JPH0254054B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0254054B2 JPH0254054B2 JP59006940A JP694084A JPH0254054B2 JP H0254054 B2 JPH0254054 B2 JP H0254054B2 JP 59006940 A JP59006940 A JP 59006940A JP 694084 A JP694084 A JP 694084A JP H0254054 B2 JPH0254054 B2 JP H0254054B2
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- Japan
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- slab
- perforated
- cage
- sand
- net
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 12
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 3
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 3
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
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Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はエビ、ヒラメ、カレイ等の底棲性魚
類の養殖を行なうため海上に設置される生けすに
関するものである。
類の養殖を行なうため海上に設置される生けすに
関するものである。
従来、魚類の養殖施設としては、陸上部の生け
す、水槽や、海上部の網生けす等が利用されてい
る。しかし、陸上部の生けすや水槽等は海水を循
環させるための設備が必要であり、また設置する
ための場所も種々の制約を受ける。また、海上部
の網生けすの場合、砂を必要とする底棲性魚類の
養殖ができない。
す、水槽や、海上部の網生けす等が利用されてい
る。しかし、陸上部の生けすや水槽等は海水を循
環させるための設備が必要であり、また設置する
ための場所も種々の制約を受ける。また、海上部
の網生けすの場合、砂を必要とする底棲性魚類の
養殖ができない。
そこで底部に砂を敷く底板を有する浮上しうる
生けすが実公昭44−2065号公報、実公昭50−
35479号公報に提案されている。
生けすが実公昭44−2065号公報、実公昭50−
35479号公報に提案されている。
この発明は前記底棲性魚類用生けすを改良し、
海上部の所定の位置に設置でき、好環境下で、安
価に底棲性魚類を養殖できるようにしたものであ
る。
海上部の所定の位置に設置でき、好環境下で、安
価に底棲性魚類を養殖できるようにしたものであ
る。
この発明の生けすは海面下の比較的浅い深さ
(水深1m〜5mm程度)に、周辺上部に浮子を取り
付けたコンクリート製のスラブをアンカーによつ
て定置させ、底棲性魚類の養殖を行なうものであ
る。
(水深1m〜5mm程度)に、周辺上部に浮子を取り
付けたコンクリート製のスラブをアンカーによつ
て定置させ、底棲性魚類の養殖を行なうものであ
る。
スラブはコンクリート製とし、波の作用で敷砂
の浄化ができるように多数の上下方の貫通孔を設
けた有孔スラブとする。有孔スラブの1エレメン
トの大きさは、例えば5m×5m程度とし、これら
を連結させて所定の海域まで曳航して行き、アン
カー等により定置させる。
の浄化ができるように多数の上下方の貫通孔を設
けた有孔スラブとする。有孔スラブの1エレメン
トの大きさは、例えば5m×5m程度とし、これら
を連結させて所定の海域まで曳航して行き、アン
カー等により定置させる。
養殖方法は上述の有孔スラブ上に通水性のある
シートを設置し、その上に砂を敷き、周囲を網で
囲い、その中に稚魚を放ち、餌は船上からポンプ
等で散布する。
シートを設置し、その上に砂を敷き、周囲を網で
囲い、その中に稚魚を放ち、餌は船上からポンプ
等で散布する。
収穫時には上記有孔スラブを浮上させるか、ま
たは網ですくうかして収穫する。また、台風襲来
時等にはスラブを海底に沈めるか、または船等で
安全な海域に曳航して行くかして避難するものと
する。
たは網ですくうかして収穫する。また、台風襲来
時等にはスラブを海底に沈めるか、または船等で
安全な海域に曳航して行くかして避難するものと
する。
次に、図示した実施例について説明する。
第1図および第2図はこの発明の底棲性魚類用
生けすの全体図を示したもので、生けすを8エレ
メントの有孔スラブ1で構成した場合である。こ
の実施例において、各有孔スラブ1は平面形状が
一辺5mの正方形となつており、有孔スラブ1の
周辺上部の四隅に円筒形の浮子3を取り付け、水
深2mの位置に浮かせてある。各有孔スラブ1は
連結された状態で曳航され、海上所定位置でコン
クリート製のアンカー4で定置されている。な
お、図中5はアンカー3に接続されたワイヤーで
ある。
生けすの全体図を示したもので、生けすを8エレ
メントの有孔スラブ1で構成した場合である。こ
の実施例において、各有孔スラブ1は平面形状が
一辺5mの正方形となつており、有孔スラブ1の
周辺上部の四隅に円筒形の浮子3を取り付け、水
深2mの位置に浮かせてある。各有孔スラブ1は
連結された状態で曳航され、海上所定位置でコン
クリート製のアンカー4で定置されている。な
お、図中5はアンカー3に接続されたワイヤーで
ある。
第3図および第4図は1エレメントの詳細を示
したもので、有孔スラブ1は外周の縁部を除く部
分の厚さが200mmで格子状の鉄筋8を配して鉄筋
コンクリートスラブとしている。この上に、合成
繊維織布等、通水性のあるシートを介して砂9を
敷設する。また、エレメントの中央上部には方形
に枠組したネツト用浮子6を浮かせ、有孔スラブ
1の周囲とネツト用浮子6間にネツト7を張り生
けすを構成している。第5図は浮子3の接続部を
示したもので、有孔スラブ1の隅部より突出する
アンカー筋10と浮子3の下端とを接続金具で着
脱自在に連結してある。
したもので、有孔スラブ1は外周の縁部を除く部
分の厚さが200mmで格子状の鉄筋8を配して鉄筋
コンクリートスラブとしている。この上に、合成
繊維織布等、通水性のあるシートを介して砂9を
敷設する。また、エレメントの中央上部には方形
に枠組したネツト用浮子6を浮かせ、有孔スラブ
1の周囲とネツト用浮子6間にネツト7を張り生
けすを構成している。第5図は浮子3の接続部を
示したもので、有孔スラブ1の隅部より突出する
アンカー筋10と浮子3の下端とを接続金具で着
脱自在に連結してある。
第6図および第7図は有孔スラブ1の詳細を、
第8図はその上下方向の通水用貫通孔2部分の詳
細を示したもので、貫通孔2部分には直径150mm
の塩ビパイプ13が取り付けられ、波の作用で敷
砂9の浄化が行なわれるようになつている。有孔
スラブ1の上面には通水性シートとして、合成樹
脂シート11が、さらにその上に合成繊維シート
12が敷かれ、その上に砂9を約5cm厚で敷設し
てある。
第8図はその上下方向の通水用貫通孔2部分の詳
細を示したもので、貫通孔2部分には直径150mm
の塩ビパイプ13が取り付けられ、波の作用で敷
砂9の浄化が行なわれるようになつている。有孔
スラブ1の上面には通水性シートとして、合成樹
脂シート11が、さらにその上に合成繊維シート
12が敷かれ、その上に砂9を約5cm厚で敷設し
てある。
〔発明の効果〕
この発明は上述のような構成からなり、次のよ
うな利点、特徴を有する。
うな利点、特徴を有する。
周辺上部の浮子とアンカーによつて海面下所
定深さに浮かせたコンクリートスラブ上に砂を
敷設して生けすを構成しているため、海上部に
おける底棲性魚類の養殖が可能である。
定深さに浮かせたコンクリートスラブ上に砂を
敷設して生けすを構成しているため、海上部に
おける底棲性魚類の養殖が可能である。
コンクリートスラブに多数配した上下方向通
水用貫通孔から海水の上昇流が入り砂の中を水
流が通り、砂表面の餌の残りや魚類の糞等が波
の作用で浄化でき、海水循環施設も不要であ
る。
水用貫通孔から海水の上昇流が入り砂の中を水
流が通り、砂表面の餌の残りや魚類の糞等が波
の作用で浄化でき、海水循環施設も不要であ
る。
コンクリートスラブの重量とアンカーによつ
て生けす全体の波等による揺動が少ない。
て生けす全体の波等による揺動が少ない。
浮子はスラブ周辺上部に配してあるので浮子
同志を接続して多数の生けすを連続的に設置で
きるとともに、ネツト用浮子を設けることによ
り、浮子の大きさと関係なく、ネツトを張るこ
とができる。また多数の生けすを接続した場合
でも中央部の生けすに給餌することができる。
同志を接続して多数の生けすを連続的に設置で
きるとともに、ネツト用浮子を設けることによ
り、浮子の大きさと関係なく、ネツトを張るこ
とができる。また多数の生けすを接続した場合
でも中央部の生けすに給餌することができる。
第1図はこの発明の底棲性魚類用生けすの設置
状態を示す平面図、第2図はその正面図、第3図
は1エレメント分の正面図(一部断面図)、第4
図はその平面図(一部断面図)、第5図は浮子接
続部の縦断面図、第6図は有孔スラブの縦断面
図、第7図はその平面図(一部断面図)、第8図
は貫通孔部分の縦断面図である。 1…有孔スラブ、2…貫通孔、3…浮子、4…
アンカー、5…ワイヤー、6…ネツト用浮子、7
…ネツト、8…鉄筋、9…砂、10…アンカー
筋、11…合成樹脂シート、12…合成繊維シー
ト、13…塩ビパイプ。
状態を示す平面図、第2図はその正面図、第3図
は1エレメント分の正面図(一部断面図)、第4
図はその平面図(一部断面図)、第5図は浮子接
続部の縦断面図、第6図は有孔スラブの縦断面
図、第7図はその平面図(一部断面図)、第8図
は貫通孔部分の縦断面図である。 1…有孔スラブ、2…貫通孔、3…浮子、4…
アンカー、5…ワイヤー、6…ネツト用浮子、7
…ネツト、8…鉄筋、9…砂、10…アンカー
筋、11…合成樹脂シート、12…合成繊維シー
ト、13…塩ビパイプ。
Claims (1)
- 1 多数の上下方向貫通孔を有するコンクリート
製の有孔スラブをスラブ周辺上部に配した複数の
浮子およびアンカーによつて海面下所定深さに定
着し、前記有孔スラブ上に通水性のあるシートを
介して砂を敷設し、周囲をネツト用浮子によつて
張つたネツトで囲んでなることを特徴とする底棲
性魚類用生けす。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59006940A JPS60153732A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 底棲性魚類用生けす |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59006940A JPS60153732A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 底棲性魚類用生けす |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60153732A JPS60153732A (ja) | 1985-08-13 |
JPH0254054B2 true JPH0254054B2 (ja) | 1990-11-20 |
Family
ID=11652247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59006940A Granted JPS60153732A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 底棲性魚類用生けす |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60153732A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63201460U (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-26 | ||
JPH0787738B2 (ja) * | 1988-03-04 | 1995-09-27 | 智徳 野田 | 浮遊養殖蓄養台船 |
JPH0252566U (ja) * | 1988-10-08 | 1990-04-16 | ||
JPH03224422A (ja) * | 1990-01-29 | 1991-10-03 | Takeshi Oe | 定置式魚介類生育函 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS442065Y1 (ja) * | 1966-04-14 | 1969-01-25 | ||
JPS5038479U (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-21 |
-
1984
- 1984-01-18 JP JP59006940A patent/JPS60153732A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS442065Y1 (ja) * | 1966-04-14 | 1969-01-25 | ||
JPS5038479U (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60153732A (ja) | 1985-08-13 |
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