JPH092266A - 列車検出装置 - Google Patents
列車検出装置Info
- Publication number
- JPH092266A JPH092266A JP17545695A JP17545695A JPH092266A JP H092266 A JPH092266 A JP H092266A JP 17545695 A JP17545695 A JP 17545695A JP 17545695 A JP17545695 A JP 17545695A JP H092266 A JPH092266 A JP H092266A
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- Japan
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- train
- transmitter
- rail
- transmitters
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- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 踏切遮断機の駆動制御用に好適な列車検出装
置を提供する。 【構成】 列車が走行するレールを挾んだ一方側に設け
られたマイクロ波信号を送出する送信器と、前記レール
を挾んだ他方側に設けられ、そのレールに列車がいない
ときに前記送信器からのマイクロ波信号を受信でき、か
つそのレールに列車がいるときにその送信器からのマイ
クロ波信号が受信できない位置に設けられた受信器と、
その受信器が前記送信器からのマイクロ波信号を受信し
なくなったときに、その受信器とその送信器との間のレ
ール上に列車がいることを検出する検出手段とからな
る。
置を提供する。 【構成】 列車が走行するレールを挾んだ一方側に設け
られたマイクロ波信号を送出する送信器と、前記レール
を挾んだ他方側に設けられ、そのレールに列車がいない
ときに前記送信器からのマイクロ波信号を受信でき、か
つそのレールに列車がいるときにその送信器からのマイ
クロ波信号が受信できない位置に設けられた受信器と、
その受信器が前記送信器からのマイクロ波信号を受信し
なくなったときに、その受信器とその送信器との間のレ
ール上に列車がいることを検出する検出手段とからな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は列車検出装置に係り、特
に、踏切道に設けられた踏切遮断機や踏切警報機の機器
を駆動開始又は駆動停止させるための列車検出信号を得
るに好適なものに関する。
に、踏切道に設けられた踏切遮断機や踏切警報機の機器
を駆動開始又は駆動停止させるための列車検出信号を得
るに好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、踏切遮断機や踏切警報機の踏切機
器(以下、遮断機という)の駆動開始信号又は駆動停止
信号は、レール(軌道)を所定長さに区分し、その区分
されたレールを電気回路の一部とする軌道回路を形成
し、そのレールが列車の車軸(車輪)で短絡されたとき
と開放されたときの出力の変化から得ている。
器(以下、遮断機という)の駆動開始信号又は駆動停止
信号は、レール(軌道)を所定長さに区分し、その区分
されたレールを電気回路の一部とする軌道回路を形成
し、そのレールが列車の車軸(車輪)で短絡されたとき
と開放されたときの出力の変化から得ている。
【0003】踏切道へ列車が進入する方向の所定距離手
前に設けられて、踏切道へ進入する列車を検出して遮断
機の駆動開始信号を生成する軌道回路は、閉電路形軌道
回路(以下、CTという)と呼ばれており、他方、踏切
道から進出した列車を検出して遮断機の駆動停止信号を
生成する軌道回路は、開電路形軌道回路(以下、OTと
いう)と呼ばれている。
前に設けられて、踏切道へ進入する列車を検出して遮断
機の駆動開始信号を生成する軌道回路は、閉電路形軌道
回路(以下、CTという)と呼ばれており、他方、踏切
道から進出した列車を検出して遮断機の駆動停止信号を
生成する軌道回路は、開電路形軌道回路(以下、OTと
いう)と呼ばれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記C
T,OTによる列車検知は、列車の車軸による信号の短
絡により行うため、レールの状態、車輪の状態、又は軌
道回路の天候による変動などの不安定な検知要素を含ん
でいる。また、保守管理が面倒であるという欠点があっ
た。すなわち、CT,OTも車軸がレールを短絡したこ
とにより列車を検出するため、レール状態及び検知機器
の受信状態等を、常時、正常に維持するための保守が必
要となる。
T,OTによる列車検知は、列車の車軸による信号の短
絡により行うため、レールの状態、車輪の状態、又は軌
道回路の天候による変動などの不安定な検知要素を含ん
でいる。また、保守管理が面倒であるという欠点があっ
た。すなわち、CT,OTも車軸がレールを短絡したこ
とにより列車を検出するため、レール状態及び検知機器
の受信状態等を、常時、正常に維持するための保守が必
要となる。
【0005】例えば、レールの錆などで、列車が正確に
検出できなくなったときは、フェールセーフ機構が働
き、列車が進入してこないにもかかわらず遮断機が踏切
道を閉じたり、あるいは、列車が進出し終わったにもか
かわらず遮断機がいつまでも踏切道を閉じるという不都
合が発生してしまう。
検出できなくなったときは、フェールセーフ機構が働
き、列車が進入してこないにもかかわらず遮断機が踏切
道を閉じたり、あるいは、列車が進出し終わったにもか
かわらず遮断機がいつまでも踏切道を閉じるという不都
合が発生してしまう。
【0006】そこで、本発明は、軌道回路によらない検
出方式とし、保守管理が容易で、しかも確実に列車を検
出することができ、遮断機の駆動制御信号を得るのに好
適な列車検出装置を提供することを目的としている。
出方式とし、保守管理が容易で、しかも確実に列車を検
出することができ、遮断機の駆動制御信号を得るのに好
適な列車検出装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る列車検出装
置は、上記目的を達成するために、列車が走行するレー
ルを挾んだ一方側に設けられたマイクロ波信号を送出す
る送信器と、前記レールを挾んだ他方側に設けられ、そ
のレールに列車がいないときに前記送信器からのマイク
ロ波信号を受信でき、かつそのレールに列車がいるとき
にその送信器からのマイクロ波信号が受信できない位置
に設けられた受信器と、その受信器が前記送信器からの
マイクロ波信号を受信しなくなったときに、その受信器
とその送信器との間のレール上に列車がいることを検出
する検出手段とを有することを特徴としている。また、
前記送信器は複数個設けられていることを特徴としてい
る。そして、送出されるマイクロ波信号は所定のPN符
号で拡散処理され、かつ受信されるマイクロ波信号はそ
の所定のPN符号で逆拡散処理されるものであることを
特徴としている。
置は、上記目的を達成するために、列車が走行するレー
ルを挾んだ一方側に設けられたマイクロ波信号を送出す
る送信器と、前記レールを挾んだ他方側に設けられ、そ
のレールに列車がいないときに前記送信器からのマイク
ロ波信号を受信でき、かつそのレールに列車がいるとき
にその送信器からのマイクロ波信号が受信できない位置
に設けられた受信器と、その受信器が前記送信器からの
マイクロ波信号を受信しなくなったときに、その受信器
とその送信器との間のレール上に列車がいることを検出
する検出手段とを有することを特徴としている。また、
前記送信器は複数個設けられていることを特徴としてい
る。そして、送出されるマイクロ波信号は所定のPN符
号で拡散処理され、かつ受信されるマイクロ波信号はそ
の所定のPN符号で逆拡散処理されるものであることを
特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、検出手段は、レールに列車
がいないときに送信器からのマイクロ波信号を受信で
き、かつそのレールに列車がいるときにその送信器から
のマイクロ波信号が受信できない位置に設けられた受信
器が、上記送信器からのマイクロ波信号を受信しなくな
ったときに、その受信器とその送信器との間のレール上
に列車がいることを検出する。
がいないときに送信器からのマイクロ波信号を受信で
き、かつそのレールに列車がいるときにその送信器から
のマイクロ波信号が受信できない位置に設けられた受信
器が、上記送信器からのマイクロ波信号を受信しなくな
ったときに、その受信器とその送信器との間のレール上
に列車がいることを検出する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は一実施例装置の平面図、図2はその側面図
である。
する。図1は一実施例装置の平面図、図2はその側面図
である。
【0010】第1送信器TA 及び第2送信器TB は、レ
ールr,rの中央、すなわち軌間中央にレールrの長さ
方向に沿って所定の間隔を保って設けられていて、後述
する受信器に向けてマイクロ波信号を送出できるように
構成されている。
ールr,rの中央、すなわち軌間中央にレールrの長さ
方向に沿って所定の間隔を保って設けられていて、後述
する受信器に向けてマイクロ波信号を送出できるように
構成されている。
【0011】受信器Rは、一方のレールrを挾んだ軌道
外に設けられたポールPに設けられていて、上記2つの
送信器TA ,TB からのマイクロ波信号を受信できるる
ように設けられている。
外に設けられたポールPに設けられていて、上記2つの
送信器TA ,TB からのマイクロ波信号を受信できるる
ように設けられている。
【0012】すなわち、この受信器Rの受信用のアンテ
ナAの指向性は、両送信器TA ,TB の設置位置付近だ
けをカバーできるように決められている(図1の一点鎖
線枠参照)。
ナAの指向性は、両送信器TA ,TB の設置位置付近だ
けをカバーできるように決められている(図1の一点鎖
線枠参照)。
【0013】両送信器TA ,TB の送信用のアンテナ
a,aは、受信器RのアンテナAに向けて設置され(図
2参照)、アンテナa,aとアンテナAとの位置関係
は、レールr,rに列車イがきたときに、アンテナa,
aから送出されたマイクロ波信号が列車イに衝突して、
アンテナAに到達できないように決められている。
a,aは、受信器RのアンテナAに向けて設置され(図
2参照)、アンテナa,aとアンテナAとの位置関係
は、レールr,rに列車イがきたときに、アンテナa,
aから送出されたマイクロ波信号が列車イに衝突して、
アンテナAに到達できないように決められている。
【0014】図3及び図4は、上記図1及び図2にそれ
ぞれ対応するもので、降雪地域に設置される例を示して
いる。
ぞれ対応するもので、降雪地域に設置される例を示して
いる。
【0015】すなわち、上記図1,2における両送信器
TA ,TB は、軌間中央に設けられているので、降雪に
より埋設するおそれがあるが、この図3,4では、両送
信器TA ,TB も、軌道外に設けたポールP′に設ける
ように構成されている。
TA ,TB は、軌間中央に設けられているので、降雪に
より埋設するおそれがあるが、この図3,4では、両送
信器TA ,TB も、軌道外に設けたポールP′に設ける
ように構成されている。
【0016】図5は、本実施例装置の電気的構成を示す
ブロック図である。第1送信器TA及び第2送信器TB
は同一構成であるので、ここでは第2送信器TB をブロ
ックで示している。以下、第1送信器TA と受信器Rを
中心に説明する。
ブロック図である。第1送信器TA及び第2送信器TB
は同一構成であるので、ここでは第2送信器TB をブロ
ックで示している。以下、第1送信器TA と受信器Rを
中心に説明する。
【0017】第1送信器TA は、例えば10GHz のマイ
クロ波信号(fc)を例えば10KHz の副搬送波(f
s)を用いて変調回路1で変調処理される。
クロ波信号(fc)を例えば10KHz の副搬送波(f
s)を用いて変調回路1で変調処理される。
【0018】変調回路1で変調処理された信号は、所定
のPN符号(PN1 )を用いて拡散処理回路2で拡散処
理される。そして、拡散処理された信号はゲート回路3
の一方の入力端に入力される。
のPN符号(PN1 )を用いて拡散処理回路2で拡散処
理される。そして、拡散処理された信号はゲート回路3
の一方の入力端に入力される。
【0019】ゲート回路3の他方の入力端には、受信器
R側からのタイミング信号(T1 )が入力されるように
構成されている。このタイミング信号(T1 )は、図6
に示されるように、第2送信器TB 側のタイミング信号
(T2 )と交互に供給されるように構成されている。し
たがって、ゲート回路3からは、第2送信器TB と交互
の関係を保って増幅回路4に出力される。
R側からのタイミング信号(T1 )が入力されるように
構成されている。このタイミング信号(T1 )は、図6
に示されるように、第2送信器TB 側のタイミング信号
(T2 )と交互に供給されるように構成されている。し
たがって、ゲート回路3からは、第2送信器TB と交互
の関係を保って増幅回路4に出力される。
【0020】増幅回路4からの出力は、アンテナaを介
して受信器RのアンテナAに向けて送出される。したが
って、アンテナAでは、第1送信器TA と第2送信器T
B とから交互に拡散処理されたマイクロ波信号を受信す
ることができる。なお、第2送信器TB では、第1送信
器TA で用いたPN符号(PN1 )と種類の異なるPN
符号(PN2 )が用いられている。
して受信器RのアンテナAに向けて送出される。したが
って、アンテナAでは、第1送信器TA と第2送信器T
B とから交互に拡散処理されたマイクロ波信号を受信す
ることができる。なお、第2送信器TB では、第1送信
器TA で用いたPN符号(PN1 )と種類の異なるPN
符号(PN2 )が用いられている。
【0021】アンテナAで受信された信号は増幅回路5
で増幅処理されたのち、復調回路6に入力される。復調
回路6では、副搬送波(fi)で復調処理し周波数を下
げたのち、バンドパスフィルタ7及び増幅回路8で増幅
処理され、次いで、一対の逆拡散回路9a,9bに入力
される。
で増幅処理されたのち、復調回路6に入力される。復調
回路6では、副搬送波(fi)で復調処理し周波数を下
げたのち、バンドパスフィルタ7及び増幅回路8で増幅
処理され、次いで、一対の逆拡散回路9a,9bに入力
される。
【0022】逆拡散回路9aは、PN符号(PN1 )を
用いて逆拡散処理を行って、第1送信器TA から送出さ
れたfsで変調された信号を抽出し、逆拡散回路9b
は、PN符号(PN2 )を用いて逆拡散処理を行って、
第2送信器TB から送出されたfsで変調された信号が
抽出される。
用いて逆拡散処理を行って、第1送信器TA から送出さ
れたfsで変調された信号を抽出し、逆拡散回路9b
は、PN符号(PN2 )を用いて逆拡散処理を行って、
第2送信器TB から送出されたfsで変調された信号が
抽出される。
【0023】各逆拡散回路9a,9bから出力された信
号は、検波処理,フィルタ処理等からなる一連の処理を
経て、CPUからなる論理回路11の入力信号に生成さ
れる。論理回路11は、多重構成であり、入力された信
号を基にした演算処理の結果の多数決により、又は完全
一致により列車検出信号を出力できるように構成されて
いる。
号は、検波処理,フィルタ処理等からなる一連の処理を
経て、CPUからなる論理回路11の入力信号に生成さ
れる。論理回路11は、多重構成であり、入力された信
号を基にした演算処理の結果の多数決により、又は完全
一致により列車検出信号を出力できるように構成されて
いる。
【0024】図5においては、三重構成の論理回路11
のアンド出力で、ゲート回路12から増幅回路13に出
力が得られ、その増幅回路13からの出力は、接続トラ
ンスt及びダイオード14を介して遮断機(図示せず)
の駆動用リレー15を作動させるように構成されてい
る。
のアンド出力で、ゲート回路12から増幅回路13に出
力が得られ、その増幅回路13からの出力は、接続トラ
ンスt及びダイオード14を介して遮断機(図示せず)
の駆動用リレー15を作動させるように構成されてい
る。
【0025】図7は、本実施例装置を遮断機の制御用列
車検出装置としたときの受信器Rの出力状態を示してい
る。
車検出装置としたときの受信器Rの出力状態を示してい
る。
【0026】同図(a)は、列車イと進入側及び進出側
の両送信器TA ,TB と受信器Rとの位置関係を示し、
同図(b),(c)は列車イの進行に伴う送信器TA か
らの信号受信状態(RTA)、送信器TB からの信号受信
状態(RTB)を示している。そして、同図(c),
(d)は列車進入と列車進出の各出力の論理出力状態を
それぞれ示している。また、同図(f),(g)はC
T,OTの各出力に対応した遮断機を駆動制御するため
の制御信号の状態を示している。
の両送信器TA ,TB と受信器Rとの位置関係を示し、
同図(b),(c)は列車イの進行に伴う送信器TA か
らの信号受信状態(RTA)、送信器TB からの信号受信
状態(RTB)を示している。そして、同図(c),
(d)は列車進入と列車進出の各出力の論理出力状態を
それぞれ示している。また、同図(f),(g)はC
T,OTの各出力に対応した遮断機を駆動制御するため
の制御信号の状態を示している。
【0027】以上にように、本実施例装置は、軌道回路
方式でなく直進性に優れたマイクロ波信号を用いて列車
を検出するようにしたので、構成が簡単であるだけでな
く、安定した列車検知ができる特長がある。
方式でなく直進性に優れたマイクロ波信号を用いて列車
を検出するようにしたので、構成が簡単であるだけでな
く、安定した列車検知ができる特長がある。
【0028】また、送信器を一対設けているので、信頼
性が高く、しかもPN符号を用いて送受信しているの
で、耐ノイズ性を高めることができる。
性が高く、しかもPN符号を用いて送受信しているの
で、耐ノイズ性を高めることができる。
【0029】なお、上述の実施例では、送信器を一対と
した例を示したが、3個以上設けてさらに信頼性を高め
るようにしてもよい。また、列車検出装置を遮断機の駆
動制御用としたが、他の用途、例えば時隔短縮運転用の
列車検出とすることもできる。
した例を示したが、3個以上設けてさらに信頼性を高め
るようにしてもよい。また、列車検出装置を遮断機の駆
動制御用としたが、他の用途、例えば時隔短縮運転用の
列車検出とすることもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る列車検出装置は、レールを
挾んだ一方側に設けられたマイクロ波信号を送出する送
信器と、そのレールを挾んだ他方側に設けられ、そのレ
ールに列車がいないときに送信器からのマイクロ波信号
を受信でき、かつそのレールに列車がいるときにその送
信器からのマイクロ波信号が受信できない位置に設けら
れた受信器とで列車を検出するようにしたので、構成が
簡単であるだけでなく、安定した列車検知ができる特長
がある。
挾んだ一方側に設けられたマイクロ波信号を送出する送
信器と、そのレールを挾んだ他方側に設けられ、そのレ
ールに列車がいないときに送信器からのマイクロ波信号
を受信でき、かつそのレールに列車がいるときにその送
信器からのマイクロ波信号が受信できない位置に設けら
れた受信器とで列車を検出するようにしたので、構成が
簡単であるだけでなく、安定した列車検知ができる特長
がある。
【0031】また、送信器を複数個設けたときは、信頼
性の高い列車検出を行うことができ、さらに、送出され
るマイクロ波信号を所定のPN符号で拡散処理するとと
もに、受信した信号をその所定のPN符号で逆拡散処理
するようにしたときは、耐ノイズ性に優れたものとする
ことができる。
性の高い列車検出を行うことができ、さらに、送出され
るマイクロ波信号を所定のPN符号で拡散処理するとと
もに、受信した信号をその所定のPN符号で逆拡散処理
するようにしたときは、耐ノイズ性に優れたものとする
ことができる。
【図1】本発明の一実施例装置の概略構成を示す平面図
である。
である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の他の実施例装置の概略構成を示す平面
図である。
図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】電気的構成を示すブロック図である。
【図6】タイミング信号を説明する説明図である。
【図7】本実施例装置を遮断機の駆動制御信号としたと
きのタイムチャートである。
きのタイムチャートである。
TA 第1送信器 TB 第2送信器 R 受信器 A,a,a アンテナ P,P′ ポール r,r レール イ 列車
Claims (3)
- 【請求項1】 列車が走行するレールを挾んだ一方側に
設けられたマイクロ波信号を送出する送信器と、 前記レールを挾んだ他方側に設けられ、そのレールに列
車がいないときに前記送信器からのマイクロ波信号を受
信でき、かつそのレールに列車がいるときにその送信器
からのマイクロ波信号が受信できない位置に設けられた
受信器と、 前記受信器が前記送信器からのマイクロ波信号を受信し
なくなったときに、その受信器とその送信器との間のレ
ール上に列車がいることを検出する検出手段と、 を有することを特徴とする列車検出装置。 - 【請求項2】 送信器は複数個設けられていることを特
徴とする請求項1記載の列車検出装置。 - 【請求項3】 送出されるマイクロ波信号は所定のPN
符号で拡散処理され、かつ受信されるマイクロ波信号は
その所定のPN符号で逆拡散処理されるものであること
を特徴とする請求項1又は2記載の列車検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17545695A JPH092266A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 列車検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17545695A JPH092266A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 列車検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH092266A true JPH092266A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15996392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17545695A Pending JPH092266A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 列車検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH092266A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001063574A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Railway Technical Res Inst | 列車検知装置 |
JP2007022136A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Nippon Signal Co Ltd:The | 車軸検知装置 |
JP2011093432A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Sanai Denshi Kogyo Kk | 列車検知装置 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP17545695A patent/JPH092266A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001063574A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Railway Technical Res Inst | 列車検知装置 |
JP2007022136A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Nippon Signal Co Ltd:The | 車軸検知装置 |
JP2011093432A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Sanai Denshi Kogyo Kk | 列車検知装置 |
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