JPH0442989Y2 - - Google Patents

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JPH0442989Y2
JPH0442989Y2 JP1985147709U JP14770985U JPH0442989Y2 JP H0442989 Y2 JPH0442989 Y2 JP H0442989Y2 JP 1985147709 U JP1985147709 U JP 1985147709U JP 14770985 U JP14770985 U JP 14770985U JP H0442989 Y2 JPH0442989 Y2 JP H0442989Y2
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JP
Japan
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clutch
vibration isolating
holder
vibration
brush cutter
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JP1985147709U
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JPS6257617U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は刈払機等に使用されるクラツチハウジ
ングに関する。
〔従来の技術〕
防振形クラツチケースは、エンジンから発生す
る振動が、刈払機等の作業機に伝達されるのをで
きるだけ少なくし、作業者の疲労や不快感を防止
するために設けられている。第4図は刈払機用ク
ラツチハウジングの従前の1例を示す。図におい
て、エンジンのフアンケース15に固定されたケ
ース21の外周と刈払機の竿(図示せず)に接続
されるホルダ22との間に防振ゴム23及び24
が介装されている。一般に防振効果を高めるため
には、この防振ゴム23,24の硬度を低くする
ことが有効であることは良く知られているが、該
硬度を低くするに従つてクラツチハウジング全体
の捩り剛性が低くなるとともに、引つ張りや曲げ
に対しても強度が低下することとなる。
〔考案が解決すべき課題〕
しかしながら、かかる従来のものにおいては、
刈払機の運搬時にトラツクの荷台等にこれをロー
プで固定したり、エンジンの始動時に刈払機の竿
部に作業者が足をかけてリコイルロープを引つ張
つたりする際等に、ケース21側またはホルダ2
2側から防振ゴム23,24が外れてしまうこと
があり、また過大な振動が発生すると防振ゴムが
破壊するという欠点があつた。
また、これの対策として防振ゴム23,24の
硬度を高くすると、当然のことながら、防振効果
は少なくなる。
本考案は上記に鑑みなされたもので、防振効果
を低下することなく、かつあらゆる使用態様に対
して充分な強度を有するクラツチハウジングを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のクラツチハウジングは前記課題を解決
するため、エンジンに取付けられるクラツチケー
スと刈払機等の作業機に取付けられるホルダとの
間にゴム等の防振材を介装してなるクラツチハウ
ジングにおいて、前記クラツチケース及びホルダ
に、少なくとも前記ケース及びホルダの円周方向
相対変位が所定量に達すると、互いに当接して変
位を阻止する規制ストツパ部を上記防振材と併設
したことを特徴とする。
〔作用〕
クラツチハウジングとホルダとの相対変位が防
振材を圧縮あるいは捩りつつ一定量に達すると規
制ストツパが互いに当接してこれ以上の変位が規
制される。
これによりクラツチケース及びホルダからの防
振ゴムの離脱、防振ゴムの破損等の発生が防止で
き、また防振ゴムの硬度を低くすることが可能と
なり、高い防振効果を得ることができる。
〔実施例〕
以下第1図及び第2図を参照して本考案の1実
施例につき説明すると、1はエンジンのフアンケ
ース15にボルト6により固着されたクラツチケ
ース、2,2′はボルト7により結合された2つ
割型のホルダ、3,4は上記クラツチケース1の
外周とホルダ2,2′の内周との間に介装された
防振ゴム、5はクラツチドラム、8は軸受であ
る。上記クラツチドラム5はクラツチケース1内
に上記軸受8を介して支承され、エンジンに装着
された遠心クラツチ(図示せず)からの動力を刈
払機の駆動軸(図示せず)へ伝達する。上記クラ
ツチケース1の外周には、防振ゴム4及び3が円
周方向に回らないように規制した溝が形成されて
いる。上記ホルダ2,2′には防振ゴム4及び3
をはめ込むための溝部及び刈払機の竿部(図示せ
ず)を挿入するための筒部2cが形成されてい
る。9は刈払機竿の方向規制用のスクリユ、10
は竿を締付け固定するためのボルトである。更に
上記クラツチケース1とホルダ2の中央部には、
両者を組付けた状態で相互にはまり合う凸部1a
ならびに凹部2aが第1図及び第2図に示すよう
に形成されている。上記凸部1a及び凹部2aに
より規制ストツパを構成する。
上記クラツチハウジングは、クラツチケース1
に凸部1aを、またホルダ2に該凸部1aが嵌合
する凹部2aを形成したことにより、エンジンと
刈払機の竿とが相対的に極端に捩られたときは、
第2図の二点鎖線に示すように、クラツチケース
1の凸部1aの外側面1a1とホルダ2の凹部2
a内側面2a1とが接触し、それ以上の捩りは規
制される。また、エンジンと刈払機の竿とが相対
的に軸方向に引つ張られたり、上下方向に曲げら
れたりした場合には、クラツチケース1の凸部1
aの背面1a2とホルダ2の凹部2aの内面2a
2とが接触し、それ以上の相対ずれは規制され
る。即ち、防振ゴム3,4は規制ストツパ部1
a,2aが当接するまで変位するにとどまり、過
大な変位で破断するようなことはない。
第3図は本考案の第2実施例を示す。この場合
はクラツチケース1の凸部1a及びホルダ2,
2′の凹部2aを上下2箇所に設けている。作
用・効果は上記第1実施例の場合と同様である。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成されており、本考案
によれば、防振効果を高めるために防振ゴムの硬
度を低くした場合にも、特殊な使用条件(運搬時
のロープ掛け固定、竿部への足かけ始動等)に対
しても充分な強度が得られ、クラツチケースとホ
ルダとが外れることもなくなる。また、規制スト
ツパを防振材とは別個に設けてクラツチケースと
ホルダとの相対変位が所定量に達するとストツパ
が機械的に当接してそれ以上の変位を阻止するの
で、防振材が過大な変位をして破損するような不
具合の発生を防止することができる。
従つて防振ゴムの硬度を比較的低くかつ適切な
ばね定数とすることができることにより運転中に
おける作業者の疲労の低減や不快感の解消が達成
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の1実施例を示し、
第1図は縦断面図、第2図は第1図のA−A断面
図である。第3図は本考案の他の実施例を示す第
2図応当図である。第4図は従来のクラツチハウ
ジングの1例を示す第1図応当図である。 1……クラツチケース、2,2′……ホルダ、
3,4……防振ゴム、1a……凸部、2a……凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンに取付けられるクラツチケースと刈払
    機等の作業機に取付けられるホルダとの間にゴム
    等の防振材を介装してなるクラツチハウジングに
    おいて、前記クラツチケース及びホルダに、少な
    くとも前記ケース及びホルダの円周方向相対変位
    が所定量に達すると、互いに当接して変位を阻止
    する規制ストツパ部を上記防振材と併設したこと
    を特徴とするクラツチハウジング。
JP1985147709U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0442989Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985147709U JPH0442989Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JP1985147709U JPH0442989Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6257617U JPS6257617U (ja) 1987-04-09
JPH0442989Y2 true JPH0442989Y2 (ja) 1992-10-12

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JP1985147709U Expired JPH0442989Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59150221U (ja) * 1983-03-30 1984-10-08 三菱重工業株式会社 刈払機

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Publication number Publication date
JPS6257617U (ja) 1987-04-09

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