JPH02501377A - 子供用自動車座席 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、子供用の自動車座席に関する。この自動車座席は、異なった用途や異 なった年令の使用者に対しても容易に適合できる。

子供連れで自動車で旅行する家族は、旅行の間に子供を適切に保護するために、 子供の年令に応じて、複数の異なった子供用保護用品を使用しなければならない 。

車で旅行する子供のための多数の保護用品が、特許文献や生産品として知られて いる。これらの物は、実質的に次の４カテゴリに分類できる。

１、後に面する座席。この座席は後に面して配置されているので、子供の背中が 旅行方向に面している。従って、もし衝突が起これば、座席のバックが、子供の 頭、背中および骨盤の部分を保護する。この座席は、一般に誕生から約３歳まで の子供に使用されている。

２、独自のハーネス（ｈａｒｎｅｓｓ）を備え、前に面する座席。この座席は、 子供を旅行方向に置き、衝突が起こった場合、座席に取り付けたハーネスを用い て子供を拘束する。この座席は、一般に約９カ月から約６歳までの子供に使用さ れる。

３、前に面するベルト座席。この座席も子供を旅行方向におき、子供の体の高さ を増し、および／または、自動車ベルトを子供ののどから胸まで案内して自動車 ベルトを子供の体に適合するように配置される。この種の座席も、バックを備え る。

４、安全ベルトクッション。このクッションも子供を旅行方向に置く。クッショ ンは、子供の体の高さを増し、自動車ベルトを子供の体に適合する。

本発明の目的は、形と機能を容易に変化できる改良した子供用自動車座席を達成 することである。従って、この座席は、自動車旅行中に特別な保護が必要なすべ ての年令の子供、すなわち、誕生時から、約１０歳で腰関節が発達したときまで の子供のため使用できる。

本発明の目的は、添付の請求の範囲に開示された目立った特徴により達成される 。

本発明は、添付の図面を参照にして、実施例によりさらに詳細に説明されるが、 実施例に限定されない。第１図は、自動車座席上にベルトクッションとして使用 されている本発明に係る子供用自動車座席を示す。第２図は、自動車座席に対し 固定され、前に面するベルト座席として使用されている本発明に係る子供用自動 車座席を示す。第３図は、独自のハーネスを備えた前に面する自動車座席として 使用されている本発明に係る座席を示す。そして、第４図は、後に面する座席と して使用されている本発明に係る座席を示す。

第１図において、本発明に係る子供用座席は自動車座席ＩＩに固定して図示され 、この場合はベルトクッションとして使用されている。子供の座席は、自動車座 席１１に固定用ストラップ５で固定された下側スラブ（ｓｌａｂ）　１を備える 。この子供用座席は、子供のために高さを増した座席面として役立つ第２のスラ ブ４も備える。第２のスラブ４は、第１スラブｌにヒンジで結合され、自動車座 席ベル）１３のひざ部分のための案内手段９を備え、自動車座席】２に接して、 その一部の上に設けられる。この使用法の場合、本発明に係る自動車座席は、上 記のカテゴリー４の通常のベルトクッションとして機能する。

第２図において、本発明に係る子供用座席は、すでに述べたように、前に面する ベルト座席として使用される。前の場合と同様に、この座席の第１の下側スラブ ｌは、自動車座席１１に対しストラップ５により固定される。しかし、この場合 、第２のスラブ４は、自動車座席のバック１２に対して上方へ折り重ねられて、 子供用座席のためのバックを形成する。図かられかるように第２スラブ４は、座 席に座る子供のための側方支持部として役立つ側方部分を備える。

前のように、自動車ベルト案内手段９は自動車座席ベルト１３のひざ部分を案内 する。一方、上側のガイド手段ＩＯは、第２スラブ４の側方部分の自由端に結合 され、自動車ベルト１３の対角線部分のための案内部材として役立つ。子供用自 動車座席の第３スラブ３は、子供のための着座クッションとして役立ち、自動車 ベルト１３を適合するように、子供の座る位置の高さを増す。従って、この場合 の使用は、上記のカテゴリー３の子供用自動車座席に対応する。

第３図において、本発明に係る子供用座席は、前に面し、独自の安全ベルトを備 え、上記のカテゴリー２の座席に対応する。この座席は、自動車座席に固定して 図示されていないが、第１図と第２図に示したのと同様の方法で固定されるもの である。すなわち、下側スラブ１はストラップ５により、自動車座席に固定され る。第２スラブ４は、この場合も開くが、ここでは実際のバックを形成しない。

バック支持部の機能は、第３スラブ３により行なわれ、第３スラブは、第１スラ ブｌから開いてバック支持部を形成する。第３スラブもその内部に独自の安全ベ ルト６を備え、子供を子供用自動車座席に束縛する。この場合の使用において、 子供は通常の自動車安全ベルトによって束縛されないことになる。第２スラブ４ とともに、第３スラブ３は第１スラブｌに適当にヒンジで結合される。この場合 、子供は、第１スラブｌに結合したクッション２に座る。第３スラブ３は、ここ ではバック支持部であり、支持リンク７を備え、支持リンクの下端は、クッショ ン２に拘束された部材として溝８中を移動できる。こうして、バック支持のため の支持部だけでなく、子供用座席に座る子供のための側方支持部も形成される。

溝８を備えた部材は、スラブ１の方へ閉じているときは、第３スラブ３のための 案内および保持部材としても作用する。

第４図において、本発明に係る子供用座席は、上記のカテゴリーｌの後に面する 座席として使用される。この座席は、正確に第３図と同じ方法で形成されている が、ただし、第３スラブ３すなわちバック支持部が第２スラブ４に離れて面する 。このことは種々の方法で達成でき、たとえば、クッション２とスラブ３が第１ スラブ１上に回転可能に支持される。こうして、クッション２とスラブ３は、第 ３図と反対の方向に向くことが可能である。第４図に示された位置から第３スラ ブ３を折りたたみ、クッション２と第３スラブ３を第１スラブ１に対して１８０ °回転し、次に第２スラブ４を折りにたむことにより、本発明に係る子供用自動 車座席は、第４図に示した後に面する座席から第１図のベルトクッションへ変形 できる。

本発明による子供用座席を備えることにより、容易に折った几める座席が備えら れ、この座席は前に述べた４カテゴリーの全てで機能するように再配置できる。

こうして、たとえば容易に片付けることができ、また、旅行荷物として輸送でき 、適当な年令と使用法に応じて容易に組み立てられる持ち運び可能な用具が得ら れる。

本発明の図示しない変形例では、子供用自動車座席は、自動車の鰐部座席または 後部座席の通常のバック支持部の一体化される部分として、希望の使用機能に適 合するように開閉可能なように形成できる。そのような場合、第２スラブ４は、 自動車座席の通常のバック支持部において固定部を構成する。別の方法では、子 供用座席は、自動車座席の着座部分の一体化される部分として形成でき、このと き第１スラブ１は自動車座席の着座部分に固定部を構成し、子供用座席のその他 の部分は第１スラブから開くことができる。

別の変形例では、第２スラブ４を除く事も考えられる。この場合、第２図による 使用法は省かれる。子供用自動車座席はこのときベルトクッション、前に面した 子供用座席または後に面した子供用座席として使用できる。

ＦＩＧ、３ ＦＩＧ、４ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．折りたたんだ状態で高さを増したクッションを形成する少なくとも２つのス ラブ（４，１）を備え、第１スラブ（１）が着座クッションを形成し、第２スラ ブ（４）が開いた状態でバック支持部分を形成することを特徴とする子供用自動 車座席。 ２．請求項１に記載された座席において、スラブ（１．４）が自動車安全ベルト （１３）のための案内手段（９．１０）を備えることを特徴とする座席。 ３．請求項１または２に記載された座席において、第３スラブを傭え、この第３ スラブが子供のための安全ベルト（６）を備えたパック支持部を形成するように 開くことが可能であり、バック支持部を形成しない第１スラブ（１）が着座クッ ション（２）を形成することを特徴とする座席。 ４．請求項３に記載された座席において、バツク支持部（３）が旅行方向または その反対方向に面するように回転可能なように適合されることを特徴とする座席 。 ５．請求項３または４に記載された座席において、バック支持部（３）が、座る ためのクッシヨンを形成するスラブ（１）の側部に部材として溝（８）を移動す る側方支持リンク（７）により直立して保持されることを特徴とする座席。 ６．上記のいずれかの請求項に記載された座席において、スラブ（１．３．４） がヒンジで相互に結合され、１つのスラブ（１）は座席のための底部構造を形成 することを特徴とする座席。 ７．請求項６に記載された座席は、底部構造（１）が、手段（５）を用いて、自 動車座席の着座部分（１１）に対し固定するように形成されていることを特徴と する座席。 ８．請求項６に記載された座席において、底部構造がヒンジで結合され、開放可 能である一方、自動車座席のバック支持部に結合でき、内側へ閉じたとき自動車 座席のバツク支持部の一部を形成することを特徴とする座席。 ９．請求項６に記載された座席において、底部構造が自動車座席の着座部分の一 体化部分として固定され、その他のスラブが開いて子供用自動車座席を形成する こと特徴とする座席。