JPH0253600B2 - - Google Patents

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JPH0253600B2
JPH0253600B2 JP59089943A JP8994384A JPH0253600B2 JP H0253600 B2 JPH0253600 B2 JP H0253600B2 JP 59089943 A JP59089943 A JP 59089943A JP 8994384 A JP8994384 A JP 8994384A JP H0253600 B2 JPH0253600 B2 JP H0253600B2
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JP
Japan
Prior art keywords
transport vehicle
shield machine
switching position
tunnel
center device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59089943A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60233300A (ja
Inventor
Sadao Sugimoto
Jusuke Nakano
Hitoshi Arai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP59089943A priority Critical patent/JPS60233300A/ja
Publication of JPS60233300A publication Critical patent/JPS60233300A/ja
Publication of JPH0253600B2 publication Critical patent/JPH0253600B2/ja
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  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シールド工法により内径1m内外で
500m以上のトンネル築造する場合において、ト
ンネル内を走行して掘削土、築造材料を運搬する
坑内運搬車(バツテリカー)の自動走行装置に関
するものである。
(従来の技術) 従来、トンネル築造における掘削土、築造材料
の坑内運搬システムは、坑内運搬車がトンネル坑
内に設置された軌道上を走り、作業員がこれを操
作するのが通例であつたが、トンネル内径1m内
外の場合、軌道を設置するのが容易でなく、かつ
安全を確保するために坑内における作業員の作業
は極力避ける必要がある。このような狭小なトン
ネル内を走行する坑内運搬車は、無軌道でかつト
ンネル内無人とする遠隔操作により走行させる必
要がある。運搬車を無人で走行させる方法には、
倉庫または工場で用いられている無人運搬システ
ムがあるが、誘導線路の設置がトンネル内では困
難なこと、トンネル内で停止すべき位置が前進す
るため停止位置の標識を頻繁に移動する必要が生
ずることによりシールド工事への適用が困難であ
る。また坑内運搬車搭載アンテナと発信側アンテ
ナとの無線交信により遠隔操作する場合には、狭
小なトンネル内径のため無線の伝播損失が大き
く、交信距離を長くするには無線出力レベルを上
げる必要がある。しかしその場合には立坑外への
電波漏洩が多くなり、電波法による規制を受ける
ので実用的ではない。さらに、トンネル内での無
線交信範囲を広げる方法として、トンネル内に漏
洩同軸ケーブルを引込む方法があるが、他の制
御、電力ケーブルと相当距離を離して設置する必
要があり、また固くて曲げにくく、コネクタ接続
できない等の点で所要スペース、取扱い上の難点
がある。
以上のように、何れの方法も小口径のトンネル
工事で使用するには、取扱い、法規制、所要スペ
ースの点で実用的でない欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記の点にかんがみ、電波法の規制を
受けない低レベルの電波を用いても長距離トンネ
ルの築造工事において坑内運搬車の自動走行を行
なわせることができるようにし、また運搬車の誘
導用設備も小口径トンネル内での所要スペースお
よび取扱い上から問題のないようにした坑内運搬
車自動走行装置を提供するものである。
(実施例) 第1図は本発明の実施例の全体構成図、第2図
は断面図、第3図は制御機器図を示し、1は立
坑、2はトンネル、3はシールド機、4は立坑内
を走行する運搬車である。5は立坑内に配置した
操作室に設けた立坑内制御機器であつて第3図に
示すようにミニコンピユータあるいはマイクロコ
ンピユータより構成されるセンター装置6、セン
ター装置6の操作卓21、MODEM22、FM送
受信器23で構成される。7は坑口側アンテナ、
8はシールド機側アンテナ、9は運搬車搭載アン
テナであつて、これらアンテナ7,8,9からは
各々自由空間損失を考えて免許を要しない電界強
度を満足する70dBμVの低レベル電波を輻射す
る。10はトンネル2内において運搬車4をセン
ター装置6の位置から確認でき停止させられるよ
うな位置でトンネル内壁に取りつけた立坑側停止
位置センサ、11は運搬車4がシールド機3のベ
ルトコンベア12の手前で停止できるような位置
でベルトコンベア支持体に取りつけたシールド機
側停止位置センサである。13はトンネル内壁に
取り付けたポスト等よりなる立坑側切替位置表示
体であつて、坑口側アンテナ7と運搬車搭載アン
テナ9との交信可能範囲である30m以内にあり、
立坑側停止位置センサー10よりシールド機3側
に取り付けられる。14はトンネル内壁に取り付
けたポスト等よりなるシールド機側切替位置表示
体であつて、シールド機側アンテナ8と運搬車搭
載アンテナ9との交信可能範囲の30m以内にあ
り、かつシールド機側停止位置センサー11より
立坑1側に位置するよう取付けられる。このシー
ルド機側切替位置表示体14はシールド機3の前
進移動に対応してときどき移動させるだけでよ
い。15は運搬車4に設けたリミツトスイツチ等
よりなる切替位置表示体13,14の検知器であ
つて、これら切替位置表示体13,14と接触す
ることにより作動する。16はシールド機3に設
けたシールド機内制御機器であつて、第3図に示
すようにシールド機制御端末24、MODEM2
5、FM受信器26よりなつている。17は運搬
車4に設けた運搬車制御機器であつて、マイクロ
コンピユータで構成される運搬車制御端末27、
操舵制御回路28、速度制御回路29、
MODEM30、FM送受信器31よりなつてい
る。なお操舵制御回路28は特許第967785号「ト
ンネル運搬台車用方向修正装置」の技術を適用す
ることによつて実現できる。18はケーブル束で
あつて、制御、電力ケーブルおよび同軸ケーブル
32を束ねてありトンネル2内壁に設けたカーテ
ンレールに支持される。同軸ケーブル32は立坑
側制御機器16と坑口側アンテナ7、シールド機
側アンテナ11、シールド機内制御機器16との
間の信号伝達用のものである。19はシールド機
3へ風を送るための風管である。
(動作) つぎに坑内運搬車4の走行動作について説明す
る。坑内運搬車4が入坑する場合、制御監視項目
の多い立坑付近の坑口から立坑側切替位置表示体
13の区間はセンター装置6の誘導により1Km/
h程度の低速度で前進させる。そのため、オペレ
ータが操作卓21の入坑スイツチを操作すると、
センター装置6のコンピユータが作動して制御信
号を出し、その制御信号は8bitの直列信号に変換
され、FM送信器32によりFM信号(180.5M
Hz)となり坑口側アンテナ7およびシールド機側
アンテナ8から同時に発信される。坑内運搬車4
は、その搭載アンテナ9がその制御信号を受け、
FM受信器31、モデム30を介して8bitの直列
信号に変換され運搬車制御端末27に伝えられ、
この制御端末27がセンター装置6からの制御信
号に応じて速度制御回路29を作動させることに
より前記のような低速で前進を開始する。このと
き操舵制御回路28が同時に作動する。その後セ
ンター装置6から連続して送信される制御信号に
より前記のように1Km/h程度の低速で坑内運搬
車4が走行して行き、これに設けた検知器15が
立坑側切替位置表示体13に接触してこれを検知
すると、制御端末27はセンター装置6からの誘
導を止めると共に速度制御回路29に5Km/h程
度の高速度で走行させるよう指令し、坑内運搬車
4自身をして上記高速度で前進させる。坑内運搬
車4が走行してゆき検知器15がシールド機側切
替位置表示体14を検出すると、運搬車制御端末
27は再びセンター装置6の誘導下に入るよう切
替え作動し、シールド機側アンテナ8を介して制
御監視項目の多いシールド機付近を1Km程度の低
速度で走行するようにする。この低速度で走行し
てゆき、シールド機側停止位置センサー11が坑
内運搬車の接近を検知すると、センター装置6は
シールド機制御端末24、モデム25、FM送信
器26からのFM信号(54MHz)を同軸ケーブル
32を通し、立坑内制御機器5のFM送信機2
3、モデム22を介して受け、それによりセンタ
ー装置6は坑内運搬車4を停止させるための信号
を送信し、これを運搬車搭載アンテナ13が受け
ると運搬車制御端末27は速度制御回路29に指
令して坑内運搬車4を停止させる。坑内運搬車4
がセンター装置6からの誘導で走行している間は
運搬車制御機器19からセンター装置6側へ運搬
車4の速度、走行距離、傾斜度等の情報が
177.5MHzの電波で送られる。
以上に説明した坑内運搬車の入坑時の自動走行
状態をフローチヤートで示すと第4図のようにな
る。
坑内運搬車4を出坑させる場合は、センター装
置6による誘導をシールド機側アンテナ8を介し
て行ない、シールド機側切替位置表示体14を坑
内運搬車4の検知器15で検知するまで1Km/h
程度の低速度で後退させ、その検知後はセンター
装置6からの誘導は止まり、5Km/h程度の高速
度で坑内運搬車4自身で後退させ、坑内運搬車4
の検知器15が立坑側切替位置表示体13を検知
すると坑口側アンテナ7を介して再びセンター装
置6に誘導されるようになり、1Km/h程度の低
速度で後退し、立坑側停止位置センサー10が坑
内運搬車4の接近を検知し、センター装置6にこ
れを伝えると、センター装置6からの停止指令信
号が発信されて坑内運搬車を所定位置で停止させ
る。
上記のように坑内運搬車を坑口付近およびシー
ルド機付近の制御、監視項目の多い区間をセンタ
ー装置からの誘導による低速度の走行を行なわ
せ、その中間部の区間を運搬車自体による高速度
走行を行なわせることで、安全で速く積載物の運
搬をすることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、坑口側と
シールド機側の各アンテナからの電波の届く範囲
にそれぞれ設けた両切替位置表示体間より外の区
間すなわち坑口およびシールド機に近い坑内運搬
車の制御、監視項目の多い区分のみ坑内運搬車を
センター装置の誘導により走行させ、両切替位置
表示体間は運搬車自体のみで走行させるようにす
るものであるから、この両切替位置表示体間の距
離が長くなり、従つてトンネル長が長くなつても
電波法の規制を受けない低レベルの電波で小口径
のトンネル築造工事における坑内運搬車の自動走
行を行なわせることができ、一方またセンター装
置と、坑口側アンテナ、シールド機側アンテナ等
との間の信号伝達は他の制御、電力ケーブルと接
して布設でき、且つ容易に曲げられまたコネクタ
接続できる普通の同軸ケーブルによつて行えるの
で、小口径トンネル内における坑内運搬車の誘導
用設備の設置スペース上、取扱い上の問題を生じ
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の全体構成図、第2図
は断面図、第3図は制御機器図、第4図は坑内運
搬車入坑時における自動走行フローチヤートを示
す。 1……立坑、2……トンネル、3……シールド
機、4……坑内運搬車、5……立坑内制御機器、
6……センター装置、7……坑口側アンテナ、8
……シールド機側アンテナ、9……運搬車搭載ア
ンテナ、13……立坑側切替位置表示体、14…
…シールド機側切替位置表示体、15……検知
器、17……運搬車制御機器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 立坑内に坑内運搬車を誘導するためのセンタ
    ー装置を配設し、該センター装置からの運搬車誘
    導信号を低レベルの電波で輻射する坑口側アンテ
    ナおよびシールド機側アンテナを配設し、坑口か
    らシールド機側に上記坑口側アンテナからの電波
    の届く範囲内およびシールド機後方の上記シール
    ド機側アンテナからの電波の届く範囲内にある位
    置のトンネル内にそれぞれ切替位置表示体を配設
    し、坑内運搬車には該運搬車が上記切替位置表示
    体の位置に来たときこれを検知する検知器および
    上記センター装置からの誘導走行と、該運搬車自
    体での走行とができるよう制御すると共にこれら
    走行の切替を上記検出器が上記切替位置表示体検
    出で行ない該運搬車を上記両切替位置表示体間よ
    り外側の区間は上記センター装置からの誘導によ
    り走行させ、上記両切替位置表示体間の区間は運
    搬車自体で走行させるよう制御する運搬車制御機
    器を設けたことを特徴とする坑内運搬車自動走行
    装置。
JP59089943A 1984-05-04 1984-05-04 坑内運搬車自動走行装置 Granted JPS60233300A (ja)

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JP59089943A JPS60233300A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 坑内運搬車自動走行装置

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JP59089943A JPS60233300A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 坑内運搬車自動走行装置

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JPS60233300A JPS60233300A (ja) 1985-11-19
JPH0253600B2 true JPH0253600B2 (ja) 1990-11-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04120605A (ja) * 1990-09-12 1992-04-21 Hitachi Ltd 搬送車の走行制御方法及び装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4842125A (ja) * 1971-10-07 1973-06-19
JPS5610452A (en) * 1979-07-06 1981-02-02 Matsushita Electric Works Ltd Manufacture of laminated board

Patent Citations (2)

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