JPH0252438B2 - - Google Patents

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JPH0252438B2
JPH0252438B2 JP62291590A JP29159087A JPH0252438B2 JP H0252438 B2 JPH0252438 B2 JP H0252438B2 JP 62291590 A JP62291590 A JP 62291590A JP 29159087 A JP29159087 A JP 29159087A JP H0252438 B2 JPH0252438 B2 JP H0252438B2
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JP
Japan
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chuck
bracket
air
shaft
core coil
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JP62291590A
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Yoichi Asazuma
Takanori Tawara
Akira Hashimoto
Hachiro Tanaka
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP62291590A priority Critical patent/JPH01132200A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空芯コイル挿着装置用挿入ヘツド機
構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、チユーナー用プリント基板の実装工程等
において、細いワイヤ(例えば、線径dが0.3mm
といつたワイヤ)をコイル巻して第11図におい
て示すように空芯部1aを成形した空芯コイル1
を、人手を介してプリント基板に挿着、すなわ
ち、作業員が適当な治具を使用して空芯コイル1
を把持し、一対のリード1bをプリント基板の孔
に挿入していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、迅速に挿入するのが困難であると共
に挿入ミス等のトラブル発生し易いという欠点を
有していた。
そこで、自動挿着装置の開発が検討されるよう
になり、例えば、特開昭62−178000号公報におい
て開示されているように、アーム機構に挿入ヘツ
ド機構を装着して構成された自動挿着装置が提案
されていた。
ところが、この挿着装置は、挿入ヘツド機構
を、アーム機構に懸装されるヘツドブラケツト
に、一対のサイド爪と一個のセンター爪とを備え
た空芯コイル把持用チヤツクと、仮状態にプリン
ト基板に挿入された空芯コイルを上方から押圧せ
しめるプツシヤーとを装着して構成し、かつ前記
チヤツクを、把持しようとする空芯コイルの一対
のリード間に前記センター爪を挿入した状態にお
いて前記両サイド爪夫々を前記センター爪の両側
端面夫々に接近させて前記リードを挾持し得るよ
うに構成すると共に前記プツシヤーを、常に同一
の地点において上下動させるように装着している
関係上、一対のリード1b同志間のピツチP1
(第11図参照)が等しい空芯コイルを次々と挿
着し得ても、前記ピツチP1が各種の空芯コイル
を次々と挿着することが困難であり、かつ前記ピ
ツチP1が比較的大きい空芯コイルを挿着する場
合においては、前記押圧に際してコイル変形が発
生し易いという欠点を有していた。
本発明は、このようなことに着目し、これを解
決すべく各方面から鋭意検討の結果、アーム機構
に懸装される挿入ヘツド機構を、一対のチヤツク
と、一対のプツシヤーとを備え、かつ前記チヤツ
クの一方を、空芯コイルの巻芯方向へ移動し得る
ように装着すると共に前記プツシヤーの一方を、
前記チヤツクの前記巻芯方向への移動に追従せし
められて同方向へ移動し得るように装着して構成
すればよいことを見い出したのである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明に係る空芯コイル挿着装置用
挿入ヘツド機構は、軸押し手段を備えているアー
ム機構に懸装されるヘツドブラケツトと、前記軸
押し手段により下方へ移動され得るように前記ヘ
ツドブラケツトを貫通し、かつ弾性体で上方へ付
勢されて装着された縦軸と、空芯コイルの一方の
リードを一対の爪で挾持するチヤツクと、前記空
芯コイルの他方のリードを一対の爪で挾持するチ
ヤツクと、仮状態にプリント基板に挿入された空
芯コイルを上方から押圧せしめる一対のプツシヤ
ーとを備え、前記チヤツクの一方が、他方のチヤ
ツクが装着されている前記ヘツドブラケツトに、
把持しようとする空芯コイルの巻芯方向へ移動し
得るように装着されていると共に、前記プツシヤ
ーの一方が、他方のプツシヤーが装着されている
前記縦軸の下端に、前記チヤツクの前記巻芯方向
への移動に追従せしめられて同方向へ移動し得る
ように装着されていることを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
以下、実施例について図面に基いて述べると、
正面図である第1図及び第1図の右側面図である
第2図において、2は挿入ヘツド機構、3はアー
ム機構を夫々示し、挿入ヘツド機構2は、アーム
機構3のブラケツト4に懸装されているヘツドブ
ラケツト5に、可動側チヤツク6aと、固定側チ
ヤツク6bと、縦軸7とを装着すると共に、縦軸
7の下端に可動側プツシヤー8a及び固定側プツ
シヤー8b(第4図参照)を装着して構成されて
いる。
なお、ヘツドブラケツト5は、アーム機構2の
ブラケツト4に回転し得るように装着されている
横軸9,10に止ネジ11により固定されている
と共にボルト24(第2図参照)によりブラケツ
ト4に固定されている。
また、縦軸7は、ヘツドブラケツト5に固着さ
れている軸受12に嵌挿され、下端をヘツドブラ
ケツト5の下方に突出していると共に上端をヘツ
ドブラケツト5の上方に突出し、かつ圧縮コイル
バネ13で上方へ付勢されて装着されている。
更に、可動側プツシヤー8a及び固定側プツシ
ヤー8bは、拡大図である第3図、第3図の右側
面である第4図及び第4図のX−X矢視図である
第5図において示されているように、エアーシリ
ンダー14a,14bのピストンロツド15a,
15bの下端に夫々固着されており、かつエアー
シリンダー14a,14bは、縦軸7の下端ノツ
クピン16により固定されているカムブラケツト
17に固着のガイド軸18a,18bに嵌着され
ていると共に引張りコイルバネ19a,19bで
互いに向き合う方向へ付勢されてカムブラケツト
17に対して夫々圧接されて装着されている。
なお、コイルバネ19a,19bは、エアーシ
リンダー14a,14bに固着されているピン2
0a,20bに両端を係止して装着され、そし
て、縦軸7の上端には、コロ21を回転し得るよ
うに装着している軸支ブラケツト22が固着さ
れ、更に、第1図においては欠如されて図示され
ていないが、第3図において示されているよう
に、カムブラケツト17の左右両端には凹凸のカ
ム面23a,23bが形成されている。
次に、固定側チヤツク6bは、拡大図である第
6図、第6図の左側面図である第7図及び第6図
の右側面図である第8図において示されているよ
うに、両端がヘツドブラケツト5に支持され固定
された縦軸25と、この軸25に嵌着され止ネジ
26により固定された軸受27と、この軸受27
に嵌着されたチヤツクブラケツト28及びバネ取
付用ブラケツト29と、チヤツクブラケツト28
に貫通されている孔30に嵌挿されてノツクピン
31により固定されたピン32と、ピン32に嵌
着されたレバー33a,33bと、レバー33
a,33bの下端に固着された爪34a,34b
と、レバー33a,33bに設けられている穴内
に挿入された圧縮コイルバネ35と、チヤツクブ
ラケツト28に固着されたエアーシリンダー36
と、シリンダー36のピストンロツド37に固着
されたカム38と、ピン32の頭部に螺着された
バネ取付用ボルト39と、貫通孔40を横断する
ようにバネ取付用ブラケツト29に固着されたピ
ン41と、バネ取付用ボルト39に一端が係止さ
れると共に他端がピン41に係止された引張りコ
イルバネ42とで構成されている。
なお、バネ取付用ブラケツト29は止ネジ43
により固定されていると共にチヤツクブラケツト
28は揺動し得るように装着され、かつこのブラ
ケツト28には突起44,45が形成されてい
る。
一方、可動側チヤツク6は、拡大図である第9
図及び第9図の右側面図である第8図において示
されているように、ヘツドブラケツト5に固着さ
れたステツピングモータ47と、一端がステツピ
ングモータ47の出力軸48に嵌着され止ネジ4
9により固定されると共に他端が軸受50を介し
てヘツドブラケツト5に支持されたネジ軸51
と、両端がヘツドブラケツト5に支持され固定さ
れたガイド軸52と、ネジ軸51のネジが設けら
れている部分53に螺結されると共にネジが設け
られていない部分54に嵌着されたナツト軸55
と、この軸55に嵌着されたチヤツクブラケツト
56と、ガイド軸52で案内され得るようにナツ
ト軸55に嵌着され、かつ止ネジにより固定され
たバネ取付用ブラケツト57と、チヤツクブラケ
ツト56に貫通されている孔58に嵌挿されてノ
ツクピン59により固定されたピン60と、この
ピン60に嵌着されたレバー61a,61bと、
レバー61a,61bの下端に固着された爪62
a,62bと、レバー61a,61bに設けられ
ている穴内に挿入された圧縮コイルバネ63と、
チヤツクブラケツト56に固着されたエアーシリ
ンダー65と、このシリンダー65のピストンロ
ツド66に固着されたカム67と、ピン60の頭
部に螺着されたバネ取付用ボルト68と、貫通孔
69を横断するようにバネ取付用ブラケツト57
に固着されたピン70と、バネ取付用ボルト68
に一端が係止されると共に他端がピン70に係止
された引張りコイルバネ71とで構成されてい
る。
なお、チヤツクブラケツト56は揺動し得るよ
うに装着され、かつこのブラケツト56には突起
72,73が形成され、更に、ナツト軸55にナ
ツト74が螺着されている。
次に、両チヤツク6a,6bの駆動態様につい
て述べると、固定側チヤツク6bにおいて、エア
ーシリンダー36を介してカム38を上下動させ
ると、レバー33a,33bが圧縮コイルバネ3
5の作用によりピン32を支点として揺動される
から、爪34a,34bを互いに接近させたり離
反させたりすることができる。
また、後述する手段によりチヤツクブラケツト
28を、軸受27を支点として第6図において右
方向へ揺動させると、爪34a,34bも一緒に
同方向へ揺動させることができ、かつ引張りコイ
ルバネ42の作用によりチヤツクブラケツト28
を元の位置へ揺動させると、爪34a,34bも
一緒に揺動させることができる。
可動側チヤツク6aにおいても、エアーシリン
ダー65を介してカム67を上下動させると、レ
バー61a,61bが圧縮コイルバネ63の作用
によりピン60を支点として揺動されるから、爪
62a,62bを互いに接近させたり離反させた
りすることができる。また、後述する手段により
チヤツクブラケツト56を、ナツト軸55を支点
として第9図において左方向へ揺動させると、爪
62a,62bも一緒に同方向へ揺動させること
ができ、かつ引張りコイルバネ71の作用により
チヤツクブラケツト56を元の位置へ揺動させる
と、爪62a,62bも一緒に揺動させることが
できる。
なお、ステツピングモータ47を介してネジ軸
51を駆動回転させると、ナツト軸55が軸心方
向へ移動するから、爪62a,62bも一緒に同
方向へ移動させることができる。
このように、可動側チヤツク6aは、固定側チ
ヤツク6bに比して、ネジ軸51の軸心方向へ移
動し得るように装着されている点において基本的
に相違している。
続いて、両チヤツク6a,6bによる空芯コイ
ル1の把持態様について述べると、両チヤツク6
a,6bの下方から見た姿を示す第12図におい
て示されているように、可動側チヤツク6aの爪
62a,62bにより空芯コイル1の一方のリー
ド1bが挾持されると共に固定側チヤツク6bの
爪34a,34bにより空芯コイル1の他方のリ
ード1bが挾持される。
なお、この場合において、第13図において示
されているように、リード1bの下端が、爪34
a,34b,62a,62bの下方へ所定長さ突
出されるように挾持される。
また、リード1bの挾持に際し、上述したよう
にステツピングモータ47が起動されて可動側チ
ヤツク6aの爪62a,62bが移動され、固定
側チヤツク6bの爪34a,34bとの間隔が所
定に調整、すなわち、ピツチP1のリード1bを
挾持するに適したチヤツク間ピツチに調整される
と共にエアーシリンダー65によりカム67を所
定に上下動させて爪62a,62b間の間隔が所
定に調整、すなわち、線径dのリード1bを挾持
するに適した爪間ピツチに調整され、かつ固定側
チヤツク6bにおいても、同様に、エアーシリン
ダー36によりカム38を所定に上下動させて爪
34a,34b間の間隔が所定に調整される。
なお、前記チヤツク間ピツチ調整は、第12図
において前後方向、すなわち、、空芯コイル1の
巻芯方向へ可動側チヤツク6aの爪62a,62
bを移動して行われる。
次に、両チヤツク6a,6bで把持している空
芯コイル1をプリント基板に挿着する態様につい
て述べると、後述するアーム機構3のブラケツト
4の下方への移動により、挿入ヘツド機構2が所
定ストローク下方へ移動され、両チヤツク6a,
6bの爪34a,34b,62a,62bより下
方へ突出されているリード1bの下端が、第13
図において示されているようにプリント基板75
の孔76に挿入、すなわち、仮状態に挿入され
る。
続いて、アーム機構3の軸押しカム77(第1
5図参照)の下方への移動により、縦軸7が所定
ストローク下方へ移動され、第14図において示
されているように、縦軸7の下端に装着されてい
るる両プツシヤー8a,8bによつて空芯コイル
1が上方から押圧されてプリント基板75に対し
て圧接される。
なお、この場合において、両プツシヤー8a,
8bは、第11図に示されているように空芯部1
aの両端夫々に当接して押圧するが、両プツシヤ
ー8a,8b間のピツチ調整は、両チヤツク6
a,6bで空芯コイル1を把持するに当つて行わ
れる前記チヤツク間ピツチ調整に追従して行われ
る。
すなわち、固定側チヤツク6bのチヤツクブラ
ケツト28に形成されている突起44が、第5図
において示されている一方の凹部78a内へ突出
(第3図参照)されてエアーシリンダー14a,
14bで挾まれていると共に可動側チヤツク6a
のチヤツクブラケツト56に形成されている突起
72も、同様に、他方の凹部78b内へ突出され
てエアーシリンダー14a,14bで挾まれてい
るから、ステツピングモータ47を起動させて爪
62a,62bを所定位置へ移動させるに際し、
チヤツクブラケツト56の移動に追従させて可動
側プツシヤー8aを所定位置へ移動させることが
でき、従つて、把持しようとする空芯コイル1の
空芯部1aの両端に当接させ得るように両プツシ
ヤー8a,8b間のピツチ調整を行なうことがで
きる。
また、プツシヤー8a,8bが空芯部1aの両
端に当接されると同時に、両チヤツク6a,6b
のエアーシリンダー65,36が作動されてカム
67,38が上方へ移動され、一方のリード1b
を挾持している可動側チヤツク6aの爪62a,
62bがピン60を支点として揺動されて互いに
離反されると共に、他方のリード1bを挾持して
いる固定側チヤツク6bの爪34a,34bがピ
ン32を支点として揺動されて互いに離反され、
而して両チヤツク6a,6bによる空芯コイル1
の把持が解放される。
そして、空芯コイル1がプリント基板75に対
して圧接される寸前において、第14図において
示されているように、可動側チヤツク6aの爪6
2a,62bがナツト軸55を支点として右方向
へ揺動されると共に固定側チヤツク6bの爪34
a,34bが軸受27を支点として左方向へ揺動
される。
すなわち、第3図に基づいて固定側チヤツク6
bの爪34a,34bの揺動態様について詳述す
ると、縦軸7は、アーム機構3のカム77が作用
していないときには、圧縮コイルバネ13で付勢
されて上方へ移動されており、かつこの状態にお
いては、カムブラケツト17のカム面23bに形
成されている下方の突起23b1が、チヤツクブ
ラケツト28に形成されている突起45の下端に
当接されていると共に縦軸7の大径部7aが軸受
12の下端に当接されている。
しかし、アーム機構3の軸押しカム77が作用
し、縦軸7が下方へ移動されると、カムブラケツ
ト17のカム面23bに形成されている上方の突
起23b2が、チヤツクブラケツト28形成され
ている突起45に当接し、チヤツクブラケツト2
8を右方向へ押す。この為、チヤツクブラケツト
28が軸受27を支点として右方向へ揺動され、
爪34a,34bも一緒に揺動される。
同様に、可動側チヤツク6aにおいても、軸7
が下方へ移動されると、カムブラケツト17のカ
ム面23aに形成されている上方の突起23a2
が、チヤツクブラケツト56に形成されている突
起73に当接してチヤツクブラケツト56を左方
向へ押し、従つて、チヤツクブラケツト56がナ
ツト軸55を支点として左方向へ揺動され、爪6
2a,62bも一緒に揺動される。なお、プツシ
ヤー8a,8bはエアーシリンダー14a,14
bのピストンロツド15a,15bが所定ストロ
ーク突出されて位置決めされている。
このようにして、プリント基板75に空芯コイ
ル1を挿着することができるが、挿着を終えると
続いてアーム機構3のブラケツト4及び軸押しカ
ム77が上方へ移動される。第1,2図において
は、ブラケツト4及び軸押しカム77が上方へ移
動され、縦軸7の上端に装着されているコロ21
より上方へ軸押しカム77が移動された状態が示
されている。
なお、軸押しカム77が上方へ移動されると、
縦軸7が、圧縮コイルバネ13で付勢されて上方
へ移動されると共にカムブラケツト17も一緒に
上方へ移動されるから、両チヤツク6a,6bの
チヤツクブラケツト56,28が引張りコイルバ
ネ71,42の作用により第3図において示され
ているように元の位置へ揺動され、従つて、爪6
2a,62b,34a,34bも元の位置へ揺動
される。
次に、第1,2図、第1図のZ矢視図である第
15図及び第2図のY−Y矢視図である第16図
においてアーム機構3の主要部が示されている
が、この機構3は、図示されていない天井フレー
ムに装着されている駆動装置により上下動及び回
転し得るように装着された中空軸80と、前記フ
レームに装着されている他の駆動装置により上下
動し得るように中空軸80内に配されて装着され
たセンター軸81と、中空軸80の下端に固着さ
れたブラケツト4と、センター軸81の下端に固
着された軸押しカム77と、ブラケツト4に固着
されたラツクガイド82と、ラツクガイド82を
介して上下動し得るように装着されたラツク83
と、ラツク83と噛み合わされて横軸10に固着
されたピニオン84と、ラツクガイド82に螺着
されたピン85に一端を係止せしめると共にラツ
ク83に螺着されたピン86に他端を係止せしめ
た引張りコイルバネ87とを備え、かつピン86
が、ラツクガイド82に上下方向に延設されてい
るガイド長穴88に嵌挿されている。なお、第5
図において示されている89はガイドバーであ
る。
この為、アーム機構3によると、中空軸80の
回転によりブラケツト4と一緒に挿入ヘツド機構
2を回転させて両チヤツク6a,6bを所定方向
へ位置させることができ、また、中空軸80の上
下動によりブラケツト4と一緒に挿入ヘツド機構
2を上下動させて両チヤツク6a,6bをプリン
ト基板75に対して接近離反させることができ、
更に、中空軸80の上下動に基づくピニオン84
及び横軸10の回転により挿入ヘツド機構2を揺
動させて両チヤツク6a,6bを水平方向へ位置
させることができる。
なお、挿着しようとする空芯コイル1を受取す
る為に両チヤツク6a,6bを水平方向へ位置さ
せるが、続いてこの揺動態様について述べると、
第1,2図において示されている状態から中空軸
80を介してブラケツト4が上方へ移動される
と、ブラケツト4と一緒にラツク83も上方へ移
動され、図示されていない固定ストツパーに、ラ
ツク83の上端が当接するとラツク83は静止さ
れる。
しかし、ブラケツト4が更に上方へ移動される
から、ピニオン84と一緒に横軸10が回転され
てヘツドブラケツト5が横軸9,10を支点とし
て第2図において左方向へ揺動され、両チヤツク
6a,6bを水平方向に位置させることができ
る。
なお、この場合において、センター軸81を介
して軸押しカム77が、ブラケツト4の上方への
移動に追従するように上方へ移動される。
そして、水平方向に位置された両チヤツク6
a,6bで挿着しようとする空芯コイル1を把持
し得ると、中空軸80を介してブラケツト4が下
方へ移動され、よつてピニオン84と一緒に横軸
10が回転されてヘツドブラケツト5が横軸9,
10を支点として第2図において右方向へ揺動さ
れ、両チヤツク6a,6bを垂直方向に位置させ
ることができる。なお、この場合においても、セ
ンター軸81を介してカム77が、ブラケツト4
の下方への移動に追従するように下方へ移動され
る。
以下、第13,14図に基づいて上述したよう
にプリント基板75に空芯コイル1を挿着するこ
とができるが、プリント基板75は、図示されて
いないXYテーブルにより所定位置に位置決めさ
れる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によると、一対のリ
ード1b同志間のピツチP1が各種の空芯コイル
を挿着し得る空芯コイル挿着装置用挿入ヘツド機
構を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は空芯コイル挿着装置用挿入ヘツド機構
の正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図は
プツシヤーの装着態様を示す拡大図、第4図は第
3図の右側面図、第5図は第4図のX−X矢視
図、第6図は固定側チヤツクの拡大図、第7図は
第6図の左側面図、第8図は第6図の右側面図、
第9図は可動側チヤツクの拡大図、第10図は第
9図の右側面図、第11図は空芯コイルに対する
プツシヤーの作用態様を示す図、第12図は空芯
コイルの把持態様をチヤツクの下方から見た図、
第13図はプリント基板に空芯コイルを仮状態に
挿着した態様を示す図、第14図はプリント基板
に空芯コイルを圧接して挿着した態様を示す図、
第15図は第1図のZ矢視図、第16図は第2図
のY−Y矢視図である。 1……空芯コイル、1a……空芯コイルの空芯
部、1b……空芯コイルのリード、2……挿入ヘ
ツド機構、3……アーム機構、5……ヘツドブラ
ケツト、6a……可動側チヤツク、6b……固定
側チヤツク、7……縦軸、8a……可動側プツシ
ヤー、8b……固定側プツシヤー、13……圧縮
コイルバネ(弾性体)、34a,34b……固定
側チヤツクの爪、62a,62b……可動側チヤ
ツクの爪、75……プリント基板、77……軸押
しカム(軸押し手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸押し手段を備えているアーム機構に懸装さ
    れるヘツドブラケツトと、前記軸押し手段により
    下方へ移動され得るように前記ヘツドブラケツト
    を貫通し、かつ弾性体で上方へ付勢されて装着さ
    れた縦軸と、空芯コイルの一方のリードを一対の
    爪で挾持するチヤツクと、前記空芯コイルの他方
    のリードを一対の爪で挾持するチヤツクと、仮状
    態にプリント基板に挿入された空芯コイルを上方
    から押圧せしめる一対のプツシヤーとを備え、前
    記チヤツクの一方が、他方のチヤツクが装着され
    ている前記ヘツドブラケツトに、把持しようとす
    る空芯コイルの巻芯方向へ移動し得るように装着
    されていると共に、前記プツシヤーの一方が、他
    方のプツシヤーが装着されている前記縦軸の下端
    に、前記チヤツクの前記巻芯方向への移動に追従
    せしめられて同方向へ移動し得るように装着され
    ていることを特徴とする空芯コイル挿着装置用挿
    入ヘツド機構。
JP62291590A 1987-11-17 1987-11-17 空芯コイル挿着装置挿入ヘッド機構 Granted JPH01132200A (ja)

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JP62291590A JPH01132200A (ja) 1987-11-17 1987-11-17 空芯コイル挿着装置挿入ヘッド機構

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JPH01132200A JPH01132200A (ja) 1989-05-24
JPH0252438B2 true JPH0252438B2 (ja) 1990-11-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650660A (ja) * 1992-06-11 1994-02-25 Nakamura Seisakusho:Yugen 温風減圧乾燥方法
JPH0817165B2 (ja) * 1991-01-04 1996-02-21 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン 工作物を洗浄し乾燥する方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0817165B2 (ja) * 1991-01-04 1996-02-21 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン 工作物を洗浄し乾燥する方法
JPH0650660A (ja) * 1992-06-11 1994-02-25 Nakamura Seisakusho:Yugen 温風減圧乾燥方法

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