JPH025018Y2 - - Google Patents

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JPH025018Y2
JPH025018Y2 JP1984094574U JP9457484U JPH025018Y2 JP H025018 Y2 JPH025018 Y2 JP H025018Y2 JP 1984094574 U JP1984094574 U JP 1984094574U JP 9457484 U JP9457484 U JP 9457484U JP H025018 Y2 JPH025018 Y2 JP H025018Y2
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anchor
window frame
mounting groove
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frame member
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JP1984094574U
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JPS6111866U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は発泡コンクリート壁(ALC壁)にサ
ツシ窓枠を固定するために使用するアンカーに関
する。
(従来技術) 発泡コンクリート壁家屋においては、第5図に
示すように、サツシ窓枠を構成する枠部材1はア
ンカー2を介してコンクリート壁3に固定され
る。この係合のために枠部材1には枠外周面に開
口する取付溝4を設けてあつて、アンカー2には
両端にその取付溝4の口縁片5を挾み付ける挾持
片6,7を設けてある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、この従来のアンカーでは、一方の取付
溝口縁片5が壁面8の近くに位置するサツシにお
いて、上下挾持片6,7のうち、上の挾持片6が
壁面8の近くになるため、コーキング材9から挾
持片6が露出し防水上不手際となるという欠点が
あつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の欠点を解決したもので、アン
カーの少なくとも一端において、サツシ枠部材の
取付溝口縁片の上に掛かる部分がないにもかかわ
らず、枠部材との安定した係合状態が得られるよ
うにすることを第1の目的とし、さらに、コーキ
ング受け材を設けたとき、この受け材が所定位置
に納まるようにすることを第2の目的としてい
る。
すなわち本考案は、基板の両端に係合部を備
え、該係合部は、サツシ窓枠部材の開口部に形成
された対向片に係合するアンカーにおいて、少な
くとも室外側端の係合部は、窓枠部材の取付溝の
口縁片の下面に引掛かる肩片と、該取付溝の底面
に至る脚片とから構成され、前記基板には、コー
キング受け材の厚み分だけ段差を設けて、前記係
合部の側に該コーキング受け材の載置面を形成し
たものである。
(実施例) 第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示し
たもので、まず、サツシ窓の概略の構造について
説明すると、発泡コンクリート壁16の開口部に
開き扉17付きのサツシ窓枠10と開放形の窓枠
18が挾まり、そのうち開き扉17付きのサツシ
窓枠10(以下単に窓枠10という)は、アンカ
ーP,19、添え金20を介して溶接により鉄筋
21に連結し、この連結とモルタル22により固
定され、モルタル22との間かの浸水防止のた
め、該窓枠10の回りにコーキング材23が充填
されている。そして窓枠10の部材のうち上枠部
材24および縦枠部材24,25は略断面コ字形
で巾広く取付溝11が設けられ、両端に取付溝口
縁片12,12を有し、この上枠部材および両縦
枠部材25,25に本考案のアンカーPが用いら
れ、下枠28には従来のアンカー19が用いられ
ている。また上枠部材24および両縦枠部材2
5,25それぞれに沿つて、断面L字形のコーキ
ング受け材29を取付け、下枠28に沿つては断
面T字形のコーキング受け材30を取付け、それ
ぞれアンカーP,19にビス31,32で止着し
てある。
アンカーPは、鉄板をプレス加工により成形し
たもので、基板33の両端に窓枠10の枠部材2
4,25との係合部A,Bを有し、そのうち外側
の係合部Aについて本考案が実施され、内側の係
合部Bについては従来の構造が採用されている。
すなわち外側の係合部Aについては、基板の33
の外側端部近くにコーキング受け材29の厚み分
だけ段差34を設けて端部にコーキング受け材2
9の載置面35を形成し、さらに、端に二つ割り
の一辺を形片13として、他の一辺を脚片15と
して突設してある。そのうち形片13は取付溝口
縁片12の下面に掛かるようにその厚み分だけ段
差36を設けて低く且つ短片に形成し、脚片15
は基板の33に対して垂直に折り曲げて取付溝1
1の底面14に達するまで長く形成してある。な
お上枠部材24はタイト材嵌着溝37のために底
面14の一部が高くなつており、その高い部分で
脚片15を受けている。
室内側端の係合部Bは、基板33の端を三つ割
りになし、その両側片を上部挾持片38,38と
して、また中央片を下部挾持片39として形成
し、上下挾持片38,39によつて取付溝口縁片
12を挾み付けるようになつている。また基板3
3の中央には、切り起しにより添え金20と溶接
する連結片40を突設し、コーキング受け材29
の載置面35には、該受け材29の取付け用ビス
31の螺入孔42を設けてある。
上記のように構成した本案のアンカーPを窓枠
10に取付るときは、その組立て前に予め上枠部
材24および縦枠部材25に対しアンカーPをこ
れらの端から挿入しておく。また、枠組み後に
は、アンカーPの載置面35にコーキング受け材
29を当てゝビス31で止めるが、段差34が設
けてあるので、受け材29を正確な位置に当接す
ることが容易となる。
また段差34のため、取付け状態においては受
け材29の下面は枠部材24,25の上面(枠外
周面)と同一平面となるので、取付溝口縁片12
との間に隙間が生じなく、そのためコーキング材
23が取付溝11内に落込むのを防止できる。さ
らに、窓枠10は、第4図に示すように、縦枠部
材25の上端面に上枠部材24の上面を面一にし
て枠組みされるから、上枠部材24のコーキング
受け材29は縦枠部材25の上端面に接合し、そ
の面とも隙間が生じないので、その上端面開放口
41を他の部品によつて完全に封じることがで
き、コーキング材が充填時に落込まないようにす
ることが可能となる。
(考案の効果) 本考案によるアンカーは、以上説明したよう
に、少なくとも室外側端の係合部が窓枠部材の取
付溝口縁片の下面に掛かる形片と、取付溝の底面
に至る脚片とから構成されているので、その口縁
片の上に掛かる部片がないにもかかわらず、枠部
材との安定した係合状態を保持することができ
る。さらに、アンカー基板には、コーキング受け
材の載置面を形成しているので、該受け材を正確
な位置に当接することが可能になる。そのため取
付溝口縁片が家屋の壁外面近くに位置するサツシ
においても、アンカーの一部がコーキング材から
露出するという事態を回避することができ、これ
により防水上の不手際を未然に阻止することがで
きるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図はアンカーとコーキング受け材の分解
斜視図、第2図はサツシ窓の縦断面図、第3図は
同窓の横断面図、第4図はサツシ窓枠の一部斜視
図、第5図は従来のアンカーの取付け状態を示す
サツシ窓の一部断面図である。 P……本案のアンカー、10……窓枠、11…
…取付溝、12……取付溝口縁片、13……肩
片、14……底面、15……脚片、16……発泡
コンクリート壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板の両端に係合部A,Bを備え、該係合部
    は、サツシ窓枠部材の開口部に形成された対向片
    に係合するアンカーにおいて、少なくとも室外側
    端の係合部Aは、窓枠部材の取付溝11の口縁片
    12の下面に引掛かる肩片13と、該取付溝11
    の底面14に至る脚片15とから構成され、前記
    基板33には、コーキング受け材29の厚み分だ
    け段差34を設けて、前記係合部Aの側に該コー
    キング受け材の載置面35を形成したことを特徴
    とするサツシ窓枠の取付け用アンカー。
JP9457484U 1984-06-26 1984-06-26 サツシ窓枠の取付け用アンカ− Granted JPS6111866U (ja)

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JP9457484U JPS6111866U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 サツシ窓枠の取付け用アンカ−

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JP9457484U JPS6111866U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 サツシ窓枠の取付け用アンカ−

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Publication Number Publication Date
JPS6111866U JPS6111866U (ja) 1986-01-23
JPH025018Y2 true JPH025018Y2 (ja) 1990-02-07

Family

ID=30653189

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JP9457484U Granted JPS6111866U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 サツシ窓枠の取付け用アンカ−

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48919U (ja) * 1971-05-26 1973-01-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48919U (ja) * 1971-05-26 1973-01-08

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Publication number Publication date
JPS6111866U (ja) 1986-01-23

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