JPH025635Y2 - - Google Patents

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JPH025635Y2
JPH025635Y2 JP4567584U JP4567584U JPH025635Y2 JP H025635 Y2 JPH025635 Y2 JP H025635Y2 JP 4567584 U JP4567584 U JP 4567584U JP 4567584 U JP4567584 U JP 4567584U JP H025635 Y2 JPH025635 Y2 JP H025635Y2
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JP
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motor
cushion
fitting hole
collar
peripheral edge
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JP4567584U
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JPS60160051U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、モータをモータ取付部にゴム等のク
ツシヨンを介して支持せしめるモータの支持装置
に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来、例えば洗濯機におけるモータの支持装置
には次の如き構成としたものがある。即ち、例え
ば洗い用のモータが有する支持板に嵌合孔部を形
成し、この嵌合孔部を、略円筒状をなすゴム等の
クツシヨンの外周溝部に嵌合させ、このクツシヨ
ンを洗濯機外箱の底板に隆起形成したモータ取付
部に固定し、以てモータをクツシヨンを介し弾性
的に支持し、そのクツシヨンによりモータの振動
を吸収するようにしている。
〔背景技術の問題点〕
ところで、モータの支持板は、通常、鋼板製の
モータフレームを鍔状に延出して形成されてお
り、従つて嵌合孔部はモータフレームのプレス加
工時に打抜きによつて形成されるものであり、こ
の場合、嵌合孔部の周縁部にその打抜きによつて
いわゆるばりが不可避的に生じる事情がある。し
かしながら、上記従来構成のものによれば、嵌合
孔部がクツシヨンに直接接触して嵌合されるた
め、モータの振動等によつてそのばりがクツシヨ
ンに喰込んでこれを傷付け、延いては破断したり
する虞れがあつた。
〔考案の目的〕
従つて本考案の目的は、クツシヨンを介してモ
ータを支持するものにおいて、そのクツシヨンの
傷付き延いては破断を確実に防止し得るモータの
支持装置を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、支持板の嵌合孔部周縁部とクツシヨ
ンとの間に、該嵌合孔部周縁部の端縁を覆うカラ
ーを介在させ、以てクツシヨンを嵌合孔部周縁部
のばりから保護するようにしたところに特徴を有
する。
〔考案の実施例〕
以下本考案を洗濯機のモータの支持装置に適用
してその第一実施例につき第1図乃至第3図を参
照して説明する。まず第1図において、1は底部
に台板2を有する外箱、3は洗濯機、4はパルセ
ータ、5は台板2が有するモータ取付部2aに取
付けられた洗い用のモータであり、このモータ5
の回転動力をベルト伝達機構6によつてパルセー
タ4に伝達するようになつている。さて上記モー
タ5の取付構造につき以下述べる。前述したモー
タ取付部2aは台板2に例えば3個隆起形成され
ており、さらに各モータ取付部2aの上面には第
2図に示す如くボス部7が立設されている。又、
上記モータ5にはその鋼板製のフレーム5aに鍔
状の支持板8が延出されていて、この支持板8に
は前記モータ取付部2aのボス部7と同配置形に
て嵌合孔部9(第2図参照)が例えば打抜き加工
によつて形成されている。第2図及び第3図にお
いて、10は例えばゴム製の略円筒状をなすクツ
シヨンであり、その上端部外周には斜状の案内面
11が形成されていて、該案内面11の下方部周
囲には溝部12が形成されている。13はプラス
チツク製のカラーであり、これは円筒状部13a
とその下端部に延出された円板状部13bとを有
して成る。さて前記モータ5を取付ける場合、支
持板8の嵌合孔部9にカラー13をその下方から
嵌合し、その嵌合状態で該嵌合孔部9をそのカラ
ー13ごとクツシヨン10にその上方から溝部1
2に嵌合せしめ、そしてこのクツシヨン10をモ
ータ取付部2aのボス部7に嵌合せしめ、その後
平座金14を通したねじ15を該ボス部7に螺合
締付することにより、クツシヨン10をモータ取
付部2aに固定し、以て、モータ5をクツシヨン
10を介して弾性的に支持し且つ取付ける。
この取付状態即ち支持状態においては、第2図
に示す如く、カラー13は嵌合孔部9周縁部とク
ツシヨン10の溝部12部分との間に介在してい
て、嵌合孔部9周縁部の下部端縁に存するばり9
aは該カラー13によつて覆われている。
従つて斯様な本実施例によれば、モータ5が振
動する状況にあつても、ばり9aがカラー13に
よつて覆われているから、クツシヨン10が該ば
ね9aによつて傷付けられることもなければ、破
断されるようなことも全くない。この場合、カラ
ー13はプラスチツク製であるので、該カラー1
3に鋼板によるばり9aの如き強靭な尖角刃状の
ばりは無く、従つて該カラー13によつてクツシ
ヨン10が傷付けられる懸念も全くない。さらに
カラー13を追加する程度の簡単な構成で済むと
共に、その製作費も安価でコストの高騰を抑え得
る。
ところで従来においては、クツシヨンを強く締
付固定することやその材質を硬めにすることで、
ばりによるクツシヨンの傷付きを防止することも
考えられているが、これでは防振効果が低下する
という問題があつた。この点本実施例によれば、
カラー13によつてクツシヨン10をばり9aか
ら保護するので、クツシヨン10を過度に締付け
る必要もなければ、その材質を硬くする必要も全
くなく、それどころかクツシヨン10の材質を弾
性に富む材質としても何の支障もないから、逆に
防振効果の向上も図り得る。
次に第4図は本考案の第二実施例を示し、この
実施例においては、カラー13の円筒状部13a
上端外周囲に突部から成る係合部16を形成し、
この係合部16を嵌合孔部9周縁部の上端縁に係
合させて該カラー13自体の抜止めをするように
した点が第一実施例と異なる。而してこの第二実
施例によれば、モータ5を取付ける際に、カラー
13を嵌合孔部9に嵌合保持させておくことがで
き、よつてモータ5の取付作業を簡単ならしめ得
る利点がある。
尚上記各実施例では、本考案を洗濯機における
モータの支持装置に適用したが、本考案はこれ以
外のモータの支持装置に広く適用できるものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上の記述にて明らかなように、モー
タ取付部に設けられるクツシヨンに、モータが有
する支持板に形成した嵌合孔部を嵌合させて該モ
ータを支持するようにしたモータの支持装置にお
いて、前記嵌合孔部周縁部と前記クツシヨンとの
間に該嵌合孔部周縁部の端縁を覆うプラスチツク
製のカラーを介在させたことを特徴とするもので
あり、これにて、クツシヨンの傷付き延いては破
断といつた不具合を確実に防止でき、しかもこれ
を簡単な構成で且つ安価に達成することができ、
さらには、クツシヨンによる防振効果を落さず逆
に防振効果を高めることもできる等、種々の優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第一実施例を示
し、第1図は一部を破断した洗濯機の背面図、第
2図は要部の拡大断面図、第3図は同要部の拡大
分解斜視図であり、第4図は本考案の第二実施例
を示す第2図相当図である。 図中、2aはモータ取付部、5はモータ、7は
ボス部、8は支持板、9は嵌合孔部、10はクツ
シヨン、12は溝部、13はカラー、16は係合
部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 モータ取付部に設けられるクツシヨンに、モ
    ータが有する支持板に形成した嵌合孔部を嵌合
    させて該モータを支持するようにしたものにお
    いて、前記嵌合孔部周縁部と前記クツシヨンと
    の間に該嵌合孔部周縁部の端縁を覆うプラスチ
    ツク製のカラーを介在させたことを特徴とする
    モータの支持装置。 2 カラーは嵌合孔部と係合して自身の抜止めを
    する係合部を有することを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のモータの支持装
    置。
JP4567584U 1984-03-29 1984-03-29 モ−タの支持装置 Granted JPS60160051U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4567584U JPS60160051U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 モ−タの支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4567584U JPS60160051U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 モ−タの支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60160051U JPS60160051U (ja) 1985-10-24
JPH025635Y2 true JPH025635Y2 (ja) 1990-02-09

Family

ID=30559386

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JP4567584U Granted JPS60160051U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 モ−タの支持装置

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JPS60160051U (ja) 1985-10-24

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