JPH0252299B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0252299B2
JPH0252299B2 JP56126646A JP12664681A JPH0252299B2 JP H0252299 B2 JPH0252299 B2 JP H0252299B2 JP 56126646 A JP56126646 A JP 56126646A JP 12664681 A JP12664681 A JP 12664681A JP H0252299 B2 JPH0252299 B2 JP H0252299B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
operand
input
tss
definition table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56126646A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5829047A (ja
Inventor
Tomihiko Kojima
Hiroyuki Shioda
Hidehiko Akita
Kazuyasu Myamoto
Shinpachi Ogata
Tsutomu Myairi
Keiichi Shiobara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Software Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Software Engineering Co Ltd
Priority to JP56126646A priority Critical patent/JPS5829047A/ja
Publication of JPS5829047A publication Critical patent/JPS5829047A/ja
Publication of JPH0252299B2 publication Critical patent/JPH0252299B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/445Program loading or initiating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Devices For Executing Special Programs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、端末鍵盤からのコマンド入力に基づ
いて各種の処理を行なう計算機システムにおける
コマンド制御方式に関するものである。
時分割算計酸機システム(Time−Sharing
System:以下TSSと略す。)では、操作性の良さ
が大切で、タイプライタ、デイスプレイ端末等の
TSS端末を介して計算機を使用する際、人間の
思考を中断することなく、少ない操作で次々と行
ないたいことを簡潔に計算機に指示できることが
必要である。そのため、人間がTSSに指令を伝
えるためにコマンドを入力する際、端末鍵盤のキ
ー・タツチ回数が少なくて済むことが望まれる。
従来、TSSを使用する場合、特定のデータ・
セツト(プログラムやデータ等を格納しておくフ
アイル)や、特定のプログラミング言語しか使用
しないときでも、TSSにコマンドを入力する際
に、以前に入力したにも拘らず、何度も同じデー
タ・セツト名やプログラミング言語の種別を、コ
マンドのオペランドとして入力しなければならな
いという問題があつた。
これは、人間は以前に入力した内容を覚えてい
て、且つ、特定のデータ・セツト、特定のプログ
ラミング言語のみ使用するというように、限られ
た状況の下で、連続した関連のある仕事として、
コマンドの入力しているのに対し、TSSは以前
に入力されたコマンドの情報を記憶しておらず、
一回一回完結した指令としてコマンドを処理して
おり、人間の特定の利用状況に考慮を払つていな
い、ということから発生する人間と計算機とのギ
ヤツプである。
人間の心理として、無駄な作業をさせられてい
ると思うとき、不快さを強く感じるもので、上記
の問題は、単にキー・タツチ回数が多いと、それ
だけコマンドの入力に時間が掛つて作業能率が低
下するというだけの問題にとどまらず、TSSの
使い勝手の良さに大きく影響している。
さらに、TSSの利用に習熟した、タイプ速度
の速い人間にとつては、キー・タツチ回数が1回
でも多いと、それだけTSSの操作性の良し悪し
として感じられるもので、コマンド入力時のキ
ー・タツチ回数を少なくすることは、大きな意義
がある。
従来、キー・タツチ回数を減らす方式として、
コマンド・プロセジヤを利用する方法があつた。
これは、頻繁に使用する一連のコマンドの集まり
(コマンド・プロセジヤ)を収めたフアイルを、
予め作成しておいて、そのフアイルの内容を一括
して実行するコマンドを入力すれば、フアイルに
収められているコマンドを全てキー入力したのと
同じ効果になるというものである。この方式で
は、デイスク等の記憶媒体をアクセスして、コマ
ンド・プロセジヤの入つているフアイルの所在場
所を見つけ、フアイルからコマンド・プロセジヤ
をメイン・メモリに読出してくることが必要であ
り、コマンドの実行開始までに多くの時間が掛
り、コマンド入力に対する計算機の応答性が低下
するという問題がある。また、コマンド・プロセ
ジヤを予めフアイルに入れておく必要があり、コ
マンド・プロセジヤの中の各コマンドの実行結果
によつて、次に実行すべきコマンドを選択すると
きは、前もつて全ての選択手順を組込んでおかな
ければならず、コマンドを単独で使うときと比べ
て、計算機との対話性が低下するばかりか手間が
かかるという問題がある。
コマンド入力時のキー・タツチ回数を減らす他
の方式として、過去に入力されたコマンドを記憶
装置に保存するとともに、TSS端末に表示し、
その表示を見ながら、保存されていたコマンドを
必要に応じて、そのまま、あるいは一部修正して
再度TSSに読ませることにより、キー・タツチ
回数を少なくする方式があつた。この方式では、
過去に一度使用したコマンドを再利用するときで
なければ、キー・タツチ回数の低減効果はない。
また、過去に利用したコマンドを再利用するため
に、一旦、それらをTSS端末に表示して見るな
どの余分な操作が必要になることがあるという問
題がある。
本発明の目的は、端末からコマンドを入力する
ときの端末鍵盤のキー・タツチ回数を削減して、
操作の簡易化と、誤り操作の減少をはかるととも
に、コマンド入力に対する計算機の応答性、計算
機との対話性に優れ、かつ、コマンドの入力形式
を計算機利用者毎に定義できるようにして、計算
機の使い勝手を良くしたコマンド制御方式を提供
することにある。
このような目的を達成するために、本発明で
は、コマンド定義情報と、コマンドのオペランド
値情報とを記憶するメモリ手段に基づき、端末か
ら入力される情報を計算機で利用するコマンドお
よびオペランド値に変換するようにしたことに特
徴がある。
まず、本発明の原理的構成を以下に説明する。
(i) 下記の情報を有するコマンド定義表をTSS
利用者毎に設け、フアイルに格納しておく。
(a) コマンドの新名称と、元のコマンド名称と
の対応。
(b) コマンドのオペランド値を、TSS端末か
ら入力されたコマンド文字列を解析するコマ
ンド解析プログラムで記憶するか否かの区
別、記憶するエリア名。
(c) コマンドのオペランド値が省略されたと
き、置換すべきオペランド値が格納されてい
る記憶エリア。
(d) コマンドの標準オペランド値。
(ii) コマンド解析プログラムの前処理として、下
記の処理ステツプを付与しておく。
(a) 新コマンド名称が入力されたら、元のコマ
ンド名称で置換する。
(b) コマンドのオペランド値を記憶すべきは否
か判定し、記憶すべきオペランド値を、コマ
ンド定義表で指定されている記憶エリアに格
納する。
(c) コマンドのオペランド値が省略されたとき
はオペランドの記憶値があればその記憶値
を、標準オペランド値があれば標準値を、入
力されたコマンド文字列中のオペランドの省
略された位置に置く。
(iii) TSS利用者毎にコマンドのオペランド値を
格納しておくフアイル(以下、コマンド・プロ
フアイルという。)を設けておく。コマンド定
義表で記憶指定されているオペランドを入力す
ると、コマンド解析プログラムによつて、コマ
ンド・プロフアイル中に指定された記憶エリア
にオペランド値が格納される。また、オペラン
ド記憶値を登録するコマンドを用いて記憶値を
登録したときも、コマンド・プロフアイル中に
記憶値が格納される。
(iv) TSS利用者が端末からTSSで作業を開始す
るためのコマンド(例えばLOGONコマンド)
を入力したとき、その利用者のコマンド定義表
とコマンド・プロフアイルを、補助記憶装置
(例えば、デイスク)から、メイン・メモリに
読込む。
(v) TSSコマンドが入力されたとき、コマンド
解析プログラムが、コマンド定義表とコマン
ド・プロフアイルを使用して、(ii)(a)、(b)、(c)の
処理ステツプにより、入力されたコマンドか
ら、省略形を使用していない従来の形式のコマ
ンドを生成する。生成されたコマンドを従来の
TSSと同じ方法により実行する。
従来のTSSコマンドの入力列の例を第1図に
示し、同じことを上述した本発明の機能を利用し
て行なつたときのTSSコマンドの入力列の例を
第2図に示す。
第1図では、TSSを使つて以下に述べるよう
な作業を行なつている。
コマンド101で、テキスト・エデイタ(テキ
スト編集プログラム)を呼びだす。“EDIT”は
コマンド名称で、“PROGRAM:TEST”、
“FORT”、“NEW”は各々オペランドの値であ
る。このコマンドは、”PROGRAM”という名
前のデータ・セツトの中に、“TEST”というメ
ンバー名で、新しくFORTRANプログラムを作
ることを意味している。
コマンド102で、FORTRAN言語で書かれ
たプログラムを、計算機の機械語に翻訳する。コ
マンド101とコマンド102の間に、
FORTRAN言語で書かれたソース・プログラム
を計算機に入力する操作が入るが、図を分かりや
すくするため、第1図には示していない。コマン
ド102を実行した結果、ソース・プログラムに
文法誤りがあつたので、コマンド103で再びテ
キスト・エデイタを呼出し、ソース・プログラム
を修正する(第1図を分かりやすくするため、修
正操作は図示していない)。コマンド104で再
度機械語への翻訳を行なう。今度は文法誤りがな
かつたので、コマンド105で、プログラムを実
行する。コマンド106は、TSS作業を終了す
るコマンドである。
上記の作業を、本発明の方式では、コマンド定
義表を作り、固定的に使用するオペランド値をコ
マンド・プロフアイルに登録しておくことによ
り、第2図で示した操作で行なうことができる。
コマンド201からコマンド206までの6個の
コマンドは各々、コマンド101からコマンド1
06と同じことを実行するコマンドである。
コマンド201で入力したオペランド値
“PROGRAM:TEST”が、コマンド解析プログ
ラムによつて、コマンド・プロフアイルに記憶さ
れるので、それ以後のコマンド202、203、
204、205では、このオペランド値の入力を
省略することができる。第2図で、コマンド名称
E、F、LGO、BYEは、各々正規のコマンド名
称EDIT、FORT、LOADGO、LOGOFFの別名
である。使用するプログラミング言語が
FORTRAN言語であること、および実行可能形
式のプログラムを作るときFORTLIBというライ
ブラリを使用することを、一度コマンド・プロフ
アイルに登録しておけば、第2図のように
“FORT”、“FORTLIB”というオペランド値の
入力を省略することができる。
以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明す
る。
第3図は本発明に係る計算機システムの一例の
構成を示す。
301はコマンドを入力するTSS端末、30
2はデータ処理を行なう演算処理装置、303は
主記憶装置、304は補助記憶装置(例えば、デ
イスク)である。補助記憶装置304は、コマン
ド定義表305、コマンド・プロフアイル306
を格納するのに使用する。
主記憶装置303におけるメモリ・マツプを第
4図に示す。図において401は計算機のオペレ
イテイング・システム(例えば、HITAC
M200H計算機のオペレイテイング・システム
VOS3:Vertual storage Operating System)、
402はTSSのコマンド・プログラムで、この
中にはTSS端末での作業を開始するためのコマ
ンド(例えば、VOS3 TSSのLOGONコマン
ド)、コマンドのオペランド値をコマンド・プロ
フアイルに登録するコマンド(例えば、VOS3
TSSのSETCSコマンド)も含まれている。
403はコマンド解析プログラム、404はコ
マンド定義表、405はコマンド・プロフアイル
である。コマンド定義表404,コマンド・プロ
フアイル405はTSSセツシヨンの開始時
(LOGON コマンドが入力されたとき)に、補
助記憶装置304から読込まれる。406は
TSS端末から入力されたコマンド文字列を格納
するエリア、407は入力されたコマンド文字列
を、コマンド解析プログラム403により、省略
形でない形式に変換し、その結果のコマンド文字
列を置くコマンド出力エリアである。
以下、本発明の動作を説明する。
(1) コマンド定義表の作成 コマンド定義表を、TSS端末301から例え
ばテキスト・エデイタ(プログラムやデータ・フ
アイルの作成、編集をするTSSコマンド・プロ
グラム)を使用して作成する。コマンド定義表の
一つの実現例を、第5図に示す。第5図で左側の
欄はコマンド名で、そのコマンド名を入力したと
き、第5図の右側の欄のようにコマンド解析プロ
グラムにより変換せよということを定義してい
る。第5図では501から517までの17個のコ
マンドについて定義している。図の508のコマ
ンド定義では、EXというコマンド名を入力した
とき、 EXEC&DSN LIST という文字列に変換せよ、ということを定義して
いる。ここでEXECは、従来からあるVOS3
TSSのコマンド名であり、“&DSN”と“LIST”
は、そのオペランドである。第5図で、オペラン
ドの後の括弧の中のものは、オペランドの種類を
表わすフラグである。“P”は位置オペランド、
“K”はキー・ワード・オペランド、“MEMO”
は値をコマンド解析プログラムで記憶すべきオペ
ランド、であることを示している。ここで、位置
オペランドとは、オペランドの置かれた位置(何
番目のオペランドであるか)によつて意味が解釈
されるオペランドのことで、キー・ワード・オペ
ランドとは、オペランドの文字列によつて意味が
解釈されるオペランドのことである。キー・ワー
ド・オペランドは入力順序に意味はないので、位
置オペランド(もしあれば)より後なら、どうい
う順序で入力されてもよい。
“MEMO”指定できるオペランドは、TSS端
末301から入力されたオペランドと、コマンド
定義表に置かれたオペランドとの対応が付くよう
に、位置オペランドのみに限定しておく。
&記号の付いたオペランドはコマンド変数であ
ることを示し、コマンド・プロフアイルに格納さ
れているその変数の値でさらに置き換えよ、とい
うことをコマンド定義表で定義している。上記の
例で&DSNは、データ・セツト名を記憶するコ
マンド変数であり、その記憶値(例えば
“PROGRAM:TEST”)で置換せよ、というこ
とを意味している。したがつて、EXというコマ
ンド名を入力したとき、コマンド変数&DSNの
値がPROGRAM:TESTという文字列であつた
とすると、EXを、 EXEC PROGRAM:TEST LIST というコマンドに変換せよ、ということを、第5
図のコマンド定義は示している。
コマンド変数&DSNの値は変わり得るので、
EXコマンドの変換後の形は一定ではない。した
がつてコマンド定義表は、コマンドの変換規則を
定義するものであり、変換後の文字列をそのまま
示すものとは限らない。
コマンド定義表で定義されるコマンド名は、新
しいコマンド名であつてもよいし、従来のままの
コマンド名であつてもよい。第5図の508の
EXコマンドは新コマンド名であるが、502の
BASICコマンドは従来のままのコマンド名であ
る。502はオペランドの省略機能のみを利用す
るために行なつた定義であり、508はコマンド
名の短縮形も合わせて定義したものである。
コマンド入力時に入力されるオペランドのう
ち、コマンド解析プログラムで値を記憶して欲し
いオペランドについては、コマンド定義表にて記
憶すべきオペランドであることを指定する。第5
図では記憶して欲しいオペランドの後に、
“MEMO”フラグを付けて指定している。第5図
の505のEコマンドの定義中の&DSNと、5
09のSUBコマンドの定義中の&SUBMITの2
つが記憶して欲しいオペランドとして指定されて
いる。505では、Eコマンドの第1オペランド
を&DSNというコマンド変数に記憶せよと指定
しており、509ではSUBコマンドの第1オペ
ランドを&SUBMITというコマンド変数に記憶
せよと指定している。&DSNというコマンド変
数は、第5図の502,504,506,50
8,510,511,512,513,514,
516でも第1オペランドとして現われている
が、それらの定義では記憶せよと指定していない
ので記憶されない。それらの定義では、コマンド
の第1オペランドがもし省略されたら、コマンド
変数&DSNの値を第1オペランドとして使うよ
う定義している。第5図の509のSUBコマン
ドの定義で使われているコマンド変数&
SUBMITは、他のコマンドに使われないが、
SUBコマンド自身により使われる。即ち、1度
SUBコマンドの第1オペランドで指定した値を
コマンド変数&SUBMITに記憶し、2度目以降
SUBコマンドを使つたとき、もし第1オペラン
ドが省略されたときは、&SUBMITの値を使う
よう定義している。
なお、コマンド定義で、コマンド解析プログラ
ムによりオペランド値を記憶せよと指定してなく
てもコマンド変数は全て、SETCSコマンドで値
を登録することができる。
第5図の517の定義では、Zというコマンド
名をZPROCEDREという文字列に変換せよと定
義している。ここでZPROCEDUREは、コマン
ド・プロセジヤ名であり、ZPROCEDUREとい
う名前のフアイルに、コマンド列が格納してあ
る。Zコマンドは、コマンド・プロセジヤ
ZPROCEDUREを実行する新コマンド名である。
このようにコマンド定義表は、TSS端末から入
力された文字列を、コマンド解析プログラムで変
換させるための文字列変換規則表であり、変換後
の文字列がTSSによつて処理されるものであれ
ばコマンドでもコマンド・プロセジヤでも何でも
よい。
第5図の507のHコマンドの定義で、 HELP−SYNTAX の中のマイナス記号“−”は、SYNTAXという
文字列がHELPコマンドの第1オペランドではな
く、第2オペランドであることを意味する。あい
まい性が生じないように、空の位置オペランドを
書きたいときは、空オペランドを表わす記号(例
えば、マイナス記号)を空オペランドの位置に置
くという規則を設けておく、上記のHコマンドの
定義では、HELPコマンドの第1オペランドとし
て何も指定していないので、Hコマンドの第1オ
ペランドは入力を省略することはできない。オペ
ランドの標準値として、“SYNTAX”というオ
ペランドを付加することを、コマンドの短縮形と
ともに、509の定義は示している。
第5図の508の“LIST”,514の
“SOURCE”も“SYNTAX”と同じように、や
はり各々のEXコマンド、PASCALコマンドのオ
ペランドの標準値である。
コマンド定義表を作成し終わつたら、例えばテ
キスト・エデイタのサブ・コマンドを用いて、コ
マンド定義表を、補助記憶装置304内のTSS
利用者のフアイルに格納しておく。どのフアイル
に格納してあるか計算機システムが知ることがで
きるよう、特定の名前にするとか、コマンド・プ
ロフアイル(コマンド変数の値を記憶するフアイ
ル)に格納しておくなどする。
(2) コマンド変数の値の登録 TSS利用者は、コマンド変数の値を登録する
コマンド(例えばVOS3 TSSのSETCSコマン
ド)を使つて、コマンド定義表で使用されている
コマンド変数のうち、値がコマンド解析プログラ
ムによつて自動的に記憶されないものについて、
値を登録しておく、第5図のコマンド定義表の場
合では、&BASIC,&CODE,&FORT,&
LOADGO,&LIB,&LINK,&PASCALの7
個が、値を設定しておくべきコマンド変数であ
る。これらのコマンド変数に値を設定しておかな
いときは、コマンド変数の値は空文字(即ち、0
個の文字)と解釈し、コマンド解析プログラムは
コマンドを変換するとき、コマンド変数の部分を
空文字で置換する(つまり、コマンド変数を無視
する。) コマンド解析プログラムで記憶されるコマンド
変数(第5図5のコマンド定義表では、&DSN
と&SUBMITがこれに該当する)に対しても、
オペランド値を設定しておいてもかまわない。オ
ペランドの入力を省略すれば、登録した値が使用
される。
(3) TSSセツシヨン開始時の動作 LOGONコマンド・プログラムを改造して、
TSS端末301からLOGONコマンドを入力して
TSSを開始したとき(このとき、ユーザ名やパ
スワードが入力される)、TSS利用者のコマンド
定義表とコマンド・プロフアイルを、補助記憶装
置304から主記憶装置302へ読込む。
ただし、全利用者で共通のコマンド定義表を使
い、コマンド定義表を主記憶装置302に常駐さ
せることができるときは、コマンド定義表の読込
みは不要である。
(4) コマンドの入力 TSS端末301からコマンドを入力する。コ
マンド定義表で定義しなかつた従来からあるコマ
ンドについては、従来通りの使い方で入力する。
コマンド定義表で定義したコマンドについては、
新コマンド名(従来からあるコマンド名と一致し
ていてもよい)で入力する。このときはコマンド
解析プログラムのオペランド記憶機能が働くの
で、コマンド定義表で、コマンド変数あるいはオ
ペランドの標準値を与えておいたオペランドにつ
いては、入力を省略することができる。
オペランドの区切り記号として空白(ブランク
記号)を使用するときは、位置オペランドの入力
を省略することにより、オペランドの位置(何番
目のオペランドであるかという順序)が変わつて
しまわないようにするため、入力を省略したオペ
ランドと前後のオペランド(もし存在すれば)と
の間に区切り記号には空白以外の区切り記号(例
えば、カンマ記号)を使う。
(5) コマンドの変換 コマンド解析プログラムにより、TSS端末3
01から入力されたコマンド文字列を、主記憶装
置303の入力コマンド・バツフア(第4図の4
06)に格納する。
以下の処理ステツプにより、コマンド変換を行
なう。第6図a〜cに処理のフローチヤートを示
す。また理解しやすくするための説明参考図を第
7図に示す。
ステツプ1: コマンド文字列を単語分けする。単語の区切り
規則は変更してないので、従来通りのコマンドの
単語分けプログラムで行なうことができる。コマ
ンド名を切出し、ステツプ2に進む。
ステツプ2: 主記憶装置303のコマンド定義表404の、
第5図に示すコマンド名の欄をサーチし、入力さ
れたコマンド名が見つからなければ、入力された
コマンド文字列を、主記憶装置303のコマンド
出力エリア407に移し、コマンド変換処理ステ
ツプを終了する。入力されたコマンド名がコマン
ド定義表に見つかつた場合は、ステツプ3に進
む。
ステツプ3: コマンド定義表404の、見つかつたコマンド
名の行のコマンドの変換形として定義されている
第5図のような文字列を、コマンド出力エリア4
07に移す。ステツプ4に進む。
ステツプ4: コマンド出力コリア407に移されたコマンド
の変換形の中で、コマンド解析プログラムで値を
記憶せよと指定されているコマンド変数があれ
ば、コマンド入力エリア406にある、コマンド
変数に対応するオペランドの文字列を、コマン
ド・プロフアイル405中のそのコマンド変数の
エリアに格納する。オペランドとコマンド変数と
の対応付けは、位置(つまり、何番目のオペラン
ドであるかという順位)によつて行なう。コマン
ド変数に対応するオペランドが入力されなかつた
ときは、コマンド変数のエリアには何も格納しな
い。ステツプ5に進む。
ステツプ5: コマンド出力エリア407を走査して、オペラ
ンドの省略を表わす区切り記号(例えばマイオス
記号)があれば、その区切り記号を入力コマン
ド・バツフア406中の対応するオペランドの文
字列で置き換える。入力コマンド・バツフア40
6内のその置き換えたオペランドを消去し、代り
に消去したことを示す記号(例えば11)を置
く。
入力コマンド・バツフア406中に、省略区切
り記号に対応するオペランドがないときは、この
ときはコマンドの使用誤りであるが、区切り記号
を置き換えないでそのままにしておく(入力コマ
ンドの変換後、エラーとして処理されることにな
る)。ステツプ6に進む。
ステツプ6: コマンド出力エリア407を走査してコマンド
変数(&記号で始まつているオペランド)があれ
ば、それが位置オペランドであるときは、入力コ
マンド・バツフア406中に対応するオペランド
があれば、対応するオペランドの文字列で置き換
え、入力コマンド・バツフア406中のその置き
換えたオペランド文字列を消去し、代わりに、消
去したことを示す記号を置く。入力コマンド・バ
ツフア406中にコマンド変数に対応するオペラ
ンドがないとき(即ち、オペランドの入力が省略
されたとき)または、コマンド変数がキー・ワー
ド・オペランドのときは、コマンド・プロフアイ
ル405中に格納されているそのコマンド変数の
値(文字列)で、コマンド出力エリア407中の
そのコマンド変数を置換する。コマンドプロフア
イル405中のコマンド変数に値が格納されてい
ないときは、コマンド出力エリア407中のその
コマンド変数を空文字列で置換する(つまり、そ
のコマンド文字列を消去する)。
ステツプ7: 入力コマンド・バツフアを走査して、消去され
ないで残つているオペランド(消去したことを示
す記号は、これに該当しない)があれば、入力さ
れた順序通りに、コマンド出力エリア407内の
文字列の後に置く。この結果、コマンド出力エリ
ア407内にコマンド定義表で与えられたオペラ
ンドの標準値と相反するキー・ワード・オペラン
ドが共存することも起り得るが、後に置かれたキ
ー・ワード・オペランドの方を有効にするよう
に、コマンド・プログラムで扱う(VOS3 TSS
では従来からこのように扱つているので、コマン
ド・プログラムの変更は必要でない)。これによ
り、コマンドにオペランド標準値が定義されてい
るとき、標準値よりもTSS端末301から入力
したオペランドの方が優先されることが実現され
る。
以上の処理ステツプにより、コマンドの変換処
理が終了したので、コマンド出力エリア407の
内容をTSS端末301に表示する。
(6) コマンドの実行 コマンド出力エリア407に置かれているコマ
ンドがTSS端末301から入力されたものと見
なして、コマンド・プログラムにより実行する。
(7) TSSセツシヨン終了時の動作 TSSを終了するコマンド(例えばVOS3 TSS
ではLOGOFFコマンド)を改造して、コマンド
定義表とコマンド・プロフアイルを、主記憶装置
303から補助記憶装置304に退避する。
ただし、全利用者で共通のコマンド定義表を使
い、コマンド定義表を主記憶装置303に常駐さ
せることができるときは、コマンド定義表を補助
記憶装置304へ退避することは不要である。
以上説明したごとく本発明によれば、TSSコ
マンド入力時のキー・タツチ数が削減でき、しか
もTSS利用者の好みのコマンド名称を用いて
TSSを使用することができる。また、処理に必
要な情報(コマンド定義表、コマンド・プロフア
イル)は、TSSのセツシヨン開始時(LOGONコ
マンドを入力したとき)に、補助記憶装置304
から主記憶装置303に読込まれているのでアク
セスすることが速くでき、TSSコマンドの応答
性もよい。
さらに、本発明はフロント・エンド型のプログ
ラム開発システムに適用することができる。即
ち、フロント・エンド計算機に接続された端末器
から、その計算機と通信回線で接続された1つ以
上の別の計算機(これをターゲツト計算機と称す
る)を、コマンドを介して使用するとき、元々存
在しているターゲツト計算機のコマンド群ではな
く、新たにコマンド定義表で定義したコマンド群
でターゲツト計算機を使用することができる。こ
のことは、フロント・エンド計算機および、種々
のターゲツト計算機のコマンドの使い勝手を同一
に、あるいは類似したものにするのに役立ち、ユ
ーザがそれだけ多数の計算機を容易に使えるよう
になるという効果がある。
なお、本発明によるコマンド入力時のキー・タ
ツチ数の削減効果をモデルジヨブによつて定量的
に測定したところ、キー・タツチ数はほぼ半減す
るという結果が得られた。第8図は、あるモデ
ル・ジヨブにおける本発明を使用しないときのコ
マンド入力列である。第9図のようにコマンド変
数の値を登録しておけば、本発明を使用したとき
は、第8図で示した作業と全く同じことをするの
に、第10図のようにコマンドを入力するだけで
済む。シフト・キー,改行キーについても、キ
ー・タツチ数を1回分に入れて勘定すると、第8
図のモデル・ジヨブの場合、コマンド入力時のキ
ー・タツチ回数の合計は、535回となる。これに
対し、第10図のように本発明による方式でコマ
ンドを入力すると、キー・タツチ回数の合計は
143回となる。コマンド変数に値を登録する作業
を合わせて行なつたとしても(LOGONするたび
に値を登録する必要はなく、前もつて1回登録作
業をしておけばよい)、キー・タツチ回数の合計
は、本発明による方式では322回となる。第8図
のモデル・ジヨブの場合、キー・タツチ回数の削
減率Dは、コマンド変数の値が登録してある状態
では73%となり、登録してない状態では(登録す
る作業を入れて)、40%となる。ただし、削減率
Dの定義を下記の式で与えるとする。
D=A−B/A A:従来のVOS3 TSSのコマンド入力方式で
入力した場合のキー・タツチ回数 B:本発明によるコマンド入力方式で入力した
場合のキー・タツチ回数
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のTSSのコマンドの入力列の例
を示す図、第2図は本発明を利用した場合の
TSSコマンドの入力列の例を示す図、第3図は
本発明に係る計算機システムの一例の構成図、第
4図は、本発明による主記憶装置におけるメモ
リ・マツプを示す図、第5図は本発明によるコマ
ンド定義表の実現例を示す図、第6図a〜cは本
発明によるコマンド変換処理の一例のフロー・チ
ヤート、第7図a,bは第6図のコマンド変換処
理の説明図、第8図はモデル・ジヨブにおける、
従来のコマンド入力列を示す図、第9図は本発明
によるオペランド値の登録時のコマンド入力列の
一例を示す図、第10図は第8図と同じモデル・
ジヨブにおける、本発明の方式を使用したときの
コマンド入力列を示す図である。 301:TSS端末、303:主記憶装置、3
04:補助記憶装置、404:コマンド定義表、
405:コマンドプロフアイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 端末を接続した計算機システムにおいて、前
    記端末からの入力コマンドと該入力コマンドを前
    記計算機で実行可能な形式に変換した実行コマン
    ドおよび該実行コマンドのオペランド欄に関する
    情報との対応関係を示すコマンド定義テーブル
    と、前記実行コマンドのオペランド値を格納する
    オペランド値テーブルとを設け、前記コマンド定
    義テーブルを用いて、前記端末からの入力コマン
    ドを対応する実行コマンドに変換し、前記コマン
    ド定義テーブル内の前記変換された実行コマンド
    のオペランド欄に関する情報に、前記入力コマン
    ドと共に入力されたオペランド値を記憶すべき指
    定がある場合は、前記入力コマンドと共に入力さ
    れたオペランド値を前記オペランド値テーブルに
    格納し、前記入力コマンドのオペランド値の入力
    が省略された場合は、前記オペランド値テーブル
    に格納されているオペランド値または予め定めた
    オペランド値を前記省略されたオペランド値と
    し、前記入力コマンドを実行することを特徴とす
    る計算機システムのコマンド制御方式。
JP56126646A 1981-08-14 1981-08-14 計算機システムのコマンド制御方式 Granted JPS5829047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56126646A JPS5829047A (ja) 1981-08-14 1981-08-14 計算機システムのコマンド制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56126646A JPS5829047A (ja) 1981-08-14 1981-08-14 計算機システムのコマンド制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5829047A JPS5829047A (ja) 1983-02-21
JPH0252299B2 true JPH0252299B2 (ja) 1990-11-13

Family

ID=14940348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56126646A Granted JPS5829047A (ja) 1981-08-14 1981-08-14 計算機システムのコマンド制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5829047A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59218574A (ja) * 1983-05-26 1984-12-08 Fujitsu Ltd コマンド処理方式
JPS60198635A (ja) * 1984-03-22 1985-10-08 Ando Electric Co Ltd Crtデイスプレイのデ−タ入力制御装置
JPS61260329A (ja) * 1985-05-15 1986-11-18 Hitachi Ltd コマンド入力装置
JPS62119641A (ja) * 1985-11-20 1987-05-30 Fujitsu Ltd オプシヨン値設定制御方式
JPS63115230A (ja) * 1986-10-31 1988-05-19 Mitsubishi Electric Corp デ−タ処理装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518840A (ja) * 1974-07-09 1976-01-24 Fujitsu Ltd
JPS5435636A (en) * 1977-08-25 1979-03-15 Nec Corp Program input unit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518840A (ja) * 1974-07-09 1976-01-24 Fujitsu Ltd
JPS5435636A (en) * 1977-08-25 1979-03-15 Nec Corp Program input unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5829047A (ja) 1983-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5812864A (en) Personal computer/host emulation system for handling host data with personal computer application programs at personal computers
US5036484A (en) Personal computer/host emulation system for handling host data with personal computer application programs at personal computers
US4692858A (en) Visual interface between user and computer system
US4692896A (en) Method of processing a plurality of code systems
JPH0458052B2 (ja)
JPH0630066B2 (ja) テーブル型言語翻訳方法
JPH0683554A (ja) 操作案内装置
JPH03268058A (ja) 文書作成方法及びその装置
JPH0252299B2 (ja)
JPH0464089B2 (ja)
Watson Comparison of commercially available software tools for microprocessor programming
JPS61223923A (ja) 情報処理装置
JPS60241156A (ja) ワ−ドプロセツサ
JPH0317741A (ja) プログラム作成支援装置
JP2763289B2 (ja) 論理図作成処理装置における詳細記述位置付け処理方式
JP3940771B2 (ja) 入力とチェックの手間を最小限にする計算の処理方法
JP2802142B2 (ja) 文書入力編集装置
JPS6367215B2 (ja)
JP2001160048A (ja) 文書作成装置における文字属性設定装置及び方法
Guenette et al. Introducing TI BASIC
McCarthy et al. AutoLISP as a Practical Tool
JPH0516068B2 (ja)
JPS61253577A (ja) 日本語処理フイルタ
JP2001282791A (ja) 機械翻訳装置
JPS59117621A (ja) 文書編集校正方式