JPH0255672A - 帯状金属板の接合装置 - Google Patents

帯状金属板の接合装置

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JPH0255672A
JPH0255672A JP20776888A JP20776888A JPH0255672A JP H0255672 A JPH0255672 A JP H0255672A JP 20776888 A JP20776888 A JP 20776888A JP 20776888 A JP20776888 A JP 20776888A JP H0255672 A JPH0255672 A JP H0255672A
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JP
Japan
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rolling
metal plate
belt
shaped metal
metal plates
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Pending
Application number
JP20776888A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Sawada
宏和 澤田
Tsutomu Kakei
掛井 勤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0255672A publication Critical patent/JPH0255672A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帯状金属板の接合装置に係り、特に帯状金属
板の一部に圧延処理を施す帯状金属板の接合装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の帯状金嘱板同士を接合する技術として、圧延ロー
ラを用いて溶接ビードを圧延する技術がある(実間@6
2−179116号公報)。
第4図は突条ローラ50を用いて帯状金属板52の厚み
を部分的に減じる従来の接合装置を示している。即ち、
突条ローラ50は外周に連続的に存在する突条部54を
持っており、この突条部54により固定治具56によっ
てテーブル58に固定され圧延が行われる。
第5図は、突き合わせ接合された帯状金属板52の接合
部60の段差を突条ローラ50を用いて減じ、接合部形
状を改善することで応力集中を防止する従来の接合方法
を示している。接合部60はバックパー62上に位置し
、第5図の固定治具又はサクションテーブル64によっ
て固定され、前記突条ローラ50によって圧延される。
第6図は帯状金属板52の端部(接合予定部)を突条ロ
ーラ50で圧延する方法を示しており、帯状金属板52
は逃げ防止のために突条ローラ50の通過する近傍が押
さえ治具66によって固定されている。
しかしながら、上記帯状金属板の接合装置では次のよう
な不具合があった。
即ち、圧延される帯状金属板が薄く剛性が低い場合には
、くびれやシワの発生が起こりやすいという不具合が生
じる。くびれやシワが発生すると帯状金属板の平面性や
形状精度に著しい悪影響を及ぼす。また、くびれやシワ
の発生は、被圧延部の歪みによって生じるため、圧延の
圧下刃を増加すると、発生するくびれやシワはさらに大
きくなる。その結果、圧下刃の大きさは制限され、加工
能率が低下するという不具合も生じる。
また、帯状金属板の突き合わせ接合或いは重ね合わせ接
合の接合部を圧延する従来の接合方法においても帯状金
属板が薄く剛性が低い場合には、くびれやシワは発生し
やすくなる。帯状金属板の接合部に生じたくびれやシワ
は、後工程に多数のバスローラに転接されながら搬送さ
れる際に応力集中によって破断しやすくなる不具合を生
ずる。
更に、この接合部が帯状金属板の一部として後工程にお
ける表面処理工程を通過する際、種々の不具合を生じる
例えば、平版印刷板製造における感光層塗布工程におい
て、接合部のくびれやシワが塗布装置を通過する際には
破損防止のため塗布装置を退避させなければならない。
また、塗布装置を退避させない場合でもくびれやシワは
気泡を巻きこむ等して塗布状態に悪影響を与え品質不良
を起こす。このような接合部の圧延により生じるくびれ
やシワは、接合する板厚が0.1諏乃至0.2111m
の薄い帯状金属板の場合や、異なる厚みの板同士を接合
した場合顕著に発生する。
また、帯状金属板の端部(接合予定部)を予め圧延する
際は、押さえ治具から端部までの距離に対して突条ロー
ラの突条部幅が小さい場合には帯状金属板が非常に逃げ
やすくなるという不具合を生じる。更に、帯状金属板の
逃げ防止のために圧下刃を減じれば、圧延加工の加工能
率が低下するという不具合を生じる。
このような不具合を解決すべく、本件出顆人により、第
7図に示す圧延ローラが出願されている。
この圧延ローラ70は第1の半径から成る押さえ部70
A、?OAと第1の半径より0.1〜5゜0倍大きい第
2の半径からなる突条部70Bとを有している。従って
、突条部70Bで圧延処理をする際に、押さえ部72A
で帯状金属板74を押圧保持しながら圧延を行うので帯
状金属板74の接合部等にくびれ、シワ、逃げを生じな
いように圧延することが出来る。
尚、第7図において、76は圧延ローラ70を上下方向
に移動させるシリンダ、78は圧延ローラ70を回転さ
せるモータである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、帯状金属板には数々の種類があり、特に
、厚さ寸法が異なった帯状金属板に最適な圧延処理を行
う時は、帯状金属板の厚さ寸法に応じて、寸法の異なる
押さえ部と圧延部とを備えた圧延ローラを選択する必要
がある。この結果、多くの種類の圧延ローラを準備しな
ければならないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、帯
状金属板のブさ寸法が異なった場合でも、一つの圧延ロ
ーラで、少なくとも3通りの圧延処理を行うことができ
る帯状金属板の接合装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記目的を達成するために、圧延ローラを回
転させながら帯状金属板の接合部及び接合予定部に対し
相対的に移動させることにより帯状金属板の接合を行う
接合装置において、圧延ローラの中央部に突条部を形成
し、突条部の一方の片側に、第1の微小段差を形成して
、突条部より僅かに径の小さい第1の押さえ部を形成し
、突条部の他方の片側に、第2の微小段差を形成して、
第1の押さえ部より僅かに径の小さい第2の押さえ部を
形成した圧延ローラを有することを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、圧延ローラの中央部に突条部が形成さ
れ、その一方の片側に突条部の径より僅かに小さな径の
第1の押さえ部が形成され、更に、突条部の他方の片側
に第1の押さえ部の径より僅かに小さい径の第2の押さ
え部が形成されている。
従って、突条部と第1の押さえ部の半径の差によって生
じる段差を利用して圧延するのが望ましい場合、突条部
と第2の押さえ部の半径の差によって生じる段差を利用
して圧延するのが望ましい場合、及び段差を用いずに突
条部のみを利用して圧延するのが望ましい場合、これら
3通りの圧延処理を行うことができる。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る帯状金属板の接合装
置の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明に係る帯状金属板の接合装置の実施例の
説明図であり、この帯状金属板の接合装置ハ、テーブル
10、圧延ローラ12、ノイツクノイー14、シャフト
16、モータ18、シリンダ20等を主要部材として構
成されている。
圧延ローラ12は、第2図に示すように、第1の半径を
有する第1の押さえ部12Aと、第2の半径を有する第
2の押さえ部12Bと、第3の半径を有する突条部12
Cとから構成されている。
第1の半径は第3の半径より僅かに小さく、第2の半径
は第1の半径より僅かに小さく設定されている。従って
、第1の押さえ部12Aと突条部12Cとで微小股差1
1 が形成され、第2の押さえ部12Bと突条部12C
とで微小段差β2が形成され、この段差A、 の寸法は
段差12 の寸法より小さい。この結果、特に板厚差−
fll の異厚接合時、板厚差ζ−β、の異厚接合時の
それぞれの場合、1個の圧延ローラで2通りの圧延がよ
り好ましい形で実施でき、接合部等の圧延処理時に、(
びれ、シワ、逃げが生じない。
尚、圧延ローラ12の材質としては、5KH9等のハイ
ス鋼、S K D l+等のダイス鋼、超硬合金の他に
513N4、S i C,A I20a、ZrO7等の
セラミックスやCBNが用いられる。また、圧延ローラ
12の表面には、耐摩耗性の向上や、被圧延を1料のロ
ーラー、の凝着を防止するた於に、TiN、WC等のコ
ーティングが必要に応じて行われる。
第1図に示すようにテーブル10は帯状金属板の接合装
置の図示しない架台上に設置されテーブル10の略中央
にバックパー14が固定されている。また、圧延ローラ
12はテーブル10と平行に移動可能に配設されており
、シャフト16により回転可能に軸支されている。更に
、圧延ローラ12はシリンダ20によってテーブル10
に押圧できるようになっており、モータ18によりギア
24A1チエン22及びギア24Bを介して回転駆動さ
れる。
前記の如く構成された帯状金属板の接合装置の作用につ
いて説胡する。
第3図(A)は、厚い帯状金属板26Bと薄い帯状金属
板26 Aが溶接接合された後、溶接ビード30Aを圧
延ローラで圧延している様子を示したものである。圧延
は、第1の押さえ部12Aで、溶接ビード30Aと厚い
帯状金属板26Bの境界周辺を押さえながら、突条部1
2Cで溶接ビード12Cと薄い帯状金属板26Aの境界
周辺を圧延する。第1の押さえ部12Aと突条部12c
の半径の差が帯状金属板26A、26Bの板厚差に近い
ので、くびれやシワの発生を最低限に押さえた、最適な
圧延が行われる。
第3図(B)は、厚みの同じ帯状金、属板26C126
Dが溶接接合された後、溶接ビード32Aを圧延ローラ
12で圧延している様子を示したものである。圧延は、
突条部12cで溶接ビード32A全幅を押しつぶす方法
で行う。
第3図(Cjは、厚い帯状金属板26Eと薄い帯状金属
板26Fが第3図(A)と逆の配置に固定され、溶接接
合された場合の様子を示す。この時、厚い帯状金属板2
6Eと薄い帯状金属板26Fの板厚差が突条部12Cと
第2の押さえ部12Bの半径の差に近いので、第3図(
A)の例と同様の理由で、くびれやシワを最低限に押さ
えた、最適な圧延が行える。
以上の3通りの圧延の何れの場合でも、圧延される帯状
金属板26A、26B、26C,26D。
26E、26Fは、第1図に示す押さえ治具28によっ
て、帯状金属板の溶接ビード30A1・32A、34A
がバックバー14上に位置するようテーブル10に固定
される。次にシリンダ20で圧延ローラ12を圧下して
、モータ18を駆動すると、ギア24A1チエン22、
ギア24Bを介して圧延ローラに回転が伝達されて圧延
が行われる。
また、帯状金属板の端部(接合予定部)を予め圧延する
際には、同じ圧延ローラ12を用いて更に2通りの圧延
を行うことが出来る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る帯状金属板の接合装
置によれば、−個の圧延ローラで少なくとも3通りの板
厚寸法差を持つ帯状金属板の接合部を圧延処理すること
が出来るので、圧延ローラの保管数量の減少を図ること
が出来る。
また、第1の押さえ部と突条部とで形成される段差や、
第2の押さえ部と突条部とで形成される段差は、微小段
差であるので、接合部等の圧延時にくびれ、ンワ、逃げ
が発生することを防止出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る帯状金属板の接合装置の正面図、
第2図は本発明に係る帯状金属板の接合装置の圧延ロー
ラの正面図、第3図(A )、(B)、(C)は本発明
に係る帯状金属板の接合装置の圧延ローラで帯状金属板
を圧延している状態を示す正面図、第4.5.6.7図
は従来の帯状金属板の接合装置の正面図である。 12・・・圧延ローラ、  12A、12B・・・押さ
え部、  12C−・・・突条部、 26.26A、2
6B。 26C,26D= 26E、26F・・・帯状金属板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧延ローラを回転させながら帯状金属板の接合部
    及び接合予定部に対し相対的に移動させることにより帯
    状金属板の接合を行う接合装置において、 圧延ローラの中央部に突条部を形成し、 突条部の一方の片側に、第1の微小段差を形成して、突
    条部より僅かに径の小さい第1の押さえ部を形成し、 突条部の他方の片側に、第2の微小段差を形成して、第
    1の押さえ部より僅かに径の小さい第2の押さえ部を形
    成した圧延ローラを有することを特徴とする帯状金属板
    の接合装置。
JP20776888A 1988-08-22 1988-08-22 帯状金属板の接合装置 Pending JPH0255672A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1277686A2 (en) 2001-07-18 2003-01-22 Kabushikigaisha Tokyo Kikai Seisakusho Cutting and folding mechanism for a web-fed rotary press
WO2012114962A1 (ja) * 2011-02-22 2012-08-30 本田技研工業株式会社 突合せ溶接部の整形方法及び整形装置

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