JPH02503808A - 密封フレーム構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ドアフレーム構造体の改良 （技術分野） 本発明はドアのような開閉可能な開口部を開閉可能に閉鎖する密封フレーム構造 体に関する。

（背景技術） 薬物学あるいは生物工学の分野での実験室または清浄さが要求される他の作業室 を有する建物では、このような作業室を無菌状態に保ち巨つ係員が自由に出入で きるようにする必−要がある。

（発明の開示） 本発明の目的は取付が容易で閉鎖したとき外部の閑を遮断し無菌状態に維持可能 なドアのような密封フレーム構造体を提供することにある。

本発明の一実施態様によれば、上記目的は壁内の開口部に取付可能なサブフレー ムとサブフレームに取付可能なフレーム囲繞体とを備え、フレーム囲繞体はサブ フレームに対して管脱可能に取り付けられ、閉鎖部材と共に気密密封体をなして なるドアのような密封フレーム構造体を提供することにより達成される。

気密密封体は所定の破壊強度を有した材料で作られたストリップにより構成され ることが好ましい。

好ましい実施例によれば、閉鎖開口部はドア開口部であり、閉鎖部材がドアであ る。

フレーム囲繞体には電線、電気接続部、表示ランプ等を収納スるチャンネル部が サブフレームにより区画されることが好ましい。

閉鎖開口部の敷居部を横断するようにシリコーンゴム部材が延設され、閉鎖部材 と共に気密密封体を形成することが望ましい。

本発明の他の実施態様によれば、段付部が一ヒ部と側縁部に沿って延び、段付部 の壁及び拡大部はドアの厚さ領域内に延び、段付部の壁及び拡大部が密封フレー ム構造体内に挿入されて密封フレーム構造体と周囲のフレーム構造体とが火災等 に対し閉鎖可能にされる。

本発明の好ましい構成によれば、密封フレーム構造体には強化ガラス窓が付設さ れる。

密封フレーム構造体はスレンレス鋼で作られ、金゛属控えフレームに固定される ことが好ましい。

密封フレーム構造体の片側の段突き部にはヒンジを取り付けるための２以上のス ロットが形成されることが望ましい。

（図面の簡単な説明） 第１図は本発明による密封フレーム構造体のサブフレームの密封側部の正面図、 第２図は同密封フレーム構造体の部分正面図、第３図は第２図の線■−■に沿っ た断面図、第４図は同密封フレーム構造体の正面図、第５図は第４図の＠Ｖ−■ に沿った断面図である。

（発明を実施するための最良の形態） 第１図および第３図を参照するに、ドアのような密封フレーム構造体のサブフレ ーム１はＵ字状をなし、壁（図示せず）の形成時にこの壁内に取付は可能に設け られており、このときサブフレーム１はその周囲に石膏を確実に正確に塗り上げ る石膏止め部材としても機能している。サブフレーム１は軟スチールで作られ、 取付具（図示せず）により穴２を介して壁に固定される。サブフレーム１の下方 のチャンネル壁部３には３００ｍｍ間隔で穴４が複数個形成され、一方策２のチ ャンネル壁部５には６００１間隔で穴６が複数個形成されている（第３図参照） 。

サブフレーム１の斜めに切断された上部のコーナ部は溶接され一体化されてコー ナ部が直角の堅牢な密封フレーム構造体が形成される。

厚さが２書論でステンレス製のフレーム囲繞体７がサブフレーム１に付設される 。フレーム囲繞体７には多数のスタッド８が溶接により付設されており、２個の フレーム構造体を組み立てる際、対応する穴４に挿入される。ステンレス製のス トリップ９に溶接によりネジ付きスタッド１ｏが複数個付設されており、ネジ付 きスタッド】０は対応する穴６内に挿入され、ナツト１１により螺結される。

ストリップ９の自由端部は属人に埋入される止めネジ１２を介してフレーム囲繞 体７の自由端部に固定される。これを詳述するに、止めネジ１２はフレーム囲繞 体７内の穴に挿入され、更に軟スチール製の平スチール板１４のテーバ穴１３に 挿通される。止メネジ１２の頭部は突出部１６を有するシリコーンゴム１５によ り覆われ、シリコーンゴム１５の突出部１６は開口部を閉鎖するドアの縁部に気 密に当接される。ストリップ９の他端部は密封フレーム構造体の３側部の周囲に 延設され得るベベル部１７をなす。同様に、フレーム囲繞体７の一端部は建物の 壁に対向するような平滑な仕上げ面を持つ湾曲部】８として形成されている。

２個のフレーム構造体を組み立てると、電線、電気接続部、表示ランプ等を収納 するチャンネル１９が区画される。

密封フレーム構造体を組み立てる際、先ずサブフレーム１が穴２を介し壁の開口 部に取り付けられる。次にネジ付きスタッド１０を固着したストリップ９がサブ フレーム１の第２のチャンネル壁部５に対し配置され、ネジ付きスタッド１０が 穴６に挿入され、ネジ付きスタッド】０にナツト１１が螺着されてストリップ９ がサブフレーム１に固定される。

更にフレーム囲繞体７のスタッド８がサブフレームｌの穴４に挿入され、フレー ム囲繞体７の自由端部が止めネジ】２によりストリップ９に固定され、この止め ネジ】２をシリコーンゴム１５により覆う。総ての組立が完了した後にこのフレ ーム囲繞体７が付設されるので、フレーム囲繞体７をなす仕上ステンレス鋼に損 傷を生ずることが防止される。

この組み立てられた密封フレーム構造体は容易に既存の又は新しい構造体に取付 でき、且つ湿潤構造体と乾燥構造体の両方に適している。又この密封フレーム構 造体には、標準の強化ガラスあるいは標準のステンレス鋼ドアを設計変更を伴う ことなく付設可能である。

また使用中にフレーム囲繞体７が損傷した場合、ドアあるいはサブフレームを除 去する事なく交換可能である。

この密封フレーム構造体は周囲の壁仕上部分に圧接されるので、対象とする無菌 作業室への汚染菌の侵入が防止され得る。

本発明による密封フレーム構造体は略直線部材でなる構成をとるので、製薬学あ るいは生物工学上の用途に適用しても、清掃が簡便であり殺菌が容易で且つこの 密封フレーム構造体表面上ではバクテリア等の細菌の繁殖が困難になる。

更に第４図及び第５図にはドアとしての密封フレーム構造体の他の好ましい実施 例が示されており、本密封フレーム構造体の控えＬ形フレーム２０には予め成型 されたステンレススチールパネル２１．２２がスポット溶接される。密封フレー ム構造体の上側部には段部２３が形成され、ステンレススチールパネル２２の折 曲された端部は溶接部２４を介しステンレススチールパネル２】に固定連結され ている。段部２３の壁２５及び延長部２６は密封フレーム構造体の厚さ領域内に 配置され、且つ段部２３の延長部２６は周囲のフレーム構造体と気密に接合され る。

密封フレーム構造体と強化ガラス窓２フとを組み立てるため、密封フレーム構造 体にはチャンネル部２８が形成される。これを詳述するに、チャンネル部２８は ステンレススチールパネル２１．２２の開放端部に連結されてガラス取付用のチ ャンネル２９が区画される。

またステンレススチールパネル２１．２２は密封フレーム［１８体の内面壁を囲 繞する金属板３０により着脱可能に相連結され、金属板３０自体はスポット溶接 部３］を介しステンレススチールパネル２］、　２２に固設される。且つ金属板 ３０は密封フレーム構造体の上部の控えＬ形フレーム部材３２及び下端部３３に 対し止めネジにより着脱可能に取付可能である。２個のヒンジ（図示せず）取付 用のスロット３４が密封フレーム構造体の側部に設けられる。

本発明は多様の設計変更が可能である。例えば、シリコーンゴム１５は対象とす る作業室へのドアの敷居部を横切って延長可能であり、この作業室を無菌な清浄 状態に維持できる。

また本発明はドアとしての密封フレーム構造体として上述したが、外部から閉鎖 される対象無菌清浄空間の開口部用の窓としても採用可能であることは理解され よう。

間際調査報告 ュー１．。ｈ、ＪｎＮ＋＊ｌｌｔ’　ｍ、　　ＰＣτ／ＧＢ　８８１０Ｃ２９９ 国際調査報告 ＧＢ　ε８００２９９ ＳＡ　　　　２１７！１

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）壁内の開口部内に取付可能なサブフレームとサブフレームに対し固定可能 なフレーム囲繞体とを備え、フレーム囲繞体がサブフレームに対し着脱可能に取 付られ、密封部材に対し気密に当接されてなる壁内の開口部を開閉可能に閉鎖す る密封フレーム構造体。
2. （２）フレーム囲繞体にはサブフレームと連係して電線、電気接続部、表示ラン プ等を収納する、チャンネルが区画されてなる特許請求の範囲第１項記載の密封 フレーム構造体。
3. （３）サブフレームの断面が実質的にＵ字状をなし、サブフレームのＵ字状部が 開口部の外周縁部に取付可能な形状をなし、フレーム囲繞体はＵ字状のサブフレ ームの一端部に固定されたステンレス等のストリップを介してサブフレームに対 し固定され、サブフレームの他端部には穴が複数個形成され、フレーム囲繞体に はサブフレームの各穴に挿入可能なスタッドが複数個突設されてなる特許請求の 範囲第１項及び第２項のいずれか１項記載の密封フレーム構造体。
4. （４）フレーム囲繞体が複数個のネジによりステンレス製のストリップに固定さ れてなる特許請求の範囲第３項記載の密封フレーム構造体。
5. （５）ステンレス製のストリップの一部に付設される弾性材料で作られた所定の 形状のストリップが気密の密封体をなす特許請求の範囲第３項及び第４項のいず れか１項記載の密封フレーム構造体。
6. （６）閉鎖可能な開口部がドア用開口部であり、閉鎖部材がドアである特許請求 の範囲第１項及び第５項のいずれか１項記載の密封フレーム構造体。
7. （７）閉鎖開口部の敷居部を横切つてシリコーンゴム密封体が延設され、閉鎖部 材と気密に当接可能に設けられてなる特許請求の範囲第６項記載の密封フレーム 構造体。
8. （８）段部が上部及ぶ側部に亘つて建設され、段部の壁及び延長部がドアの厚さ 領域内に設けられ、周囲のフレーム構造体に対し火災防止すべく閉鎖可能に設け られてなるドア。
9. （９）金属製の控えフレームに固定され、予め成形されたスチール材で作られて なる特許請求の範囲第８項記載のドア。
10. （１０）控えフレームにはドアに設けられた開口部の縁部と整合するチャンネル 部が具備され、ガラス板を収納可能に設けられてなる特許請求の範囲第９項記載 のドア。
11. （１１）ドアの片側の段部にドアのヒンジを収納する２以上のスロットが形成さ れてなる特許請求の範囲第８項及び第１０項のいずれか１項記載のドア。