JPH02503309A - ガラス板焼戻し方法及び装置 - Google Patents

ガラス板焼戻し方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガラス板焼戻し方法及び装置 技術分野 本発明はガラス板の製造に関し、特に大量生産過程に於てガラス板を特定の基準 に焼戻しするための改良された方法及び装置に関する。
背景技術 多くの国では、車輌の窓に使用される焼戻しガラス板の破損条件を規定する公式 の規格が設けられている。このような規格では、一般に破損したガラス板に危険 な細長い小片を含まないことが要求される。例えば、英国系格B55282は、 原則的にその長さが幅の4倍以上で60−■より長いガラス片の発生を禁止して いる。英国系格B55282では、ガラス板上のいかなる部分に於ても5CI+ m2の領域に含まれる小片の数が制限範囲内にあること、及び各小片の最大許容 面積が規定されている。
近年の自動車産業では、車輌の総重量を全体的に減少させるための一手段として 、窓ガラスの厚さを薄くする傾向がある。しかしながら、3.5mmまたはそれ 以下の厚さのガラス板については、破損に関する公式規格に適合するようにガラ ス板を焼戻しすることが困難になっており、かつガラス板の寸法が比較的大きい 場合に特に細長い小片(破片)を排除することは一層困難である。
に、焼戻しガラスのための新しい基準が設定された。その詳細な内容によれば、 厚さ3.5■■及びそれ以下のガラスがカテゴリIに入り、その厚さの公差が± 0.2龍である。
このカテゴリに於けるガラスの安全基準には2つの厳しい条件が含まれる。その 第1の基準は、50龍2の面積に於ける小片の数が最低40で最高450である ように破損範囲が設定されている。第2の基準は、細長い破片の長さが75mm を越えないことである。このような焼戻しガラスに関するより厳しく管理された 安全基準の設定によって、ガラス製造業界は一層厳しい対応を迫られている。
米国特許第4.662.926号明細書には、ガラス板を歪点以上の温度に加熱 し、かつ加熱されたガラス板を2つの対向するノズルセットからガラス板の両面 に冷却媒体を吹き付けることにより焼入れすることによって強化する方法が開示 されている。この冷却媒体は、ガラス板がより効果的に焼入れされ、かつその結 果概ね円形の中央領域がより高度に強化されるように、ガラス板の両面に同心円 状のパターンをもって噴射される。
自動車用窓ガラス及びその類似物一般に使用されているような湾曲焼戻しガラス 板の製造に於て成功している他の方法は、水平プレス曲げ技術である。この技術 は、一般に前トリム処理された平坦なガラス板をロールコンベアに載せて加熱炉 内を搬送することによってその軟化温度または曲げ温度まで加熱し、加熱された 高温ガラス板を補完的な1対の型部材間で所望の曲率または形状に曲げ加工し、 かつ湾曲ガラス板をガラスの焼きなまし範囲以下の温度まで制御しつつチルリン グ(chllllng)即ち冷却処理することによって焼戻しする過程が含まれ る。
発明の開示 本発明の目的は、特に車輌用窓として使用されかつ厚さが3.5關またはそれ以 下であるガラス板について、様々な強度及び破損に関する公式条件に完全に適合 する焼戻しガラス板を安定的に製造することができる改良されたガラス板焼戻し 方法及び装置を提供することにある。
本発明によれば、ガラス板を水平面に支持し、かつ水平路に沿ってコンベアに載 せて加熱炉内を移動させることによってガラス板を焼戻しするための方法及び装 置が提供される。ガラス板は、加熱炉を通過する際に所望の曲げ温度に加熱され る。加熱された高温ガラス板は、加熱炉から出た後に第2コンベア部上に移送さ れる。
第2コンベア部は、高温ガラス板が曲げプレス装置内で所望の形状に成形され得 る状態になるまで該ガラス板の温度を維持するオーブン内にガラス板を移動させ る。オーブン内に於ける加熱は、電気抵抗要素またはガスバーナのような適当な 加熱手段を用いることによって行われ、それによってオーブン内の高温ガラス板 を曲げ加工に適当な温度に維持することができる。
オーブンの出口端にある開口から出てきた高温ガラス板は、すぐに曲げステーシ ョンに移送される。曲げステーションは、曲げ加工後のガラス板の湾曲形状に適 合する補完的な成形面を有する型部材を備える。この型部材は、互いに接近しま たは離反する相対運動可能に取り付けられ、かつその相対運動によってガラス板 を所望の形状に成形する。
次に、ガラス板は曲げステーションから出て第3コンベア部に移送される。
第3コンベア部によって、湾曲ガラス板は冷却手段を有する焼戻しステーション の中を移動する。この冷却手段は、ガラス板の移動通路の上方及び下方にそれぞ れ配置された上側噴射装置と下側噴射装置とを備える。各噴射装置は、それぞれ 対向する冷却流体の噴射管が所定のパターンをもってガラス板の各面に向けられ ている。
所定のパターンでのガラス板の冷却によって、ガラス板をより効果的に焼入れし 、かつその結果として強化することができる。このより効果的な焼入れ及びそれ に伴う強度の改善によって、ガラス板が破損した場合に許容し得ない破片の発生 が防止されると共に、破損したガラス板の様々な単位領域に於ける破片の最大数 と最小数との差が小さくなる。
本発明の目的は、ガラス板の焼戻しのための改良された方法及び装置を提供する と同時に、焼戻しガラスに関する様々な安全規定の破損範囲及び破片の大きさの 条件に適合するガラス板を提供することにある。
図面の簡単な説明 上述した本発明の目的及び利点については、添付図面を参照しつつ以下の本発明 の実施例に関する詳細な説明から容易に理解することができる。
第1図は、本発明によるガラスの焼戻しのための製造ラインの一部分を概略的に 示す側面図である。
第2図は、第1図の2−2線に於けるオーブン部の部分断面図である。
第3図は、第2図示のオーブン部を詳細に示す分解斜視図である。   ′ 第4図は、第2図示のオーブン部の支持部を示す部分拡大図である。
第5図は、第4図の5−5線に於けるオーブン部の支持部の部分拡大図である。
第6図は、第3図の6−6線に於けるオーブン部の断面図である。
第7図は、第1図を7−7線に沿って示す冷却部の断面図である。
第8図は、第7図の8−8線に於ける冷却部の断面図である。
第9図は、本発明の別の実施例を示す第8図と同様の断面図である。
発明の要旨 本発明によれば、加熱された高温ガラス板を、対向する複数の管を介して冷却流 体を前記ガラス板の両面に噴射するための冷却手段を通って長手方向の移動路に 沿って移動させるガラス板焼戻し方法であって、(a)前記ガラス板が前記冷却 手段に入る際に、該ガラス板の前縁部分に比較的一様な冷却パターンで冷却流体 を噴射する過程と、(b)前記高温ガラス板が前記冷却手段内に配置されている 間、該ガラス板の少なくとも中央部分に長手方向のストライブ状パターンで冷却 流体を噴射する過程と、(C)前記高温ガラス板が前記冷却手段内に配置されて いる間、該ガラス板の後縁部に比較的一様なパターンで冷却流体を噴射する過程 とからなることを特徴とするガラス板焼戻し方法が提供される。
また、本発明によれば、加熱された高温ガラス板の両面に冷却流体を噴射する噴 射手段を有する該ガラス板を急冷するための冷却手段と、加熱された高温ガラス 板を長手方向の移動路に沿って前記冷却手段の中を移動させるためのコンベア手 段とを備えるガラス焼戻し装置であって、前記噴射手段が、それぞれに互いに長 手方向に離隔され、前記高温ガラス板の前記移動路を横切る向きに延在し、かつ 対向する複数の管を有する第1モジユー少と第2モジユールとを有し、前記第1 モジユールが、前記高温ガラス板が前記冷却手段に入る際にその前縁部分と前記 高温ガラス板が前記冷却手段内に配置された後にその後縁部分とに比較的一様な 冷却パターンを与えるように所定の第1パターンに配置された複数の管を有し、 かつ、前記第2モジユールが、前記冷却手段内に配置された前記高温ガラス板の 少なくとも中央部分に所定の長手方向のストライブ状の冷却パターンを与えるよ うに前記第1パターンと異なる所定の第2パターンに配置された複数の管を有す ることを特徴とするガラス板焼戻し装置が提供される。
発明を実施するための最良の形態 以下に添付図面を参照しつつ本発明の実施例について詳細に説明する。第1図は 、ガラス板焼戻し装置10を示している。ガラス板焼戻し装置10は、複数のガ ラス板14を概ね水平面に支持して、該ガラス板をその軟化点即ち曲げ温度にま で加熱するための炉18を有する加熱ステーション16の中を、連続する概ね水 平な通路に沿って移動させるための連続コンベアシステム12を有する。
前記通路は、ガラス板14を炉18から出た後にその軟化点即ち曲げ温度に維持 するために加熱するための手段を有するオーブン部20を通って連続している。
次に、曲げステーション22は加熱された高温ガラス板14を所望の湾曲形状に 曲げるための手段を有し、かつ焼戻しステーション24は高温ガラス板14の温 度を急速に低下させて所望の焼入れを行うためのチルリング手段即ち冷却手段2 6を有する。
図示される実施例に於て、ガラス板14は、加熱チャンバ34を郭定する1対の 側壁28と上壁30と底壁32とを有するトンネル式の炉18内で加熱される。
加熱チャンバ34は、例えば炉18の土壁30または側壁28内に配置された図 示されないガスバーナまたは電気抵抗要素のような適当な加熱手段(図示せず) によって所望の要領で加熱することができる。この加熱手段は、加熱チャンバ3 4内のあらゆる位置に於て所望の温度が得られるように図示されない装置によっ て適当に制御される。ガラス板14は、コンベアシステム12の一部を形成しか つ炉18の中を長手方向に延長する第1コンベア部36に載って加熱チャンバ3 4の中を搬送される。第1コンベア部36は、その長手方向に沿って炉18の外 部に配置された第2図示の1対の支持ブロック39にそれぞれ両端をジャーナル 支持されて、横方向に延長しかつ長手方向に離隔された複数のコンベアロール3 8を有する。
複数のガラス板14は、それぞれ炉18の入口端にある長手方向に離隔されたコ ンベアロール38上に載せられて概ね水平面内に支持され、かつ炉18内を通過 する際に所望の温度に加熱制御される。加熱された高温ガラス板14は、炉18 の出口端にある開口40から出ると、コンベアロール38からコンベアシステム 12の部分を構成する第2コンベア部42上に移送される。第2コンベア部42 は、その両端がそれぞれオーブン部20及び曲げステーション22の両側部に沿 って配置された適当な支持ブロック39にジャーナル支持される一連の離隔され たコンベアロール44を有する。
コンベアロール44は、ガラス板14がオーブン部20に入ってその中を移動し 、かつ曲げステーション22の中の補完的な1対のプレス型部材46.48の間 に入るようにガラス板14を水平に支持する。曲げ加工の後、ガラス板14は焼 戻しステーション24に運搬され、そこでコンベアロール44からコンベアシス テム12の一部分を構成する第3コンベア部50に移送される。第3コンベア部 50は、その両端を焼戻しステーション24の両側部に沿って配置された適当な 支持ブロック39にジャーナル支持された一連の離隔されたコンベアロール52 を有する。
曲げ加ニステップに入る直前のガラス板14の温度は、本発明によって加工され るガラス板14について所望の一様な形状及び焼戻しを得るための最も重要な要 素である。
例えば、ガラス板14は、曲げ加工の際に所望の形状を与え易くし、かつ後の焼 戻しのために充分な熱を保持し易くする温度レベルに加熱しなければならない。
ガラス板14を処理するべき最適温度範囲が炉18によって保持され得るのに対 して、この最適温度範囲を連続して加熱される多数のガラス板について一様に得 ることは困難である。これは、第1に、ガラス板14が曲げステーション22で の加工を待つ間に加熱されない炉18の外部環境下に晒されて冷えてしまうこと による。
本発明は、オーブン部20を用いることによって所望の最適ガラス温度の維持を 図っている。第2コンベア部42の横方向に延在するオーブン部20は、炉18 から高温ガラス14を受は取り、かつ該ガラス板の熱の損失を最小にするように ガラス板14を高温環境下に保持する。本発明に於てオーブン部20を使用する ことによって、ガラス板14は所望の一様な形状及び焼戻しを得るために最適温 度に維持される。
第1図乃至第6図に示されるように、オーブン部20は上壁及び底壁と高温ガラ ス板14が通過する1対のエンドパネルと1対の側壁とによって郭定される加熱 チャンバ54を有する。第2図及び第3図に良く示されるように、前記上壁は、 下側パネル57とその上に重ねられかつそれを摺動可能に支持する上側パネル5 6とからなる1対のパネルによって形成される。同様に、前記底壁は、下側パネ ル59とその上に重ねられかつそれを摺動可能に支持する上側パネル58とから なる1対のパネルによって形成される。
炉18に近い方の加熱チャンバ54の端部は、ガラス板14を受は取るために形 成された概ね水平方向に延長するスロット61を有するエンドパネル60によっ て閉塞されている。曲げステーション22に近い方の加熱チャンバ54の端部は 、ガラス板14を出すために形成された概ね水平方向に延長するスロット63を 有するエンドパネル62によって閉じられている。スロット61.63は概ね平 坦なガラス板について使用できるが、エンドパネル60.62は、ガラス板が例 えば曲げステーション22に於て最終的に成形される前に加熱チャンバ54内に 於て輪郭ローダ上で予備成形される場合に、1対の柔軟な耐熱カーテンで置き換 えることができる。前記側壁は、ナイロンまたはステンレス鋼のような適当な耐 熱材料で形成され得る複数のブラシによって形成される。例えば、下向きに延長 するブラシ64aがパネル56の側縁に取り付けられ、かつ下向きに延長するブ ラシ64bがパネル57の側縁に取り付けられる。上向きに延長するブラシ64 cがパネル58の側縁に取り付けられ、かつ上向きに延長するブラシ64dがパ ネル59の側縁に取り付けられる。これらのブラシによって、コンベアロール4 4があらゆる適当な位置に於て加熱チャンバ54の側部を貫通することができ、 かつコンベアロール44の断面形状に適合しつつ加熱チャンバ54から熱が逃げ ないようにシールする機能を有する。エンドパネル60はその上縁を上側パネル 56の端縁に、かつ下縁を上側パネル58に多数の適当なねじ部品65によって 取り付けることができる。同様に、エンドパネル62はその上縁を下側パネル5 7の端縁に、かつ下縁を下側パネル59にそれぞれねじ部品65によって取り付 けられる。
・加熱チャンバ54は、コンベアシステム12の両側に沿って長手方向に延長す るように配置された支持ブロックレール68に取り付けられた4個の支持アセン ブリ66によって第2コンベア部42の横方向に支持されている。第2図乃至第 5図から分かるように、4個の支持アセンブリ66は、それぞれ前記ブラシに対 向する壁部に形成された長手方向に延長するスロット72を有する垂直方向に延 在する角形筒状支持アーム70を有する。水平方向に延在するアーム74は、そ の一端がスロット72を形成した壁部と反対側の対応する支持アーム70の外向 き対向壁部に取り付けられている。1対の概ねU字形ブラケット、上側ブラケッ ト76及び下側ブラケット78がそれぞれねじ部品80及びナツト82によって 支持アーム70に取り付けられている。ナツト82は支持アーム70の中心に配 置され、かつ対応する一方のブラケット76.78の開口及びスロット72を貫 通して延長するねじ部品80の端部に螺合している。水平アーム74は、支持ア ーム70と反対側の端部に於て該アーム74に形成された細長い孔及びワッシャ 86を貫通するねじ部品84によって支持ブロックレール68に取り付けられて いる。ねじ部品84はレール68の上側対向面に形成された孔を貫通して更に延 出し、レール68の下に配置された対応するナツト88に係合し、かつスペーサ 90によって支持ブロックレール68から離隔されている。隅板92が、水平ア ーム74の下面と支持アーム70との構造上の剛性を強化しかつそれらの間の曲 げモーメントを防止するために取り付けられている。
加熱チャンバ54の上部を形成する上側パネル56と下側パネル57とは、相互 に摺動可能なように構成されている。通常、下側パネル57は、L字形ブラケッ ト76により上側パネル56の周縁部に作用する力によって所定位置に固定され る上側パネル56の下側を摺動する。概ねL字形の1対のブラケット94が、上 側パネル56の各側縁から下向きかつ内向きに延長して下側パネル57を支持し ている。更に、上側パネル56には、加熱運転を制御するためにガラス板14の 前端及び後端を検知するように図示されない光電管を配置することができる少な くとも1個の角孔96が設けられている。2列のガラス板を焼戻しする場合には 、1対の開口94が上側パネル56の平行に移動する2列のガラス板の各中心線 上に形成される。
また、加熱チャンバ54の底部を形成する上側パネル58と下側パネル59とが 、互いに摺動可能に構成されている。通常、下側パネル59は、L字形ブラケッ ト78により作用する力によって所定位置に固定される上側パネル58の下側を 摺動する。概ねL字形の1対のブラケット98が上側パネル58の側縁近傍の下 面から下向きかつ内向きに延長して下側パネル59を支持している。更に、上側 パネル58はその上面の大部分に固定される例えばカルロッド(Calrod) ヒータのような電気抵抗加熱要素100を備える。加熱要素100は、それを一 定の制御された温度に維持する例えばSCR(シリコン制御整流機)(図示せず )によって制御される。加熱要素100は、上側パネル58を貫通し、かつ加熱 要素100の両端に電気的に接続された導電手段102を介して電力を受ける。
更に、加熱要素100は、上側パネル58の上向き面上に配置された絶縁材料の 部分104によって上側パネル58から絶縁することができる。加熱要素100 は、複数のクリップ106によって絶縁材料の部分104または上側パネル58 に取り付けることができる。
各パネル56〜59は、加熱チャンバ54からの熱の損失をできる限り防止する ように絶縁パネルとして構成されている。第6図に示されるように、下側パネル 57は間に絶縁材料110を挟装した上壁108と下壁109とからなる。絶縁 材料110には、例えばマリナイト(Marlnlte)またはファイバファッ クス(Flberfax)のような上記プロセスに適合する様々な市販材料を使 用することができる。
上壁108と下壁109とは、下側パネル57の周縁に沿って延在する角形筒状 部材111によって離隔されており、それによって両壁の間に絶縁材料110を 配置するための空隙が設けられている。
第4図に示すように、ブラシ64a〜64dが概ね矩形断面の複数の筒状トラッ ク112.113によってそれぞれパネル56〜59に取り付けられて覧する。
トラック112.113はそれぞれ上下パネル56.57の側縁に沿って延在し 、かつそれぞれにブラシ64a、64bの縁部を受容しかつ保持するために下向 きに開設されたスロットを有する。ブラシ64aはトラック112の全長に亘っ て延在する。ブラシ64bは、前側のエンドパネル62とパネル56の対向縁部 との間に露出するトラック113の部分にのみ沿って延在するような寸法に形成 されている。同様に、ブラシ64cがその関連するトラック112の全長に亘っ て延在し、かつブラシ64dが関連するトラック113の長さに形成されている 。
加熱チャンバ54の土壁と底壁とを支持するために、上側パネル56の上壁11 4と上側パネル58の下壁115とが各パネルの側縁部を越えて延出している。
上壁114の延長部はL字形ブラケット76の上向き面上に載置されている。同 様に、下壁115の延長部がブラケット78の上向き面上に載置されている。ボ ルト84及びナツト88は、それを緩めることによって、支持ブロックレール6 8に関して上側ノ゛々ネル56.58及び後側のエンドパネル60の位置が固定 されるように壁114.115の側縁に摩擦係合するように、支持アセンブリ6 6を上側パネル56.58に向けて内向きに調整することができる。下側パネル 57.59及び前側のエンドパネル62は、加熱チャンバ54の長さを調整して 加熱ステーション16と曲げステーション22との間の使用可能な空間に適合さ せるために、固定された前記パネルに関して摺動自在になっている。
更に、下側パネル57の下向き壁109及び上側パネル58の上向き壁116に 加えてパネル56.59の対応する面に熱反射材料を被覆して加熱チャンバ54 の内部からの熱の損失を少なくすると共に、ガラス板14に放射熱を反射させる ことができる。
曲げステーション22の上側雄型部材46と下側雌型部材48とは、曲げ加工し た後のガラス板の形状に適合する湾曲形状の互いに対向する補完的な成形面を有 し、かつ互いに接近または離反する相対運動可能に取り付けられている。第1図 に示すように、雄型部材46が下向きの概ね凸状成形面117を有し、かつコン ベアロール44の上方に取り付けられているのに対して、雌型部材48がコンベ アロール44の下方に配置され、かつ雄型部材46に接近または離反する垂直運 動可能に取り付けられている。雌型部材48は、それをコンベアロール44の高 さより上に移動させてガラス板14をコンベアロール44より上に持ち上げるこ とができるように、キャリッジ119上に取り付けられかつ隣接するコンベアロ ール44間を通過し得るように充分な距離をもって離隔された複数のセグメント 18によって形成されている。セグメント118は、雄型部材46の成形面11 7を補完する概ね凹状成形面120を有する複合リング式構造を形成する。
キャリッジ119は、高温ガラス板14をコンベアロール44から持ち上げて雄 型部材46に対して押圧し、補完的な成形面114.120の間で所望の湾曲形 状に形成するために、雌型部材48をコンベアロール44より下の下側位置とそ れより上の上側位置との間で昇降させるための適当なピストンロッド124を有 する流体アクチュエータ122によって垂直方向に運動させることができる。ま た、場合によっては、雄型部材46を流体アクチュエータのピストンロッドから 吊すことによって垂直方向に移動可能に取り付けることができる。曲げ加工が終 了した後に、雌型部材48が降下してガラス板14がコンベアロール44上に戻 される。
焼戻しステーション24の冷却手段26は、第3コンベア部50上の通路に沿っ て移動するガラス板14の両面に例えば空気のような冷却流体の対向する噴射を 向けるようにガラス板14の上方及び下方に配置された上側ブラストヘッド12 6と下側プラストヘッド128とを有する。このために、両プラストヘッド12 6.128は、湾曲ガラス板14の移動通路に向けて外向きに突出する複数の管 132を有するブリナムチャンバ即ちモジュール130を備えており、モジュー ル130を介して適当な供給源から冷却流体の多数の噴流をガラス板14の両面 に向けて噴射する。
第1図、第7図及び第8図に示されるように、ブラストヘッド126.128の モジュール130から延出する複数の管132が、ガラス板14の移動通路に直 交する平行な横列132aをなすように配置されている。この横列132aは、 互いに前記移動通路の長手方向に離隔され、かつ各列の各管132が隣接する各 列の管と整合して前記移動通路の向きに延長する平行な縦列132bを形成する ように配置されている。第8図に示すように、横列132a間の長手方向の距離 Cは隣接する縦列132b間の横方向の距離Bより小さい。第7図に良く示され るように、上側ブラストヘッド126の管132は、ガラス板14の上面の大部 分に対して概ね直角に配置され、かつ下側プラストヘッド128の管132はガ ラス板14の下面の大部分に対して概ね直角に配置されている。上側ブラストヘ ッド126の管132が、下側プラストヘッド128の管132と軸線方向に概 ね整合していると好都合である。このブラストヘッドの構成は、矢印Aで示され るコンベアロール52上のガラス板14の移動方向に全ての管132を整合させ たストライブトモジュール(Strlped Nodule)のブラストヘッド として周知である。ストライブトモジュールの形に配列されたブラストヘッドの 管132によって、破損範囲及び破片形状が特定の制限内に維持されるように焼 戻し過程に於てガラス板14を焼入れすることができる。
上述したようにストライブトモジュールのみを用いたブラストヘッドは、非常に 薄いガラス板の破片の長さを許容される長さにまで短くすることに非常に有効で ある。しかしながら、これによってガラス板に多くの虹色が発生することになり 、かつ場合によっては破片の大きさが許容されない程度にまで大きくなることが ある。虹色の発生は許容し得るとしても外観上好ましくなく、かつできる限り回 避すべきことである。このために、第9図には変形させたストライブトモジュー ル型のブラストヘッド128′が示されており、モジュールの一部分にのみ上述 したストライブ状の構成が含まれている。ブラストヘッド128′の残りのモジ ュール133には、所vR「ドミノの五牌」様の散点状のデザインとして周知で あるより従来的な管の配列が含まれており、交互に配置された管132の横列1 32a’が前記移動通路の方向に延長する平行な縦列132bを形成するように 配置されている。この構成では、管132の交互の横列をストライブトモジュー ルの縦列に整合させた大きさに設定する。管132の残りの縦列が、ガラス板の 表面により均一に空気が分配されるような連続した管の配列となるようにストラ イブ状の縦列の間に配置されている。
最良の結果が得られるように最も中心のモジュールをストライブ構造とし、かつ ブラストヘッドの両端のモジュールを上述した従来の散点状の構成にした。この ようにして、ガラス板全体がブラストヘッドの境界即ち投影輪郭線または外周内 に入る焼入れの初期に於て、ガラス板の中央部分がストライブ型のモジュールか ら最も長い時間に亘って噴射を受けるのに対して、ガラス板14の前端部及び後 端部は従来のモジュール133から冷却流体の噴射を受けることになる。この時 、ガラス板14は冷却手段26の中を連続的に移動するが、その速度は、曲げス テーション22から焼戻しステージ3ン24へ移動する際にガラス板14の熱の 損失を最小にするために必要な早い移送速度に比較すると遅くなっている。従っ て、ガラス板14が冷却手段26に入ると、その両側部が所望の結果即ち破損状 態の改良及び紅色発生の低減を図るために充分な時間に亘って上述した構成から なる冷却流体の対向する噴射を受けることになる。
上述した実施例では、ブラストヘッドの空気圧が38゜1〜182. 9cmH 20(15〜75インチH20)の範囲内にある。これは、破損に関する公式条 件に完全に適合する厚さ3.5■l以下の焼戻しガラス板を製造する大抵の場合 に充分であることが証明された。しかしながら、広角型の後窓のような鋭く湾曲 した端部を有する自動車用ガラスを焼戻しする場合、該端部によってガラスの内 面または上面に於ける空気の自然な流れが遅くなって焼戻しが不十分になること がある。これは、非常に薄いガラス板を焼戻しする際に特に生じ昌い。この問題 は、0.21〜7.73kg/cd (3〜110 p s i )程度の、好 適には2.1〜5、6kg/cd (3C1〜80 p s i )の圧縮空気 をガラス板の内面に作用させることによって解消することができる。
圧縮空気は、ガラス板の長手方向に沿ってその全長に亘って作用させることがで き、または鋭く湾曲した端部に限定することができる。これは、既存のストライ ブ状に配置された管の少なくとも1つの横列を圧縮空気供給源に接続し、かつ必 要に応じて前記横列のいくつかの管を閉鎖して空気を湾曲部分にのみ制限するこ とによって達成される。供給ノズルを有する圧縮空気管を既存のブラストヘッド の2つの横列の管の間に挿入することによっても同一の結果が得られる。この場 合、ノズルの数は必要に応じて決定され、かつストライブ状配列の縦列を構成す る管に整合させるべきである。
各相の運転に於けるガラス板14の移動速度は、その相に於けるガラス板14に ついて実行される運転に相応するように図示されないモータ制御装置によって制 御される。
従って、ガラス板14の移動速度は、実行されるプロセスによって決定されるよ うにコンベアシステム12に沿って変化し、ガラス板14を第1コンベア部36 に載せて第1速度で加熱チャンバ54を、第2コンベア部42に載せて第2速度 でオーブン部20及び曲げステーション22を、かつ第3速度で焼戻しステーシ ョン24を通過させることができる。従って、ガラス板14は、各ステーション を通過しかつ各ステーションから他のステーションへ移動する際に所望の時間に 相応する所定の速度で焼戻し装置10を移動する。
第1図に示されるように、第1コンベア部36の各コンベアロール38は、共通 に可変速動力供給源または電動モータ138に操作可能に接続された適当な歯車 減速機構136によって無端駆動チェーン134を介して駆動される。
第2コンベア部42の各コンベアロール44は、共通に歯車減速手段142及び 無端駆動チェーン144を介して可変速モータ144によって駆動される。同様 に、第3コンベア部50の各コンベアロール52は、共通に歯車減速機構148 を介して可変速モータ150に操作可能に接続された無端チェーン146によっ て駆動される。
可変速電動モータ138.140.150は全て図示されないモータ制御装置に 操作可能に接続されており、それによって例えばモータ138の速度を変化させ 、かつそれにより第1コンベア部36の速度を変化させるように調整すると、そ れに対応して他のコンベア部の速度が各速度を比例的に維持するように調整され る。各ステーションを通過する通常の速度は平均毎分3560〜7620011 + (1400〜3000インチ)である。ラインの速度が速くなればなる程炉 18及びオーブン部20に於て必要な熱が少なくてよい。
上述したように、本発明はその目的を完全に達成することができる。本発明によ れば、破片の数及び破片の大きさを成る特定範囲内に保持するようにガラス板を 焼戻しするための改良された方法及び装置が提供される。本発明によれば、これ は、加熱炉内に於けるガラ冬板の加熱レベルを制御し、オーブン部で所望のレベ ルを維持し、かつストライブドブラストヘッドの焼入れモジュールに於て高温ガ ラス板を焼入れすることによって達成される。
FIG、   2 FIG、  4 FIG、   5 FIG、  6 国際調査報告

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.加熱された高温ガラス板を、対向する複数の管を介して冷却流体を前記ガラ ス板の両面に噴射するための冷却手段を通って長手方向の移動路に沿って移動さ せるガラス板焼戻し方法であって、 (a)前記ガラス板が前記冷却手段に入る際に、該ガラス板の前縁部分に比較的 一様な冷却パターンで冷却流体を噴射する過程と、 (b)前記高温ガラス板が前記冷却手段内に配置されている間、該ガラス板の少 なくとも中央部分に長手方向のストライプ状パターンで冷却流体を噴射する過程 と、(c)前記高温ガラス板が前記冷却手段内に配置されている間、該ガラス板 の後縁部に比較的一様なパターンで冷却流体を噴射する過程とからなることを特 徴とするガラス板焼戻し方法。
  2. 2.前記冷却手段の中を移動させる前に、前記高温ガラス板を概ね水平面内に支 持し、概ね水平な通路に沿って加熱炉の中を移動させ、かつ前記加熱炉を通過す る際に所望の温度に加熱すると共に、前記ガラス板を前記加熱炉から温度制御さ れたオーブン内へ移動させ、前記オーブン内で温度制御された環境下に置き、前 記オーブンから曲げステーションへ移送し、かつ前記曲げステーションで成形す ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のガラス板焼戻し方法。
  3. 3.前記ガラス板を前記加熱炉内で概ねその軟化点まで加熱することを特徴とす る請求の範囲第2項に記載のガラス板焼戻し方法。
  4. 4.前記冷却流体が圧縮空気であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3 項に記載のガラス板焼戻し方法。
  5. 5.前記冷却流体が38.1〜182.9cmH2O(15〜72インチH2O )の範囲内の圧力を有する空気であることを特徴とする請求の範囲第4項に記載 のガラス板焼戻し方法。
  6. 6.前記冷却流体が0.21〜0.73kg/cm2(3〜110psi)の範 囲内にある圧縮空気を含むことを特徴とする請求の範囲第4項に記載のガラス板 焼戻し方法。
  7. 7.前記冷却流体が2.1〜5.6kg/cm2(30〜80psi)の圧縮空 気を含むことを特徴とする請求の範囲第6項に記載のガラス板焼戻し方法。
  8. 8.前記ガラス板を毎分約3560〜7620cm(1400〜3000インチ )の速度で前記加熱炉、前記オーブン、前記曲げステーション及び前記冷却手段 の中を移動させることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のガラス板焼戻し方 法。
  9. 9.加熱された高温ガラス板の両面に冷却流体を噴射する噴射手段を有する該ガ ラス板を急冷するための冷却手段と、加熱された高温ガラス板を長手方向の移動 路に沿って前記冷却手段の中を移動させるためのコンベア手段とを備えるガラス 焼戻し装置であって、 前記噴射手段が、それぞれに互いに長手方向に離隔され、前記高温ガラス板の前 記移動路を横切る向きに延在し、かつ対向する複数の管を有する第1モジュール と第2モジュールとを有し、 前記第1モジュールが、前記高温ガラス板が前記冷却手段に入る際にその前縁部 分と前記高温ガラス板が前記冷却手段内に配置された後にその後縁部分とに比較 的一様な冷却パターンを与えるように所定の第1パターンに配置された複数の管 を有し、かつ、 前記第2モジュールが、前記冷却手段内に配置された前記高温ガラス板の少なく とも中央部分に所定の長手方向のストライプ状の冷却パターンを与えるように前 記第1パターンと異なる所定の第2パターンに配置された複数の管を有すること を特徴とするガラス板焼戻し装置。
  10. 10.前記第2モジュールの前記管が所定の第1距離をもって横方向に一様に離 隔された複数の平行な縦列を有するようなストライプ状パターンに配列され、か つ、前記各縦列が前記ガラス板の前記移動路と概ね平行をなしかつ長手方向に前 記第1距離より短い所定の第2距離をもって概ね一様に離隔された複数の管を有 することを特徴とする請求の範囲第9項に記載のガラス板焼戻し装置。
  11. 11.前記第1モジュールの前記管が、それぞれ周囲の隣接する4個の管から概 ね等距離にある所謂「ドミノの五牌」様の散点状パターンに配置されていること を特徴とする請求の範囲第9項または第10項に記載のガラス板焼戻し装置。
  12. 12.前記第1モジュールの前記散点パターンによって、前記ガラス板の前記移 動路と平行をなしかつ互いに一様に離隔された複数の平行な縦列が郭定され、か つ、前記縦列が交互に前記第1距離をもって離隔されると共に前記第2モジュー ルの平行な前記縦列と長手方向に整合していることを特徴とする請求の範囲第1 1項に記載のガラス板焼戻し装置。
  13. 13.前記ガラス板の前記移動路を横切る向きに延在し、かつ前記第1モジュー ルと反対側の前記第2モジュールの側部に配置され、前記高温ガラスが前記冷却 手段内に配置された後に該ガラス板の前縁部分に比較的一様な冷却パターンを与 えるように所定の前記第1パターンに配置された複数の管を有する第3モジュー ルを備えることを特徴とする請求の範囲第9項乃至第12項のいずれかに記載の ガラス板焼戻し装置。
  14. 14.前記ガラス板を加熱するための炉と、前記高温ガラス板を前記冷却手段に 搬送する前に該ガラス板を所定の形状に成形するために前記炉と前記冷却手段と の間に配置された曲げステーションとを有し、かつ前記コンベア手段が前記高温 ガラス板を前記炉から前記冷却手段を通って前記曲げステーションに移動させる と共に、前記コンベア手段に沿って前記炉と前記曲げステーションとの間に配置 され、前記炉から搬入された前記高温ガラス板を所定の温度範囲内に維持するた めのチャンバ手段を備えることを特徴とする請求の範囲第9項乃至第13項のい ずれかに記載のガラス板焼戻し装置。
  15. 15.前記チャンバ手段によって前記高温ガラス板を受け入れるための入口と、 該ガラス板を搬出するための出口とが郭定され、かつ前記チャンバ手段がその長 手方向の長さを設定するために前記入口と前記出口との長手方向の間隔を調整す るための手段を有することを特徴とする請求の範囲第14項に記載のガラス板焼 戻し装置。
  16. 16.前記チャンバ手段が、互いに離隔された上・下壁部と、前記高温ガラス板 を受け入れるための入口を有する前壁部と、前記高温ガラス板を搬出するための 出口を有する後壁部と、前記上壁部または下壁部の少なくとも一方から垂直方向 に延出する複数のブラシからなる一対の離隔された側壁部とを有することを特徴 とする請求の範囲第14項に記載のガラス板焼戻し装置。
  17. 17.ガラス板を加熱するための炉と、前記ガラス板を急冷するための前記炉か ら離隔された冷却手段と、長手方向の通路に沿って前記炉と前記冷却手段との間 で前記ガラス板を運搬するためのコンベア手段とを備えるガラス板焼戻し装置で あって、 前記コンベア手段に沿って前記炉と前記冷却手段との間に配置され、前記高熱ガ ラス板を前記炉から搬入された後にその中で所定の温度範囲内に維持するための チャンバ手段を備え、 前記チャンバ手段によって、前記高温ガラス板を受け入れるための入口と該ガラ ス板を搬出するための出口とが郭定され、かつ、 前記チャンバ手段が、その長さを設定するために前記入口と前記出口との長手方 向の間隔を調整するための手段を備えることを特徴とするガラス板焼戻し装置。
  18. 18.前記チャンバ手段が、その内部を温度制御された所定の環境下に維持する ための加熱手段を有することを特徴とする請求の範囲第17項に記載のガラス板 焼戻し装置。
  19. 19.前記ガラス板を前記冷却手段に搬送する前に所定の形状に成形するために 前記チャンバ手段と前記冷却手段との間に配置された曲げステーションを有する ことを特徴とする請求の範囲第17項または第18項に記載のガラス焼戻し装置 。
  20. 20.前記炉と前記曲げステーションとが所定の離隔距離をもって離隔され、か つ該離隔距艇と概ね等しくなるように前記チャンバ手段の長さが調整されること を特徴とする請求の範囲第19項に記載のガラス板焼戻し装置。
  21. 21.前記チャンバ手段が、互いに離隔された上・下壁部と、前記入口を有する 前壁部と、前記出口を有する後壁部と、1対の離隔された側壁部とを有すること を特徴とする請求の範囲第17項乃至第20項に記載のガラス板焼戻し装置。
  22. 22.前記上壁部及び前記下壁部が、それぞれに上下1対のパネルによって形成 され、かつ下側の前記パネルが上側の前記パネルの下側に相対的に摺動可能に支 持されることを特徴とする請求の範囲第21項に記載のガラス板焼戻し装置。
  23. 23.前記側壁部が、前記上壁部または前記下壁部の少なくとも一方から垂直方 向に延出する複数のブラシで形成されることを特徴とする請求の範囲第21項ま たは第22項に記載のガラス板焼戻し装置。
  24. 24.前記ブラシがナイロン材料で形成されていることを特徴とする請求の範囲 第23項に記載のガラス板焼戻し装置。
  25. 25.前記ブラシがステンレス鋼材料で形成されていることを特徴とする請求の 範囲第23項に記載のガラス板焼戻し装置。
  26. 26.前記ブラシが前記上壁部または前記下壁部の少なくとも一方に取り外し可 能に取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第23項乃至第25項に記 載のガラス板焼戻し装置。
  27. 27.ガラス板を加熱するための炉と、前記ガラス板を急冷するための前記炉か ら離隔された冷却手段と、前記ガラス板を前記炉と前記冷却手段との間で運搬す るためのコンベア手段とを備えるガラス板焼戻し装置であって、前記コンベア手 段に沿って前記炉と前記冷却手段との間に配置され、高温ガラス板を前記炉から 搬入した後に所定の温度範囲に維持するためのチャンバ手段を備え、前記チャン バ手段が互いに離隔された上・下壁部と、前記高温ガラス板を受け入れるための 入口を有する前壁部と、該ガラス板を搬出するための出口を有する後壁部と、1 対の離隔された側壁部とを有し、かつ 前記側壁部が前記上壁部または前記下壁部の少なくとも一方から垂直方向に延出 する複数のブラシで形成されていることを特徴とするガラス板焼戻し装置。
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