JPH0247557A - 電流検出装置 - Google Patents

電流検出装置

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JPH0247557A
JPH0247557A JP63199320A JP19932088A JPH0247557A JP H0247557 A JPH0247557 A JP H0247557A JP 63199320 A JP63199320 A JP 63199320A JP 19932088 A JP19932088 A JP 19932088A JP H0247557 A JPH0247557 A JP H0247557A
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JP
Japan
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current
iron core
coil
magnetic
detecting
Prior art date
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Pending
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JP63199320A
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English (en)
Inventor
Osamu Saito
修 斎藤
Terushi Katsuyama
勝山 昭史
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0247557A publication Critical patent/JPH0247557A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トロイダル鉄心を用いて導体の1i流を検出
する装置に関する。
〔従来の技術〕
電流計は計器を回路に接続して用いる可動コイル計器と
導体に流れる電流の大きさに比例して生じる右回りの磁
界を検出し、間接的に電流を測定するクリップオン電流
計やホール素子などを含んだ直流用クリップオン電流計
とに大別することができる。前者は電流を測定するため
、計器を回路に接続すると、電力損失を伴うが、後者は
被検出体から電気的に絶縁でき、負荷効果も生じないの
で広く利用されている。そして、この方法は被検出電流
による磁界が外乱磁界によって影響を受けやすいという
欠点があるため、通常は被検出電流の周囲に磁路を設け
る。この際、磁路の空陰部に磁界センサを設ける場合と
、変流器鉄心のようにトロイダル鉄心を用いる場合があ
る。前者は構造的に複雑なこともあり、特に微小電流を
検出する場合には、円周磁界の総和が零になる利点を生
かしたトロイダル鉄心が広く利用されている。このトロ
イダル鉄心を用いた電流計としては測定範囲で区分する
と通常電流(mA”A程度)測定器と微小電流(I^)
測定器とに大別される。微小電流測定については同一出
願人により出願中の特願昭62−239181号に開示
した小電流検出装置がある。これは通常鉄心に用いる商
品名パーマロイの代わりに高周波において磁気ヒステリ
シス曲線が良好な角形特性を示すCo系アモルファス合
金を用い、微分i31率の大きい点を利用して被検出電
流による小さな磁界で生ずる大幅な磁束変化からIへレ
ベルの電流検出を高感度、高精度に行なうようにしたも
のである。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、従来の電流測定の電流計ではp^〜−へ
の範囲の検出は難しく、また上述の微小電流検出装置で
はmA−A範囲の検出は困難であり、いずれもp^〜A
の広範囲な電流検出は不可能である。
したがって、本発明の目的は〃^〜Aレベルの広範囲電
流検出を高感度、高精度に行なうことができる電流検出
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は閉磁路の筒状鉄心の中心孔を遣る導体に流れる
電流を検出するために、この鉄心に巻回した高周波励磁
コイルを、鉄心に生ずる正負両磁界を所定の大きさに定
める制御回路を介して高周波電源に接続した高周波励磁
部と、高周波励磁コイルとは別に鉄心に巻回する巻数の
異なる複数個の検出コイルに接続した検出コイル切換部
と、この検出コイル切換部に接続し、高周波励磁部によ
る磁束と導体の被検出電流による磁束とが重畳される全
磁束による誘起電圧を検出して導体電流の誘起電圧を分
離する回路をもつ出力部とを備えた電流検出装置である
〔作用〕
本発明の電流検出装置は以上のように構成したことによ
り、高周波励磁部による励磁電流(磁界)を、鉄心の磁
気ヒステリシス曲線の保磁力近傍の直線部の傾斜すなわ
ち微分透磁率の大きい点に設定することができるので、
導体の被検出電流による小さな磁界が加わったときも磁
束は大幅な変化を示し、検出コイルには大きな電圧が誘
起する。
検出コイルは巻数の異なるものを複数個設け、例えばμ
^レベル以下と−A−Aレベルを検出する2種類とし、
mA−Aレベルの検出には検出コイルの巻数を少なくし
て磁気感度を低くし、これらを検出コイル切換部により
選択して用い、導体の被検出電流による磁界を重畳させ
たときの全磁束の誘起電圧を検出し、さらに高周波骨、
直流分を除去して出力部端から正しい検出電流波形をも
つ出力電圧を取り出すことにより、JA −Aの広範囲
な電流を高感度、高精度に検出することができる。
〔実施例〕
以下実施例に基づき本発明を説明する。
第1図は本発明の電流検出装置の要部構成を説明するた
めの模式図である。第1図において鉄心1は磁気ヒステ
リシス曲線が角形特性を示し高通磁率を有するCo系ア
モルファス合金からなり、閉磁路の例えば環状に形成さ
れている。この鉄心1の中心孔を通って導体2が被検出
装置の電源と負荷に接続されているが、これらの図示は
省略しである。また鉄心1にはその肉厚部に巻回した高
周波励磁コイル7を、例えば直列に接続した整流器8a
と抵抗R1整流器8bと抵抗R2の2組が並列接続され
てなる制御回路9を介して高周波電源10に接続した高
周波励磁部Uを設けてあり、一方高周波励磁コイル7と
は別に鉄心1にここでは2個の巻数の異なる検出コイル
6a、6bを巻回して接続し、検出コイル6a、6bは
検出コイル切換部12.整流器8cを介して低域消波器
3.直流除去器4の順に接続した出力部工を形成する。
直流除去器4はコンデンサまたは絶縁変圧器で容易に構
成することができる0以上のごとく本発明装置は鉄心1
に励磁コイル7を有する高周波励磁部■、検出コイル6
a。
6bを有する出力部lの二つの要素を備えたものであり
、使用に際して鉄心1の中心孔に被検出装置の導体2を
通してそれを流れる小電流■。を検出するものである、
すなわち、本発明の装置構成は前述の特願昭62−23
9181号のものと基本的に同じであるが、巻数の異な
る検出コイル6a、6bおよび検出コイル切換部12を
有する点が異なるものである。
次に第3図は鉄心1の磁気ヒステリシス曲線を示したも
のであり、第3図中のB#〜−B、の直線部分はHの僅
かな変化で大きく変り、この磁束の変化による誘起電圧
は磁束をφ1時間をtとするとdφ/dtに比例するの
で、磁化電流が高周波になるほど大きくなる。以下その
作動について第1図の装置構成と第3図の磁気ヒステリ
シス曲線およびその他必要な図面を加え、これらを併用
して説明する。
鉄心1は通常は第1図の高周波励磁部11の高周波電流
により、磁界は第3図の正側ではHa、負側は−H+ま
で加わっている。その波形は第2図に示したように正側
の方が負側より高周波励磁電流lが大きい、磁界のHw
、  −H,は制御回路9の整流器8a、8b、抵抗R
,,R1を適切に選ぶことによって設定する。なおこの
抵抗R1,R1は導体2の電流すなわち被検出電流1.
による高周波励磁電流iの変動を防ぐためにも必要なも
のである。抵抗R,,R,が小さいと高周波励磁電流l
が被検出電流1.の大きさによって変わるから、抵抗R
+、Rgのインピーダンスは高周波励磁コイル7のイン
ピーダンスの2倍以上とするのがよい。
このとき鉄心1に加わる磁束、磁界は第3図におけるB
m(Hm)、B+(B+)+B鵬(H−)の順に矢印方
向に変化するヒステリシス曲線Aを画き、検出コイル6
aまたは6bに電圧が誘起している。その電圧波形を第
4図(alに示す0次に導体2に交流正弦波電流が流れ
ると、この電流1.によって正側に磁界ΔH1負側は磁
界−ΔBが発生し、その磁界波形は第4図(blである
。そしてΔH9−ΔHに対応して磁束が正負両方向にそ
れぞれΔB変化し、磁気ヒステリシス曲線は、正側ΔH
は第3図において点線の矢印で示したCのループとなり
、負側−ΔBは一点鎖線の矢印で示したDのループを画
く、誘起電圧はΔBが正方向では小さく、負方向では大
きくなり、電圧波形は第4図(C1に示したように変調
波になる。なお第4図の横軸はいずれも+al 、 Q
)l 、 ’ (C1に共通な時間軸としである。第4
図TCIの波形から出力部5の低域消波器3で高周波骨
、直流除去器4で直流分を除くことにより、検出電流波
形を正確に再現して求めることができる。したがってこ
のt流検出装置は以上の作動原理から明らかなように歪
波形、碧形波などいかなる波形をもつ電流に対しても検
出可能である。
本発明の電流検出装置は鉄心1の磁気ヒステリシス曲線
上の第3図でB#〜−B#の磁束が磁界の僅かな変化で
大きく変ることを利用しているが、鉄心1のこの磁気特
性の有効な使い方は、前に述べた高周波励磁により得ら
れ基準となるヒステリシス曲線Aを定める磁界を、検出
電流が小さいときはΔBが直線部を外れない範囲でB#
にできるだけ近くなるように設定するのがよい、このよ
うにすれば高周波励磁により常時誘起する電圧を低くす
ることができるので、この誘起電圧と検出電流I0によ
る誘起電圧との比が大きくなって検出精度が向上し、鉄
心1の損失も低いという点で有利である。また基準とな
るAループの磁界を−Hcすなわち鉄心1のB−0の保
磁力に設定すると、その時検出可能な電流イ直が前記電
流検出装置の検出限界電流である。
従来の電流検出装置はμAからAレベルの広範囲な測定
は困難であったが、本発明の装置では第1図に示すよう
に鉄心1に巻数の異なる検出コイルを巻回し、低域ろ波
器3との間に検出コイル切換部12を設けることにより
各コイルの磁気感度を変え、1個の検出コイルで可能な
測定電流範囲を2個ないしは複数個の検出コイルを用い
ることでμ^〜Aまで拡大することができる。
〔発明の効果〕
実施例で説明した様に、この電流検出装置は鉄心の角形
磁気特性の微分透磁率の大きい点に磁界を設定する高周
波励磁コイルと検出コイルとを別に設けて鉄心を磁化し
、より短時間に小さな磁界変化で大きな磁束変化を起こ
させ、高周波励磁による誘起電圧を検出コイルに誘起す
る電圧に重ねて、この重畳された電圧から高調渡分、直
流分を除去することにより得られる出力電圧波形と被検
出電流波形が同じになるようにしたため、交流正弦波電
流に限ることなく、直流やその他どのような波形をもつ
被検出電流に対しても従来装置のl/10以下の微小電
流まで正確に検出でき、しかも従来装置より励磁コイル
、検出コイルとも巻回数を1710で済ませることがで
きるので、巻線による寸法増はほとんどなく、鉄心が小
型化できる。そして本発明は巻数の異なる検出コイルを
複数個設け、各検出コイルの磁気感度を変えるように検
出コイル切換部でレンジを切り換えることにより従来装
置では困難であった広範囲な電流測定を可能にした。
したがって本発明によれば小型で高感度、高精度、高速
、そして電流測定範囲が広範囲な電流検出装置が実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の要部構成を示した模式図、第2図
は高周波励磁電流の波形図、第3図は鉄心材料の磁気ヒ
ステリシス曲線図、第4図ra)は高周波励磁したとき
の検出コイルの誘起電圧の波形、■)はさらに検出電流
が流れたときの磁界波形、fclは誘起電圧波形である
。 1:鉄心、2:導体、3:低域ろ波器、4:直演除去器
、i:出力部、6a、6b:検出コイル、7:高周波励
磁コイル、8a、8b、8c :整流器、9:制御回路
、10:高面波電源、U:高周波励磁部、12:検出コ
イル切換部。 窩 t 口 慝 り 晴間 揃 2 閃 第3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)磁気ヒステリシス曲線が角形特性を示す高透磁率材
    料を用いて閉磁路を形成した筒状鉄心の中心孔を通る導
    体に流れる電流によって前記鉄心に生ずる磁界の強さを
    変化させ、前記鉄心に巻回した検出コイルの誘起電圧か
    ら前記電流を検出する装置であって、 a.前記鉄心の中心孔を通って肉厚部に巻回した高周波
    励磁コイルを、前記鉄心に生ずる正負両磁界を所定の大
    きさに設定する制御回路を介して高周波電源に接続した
    高周波励磁部, b.前記高周波コイルとは別に前記鉄心の中心孔を通っ
    て肉厚部に巻回した巻数の異なる複数個の検出コイルに
    接続した検出コイル切換部と、この切換部に接続され前
    記高周波励磁部によって生ずる磁束と前記導体の検出電
    流によって生する磁束とが重畳した全磁束による誘起電
    圧を検出した後前記導体の電流の誘起電圧分を分離する
    回路を有する出力部 を備えてなることを特徴とする電流検出装置。
JP63199320A 1988-08-10 1988-08-10 電流検出装置 Pending JPH0247557A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103632826A (zh) * 2012-08-23 2014-03-12 西门子公司 电流互感器和电流检测装置
JP2014119345A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 電流検知装置
CN105935667A (zh) * 2016-05-31 2016-09-14 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种电流互感器铁芯快速分选方法

Cited By (4)

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JP2014119345A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 電流検知装置
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CN105935667B (zh) * 2016-05-31 2018-04-10 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种电流互感器铁芯快速分选方法

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