JPH0255343B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、給紙機の前当ての所でそろえられる
給紙機が、大きさに関係なく隙間なしに続いて、
連続的に動作しかつ引込み装置を備えた積層機等
のような加工機へ導入可能であり、前当てに付属
して給紙機に同期して操作可能な送り装置が、給
紙機の回転軸により、この回転軸の１回転ごとに
これに対して調節可能な加速または減速を行なう
中間伝動装置を介して駆動可能である枚葉紙加速
装置に関する。

ドイツ連邦共和国特許第1801634号明細書から、
この種の装置が公知である。この公知の装置で
は、送り装置が回転するカム板により駆動され、
一方このカム板は差動伝動装置によりこのカム板
を駆動する給紙機の回転軸に対してその回転の一
部を加速されるか減速される。この種の装置は実
際上非常に費用を要し、故障し易いことがわかつ
た。ここで使用される差動伝動装置は非常に損傷
し易い構造単位であり、その一部は油浴内で回転
せねばならないので、完全な容器に収容する必要
があり、これは非常に費用がかかり、充分な保守
には適していない。ドイツ連邦共和国特許第
1801634号明細書から公知の別の欠点は、送り装
置の駆動のために使用されるカム板が不可避な摩
耗のためその制御特性を変化し、それにより枚葉
紙供給が不精確になり、保守および監視の費用が
高くなることである。それらのことを全く別とし
ても、この場合動作速度の上限が限られる。なぜ
ならば、動作速度が高いとカム板の制御側面が急
傾斜になつて、これに接する探触片が投げ飛ばさ
れてしまう。押圧ばね等の使用によつてこれに対
処するが、これにより、カム板に接触する探触片
の大きすぎる加速の危険を除くことなしに、装置
が比較的鈍重になり、費用がかかる。

ドイツ連邦共和国特許第12119951号明細書か
ら、別の枚葉紙加速装置が公知である。この公知
の装置では、加速装置を駆動するため同様にカム
板が使用され、給紙機の回転軸を介して同期的に
合または開離される電磁継手により加工機へ連結
可能である。この場合加速装置は加工機の所望の
速度で直接駆動されるが、このために必要とされ
て給紙機の回転軸により制御される継手の付勢ま
たは消勢にはある程度の時間を要し、電磁継手の
連結面の相互摩擦係合したがつてここでは不可避
な滑りのため、この時間を精確に定めることはで
きず、それにより給紙に不利な影響が及ぼされ
る。さらにこの場合、加工機から駆動可能な継手
板を各動作サイクルごとに停止し、再び加速する
ことが必要である。なぜならば送り装置のサイク
ルは、ちようど加工された枚葉紙の大きさに応じ
て変化するからである。これは回転する機械要素
に大きい機械的応力を生ずる。他の点でも既に上
述したカム板の欠点がこの場合にも存在する。

これから出発して本発明の課題は、公知の装置
の欠点を回避しながら、これまで不可能と思われ
ていたように長時間にわたつて変化しない給紙精
度を保証するのみならず、同時に高い動作速度を
可能にしかつ比較的強固に簡単にかつ保守し易い
ように構成される装置を提供することである。

この課題は本発明によれば次のようにすること
によつて解決される。中間伝動装置が間欠送り伝
動装置と調整伝動装置とを含み、間欠送り伝動装
置が、送り装置に回転を伝達するように連結され
て間欠的に回転する第１の素子と、この第１の素
子に周期的に移動可能にはまつて回転する第２の
素子とから構成され、調整伝動装置が、間欠送り
伝動装置の第２の素子に回転を伝達するように連
結されて軸のまわりに回転可能な第１の伝動部材
と、この第１の伝動部材の軸に対して半径方向に
相対移動可能にこの伝動部材にはまり合つて軸の
まわりに回転可能な第２の係合部材とから構成さ
れ、この第２の伝動部材の軸が、給紙機の回転軸
の回転を伝達され、間欠送り伝動装置の１ステツ
プに相当する送り装置の送り行程が、少なくとも
前当てと加工機の引込み装置との間隔に等しい。

調整伝動装置の両伝動部材の相対移動によつ
て、各回転中第１の（間欠送り伝動装置側）伝動
部材の軸に対する第２の（回転軸側）伝動部材の
有効半径が変化し、したがつて調整伝動装置によ
り駆動される間欠送り伝動装置の第２の（回転）
素子の速度が、１回転ごとに加速または減速を受
け、それにより回転軸に対する送り装置の所望の
減速または加速を行なうことができる。この場合
回転軸から送り装置までの動力伝達経路には摩擦
結合部分がないので、いかなる滑りもないように
することができる。ここで実現されるはまり合い
は、高い精度と給紙精度を保証する。本発明によ
る装置はさらにカム板なしでよいので、摩耗によ
る動作態様の変化のおそれがなく、それにより得
られる精度にも有利な影響が及ぼされる。したが
つて本発明による装置は高精度にはかかわらず故
障のない運転を保証し、それにより全体として装
置全体のすぐれた経済性が期待される。

本発明の有利な構成では、間欠送り伝動装置を
ゼネバ歯車伝動装置として構成することができ
る。このようなゼネバ歯車伝動装置は、既に実積
のある強固な間欠送り伝動装置として知られてい
る。

別の有利な構成によれば、調整伝動装置の間欠
送り伝動装置側伝動部材が半径方向に延びる移動
溝をもち、回転軸側伝動部材がこの移動溝にはま
りかつその軸に対し偏心した係合片をもつている
ようにすることができる。これらの方策は一方で
は両伝動部材の簡単な相対移動可能性を保証し、
他方では確実な相互係合を保証する。伝動部材の
軸が一致する位置からのこれら伝動部材の相対ず
れの寸法が、係合片の偏心距離より小さいことに
よつて、相対移動中動かなくなるのが確実に防止
される。すなわち連続運転中の移動が直ちに可能
になり、それにより操作が非常に容易になる。

本発明の別の有利な構成では、調整伝動装置の
間欠送り伝動装置側伝動部材が、なるべく間欠送
り伝動装置の回転素子の軸上に固定的に設けら
れ、回転軸側伝動部材が、回転軸の軸線のまわり
に揺動可能な腕上に支持されているようにするこ
とができる。これにより相対移動が可能であるに
もかかわらず、調整伝動装置と間欠送り伝動装置
および回転軸との固定的またははまり合い駆動結
合が有利に可能となる。

本発明の好ましい構成と有利な発展は、特許請
求の範囲の他の実施態様項および図面についての
以下の説明から明らかになる。

全体を１で示した加工機例えば積層機は複数の
積層ローラ２を備えており、これらの積層ローラ
２へ供給される箔帯３は、積層機１の前に設けら
れた給紙機４により隙間なく続いて供給される枚
葉紙５上へ押付けられる。積層過程自体は公知で
あり、したがつてそれ以上の説明は省略する。給
紙機４は積層機１の方へ延びる図示しない給紙テ
ーブルを備え、吸引ヘツド６により枚葉紙堆積７
から取られる枚葉紙が、循環する案内ベルト８に
によりうろこ状の枚葉紙帯の形で移送される。給
紙テーブルの先端には揺動可能に支持される前当
て９が設けられて、駆動された状態で枚葉紙帯の
運動面へ突出し、ここでそのつど接近する枚葉紙
を精確にそろえる。積層機１は、前当て９に隣接
して図示した実施例では駆動されるローラ１０と
それへ接近可能なローラ１１とにより形成される
引込み装置を備えている。引込み装置のローラ１
０は伝動鎖を介して隣接する積層ローラ２に連結
されている。

前当て９の所で停止される枚葉紙５は、給紙機
４の給紙テーブル上で前当て９の前に設けられた
送り装置１２により、積層機１の引込み装置１
０，１１へ供給される。枚葉紙の引き渡し中送り
装置１２速度は、引込み装置のローラ１０の速度
に精確に一致する。前当て９および送り装置１２
の駆動は、給紙機４の回転軸１３から誘導され
る。回転軸１３が１回転するたびに、給紙機４か
ら枚葉紙の大きさに関係なく１枚の枚葉紙が取出
される。それに応じて回転軸１３の１回転ごとに
前当て９および送り装置１２も１回駆動される。
この場合前当て９の所でそろえた枚葉紙５は、そ
のつど積層機１の隣接する引込み装置９，１０の
所まで移送され、その際停止状態から引込み速度
まで加速されて摩擦のない引渡しを保証する。

積層機１は連続的に動作する。したがつて積層
ローラ２と引込み装置のローラ１０を一定の速度
で駆動することができる。その際特定の単位時間
内に同じ長さの枚葉紙帯が加工される。回転軸１
３の１回転ごとにそれぞれ１枚の枚葉紙が送られ
るので、積層機１へ供給される枚葉紙が隙間なく
続くようにするため、回転軸１３の回転数を枚葉
紙の大きさに関係して調節せねばならない。この
ためここには図示しない調節伝動装置を積層機１
と給紙機４との間に設けることができる。小さい
枚葉紙を加工する際は、回転軸１３の回転数を積
層機１の一定回転数に対して上昇させるか、ある
いは積層機の回転数を回転軸１３の回転数に対し
て減少させねばならない。しかし送り装置１２に
よつて実現される最大送り速度は積層機１の引込
み速度と同じにする必要があるので、送り装置１
２はそれを駆動する回転軸１３に対して加工され
る枚葉紙の大きさに応じて加速または減速され
て、送り段階中回転軸１３が枚葉紙の大きさとご
に異なる回転角をとる。

これを実現するため、送り装置１２とこれを駆
動する回転軸１３との間に中間伝動装置が設けら
れている。この中間伝動装置は、間欠的に動く素
子１５とこれに周期的に移動可能にはまる回転素
子１６とをもつ間欠送り伝動装置１４含んでい
る。間欠送り伝動装置１４のこの回転素子１６は
調整伝動装置１７により駆動されて、その速度が
回転中変化し、それにより回転軸１３に対する送
り装置１２の所望の減速または加速が可能にな
る。

間欠送り伝動装置１４は、図示した実施例では
ゼネバ歯車伝動装置として構成されている。この
伝動装置は、間欠的に動く素子１５を形成しかつ
複数の半径方向スリツトを備えたゼネバ歯車と、
回転素子１６を形成する駆動片とから構成されて
いる。この駆動片１６はゼネバ歯車のスリツトへ
はまるローラを備えた腕からなり、ゼネバ歯車に
付属して回転可能に支持された軸１８上に設けら
れる止め片１９に固定されている。ゼネバ歯車伝
動装置の構造と動作態様は周知なので、これ以上
の説明を省略する。駆動片１６は１回転ごとにゼ
ネバ歯車１５のスリツトはまり、この歯車をそれ
ぞれ１ステツプだけ送る。前当て９と積層機１の
引込み装置１０，１１の間隔は、間欠送り伝動装
置１４のステツプに相当する送り装置１２の送り
行程が少なくとも前当て９と積層機１の引込み装
置１０，１１との間隔に等しいように選ばれて、
枚葉紙の確実な引渡しが保証されるようにするこ
とができる。駆動片１６の伸びた位置でゼネバ歯
車１５がとる最大速度は、積層機１の引込み装置
に等しい。この速度で枚葉紙の引渡しが行なわれ
る。したがつて前当て９と積層機１の引込み装置
１０，１１との間隔は、ゼネバ歯車伝動装置を間
欠送り伝動装置１４として使用する場合、駆動片
１６がゼネバ歯車１５にはまり始めてからその伸
びた位置まで送り装置１２が進む距離に等しいよ
うにする。１ステツプに相当する送り行程は、し
たがつてそれぞれのステツプの最初の半分の間に
進む距離から得られる。間欠送り伝動装置１４の
間欠的に動く素子１５を形成するゼネバ歯車は、
伝動鎖２０により送り装置１２に連結されてい
る。図示した実施例ではこの送り装置１２は、固
定的に支持されて駆動されるローラ２１と、この
ローラ２１へ押付け可能で揺動可能に支持される
押圧ローラ２２とから構成されている。

中間伝動装置の別のの構成要素としての調整伝
動装置１７は相対移動可能にはまり合う２つの伝
動部材２３および２４からなる。伝動部材２３は
その軸２６に対し偏心して設けられた係合片２５
を備えている。他の伝動部材２４はその軸２７に
対し半径方向に延びる移動溝２８をもち、この移
動溝２８へ伝動部材２３の係合片２５がはまつて
いる。伝動部材２３の係合片２５による伝動部材
２４の回転駆動中に、この係合片２５は移動溝２
８中を移動し、したがつて伝動部材２４の軸２７
に対する係合片２５の有効回転半径は、１回転中
続的に変化し、それにより所望の加速または減速
が得られる。移動溝２８をもつ伝動部材２４は円
板として、あるいは図示した実施例におけるよう
に軸２７に関して対称に形成される直線状移動溝
２８をもつ盾片として構成することができる。伝
動部材２４を対称に構成することによつて、慣性
力により生ずる不平衡現象が抑制される。伝動部
材２３はローラを係合素子としてもつ回転腕とし
て構成され、かつ回転軸１３の軸線まわりに揺動
可能に支持される保持片２９上に回転可能に支持
され、伝動鎖３０により回転軸１３に連結されて
いる。したがつて伝動鎖２０、間欠送り伝動装置
１４、調整伝動装置１７および伝動鎖３０により
形成されて送り装置１２とこれを駆動する回転軸
１３との間にある動力伝達経路ははまり合い結合
部しかもつていないので、滑りしたがつて給紙に
関する不精確さは確実に回避される。

回転軸１３の軸線のまわりに謡動可能に支持さ
れる保持片２９は、ここでは調節ねじ３１により
形成される調節装置により移動可能である。その
際調節ねじ３１に目盛りを設けて、ちようど加工
される枚葉紙の大きさにそのつどの調節を対応さ
せることができる。揺動可能に支持される保持片
２９の揺動角が制限されて、伝動部材２３および
２４の軸２６および２７がそれらの一致する位置
から相対的にずれている長さが、軸２６に対する
係合片２５の偏心距離より小さくなつているの
で、係合片２５はいかなる場合も伝動部材２４の
中心を通過することがなく、したがつて動かなく
なることはない。揺動可能な保持片２９およびこ
れに支持される伝動部材２３の上部および下部の
終端位置は、第１図に鎖線で示されている。

前当て９および押圧ローラ２２の操作は、軸１
８により操作可能な継電器を介して制御される操
作電磁石によつて行なうことができる。図示した
実施例では、前当て９および送り装置１２の押圧
ローラ２２を操作するために、間欠送り伝動装置
１４の回転素子１６の軸１８上にカム板３２が設
けられ、ここには図示してないレバー機構を介し
て前当て９および押圧ローラ２２と共同作用す
る。これにより前当て９および押圧ローラ２２を
給紙機４により同期させることができる。第１図
の動作状態では、積層機１の引込み装置１０，１
１がちようど新しい枚葉紙５を捕捉したところで
ある。図示した実施例では枚葉紙５は縁を接して
おらず、わずか重なつており、積層された枚葉紙
帯を分離する際この重なり部が切離される。枚葉
紙５が引込み装置１０，１１により確実に捕捉さ
れると、送り装置１２の押圧ローラ２２が送りロ
ーラ２１との係合を解除される。第１図にはこの
係合解除位置が示されている。それと同時にある
いはその直後に、枚葉紙帯の移動面から下方へ揺
動せしめられていた前当て９が上方へ揺動される
ので、最も近い所にある枚葉紙５の前縁がこの前
当て９へ接近して、そろえられる。この枚葉紙
は、その前縁が前当て９により釈放されて送り装
置１２により駆動されるまで、待期位置に留ま
る。前当て９が下方へ揺動せしめられて、そこに
留まつている枚葉紙５が釈放される前に、押圧ロ
ーラ２２は既に対応する送りローラ２１上へ下降
されているので、枚葉紙の整列がもはや失われる
ことはない。これはカム板３２の適当な配置と構
成によつて簡単に行なわれる。間欠送り伝動装置
１４により駆動されるまで、送り装置１２はこの
枚葉紙捕捉位置に留まる。枚葉紙５の引渡しが行
なわれた後、押圧ローラ２２は送りローラ２１か
ら離される。それから前当て９を再び上方へ揺動
させて、前述の過程を繰返すことができる。

ここでは本発明の特に好ましい実施例について
説明したが、本発明はこれに限られるものではな
い。本発明による解決策の一般的な考えを個々の
場合の条件に合わせるために、当業者は一連の可
能性を使用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は積層機の前に設けられた本発明による
給紙機についての本発明の実施例の概略側面図、
第２図はその概略平面図である。 １……積層機、４……給紙機、５……枚葉紙、
９……前当て、１０，１１……引込み装置、１２
……送り装置、１３……回転軸、１４……間欠送
り伝動装置、１５，１６……素子、１７……調整
伝動装置、２３，２４……伝動部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 給紙機４の前当て９の所でそろえられる枚葉
   紙５が、大きさに関係なく隙間なしに続いて、引
   込み装置１０，１１をもつ加工機１へ導入可能で
   あり、前当て９の前に設けられて給紙機４に同期
   して操作可能な送り装置１２が、給紙機４の回転
   軸１３により、この回転軸１３の１回転ごとに加
   速または減速を行なう中間伝動装置を介して駆動
   可能であるものにおいて、中間伝動装置が間欠送
   り伝動装置１４と調整伝動装置１７とを含み、間
   欠送り伝動装置１４が、送り装置１２に回転を伝
   達するように連結されて間欠的に回転する第１の
   素子１５と、この第１の素子に周期的に移動可能
   にはまつて回転する第２の素子１６とから構成さ
   れ、調整伝動装置１７が、間欠送り伝動装置１４
   の第２の素子１６に回転を伝達するように連結さ
   れて軸２７のまわりに回転可能な第１の伝動部材
   ２４と、この第１の伝動部材２４の軸２７に対し
   て半径方向に相対移動可能にこの伝動部材２４に
   はまり合つて軸２６のまわりに回転可能な第２の
   伝動部材２３とから構成され、この第２の伝動部
   材２３の軸２６が、給紙機４の回転軸１３の回転
   を伝達され、間欠送り伝動装置１４の１ステツプ
   に相当する送り装置１２の送り行程が、少なくと
   も前当て９と加工機の引込み装置１０，１１との
   間隔に等しいことを特徴とする、枚葉紙加速装
   置。 ２ 間欠送り伝動装置１４としてゼネバ歯車伝動
   装置が使用されることを特徴とする、特許請求の
   範囲第１項に記載の装置。 ３ 調整伝動装置１７の第１の伝動部材２４がそ
   の軸２７に対して半径方向に延びる移動溝２８を
   もち、第２の伝動部材２３が、その軸２６に対し
   て偏心しかつ移動溝２８にはまる係合片２５をも
   つていることを特徴とする、特許請求の範囲第１
   項に記載の装置。 ４ 両方の伝動部材２３，２４の軸２６，２７が
   互いにずれており、その相対ずれの寸法が、第２
   の伝動部材２３の軸２６に対する係合片２５の偏
   心距離より小さいことを特徴とする、特許請求の
   範囲第３項に記載の装置。 ５ 移動溝２８をもつ第１の伝動部材２４がその
   軸２７に対して対称に構成されていることを特徴
   とする、特許請求の範囲第３項あるいは第４項に
   記載の装置。 ６ 調整伝動装置１７の第１の伝動部材２４が、
   間欠送り伝動装置１４の第２の素子１６に固定的
   に設けられていることを特徴とする、特許請求の
   範囲第１項に記載の装置。 ７ 調整伝動装置１７の第２の伝動部材２３が回
   転軸１３の軸線のまわりに揺動可能な保持片２９
   上に支持されていることを特徴とする、特許請求
   の範囲第３項に記載の装置。 ８ 揺動可能に支持される保持片２９が調節装置
   ３１により揺動可能であることを特徴とする、特
   許請求の範囲第７項に記載の装置。 ９ 間欠送り伝動装置１４の第２の素子１６が、
   その軸１８上に、前当て９および送り装置１２を
   操作するカム板３２をもつていることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項に記載の装置。 １０ 駆動可能なローラ２１とこれに接近または
   これから離隔可能な押圧ローラ２２とから構成さ
   れた送り装置１２が、これら両方のローラ２１，
   ２２を互いに接近させる枚葉紙捕捉位置へもたら
   され、それから前当て９が枚葉紙との係合を解除
   され、送り装置１２自体が間欠送り伝動装置１４
   を介して駆動されるように、カム板３２が構成さ
   れていることを特徴とする、特許請求の範囲第９
   項に記載の装置。