JP3382966B2 - カテーテル装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、拡張中の管液の
潅流のためにバルーンの遠位と近位に配置され且つ該バ
ルーン内に伸長する管腔を介して連結された側孔を有す
るバルーン拡張カテーテルと、ガイドワイヤーと、ガイ
ドカテーテルとを備えた冠状狭窄を機械的に拡張するた
めのカテーテル装置に関する。
潅流のためにバルーンの遠位と近位に配置され且つ該バ
ルーン内に伸長する管腔を介して連結された側孔を有す
るバルーン拡張カテーテルと、ガイドワイヤーと、ガイ
ドカテーテルとを備えた冠状狭窄を機械的に拡張するた
めのカテーテル装置に関する。
【0002】
【従来技術と発明が解決しようとする問題】バルーン拡
張カテーテルを使用した冠状狭窄の経皮拡張はA.グル
ンツィヒ(A.Gruntzig)により1976年に
導入され、非常に効果的且つ十分に耐性のある方法であ
ることが証明されている。局所貧血の危険性を増大させ
ることなく拡張時間を伸ばし、以て再狭窄の危険性を低
減させるために、一般的なバルーン拡張カテーテルには
管液の潅流のためにバルーンの上流及び下流で互いに連
結された側孔が設けられている。このように、自然圧力
勾配に応じた血液流がバルーンを膨張中でさえも維持さ
れる。この公知のカテーテルには、一定時間が経過する
と血漿により側孔が部分的もしくは完全に閉塞されてし
まい、その結果所望の血液流が低減されてしまうという
困難な点がある。側孔が大幅に閉塞されてしまうような
場合には、バルーンカテーテルを交換しなければならな
い。本発明の目的は、上記の困難な点を避けるカテーテ
ル装置を提供することである。
張カテーテルを使用した冠状狭窄の経皮拡張はA.グル
ンツィヒ(A.Gruntzig)により1976年に
導入され、非常に効果的且つ十分に耐性のある方法であ
ることが証明されている。局所貧血の危険性を増大させ
ることなく拡張時間を伸ばし、以て再狭窄の危険性を低
減させるために、一般的なバルーン拡張カテーテルには
管液の潅流のためにバルーンの上流及び下流で互いに連
結された側孔が設けられている。このように、自然圧力
勾配に応じた血液流がバルーンを膨張中でさえも維持さ
れる。この公知のカテーテルには、一定時間が経過する
と血漿により側孔が部分的もしくは完全に閉塞されてし
まい、その結果所望の血液流が低減されてしまうという
困難な点がある。側孔が大幅に閉塞されてしまうような
場合には、バルーンカテーテルを交換しなければならな
い。本発明の目的は、上記の困難な点を避けるカテーテ
ル装置を提供することである。
【0003】
【問題を解決するための手段】本発明のカテーテル装置
では、バルーン拡張カテーテルの軸が2つの管腔を備え
るように設計されており、第1の管腔はバルーンの膨張
及び充填に使用される。
では、バルーン拡張カテーテルの軸が2つの管腔を備え
るように設計されており、第1の管腔はバルーンの膨張
及び充填に使用される。
【0004】潅流のために設けられたバルーン拡張カテ
ーテルの側孔は、所謂Yコネクターを介し第2の管腔を
通じて適当な液体、例えばペパリン溶液をどっと流して
洗浄することが出来る。重要な点は、カテーテルの両端
で外側に通じる第2の管腔はガイドワイヤーを収容する
のみならず一時的な強化ワイヤーを収容するのにも適し
ており、この管腔を介しても洗浄溶液を側孔へ搬送する
ことが出来るということである。
ーテルの側孔は、所謂Yコネクターを介し第2の管腔を
通じて適当な液体、例えばペパリン溶液をどっと流して
洗浄することが出来る。重要な点は、カテーテルの両端
で外側に通じる第2の管腔はガイドワイヤーを収容する
のみならず一時的な強化ワイヤーを収容するのにも適し
ており、この管腔を介しても洗浄溶液を側孔へ搬送する
ことが出来るということである。
【0005】別の重要な特徴は、本発明のカテーテル装
置は、EP−B−0,203,945号に記載の装置
(モノレールシステム)のように、従来のカテーテルと
しても、また、「オーバー・ザ・ワイヤー カテーテ
ル」としても双方に使用出来るということである。これ
により、以下の効果的な治療方法が可能となる。モノレ
ールシステムによりカテーテル装置を使用して先ず狭窄
を治療する。この第1の治療の後、バルーン拡張カテー
テルを取り除くとガイドワイヤーが所定位置に残存す
る。次いで、本発明によるバルーン拡張カテーテルをこ
の内在のガイドワイヤー上に導入すると、モノレールシ
ステムの場合と同様に、このガイドワイヤーがカテーテ
ルの内側を押し進み、それぞれ横の出口孔と端部穴を介
してバルーンの上流及び下流でカテーテルを離脱する。
この場合、必要なら、強化ワイヤーをバルーン拡張カテ
ーテルの第2の管腔内へ導入することが出来る。狭窄の
拡張と同時にまさにバルーン区域での管液の十分な流れ
を確保するために、ガイドワイヤーが近位方向の最終側
孔の前面に来るまで引張上げられる.この位置をX線で
可視出来る金色マークにより確定する。係るマークにも
係わらず、制御自在のガイドワイヤーが不注意で出口孔
から完全に引き出されてしまう場合には、内在するバル
ーン拡張カテーテルの横の出口孔からガイドワイヤーを
再度導入することは出来なくなる。この場合、別のガイ
ドワイヤーがバルーン拡張カテーテルの全長に亙り伸長
する第2の管腔(ワイヤー管腔)から導入される。従っ
て、この時には、バルーン拡張カテーテルは、モノレー
ルシステムに従ってではなく、従来の方法で案内される
ことになる。
置は、EP−B−0,203,945号に記載の装置
(モノレールシステム)のように、従来のカテーテルと
しても、また、「オーバー・ザ・ワイヤー カテーテ
ル」としても双方に使用出来るということである。これ
により、以下の効果的な治療方法が可能となる。モノレ
ールシステムによりカテーテル装置を使用して先ず狭窄
を治療する。この第1の治療の後、バルーン拡張カテー
テルを取り除くとガイドワイヤーが所定位置に残存す
る。次いで、本発明によるバルーン拡張カテーテルをこ
の内在のガイドワイヤー上に導入すると、モノレールシ
ステムの場合と同様に、このガイドワイヤーがカテーテ
ルの内側を押し進み、それぞれ横の出口孔と端部穴を介
してバルーンの上流及び下流でカテーテルを離脱する。
この場合、必要なら、強化ワイヤーをバルーン拡張カテ
ーテルの第2の管腔内へ導入することが出来る。狭窄の
拡張と同時にまさにバルーン区域での管液の十分な流れ
を確保するために、ガイドワイヤーが近位方向の最終側
孔の前面に来るまで引張上げられる.この位置をX線で
可視出来る金色マークにより確定する。係るマークにも
係わらず、制御自在のガイドワイヤーが不注意で出口孔
から完全に引き出されてしまう場合には、内在するバル
ーン拡張カテーテルの横の出口孔からガイドワイヤーを
再度導入することは出来なくなる。この場合、別のガイ
ドワイヤーがバルーン拡張カテーテルの全長に亙り伸長
する第2の管腔(ワイヤー管腔)から導入される。従っ
て、この時には、バルーン拡張カテーテルは、モノレー
ルシステムに従ってではなく、従来の方法で案内される
ことになる。
【0006】本発明によるカテーテル装置の重要な利点
は、本発明の出願人によりEP−B−0,203,94
5号にて開示された「モノレールカテーテル」における
と同様に、ガイドワイヤーがしゅう動レール原理に従っ
て略摩擦無に移動出来るということである。
は、本発明の出願人によりEP−B−0,203,94
5号にて開示された「モノレールカテーテル」における
と同様に、ガイドワイヤーがしゅう動レール原理に従っ
て略摩擦無に移動出来るということである。
【0007】本発明の一展開によれば、バルーン拡張カ
テーテルの軸がバルーンの近位に配置された側孔領域で
近傍の軸領域より大きな外径を有し、且つ、ガイドワイ
ヤーの出口孔が階段状移行領域に配置されている。この
ように、カテーテル軸上でのガイドワイヤーの摩擦を特
に低く保つことが出来る。
テーテルの軸がバルーンの近位に配置された側孔領域で
近傍の軸領域より大きな外径を有し、且つ、ガイドワイ
ヤーの出口孔が階段状移行領域に配置されている。この
ように、カテーテル軸上でのガイドワイヤーの摩擦を特
に低く保つことが出来る。
【0008】別の効果的な実施例では、軸の断面が同軸
状にされる。このタイプの特に堅牢な軸の場合には、一
時的な強化ワイヤーを必要としないこともある。
状にされる。このタイプの特に堅牢な軸の場合には、一
時的な強化ワイヤーを必要としないこともある。
【0009】
【実施例】図1乃至図7に示す本発明のカテーテル装置
は、バルーン拡張カテーテル1と、ガイドカテーテル4
と、一時的な強化ワイヤー3と、ガイドワイヤー2とを
備える。図2及び図3に示すように、強化ワイヤー3
と、バルーン拡張カテーテル1と、ガイドカテーテル4
とは互いに同軸状に配置される。シール(図示なし)が
ガイドカテーテル4の連結片20に配置されてバルーン
拡張カテーテル1に対してガイドカテーテル4をシール
する。ガイドワイヤー2は、ガイドカテーテル4内をバ
ルーン拡張カテーテル1に沿って且つ該カテーテルに平
行に伸長する。強化ワイヤー3は、バルーン拡張カテー
テル1の分岐片22の枝管23内で変位自在にシールさ
れ、その末端がバルーン拡張カテーテル1の横出口孔1
4の前面で終結する。分岐片22の別の枝管24は、バ
ルーン拡張カテーテル1のバルーン5を膨張させる機能
を果たし、このために圧力管腔15を介してバルーンに
連結される。また、造影剤もしくは洗浄溶液を注入する
ために横附属品が連結片20上に配置される。
は、バルーン拡張カテーテル1と、ガイドカテーテル4
と、一時的な強化ワイヤー3と、ガイドワイヤー2とを
備える。図2及び図3に示すように、強化ワイヤー3
と、バルーン拡張カテーテル1と、ガイドカテーテル4
とは互いに同軸状に配置される。シール(図示なし)が
ガイドカテーテル4の連結片20に配置されてバルーン
拡張カテーテル1に対してガイドカテーテル4をシール
する。ガイドワイヤー2は、ガイドカテーテル4内をバ
ルーン拡張カテーテル1に沿って且つ該カテーテルに平
行に伸長する。強化ワイヤー3は、バルーン拡張カテー
テル1の分岐片22の枝管23内で変位自在にシールさ
れ、その末端がバルーン拡張カテーテル1の横出口孔1
4の前面で終結する。分岐片22の別の枝管24は、バ
ルーン拡張カテーテル1のバルーン5を膨張させる機能
を果たし、このために圧力管腔15を介してバルーンに
連結される。また、造影剤もしくは洗浄溶液を注入する
ために横附属品が連結片20上に配置される。
【0010】バルーン5は、公知の方法でバルーン拡張
カテーテル1の2管腔軸17に連結される。図2に示す
ように、軸17とガイドワイヤー2は、挿入カテーテル
4の末端で出現する。軸17は、バルーン5の遠位及び
近位のいずれにおいてもそれぞれ多くの側孔を有する。
これらの孔12と13は、軸17の管腔18を介して互
いに連結されている。これらの側孔により拡張中であっ
ても狭窄箇所の上流及び下流間の相応の圧力差により血
漿の潅流が可能となる。
カテーテル1の2管腔軸17に連結される。図2に示す
ように、軸17とガイドワイヤー2は、挿入カテーテル
4の末端で出現する。軸17は、バルーン5の遠位及び
近位のいずれにおいてもそれぞれ多くの側孔を有する。
これらの孔12と13は、軸17の管腔18を介して互
いに連結されている。これらの側孔により拡張中であっ
ても狭窄箇所の上流及び下流間の相応の圧力差により血
漿の潅流が可能となる。
【0011】近位側孔13領域においては、軸10の外
径が出口孔14前よりC領域において大きくなってい
る。図2より明らかなように、出口孔14は、軸17の
段状肩部に配置される。図1から明らかなように、出口
孔14は、縦長のスロットの形状を有する。
径が出口孔14前よりC領域において大きくなってい
る。図2より明らかなように、出口孔14は、軸17の
段状肩部に配置される。図1から明らかなように、出口
孔14は、縦長のスロットの形状を有する。
【0012】狭窄拡張中の管液の潅流障害をなくすため
に、図8に示すように、制御自在のガイドワイヤー2を
拡張カテーテルの端部穴16から最大限引き離して側孔
13’の近位に来るまで引き戻す。ガイドワイヤー2の
端部11の適切な位置は、金色のマーク27によりX線
にて視覚化出来る。金色のマーク27と出口孔14間の
距離Cは、比較的大きく選択され、例えば、10乃至3
0cmに達する。これにより、非常に細く且つ末端領域
において極度の可撓性を有するガイドワイヤー2を一部
引き出した後でバルーン内へ押し戻すことが可能とな
る。
に、図8に示すように、制御自在のガイドワイヤー2を
拡張カテーテルの端部穴16から最大限引き離して側孔
13’の近位に来るまで引き戻す。ガイドワイヤー2の
端部11の適切な位置は、金色のマーク27によりX線
にて視覚化出来る。金色のマーク27と出口孔14間の
距離Cは、比較的大きく選択され、例えば、10乃至3
0cmに達する。これにより、非常に細く且つ末端領域
において極度の可撓性を有するガイドワイヤー2を一部
引き出した後でバルーン内へ押し戻すことが可能とな
る。
【0013】拡張バルーンの位置を決定するために、X
線を通さない2つのマークリング6を軸9上に配置す
る。
線を通さない2つのマークリング6を軸9上に配置す
る。
【0014】一時的な強化ワイヤー3は、単純なワイヤ
ーであり、しゅう動摩擦を低減するためにその外部をテ
フロン処理することが出来る。その長さは、例えば、
1.2mである。軸17の外径は、側孔13領域におい
て約1.5mm、出口孔14近位において約1.4mm
とするのが好適である。軸17は、強化ワイヤー3がな
い場合には比較的柔軟である。
ーであり、しゅう動摩擦を低減するためにその外部をテ
フロン処理することが出来る。その長さは、例えば、
1.2mである。軸17の外径は、側孔13領域におい
て約1.5mm、出口孔14近位において約1.4mm
とするのが好適である。軸17は、強化ワイヤー3がな
い場合には比較的柔軟である。
【0015】狭窄を拡張するには、ガイドカテーテル4
を狭窄箇所まで、例えば脚の動脈を介して経皮前進させ
る。次いで、ガイドワイヤー2をその末端が狭窄箇所遠
位に達するまでガイドカテーテル4を介して前進させ
る。重要な点は、ガイドワイヤーの摩擦が低いために、
その制御が自由に且つ実質的に何の障害もなく行えると
いうことである。一旦ガイドワイヤー2の末端が狭窄箇
所に達すると、バルーン拡張カテーテル1をガイドワイ
ヤー2上に押し動かしてバルーン5が狭窄箇所に達する
までガイドワイヤーに沿ってしゅう動前進させる。次い
で、バルーン5が圧力流体8により公知の方法で膨張さ
れる。バルーン拡張カテーテルを変位すると同時に、ま
た、カテーテルを交換する場合には、ガイドワイヤー2
の基端部を固定する。上記したように、拡張中でも血漿
の潅流が側孔12と13を介して行われるため、本発明
のカテーテル装置を使用してより長時間拡張を実施する
ことが可能となる。孔12と13で血液が凝固して潅流
が阻害される場合には、これらの孔を、例えば、ヘパリ
ン溶液で管腔18を介して洗浄することが出来る。
を狭窄箇所まで、例えば脚の動脈を介して経皮前進させ
る。次いで、ガイドワイヤー2をその末端が狭窄箇所遠
位に達するまでガイドカテーテル4を介して前進させ
る。重要な点は、ガイドワイヤーの摩擦が低いために、
その制御が自由に且つ実質的に何の障害もなく行えると
いうことである。一旦ガイドワイヤー2の末端が狭窄箇
所に達すると、バルーン拡張カテーテル1をガイドワイ
ヤー2上に押し動かしてバルーン5が狭窄箇所に達する
までガイドワイヤーに沿ってしゅう動前進させる。次い
で、バルーン5が圧力流体8により公知の方法で膨張さ
れる。バルーン拡張カテーテルを変位すると同時に、ま
た、カテーテルを交換する場合には、ガイドワイヤー2
の基端部を固定する。上記したように、拡張中でも血漿
の潅流が側孔12と13を介して行われるため、本発明
のカテーテル装置を使用してより長時間拡張を実施する
ことが可能となる。孔12と13で血液が凝固して潅流
が阻害される場合には、これらの孔を、例えば、ヘパリ
ン溶液で管腔18を介して洗浄することが出来る。
【0016】拡張中ガイドワイヤー2により潅流が妨害
されないように、ガイドワイヤー2がバルーン区域から
完全にもしくは部分的に引き出される。ガイドワイヤー
は、一旦横出口孔から離脱してしまうと、バルーン区域
へは再度導入が出来なくなる。従って、ガイドワイヤー
2は、分岐片23もしくは25を介して第2の管腔18
内へ導入される。
されないように、ガイドワイヤー2がバルーン区域から
完全にもしくは部分的に引き出される。ガイドワイヤー
は、一旦横出口孔から離脱してしまうと、バルーン区域
へは再度導入が出来なくなる。従って、ガイドワイヤー
2は、分岐片23もしくは25を介して第2の管腔18
内へ導入される。
【0017】好適な治療方法においては、狭窄が「モノ
レールシステム」によるカテーテルを使用して第1段階
で拡張される。「モノレール」バルーン拡張カテーテル
を取り出した後、バルーン拡張カテーテル1を既に内在
するガイドワイヤー2上へ押し動かすと、ガイドワイヤ
ーが出口孔14を介してカテーテル1を離脱し、カテー
テル1がしゅう動レール原理に従って変位自在となる。
カテーテルを挿入するには、カテーテル1に一時的強化
ワイヤー3を設けることが出来る。カテーテル1を用い
て狭窄の拡張を行う前に、潅流を向上させるためにガイ
ドワイヤー2を引き抜く。以後の工程においてガイドワ
イヤーが必要とされる場合には、新たなガイドワイヤー
2が分岐片23もしくは25を介して導入される。
レールシステム」によるカテーテルを使用して第1段階
で拡張される。「モノレール」バルーン拡張カテーテル
を取り出した後、バルーン拡張カテーテル1を既に内在
するガイドワイヤー2上へ押し動かすと、ガイドワイヤ
ーが出口孔14を介してカテーテル1を離脱し、カテー
テル1がしゅう動レール原理に従って変位自在となる。
カテーテルを挿入するには、カテーテル1に一時的強化
ワイヤー3を設けることが出来る。カテーテル1を用い
て狭窄の拡張を行う前に、潅流を向上させるためにガイ
ドワイヤー2を引き抜く。以後の工程においてガイドワ
イヤーが必要とされる場合には、新たなガイドワイヤー
2が分岐片23もしくは25を介して導入される。
【0018】本発明の別のデザインによるカテーテル装
置を図9乃至図12に示す。ここに示すカテーテル装置
は、前記のデザインによる装置とは、特に、断面が同軸
で比較的剛性のある軸103が設けられるという点で異
なる。このデザインのカテーテル装置の利点は、一時的
な強化ワイヤーを省略出来ることである。
置を図9乃至図12に示す。ここに示すカテーテル装置
は、前記のデザインによる装置とは、特に、断面が同軸
で比較的剛性のある軸103が設けられるという点で異
なる。このデザインのカテーテル装置の利点は、一時的
な強化ワイヤーを省略出来ることである。
【0019】ガイドワイヤー2は、拡張カテーテルの連
続した第1管腔111b内を縦方向に変位自在となる。
バルーン5の内部は、第2管腔112bを介して圧力吸
引装置(図示なし)に連結される。
続した第1管腔111b内を縦方向に変位自在となる。
バルーン5の内部は、第2管腔112bを介して圧力吸
引装置(図示なし)に連結される。
【0020】可撓性軸103は、その末端でバルーン5
に連結される。図9は、バルーン5を示し、該バルーン
5は、孔115を介して第2管腔12に連結される。バ
ルーン5は、上記の圧力吸引装置により畳んで管内に挿
入出来且つ狭窄の治療に当たり膨張することが出来る。
図9に示すように、ガイドワイヤー2は、その末端が孔
116を通り抜けてまさに拡張バルーン5を貫通して前
進出来る。公知のように、ガイドワイヤーの末端は、特
に可撓性を有し且つ捻じれに強くなっている。
に連結される。図9は、バルーン5を示し、該バルーン
5は、孔115を介して第2管腔12に連結される。バ
ルーン5は、上記の圧力吸引装置により畳んで管内に挿
入出来且つ狭窄の治療に当たり膨張することが出来る。
図9に示すように、ガイドワイヤー2は、その末端が孔
116を通り抜けてまさに拡張バルーン5を貫通して前
進出来る。公知のように、ガイドワイヤーの末端は、特
に可撓性を有し且つ捻じれに強くなっている。
【0021】軸103は、近位部103aと遠位部10
3bより成り、これらの部分103aと103bは、別
個に製造されて、連結点113で互いに連結される。図
11と図12に示すように、これらの2つの部分103
aと103bの断面は異なっている。近位部103a
は、2つの同軸チューブ片109と110から成ってお
り、内側チューブ片110は、ガイドワイヤー2用の管
腔111aを形成する。チューブ片109と110間の
スペースが管腔112aを形成し、該管腔中で圧力流体
がバルーン5と圧力吸引ポンプ間を循環する。チューブ
片109と110は、円形断面を有し且つ熱可塑性材料
より成る。
3bより成り、これらの部分103aと103bは、別
個に製造されて、連結点113で互いに連結される。図
11と図12に示すように、これらの2つの部分103
aと103bの断面は異なっている。近位部103a
は、2つの同軸チューブ片109と110から成ってお
り、内側チューブ片110は、ガイドワイヤー2用の管
腔111aを形成する。チューブ片109と110間の
スペースが管腔112aを形成し、該管腔中で圧力流体
がバルーン5と圧力吸引ポンプ間を循環する。チューブ
片109と110は、円形断面を有し且つ熱可塑性材料
より成る。
【0022】軸部103bは、2つの管腔より成る押出
チューブ片で構成され、該チューブ片は公知の方法でバ
ルーン5に連結される。第1の略円形管腔111bは、
ガイドワイヤー2を収納する機能を果たし、第2の三日
月状の管腔112bは、圧力流体を収容する機能を果た
す。双方の管腔は、部分103b上に形成された分離壁
114cにより互いに分離される。
チューブ片で構成され、該チューブ片は公知の方法でバ
ルーン5に連結される。第1の略円形管腔111bは、
ガイドワイヤー2を収納する機能を果たし、第2の三日
月状の管腔112bは、圧力流体を収容する機能を果た
す。双方の管腔は、部分103b上に形成された分離壁
114cにより互いに分離される。
【0023】図10によれば、部分103aと103b
は、管腔111aと111bが第1の管腔11を、管腔
112aと112bが第2の管腔112を形成するよう
に互いに連結される。このように、管腔111と112
は、連結点113でそれぞれが完全に分離される。別個
に製造された部分103aと103bを互いに連結する
ためには、相応する端部が互いに数ミリメートルの長さ
で重なり合うまで双方の部分を押し合う。
は、管腔111aと111bが第1の管腔11を、管腔
112aと112bが第2の管腔112を形成するよう
に互いに連結される。このように、管腔111と112
は、連結点113でそれぞれが完全に分離される。別個
に製造された部分103aと103bを互いに連結する
ためには、相応する端部が互いに数ミリメートルの長さ
で重なり合うまで双方の部分を押し合う。
【0024】2つのチューブ部103aと103bは、
連結点113領域で互いに溶接されるのが好適である。
チューブ片114の外側表面114aは、チューブ片1
09の内側表面109aに溶接されるのが好適であり、
チューブ片110の外側110aは、チューブ片114
の内側114bに溶接されるのが好適である。チューブ
片114の端部の壁厚を薄くして連結するようにデザイ
ンすることも可能である。この場合、例えば、チューブ
片114の外側114aを研削して壁厚を薄くすること
が出来る。2つの部分103aと103bを重畳領域1
13で互いに糊付けするようなデザインにすることも可
能である。
連結点113領域で互いに溶接されるのが好適である。
チューブ片114の外側表面114aは、チューブ片1
09の内側表面109aに溶接されるのが好適であり、
チューブ片110の外側110aは、チューブ片114
の内側114bに溶接されるのが好適である。チューブ
片114の端部の壁厚を薄くして連結するようにデザイ
ンすることも可能である。この場合、例えば、チューブ
片114の外側114aを研削して壁厚を薄くすること
が出来る。2つの部分103aと103bを重畳領域1
13で互いに糊付けするようなデザインにすることも可
能である。
【0025】部分103aと103bを同一もしくは類
似のプラスチックで構成し、壁厚を略等しくする場合、
チューブ片103aの剛性はチューブ片103bのそれ
よりも大きくなる。剛性が異なる主たる理由は、図10
に示す縦方向部分のチューブ片103aは4つの壁領域
から構成され、チューブ片103bは3つの壁領域のみ
で構成されることである。このように、剛性の違いは、
2つの部分103aと103bの構造の相違による本質
的なものである。
似のプラスチックで構成し、壁厚を略等しくする場合、
チューブ片103aの剛性はチューブ片103bのそれ
よりも大きくなる。剛性が異なる主たる理由は、図10
に示す縦方向部分のチューブ片103aは4つの壁領域
から構成され、チューブ片103bは3つの壁領域のみ
で構成されることである。このように、剛性の違いは、
2つの部分103aと103bの構造の相違による本質
的なものである。
【0026】より可撓性のある部分103bの長さは、
治療する血管の湾曲部分の長さに適合させるのが好適で
ある。
治療する血管の湾曲部分の長さに適合させるのが好適で
ある。
【0027】剛性があり本質的にまっすぐな部分103
bでは、ガイドワイヤー2は管腔111aが本質的に円
形であるため、特に容易にしゅう動するが、ガイドワイ
ヤー2とチューブ片10の内側に適当なコーティングを
施せば、摺動性を更に向上させることが出来る。
bでは、ガイドワイヤー2は管腔111aが本質的に円
形であるため、特に容易にしゅう動するが、ガイドワイ
ヤー2とチューブ片10の内側に適当なコーティングを
施せば、摺動性を更に向上させることが出来る。
【0028】図9乃至図12のデザインのものは、比較
的硬いため挿入時に座屈が生じにくい。軸の壁も薄く、
この結果バルーンの充填排気をより迅速に行うことが出
来、このことは、勿論外科治療には非常に重要である。
的硬いため挿入時に座屈が生じにくい。軸の壁も薄く、
この結果バルーンの充填排気をより迅速に行うことが出
来、このことは、勿論外科治療には非常に重要である。
【0029】ガイドワイヤー2の出口孔14は、図10
に示すように、2つの軸部分の重畳領域に配置されるの
が好適である。重畳領域の遠位の軸の接続肩部によりガ
イドワイヤー2の通路を比較的平らにすることが出来
る。
に示すように、2つの軸部分の重畳領域に配置されるの
が好適である。重畳領域の遠位の軸の接続肩部によりガ
イドワイヤー2の通路を比較的平らにすることが出来
る。
【0030】本発明のカテーテル装置は、所謂「緊急カ
テーテル」として、即ち、切開後に比較的長時間の拡張
が必要とされる場合に特に適している。
テーテル」として、即ち、切開後に比較的長時間の拡張
が必要とされる場合に特に適している。
【図1】バルーン拡張カテーテルの図である。
【図2】本発明のカテーテル装置の遠位領域の縦断面図
である。
である。
【図3】本発明のカテーテル装置の近位領域の図であ
る。
る。
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図2のVI−VIに沿った断面図である。
【図7】図2のVII−VIIに沿った断面図である。
【図8】潅流障害をなくすために制御自在のガイドワイ
ヤーを部分的に引き戻した図2に示す本発明のカテーテ
ル装置の図である。
ヤーを部分的に引き戻した図2に示す本発明のカテーテ
ル装置の図である。
【図9】本発明の別の実施例によるカテーテル装置の遠
位領域の縦断面図である。
位領域の縦断面図である。
【図10】上記別の実施例のカテーテル装置の軸/バル
ーン連結点の縦断面図である。
ーン連結点の縦断面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿った断面図であ
る。
る。
【図12】図10のXII−XII線に沿った断面図で
ある。
ある。
1 バルーン拡張カテーテル
2 ガイドワイヤー
3 一時的な強化ワイヤー
4 ガイドカテーテル
5 バルーン
8 圧力流体
12 側孔
13 側孔
14 出口孔
15 第1の管腔
16 端部穴
17 軸
18 第2の管腔
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ズザンネ・プフェンニンガー−ガンツ
スイス連邦 ツェーハー−8620 ウスタ
ー,レービュールシュトラーセ 31
(56)参考文献 特開 平3−63059(JP,A)
特開 平2−11167(JP,A)
特開 昭62−261371(JP,A)
米国特許4892519(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61M 29/02
A61M 25/00
Claims (10)
- 【請求項1】 バルーン拡張潅流カテーテルであって、 バルーン(5)、近位端とバルーンを通って伸長する遠
位端を有する2管腔軸(17)、バルーンの遠位部分及
び近位部分に隣接して2管腔軸(17)に配置される多
数の側孔(12、13)、2管腔軸(17)の近位端に
配置され第1の管腔(18)に連通するガイドワイヤー
の出口孔(14)、及び2管腔軸(17)に配置され2
管腔軸(17)の近位端からバルーンへ伸長する第2の
管腔(15)を含み、 多数の側孔(12、13)は2管腔軸(17)内の第1
の管腔(18)を介し流体連通され、第1の管腔(1
8)は2管腔軸(17)の近位端からバルーンの遠位部
分に隣接する端部穴(16)へ伸長し、第2の管腔(1
5)はバルーンの内部に流体連通され、 第1の管腔(18)はガイドワイヤー(2)もしくは一
時的強化ワイヤー(3)を収容し且つ前記側孔(12、
13)を流体で洗浄するために設けられ、第2の管腔
(15)は前記バルーン(5)を拡張するための圧力流
体(8)を受入れるために設けられるバルーン拡張潅流
カテーテル。 - 【請求項2】 前記2管腔軸(17)は、第1の領域及
び第2の領域を有し、第1の領域はバルーンの近位部分
に隣接して配置される側孔(13)を含み且つ第2の領
域よりも大きな外径を有し、前記2管腔軸(17)は第
1の領域と第2の領域の間に段状移行領域を有し、前記
ガイドワイヤーの出口孔(14)は該段状移行領域に配
置される請求項1のバルーン拡張潅流カテーテル。 - 【請求項3】 前記ガイドワイヤーの出口孔(14)
は、縦長のスロットの形状を有する請求項1又は請求項
2のバルーン拡張潅流カテーテル。 - 【請求項4】 前記2管腔軸(17)は、ガイドワイヤ
ーの出口孔(14)の領域においてある色でマークされ
る請求項1のバルーン拡張潅流カテーテル。 - 【請求項5】 前記ガイドワイヤーの出口孔(14)と
最も近傍にある側孔(13)間の距離(C)がガイドワ
イヤーの先端(11)が前記最も近傍にある側孔(1
3)に隣接するまでガイドワイヤーを部分的に引き出し
た後に再度前進させられるように選択される請求項1乃
至4のいずれか1項のバルーン拡張潅流カテーテル。 - 【請求項6】 前記距離(C)は10乃至30cmであ
る請求項5のバルーン拡張潅流カテーテル。 - 【請求項7】 前記2管腔軸(17)は、前記ガイドワ
イヤーを部分的に引き出す際にガイドワイヤー(2)の
先端(11)の適切な位置を決定するためのX線を透過
しないマーク(27)を有する請求項6のバルーン拡張
潅流カテーテル。 - 【請求項8】 バルーン拡張潅流カテーテルであって、 バルーン(5)、近位部分及び遠位部分を有する遠位軸
(103b)、近位端及び遠位端を有する近位外側チュ
ーブ(109)、近位端及び遠位端を有する近位内側チ
ューブ(110)、及びガイドワイヤーの出口孔(1
4)を含み、 遠位軸(103b)の遠位部分はバルーンを通りバルー
ンの遠位部分に隣接する端部孔(116)へ伸長する第
1の管腔(111b)を有する単一管腔チューブを形成
し、遠位軸(103b)の近位部分は第1の管腔(11
1b)に流体連通する第2の管腔(111)及び第3の
管腔(112)を有する2管腔チューブを形成し、遠位
軸(103b)の遠位部分は更にバルーンの近位部分及
び遠位部分に隣接して配置され第1の管腔(111b)
を介し相互に流体連通される側孔(12)を有し、 近位内側チューブ(110)は第4の管腔(111a)
を画成すると共に、近位外側チューブ(109)内に同
軸に配置されて近位内側チューブ(110)と近位外側
チューブ(109)の間に環状空間に第5の管腔(11
2a)を画成し、 遠位軸(103b)の第2の管腔(111)が近位内側
チューブ(110)の第4の管腔(111a)に連結さ
れ且つ遠位軸(103b)の第3の管腔(112)が第
5の管腔(112a)に連結されるように、近位内側チ
ューブ(110)の遠位端及び近位外側チューブ(10
9)の遠位端が遠位軸(103b)の近位部分に連結さ
れ、 ガイドワイヤーの出口孔(14)は遠位軸の第2の管腔
(111)に連通して遠位軸(103b)の近位部分に
隣接して配置されるバルーン拡張潅流カテーテル。 - 【請求項9】 前記近位外側チューブ(109)の遠位
端及び近位内側チューブ(110)の遠位端が遠位軸
(103b)の近位部分と重畳し且つ接続面において互
いに溶接される請求項8のバルーン拡張潅流カテーテ
ル。 - 【請求項10】 前記近位外側チューブ(109)及び
遠位軸(103b)のうちの少なくとも1つは、他の部
分に連結される端部において薄くされた壁厚を有する請
求項8又は9のバルーン拡張潅流カテーテル。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH01635/91-7 | 1991-06-03 | ||
CH163591 | 1991-06-03 | ||
US07/904,231 US5295961A (en) | 1991-06-03 | 1992-06-25 | Catheter system for mechanical dilatation of coronary stenoses |
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---|---|
JPH05154203A JPH05154203A (ja) | 1993-06-22 |
JP3382966B2 true JP3382966B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=25688234
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---|---|---|---|
JP14031092A Expired - Fee Related JP3382966B2 (ja) | 1991-06-03 | 1992-06-01 | カテーテル装置 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5295961A (ja) |
EP (1) | EP0517654B1 (ja) |
JP (1) | JP3382966B2 (ja) |
AT (1) | ATE140392T1 (ja) |
AU (1) | AU649138B2 (ja) |
CA (1) | CA2070253C (ja) |
DE (2) | DE59206773D1 (ja) |
DK (1) | DK0517654T3 (ja) |
ES (1) | ES2090569T3 (ja) |
IE (1) | IE75363B1 (ja) |
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