方向から見た平面図から明らかなように固定軸2
0を中心とした開角が180度よりも広い開角幅の扇形
板状のものとなってしまうことを考慮したことと,コス
トの低減化を図るためである。偏平形コアレス偏心振動
用電機子は,上記のように軸方向から見て正円形板状と
ならない偏心形状に形成するが,この場合180度より
も大きな開角幅に形成すると,余り大きな振動が得られ
なくなる。そこで,この偏平形コアレス偏心振動用電機
子6−5は,軸方向から見て正円形板状とならない偏心
形状がほぼ180度よりも小さな開角幅に形成できるよ
うにしたものである。
【0053】図15は,Δ型結線の場合を示し,電機子
コイル3−1の一方の有効導体部3aは,整流子28の
整流子片28−1に電気的に接続し,電機子コイル3−
1の他方の有効導体部3a’と電機子コイル3−2の一
方の有効導体部3aとを共通接続して整流子片28−2
に電気的に接続している。整流子片28−1と28−4
を,28−2と28−5を,28−3と28−6を電気
的に結線している。
【0054】
【発明の第6実施例】図16は,本発明の第6実施例と
しての偏平形振動発生装置1−6に用いるための偏平形
コアレス偏心振動用電機子6−6の斜視図を示し,図1
7は同偏平形コアレス偏心振動用電機子6−6,界磁々
極15,整流子28及びブラシ13−1,13−2との
展開図を示す。
【0055】この偏平形コアレス偏心振動用電機子6−
6は,偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1,・・
・,6−5,6’,6’’と異なり,一般の3相の軸方
向空隙型電動機のロ−タに見られるように,3個の電機
子コイル3−1,・・・,3−3が偏心した位置に配置
されているのでなく,3個の電機子コイル3−1,・・
・,3−3は120度の等間隔ピッチで当該電機子コイ
ル3−1,・・・,3−3が重ならないように3相配置
され,樹脂33でモ−ルドされて円板状に形成されてい
る。
【0056】しかし,このままでは遠心力による偏心振
動が得られなくなるので,電機子コイル3−1の枠内空
洞部位置に比重の重い鉛やタングステン等の偏心金属錘
35を埋設して,偏平形コアレス偏心振動用電機子6−
1,・・・,6−5,6’,6’’同様に偏心振動する
偏平形コアレス偏心振動用電機子6−6を構成してい
る。
【0057】図16の展開図を参照して,電機子コイル
3−1,・・・,3−3の他方の端子は電気的に共通接
続し,電機子コイル3−1の一方の端子は整流子片28
−1に電気的に接続し,電機子コイル3−2の一方の端
子は整流子片28−3に電気的に接続し,電機子コイル
3−3の一方の端子は整流子片28−2に電気的に接続
し,整流子片28−1と28−4,整流子片28−2と
28−5,及び整流子片28−3と28−6とが電気的
に接続されている。
【0058】
【発明の第7実施例】図18は,本発明の第7実施例と
しての偏平形振動発生装置1−7に用いるための偏平形
コアレス偏心振動用電機子6−7の斜視図を示す。この
偏平形コアレス偏心振動用電機子1−7は,偏平形コア
レス偏心振動用電機子1−6と同じように3個の電機子
コイル3−1,・・・,3−3が等間隔に配置されて樹
脂33によって円板状に形成されているが,偏心振動さ
せるための偏心金属錘36は電機子コイル3−1と3−
2間の外周部位置に配設し,樹脂33でモ−ルド固定し
たものとなっている。
【0059】
【その他の実施例】上記偏平形コアレス偏心振動用電機
子6−1,・・・,6−7に限らず,従来の偏平形コア
レス偏心振動用電機子6’,6’’の場合であっても本
発明の偏平形振動発生装置に適用する構造にしてもよ
い。
【0060】
【効果】本発明の偏平形振動発生装置によれば,頂部を
スライダ−23に当接させた1つの固定軸20の外周に
偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1,・・・,,6
−7に設けた軸受24を通すのみで,固定軸20の外周
を偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1,・・・,,
6−7が回転するため,固定軸20の外周とこの外周を
回転する偏平形コアレス偏心振動用電機子6−1,・・
・,,6−7に設けた軸受24の内径との嵌め合い較差
が緩和され,すなわち固定軸20の外周と軸受24の内
径の嵌め合い較差が一致していなくても,偏平形コアレ
ス偏心振動用電機子6−1,・・・,,6−7が固定軸
20の外周を偏心振動しながら回転できる。この結果,
軸受の同軸度,同芯度の調整やサイジングの必要をなく
し安定した品質で組み立て易く安価にできる軸方向に極
めて厚みの薄いシャフト突出レス型の偏平形振動装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図1 本発明第1実施例の偏平形振動発生装置の分解斜
視図である。 図2 同偏平形振動発生装置の縦断面図である。 図3 ブラシの説明用平面図である。 図4 図3におけるX−X’線縦断面図である。 図5 同偏平形コアレス偏心振動用電機子の底面図であ
る。 図6 同第1実施例の偏平形振動発生装置における界磁
々極,偏平形コアレス偏心振動用電機子,整流子及びブ
ラシとの展開図である。 図7 本発明第2実施例の偏平形振動発生装置を構成す
る偏平形コアレス偏心振動用電機子の上面斜視図であ
る。 図8 本発明第3実施例の偏平形振動発生装置の縦断面
図である。 図9 本発明第4実施例の偏平形振動発生装置を構成す
る偏平形コアレス偏心振動用電機子の上面斜視図であ
る。 図10 同偏平形コアレス偏心振動用電機子を用いた偏
平形振動発生装置の縦断面図である。 図11 同偏平形コアレス偏心振動用電機子の上面図で
ある。 図12 同偏平形コアレス偏心振動用電機子の下面図で
ある。 図13 同第4実施例の偏平形振動発生装置における界
磁々極,偏平形コアレス偏心振動用電機子,整流子及び
ブラシとの展開図である。 図14 本発明第5実施例の偏平形振動発生装置を構成
する偏平形コアレス偏心振動用電機子の上面斜視図であ
る。 図15 同第5実施例の偏平形振動発生装置における界
磁々極,偏平形コアレス偏心振動用電機子,整流子及び
ブラシとの展開図である。 図16 本発明第6実施例の偏平形振動発生装置を構成
する偏平形コアレス偏心振動用電機子の下面図である。 図17 同第6実施例の偏平形振動発生装置における界
磁々極,偏平形コアレス偏心振動用電機子,整流子及び
ブラシとの展開図である。 図18 本発明第7実施例の偏平形振動発生装置を構成
する偏平形コアレス偏心振動用電機子の上面斜視図であ
る。 図19 従来の偏平形振動発生装置の縦断面図である。 図20 従来の偏平形振動発生装置に用いた第1例とし
ての偏平形コアレス偏心振動用電機子の上面斜視図であ
る。 図21 従来の偏平形振動発生装置に用いた第2例とし
ての偏平形コアレス偏心振動用電機子の上面図である。 図22 従来の偏平形振動発生装置の欠点を説明するた
めの図面である。
【符号の説明】
1−1,・・・,1−7,1’ 偏平形振動発生装置, 2 軸受 3−1,・・・,3−3,3’−1,・・・,3’−3
コアレス電機子コイル 3a,3a’,3’a,3’a’ 発生トルクに寄与す
る有効導体部 3b,3’b,3c,3’c 発生トルクに寄与しない
導体部 4 樹脂 5−1,5−2 刷子部 6−1,・・・,6−7,6’,6’’ 偏平形コアレ
ス偏心振動用電機子 7 回転軸 8 軸受 9,9’ ケ−ス 10,10’ ブラケット 11,11’ 偏平形振動発生装置本体 12−1,12−2 電源供給用導電体 13−1,13−2 ブラシ 14−1 正側電源端子 14−2 負側電源端子 15 界磁々極 16 透孔 17 電源供給用リ−ド線取付片 18−1,18−2 リ−ド線 19 半田 20 鍔付固定軸 20−1 固定軸 21 透孔 22 鍔 23 スライダ− 24 軸受 25 円筒状スペ−サ 26 樹脂 27 平板状整流子基板 28,28’ 整流子 28−1,・・・,28−6 整流子片 29 絶縁基板 30,31 プリント配線パタ−ン 32 巻き始め端子 33 樹脂 34 ロ−ルホルダ− 35 ,36 偏心金属錘

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平カップ型のケースの開口端部をブラ
    ケットで閉じた偏平形振動発生装置本体を形成し,上記
    ブラケットの略々中央部に透孔を形成し,該透孔に固定
    軸を植設し,該固定軸の頂部をケースの内面に設けたス
    ライダーに当接し,上記固定軸の外周に回転することで
    遠心力による振動を発生させる偏平形コアレス偏心振動
    用電機子を上記偏平形振動発生装置本体内に回動自在に
    設け,該電機子に該電機子と電気的に接続された整流子
    を設け,上記偏平形コアレス偏心振動用電機子と軸方向
    の空隙を介して面対向するブラケット面に隣り配置の磁
    極が異極となるようにN極,S極の磁極を2P(Pは1
    以上の整数)個備えて形成した界磁々極を固定子として
    備えると共に上記整流子と摺接する一対のブラシを備え
    たことを特徴とする偏平形振動発生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998054818A1 (en) * 1997-05-27 1998-12-03 Tks Co., Ltd. Armature structure for flat motor
US6323758B1 (en) 1998-11-20 2001-11-27 Nec Corporation Vibration generating unit
KR20020006290A (ko) * 2000-07-12 2002-01-19 이형도 편평형 진동모터
JP2011504083A (ja) * 2007-11-12 2011-01-27 エルジー イノテック カンパニー,リミティド 回転子及び振動モータ

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