JP3255968B2 - 進路制御装置 - Google Patents
進路制御装置Info
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- 208000037146 Atypical Timothy syndrome Diseases 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 208000037498 atypical type Timothy syndrome Diseases 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は進路制御装置に係り、特
に、新幹線のような幹線に、在来線のような支線から列
車を円滑に進入させるのに好適なものに関する。
に、新幹線のような幹線に、在来線のような支線から列
車を円滑に進入させるのに好適なものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、新幹線のような幹線（以下、新幹
線というときもある）を走行する列車は、中央に設けら
れた大型のコンピュ−タを中心に構築された制御装置、
いわゆるコムトラックにより、進路設定を含む各種の列
車制御が行われている。
線というときもある）を走行する列車は、中央に設けら
れた大型のコンピュ−タを中心に構築された制御装置、
いわゆるコムトラックにより、進路設定を含む各種の列
車制御が行われている。
【０００３】他方、従来の在来線（支線というときもあ
る）を走行する列車は、主要な駅に設けられている信号
所の列車集中制御装置、いわゆるＣＴＣにより、進路設
定を含む各種の列車制御が行われるが、このＣＴＣにお
いては、列番デ−タは地上側から入力するようにしてい
る。
る）を走行する列車は、主要な駅に設けられている信号
所の列車集中制御装置、いわゆるＣＴＣにより、進路設
定を含む各種の列車制御が行われるが、このＣＴＣにお
いては、列番デ−タは地上側から入力するようにしてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、新幹
線網の拡充を図るために、新幹線の列車（以下、幹線列
車という）を存在線に進入（乗入れ）運転し、又は在来
線からの幹線列車を新幹線に乗入れることが計画されて
いる。
線網の拡充を図るために、新幹線の列車（以下、幹線列
車という）を存在線に進入（乗入れ）運転し、又は在来
線からの幹線列車を新幹線に乗入れることが計画されて
いる。
【０００５】この場合、特に、在来線から新幹線に列車
を乗入れる場合、コムトラックを駆動するためには列番
デ−タが必要であるとともに、在来線の列車が新幹線に
乗入れる列車か否かを判定しなければならない。このた
め、信頼性の期待できるＡＴＳ−Ｐ用の列番デ−タを活
用して新幹線入線列車か否かを判断し、入線する場合に
は、列番デ−タを新幹線用の列番デ−タに変換してコム
トラックに入力して進路制御が行われる。
を乗入れる場合、コムトラックを駆動するためには列番
デ−タが必要であるとともに、在来線の列車が新幹線に
乗入れる列車か否かを判定しなければならない。このた
め、信頼性の期待できるＡＴＳ−Ｐ用の列番デ−タを活
用して新幹線入線列車か否かを判断し、入線する場合に
は、列番デ−タを新幹線用の列番デ−タに変換してコム
トラックに入力して進路制御が行われる。
【０００６】ところが、在来線で用いられているＡＴＳ
−Ｐ形の無電源型の端末器は、列車から送出される電力
波で駆動されるように構成されている。このため、その
電力波により、従来の新幹線用の端末器では正確な列番
デ−タが得られなくなるおそれが生ずる。列番デ−タの
入力が不備の場合、コムトラックは進路制御ができず、
したがって、在来線から列車が乗入れできなくなるとい
う不都合が生じてしまう。
−Ｐ形の無電源型の端末器は、列車から送出される電力
波で駆動されるように構成されている。このため、その
電力波により、従来の新幹線用の端末器では正確な列番
デ−タが得られなくなるおそれが生ずる。列番デ−タの
入力が不備の場合、コムトラックは進路制御ができず、
したがって、在来線から列車が乗入れできなくなるとい
う不都合が生じてしまう。
【０００７】そこで、本発明は、新幹線と在来線とで列
番デ−タの取込み形式に相違があっても、列番デ−タを
正確に取込んで進路設定ができる進路制御装置を提供す
ることを目的としている。
番デ−タの取込み形式に相違があっても、列番デ−タを
正確に取込んで進路設定ができる進路制御装置を提供す
ることを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る進路制御装
置は、上記目的を達成するために、新幹線のような幹線
に在来線のような支線から列車を進入させる際、その支
線を走行する列車の識別デ−タをその幹線用の進路制御
部に取込んで演算処理し、特定の列車のみをその幹線に
進入させるように進路設定を行う進路制御装置であっ
て、前記支線を走行する列車からの識別デ−タを含む信
号を受信する、その支線にレ−ルの近傍の地上に設置さ
れた端末器と、その端末機が受信した信号中の列車の識
別デ−タから、前記幹線に進入すべき列車か否かを判定
する判定手段と、その判定手段で前記幹線に進入すべき
列車と判定された列車の識別デ−タを前記幹線用の進路
制御部に送出する送出手段と、を有することを特徴とし
ている。
置は、上記目的を達成するために、新幹線のような幹線
に在来線のような支線から列車を進入させる際、その支
線を走行する列車の識別デ−タをその幹線用の進路制御
部に取込んで演算処理し、特定の列車のみをその幹線に
進入させるように進路設定を行う進路制御装置であっ
て、前記支線を走行する列車からの識別デ−タを含む信
号を受信する、その支線にレ−ルの近傍の地上に設置さ
れた端末器と、その端末機が受信した信号中の列車の識
別デ−タから、前記幹線に進入すべき列車か否かを判定
する判定手段と、その判定手段で前記幹線に進入すべき
列車と判定された列車の識別デ−タを前記幹線用の進路
制御部に送出する送出手段と、を有することを特徴とし
ている。
【０００９】
【作用】上記構成において、判定手段は、端末器が受信
した信号の列車の識別デ−タから、幹線に進入すべき列
車と判定すると、その列車の識別デ−タ、つまり列番デ
−タが送出手段により幹線用の進路制御部、例えばコム
トラックに送出される。従って、コムトラックは、幹線
に進入すべき列車と判定された列車を幹線に進入できる
ように進路設定を行う。
した信号の列車の識別デ−タから、幹線に進入すべき列
車と判定すると、その列車の識別デ−タ、つまり列番デ
−タが送出手段により幹線用の進路制御部、例えばコム
トラックに送出される。従って、コムトラックは、幹線
に進入すべき列車と判定された列車を幹線に進入できる
ように進路設定を行う。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は、支線（在来線）から幹線（新幹線）に
乗入れする部分の路線図で、Ｒは幹線，ｒは支線を示し
ている。なお、この部分は、幹線Ｒから支線ｒに乗入れ
る路線も設けられているが、本発明の説明に直接関与し
ないので、また、図面を簡略化するために省略されてい
る。
明する。図１は、支線（在来線）から幹線（新幹線）に
乗入れする部分の路線図で、Ｒは幹線，ｒは支線を示し
ている。なお、この部分は、幹線Ｒから支線ｒに乗入れ
る路線も設けられているが、本発明の説明に直接関与し
ないので、また、図面を簡略化するために省略されてい
る。
【００１１】図１中、Ｐ，Ｐは転てつ器、Ｓは信号機を
示していて、幹線Ｒ及び支線ｒから幹線Ｒに乗入れるた
めに用いられ、図示しない周知の電子連動装置等により
駆動されるように構成されている。。
示していて、幹線Ｒ及び支線ｒから幹線Ｒに乗入れるた
めに用いられ、図示しない周知の電子連動装置等により
駆動されるように構成されている。。
【００１２】支線ｒの乗入れ地点から所定距離離れたレ
−ルの近傍の地上には、本発明の端末機に該当する地上
子（地上アンテナ）１と中継器２とが設置されている。
そして、中継器２は、列番解読器３を介して信号所ａの
ＣＴＣに接続されている。
−ルの近傍の地上には、本発明の端末機に該当する地上
子（地上アンテナ）１と中継器２とが設置されている。
そして、中継器２は、列番解読器３を介して信号所ａの
ＣＴＣに接続されている。
【００１３】中継器２は、地上子１が車上（列車）側か
ら受信した信号を増幅処理し、列番解読器３に出力する
ように構成されている。
ら受信した信号を増幅処理し、列番解読器３に出力する
ように構成されている。
【００１４】図２は、車上側と地上側との関係を示した
もので、支線ｒを走行する列車ロ，ハには、列番を設定
するための設定器１０と、列車のブレ−キ等を制御する
制御器１１と、送受信器１２と車上子（車上アンテナ）
１３とからなる車上機が設けられている。したがって、
地上子１は、車上子１３から列番デ−タを含む信号を受
信することができる。列番解読器３は、エンコ−ダから
なる符号処理器とＣＴＣとの通信を行うための通信制御
部を含んで構成されている。なお、この列番解読器３及
び上述の地上子１，中継器２は、実際は２重系に形成さ
れて、列車運行に支障を来たさないように工夫されてい
るが、ここでは、図面を簡略化するために一系のみ示さ
れている。
もので、支線ｒを走行する列車ロ，ハには、列番を設定
するための設定器１０と、列車のブレ−キ等を制御する
制御器１１と、送受信器１２と車上子（車上アンテナ）
１３とからなる車上機が設けられている。したがって、
地上子１は、車上子１３から列番デ−タを含む信号を受
信することができる。列番解読器３は、エンコ−ダから
なる符号処理器とＣＴＣとの通信を行うための通信制御
部を含んで構成されている。なお、この列番解読器３及
び上述の地上子１，中継器２は、実際は２重系に形成さ
れて、列車運行に支障を来たさないように工夫されてい
るが、ここでは、図面を簡略化するために一系のみ示さ
れている。
【００１５】次に、本実施例装置の制御動作について説
明する。先ず、最初に、幹線Ｒに乗入れしない在来線列
車ハが地上子１に接近したものとする。
明する。先ず、最初に、幹線Ｒに乗入れしない在来線列
車ハが地上子１に接近したものとする。
【００１６】この場合、中継器２は列番デ−タを含む信
号が受信される。すなわち、中継器２は、地上子１を介
して受信した信号を増幅処理をした後、列番解読器３へ
出力する。そして、列番解読器３で解読された列番は在
来線へ進入するためのものであるから、ＣＴＣには送出
されず消去される。
号が受信される。すなわち、中継器２は、地上子１を介
して受信した信号を増幅処理をした後、列番解読器３へ
出力する。そして、列番解読器３で解読された列番は在
来線へ進入するためのものであるから、ＣＴＣには送出
されず消去される。
【００１７】次に、幹線Ｒに乗入れる列車ロが地上子１
に接近したとする。この場合、地上子１を介して受信さ
れた信号が中継器２を経て列番解読器３に入力される。
そして、列番解読器３は、解読された列番が乗入列車ロ
であると判定すると、その乗入列車ロの支線ｒで用いら
れていた列番を幹線Ｒ用に変換し、信号所ａのＣＴＣを
介して図示しない幹線用の制御装置（コムトラック）に
送信する。
に接近したとする。この場合、地上子１を介して受信さ
れた信号が中継器２を経て列番解読器３に入力される。
そして、列番解読器３は、解読された列番が乗入列車ロ
であると判定すると、その乗入列車ロの支線ｒで用いら
れていた列番を幹線Ｒ用に変換し、信号所ａのＣＴＣを
介して図示しない幹線用の制御装置（コムトラック）に
送信する。
【００１８】幹線用の制御装置は、信号所のＣＴＣから
得られた列番を基に演算を行い、その演算結果に基い
て、乗入列車ロを新幹線へ乗入れるためのデ−タを図示
しない電子連動装置等へ出力する。これにより、、転て
つ機Ｐ，Ｐ及び信号機Ｓが制御されて進路設定が行われ
る。これにより、乗入列車ロは幹線Ｒに進入することが
可能となる。なお、図１では、乗入列車ロが幹線列車イ
に併合（連結）される例を示しているが、乗入列車ロ単
独で運転してもよいことはもちろんである。
得られた列番を基に演算を行い、その演算結果に基い
て、乗入列車ロを新幹線へ乗入れるためのデ−タを図示
しない電子連動装置等へ出力する。これにより、、転て
つ機Ｐ，Ｐ及び信号機Ｓが制御されて進路設定が行われ
る。これにより、乗入列車ロは幹線Ｒに進入することが
可能となる。なお、図１では、乗入列車ロが幹線列車イ
に併合（連結）される例を示しているが、乗入列車ロ単
独で運転してもよいことはもちろんである。
【００１９】以上のように、本実施例装置においては、
支線ｒから幹線Ｒに乗入れる列車か否かを判別するため
の列番抽出を、支線ｒの列車制御用と同様の地上子１と
中継器２を用いて行うようにしたので、列番検出を正確
に行うことができ、したがって、その列番を用いて、幹
線用の制御装置が効率よく乗入れのための進路設定を行
うことができる。
支線ｒから幹線Ｒに乗入れる列車か否かを判別するため
の列番抽出を、支線ｒの列車制御用と同様の地上子１と
中継器２を用いて行うようにしたので、列番検出を正確
に行うことができ、したがって、その列番を用いて、幹
線用の制御装置が効率よく乗入れのための進路設定を行
うことができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明に係る進路制御装置は、支線を走
行する列車からの列車の識別デ−タを含む信号を受信す
る、その支線にレ−ルの近傍の地上に設置された端末器
と、その端末機が受信して信号中の列車の識別デ−タか
ら、前記幹線に進入すべき列車か否かを判定する判定手
段と、その判定手段で前記幹線に進入すべき列車と判定
された列車の識別デ−タを前記幹線用の進路制御部に送
出する送出手段とからなるので、列番検出を正確に行う
ことができ、したがって、この列番を用いて、幹線用の
制御部が効率よく乗入れのための進路設定を行うことが
できる。
行する列車からの列車の識別デ−タを含む信号を受信す
る、その支線にレ−ルの近傍の地上に設置された端末器
と、その端末機が受信して信号中の列車の識別デ−タか
ら、前記幹線に進入すべき列車か否かを判定する判定手
段と、その判定手段で前記幹線に進入すべき列車と判定
された列車の識別デ−タを前記幹線用の進路制御部に送
出する送出手段とからなるので、列番検出を正確に行う
ことができ、したがって、この列番を用いて、幹線用の
制御部が効率よく乗入れのための進路設定を行うことが
できる。
【図１】本発明の一実施例装置の概略構成図である。
【図２】車上側と地上側の通信状態を説明するための説
明図である。
明図である。
１ 地上子 ２ 中継器 ３ 列番解読器 １０ 設定器 １１ 制御器 １２ 送受信器 １３ 車上子 ａ 信号所（ＣＴＣ） Ｒ 幹線（新幹線） ｒ 在来線（支線） Ｐ 転てつ器 Ｓ 信号機 イ 幹線列車 ロ 乗入列車 ハ 在来線列車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B61L 27/00
Claims (1)
- 【請求項１】 新幹線のような幹線に在来線のような支
線から列車を進入させる際、その支線を走行する列車の
識別デ−タをその幹線用の進路制御部に取込んで演算処
理し、特定の列車のみをその幹線に進入させるように進
路設定を行う進路制御装置であって、 前記支線を走行する列車からの識別デ−タを含む信号を
受信する、その支線のレ−ルの近傍の地上に設置された
端末器と、 前記端末機が受信した信号中の列車の識別デ−タから、
前記幹線に進入すべき列車か否かを判定する判定手段
と、 前記判定手段で前記幹線に進入すべき列車と判定された
列車の識別デ−タを前記幹線用の進路制御部に送出する
送出手段と、 を有することを特徴とする進路制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19754392A JP3255968B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 進路制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19754392A JP3255968B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 進路制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616131A JPH0616131A (ja) | 1994-01-25 |
| JP3255968B2 true JP3255968B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=16376231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19754392A Expired - Fee Related JP3255968B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 進路制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3255968B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4969085B2 (ja) * | 2005-11-14 | 2012-07-04 | 株式会社日立製作所 | 信号保安装置 |
| CN107963096B (zh) * | 2017-11-30 | 2020-04-17 | 中国铁路总公司 | 一种针对带有中岔股道的列车车次追踪方法 |
| CN109291958B (zh) * | 2018-07-24 | 2020-08-18 | 浙江众合科技股份有限公司 | 基于列车计数的计轴故障误操作错误出清时的防护方法 |
| JP2022016778A (ja) * | 2020-07-13 | 2022-01-25 | 株式会社日立製作所 | 列車運行管理システム |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP19754392A patent/JP3255968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0616131A (ja) | 1994-01-25 |
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