JPH02501893A - ホース状または管状の案内カテーテル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ホース状または管状の案内カテーテル 本発明は、請求項１の上位概念部に記載の形式の、心臓の冠状動脈を拡張するた めのバルーンカテーテルを受容し、かつ案内するためのホース状または管状の案 同カテーテルに関する。

この形式のホースカテーテルまたは案内カテーテルはフイルマ・シュナイダ・メ デインターク社（ＦｉｒｍａＳｃｈｎｅｉｄｅｒ　Ｍｅｄｉｎｔａｇ　）　（チ ューリッヒ）の刊行物゛外瘍を起さない先端を有する案内カテーテル、タイプ１ ン７ト・タッチ”（Ｎｕｈｒｕｎｇｓｋａｔｈｅｔｅｒ　ｍｉｔ　−ａｔｒａｕ ｍａｔｉｓｃｈｅｒ　５ｐｉｔｚｅ、　Ｔｙｐ　″　５ｏｆｔ　Ｔｏｕｃｈ　″ 　）　”により知られて２つ、このカテーテルの端部は環状の縁を有し、この縁 はカテーテル軸−に対してほぼアキシャルに延びている。カテーテルは端郁近く の範囲においては、この端部を大動脈から冠状動脈の開口内へ導入するのを容易 に、または少なくとも可能にするために多少湾曲せしめられた彫状七百している 。案同カテーテルは手で、これが端部でもって冠状動脈内へ入り、かつこの中に とどまるように移動させられる。次いで案内−材が案内カテーテルを通過して冠 状動脈内へ導入され、その後バルーンカテーテルが案内縁材を。

介し、かつ案内カテーテルを通って、バルーンが冠状動脈の狭窄部の範囲内へ達 するまで導入され、ここでバルーンはポンピングによって広げられ、したがって 冠状動脈の狭窄部は拡張され、かつ伸延される。

案内カテーテルの直径は、十分な壁厚でバルーンカテーテルの通過案内を可能に するために比較的大きい。

案内カテーテルのこの比較的大きな直径は多くの場合、カテーテルが冠状動脈の 入口開口を密閉することを招き、その結果冠状動脈の血液供給が止まる。これに より心筋はイシエミーにより壊死する危険がるる。

この欠点を回避するためには上記の会社刊行物には、端部から若干能れた位置に 側孔を有し、ここを通って血液が大動脈から案内カテーテル内へ流入し、かつ冠 状動脈内へ更に流入するようになっている案内カテーテルも挙げられている。こ の側方の開口が案内カテーテルの前縁近くにるると、これらの開口が冠状動脈の 範囲内に入ってしまい、したがって動脈の壁によって閉じられ、その結果開口が 目的を達成できない危険がるる。側方の孔が案内カテーテルの端部の前縁から更 に離ｎた所にるると、血液は流入し得るが、冠状動脈のレントゲン撮影のために 案内カテーテルを通して冠状動脈内へ注入されるべき造影剤が大部分側方の孔か ら流出し、冠状動脈の撮影のためには消失し、大動脈内へ流入したことによりレ ントゲン撮影を妨害するかまたは少なくとも劣悪にする欠点がある。その他に一 方の孔は血液凝塊により閉塞される傾向があるのが欠点である。

本発明の課題は、上記の欠点金持たない、すなわち冠状動脈の血液供給の阻止お よび造影剤の、案内カテーテルから大動脈内への流出を回避し、しかも同時に所 望の案内機能を失なうことのない、上記形式の案内カテーテルを与えることであ る。

本発明の基礎をなす課題は請求項１の特徴部に記載された教示によって解決され る。

この教示の基不思想は、案内カテーテルの前方範囲の壁に例えばカテーテルを単 に側部で切取ることによって得られるような袋スリットを設けることにろる。

このような案内カテーテルを冠状動脈の入口開口内へ、この切欠きないしは袋ス リットの後端が同大動脈の範囲内に残る程度の深さで挿入すれば、血液は大動脈 からカテーテル内へ、そしてここを通過して冠状動脈内へ流入することができる 。既にこの挿入位置で案内カテーテルは案内機能を完全に果たすことができる。

造影剤を導入すべき場合には、案内カテーテルを短時間更に挿入することができ 、その結果切欠きないしは袋スリットは全長にわたって冠状動脈の入口開口の範 囲内に位置し、したがって冠状動脈の壁によって十分に閉鎖される。この挿入は 造影剤が注入される場合に短時間性なうことができる。次いで案内カテーテルは 再び若干引戻され、その結果再び血液は上記のように案内カテーテルの壁の切欠 き全通って冠状動脈内へ流入することができる。

本発明による切欠きはカテーテルの長手方向で同じ幅を持っていてよい°が、全 体としそ従来公知の、側方の開口よりも著しく大きな流れ横断面を持っている。

したがって血液による閉塞の危険は減少する。しかし切欠きの幅がカテーテルの 前縁へ向かって増大していると有利でるる。これにより案内カテーテルの端部を 異なる深さで挿入することによって、血液が大動脈から冠状動脈内へ流入するこ とのできる横断面が可変となる。

本発明によれば、カテーテルは切欠きの範囲において自体公知の形式で他の範囲 におけるよりも撓み性の材料から製作されている。この撓み性によって公知のカ テーテルでは側方向の屈曲性および冠状動脈の入口開口内への導入の改善が達成 される筈である。この場合公知のカテーテルの横断面は変らない。本発明による カテーテルの場合には切欠きはカテーテルの横断面縮小を可能にし、したがって カテーテルは切欠きの形状、幅および長さに応じて多少狭められた、または全く 円錐形の形状を得、これにより冠状動脈の開口内への導入が付加的に容易にされ る。したがって本発明により血流が保証され、かつ造影剤の流出が回避されるの みならず、付加的に更に冠状動脈の入口開口内への導入かた易くされる。

図面につき本発明を詳説する。

第１図は本発明による案内カテーテルの実施例の縮小図、第２図は大動脈および 冠状動脈の範囲内に置かれた第１図の案内カテーテル端部の拡大図、第６図は本 発明による切欠きが見える方向から第１図によるカテーテルの外端を示した拡大 図、第４図は第３図の側面図、第５図は別の実施例の第３図に相当する図、第６ 図は第５図のカテーテルの側面図である。

第１図に示された案内カテーテル１は後端に接続部分２ｔ−備え、かつ前方範囲 で１度、大きな湾曲部３において１方向へ曲げられ、かつ１度、より小さな湾曲 部４で別の方向へ曲げられている。

特に第２図から最も外側の端部５が斜めの切取りによって形成された切欠き６を 有していることが判る。

案内カテーテル１は大動脈７内に６って、最も外側の端部５でもって一部分冠状 動脈９の入口開口８内へ突入している。この位置で切欠き６は大きな、大動脈７ からの接近横断面を持ち、そのために血液は管状の案内カテーテルの内部へ入り 、更に入口開口８および冠状動脈９内へ流入することができる。図示の位置で既 に案内線材およびまたバルーンカテーテルを導入することができる。

造影剤を注入すべき場合には案内カテーテル１の端部５を適切な操作によって図 面でみて左側へ、したがって冠状動脈９の入口開口８内へ挿入することができ、 切欠き６は完全に入口開口８の範囲内に位置する。この挿入は造影剤の注入の間 僅かな期間だけ行なわれる。

次いで直ちに端部５を第２図に示された位置へ再び戻す、そのために血液は再び 流入・貫流することができ、冠状動脈の血液供給がなされる。

第６図は切欠き６の範囲の案内カテーテル１の外側端部５を切欠き６が見える方 向でみて示しである。第４図は第３図の側面図でるる。端部５の壁が直線形では なく、Ｓ字曲線の形で切取られていることが判る。・そのために第３図の図では 切欠き６の縁１０がｔｌぼ鐘形の曲１Ｉ１８Ｉを成している。端部５は案内カテ ーテル１の他の部分の材料よりもより撓み性でるる材料から製作されている。こ の撓み性の材料は点々によって示され−　ている。

第５図と第６図は第３図とＭ４図に＃ミぼ相当する。

同一の部材については同一の符号で示されている。相違点は、単に、切欠き１０ がほぼ平行な縁１２ｔ−持っていて、そのために直線形の、端部５の前線で開い たスリットが形成されていることでるる。

案内カテーテルの端部の本発明による構成によって、冠状動脈の入口における案 内カテーテルの完全な密閉は回避される。それにもかかわらず密閉が起る場合に は、これは圧力計における圧力降下により正確に表示される。カテーテルの引戻 しにより流れは直ちに何形成され、案内カテーテルの位置が失なわれることはな い。

凝塊形成の危険は本発明によるカテーテルでは側孔を持った公知の案内カテーテ ルの場合よりも小さい、それというのも案内カテーテルは普通どおりすすがれる １つの大きな開口を持っているにすぎないからである。更に造影剤が大動脈内へ 消失することはない、それというのも調整可能ではない側孔とは異なワ押込みに より開口面積を小さくすることができるからである。

イシエミーの危険の減少および冠状動脈撮影の造影剤による最適化とともにより 確実な操作が保証される。

甲　腔　！１　審　餠　告 国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．心臓の冠状動脈拡張のためのバルーンカテーテルを受容し、かつ案内するた めのホース状または管状の案内カテーテルにおいて、カテーテル（１）の前方端 部（５）の範囲においてカテーテル（１）の壁が前縁から後方へ向かつて外周の 一部分にわたつて後退しており、そのためにこの壁において前縁から後方へ向か つて延びた切欠き（６）が形成されていることを特徴とする、ホース状または管 状の案内カテーテル。
2. ２．切欠き（１）がカテーテル（１）の長手方向において同一の幅を有している 、請求項１記載の案内カテーテル。
3. ３．切欠き（６）の幅がカテーテル（１）の前方の端部（５）へ向かつて増大し ている、請求項１記載の案内カテーテル。
4. ４．切欠き（６）の幅がカテーテル（１）の前方端部へ向かつて先ず著しく次い でより小さく、かつ前方端部の範囲において再び著しく増大し、そのために切欠 き（６）の縁がカテーテル（１）の展開図で見たときに鐘状である、請求項５記 載の案内カテーテル。
5. ５．カテーテル（１）が切欠き（６，１１）の範囲において自体公知の形式で他 の範囲におけるよりもより撓み性の材料から製作されている、請求項１記載の案 内カテーテル。