JPS6021640A

JPS6021640A - 情報伝送装置

Info

Publication number: JPS6021640A
Application number: JP58129900A
Authority: JP
Inventors: Hisashi Hirayama; 平山　永
Original assignee: Nippon Signal Co Ltd
Current assignee: Nippon Signal Co Ltd
Priority date: 1983-07-15
Filing date: 1983-07-15
Publication date: 1985-02-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、車上と地上との間の情報の送受信を、車両の
走行路に沿って地」−に敷設された地−１−アンテナと
、車上に備えられた車上アンテナとを介して、連続的に
行なう情報伝送装置に関するものである。このような情
報伝送装置の具体例としては、例えば、車両検知装置、
列番伝送装置等を挙げることができる。

従来技術第１図はこの種の情報伝送装置の一例としての、車両検
知装置の一般的な構成を示す図で、車両１の走行する軌
道２に沿って閉塞区間ｌＴ、２Ｔ、３Ｔ１８１６．毎に
敷設された誘導ループ方式の地上アンテナ３に、地上の
照査信号発生部４より照査信号ｆｃｈを流し、この照査
信号ｆｃｈを地上の受信部５で受信する構成となってい
る。受信部５では車両ｌの前部より送信される重両検知
信号ｆｌを検知して最終段リレーＣＨＲを落下させ、車
両ｌの前部が閉塞区間に進入したことを判定する受信部
５１と、車両ｌの後部より送信される車両検知信号ｆ２
を検知して最終段リレーｆ２Ｒを動作させ、車両１の後
部が閉塞区間内にあることを検知する受信部５２により
構成されている。前記照査信号発生部４及び受信部５１
．５２は整合トランス等の結合器６１〜６４を通して地
上アンテナ３にそれぞれ接続されている。

一方、車両ｌの前部及び後部には、車両検知信号ｆ１及
びｆ２を送信する車上アンテナ７１．７２及びこの車上
アンテナ７１．７２に車両検知信号ｆｌ、ｆ２を与える
車−Ｌ機器８１．８２が搭載されている。

今、閉塞区間２Ｔに注目すると、車両ｌが閉塞区間２Ｔ
に進入していない状態では、照査信号ｆｃｈは地上アン
テナ３を介してそのまま受信部５１に取込まれる。そし
てこの受信部５１の出力によって照査リレーＣＨＲが励
磁されて扛上し、車両なしの判定出力が得られる。

次に軌道２上を矢印Ｐ１方向に進行してきた車ｌ１ｒ４
１の前部が閉塞区間２Ｔ内に進入すると、車両ｌの前部
に設けた車上アンテナ７１より送信される車両検知信号
ｆｌが地上アンテナ３によって受信され、地上アンテナ
３を流れる照査信号ｆｃｈがこの車両検知信号ｆｌによ
って抑圧される。そしてこの抑圧作用により受信部５１
の出力レベルが著しく低下して、照査リレーＣＨＲが落
下し、閉塞区間２Ｔへの車両の進入が検知される。Ｂｌ
ｉ両１の後部が閉塞区間２Ｔ内に進入した場合は後９３
の車上アンテナ７２から送信される車両検知信−）ｆ２
により照査信号ｆｃｈに対して前述と同様の抑圧作用が
与えられると共に、ｆ２構成が受信部５２によって抽出
され、その出力によってリレーｆ２Ｒが動作する。

以上のリレー動作を組合せて、地上側で閉塞論理回路を
構成することにより、車両検知を行なう。

従来技術の欠点上述の如く、車両検知装置で代表される従来のこの種の
情報伝送装置においては、各閉塞区間毎に、その長さ分
だけの誘導ループ、即ち地上アンテナ３を敷設していた
。しかしながら、高架走行路、又はモルレール車両等に
使用されている桁走行路の場合、各閉塞区間の全長に亘
って、地上アンテナ３を車上アンテナとの位置関係に於
て。

所定位置にしかも所定寸法で正確に敷設することは、施
工上、相当な困難を伴う。また、車両の安全運転確保の
面から、地上アンテナ３の保守点検は極めて重要な事項
であるが、従来の如く、閉塞区間の全長に亘って地上ア
ンテナ３を敷設する構造では、閉塞区間の全長に亘って
保守点検を行なう必要があり、保守点検作業に長時間を
費やすばかりでなく、上述の高架走行路又はモルレール
等の桁走行路においては危険でさえある。

本発明の目的そこで本発明は上述する従来からの問題点を解決し、特
に地上アンテナの敷設及びその保守点検作業を、簡単か
つ確実に行なうことの可能な情報伝送装置を提供するこ
とを目的とする。

本発明の構成上記目的を達成するため、本発明は、車上と地上との間
の情報の送受信を、車両の走行路に沿って地」−に敷設
された地上アンテナと、車上に備えられた車上アンテナ
とを介して、連続的に行なう情報伝送装置において、前
記地上アンテナは車両の長さ以下の間隔をおいて複数個
敷設し、前記車上アンテナは前記車両の略全長に亘って
配設したことを特徴とする。

実施例第２図は本発明は係る情報伝送装との構成を示す図であ
る。この実施例では、その応用例の一つとして、車両検
知装置を示している。図において、第１図と同一の参照
符号は同一性ある構成部分を示している。図示する如く
、本発明においては、まず、一つの閉塞区間、例えば閉
塞区間２Ｔを車両長り以内の間隔文で複数ｎに区画し、
各区画点に誘導ループによる地上アンテナ９１．９２．
９３５．、、、．９ｎを敷設する。これらの各地上アン
テナ９１〜９ｎは例えば５０ｃｍ程度の短小な誘導ルー
プとして構成し、整合トランス等の結合器工０及びケー
ブル１１等によって、電気的に直列となるように接続す
る。前記結合器ｉ。

は地上アンテナ９１〜９ｎと各々一体重に設けるのが望
ましい。各地上アンテナ９１〜９ｎを結合器伺の部品と
して一部品化し、これを現場に運搬して、ケーブル１１
を接続することにより、簡単に設置できるからである。

一方、車両ｌにはその下面等の適当な位置に、車両の略
全長りに亘って長さＬの車上アンテナ１２を配設する。

１３は車上機器である。

−」二連のような構成であると、車両ｌが閉塞区間のど
の位置に存在しようとも、車上アンテナ１２が、必ず、
地上アンテナ９１〜９ｎの何れかの上に位置することに
なるから、閉塞区間の全長において、連続して信号の送
受信が可能である。この実施例では、車両検知装置を示
しているので、既に説明した閉塞論理により、連続して
車両検知が行なわれる。

しかも、閉塞区間の全長に亘って地上アンテナを敷設す
る従来と異なって、一つの閉塞区間を車−１，アンテナ
長り以下の長さ文で複数ｎ個に区画し、各区画点に短小
な地−Ｌアンテナ９１〜９ｎを敷設する構成であるから
、地上アンテナ９１〜９ｎを可搬性のある一つの独立し
た部品として構成し、これを各区画点に持って行って設
置し、結合器ｌＯ、ケーブル１１等を通して結合するだ
けで良い。このため、地上アンテナ９１〜９ｎの設置作
業及び保守点検作業を非常に簡単に、かつ、確実に行な
うことが可能になる。また作業上の危険性等も解消され
る。

なお、車両ｌ側に配設した車上アンテナ１２の保守点検
作業が必要となるが、車両ｌは車庫での保守点検が可能
であるから、問題はない。

上記実施例では車両検知装置に本発明を適用した例を示
したが１例えば列車番号伝送装置等、車上アンテナと地
上アンテナとを利用して、車上と地上との間の情報伝送
を行なう全ての情報伝送装置に広く適用することができ
る。

本発明の効果以上述べたように、本発明は、車上と地−Ｌとの間の情
報の送受信を、車両の走行路に沿って地上に敷設された
地上アンテナと、車上に備えられた車上アンテナとを介
して、連続的に行なう情報伝送装置において、前記地上
アンテナは車上アンテナの長さ以下の間隔をおＩ／）て
複数４１敷言弼し、前記車上アンテナは前記車両の略全
長に亘って配設したことを特徴とするから、特に地上ア
ンテナの敷設及びその保守点検作業を、簡単力）つ確実
に１１なうことの可能な情報伝送装置を提０（すること
力くできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の情報伝送装置の構成を示す図、第２図は
本発明に係る情報伝送装置の構成を示す図である。１・・・車両　９１〜９ｎ・・・地上アンテナ１２・・
・車上アンテナ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　車上と地上との間の情報の送受信を、車両の走
行路に沿って地上に敷設された地上アンテナと、車」二
に備えられた車上アンテナとを介して、連続的に行なう
情報伝送装置において、前記地」ニアンテナは車」ニア
ンテナの長さ以下の間隔をおいて複数個敷設し、前記車
上アンテナは前記車両の略全長に亘って配設したことを
特徴とする情報伝送装置。
（２）　前記車上アンテナから送信される車両検知信号
により、前記地」−アンテナに流れる照査信５）を抑圧
して車両を検知する装置であることを特徴とする特許請
求の範囲第１項に記載の情報伝送装置。