JPH0256128A - 光バス型ネットワーク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は光バス型ネットワークに係り、特に光ＨＡＰネ
ットワークをＦＵＬＬ　ＭＡＰネットワークに適用する
光バス型ネットワークに関する。

［従来の技術］ バス型ネットワークは複数の端末のうち任意の１端末か
ら送信された信号が他のいずれの端末においても受信可
能であるような構成となっており、光通信によるバス型
ネットワークとしてはスターカップラを用いたネットワ
ークが一般に採用されている。

第２図にスターカップラを用いた光バス型ネットワーク
の構成例を示す。図示したネットワークは４つの端末装
置５１〜５４間のデータ伝送を行なうものであり、４：
４のスターカップラ５０には各端末装置５１〜５４に接
続された４本の送受信用光ファイバ１００と４本の受信
用光ファイバ１０１とが接続されている。このスターカ
ップラ５０は４本の送信用光ファイバ１００のうちいず
れのファイバから入力した光信号でも均等に４本の受信
用光ファイバ１０１にそれぞれ出力する機能を有してい
る。これにより、任意の端末装置５１〜５４から送信用
光ファイバ１００を介して光信号が送信されると、どの
端末装置５１〜５４においてもこの光信号を受信するこ
とができるようになる。

このようなスターカップラ５０を用いることにより小さ
な挿入損失で多数の端末装置間のデータ伝送を行なうネ
ットワークが実現される。

［発明が解決し、ようとする課題］ しかし、この通信装置では、スターカップラを用いてい
るために分岐による光の減衰が生じ、１のスターカッグ
ラに接続できる端末器の数に制限があった。すなわち、
現状では、スターカップラ５０は（送信用ファイバ線路
１００と接続される端末器数＞：（受信用ファイバ線路
１０１と接続される端末器数）が３２　：　３２程度の
ものが最高なので、最大３２台の端末器しか１つの光バ
ス型ネットワークに接続することができなくなる。そこ
で、この問題を解決し、端末器の数を増加するためには
、スターカップラ内に再生及び中継機能等を備えたアク
ティブ・スターカップラ等を採用することが考えられる
。しかし１、この通信装置では、アクティブ・スターカ
ップラが故障等すると、光バス型ネットワークの全動作
が停止してしまう二とになる。従って、アクティブ・ス
ターカップラを用いた光通信装置には、システム全体の
信頼性に問題があった。

そこで、本発明の目的は、上記実情に鑑みてなされたも
ので、ネットワークに接続できる端末器の数を増加させ
、システム全体の信頼性に影響がない新規な光バス型ネ
ットワークを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するための手段として、本発明は複数の
端末装置が送受信する光情報を伝送する光ファイバ群と
、該光ファイバ群と接続した複数の第１のスターカップ
ラと、該第１のスターカップラとリピータを介在して接
続し、な第２のスターカッグラとから成り、該第２のス
ターカップラは前記リピータを経て第１のスターカップ
ラと光信号の授受を行ない、前記第１及び第２のスター
カッグラにより階層構造を形成するようにし、たもので
ある。

［作用］ 本発明は複数の端末装置が送受信する光情報を光ファイ
バ群により伝送し、その光ファイバ群を複数の第１のス
ターカップラと接続し、またその第１のスターカップラ
がリピータを介在して第２のスターカップラと接続し５
、第２のスターカップラはリピータを経て第１のスター
カップラと光信号の授受を行なうことにより、第１のス
ターカップラ及び第２のスターカッ１うか階層構造を形
成する。

従って、下位の複数から成る第２のスターカップラによ
り、第２のスターカップラに接続可能な端末装置数が増
加する。また複数の再生中継部を用いて複数の第２のス
ターカップラが接続されるので、この第２のスターカッ
プラに複数の端末装置を接続することにより広範囲のネ
ットワークが形成される。さらに、ネットワーク内の能
動的な部分は、各再生中継部及び各端末装置に分散され
るので、端末装置などから発生する外乱要因等によって
システム全体が乱されることがなくなり、システム全体
の信頼性が向上する。

また、再生中継器及び光スターカップラを用いてより多
層の構造にすることも可能である。これによって、多層
の光バス型ネットワークを形成する。二ともできるよう
にする９ ［実施例］ 次に、本ネットワークの実施例を第１図に基づいて説明
する。第１図は本ネットワークを適用する光バス型の通
信装置の一実施例を示す概要構成図である。

本通信装置は、上位の第１スターカツグラと下位の複数
の第２スターカツプラを備え、上位の第１スターカツプ
ラ及び下位の第２スターカツプラを複数のリピータ（再
生中継器）を介してそれぞれファイバ線路で接続するこ
とにより、これらスターカップラが階層構造を形成する
ようにしたものである９ 第１図において、符号１は上位に備えられている第１光
スターカツプラで、この第１光スター力・ｙグラ１は光
信号の再生および中継等をする複数の再生中継器２とそ
れぞれ送受信光ファイバ線路６．７により接続され、第
１光スターカツプラ１と再生中継器２間のデータの送受
信が行なわれる。

この時、再生中継器２では、再生及び増幅等の機能を有
するために、各第１および第２光スターカップラ１，３
で発生し７た分配損失が補償される。

また各再生中継器２は、下位の第２光スターカツプラ３
と送受信光ファイバ線路６．７によりそれぞれ接続され
、各再生中継器２と第２光スターカップラ３間のデータ
の送受信が行われるが、結局、各中継器２を介し、て第
１光スターカツプラ１と各第２光スターカップラ３間の
データの送受信が行われる。さらに、各下位の第２光ス
ターカツプラ３は、複数の端末器４ａ〜４ｎ（ｎは任意
の自然数）と送受信光ファイバ線路６，７によって接続
され、第２光スターカツプラ３と端末器４ａ〜４ｎ間の
データの送受信が行われる。そして、各下位の第２光ス
ターカツプラ３は、どの端末器にデータを送信するかの
選択を行い、第２スターカツプラ３より選択された端末
器へデータが送出される。またこの端末器からは通信要
求信号等が各第２光スターカツプラ３に送出される。そ
し、て、これら第２光スターカツプラ３からは、端末器
４ａ〜４ｎより送出された通信要求信号等が可成中継器
２を経て第１光スターカツプラに送出されるので、分配
損失を少なくすることができ、良好な伝送が行える。

本通信装置では、複数のスターカップラにより階層構造
を構成するので、再生中継器及び第２光スターカツプラ
の数を増加することにより、第２光スターカツプラと接
続する端末装置数を増加することが容易になる。

また本装置では、複数の再生中継部を用いて複数の第２
のスターカップラが接続されることにより、広範囲のネ
ットワークが形成される９さらに、ネットワーク内の能
動的な部分は、各再生中継部及び各端末装置に分散され
るので、端末装置などから発生する外乱要因等によって
システム全体か乱されることがなくなり、システム全体
の信頼性が向上する。

また、再生中継器及び光スターカップラを用いてより多
層の構造にすることも可能である５これによっ、て、多
層の光バス型ネットワークを形成する、二ともできるよ
うにする。

なお、上記実施例においては、第１光スターカツプラ１
と各第２光スターカツプラ３が２階層の装置について説
明したが、これのみに限定されないことはいうまでもな
く、再生中継器及び光スターカッグラを用いてより多層
のｊＩ４造にすることも可能である。これによって、多
層の光バス型ネットワークを形成することもできるよう
にする。

［発明の効果］ 上記のように本発明によれば、複数のスターカップラを
接続して、一つの光バス型ネットワークを形成するため
に接続可能な端末装置数を増加することが容易になる。

また本装置では、複数の再生中継部を用いて複数の第２
久ターカツプラが接続され、広範囲のネットワークが形
成できる。さらに、ネットワーク内の能動的な部分は、
各再生中継部及び各端末装置に分散されるので、端末装
置などから発生する外乱要因等によってシステム全体が
乱されることがなくなり、システム全体の信頼性を向上
させる。二とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本ネットワークを適用する光パス型の通信装置
の一実施例を示す概要構成図、第２図は従来の光バス型
ネットワークを適用する通信装置の概要構成図である。 図中、１は第１光スターカツプラ、２は再生中継部、３
は第２スターカツプラ、４は端末器、６．７は光ファイ
バ線路である。 特許出願人　　日立電線株式会社 代理人弁理士　　絹　谷　信　雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の端末装置が送受信する光情報を伝送する光フ
   ァイバ群と、該光ファイバ群と接続した複数の第１のス
   ターカップラと、該第１のスターカップラとリピータを
   介在して接続した第２のスターカップラとから成り、該
   第２のスターカップラは前記リピータを経て第１のスタ
   ーカップラと光信号の授受を行ない、前記第１及び第２
   のスターカップラにより階層構造を形成することを特徴
   とする光バス型ネットワーク。