JPH06180242A - センサつき面積式流量計および流量計測方法 - Google Patents

センサつき面積式流量計および流量計測方法

Info

Publication number
JPH06180242A
JPH06180242A JP35234692A JP35234692A JPH06180242A JP H06180242 A JPH06180242 A JP H06180242A JP 35234692 A JP35234692 A JP 35234692A JP 35234692 A JP35234692 A JP 35234692A JP H06180242 A JPH06180242 A JP H06180242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
magnetic field
magnetoresistive element
sensor
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35234692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0792395B2 (ja
Inventor
Fumio Yagi
文雄 八木
Mitsuo Shindo
光男 進藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FUROOSERU SEIZO KK
Original Assignee
NIPPON FUROOSERU SEIZO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FUROOSERU SEIZO KK filed Critical NIPPON FUROOSERU SEIZO KK
Priority to JP4352346A priority Critical patent/JPH0792395B2/ja
Publication of JPH06180242A publication Critical patent/JPH06180242A/ja
Publication of JPH0792395B2 publication Critical patent/JPH0792395B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 面積式流量計において、流量の記録制御、遠
隔測定などに用いるためのセンサに関し、不透明な流体
に対しても使用可能なものを提供する。 【構成】 フロートとして上下方向に着磁された永久磁
石またはこれを封入したものを用いると共に、複数の磁
気抵抗素子をテーパ管と平行して並べる。また磁気抵抗
素子として磁界を記憶するものを用い、各磁気抵抗素子
の磁界の方向の記憶状態を弁別して一定電圧か電圧ゼロ
のいずれかを出力せしめ、これを加算して流量を計測す
る。 【効果】 温度誤差が無く、工業計器に要求されるアナ
ログ信号が容易に得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は面積式流量計において、
流量の記録制御、遠隔測定などに用いるためのセンサに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】面積式流量計は目盛を設けたテーパ管を
垂直に保持し、流れによりフロートを浮遊させることに
より計測するものであって、流れの状態を目視しつつ直
接的に流量を知ることができるため流量計として広く使
用されている。ところで流量のレコーダへの記録、自動
制御、遠隔測定などの目的で流量を電気信号として出力
したいことが多々あるが、面積式流量計においては決定
的なものがないのが現状である。
【0003】光がフロートを遮ることによって検出する
方式はよく知られており、単一の受光素子を用いてサー
ボ機構でフロートに追従させるものと、多数の受光素子
を並べてフロートの位置を検出するものとがある。この
方式は精度が優れているが透明な流体にしか適用できな
いという欠点がある。したがってガス体の流量計の場合
は良いが、液体の場合一番需要の多い水の流量計におい
ても水あかが多少テーパ管内に付着しただけでも動体が
不確実になるという問題がある。
【0004】不透明な流体にも適用されるものとしては
差動変圧器を使用したものが知られており、これはフロ
ートに棒を連結して流量計の外部に設けた差動変圧器の
鉄心に結合するものである。しかしこの方式は構造が複
雑であり、また差動変圧器の動作反力もあり小流量では
誤差が大きいという問題もある。
【0005】このためさらに種々のセンサが提案されて
おり実用化もされている。たとえば特開昭62−954
25号公報にはフロートに強磁性体を用い、励磁コイル
と検出コイルの対をテーパ管に沿って複数個並べたもの
が開示されている。これは各励磁コイルに矩形波の励磁
電流を流して検出コイルに発生した電圧の波形からどの
検出コイルの位置にフロートがあるかを知るものであ
る。
【0006】また本発明者は先に特開平3−18832
4号公報に記載の流量計を発明した。これはテーパ管の
両端に互いに逆方向の磁場を生ずる励磁コイルを設けて
交流電流を流し、テーパ管に巻いた検出コイルに誘起さ
れた電圧の位相を検出するものである。すなわちフロー
トにアルミニウムなどの電導体を用いれば渦電流を生ず
るのでこの部分の磁場に位相の遅れが生ずる。ところが
励磁コイルからの距離によって磁場自体が異なるので、
検出コイルに発生する電圧の位相もフロートの位置に従
って変化するのでこれを検知するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の特
開昭62−95425号公報の技術では励磁コイルの対
をテーパ管に沿って並べるだけでなく、さらにその外側
には強磁性体の外筒を設ける必要があるため装置が大が
かりとなる。またコイルは多数密接して並べることが困
難なため測定精度にも限界があった。
【0008】一方特開平3−188324号公報の方法
は全流量範囲にわたって連続的な出力が得られ、流量の
微少な変化も検知できるが温度誤差がやや大きく精度を
上げるには温度の影響を補償したりする必要がある。こ
のためより簡易な装置で温度誤差なく不透明流体の流量
測定ができる装置が望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するものであって、垂直に置かれたテーパ管中にフロー
トを浮遊させてその位置により流量を計測する面積式流
量計において、前記フロートとして上下方向に着磁され
た永久磁石またはこれを封入したものを用いると共に、
複数の磁気抵抗素子を前記テーパ管と平行して並べたこ
とを特徴とするセンサつき面積式流量計である。
【0010】またここにおいて磁気抵抗素子の磁気に対
して最大感度を有する互いに直角な2つの方向がそれぞ
れテーパ管の軸と45度になるように磁気抵抗素子を並
べたこと、磁気抵抗素子として磁界を記憶し、前と別方
向の磁界が加えられるまでその記憶状態を保持するもの
を用いること、磁気抵抗素子の磁気に対して最大感度を
有する互いに直角な2つの方向がそれぞれテーパ管の軸
と45度をなす位置を基準として、これから回転するこ
とによりフロート位置検出の動作すき間を調整すること
も特徴とする。またさらに各磁気抵抗素子の磁界の方向
の記憶状態を弁別して一定電圧か電圧ゼロのいずれかを
出力せしめ、前記出力した電圧の加算値により流量を計
測することを特徴とする上記のセンサつき面積式流量計
による流量計測方法である。
【0011】
【作用】本発明のセンサつき面積式流量計においては、
フロートとして上下方向に着磁された永久磁石またはこ
れをプラスチック等に封入したものを用いる。そしてこ
れによる磁場を複数の磁気抵抗素子をテーパ管と平行し
て並べることにより検出する。
【0012】磁気センサとしては先に述べた特開昭62
−95425号公報の装置で採用されているコイル形磁
気センサの他に固体磁気センサがある。固体磁気センサ
の素子として入手可能なものにはホール素子と磁気抵抗
素子があるが、一般的な磁場検出の手段としては多くの
場合ホール素子が用いられている。これは本来的に極性
の判別機能があることが大きな理由と考えられる。一方
磁気抵抗素子は金属や半導体の電気抵抗が磁場によって
変化するという単純な原理を利用しているため磁極の極
性の判別機能は本来的にはない。
【0013】ここにおいて本発明においては磁気抵抗素
子を使用することにしたが、これは磁気抵抗素子はホー
ル素子に比べて弱磁界での感度が高く特に本発明の装置
に好適なことを見出したこと、また互いに近接して設け
ても相互干渉により誤動作するという問題がなく、極性
の判別機能がないことは本発明において使用方法を工夫
したことにより欠点とならないことによるものである。
磁気抵抗素子は素子の材料として半導体を使用するもの
と強磁性体を使用するものとがある。半導体の場合は磁
場の印加により電気抵抗が増加するが、強磁性体の場合
は減少するなど電気抵抗変化の機構が異なり、これに伴
い特性上も相違点がある。本発明の目的には低磁場での
感度が良いこと、また後に詳述するように強磁性体の磁
気ヒステリシスにより記憶動作が可能なことなどから強
磁性体を使用したものが特に適している。
【0014】図2は磁気抵抗素子の内部の抵抗体を示し
た図で、このように同じ特性の抵抗体10A、10Bを
磁束の検出方向X、Yが90度異なるように配置してあ
る。すなわち強磁性体の磁気抵抗素子の場合、電流の方
向と磁場の方向とが同じとき感度を有するから、X方向
の磁場は10Aの抵抗体で、Y方向の磁場は10Bの抵
抗体で検出される。これは温度補償のためであり、2つ
の抵抗体に直列に電流を流したときの分圧比で磁場を測
定することにより、温度の影響を相殺することができ
る。したがって1方向の磁場を測定する場合でもこのよ
うに2方向に感度を有するものを使用し、一方の素子は
温度補償用のダミーとして使用することになる。
【0015】図3はこのときの回路の例で10A、10
Bが磁気抵抗素子1の抵抗体であり、11A、11Bは
外部に設けた抵抗器である。このようにブリッジ回路を
形成して端子12、13間に電流を流し、磁場がないと
きには端子14、15間の出力がゼロになるようにして
おく。これにより抵抗体10A、10Bのいずれかの電
気抵抗を変化させるような磁界が加われば端子14、1
5間に電圧が現れることになる。なお磁気抵抗素子の中
には図3の10A、10B、11A、11Bの抵抗がす
べて内部素子として入っているものもあり、この場合1
0A、11Bと10B、11Aがそれぞれ同一方向の磁
界を検出するようになっている。本発明においてはこの
ようなものも使用できる。
【0016】図1は本発明のセンサつき面積式流量計の
原理を示す図で、1A、1B、1C、1D、1Eはセン
サである磁気抵抗素子で、この図では一部のみを示して
いる。また2は流量計のテーパ管であり、3はフロート
で中に磁石4が封入されている。本発明においては磁気
抵抗素子が先にも述べたように2方向に感度を有するこ
とを利用して、フロート位置の確実な検出を行なう。す
なわち図1に示したように磁気抵抗素子の磁気に対して
最大感度を有する互いに直角な2つの方向X、Yがそれ
ぞれテーパ管2の軸と45度になるように磁気抵抗素子
1A〜1Eを配置する。磁気抵抗素子は数mm角の立方
体ないし直方体にプラスチックモールドされた形状のも
のが一般的であるが、この外形の一つの面のそれぞれの
対角線方向に最大磁気感度を有するものがある。図1は
このような磁気抵抗素子を使用した場合で、隣接する素
子とほぼ密接して重ね合わせるように並べることができ
る。もちろん外形の2辺と平行な方向にそれぞれ最大感
度を有するものも使用可能で、工作にやや手間はかかる
が個々の磁気抵抗素子を図1の位置から紙面内で45度
回転した状態で並べて取りつければよい。
【0017】このように、センサとして磁気抵抗素子を
並べることによりフロートの永久磁石の近傍にあるセン
サにおいては電気抵抗が変化しこれを検知することによ
りフロートの位置がわかる。すなわち図1においてフロ
ートの永久磁石4による磁界はFで示すように発生する
から1Bの磁気抵抗素子ではX方向の磁場を検知し(極
性は判別しないので向きは関係ない)、1Dの磁気抵抗
素子ではY方向の磁場を検知した状態にある。その間の
1Cの磁気抵抗素子はX方向とY方向の磁界がほぼ同強
度であるので中立状態にある。一方磁気抵抗素子1Bか
ら1Aの素子の方に離れると磁界Xの方向からやや外
れ、Y方向が少し増え、さらに遠ざかった素子ではこの
傾向がさらに大きくなるが、磁界そのものが弱くなり、
X方向とY方向の検知の状態が反転することはない。反
対の1Eの素子やそれよりさらに遠ざかった素子につい
ても同様である。
【0018】フロートがどの位置にあるかの検出手段と
してはたとえば素子の出力を順次チェックして何番号の
素子の出力に変化が現われるか検出すればよい。この方
法を自動的に行なうにはマイクロコンピュータなどを使
用してディジタルで信号処理をすればよい。また簡便な
表示機能としてはたとえばセンサの数だけランプや発光
ダイオードを並べ、出力があるセンサのところだけ点灯
させることもできる。工業計器の場合アナログの表示、
記録が要求されることが多いので前記のディジタル信号
をD−A変換することになる。
【0019】さらに直接アナログ信号を得るのに好適な
方法として磁気抵抗素子に磁界の方向を記憶するものを
用いるとよい。これは素子として残留磁束密度の大きい
強磁性体薄膜を使用し、磁気抵抗効果により磁化を残留
せしめて記憶させるものである。したがってある方向の
磁界を記憶させてセンサからある出力を持続させ、次に
別な方向の磁界をこれを打ち消すような強さで加えれば
前の記憶状態はもとに戻りセンサからの出力は別の状態
になる。
【0020】このように磁界の方向を記憶する磁気抵抗
素子をセンサとして用いることにより、たとえば図1に
おいてフロートが下から上へ上がっていったときにはそ
れより下の各センサにおいてはY方向の磁場が記憶さ
れ、逆にフロートが上から下へ戻ってきたときにはY方
向の磁場の記憶が消されてX方向の磁場が記憶される。
この場合フロートが下から上へ移動したときと、これと
逆方向に移動したときで磁石の長さに対応して動作する
位置に多少のずれを生ずることになるが、ある程度動作
すき間があった方がフロートのわずかな上下でチャタリ
ングを起こさず好ましい。
【0021】もっとも動作すき間については磁気抵抗素
子の最大感度を有する方向X、Yをテーパ管の軸と45
度の位置から回転してずらすことにより、狭まる方向に
調節可能であることが実験的に確認されている。したが
ってもし動作すき間を小さくする要求があればそれに応
じた設計をすることは可能である。
【0022】このようにしてたとえばY方向の磁化を検
出した状態で高レベルの出力、X方向の磁化を検知した
状態で低レベルの出力が各磁気抵抗素子の回路から出る
ようにしておけばディジタル回路によりどのセンサの位
置にフロートがあるか表示することが可能になる。また
上記高レベルの状態で一定の電圧V、低レベルの状態で
出力電圧がゼロになるようにしておき、各磁気抵抗素子
からの上記出力を加算回路に入力すれば、下からn個目
のセンサの位置にフロートがあればn×Vの出力が得ら
れる。したがってD−A変換回路を用いることなしに直
接アナログ出力を得ることができ、回路が簡単になり装
置の信頼性からも好ましい。
【0023】フロートの位置の記憶にあたっては上記の
ような磁気抵抗素子自体に記憶機能があるものを用いる
他に、各磁気抵抗素子ごとにフリップフロップ回路など
を設け記憶させることも可能である。本発明における各
磁気抵抗素子の磁界の方向の記憶においては、このよう
ないわば素子の外部に付加された記憶機能による記憶も
排除するものではない。しかしながら磁気抵抗素子自体
に記憶機能があるものを用いる方法は素子が通電されて
いないときでも記憶動作がなされるので優れている。す
なわち流量計に流体がすでに流されてフロートが浮いて
いた状態で測定器の動作を開始しても正常に動作する
し、流量計の使用中において測定器の電源を断続しても
何ら差し支えない。
【0024】
【実施例】測定範囲におけるフロートの移動距離が60
mmの面積式流量計において本発明のセンサを用い流量
を計測した。図1のようにフロートの内部には長さ10
mmの永久磁石を封入し、またテーパ管に沿って32個
の磁気抵抗素子を測定範囲にわたって並べて取りつけ
た。磁気抵抗素子は磁界の方向を記憶する機能を有する
ものであり、4個の抵抗体が図3に示したようにブリッ
ジに接続されている。そして0.02T位の磁場で磁気
飽和する特性を有している。
【0025】図4は流量計測のための回路を示す図であ
ってセンサの数等を省略してある。20A〜20Hはセ
ンサすなわち磁気抵抗素子であって電源入力端子は省略
されている。各センサからの出力はコンパレータ21A
〜21Hに入り、センサから出力がY方向の磁界を検出
した状態にあるときは一定の電圧の出力し、X方向の磁
界を検出した状態にあるときには出力がゼロになるよう
にしている。
【0026】これの出力は演算増幅器23A、23Bに
入り加算される。22A〜22Hおよび24A、24B
は演算抵抗である。図4では演算増幅器を23A、23
Bの2個用いているが、全数たとえば32個のセンサか
らの出力を1個の演算増幅器により加算すると直線性が
悪くなるからである。本実施例においては32個のセン
サからの出力を8個ずつに分けて4個の演算増幅器に入
力している。さらに同様にしてこれら各演算増幅器23
A、23Bの出力は演算増幅器25により加算され、最
終的に1つの出力とされる。
【0027】これによりフロートの位置より下側にある
センサの数に比例した出力が得られることになる。工業
計器の入出力は一般に直流4mAから20mAまでの間
をフルスケールとする信号が用いられるから、演算増幅
器24からの電圧出力をさらに電流出力変換回路で変換
すればよい。このようにして32個のセンサを用いた本
実施例において、フロートの位置と出力電流との関係は
良好な直線性が得られ、温度誤差も事実上なく優れた特
性の流量信号発生装置が得られた。
【0028】
【発明の効果】本発明においては面積式流量計のフロー
トに永久磁石を用い、これの磁場を磁気抵抗素子により
検出するが、磁気抵抗素子は低磁場の検出感度が良好
で、小さな素子を密接して並べても相互干渉なく、また
2方向の磁場を検出する機能を利用するとフロート位置
の確実な検出ができ好適である。また素子自体に温度誤
差の補償回路があるので温度誤差の問題がない。
【0029】また磁気抵抗素子に磁場を記憶してこれに
応じた出力を出し続けるものを用いると、フロートの位
置を境にしてたとえばこれより下側にある全部のセンサ
からは出力電圧を出し、上側のセンサからはゼロ出力と
することができ、全部のセンサからの出力を加算するこ
とによりフロート位置を直接アナログ出力として得るこ
ともできる。したがって比較的簡単な回路で工業計器と
して一般に必要とされるアナログ信号を得ることがで
き、センサの磁気抵抗素子自体も量産品で比較的安価で
あることとあいまって低コストで高精度の流量信号発生
装置を得ることができ、工業上の利益は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサつき面積式流量計の主要部を示
す図
【図2】磁気抵抗素子の構成を示す図
【図3】磁気抵抗素子の回路を示す図
【図4】本発明の流量計測方法の例を示す回路図
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D、1E 磁気抵抗素子 2 テーパ管 3 フロート 4 磁石 10A、10B 磁気抵抗体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直に置かれたテーパ管中にフロートを
    浮遊させてその位置により流量を計測する面積式流量計
    において、前記フロートとして上下方向に着磁された永
    久磁石またはこれを封入したものを用いると共に、複数
    の磁気抵抗素子を前記テーパ管と平行して並べたことを
    特徴とするセンサつき面積式流量計。
  2. 【請求項2】 磁気抵抗素子の磁気に対して最大感度を
    有する互いに直角な2つの方向がそれぞれテーパ管の軸
    と45度になるように磁気抵抗素子を並べたことを特徴
    とする請求項1記載のセンサつき面積式流量計。
  3. 【請求項3】 磁気抵抗素子として磁界を記憶し、前と
    別方向の磁界が加えられるまでその記憶状態を保持する
    ものを用いることを特徴とする請求項1または2記載の
    センサつき面積式流量計。
  4. 【請求項4】 磁気抵抗素子の磁気に対して最大感度を
    有する互いに直角な2つの方向がそれぞれテーパ管の軸
    と45度をなす位置を基準として、これから回転するこ
    とによりフロート位置検出の動作すき間を調整すること
    を特徴とする請求項3記載のセンサつき面積式流量計。
  5. 【請求項5】 各磁気抵抗素子の磁界の方向の記憶状態
    を弁別して一定電圧か電圧ゼロのいずれかを出力せし
    め、前記出力した電圧の加算値により流量を計測するこ
    とを特徴とする請求項1ないし4記載のセンサつき面積
    式流量計による流量計測方法。
JP4352346A 1992-12-11 1992-12-11 センサつき面積式流量計および流量計測方法 Expired - Lifetime JPH0792395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4352346A JPH0792395B2 (ja) 1992-12-11 1992-12-11 センサつき面積式流量計および流量計測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4352346A JPH0792395B2 (ja) 1992-12-11 1992-12-11 センサつき面積式流量計および流量計測方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06180242A true JPH06180242A (ja) 1994-06-28
JPH0792395B2 JPH0792395B2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=18423434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4352346A Expired - Lifetime JPH0792395B2 (ja) 1992-12-11 1992-12-11 センサつき面積式流量計および流量計測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0792395B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1136662A2 (en) 2000-03-21 2001-09-26 Nissan Motor Co., Ltd. Position measuring device of electromagnetically operated engine valve drive system and method for attaching the same
JP2009074991A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 East Japan Railway Co 磁気記憶センサ、計測器、および計測方法
JP2010066203A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Mitsubishi Electric Corp 可動部の位置検出装置、2自由度アクチュエータ
WO2014033904A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 株式会社日立製作所 磁気抵抗センサ、グラジオメータ
JP2014126538A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Toflo Corporation Kk 流量センサ及び流量制御装置
JP2014145714A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Yazaki Corp 液面レベル検出装置
JP2014145713A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Yazaki Corp 液面レベル検出装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5695150U (ja) * 1979-12-24 1981-07-28
JPS63181920U (ja) * 1987-05-14 1988-11-24
JPH01173636U (ja) * 1988-05-25 1989-12-08

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5695150U (ja) * 1979-12-24 1981-07-28
JPS63181920U (ja) * 1987-05-14 1988-11-24
JPH01173636U (ja) * 1988-05-25 1989-12-08

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1136662A2 (en) 2000-03-21 2001-09-26 Nissan Motor Co., Ltd. Position measuring device of electromagnetically operated engine valve drive system and method for attaching the same
US6550494B2 (en) 2000-03-21 2003-04-22 Nissan Motor Co., Ltd. Position measuring device of electromagnetically operated engine valve drive system and method for attaching the same
JP2009074991A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 East Japan Railway Co 磁気記憶センサ、計測器、および計測方法
JP2010066203A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Mitsubishi Electric Corp 可動部の位置検出装置、2自由度アクチュエータ
CN104603628A (zh) * 2012-08-31 2015-05-06 株式会社日立制作所 磁阻传感器、梯度仪
KR20150036622A (ko) * 2012-08-31 2015-04-07 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 자기 저항 센서, 그레디오미터
WO2014033904A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 株式会社日立製作所 磁気抵抗センサ、グラジオメータ
JP5897719B2 (ja) * 2012-08-31 2016-03-30 株式会社日立製作所 磁気抵抗センサ、グラジオメータ
CN104603628B (zh) * 2012-08-31 2016-12-14 株式会社日立制作所 磁阻传感器、梯度仪
US10247789B2 (en) 2012-08-31 2019-04-02 Hitachi, Ltd. Magnetoresistive sensor and gradiometer
JP2014126538A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Toflo Corporation Kk 流量センサ及び流量制御装置
JP2014145714A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Yazaki Corp 液面レベル検出装置
JP2014145713A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Yazaki Corp 液面レベル検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0792395B2 (ja) 1995-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4859944A (en) Single-winding magnetometer with oscillator duty cycle measurement
JP4105142B2 (ja) 電流センサ
US5124648A (en) Single winding saturable core magnetometer with field nulling
US20040017187A1 (en) Magnetoresistive linear position sensor
Li et al. A closed-loop operation to improve GMR sensor accuracy
Vopálenský et al. Precise magnetic sensors
US7208940B2 (en) 360-Degree magnetoresistive rotary position sensor
NO850682L (no) Foeler for magnetfelt.
US4849696A (en) Apparatus for determinig the strength and direction of a magnetic field, particularly the geomagnetic field
JPH06235759A (ja) 磁化切換え形閉ループ磁力計
JPH11513797A (ja) 位置検出エンコーダー
JPH09152473A (ja) 磁気探知装置
EP1709456B1 (en) Magnetic-field-sensitive sensor arrangement
CN103645369A (zh) 一种电流传感装置
US5435070A (en) Simplified compass with multiple segment display capability
KR20170102822A (ko) 센서들 열에 대한 자석의 포지션을 결정하기 위한 방법
Ripka et al. Precise DC current sensors
JPH06180242A (ja) センサつき面積式流量計および流量計測方法
CN214585084U (zh) 一种磁传感器及基于磁传感器的无损检测装置
Ripka Alternating current‐excited magnetoresistive sensor
JPH04296663A (ja) 電流測定装置
JP2704849B2 (ja) 変位検出装置および変位信号発生装置
SU916170A1 (ru) Индукционный датчик i
JPH03296615A (ja) 移動体の位置検出装置
JP3633097B2 (ja) 磁気探知装置