JPH0255242B2 - - Google Patents
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- JPH0255242B2 JPH0255242B2 JP22919986A JP22919986A JPH0255242B2 JP H0255242 B2 JPH0255242 B2 JP H0255242B2 JP 22919986 A JP22919986 A JP 22919986A JP 22919986 A JP22919986 A JP 22919986A JP H0255242 B2 JPH0255242 B2 JP H0255242B2
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- elastic
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- vehicle body
- engaging
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Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 10
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000001595 contractor effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K11/00—Arrangement in connection with cooling of propulsion units
- B60K11/08—Air inlets for cooling; Shutters or blinds therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、ラジエータグリルの裏面側の両側位
置及び中央位置に形成されたクリツプ保持体に、
弾性脚部及び弾性頭部を備えたクリツプを保持す
るとともに、クリツプの弾性頭部を車体側ブラケ
ツトに形成された被取付け孔にばね弾性的に係合
させてラジエータグリルを車体に取付ける構造に
関する。
置及び中央位置に形成されたクリツプ保持体に、
弾性脚部及び弾性頭部を備えたクリツプを保持す
るとともに、クリツプの弾性頭部を車体側ブラケ
ツトに形成された被取付け孔にばね弾性的に係合
させてラジエータグリルを車体に取付ける構造に
関する。
<従来の技術>
本願出願人と同一人に係る出願(特公昭54−
10073号公報、特公昭55−14923号公報参照)にお
いて、金属製の車体側ブラケツト1に、プラスチ
ツク製のラジエータグリル2を取付ける構造が提
案されている(第14図参照)。
10073号公報、特公昭55−14923号公報参照)にお
いて、金属製の車体側ブラケツト1に、プラスチ
ツク製のラジエータグリル2を取付ける構造が提
案されている(第14図参照)。
第15図に示すように、ブラケツト1に長方形
(矩形)の被取付孔1aを設ける。一方、ラジエ
ータグリル2には、取付孔(係合孔)2aを設け
る。ラジエータグリル2の取付孔2aの裏側両側
から、被取付孔1aに挿入可能な一対の支持体
3,3を突設する。また、取付孔2aの内側両側
にテーパ状の係着凸部4,4が形成され、取付孔
2aはエ字形となつている。
(矩形)の被取付孔1aを設ける。一方、ラジエ
ータグリル2には、取付孔(係合孔)2aを設け
る。ラジエータグリル2の取付孔2aの裏側両側
から、被取付孔1aに挿入可能な一対の支持体
3,3を突設する。また、取付孔2aの内側両側
にテーパ状の係着凸部4,4が形成され、取付孔
2aはエ字形となつている。
上記のラジエータグリル2をブラケツト1に取
付けるためのプラスチツク製のクリツプ5は、被
取付孔1aにたわんで係着可能な上下テーパ状、
かつ中空の弾性頭部6と、相互にばね弾性により
拡開可能な、弾性頭部6の元部中央から上下平行
に突設する一対の弾性脚部7,7とからなる。ま
た、弾性頭部6の元部上下には、ブラケツト1が
係着可能な幅の係着溝6a,6a、続いて係止凸
部6b,6bが設けられ、弾性脚部7,7の上方
の弾性脚部7には、中間部両側に係着凹部7a,
7aが設けられている。なお、係着凹部7aは、
第16図に示すように、上下の弾性脚部7,7に
設けたり、第17図に示すように、弾性脚部7,
7の一方側にのみ設け、係着凸部4を係着凹部7
aに対応する側にのみ設けてもよい。また、特公
昭55−14923号公報における如く、弾性脚部7は
一本であつてもよい。この場合は、取付け孔の形
状はT字形となる。
付けるためのプラスチツク製のクリツプ5は、被
取付孔1aにたわんで係着可能な上下テーパ状、
かつ中空の弾性頭部6と、相互にばね弾性により
拡開可能な、弾性頭部6の元部中央から上下平行
に突設する一対の弾性脚部7,7とからなる。ま
た、弾性頭部6の元部上下には、ブラケツト1が
係着可能な幅の係着溝6a,6a、続いて係止凸
部6b,6bが設けられ、弾性脚部7,7の上方
の弾性脚部7には、中間部両側に係着凹部7a,
7aが設けられている。なお、係着凹部7aは、
第16図に示すように、上下の弾性脚部7,7に
設けたり、第17図に示すように、弾性脚部7,
7の一方側にのみ設け、係着凸部4を係着凹部7
aに対応する側にのみ設けてもよい。また、特公
昭55−14923号公報における如く、弾性脚部7は
一本であつてもよい。この場合は、取付け孔の形
状はT字形となる。
次に、上記クリツプ5を使用して、ラジエータ
グリル2のブラケツト1への取付けを説明する。
グリル2のブラケツト1への取付けを説明する。
まず、クリツプ5を弾性脚部7,7側より、支
持体3,3の間に挿入する。そうすると弾性脚部
7,7は、係着凸部4,4に当るが、クリツプ5
をさらに押し込むと、弾性脚部7,7が拡開しな
がら挿入され、係着凹部7a,7aの位置までく
ると、ばね弾性により再び弾性脚部7,7は平行
状態となり、係着凹部7a,7aが係着凸部4,
4に前後移動不能に係着される。こうして、クリ
ツプ5をラジエータグリル2に取付孔2aを介し
て組付ける。
持体3,3の間に挿入する。そうすると弾性脚部
7,7は、係着凸部4,4に当るが、クリツプ5
をさらに押し込むと、弾性脚部7,7が拡開しな
がら挿入され、係着凹部7a,7aの位置までく
ると、ばね弾性により再び弾性脚部7,7は平行
状態となり、係着凹部7a,7aが係着凸部4,
4に前後移動不能に係着される。こうして、クリ
ツプ5をラジエータグリル2に取付孔2aを介し
て組付ける。
次に、この状態でクリツプ5の弾性頭部6を、
被取付孔1aに強制的に押し込むと、弾性頭部6
はたわんで支持板3,3と共に挿入され、係着溝
6aの位置までくると、弾性力により弾性頭部6
は元の形状となり、被取付孔1aに係着溝6a,
6aが前後移動不能に、かつ支持体3,3が上下
移動不能に係着される。こうして、第5図に示す
ように、ラジエータグリル2は、クリツプ5を介
してブラケツト1に取付けられる。
被取付孔1aに強制的に押し込むと、弾性頭部6
はたわんで支持板3,3と共に挿入され、係着溝
6aの位置までくると、弾性力により弾性頭部6
は元の形状となり、被取付孔1aに係着溝6a,
6aが前後移動不能に、かつ支持体3,3が上下
移動不能に係着される。こうして、第5図に示す
ように、ラジエータグリル2は、クリツプ5を介
してブラケツト1に取付けられる。
また、逆にラジエータグリル2を取外すとき
は、第18図に示す如く、弾性脚部7,7間にド
ライバ8等を挿入して回し、弾性脚部7,7間を
拡開して、ラジエータグリル2を手前に引けばよ
い。次に、ブラケツト1に残つたクリツプ5は、
第9図に示すように、クリツプ5を90゜回転させ
れば、被取付孔1aより容易に外せる。
は、第18図に示す如く、弾性脚部7,7間にド
ライバ8等を挿入して回し、弾性脚部7,7間を
拡開して、ラジエータグリル2を手前に引けばよ
い。次に、ブラケツト1に残つたクリツプ5は、
第9図に示すように、クリツプ5を90゜回転させ
れば、被取付孔1aより容易に外せる。
なお、図例中6fは案内凸部で、支持板3に案
内凸部6fに対応して案内溝3aを設けることに
より、クリツプ5の支持板3への組付け性が向上
する。
内凸部6fに対応して案内溝3aを設けることに
より、クリツプ5の支持板3への組付け性が向上
する。
上記、従来のラジエータグリルの取付け構造
は、異材質のラジエータグリルと車体ブラケツト
相互を、熱による伸縮作用を考慮したクリツプ手
段により取り付けるので、熱による変形、破損を
生じるおそれがなく、また、取付け、取外しがワ
ンタツチででき、取付け時の固定力はねじ等によ
る固定力と変らず、しかも、ねじのように錆びる
おそれもない等の作用効果を奏する。
は、異材質のラジエータグリルと車体ブラケツト
相互を、熱による伸縮作用を考慮したクリツプ手
段により取り付けるので、熱による変形、破損を
生じるおそれがなく、また、取付け、取外しがワ
ンタツチででき、取付け時の固定力はねじ等によ
る固定力と変らず、しかも、ねじのように錆びる
おそれもない等の作用効果を奏する。
<発明が解決しようとする問題点>
しかし、上記ラジエータグリルの取付け構造の
場合、グリルを車両の前方から後方へ押し付け
るようにして取付ける態様となるため、取付け者
が屈んだ状態で作業する必要があり、作業性が悪
い、前後方向のグリルの移動調整ができず、ヘ
ツドランプ前面との面一化調整が困難である、等
の問題点を発生した。
場合、グリルを車両の前方から後方へ押し付け
るようにして取付ける態様となるため、取付け者
が屈んだ状態で作業する必要があり、作業性が悪
い、前後方向のグリルの移動調整ができず、ヘ
ツドランプ前面との面一化調整が困難である、等
の問題点を発生した。
<問題点を解決するため手段>
そこで、本発明者らは、上記問題点を解決する
ために、鋭意開発に努力をした結果、下記構成の
ラジエータグリルの取付け構造に想到した。
ために、鋭意開発に努力をした結果、下記構成の
ラジエータグリルの取付け構造に想到した。
ラジエータグリルの裏面側の両側位置及び弾性
頭部を備えたクリツプを保持するとともに、クリ
ツプの弾性頭部を車体側ブラケツトに係合された
被取付け孔にばね弾性的に係合させてラジエータ
グリルを車体に取り付ける構造において、クリツ
プは、矩形のスライド基板部を備え、スライド基
板部の上面から先端に係合爪部を備えた弾性脚部
が後方へ、それぞれ突出する構造であり、クリツ
プ保持体は、クリツプのスライド基板部を嵌め込
み可能な前後方向のレール部と、レール部の終端
に位置し係合爪部と係合する係合孔が形成された
ストツパ板部とからなり、クリツプのスライド基
板部を前記レール部にストツパ板部に当接するま
で挿入するとともに、弾性脚部の係合爪部を係合
孔にスナツプ係合させて、クリツプをラジエータ
グリルの各部位に保持するとともに、クリツプの
弾性頭部が、ラジエータグリルの両側位置におい
ては、被取付け孔の左右内周縁部で、中央位置に
おいては、被取付け孔の前後内周縁部でそれぞれ
係合されて、クリツプが車体側ブラケツトと結合
されることを特徴とする。
頭部を備えたクリツプを保持するとともに、クリ
ツプの弾性頭部を車体側ブラケツトに係合された
被取付け孔にばね弾性的に係合させてラジエータ
グリルを車体に取り付ける構造において、クリツ
プは、矩形のスライド基板部を備え、スライド基
板部の上面から先端に係合爪部を備えた弾性脚部
が後方へ、それぞれ突出する構造であり、クリツ
プ保持体は、クリツプのスライド基板部を嵌め込
み可能な前後方向のレール部と、レール部の終端
に位置し係合爪部と係合する係合孔が形成された
ストツパ板部とからなり、クリツプのスライド基
板部を前記レール部にストツパ板部に当接するま
で挿入するとともに、弾性脚部の係合爪部を係合
孔にスナツプ係合させて、クリツプをラジエータ
グリルの各部位に保持するとともに、クリツプの
弾性頭部が、ラジエータグリルの両側位置におい
ては、被取付け孔の左右内周縁部で、中央位置に
おいては、被取付け孔の前後内周縁部でそれぞれ
係合されて、クリツプが車体側ブラケツトと結合
されることを特徴とする。
<実施例>
以下、本発明をより良く理解するために、一実
施例を挙げて説明する。
施例を挙げて説明する。
第1図に示すように車体側ブラケツト11は、
その被取付け面が全て水平面とされ、各被取付け
面には矩形の被取付け孔12が形成されている。
その被取付け面が全て水平面とされ、各被取付け
面には矩形の被取付け孔12が形成されている。
そして、クリツプ14,15は、ラジエータグ
リル(以下「グリル」と略す)30の裏面側の両
側位置及び中央位置にそれぞれ保持される2種類
のものを使用する。
リル(以下「グリル」と略す)30の裏面側の両
側位置及び中央位置にそれぞれ保持される2種類
のものを使用する。
いずれのクリツプ14,15ともに、第2〜5
図及び第6〜9図に示す如く、矩形のスライド基
板部16を備え、スライド基板部16の上面から
先端に係合爪19aを備えた弾性脚部19が後方
へ、下面から弾性頭部20が下方へ突出されてい
る。
図及び第6〜9図に示す如く、矩形のスライド基
板部16を備え、スライド基板部16の上面から
先端に係合爪19aを備えた弾性脚部19が後方
へ、下面から弾性頭部20が下方へ突出されてい
る。
グリルの両側位置に保持されるクリツプ14の
弾性頭部20は、第2〜5図に示す如く、スライ
ド基板部16の下面から対面しかつ左右に位置し
て下方へ突出し中間位置前後に係合段部21aを
備えた一対の軸板部21,21の下端部からそれ
ぞれ上方左右へ膨出するように突出し自由端側外
面にそれぞれ水平方向の係着溝22a,22aが
形成された弾性腕部22,22が二本突出されて
いる。弾性腕部22は、必須ではないがその自由
端側が、内側下方へ湾曲し、軸板部21の下端部
と連結するたわみアーム22bで連結されてい
る。さらに、各係着溝22aの上側には取付け安
定性の見地からそれぞれ外方へ向かうつば部22
cが突出されている。
弾性頭部20は、第2〜5図に示す如く、スライ
ド基板部16の下面から対面しかつ左右に位置し
て下方へ突出し中間位置前後に係合段部21aを
備えた一対の軸板部21,21の下端部からそれ
ぞれ上方左右へ膨出するように突出し自由端側外
面にそれぞれ水平方向の係着溝22a,22aが
形成された弾性腕部22,22が二本突出されて
いる。弾性腕部22は、必須ではないがその自由
端側が、内側下方へ湾曲し、軸板部21の下端部
と連結するたわみアーム22bで連結されてい
る。さらに、各係着溝22aの上側には取付け安
定性の見地からそれぞれ外方へ向かうつば部22
cが突出されている。
また、グリルの中央位置に保持されるクリツプ
15の弾性頭部20Aは、第6〜9図に示す如
く、スライド基板部16の下面から下方へ突出
し、前面側中間位置に係合段部24aを備えたガ
イド軸部24の下端から後側へ膨出するように弾
性腕部22が一本突出されている。この弾性腕部
22の構成は、上記クリツプ14のものと同様で
ある。
15の弾性頭部20Aは、第6〜9図に示す如
く、スライド基板部16の下面から下方へ突出
し、前面側中間位置に係合段部24aを備えたガ
イド軸部24の下端から後側へ膨出するように弾
性腕部22が一本突出されている。この弾性腕部
22の構成は、上記クリツプ14のものと同様で
ある。
ラジエータグリル25の裏面側の両側位置及び
中央位置には、それぞれ第10〜13図に示すよ
うなクリツプ保持体26が形成されている。
中央位置には、それぞれ第10〜13図に示すよ
うなクリツプ保持体26が形成されている。
クリツプ保持体26は、クリツプのスライド基
板部16を嵌め込み可能な前後方向のレール部2
7と、レール部27の終端の位置に、弾性脚部1
9の係合爪19aと係合する結合孔28が形成さ
れたストツパ板部29とからなる。結合孔28の
形状は、前側がガイド斜面とされた結合凸起28
aが上方両側に形成され逆T字形となつている。
板部16を嵌め込み可能な前後方向のレール部2
7と、レール部27の終端の位置に、弾性脚部1
9の係合爪19aと係合する結合孔28が形成さ
れたストツパ板部29とからなる。結合孔28の
形状は、前側がガイド斜面とされた結合凸起28
aが上方両側に形成され逆T字形となつている。
次に、上記グリル30を上記クリツプ14,1
5を使用して、車体側ブラケツト11に取付ける
場合及び取り外す場合について説明をする。
5を使用して、車体側ブラケツト11に取付ける
場合及び取り外す場合について説明をする。
クリツプのスライド基板部16を、クリツプ保
持体26のレール部27にストツパ板部29に当
接するまで挿入する。すると、スライド基板部1
6の上面から後方へ突出している弾性脚部19の
係合爪19aが、係合孔28の係合凸起28aの
下面をすべり下方へたわんだ後、ばね弾性的に復
帰して係合爪19aが係合孔28に係合される
(第13図参照)。こうして各クリツプ14,15
は、グリル30に保持される。
持体26のレール部27にストツパ板部29に当
接するまで挿入する。すると、スライド基板部1
6の上面から後方へ突出している弾性脚部19の
係合爪19aが、係合孔28の係合凸起28aの
下面をすべり下方へたわんだ後、ばね弾性的に復
帰して係合爪19aが係合孔28に係合される
(第13図参照)。こうして各クリツプ14,15
は、グリル30に保持される。
次に、クリツプ14,15がそれぞれ裏面側の
両側位置及び中央位置に保持されたグリル30
を、上方から下方へ移動させる。
両側位置及び中央位置に保持されたグリル30
を、上方から下方へ移動させる。
すると、グリルの両側位置では、第5図に示す
ように、弾性頭部20の左右の弾性腕部22が、
被取付け孔12の左右内周縁部でたわまされた
後、各係着溝22aが各内周縁部で係合される。
このとき、軸板部21は、第4図に示すように係
合段部21aが前後が車体ブラケツトの被取付け
孔に周縁と係合するが、被取付け孔12に対して
遊嵌している。
ように、弾性頭部20の左右の弾性腕部22が、
被取付け孔12の左右内周縁部でたわまされた
後、各係着溝22aが各内周縁部で係合される。
このとき、軸板部21は、第4図に示すように係
合段部21aが前後が車体ブラケツトの被取付け
孔に周縁と係合するが、被取付け孔12に対して
遊嵌している。
また、グリルの中央位置では、第8図に示すよ
うに、弾性頭部20Aの弾性脚部22が、被取付
け孔12の後側内周縁部でたわまされた後、係着
溝22aが後側内周縁部で係合されるとともに、
ガイド軸部24の係合段部24aが被取付け孔1
2の前側周縁と係合される。こうして、グリル3
0は、車体に取付けることができる。
うに、弾性頭部20Aの弾性脚部22が、被取付
け孔12の後側内周縁部でたわまされた後、係着
溝22aが後側内周縁部で係合されるとともに、
ガイド軸部24の係合段部24aが被取付け孔1
2の前側周縁と係合される。こうして、グリル3
0は、車体に取付けることができる。
逆に、グリル30を車体から取り外すには、第
13図の白矢印で示す如く、弾性脚部19の係合
爪部19a側を下方へたわませながら、グリル3
0を手前側(矢印A)へ引く。すると、係合爪部
19aの係合孔28に対する係合が解除され、グ
リル30はクリツプ14,15を車体側ブラケツ
ト11に残したまま、車体から取り外すことがで
きる。なお、車体側ブラケツト11からクリツプ
14,15を取り外すには、弾性頭部20又は2
0Aの各弾性脚部22を内側へたわませながら、
上方へ押し出す。すると、各係着溝22aと、車
体ブラケツト11の被取付け孔12の各内周縁部
との係合が解除されて、クリツプ20を車体側ブ
ラケツト11から取り外すことができる。
13図の白矢印で示す如く、弾性脚部19の係合
爪部19a側を下方へたわませながら、グリル3
0を手前側(矢印A)へ引く。すると、係合爪部
19aの係合孔28に対する係合が解除され、グ
リル30はクリツプ14,15を車体側ブラケツ
ト11に残したまま、車体から取り外すことがで
きる。なお、車体側ブラケツト11からクリツプ
14,15を取り外すには、弾性頭部20又は2
0Aの各弾性脚部22を内側へたわませながら、
上方へ押し出す。すると、各係着溝22aと、車
体ブラケツト11の被取付け孔12の各内周縁部
との係合が解除されて、クリツプ20を車体側ブ
ラケツト11から取り外すことができる。
上記グリルの両側位置に保持するクリツプは、
図例では弾性腕部22が二本のものとしたが、後
側にも弾性腕部を備えた三本構成のものでもよ
い。また、グリルの中央位置に保持するクリツプ
は、図例では弾性腕部が後側一本のものとした
が、前側に弾性腕部を備えた二本構成のものでも
よい。
図例では弾性腕部22が二本のものとしたが、後
側にも弾性腕部を備えた三本構成のものでもよ
い。また、グリルの中央位置に保持するクリツプ
は、図例では弾性腕部が後側一本のものとした
が、前側に弾性腕部を備えた二本構成のものでも
よい。
<発明の作用・効果>
本発明のラジエータグリルの取付け構造は、上
記のような構成なので、下記のような作用効果を
奏する。
記のような構成なので、下記のような作用効果を
奏する。
(1) グリルを車体板金に対して、下方へ移動させ
て取付けることができて、作業者は屈まずに作
業をすることができる。従つて、グリルの取付
け作業が向上する。
て取付けることができて、作業者は屈まずに作
業をすることができる。従つて、グリルの取付
け作業が向上する。
(2) グリルの両側位置に保持されるクリツプで、
左右方向の位置調節が、グリルの中央位置に保
持されるクリツプで前後方向の位置調節ができ
る。従つて、従来、困難であつた前後方向の位
置調節が容易となり、ヘツドランプ前面との面
一化調整が容易となる。
左右方向の位置調節が、グリルの中央位置に保
持されるクリツプで前後方向の位置調節ができ
る。従つて、従来、困難であつた前後方向の位
置調節が容易となり、ヘツドランプ前面との面
一化調整が容易となる。
第1〜13図は本発明を示し、第1図はラジエ
ータグリルの取付け構造を示す全体分解斜視図、
第2図はグリルの両側位置に保持されるクリツプ
の一例を示す斜視図、第3図は第2図の平面図、
第4図は同じく側面図、第5図は同じく正面図、
第6図はグリル中央位置に保持されるクリツプの
一例を示す斜視図、第7図は第6図の平面図、第
8図は同じく側面図、第9図は同じく背面図、第
10図はクリツプ保持体の斜視図、第11図は第
10図の正面図、第12図は第11図のXII−XII線
断面図、第13図は第11図の−線部位
のクリツプ保持状態における断面図、第14図は
従来におけるブラケツトとラジエータグリルの取
付状態を示す斜視図、第15図は従来の構造を示
す分解斜視図、第16図〜第17図はそれぞれ従
来の別の例を示す分解斜視図、第18図はグリル
のブラケツトへの従来の取付状態の断面図、第1
9図は従来のクリツプ取外しの説明用斜視図であ
る。 11……車体ブラケツト、12……被取付け
孔、14……クリツプ、15……クリツプ、16
……スライド基板部、19……弾性脚部、19a
……係合爪、20,20A……弾性頭部、21…
…軸板部、22……弾性腕部、22a……係着
溝、24……ガイド軸部、26……クリツプ保持
体、27……レール部、29……ストツパ板部、
30……ラジエータグリル。
ータグリルの取付け構造を示す全体分解斜視図、
第2図はグリルの両側位置に保持されるクリツプ
の一例を示す斜視図、第3図は第2図の平面図、
第4図は同じく側面図、第5図は同じく正面図、
第6図はグリル中央位置に保持されるクリツプの
一例を示す斜視図、第7図は第6図の平面図、第
8図は同じく側面図、第9図は同じく背面図、第
10図はクリツプ保持体の斜視図、第11図は第
10図の正面図、第12図は第11図のXII−XII線
断面図、第13図は第11図の−線部位
のクリツプ保持状態における断面図、第14図は
従来におけるブラケツトとラジエータグリルの取
付状態を示す斜視図、第15図は従来の構造を示
す分解斜視図、第16図〜第17図はそれぞれ従
来の別の例を示す分解斜視図、第18図はグリル
のブラケツトへの従来の取付状態の断面図、第1
9図は従来のクリツプ取外しの説明用斜視図であ
る。 11……車体ブラケツト、12……被取付け
孔、14……クリツプ、15……クリツプ、16
……スライド基板部、19……弾性脚部、19a
……係合爪、20,20A……弾性頭部、21…
…軸板部、22……弾性腕部、22a……係着
溝、24……ガイド軸部、26……クリツプ保持
体、27……レール部、29……ストツパ板部、
30……ラジエータグリル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ラジエータグリルの裏面側の両側位置及び中
央位置に形成されたクリツプ保持体に弾性脚部及
び弾性頭部を備えたクリツプを保持するととも
に、該クリツプの弾性頭部を車体側ブラケツトに
係合された被取付け孔にばね弾性的に係合させて
ラジエータグリルを車体に取り付ける構造におい
て、 前記クリツプは、矩形のスライド基板部を備
え、該スライド基板の上面から先端に係合爪部を
備えた前記弾性脚部が後方へ、下面から前記弾性
頭部が下方へそれぞれ突出する構造であり、 前記クリツプ保持体は、前記クリツプのスライ
ド基板部を嵌め込み可能な前後方向のレール部
と、該レール部の終端に位置し前記係合爪部と係
合する係合孔が形成されたストツパ板部とからな
り、 前記クリツプのスライド基板部を前記レール部
に前記ストツパ板部に当接するまで挿入するとと
もに、前記弾性脚部の係合爪部を前記係合孔にス
ナツプ係合させて、前記クリツプを前記ラジエー
タグリルの各部位に保持するとともに、 前記クリツプの弾性頭部が、前記ラジエータグ
リルの両側位置においては、前記被取付け孔の左
右内周縁部で、中央位置においては、前記被取付
け孔の前後内周縁部でそれぞれ係合されて、前記
クリツプが前記車体側ブラケツトと結合される、 ことを特徴とするラジエータグリルの取付け構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22919986A JPS6382850A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | ラジエ−タグリルの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22919986A JPS6382850A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | ラジエ−タグリルの取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6382850A JPS6382850A (ja) | 1988-04-13 |
JPH0255242B2 true JPH0255242B2 (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=16888364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22919986A Granted JPS6382850A (ja) | 1986-09-27 | 1986-09-27 | ラジエ−タグリルの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6382850A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5347690A (en) * | 1992-12-15 | 1994-09-20 | Ford Motor Company | Fastener apparatus for an automotive body panel component |
JP4529505B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2010-08-25 | 日産自動車株式会社 | ラジエータグリル取付構造 |
-
1986
- 1986-09-27 JP JP22919986A patent/JPS6382850A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6382850A (ja) | 1988-04-13 |
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