JPH02502671A - 単線巻き磁力計 - Google Patents

単線巻き磁力計

Info

Publication number
JPH02502671A
JPH02502671A JP63507452A JP50745288A JPH02502671A JP H02502671 A JPH02502671 A JP H02502671A JP 63507452 A JP63507452 A JP 63507452A JP 50745288 A JP50745288 A JP 50745288A JP H02502671 A JPH02502671 A JP H02502671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inductor
voltage
output
comparator
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63507452A
Other languages
English (en)
Inventor
ウェブ,スペンサー・エル
Original Assignee
アナログ・ディバイセス・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アナログ・ディバイセス・インコーポレーテッド filed Critical アナログ・ディバイセス・インコーポレーテッド
Publication of JPH02502671A publication Critical patent/JPH02502671A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux
    • G01R33/04Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux using the flux-gate principle

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 単線巻き磁力計 (技術分野) 本発明は、磁力計即ち磁界の検出および測定のための計器に関する。特に、本発 明は検出軸当たり単線巻きのみを有するコイルを使用する新しい形式の磁力計に 関する。
(背景技術) 磁力計は、磁界の強さを測定する装置である。磁力計は、長い間周知であり、多 くの用途を有する。性格的に機械的なものおよび電気的および電子的なものを含 むいくつかの形式の磁力計が存在する。1つの一般的な電子的磁力計の形式は、 磁束ゲート磁力計と呼ばれる。
磁束ゲート磁力計は、検出巻線が周囲に設けられるする。磁芯の飽和および不飽 和の作用は、同じ磁芯における駆動巻線に対し加えられる駆動信号により生じる 。この駆動巻線は、検出巻線に磁力線を交互に集中して磁力線を弛張させる。外 部の磁界は、検出巻線と接続された電子回路を介して検出することができるよう に検出巻線により生成された磁界と相互に作用する。磁束ゲート磁力計の出力信 号は、外部の磁界と線形的に比例する電圧である。このような特性を持つ装置か らコンパスを容易に構成できることが理解されよう。このようなコンパスは、例 えば自動車、船舶および航空機の運行において有用である。
コンパスの用途においては、検出軸当たり少なくとも1つずつ2つ以上の磁力計 が一般に使用される。電子回路は、2つの直交軸に沿う磁界の変化についての情 報を処理して向きの情報を得る。2つの磁力計が通常同じ設計ならびに構造であ るため、各軸について個々に考察することができる。測定の信号/ノイズ比を向 上させるため、あるいは伏角を検出するため2つ以上の軸がしばしば使用される 。
従来の磁力計は、2つ以上のコイル巻線と多数の電子回路からなっている。巻線 の一方は電子信号により駆動され、他の巻線の少なくとも1つは、駆動信号のみ ではな(これらの巻線の運動即ち方向の変化により生じる駆動される巻線および 検出巻線内の磁束の変化にも依存する出力を生じる。例えば、1981年12月 8日発行のDedina O,Mach等の名義の米国特許第4.305.03 65号においては、2つのコイルが各軸に沿った検出のため使用される。各コイ ル対は、それ自体の電子素子を持ち、各コイル対は個々の小さな芯部材料片上に 巻付けられ、これらコイルは電子コンパスとして使用されるためジンバル付きの 支持部に定置される。6対のコイルの一方は駆動信号が加えられる駆動コイルで あり、他方のコイルは磁界検出コイルである。2軸コンパスの用途においては、 検出コイルの各々が1つの面内の磁界の成分のみを検出し、1つの出力がコイル の一方の軸に沿った磁界を表わし、他方は他のコイルの軸に沿った磁界を表わす 。各駆動コイルに加えられる駆動信号は三角形の波形を呈して、交互に反対方向 にコイル芯部を飽和させる。加えられた磁界は、付勢サイクルの半分において加 算効果を有し、他の半分のサイクルにおいては減算効果を有して、検出された波 形に正味のDCレベルを確立する傾向を生じる。このDC成分は除去され、これ を行うため必要な信号が印加磁界強さの表示として使用される。前記米国特許の 第1図に示されるように、この発明の示された実施態様は上記の複数のコイルを 要する許りでなく(各軸毎に)6つの演算増幅器と多数の別の構成要素をも必要 とする。
2軸の検出のため3つのコイルと1つの駆動巻線を使用する磁束ゲート磁力計が 、米国ロードアイランド州ミドルトン市c7)KVtl Industries 、 Inc、によりそのKVHPC103型磁束ゲート・コンパスおよび関連す る製品の一部として販売されている。K V 11社の文献によれば、そのセン サは中心部に自由に浮遊するリングコアを持つ円環体状の磁束ゲート磁力計を使 用している。
このコアは、パーマロイ(登録商標)ブランドのテープで巻付けられたステンレ ス鋼リボンから作られている。
駆動磁界はこのコアに加えられ、駆動磁界との外部磁界の相互作用がコアの磁束 の非対称的な変化を生じる。コアの磁束のこの変化が、コア上の二次巻線により 検出され、その結果化じる信号が次に処理される。
他の多重巻線磁束ゲート磁力計コンパスが、例えば、米国特許第3.899.8 34号および同第4.277、751号に示されている。
(発明の要約) しかし、小型の比較的安い磁界センサに対する用途が存在する。上記の米国特許 第4.277、751号は、例えば、ワット損が少ない磁力計の必要を示してい る。
従って、本発明の目的は、非常に低コストの磁力計の提供にある。
少なくとも上記の一部によれば、本発明の別の目的は、少ないコイル巻線数を用 いる磁力計の提供にある。
本発明の更に別の目的は、従来技術の磁力計より少ない回路構成要素を用いる磁 力計の提供にある。
(以下の詳細な説明を読めば更に明らかになろう)本発明の上記および他の目的 および利点は、1つの軸に沿って磁界を検出するため僅かに1つのコイル巻線し か必要としない磁力計を用いて達成される。磁力計は、高い透磁率の飽和可能な 磁芯材料の使用に依存する。磁芯の形状は用途に依存し、電流の検出のためには 円環体状の磁芯が使用できるが、地磁界の検出には円筒状の磁芯が使用できる。
機能的には、本発明は、エネルギの蓄積および磁界の検出のための飽和誘導子を 使用する発振器を含む。
この誘導子の付勢は、下記の如く正と負の間で交番する。即ち、要約すれば、こ の誘導子は、誘導子に流れる電流が磁芯が飽和されたことを示す値を越えるまで 正の電圧で駆動され、この時駆動電圧は等しい大きさの負の値へ切換わる。この 負の駆動電圧は、誘導子を流れる電流が磁芯が反対方向に飽和されることを示す 値を越えるまで印加され、この時駆動電圧は再び正の値へ切換わる。外部から磁 界が加えられなければ、雰の平均誘導子電流が得られる。しかし、外部から加え られた磁界は、磁芯をより容易に1つの方向に飽和させ、他の方向にはそれほど 容易には飽和させず、その結果平均誘導子電流の変化を生じ、また副次効果とし て、駆動電圧のデユーティ・サイクルの公称値50%からの離脱を生じることに なる。誘導子に当たる外部の磁界の強さの測定値としてとられるこのデユーティ ・サイクルの変動を検出するための手段が提供される。
本発明は、本発明は、磁束の平衡化、および低電力量および低製造コストを伴う 構造と電子素子の簡素化により、各軸毎に僅かに1つのコイル巻線しか必要とし ないことで他と差別化される。
本発明については、参考として本文に包含される付随図面に関して読むべき以降 の詳細な説明を参照することにより更によく理解されよう。
(図面の簡単な説明) 図において、 第1図は、本発明による磁力計の部分ブロック回路図、 第2図は、飽和し得る磁性材料における単純な非定形B −Hカーブの理想化図 、 第3図は、本発明の誘導子に対する磁芯材料として使用できる3つの磁性材料の B−Hカーブ、第4図は、外部から加えられた磁界の効果を示す典型的なり一1 4カーブの個別の線形近似図、および第5図は、誘導子の正味電流の計算に用い られた領域における印加磁界の効果を示す図である。
(実施例) 次に、本発明による基本的な磁力計の更に完全な機能の説明を第1図および後で 識別される各図に関してりのいくつかの非常に基本的な構成をも示している。
要約すれば、磁力計lOは、発振器12および発振のデユーティ・サイクルの測 定(あるいはデユーティ・サイクルの相当の検出)のための手段14を含む。発 振器12の飽和誘導子20は、磁界に応答する検出要素である。
発振器12の飽和誘導子20は、磁界に応答する検出要素である。
コンパレータ24は、誘導子に対する駆動電圧の極性を制御する。コレパレータ 24は、誘導子20の両端の電圧をその非反転入力側で受取り、基準電圧がコン /<レータの反転入力側へ与えられる。この基準電圧は、コンノ(レークの出力 側とアース(即ち、誘導子の一端部と共通の点)間に直列に、バイポーラ電圧ソ ース26(即ち、1対の逆接続されたツェナー・ダイオード)26および抵抗2 8を入れることにより得られ、この抵抗はアースとバイポーラ電圧ソース間に接 続されている。基準電圧は、ノード34(抵抗28とソース26との接合点)に おける電圧である。コンパレータ24の出力はまた、ソース16(即ち、抵抗2 2)と誘導子20とに直列抵抗32を介して接続されている。
作動においては、誘導子20は、誘導子に対する電流が誘導子の磁芯が飽和状態 にあることを示す値(この値はノード34における基準電圧により確立される) を越えるまで、正の電圧で駆動される。この時、ノード33における電圧は零に 変化し、コンパレータ30は状態を切換え、これによりコンパレータ出力におけ る駆動電圧の極性が変化する。コンパレータは、抵抗32の両端の電圧が電圧ソ ース26の電圧を越える時切換わる。磁芯が逆の方向に飽和すると、類似の切換 え動作が生じる。
磁芯の飽和を示す電流の値は、バイポーラ電圧ソース26および抵抗28により 設定される。(このバイポーラのソースは抵抗で置換してもよいが、コンパレー タが切換わる電流がコンパレータ24からの出力電圧の非対称性により、また誘 導子20の透磁率が飽和状態においては零ではないという事実によって影響を受 けるおそれがあるためエラーが増大しよう。)このように、飽和電流の閾値は上 式により与えられる。即ち、但し、■1,4 は飽和電流を表わし、■、はバイ ポーラ電圧ソース出力の(無符号の)大きさくコンパレータ24の出力の制限さ れた振り)を表わし、R3□は抵抗32の抵抗値を表わす。コンパレータ24の 出力における振りの値は、それ自体のコンパレータにより設定され、使用される 電源の関数である。正および負のコンパレータ出力の振りの大きさの非対称性が 二次エラーを生じる。
もし電圧ソース26が理想的であれば、このエラーは消滅する。このように、発 振の周波数は、駆動電圧、電流限度および誘導子の磁芯の特性により決定される 。
誘導子の両端の長期の平均電圧は、周知のとおり零でなければならない。このこ とは、フィードバック・ループが破壊されて(即ち、抵抗22に電流がない)誘 導子20を流れる電流は下式で与えられる。即ち、但し、V * w + l  c hはコンパレータ24の出力電圧を表し、IL は誘導子20に流れる電流 を表す。組合わされた括弧[および]は、括弧で括られた変数即ち数式の比較的 長い時間にわたる平均を表す。
上記のごとく、外部から加えられる磁界は、1つの方向における磁芯の飽和を「 助け」、他の磁芯の飽和を「妨げる」。このことは、誘導子の平均電流を零から 離れて変化させるという結果を有する。抵抗32は、誘導子20を流れる電流を 検出するよう働く。従って、外部の磁界が存在する場合は、誘導子20に対して 加えられる駆動電圧は、抵抗32が零でない値を有するという事実の直接的な結 果として池のものより半サイクルだけ低い。これは、更に、ノード21における 駆動電圧のデユーティ・サイクルを50%でなくさせる。デユーティ・サイクル 測定システム14は、このデユーティ・サイクルの50%からの離脱の大きさを 測定する出力を生じる。このデユーティ・サイクル測定システムは、例えば、コ ンパレータ24の出力を直接受取ってソフトウェアのタイミング・ループを用い て状態の変化(また従って、デユーティ・サイクル)を検出する。マイクロプロ セ・ンサは、他の機能を実施するより大きなシステムの一部であり得、その結果 このシステムに対する磁界の測定の追加が最小限の付加的なコストをもたらすこ とになる。
外部の磁界の印加が如何にして発振器の作動に影響を及ぼすかの更に詳細な説明 については、第2図に示した簡単なり −14カーブ50を参照されたい。同図 において、y軸はボルト・秒/メートル単位で測定される磁束密度Bを表す。円 筒状の誘導子の巻線内の領域に注目して、磁束密度は印加電圧の積分に比例して 増加することになる。即ち、 但し、Aは平方メートル単位の円筒の断面積である。
X軸は磁界強さI]を表し、これはアンペア回数/メートル単位で測定すること ができる。この場合、「メートル」は「有効磁力線経路長さ」の測定を表す。
これは、小さな断面の円環体状磁芯の周囲として見做すのが最も容易である。円 筒状の磁芯の場合は、前記経路の一部は磁芯内にあり、一部は周囲の空気中にあ る。
磁界の強さは、電流の値が全アンペア回数に対して同じであるため、与えられた 電流においては誘導子における巻数に比例する。即ち、 但し、I +、は誘導子の電流を表し、N3は巻数を表し、mは磁力線経路の長 さを表す。
磁力計の作動は、誘導子の磁芯におけるヒステリシス効果に感応し、そのため磁 芯材料は適正なヒステリシス品質を求めて選定されなければならない。一般に、 磁芯材料の残留磁化52が小さければ小さいほど、ヒステリシスにより影響を受 けやすいオフセット電流が小さくなる。
第3図は、いくつかの磁芯材料に対する典型的なり−Hカーブ、即ちスーパーマ ロイに対するカーブ54.0rthonol (Spang & Compan y、米国ペンシルバニア州パトラ−)に対するカーブ56、および5ilect ron(^llegheny Ludlum 5teel Corporati on、同国ペンシルバニア州ピッツバーグの登録商標)に対するカーブ58を示 している。各材料は、その飽和磁束密度CB 、、、)、透磁率(U)およびB  −1(カーブ(特に、「隅部」の形状)と特徴とする。スーパーマロイは、「 方形ループ材」と呼ばれ、一方5ilectronは「円形ループ」と呼ばれる こともある。
説明を更に簡単にするため、B−Hカーブに対して近似法を用い、ヒステリシス を無視してカーブ形状に対する個々の線形モデルを提起する。この近似法は第4 図に示される。同図において、H、、、より大きなHの値については、Bは雰で はなくuより実質的に小さな透磁率U、1.で増加する。透磁率Uは、B sa t/ Hsatとして定義することができる。外部の磁界H@ w I  が存 在する場合、発振器はあたかもB−Hカーブ60がH軸に沿って原点から(例え ば、カーブ62の位置へ)ずれるかのように働くことになる。この動きは、定常 電流により二次巻線により、あるいは単一巻線と並列の電流ソースによって生じ るものと等しいことになる。
このため、電流波形++、(1)における非対称性をもたらす。
グラフの説明もまた行い、第5図に関して論述しよう。R3□が小さく飽和時の 透磁率が零である仮定すると、「動作点」は、飽和透磁率が零であるため、電圧 Vの符号と共にB軸に沿って−B 口whと十B、ユの間に一定の早さで移動す る。外部の磁界の存在時には、動作点はB軸の片側において他の側よりも更に時 間を費やし、従って正味の誘導子電流の計算に用いる結果として得る面積(即ち 、第5図に示されるQとr)は等しくない。このことは、誘導子電流の平均値が 印加磁界により生じるものと丁度大きさが等しく方向が反対であることを示唆す る。
この作動についての別の考え方は、発振器の動作点が「平均化」できB−11カ ーブ上の1つの点として表すことができることである。磁芯の明瞭なり−Hカー ブは全てのHcmに対してH軸に関して対称的であるため、平均値Bは常に零と なる。このことは、前にそうであったように、誘導子の両端の時間的な平均電圧 が零であるとしたものと同じである。[平均fiEIJ)lはHe x tと大 きさが等しく方向が反対となる。従って、電流ILの時間的な平均値はHc、、 と比例しなければならない。飽和の「曲折部(knees) J即ち「隅部」は 、Bを既知の値B I m lに強制することにより、積分定数Cをリセットす る一方法と考えることができる。即ち、 電流制限の変化に対するB satの感度がUl、、に反比例することに注意。
半サイクルにわたる平均誘導子電流は、これは、第5図における2つの面積qお よびrの和である。即ち、 【 − コンデンサ84を用いいて、コンパレータが両方のその入力および出力が全て零 となる安定状態に捕捉状態となることを阻止することにより発振を保証し、コン デンサ84の付設により、両入力はコンパレータ出力が零に経て切換わると同時 に零にならないようになる。
もし真の電圧コンパレータが多くのこのようなデバイスに典型的なヒステリシス を呈するならば、コンデンサ84は、このコンパレータが演算増幅器の代わりに 要素24に対して用いられる時省くことができる。誘導子は、米国ペンシルバニ ア州パトラ−のMagnetics、  Inc、製のモデル50086−2F 円環体状磁芯上の巻線を約50回を持つものでよい。
本発明についてはその多くの実施態様を記述したが、本文に明示的に記載されな い種々の変更、修正および改善がそれにも拘わらず示唆され、かつ本発明が関与 する技術に習熟する者には容易に恋着されよう筈である。このため、本文の論議 は例示であり限定するものではない。記載から明らかになる程度に、これらの変 更、修正および改善は以降の請求の範囲およびこれに相当するものによってのみ 限定される本発明の一部であると意図される。
浄書(内容に変更なし) 第 2 図 補正書の翻訳文提出書 第 4TyJ −電流調堺   B茸ホ′ルト・8−Z−明    細    書 (特許法第184条の8) 特許庁長官  吉 1)文教 殿 1、特許出願の表示 PCT/US88102928 2、発明の名称 単線巻き磁力計 3、特許出願人 住 所  アメリカ合衆国マサチューセッツ州02062.ノーウ・ソド。
インダストリアル・パーク、ルート 1名 称  アナログ・ディバイセス・イ ンコーホレーテッド4、代理人 住 所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 単線巻き磁力計 (技術分野) 本発明は、磁力計即ち磁界の検出および測定のためのけ器に関する。特に、本発 明は検出軸当たり僅かに1回巻きを有するコイルを使用する新しい形式の磁力計 に関する。
(背景技術) 磁力計は、磁界の強さを測定する装置である。磁力計は、長い間周知であり、多 くの用途を有する。性格的に醜械的なものおよび電気的および電子的なものを含 むいくつかの形式の磁力計が存在する。1つの一般的な磁子的磁力計の形式は、 磁束ゲート磁力計と呼ばれる。
磁束ゲート磁力計は、検出巻線が周囲に設けられる磁芯を飽和および不飽和状態 にすることにより作動する。
磁芯の飽和および不飽和の作用は、同じ磁芯における駆動巻線に対し加えられる 駆動信号により生じる。
この駆動巻線は、検出巻線に磁力線を交互に集中して磁力線を弛張させる。外部 の磁界は、検出巻線と接続された電子回路を介して検出することができるように 険出巻線により生成された磁界と相互に作用する。
磁束ゲート磁力計の出力信号は、外部の磁界と線形的に比例する電圧である。こ のような特性を持つ装置からコンパスを容易に構成できることが理解されよう。
このようなコンパスは、例えば自動車、船舶および航空機の運行において有用で ある。
コンパスの用途においては、検出軸当たり少なくとも1つずつ2つ以上の磁力計 が一般に使用される。電子回路は、2つの直交軸に沿う磁界の変化についての情 報を処理して向きの情報を得る。2つの磁力計が通常同じ設計ならびに構造であ るため、各軸について個々に考察することができる。測定の信号/ノイズ比を向 上させるため、あるいは伏角を検出するため2つ以上の軸がしばしば使用される 。
従来の磁力計は、2つ以上のコイル巻線と多数の電子回路からなっている。巻線 の一方は電子信号により駆動され、他の巻線の少なくとも1つは、駆動信号のみ ではなくこれらの巻線の運動即ち方向の変化により生じる駆動される巻線および 検出巻線内の磁束の変化にも依存する出力を生じる。例えば、1981年12月 8日発行のDedina’O,1lach等の名義の米国特許第4.305.0 35号においては、2つのコイルが各軸に沿った検出のため使用される。各コイ ル対は、それ自体の電子素子を持ち、各コイル対は個々の小さな芯部材料片上に 巻付けられ、これらコイルは電子コンパスとして使用されるためジンバル付きの 支持部に定置される。6対のコイルの一方は駆動信号が加えられる駆動コイルで あり、他方のコイルは磁界検出コイルである。2軸コンパスの用途においては、 検出コイルの各々が1つの面内の磁界の成分のみを検出し、1つの出力がコイル の一方の軸に沿った磁界を表わし、他方は他のコイルの軸に沿った磁界を表わす 。各駆動コイルに加えられる駆動信号は三角形の波形を呈して、交互に反対方向 にコイル芯部を飽和させる。加えられた磁界は、付勢サイクルの半分において加 算効果を有し、池の半分のサイクルにおいては減算効果を有して、検出された波 形に正味のDCレベルを確立する傾向を生じる。このDC成分は除去され、これ を行うため必要な信号が印加磁界強さの表示として使用される。前記米国特許の 第1図に示されるように、この発明の示された実施態様は上記の複数のコイルを 要する詐りでなく(各軸毎に)6つの演算増幅器と多数の別の構成要素をも必要 とする。
2軸の検出のため3つのコイルと1つの駆動巻線を使用する磁束ゲート磁力計が 、米国ロードアイランド州ミドルトン市のKVI(Industries、 I nc、によりそのKVII PC103型磁束ゲート・コンパスおよび関連する 製品の一部として販売されている。K V 11社の文献によれば、そのセンサ は中心部に自由に浮遊するリングコアを持つ円環体状の磁束ゲート磁力計を使用 している。このコアは、パーマロイ(登録商標)ブランドのテープで巻付けられ たステンレス鋼リボンから作られている。
駆動磁界はこのコアに加えられ、駆動磁界との外部磁界の相互作用がコアの磁束 の非対称的な変化を生じる。コアの磁束のこの変化が、コア上の二次巻線により 検出され、その結果生じる信号が次に処理される。
ヨーロッパ特許出願第0 065 589号は、規則的な方形波形を持つコイル を指向するため飽和し得るコア上に巻付けられたコイルおよび回路を含む磁力計 を開示している。外部の磁界の存在が、誘導子の両端に生じる電圧のデユーティ ・サイクルを外部磁界の強さと比例的に変化させる。本装置は、次に、デユーテ ィ・サイクルと標準的なデユーティ・サイクル間のさせを測定して、外部磁界の 強さを決定する。
他の多重巻線磁束ゲート磁力計コンパスが、例えば、米国特許第3.899.8 34号および同第4.277、751号に示されている。米国特許第4.277 、751号は、磁力計の駆動巻線に流れる電流を平均化する積分器を使用する。
この積分器の出力は、抵抗を介して誘導子と接続され、誘導子に対して外部磁界 により生じる平均電流を補償する信号を与える。
(発明の要約) しかし、小型の比較的安い磁界センサに対する用途が存在する。上記の米国特許 第4.277、751号は、例えば、ワット損が少ない磁力計の必要を示してい る。
従って、本発明の目的は、非常に低コストの磁力計の提供にある。
少なくとも上記の一部によれば、本発明の別の目的は、少ないコイル巻線数を用 いる磁力計の提供にある。
本発明の更に別の目的は、従来技術の磁力計より少ない回路構成要素を用いる磁 力計の提供にある。
(以下の詳細な説明を読めば更に明らかになろう)本発明の上記および他の目的 および利点は、1つの軸に沿って磁界を検出するため1つ以上の巻線を有する一 回のコイル巻線しか必要としない磁力計を用いて達成される。磁力計は、高い透 磁率の飽和し得る磁芯材料の使用に依存する。磁芯の形状は用途に依存し、電流 の検出のためには円環体状の磁芯が使用できるが、地磁界の検出には円筒状の磁 芯が使用できる。
機能的には、本発明は、エネルギの蓄積および磁界の検出のための飽和誘導子を 使用する発振器を含む。
この誘導子の付勢は、下記の如く正と負の間で交番する。即ち、要約すれば、こ の誘導子は、誘導子に流れる電流が磁芯が飽和されたことを示す値を越えるまで 正の電圧で駆動され、この時駆動電圧は等しい大きさの負の値へ切換わる。この 負の駆動電圧は、誘導子を流れる電流が磁芯が反対方向に飽和されることを示す 値を越えるまで印加され、この時駆動電圧は再び正の値へ切換わる。外部から磁 界が加えられなければ、零の平均誘導子電流が得られる。しかし、外部から加え られた磁界は、磁芯をより容易に1つの方向に飽和させ、他の方向にはそれほど 容易には飽和させず、その結果平均誘導子電流の変化を生じ、また副次効果とし て、駆動電圧のデユーティ・サイクルの公称値50%からの離脱を生じることに なる。誘導子に当たる外部の磁界の強さの測定値としてとられるこのデユーティ ・サイクルの変動を検出するための手段が提供される。
本発明は、本発明は、磁束の平衡化、および低電力量および低製造コストを伴う 構造と電子素子の簡素化により、各軸回に僅かに1つのコイル巻線しか必要とし ないことで池と差別化される。
本発明については、参考として本文に包含される付随図面に関して読むべき以降 の詳細な説明を参照することにより更によく理解されよう。
(図面の簡単な説明) 図において、 第1図は、本発明による磁力計の部分ブロック回路図、 第2図は、飽和し得る磁性材料における単純な非定形B −Hカーブの理想化図 、 第3図は、本発明の誘導子に対する磁芯材料として使用できる3つの磁性材料の B −11カーブ、第4図は、外部から加えられた磁界の効果を示す典型的なり −Hカーブの個別の線形近似図、および第5図は、誘導子の正味電流の計算に用 いられた領域における印加磁界の効果を示す図である。
(実施例) 次に、本発明による基本的な磁力計の更に完全な機能の説明を第1図および後で 識別される各図に関して行う。
第1図は、本発明のブロック図のみではなく、ブロックのいくつかの非常に基本 的な構成をも示している。要約すれば、磁力計10は、発振器12および発振の デユーティ・サイクルの測定(あるいはデユーティ・サイクルの相当の検出)の ための手段14を含む。発振器12の飽和誘導子20は、磁界に応答する検出要 素である。
コンパレータ24は、誘導子に対する駆動電圧の極性を制御する。コンパレータ 24は、誘導子20の両端の電圧をその非反転入力側で受取り、基準電圧がコン パレータの反転入力側へ与えられる。この基準電圧は、コンパレータの出力側と アース(即ち、誘導子の一端部と共通の点)間に直列に、バイポーラ電圧ソース 26(即ち、1対の逆接続されたツェナー・ダイオード)26および抵抗28を 入れることにより得られ、この抵抗はアースとバイポーラ電圧ソース間に接続さ れている。基準電圧は、ノード34(抵抗28とソース26との接合点)におけ る電圧である。コンパレータ24の出力はまた、ソース16と誘導子20との接 合点に直列抵抗32を介して接続されている。
作動においては、誘導子20は、誘導子に対する電流が誘導子の磁芯が飽和状態 にあることを示す値(この値はノード34における基準電圧により確立される) を越えるまで、正の電圧で駆動される。この時、ノード33における電圧は零に 変化し、コンパレータ30は状態を切換え、これによりコンパレータ出力におけ る駆動電圧の極性が変化する。コンパレータは、抵抗32の両端の電圧が電圧ソ ース26の電圧を越える時切換わる。磁芯が逆の方向に飽和すると、類似の切換 え動作が生じる。
磁芯の飽和を示す電流の値は、バイポーラ電圧ソース26および抵抗28により 設定される。(このバイポーラのソースは抵抗で置換してもよいが、コンパレー タが切換わる電流がコンパレータ24からの出力電圧の非対称性により、また誘 導子20の透磁率が飽和状態においては零ではないという事実によって影響を受 けるおそれがあるためエラーが増大しよう。)このように、飽和電流の閾値は下 式により与えられる。即ち、但し、I+、イ は飽和電流を表わし、■、はバイ ポーラ電圧ソース出力の(無符号の)大きさくコンパレータ24の出力の制限さ れた振り)を表わし、R3□ は抵抗32の抵抗値を表わす。コンパレータ24 の出力における振り(7) [ハ、それ自体のコンパレータにより設定され、使 用される電源の関数である。正および負のコンパレータ出力の振りの大きさの非 対称性が二次エラーを生じる。もし電圧ソース26が理想的であれば、このエラ ーは消滅する。 このように、発振の周波数は、駆動電圧、電流限度および誘導 子の磁芯の特性により決定される。誘導子の両端の長期の平均電圧は、周知のと おり零でなければならない。このことは、フィードバック・ループが破壊されて (即ち、抵抗22に電流がない)誘導子20を流れる電流は下式で与えられる。
但シ、V * w + l c hはコンパレータ24の出力電圧を表し、■8 .は誘導子20に流れる電流電流を表す。組合わされた括弧[および]は、括弧 で括られた変数即ち数式の比較的長い時間にわたる平均を表す。
上記のごとく、外部から加えられる磁界は、1つの方向における磁芯の飽和を「 助け」、池の磁芯の飽和を「妨げる」。このことは、誘導子の平均電流を零から 離れて変化させるという結果を有する。抵抗32は、誘導子20を流れる電流を 検出するよう働く。従って、外部の磁界が存在する場合は、誘導子20に対して 加えられる駆動電圧は、抵抗32が零でない値を有するという事実の直接的な結 果として他のものより半サイクルだけ低い。これは、更に、ノード21における 駆動電圧のデユーティ・サイクルを50%でなくさせる。デユーティ・サイクル 測定システム14は、このデユーティ・サイクルの50%からの離脱の大きさを 測定する出力を生じる。このデユーティ・サイクル測定システムは、例えば、コ ンパレータ24の出力を直接受取ってソフトウェアのタイミング・ループを用い て状態の変化(また従って、デユーティ・サイクル)を検出する。マイクロプロ セッサは、他の機能を実施するより大きなシステムの一部であり得、その結果こ のシステムに対する磁界の測定の追加が最小限の付加的なコストをもたらすこと になる。
外部の磁界の印加が如何にして発振器の作動に影響を及ぼすかの更に詳細な説明 については、第2図に示した簡単なり −Hカーブ50を参照されたい。同図に おいて、y軸はボルト・秒/メートル単位で測定される磁束密度Bを表す。円筒 状の誘導子の巻線内の領域に注目して、磁束密度は印加電圧の積分に比例して増 加することになる。即ち、 但し、Aは平方メートル単位の円筒の断面積である。
X軸は磁界強さ11を表し、これはアンペア回数/メートル単位で測定すること ができる。この場合、「メートル」は「有効磁力線経路長さ」の測定を表す。
これは、小さt断面の円環体状磁芯の周囲として見做すのが最も容易である。円 筒状の磁芯の場合は、前記経路の一部は磁芯内にあり、一部は周囲の空気中にあ る。
磁界の強さは、電流の値が全アンペア回数に対して同じであるため、与えられた 電流においては誘導子における巻数に比例する。即ち、 但し、ILは誘導子の電流を表し、N、は巻数を表し、mは磁力線経路の長さを 表す。
磁力計の作動は、誘導子の磁芯におけるヒステリシス効果に感応し、そのため磁 芯材料は適正なヒステリシス品質を求めて選定されなければならない。一般に、 磁芯材料の残留磁化52が小さければ小さいほど、ヒステリシスにより影響を受 けやすいオフセット電流が小さくなる。
第3図は、いくつかの磁芯材料に対する典型的なり−Hカーブ、即ちスーパーマ ロイに対するカーブ54.0rthonol (Spang & Compan y、米国ペンシルバニア州パトラ−)に対するカーブ56、およびSilect ron(Allegheny Ludlum 5tccl Corporati on、同国ペンンルバニア州ピッツバーグの登録商標)に対するカーブ58を示 している。各材料は、その飽和磁束密度(B、、、)、透磁率(μ)およびB− 11カーブ(特に、「隅部」の形状)と特徴とする。スーパーマロイは、「方形 ループ材」と呼ばれ、一方5ilectronは「円形ループ」と呼ばれること もある。
説明を更に簡単にするため、B −Hカーブに対して近似法を用い、ヒステリシ スを無視してカーブ形状に対する個々の線形モデルを提起する。この近似法は第 4図に示される。同図において、H、、、より大きなHの値については、Bは零 ではなくμより実質的に小さな透磁率μ1..で増加する。透磁率μは、B 、 、、/ H、、。
として定義することができる。外部の磁界He 11が存在する場合、発振器は あたかもB −1−1カーブ60がH軸に沿って原点から(例えば、カーブ62 の位置へ)ずれるかのように働くことになる。この動きは、定常電流により二次 巻線により、あるいは単一巻線と並列の電流ソースによって生じるものと等しい ことになる。
グラフの説明もまた行い、第5図に関して論述しよう。R3□が小さく飽和時の 透磁率が零である仮定すると、「動作点」は、飽和透磁率が零であるため、電圧 Vの符号と共にB軸に沿って−B9.ワと+81,6の間に一定の早さで移動す る。外部の磁界の存在時には、動作点はB軸の片側において他の側よりも更に時 間を費やし、従って正味の誘導子電流の計算に用いる結果として得る面積(即ち 、第5図に示されるQとr)は等しくない。このことは、誘導子電流の平均値が 印加磁界により生じるものと丁度大きさが等しく方向が反対であることを示唆す る。
この作動についての別の考え方は、発振器の動作点が「平均化」できB −1− 1カーブ上の1つの点として表すことができることである。磁芯の明瞭なり−H カーブは全てのHe M Iに対してH軸に関して対称的であるため、平均値B は常に零となる。このことは、前にそうであったように、誘導子の両端の時間的 な平均電圧が零であるとしたものと同じである。[平均値J HはH8,1と大 きさが等しく方向が反対となる。従って、電流11.の時間的な平均値はI−1 、、、と比例しなければならない。
飽和の[曲折部(knees)J即ち「隅部」は、Bを既知の値B、5.に強制 することにより、積分定数Cをリセットする一方法と考えることができる。即ち 、電流制限の変化に対するB1.、の感度がlLmm+に反比例することに注意 。
半サイクルにわたる平均誘導子電流は、これは、第5図における2つの面積qお よびrの和である。即ち、 コンデンサ84を用いいて、コンパレータが両方のその入力および出力が全て零 となる安定状態に捕捉状態となることを阻止することにより発振を保証し、コン デンサ84の付設により、両入力はコンパレータ出力が零に経て切換わると同時 に零にならないようになる。
もし真の電圧コンパレータが多くのこのようなデバイスに典型的なヒステリシス を呈するならば、コンデンサ84は、このコンパレータが演算増幅器の代わりに 要素24に対して用いられる時省くことができる。誘導子は、米国ペンシルバニ ア州パトラ−のMagnetics、  In仁製のモデル50086−2F円 環体状磁芯上の巻線を約50回を持つ本発明についてはその多くの実施態様を記 述したが、本文に明示的に記載されない種々の変更、修正および改善がそれにも 拘わらず示唆され、かつ本発明が関与する技術に習熟する者には容易に恋着され よう筈である。このため、本文の論議は例示であり限定するものではない。記載 から明らかになる程度に、これらの変更、修正および改善は以降の請求の範囲お よびこれに相当するものによってのみ限定される本発明の一部であると意図され る。
75表千2−502671(10) 請求の範囲 1、飽和し得る材料の磁芯上に巻付けられた1巻き以上の巻線を有するコイル( 20)を有する誘導子を含み、該誘導子は第1および第2のリードを有し、該第 2のリードは共通の基準点と接続され、該第2のリードは共通の基準点と接続さ れ、出力が第1の正の電圧と第2の負の電圧との間で切換え自在である電圧ソー ス(24)を含み、該第1および第2の電圧は実質的に等しい大きさであり、第 1の抵抗(32)を含み、該第1の抵抗は前記電圧ソースの出力と前記誘導子の 第1のリードとの間に直列に接続され、基準電圧を提供する手段(26)を含む 磁界を測定する計器において、 前記基準電圧は前記電圧ソースの出力に応答し、該電圧ソースの切換えが、前記 基準電圧と、前記との間の差に応答し、 前記誘導子を流れる平均電流を測定する手段(14)を特徴とする計器。
2、前記誘導子を流れる平均電流を測定する前記手段が、前記電圧ソースの出力 のデユーティ・サイクルの公称50%からの偏差を測定することを特徴とする請 求項1記載の計器。
3、潜在エネルギの蓄積のための主たる要素とじて飽和し得る磁芯の誘導子(2 0)を使用する発振器(12)を含み、該誘導子はアースに接続されたリードを 有し、出力が第1の正の電圧と第2の負の電圧との間で振動する電圧ソース(2 4)と、前記電圧ソースの出力のデユーティ・サイクルを測定する手段(14) とを含む磁界を測定する計器において、 前記発振器が更に、前記電圧ソースの出力を(i)前記誘導子の磁芯が1つの方 向に飽和する時、前記第1の正の電圧から前記第2の負の電圧へ、 (ij)前記誘導子の磁芯が反対の方向に飽和する時、第2の負の電圧から第1 の正の電圧へ切換えさせる手段を含み、 (ii)前記第1の正の電圧と前記第2の負の電圧が等しい大きさである ことを特徴とする計器。
4、前記電圧ソースの出力を切換えさせる前記手段が、 (i)該前記電圧ソースの出力と前記誘導子の一方のリードとの間に接続された 抵抗と、 (ii)前記誘導子の磁芯の飽和を表わす誘導子の前記一方のリードにおける電 圧の変化を検出する手段とを含むことを特徴とすることを特徴とする請求項3記 載の計器。
5、反転入力と、非反転入力と、出力とを有するコンパレータ(24)と、飽和 し得る磁芯材料上に巻付けられた1回以上の巻線を有する単一巻線(20)を含 む誘導子と、前記コンパレータの出力における信号のデユーティ・サイクルを測 定する手段(14)とを含む磁力計において、 ・ 前記コンパレータの出力と前記誘導子の巻線の第1のリードとの間に直列に 接続された第1の抵抗(32)と、 アースと接続された前記誘導子の巻線の第2のリードとを設け、 前記コンパレータの非反転入力が前記誘導子の巻線の前記第1のリードと接続さ れ、 前記コンパレータの出力と接続されて該コンパレータの出力から生じる基準電圧 を確立する手段(26)前記コンパレータの前記反転入力が前記基準電圧を受取 るよう接続される ことを特徴とする磁力計。
6、基準電圧を確立する前記手段(26)が、(i)ツェナー・ダイオード(2 6)の一方のリードが前記コンパレータの出力と接続される、直列に逆接続され た1対のツェナー・ダイオードと、(ij )該ツェナー・ダイオード対の油力 のリードとアースとの間に接続された第2の抵抗(28)とを含み、 前記コンパレータの非反転入力が、前記第2の抵抗と前記ツェナー・ダイオード 対との接合点(34)と接続されることを特徴とする請求項5項記載の磁力計。
浄書(内容に変更なし) アンXアwj数、6η 手続補正書(方式) %式% 16事件の表示               いaPCT/US 88102 928 2、発明の名称 単線巻き磁力計 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 名紘   アナログ・ディバイセス・インコーホレーテッド4、代理人 住  所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル206区 5、補正命令の日付 平成 2年 5月 8日(発送日)手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 PCT/lJs 88102928 2、発明の名称 単線巻き磁力計 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所 6弥   アナログ・ディバイセス・インコーホレーテッド住  所  東京都 千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル206区 5、補正命令の日付 平11i1!2年 5月 8日(発送日)国際調査報告 国際調査報告

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.磁界を測定するための計器において、a.飽和し得る材料の磁芯上に巻付け られたコイルを含む誘導子と、 b.1つの制御条件に応答して、第1の正の電圧と第2の負の電圧との間に出力 が切換わり得る電圧ソースとを設け、該第1および第2の電圧は実質的に等しい 大きさであり、 c.第1の抵抗を設け、該第1の抵抗は前記電圧ソースの出力と前記誘導子の一 方のリードとの間に直列に接続され、 d.前記電圧ソースの出力に対して基準電圧を与える手段を設け、 e.前記制御条件が、前記基準電圧と前記誘導子の両端の電圧との間の差であり 、 f.(1)前記電圧ソースの出力のデューティ・サイクルと(2)前記誘導子を 流れる平均電流の少なくとも一方を測定する手段、 を設けてなることを特徴とする計器。
  2. 2.前記デューティ・サイクルを測定する手段が、公称50%からのデューティ ・サイクルにおける偏差を測定することを特徴とすることを特徴とする1項記載 の計器。
  3. 3.磁界を測定する計器において、 a.飽和し得る磁芯の誘導子をその主な要素として潜在エネルギの蓄積のため使 用し、かつ第1および第2の電圧間で出力が振動する電圧ソースを備えた発振器 を設け、 b.該発振器が更に、前記電圧ソースの出力を、(i)前記誘導子の磁芯が1つ の方向において飽和する時前記第1の電圧から第2の電圧へ、また(ii)前記 誘導子の磁芯が反対の方向に飽和する時前記第2の電圧から第1の電圧へ 切換えさせる手段と、 c.前記電圧ソースの出力のデューティ・サイクルを測定する手段と、 を設けてなることを特徴とする計器。
  4. 4.前記電圧ソースの出力を切換えさせる前記手段が、 (i)該前記電圧ソースの出力と誘導子の一方のリードとの間に接続された抵抗 と、 (ii)誘導子の磁芯の飽和を表わす誘導子の前記一方のリードにおける電圧の 変化を検出する手段とを含むことを特徴とすることを特徴とする3項記載の計器 。
  5. 5.a.反転入力と、非反転入力と、出力とを有するコンパレータと、 b.飽和し得る磁芯材料上に巻付けられた単一巻線を含む誘導子と、 c.前記コンパレータの出力と前記誘導子の巻線の第1のリードとの間に直列に 接続された第1の抵抗とを設け、 d.前記誘導子の巻線の第2のリードがアースに接続され、 e.前記コンパレータの非反転入力が前記誘導子巻線の第1のリードと接続され 、 f.前記コンパレータの出力と接続されて、該コンパレータの出力から得る基準 電圧を確立する手段を設け、 g.前記コンパレータの反転入力が前記基準電圧を受取るように接続され、 h.前記コンパレータの出力における信号のデューティ・サイクルを測定する手 段を設けてなることを特徴とする磁力計。
  6. 6.基準電圧を確立する前記手段が、 (i)一方のリードが前記コンパレータの出力と接続される、直列に逆接続され た1対のツェナー・ダイオードと、 (ii)該ツェナー・ダイオード対の他方のリードとアースとの間に接続された 抵抗とを含み、前記コンパレータの非反転入力が前記抵抗と前記ツェナー・ダイ オード対との接合点と接続されることを特徴とすることを特徴とする5項記載の 計器。
JP63507452A 1987-08-25 1988-08-24 単線巻き磁力計 Pending JPH02502671A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US089,148 1987-08-25
US07/089,148 US4859944A (en) 1987-08-25 1987-08-25 Single-winding magnetometer with oscillator duty cycle measurement

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02502671A true JPH02502671A (ja) 1990-08-23

Family

ID=22215957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63507452A Pending JPH02502671A (ja) 1987-08-25 1988-08-24 単線巻き磁力計

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4859944A (ja)
EP (1) EP0365603A1 (ja)
JP (1) JPH02502671A (ja)
WO (1) WO1989002082A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5091697A (en) * 1989-07-31 1992-02-25 Ii Morrow, Inc. Low power, high accuracy magnetometer and magnetic field strength measurement method
US5039945A (en) * 1990-03-27 1991-08-13 Webb Spencer L Single winding magnetometer with automatic distortion compensation
US5157841A (en) * 1991-02-01 1992-10-27 Dinsmore Robert C Portable electronic compass
US5493224A (en) * 1992-03-03 1996-02-20 Hitachi, Ltd. Ultra high-speed magnetic resonance imaging method and apparatus
US6512370B1 (en) 1999-02-12 2003-01-28 Elf Engineering, Ltd. Low power, frequency-mode magnetometer
US6265867B1 (en) 1999-05-19 2001-07-24 Arthur D. Little, Inc. Position encoder utilizing fluxgate sensors
US6218831B1 (en) 1999-05-19 2001-04-17 Arthur D. Little, Inc. Low power fluxgate circuit with current balance
GB2391948B (en) * 2002-08-15 2006-11-15 Pri Ltd Apparatus for detecting tampering with a utility meter
US20050116801A1 (en) * 2003-03-07 2005-06-02 Proehl Gregory L. Sensor coil and method of manufacturing same
US7363178B2 (en) * 2006-05-01 2008-04-22 International Business Machines Corporation Method and apparatus for measuring the relative duty cycle of a clock signal
US7420400B2 (en) * 2006-05-01 2008-09-02 International Business Machines Corporation Method and apparatus for on-chip duty cycle measurement
US7646177B2 (en) * 2006-05-01 2010-01-12 International Business Machines Corporation Design structure for a duty cycle measurement apparatus that operates in a calibration mode and a test mode
US7333905B2 (en) * 2006-05-01 2008-02-19 International Business Machines Corporation Method and apparatus for measuring the duty cycle of a digital signal
US7595675B2 (en) * 2006-05-01 2009-09-29 International Business Machines Corporation Duty cycle measurement method and apparatus that operates in a calibration mode and a test mode
US7330061B2 (en) * 2006-05-01 2008-02-12 International Business Machines Corporation Method and apparatus for correcting the duty cycle of a digital signal
US20080042637A1 (en) * 2006-08-18 2008-02-21 Honeywell International Inc. Magnetic toroid self resonant current sensor
US7973673B2 (en) * 2007-04-02 2011-07-05 Itron, Inc. Automated meter reader direct mount endpoint module
US8362765B2 (en) * 2007-09-21 2013-01-29 Nxp B.V. Sensor device and method
US7904264B2 (en) 2007-11-12 2011-03-08 International Business Machines Corporation Absolute duty cycle measurement
US8032850B2 (en) * 2007-11-12 2011-10-04 International Business Machines Corporation Structure for an absolute duty cycle measurement circuit
US7895005B2 (en) * 2007-11-20 2011-02-22 International Business Machines Corporation Duty cycle measurement for various signals throughout an integrated circuit device
US7917318B2 (en) * 2007-11-20 2011-03-29 International Business Machines Corporation Structure for a duty cycle measurement circuit
US8041537B2 (en) 2008-06-27 2011-10-18 International Business Machines Corporation Clock duty cycle measurement with charge pump without using reference clock calibration
US9244133B2 (en) 2011-01-13 2016-01-26 Icove And Associates, Llc Handheld devices and structures to detect sticky devices having magnets
US8594979B2 (en) * 2011-01-13 2013-11-26 Icove And Associates, Llc Handheld and imbedded devices to detect sticky devices using magnets

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3461382A (en) * 1965-05-28 1969-08-12 Us Navy Pulse dependent feedback system for measuring changes in a physical phenomenon
JPS5127452A (ja) * 1974-08-29 1976-03-08 Mishima Kosan Co Ltd

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2991414A (en) * 1957-09-26 1961-07-04 Burroughs Corp Electrical apparatus
US3040247A (en) * 1958-01-21 1962-06-19 Roland L Van Allen Magnetic field detector
GB1067791A (en) * 1965-02-23 1967-05-03 Sperry Gyroscope Co Ltd Magnetometers
DE1278522B (de) * 1965-04-22 1968-09-26 Standard Elektrik Lorenz Ag Gleichstrom-Summier- und Trennverstaerker zur Addition bzw. Subtraktion von Gleichstrom-Messwerten
US3768011A (en) * 1970-06-09 1973-10-23 W Swain Means for measuring magnitude and direction of a direct current or permanent magnet, including clip-on direct current sensing inductor
US4059796A (en) * 1976-11-11 1977-11-22 Rockwell International Corporation Second harmonic magnetic field detection circuit with means to rectify the sensed signal
US4060761A (en) * 1976-11-11 1977-11-29 Rockwell International Corporation Tubular magnetic field sensor with means to rectify the sensed signal
US4314200A (en) * 1977-09-01 1982-02-02 Bbc Brown, Boveri & Company Limited Method and apparatus for detection of magnetization
US4277751A (en) * 1978-09-29 1981-07-07 Neil Brown Instruments Systems, Inc. Low-power magnetometer circuit with constant current drive
US4305034A (en) * 1979-04-09 1981-12-08 Hughes Aircraft Company Magnetic field intensity measuring device with frequency change indication
US4321536A (en) * 1979-08-22 1982-03-23 Rockwell International Corporation Magnetic field detection by differential phase lag
US4305035A (en) * 1979-08-22 1981-12-08 Rockwell International Corporation Magnetic field amplitude detection sensor apparatus
US4402142A (en) * 1980-09-04 1983-09-06 Dinsmore Robert C Electronic compass for automotive vehicles
US4447776A (en) * 1981-04-24 1984-05-08 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Pulse driver for flux gate magnetometer
ATE15553T1 (de) * 1981-05-26 1985-09-15 Siemens Ag Verfahren und anordnung zur bestimmung eines magnetfeldes.
US4539706A (en) * 1983-02-03 1985-09-03 General Electric Company Mobile vehicular repeater system which provides up-link acknowledgement signal to portable transceiver at end of transceiver transmission
US4626782A (en) * 1983-09-26 1986-12-02 The Boeing Company Magnetometer operated at a self-resonant frequency by a sense winding
DE3345712A1 (de) * 1983-12-17 1985-06-27 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Magnetometer mit zeitverschluesselung zur messung von magnetfeldern
DE3345713A1 (de) * 1983-12-17 1985-06-27 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Magnetometer mit zeitverschluesselung
US4677381A (en) * 1984-10-19 1987-06-30 Prince Corporation Flux-gate sensor electrical drive method and circuit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3461382A (en) * 1965-05-28 1969-08-12 Us Navy Pulse dependent feedback system for measuring changes in a physical phenomenon
JPS5127452A (ja) * 1974-08-29 1976-03-08 Mishima Kosan Co Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
WO1989002082A1 (en) 1989-03-09
EP0365603A1 (en) 1990-05-02
US4859944A (en) 1989-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02502671A (ja) 単線巻き磁力計
US4774465A (en) Position sensor for generating a voltage changing proportionally to the position of a magnet
JP2934446B2 (ja) 周波数差ディジタルコンパスおよび磁力計
JP2923307B2 (ja) 電流センサ
EP0380562B1 (en) Magnetometer employing a saturable core inductor
US4929899A (en) Fluxgate magnetometer apparatus and adjustment method to maintain accuracy over a wide temperature range
US4300095A (en) Self excited saturatable core magnetic field detection apparatus
JP4716030B2 (ja) 電流センサ
Sonoda et al. An ac and dc current sensor of high accuracy
JPH0131591B2 (ja)
JP2617498B2 (ja) 磁気センサ
Ripka Improved fluxgate for compasses and position sensors
JPH0315710B2 (ja)
JPH06180242A (ja) センサつき面積式流量計および流量計測方法
JP3326737B2 (ja) 直流電流センサ
JP3399185B2 (ja) 磁気検知装置及び磁気検知方法
JP2000266786A (ja) 電流センサ
JPH08122422A (ja) 可逆磁化率を利用した磁場センサ
JPH03252577A (ja) 磁界検出法および磁界センサ
JPH0247557A (ja) 電流検出装置
JPH05223910A (ja) 磁気計測法
JPH085380A (ja) 地磁気方位センサ
FI67963C (fi) Kopplingsarrangemang foer att reglera magnetiseringsstroem
JPS58158502A (ja) 位置検出装置
JPH03277976A (ja) 非接触型電流計