JPH0251538A - 繊維強化複合材料 - Google Patents

繊維強化複合材料

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JPH0251538A
JPH0251538A JP20246388A JP20246388A JPH0251538A JP H0251538 A JPH0251538 A JP H0251538A JP 20246388 A JP20246388 A JP 20246388A JP 20246388 A JP20246388 A JP 20246388A JP H0251538 A JPH0251538 A JP H0251538A
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JP
Japan
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epoxy resin
prepared
fiber
acetone
weight
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JP20246388A
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English (en)
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Tsutomu Takahashi
勉 高橋
Hiroshi Nakamura
宏 中村
Akira Yamaguchi
晃 山口
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、エポキシ樹脂組成物をマトリックスとした繊
維強化複合材料に関するものである。
〈従来の技術〉 繊維複合材料は、種々の強化繊維と種々のマトリックス
樹脂からなる材料である。
マトリックス樹脂は、繊維強化複合材料の構造体として
の機械的性能を発現するのに重要な役割を担っており、
従来よりマトリックス樹脂を改良することにより機械的
性能を改善する試みがなされている。
マトリックス樹脂としてエポキシ樹脂組成物を用い、こ
れを改良することにより機械的性能を改善する方法が提
案されている。
例えば特公昭55−25217号公報には、トリグリシ
ジルアミノフェノールとジアミノジフェニルスルホンを
主成分としたエポキシ樹脂組成物が示されている。
特公昭62−183340号公報にはマトリックス樹脂
用として、トリグリシジルアミノクレゾールとジアミノ
ジフェニルスルホンを主成分としたエポキシ樹脂組成物
が示されている。
このほか無機充填材を用いることにより、繊維強化複合
材料の機械的強度を改善する方法があり、例えば特公昭
60−38134号公報、特公昭60−60736号公
報には無機充填材を複合材料の表面に存在せしめた方法
が示されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら近年複合材料の応用分野が拡大するにつれ
て、いままでよりも更に高い機械的性能つまり、眉間剪
断強度(以後TLSSと称す)、0゛曲げ強度を存する
材料が要望されている。  特公昭55−25217号
公報、特公昭62183340号公報に示されるものは
、I LSSを高めることを目的としているが、用途に
よっては未だ充分ではない。
また、特公昭60−38134号公報、特公昭60−6
0136号公報に示されるものは高い耐衝撃性、高い層
間はく乱強度を有するもののrLss、O’曲げ強度に
おいては充分ではない。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、エポキシ樹脂組成物と強化繊維とから成る繊
維強化複合材料において、該エポキシ樹脂組成物が芳香
環に少なくとも1個のグリシジルアミノ基が結合したエ
ポキシ樹脂を主成分とするエポキシ樹脂100重世部、
ジシアンジアミド3〜25重量部、及び3.3° −ジ
アミノジフェニルスルホン5〜75重量部とからなるこ
とを特徴とする繊維強化複合材料である。
本発明のエポキシ樹脂組成物中のエポキシ樹脂として必
須に用いられる、芳香環に少なくとも1個のグリシジル
アミノ基が結合したエポキシ樹脂としては、例えばN、
N、0−1−リグリシジル−4−アミノ−m−クレゾー
ル、N、N。
0−トリグリシジル−4−アミノ−0−クレゾール、N
、N、O−)リグリシジル−m−アミノフェノール、N
、N、N’ 、N’  −テトラグリシジルジアミノジ
フェニルメタン、N、  NN’ 、N’  −テトラ
グリシジルジアミノジフェニルスルホン、N、N−ジグ
リシジルアニリン等の1種または2種以上が挙げられる
なかでも、−分子中3個以上のグリシジルアミノ基を有
するものは、硬化物の弾性率が高く繊維強化複合材料の
機械的性能、特にILSS、O″曲げ強度の向上に有効
である。
本発明のエポキシ樹脂組成物中のエポキシ樹脂として、
靭性の付与、あるいは作業性の改良のため、その他の周
知のエポキシ樹脂を混合使用してもよい。
その際、エポキシ樹脂中の芳香環に少なくともm個グリ
シジルアミノ基が結合したエポキシ樹脂の比率は、混合
するエポキシ樹脂の種類によっても異なるが、少なくと
も40重量%、好ましくは50重量%以上である。
本発明のエポキシ樹脂組成物に、硬化剤としてジシアン
ジアミドと3,3゛ −ジアミノジフェニルスルホンを
用いる。
ジシアンジアミドは、エポキシ樹脂100重量部に対し
て3〜25重量部である。
3重里部未満だと繊維強化複合材料の高いILSS、高
いO°曲げ強度が発現しにくく、また25重量部より多
いと得られる、繊維強化複合材料の高いILSSが発現
しないのみならず耐衝撃性が低下する。
33° −ジアミノジフェニルスルホンは、エポキシ樹
脂100重量部に対して5〜75重量部である。
5重量部未満では、3,3゛ −ジアミノジフェニルス
ルホンの添加によるILSS、及び0゜曲げ強度の向上
の効果が小さく、また75重置部より多いと、エポキシ
樹脂組成物の貯蔵安定性が悪くなるので好ましくない。
本発明において、上記の硬化剤のほか他の周知の硬化剤
を混合して使用することも可能である。   例えば4
.4° −ジアミノジフェニルスルホン、ジアミノジフ
ェニルメタン、ビスフェノールS1ビスフエノールA、
テトラメチルグアナジン、フェノールノボラック樹脂、
クレゾールノボラック樹脂、芳香族アミン、脂肪族アミ
ン、イミダゾール誘導体、酸無水物、:弗化ホウ素錯体
等である。
本発明において、エポキシ樹脂組成物の硬化を促進する
ため、公知の促進剤を用いても良い。
例えば、尿素Lg誘導体イミダゾール誘導体、三弗化ホ
ウ素のアミン錯体、三級アミン、三級アミンのカルボン
酸塩等が挙げられる。
なかでも120℃程度の低温硬化性並びに、シェルフラ
イフの点では、ジクロロフェニル1.1−ジメチルウレ
アのごとき尿素誘導体がもっとも優れている。
本発明のエポキシ樹脂組成物に、特定の無機充填剤を含
有させることにより、さらに機械的物性、特にrLss
、0°曲げ強度に優れた繊維強化複合材料とすることが
できる。
該無機充填材としては、球形の場合は直径がその他の形
状では、短軸長が集合している強化長繊維の繊維と繊維
の間の距離より短いものである。
集合している強化長繊維の繊維と繊維の間隙に、該無機
充填材を含存している樹脂組成物を存在させることによ
り上述の性能が発現する。
なお、該無機充填材の形状による物性への影響としては
、針状、薄片状、板状、ウィスカー環状、形が伸ばされ
た楕円体等の形状のものが弾性率の向上に効果的である
該無機充填材の組成としては、周知のものでよい。
例えばシリカ、カオリン、クレー、タルク、長石粉、マ
イカ、アルミナ、チタン酸カリウム、酸化鉄、酸化マグ
ネシウム等の金属酸化物、塩基性炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム等の炭酸塩、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム等の硫酸塩、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム等の水酸化物、アルミ粉、銅粉等が用いられる。
これらの充填材としては、シランカップリング剤、ある
いはチタンカップリング剤等の表面処理剤で処理されて
いるものも使用できる。
これらの種々の形状、組成の充填剤を組み合わせ使用す
るのもよい。
本発明における該無機充填材のエポキシ樹脂組成物中の
含有量は30容量%までである。
30容量%以上では、マトリックス樹脂組成物の粘度が
高くなり操作性が悪くなる。
下限は、ことさらには無いが、2容量%より多い方が効
果の発現が著しい。
本発明で使用される強化長繊維としては、公知のもので
ある。
例えば、炭素繊維、黒鉛繊維、ガラス繊維、炭化ケイ素
繊維、アルミナ繊維、チタニア繊維、窒化硼素繊維、芳
香族ポリアミド繊維、芳香族ポリエステル繊維、ポリベ
ンヅイミダゾール繊維等を例示することができる。
また使用目的によっては、2種以上の繊維を併用するこ
ともできる。
この該強化長繊維は、繊維強化複合材料として周知の長
繊維の使用形態と同じく、集合した形態で用いられる。
つまり、長繊維をそのまま一方向に引揃えたもの、一方
向に引揃えたものを方向を変えて重ね合せたもの、製織
して布状にしたもの等である。
本発明において、エポキシ樹脂組成物と強化長繊維とを
複合化させ成形するのは、周知の方法でよい。
例えば、エポキシ樹脂組成物を半硬化状態でシート状と
し、強化長繊維の多本数を並行に弓揃えたシート状物、
あるいは織布に、エポキシ樹脂組成物の半溶融状シート
を重ね合せ圧縮して含浸させるか、またはエポキシ樹脂
組成物溶液として含浸させることにより、−旦プリプレ
グ(中間基材)とし、このプリプレグをプレス法゛、オ
ートクレーブ法、ドライフィラメントワインディング法
等により、所定の形状に成形する方法、このほかハンド
レイアフブ法、スプレーアンプ法に代表されるオープン
モールド成形や、ブルートルジョン法、ウェットフィラ
メントワインディング法等が用いられる。
〈発明の効果〉 本発明に特定のエポキシ樹脂組成物を用いた繊維強化複
合材料は、従来のものに比べILSS10°曲げ強度を
大巾に向上させることができる。
実施例I N、N、O−トリグリシジル−4−アミノクレゾール(
スミエポキシ■ELM100、住人化学工業■製)10
0g、ジシアンジアミド(Dicy  日本カーバイト
■製)10g、3゜3°−ジアミノジフェニルスルホン
(3,3゜−DDS  三井東圧■製’)30g、l、
1−ジメチル−3−(3,4−ジクロロフェニル)尿素
(Diuronoデュポン社製)2gに、溶媒としてア
セトン216gを加え混合し、固型物含量40重量%の
アセトン液を調整した。
次にこのアセトン液中に、炭素繊維(マグナマイト■I
M6、バーキュレス社製、太さ約5μm、長さ105(
J、1200本)を連続して含浸し、離型紙を巻きつけ
た直径32(Jのドラムに巾20aa、厚み135μm
の含浸繊維を巻き取った。
次いでこの含浸繊維を切り開いてドラムから取り外した
のち、真空オーブン中80℃で1時間保ち、脱溶媒して
プリプレグシートを作成した。
得られたプリプレグシートを切断して、強化繊維が同一
方向となるようにMi層し、120℃に加熱された油圧
プレス熱板間に挿入し、徐々に加圧し、強化繊維含存率
が60体積%となるように樹脂量を凍らしながら1oo
kir/c+JG、1時間で硬化させた。
次に、成形体をさらに熱風オープン中で120℃にて1
時間ボストキュアーを行ない、約2龍の厚みを有する硬
化板を得た。
次に得られた硬化板の08曲げ強度、並びにILSSを
それぞれASTM−D790、ASTM−D2344に
準拠して測定した。
結果を第1表に示す。
実施例2 N、N、0−)リグリシジル−4−アミノクレゾール5
0g、ポリグリシジルジアミノジフェニ)L/ スルホ
7 (El) i c I onOEXA4004、大
日本インキ■製)50g、ジシアンジアミド12g、3
.3° −ジアミノジフェニルスルホン20gと、1.
1−ジメチル−3−(3,4−ジクロロフェニル)尿素
2gにアセトン216gを加え混合し、固型物台140
重量%のアセトン液を調整した。
次に実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したのち
、硬化板を作成しその物性を測定した。  結果を第1
表に示す。
実施例3 N、N、O−トリグリシジル−4−アミノクレゾール4
0g、 N、 N、 N’ 、 N’ −テトラグリシ
ジルジアミノジフェニルメタン(スミエポキシ■ELM
434、住人化学工業■製)35g、ポリグリシジルジ
アミノジフェニルスルホン25g2ジシアンジアミド4
g、3.3’−ジアミノジフェニルスルホン50gと、
1゜■−ジメチルー3− (3,4−ジクロロフェニル
)尿素2gにアセトン216gを加え混合し、固型物含
量40重量%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。   結果を
第1表に示す。
実施例4 N、N、O−トリグリシジル−4−アミノクレゾール5
0g1ジグリシジルビスフエノールA(スミエポキシ■
ESAO1,9、住人化学工業■製)50g、ジシアン
ジアミド12g、33° −ジアミノジフェニルスルホ
ン30gと、1.1−ジメチル−3−(3,4−ジクロ
ロフェニル)尿素2gにアセトン216gを加え混合し
、固型物含量40重量%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち硬化板を作成し、その物性を測定した。  結果を第
1表に示す。
実施例5 N、N、O−)リグリシジル−4−アミノクレゾールl
oog、ジシアンジアミド12g。
3.3゛ −ジアミノジフェニルスルホン7g11.1
−ジメチル−3−(3,4−ジクロロフェニル)尿素2
gにアセトン204gを加え混合し、固型物含量40重
量%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。  結果を第
1表に示す。
実施例6 N、N、O−)リグリシジル−4−アミノクレゾール1
00 g、ジシアンジアミド15g。
3.3−ジアミノジフェニルスルホン15g。
1.1−ジメチル−3−(3,4−ジクロロフェニル)
尿素2gにアセトン236gを加え混合し、固型物含量
40重量%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。  結果を第
1表に示す。
実施例7 N、N、O−トリグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド12g13.3゛ −ジアミ
ノジフェニルスルホン30g。
1.1−ジメチル−3−(3,4−ジクロロフェニル)
尿素2gと、直径4.0X10−”μmのシリカ微粉末
(Aerosil■0x50、日本アエロジル@1)2
8.2gにアセトン258gを加え混合し、固型物含量
40重量%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。  結果を第
1表に示す。
実施例8 N、N、O−トリグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド12g、3.3° −ジアミ
ノジフェニルスルホン30g11.1−ジメチル−3−
(3,4−ジクロロフェニル)尿素2gと、直径2.O
X 10−2.c+mのアルミナ微粉末(Alumin
ium  0xide  C■、日本アエロジル■)3
7.1gにアセトン272gを加え混合し、固型物含量
40重量%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。  結果を第
1表に示す。
実施例9 N、N、O−トリグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド12g、3.3−ジアミノジ
フェニルスルホン30g。
1、l−ジメチル−3−(3,4−ジクロロフェニル)
尿素2gと薄片状粉体として直径0.5〜1,0μm、
厚さ0.05μmの塩基性炭酸マグネシウム(徳山曹達
■製)13.3gにアセトン236gを加え混合し、固
型物含量40重量%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。   結果を
第1表に示す。
実施例1O N、N、O−)リグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド12g13.3° −ジアミ
ノジフェニルスルホン30g11.1−ジメチル−3−
(3,4−ジクロロフェニル)尿素2gと針状粉体とし
て短軸長0.02μm長軸長0.4μmのT−へマタイ
ト(OX8370戸田工業側製)29.7gにアセトン
261gを加え混合し、固型物含量40重量%のアセト
ン液を調整した。
続いて、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成した
のち、硬化板を作成しその物性を測定した。  結果を
第1表に示す。
実施例11 N、N、O−トリグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド12g。
3.3゛ −ジアミノジフェニルスルホン30g。
1.1−ジメチル−3−(3,4−ジクロロフェニル)
尿素2gと、直径4.0X10−”μmシリカ微粉末(
Aerosil■0x50、日本アエロジル■)109
gにアセトン379gを加え混合し、固型物含量40重
量%のアセトン液を調整した。
続いて、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成した
のち、硬化板を作成しその物性を測定した。  結果を
第1表に示す。
実施例12 N、N、O−トリグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド12g。
3.3° −ジアミノジフェニルスルホン30gと1.
1−ジメチル−3−(3,4−ジクロロフェニル)尿素
2gにアセトン216gを加え混合し、固型物含140
重量%のアセトン液を調整した。
続いて、炭素繊維に代えて、アルミナ繊維(住人化学工
業■製、太さ108m、長さ220m、1000本)を
用いた以外は、実施例1と同様にして硬化板を作成しそ
の物性を測定した。
結果を第1表に示す。
比較例I N、N、O−)リグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド12gと1.1−ジメチル−
3−(3,4−ジクロロフェニル)尿素2gにアセトン
171gを加え混合し、固型物含量40重世%のアセト
ン液を調整したs   ′Iftいて、実施例1と同様
の方法でプリプレグを作成したのち、硬化板を作成しそ
の物性を測定した。 結果を第2表に示す。
比較例2 N、N、O−)リグリシジル−4−アミノクレゾール3
0g1ジグリシジルビスフエノールA(スミエポキシ■
ESAO19,住人化学工業tjl製)70gジシアン
ジアミド12g、3゜3° −ジアミノジフェニルスル
ホン30gと1゜1−ジメチル−3−(3,4−ジクロ
ロフェニル)尿素2gにアセトン216gを加え混合し
、固型吻合1t40重量%のアセトン液を、調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。 結果を第2
表に示す。
比較例3 N、N、O−)リグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド2g、3゜3° −ジアミノ
ジフェニルネルホン30gと1゜l−ジメチル−3−(
3,4−ジクロロフェニル)尿素2gにアセトン201
gを加え混合し、固型物含量40重量%のアセトン液を
調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。  結果を第
2表に示す。
比較例4 N、N、0−)リグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド30g13.3゛ −ジアミ
ノジフェニルスルホン30gと11−ジメチル−3−(
3,4−ジクロロフェニル)尿素2gにアセトン243
gを加え混合し、固型物含量40重量%のアセトン液を
調整した。 次に、実施例1と同様の方法でプリプレグ
を作成したのち、硬化板を作成しその物性を測定した。
 結果を第2表に示す。
比較例5 ジグリシジルビスフェノールA(スミエポキシ■ELA
 128、住人化学工業■製)100&、ジシアンジア
ミド4gと1.l−ジメチル−3−(3,4−ジ’)ロ
ロフェニル)尿素4gにアセトン171gを加え混合し
、固型物含量40%のアセトン液を調整した。
続いて、実施例12と同様に行い硬化物を作成しその物
性を測定した。結果を第2表に示す。
比較例6 N、N、O−)リグリシジル−4−アミノクレゾールl
oog、ジンアンジアミド12g13.3゛ −ジアミ
ノジフェニルスルホン4gと1.1−ジメチル−3−(
3,4−ジクロロフェニル)尿素2gにアセトン177
gを加え混合し、固型物含量40重量%のアセトン液を
調整した。   次に、実施例1と同様の方法でプリプ
レグを作成したのち、硬化板を作成しその物性を測定し
た。 結果を第2表に示す。
参考例I N、N、O−)リグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド12g、3.3゛ −ジアミ
ノジフェニルスルホン30g11.1−ジメチル−3−
(3,4−ジクロロフェニル)尿素2gとシリカff1
tfl末(Aeros+1■0X50、日本アエロジル
側型、直径4゜OX I O−tμrn) 2.6 g
にアセトン220gを加え混合し、固型物含140重量
%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。  結果を第
2表に示す。
参考例2 N、N、O−)リグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド12g13.3° −ジアミ
ノジフェニルスルホン30g11.1−ジメチル−3−
(3,4−ジクロロフェニル)尿素2gと短軸長0.3
μm、長軸長20〜30μmのチタン酸カリウムウィス
カー(7ismo011104、大塚化学■製)19.
4gにアセトン245gを加え混合し、固型物含量40
重量%のアセトン液を調整した。
次に、実施例と同様の方法でプリプレグを作成したのち
、硬化板を作成しその物性を測定した。   結果を第
2表に示す。
実施例13 N、N、O−トリプリンジル−m−アミノフェノール(
スミエポキシ■ELM120、住人化学工業■製)lo
og、ジシアンジアミド8g、3.3’  −ジアミノ
ジフェニルスルホン3Og、l、1−ジメチル−3−(
3,4−ジクロロフェニル)尿素(Diuron■デエ
ポン社製)2gに溶媒として、アセトン210gを加え
混合し、固型物台140重量%のアセトン液を調整した
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。     結
果を第3表に示す。
実施例14 N、N、O−トリグリシジル−m−アミノフェノール5
0g、ジグリシジルビスフェノールA(スミエポキシ0
ESAO19、住人化学工業■製)50g、ジシアンジ
アミド8g、3゜3° −ジアミノジフェニルスルホン
30gと11−ジメチル−3−(3,4−ジクロロフェ
ニル)尿素2gにアセトン210gを加え混合し、固型
物含量40重量%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。     結
果を第3表に示す。
実施例15 NNO−トリグリシジル−m−アミノフェノールloo
g、ジシアンジアミド3g133゛−ジアミノジフェニ
ルスルホン30g、11−ジメチル−1−(3,4−ジ
クロロフェニル)尿素2gにアセトン203gを加え混
合し、固型物含量40重世%のアセトン液を調整した。
次に、実施例1と同様の方決でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。      
結果を第3表に示す。
実施例16 NN、O−)リグリシジル−m−アミノフェノール10
0g、、ジシアンジアミド20g、3.3° −ジアミ
ノジフェニルスルホン30g、1.1−ジメチル−3−
(3,4−ジクロロフェニル)尿素2gにアセトン22
8gを加え混合し、固型物含量40重量%のアセトン液
を調整した。  次に、実施例1と同様の方法でプリプ
レグを作成したのち、硬化板を作成しその物性を測定し
た。  結果を第3表に示す。
実施例17 N、N、O−)リグリシジル−m−アミノフェノール1
00g、ジシアンジアミド8g、33°−ジアミノジフ
ェニルスルホン30g、11−ジメチル−3−(3,4
−ジクロロフェニル)尿素2gと直径4.0X10−”
μmのシリカ微粉末(AerosileOX50.日本
アエロジル■)27.4gにアセトン251gを加え混
合し、固型物含量40重量%のアセトン液を調整した。
  次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成し
たのち、硬化板を作成しその物性を測定した。 結果を
第3表に示す。
実施例19 N、N、0−1−リグリシジル−m−アミノフェノール
100g、ジシアンジアミド8g、33° −ジアミノ
ジフェニルスルホン30gと1゜1−ジメチル−3−(
3,4−ジクロロ7xニル)尿素2gにアセトン210
gを加え混合し、固型物含量40重量%のアセトン液を
調整した。
続いて、炭素繊維に代えて、アルミナ繊維(住人化学工
業■製、直径10μm、長さ220m、1000本)を
用いた以外は、実施例1と同様にして、硬化板を作成し
その物性を測定した。    結果を第3表に示す。
比較例7 N、N、0−1−リグリシジル−m−アミノクレゾール
100g、ジシアンジアミド1g、3゜3° −ジアミ
ノジフェニルスルホン30gと1゜1−ジメチル−3−
(3,4−ジクロロフェニル)尿素2gにアセトン20
0gを加え混合し、固型物含量40重量%のアセトン液
を調整した。
次に、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成したの
ち、硬化板を作成しその物性を測定した。   結果を
第4表に示す。
比較例8 N、N、O−トリグリシジル−4−アミノクレゾール1
00g、ジシアンジアミド8gと3゜3° −ジアミノ
ジフェニルスルホン4gと1゜l−ジメチル−3−(3
,4−ジクロロフェニル)尿素2gにアセトン171g
を加え混合し、固型物含量40重里%のアセトン液を調
整した。
続いて、実施例1と同様の方法でプリプレグを作成した
のち、硬化板を作成しその物性を測定した。 結果を第
4表に示す。
比較例9 N、N、O−)リグリシジル−m−アミノフェノール8
0g、テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン20
gとジシアンジアミド20にアセトン180gを加え混
合し、固型物含量40重里%のアセトン溶液を調整した
続いて、油圧プレスの温度を140℃とすることと、熱
風オーブン中でのポストキュアを190℃にて4時間で
行なう以外は、実施例1と同様に行ない、硬化板を作成
しその物性を評価した。 結果を第4表に示す。
比較例1O N、N、O−)リグリシジル−m−アミノフェノール1
00gと、4.4° ジアミノジフェニルスルホン(ス
ミキュア■S、住人化学工業■製)52gにアセトン2
28gを加え混合し、固型物含量40重量%のアセトン
溶液を調整した。 続いて、油圧プレスの温度を170
℃とすることと、熱風オーブン中でのポストキュアーを
190℃にて4時間で行なう以外は、実施例1と同様に
行ない、硬化板を作成しその物性を評価した。 結果を
第4表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エポキシ樹脂組成物と強化繊維とから成る繊維強
    化複合材料において、該エポキシ樹脂組成物が芳香環に
    少なくとも1個のグリシジルアミノ基が結合したエポキ
    シ樹脂を主成分とするエポキシ樹脂100重量部、ジシ
    アンジアミド3〜25重量部、及び3,3’−ジアミノ
    ジフェニルスルホン5〜75重量部とからなることを特
    徴とする繊維強化複合材料。
JP20246388A 1988-08-12 1988-08-12 繊維強化複合材料 Pending JPH0251538A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036798A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Sumitomo Bakelite Co Ltd 樹脂組成物、プリプレグおよび積層板
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JP2010275493A (ja) * 2009-05-30 2010-12-09 Toho Tenax Co Ltd エポキシ樹脂組成物及びそれをマトリックス樹脂とするプリプレグ
WO2012111743A1 (ja) * 2011-02-16 2012-08-23 三菱レイヨン株式会社 エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料

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