JPH02501282A - 石炭粉砕機用イナーチング及び消火装置 - Google Patents

石炭粉砕機用イナーチング及び消火装置

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JPH02501282A JP63502276A JP50227688A JPH02501282A JP H02501282 A JPH02501282 A JP H02501282A JP 63502276 A JP63502276 A JP 63502276A JP 50227688 A JP50227688 A JP 50227688A JP H02501282 A JPH02501282 A JP H02501282A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 石炭粉砕機用イナーチング及び消火装置発明の背景 杢光B7111よ、石炭−とQ材料七扮伜する駄鷹;こ閏す答8より詳細には、 未発明は特に粉砕機として代表的な型式であるバウルミルに使用するのに適当で あって、バウルミル内に発生した危険な状態を不活性化、すなわちイナーチング (inerting) L及び/又はバウルミル内に発生した火災を消火するイ ナーチング及び消火装置に関する。
石炭などの材料を粉砕するのに使用される粉砕機が従来から提供されていること は、昔からよく知られていることである。そして、多数の異なる種類の材料を粉 砕するのに使用される粉砕機として、種々の型式の多くの粉砕機が従来から存在 している。これらの粉砕機の間には構造上明瞭な差異が存在する。このような構 造の差異は、粉砕機によってどのような材料を粉砕、するかなどの具体的な適用 に関連して、その要求される機能がいろいろと異なることによって生じる。例え ば、粉砕機の特定の具体的適用において、考慮しなければならない主要なファク ターのひとつとして、粉砕機において粉砕しようとする材料の種類がある。
石炭はこのような材料のひとつであり、石炭を特定の使用のために粉砕すること が必要とされる場合がある。このような特定の使用のひとつとして、化石燃料焚 き発電システムがあり、このような発電システムにおいては、そのための燃料と して石炭を使用することが望まれ、石炭をその使用目的のため、すなわち石炭共 占九’l:53L!¥−11とおL〜で使用すLす。込1里粉砕!L工とが要求 されている。
しかして、このような石炭焚き発電システムは、本質的に、次に述べるような主 要な構成要素を包含する。
すなわち、主要な構成要素として、石炭フィーダ、石炭を粉砕する粉砕機、粉砕 した石炭を分配して供給する配給システム、石炭が燃焼させられる炉、及び石炭 焚き発電システムを適当に制御するのに必要な制御装置がある。そして、本発明 は、特に、このような石炭焚き発電システムにおける石炭粉砕機に関しているも のであり、このような石炭粉砕機は半世紀前の昔からよく知られており、それ自 体は新しいものではない。
また、今日まで、このような石炭粉砕機の構成及び作動についての多くの改良が 行われてきている。
従来の多くの石炭粉砕機は、特に、石炭焚き発電システムにおいて使用されるよ うに設計されて、それぞれ、多くの特徴及び利益を有している。このような特徴 として、例えば、作動の信頼性が高いこと、動力消費が少な′いこと、メンテナ ンスが1簡単なこと、石炭を粉砕する処理能力が広Iいことなどが挙ザられる、 。ま、た、このような石炭粉砕機は、作動が静かであること、潤滑装置が一体的 に設けられていること、石炭流れ及び石炭粒度の調節及び制御が容易なこと、高 い温度の空気を取り扱うことができること(これは高湿分の石炭を粉砕するとき に要求される)などの特徴を有する。
以上述べた多くの特徴を有する石炭粉砕機の代表的な例として、従来から、バウ ルミルと呼ばれている粉砕機がある。この粉砕機は、石炭の粉砕が行われる粉砕 表面がバウル(bowl)に似た外形を有することから、バウルミルという名前 がつけられているものである。
このようなバウルミルは例えば本出願と同じ譲渡人に譲渡されている米国特許第 3,465,971号明細書に示されており、この米国特許は石炭焚き発電シス テムにおいて使用するのに適当であって、燃料として燃焼させられる石炭の粉砕 を行うバウルミルの構成及び作動について教示している。
この米国特許によっても教示されているように、バウルミルは、本質的に、本体 部分と、粉砕テーブルと、複数の粉砕ローラと、石炭供給装置と、空気供給装置 とを包含する。粉砕テーブルは、本体部分の中に回転間に入れられている石炭を 粉砕する。石炭供給装置は、粉砕しようとする石炭をバウルミルの内部に供給す る。
空気供給装置は、石炭の乾燥及び搬送のために必要とされる空気をバウルミルの 内部に供給する。
次に、このようなバウルミルの作動について詳細に説明する。バウルミルの内部 に入った石炭は、粉砕テーブルと協同する粉砕ローラの作用によって粉砕される 。その後、粉砕された石炭、すなわち微粉炭は粉砕テーブルの回転により生じる 遠心力によって外向きに吹き飛ばされ、これにより微粉炭はバウルミルの内部に 入ってきた空気の流れ中に乗せられる。この微粉炭を含んだ空気流れは、バウル ミル内に複数の偏向手段を適当に支持して配置することによって形成した曲がり 、空気及び微粉炭の流れは鋭く方向を変え、これより粒度の大きい4微粉炭が′ 空気流れから分離される。この分離された粒度の大きい微粉炭は、それから、粉 砕テーブルに戻されて、再び粉砕される。一方、分離されなかった粒度の小さい 微粉炭は、空気流れに乗ってバウルミル内を運ばれ、それから空気と一緒にバウ ルミルから出ていく。
以上述べた石炭焚き発電システムにおいては、通常、石炭を大量に又は連続的に 粉砕するなど発電システムからの要求を満足するために、例えば前述した米国特 許に示されているような型式のバウルミルを多数−緒に使用することが普通に行 われている。そして、各々の独立するバウルミルの処理能力は、例えば、1時間 当たり 100トンの石炭を粉砕できるようなものとされている。
前述した米国特許の教示にしたがって構成されているバウルミルは、その実際の 作動においても、現在まで、十分に満足する性能を有することが証明されている けれども、まだ改良しなければならない必要がある幾つかの問題点も存在してい る。すなわち、前述した米国特許に示されているような型式のバウルミルを長期 間作動している場合において、幾つかの好ましくない状態が生じている。
特に、その−例として、時々、バウルミルに危険な状態が発生していることを発 見することがあり、このような場合、もしこの危険な状態を取り除かなければ、 この危険な状態によって最終的にはバウルミルに爆発が発生する危険があること が知られている。
次に、このような爆発によっ°て火災が発生することがあり、このような場合、 もしこの火災を迅速に消火しなければ、バウルミルの近くにある石炭焚き発電シ ステムの他の構成要素に燃え移ってしまう。
更に、バウルミルを作動させるためには相当高い温度が要求されていることから 、爆発が生じなくても、火災が発生することが知られている。
したがって、バウルミルに設置するのに適当であり、そして2つの機能、すなわ ちバウルミルに危険な状態が発生したときにはいつでもバウルミル内を不活性雰 囲気として、爆発がバウルミルに発生する危険を少なくすることができる機能と 、バウルミルに発生した火災を検知して、火災を安全に消火することができる機 能とを有する装置を開発する必要性が、従来から存在している。
本発明の目的は、したがって、石炭などの材料の粉砕を行う型式のバウルミルに 使用するのに適当である、新規でかつ改良されたイナーチング装置を提供するこ とにある。
本発明の他の目的は、石炭などの材料の粉砕を行う型式のバウルミルに設けられ ているイナーチング装置と組み合せて使用するのに適当である、新規でかつ改良 された消火装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、特にバウルミルに使用するのに適当であり、バウルミ ル内に揮発性ガスが作られないことを確実にするために、イナーチング中に、イ ナーチング用媒体をバウルミルを通して連続して流れさせることができる連続パ ージング装置を包含する、新規でかつ改良されたイナーチング及び消火装置を提 供することにある。
本発明の更に他の目的は、特にバウルミルに使用するのに適当であり、イナーチ ング用媒体として蒸気を入手できないか又は入手できても何等かの理由により蒸 気をイナーチング用媒体として使用できないときに、ブイナーチング装置を包含 する、新規でかつ改良されたイナーチング及び消火装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、特にバウルミルに使用するのに適当であり、バウルミ ルの再始動を容易にするために、バウルミルがオフラインとされた後に、バウル ミル内の材料を蒸気流れにより運んで、バウルミル内から取り除くことができる バウルミル内材料取り除き装置を包含する、新規でかつ改良されたイナーチング 及び消火装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、特にバウルミルに使用するのに適当であり、バウルミ ルに火災が発生したときに、蒸気によるバウルミル内材料取り除きと同時に、バ ウルミルに水を噴射することができる水噴射式の消火装置を包含する、新規でか つ改良されたイナーチング及び消火装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、特にバウルミルに使用するのに適当であり、手動又は 自動的に作動することができるイナーチング及び消火装置を提供することにある 。
本発明の更に他の目的は、これから製作される新しいバウルミルに取り付けるの に適当であるが、しかし、すでに製作されて使用されているバウルミルにも等し く取り付けることができるイナーチング及び消火装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、特にバウルミルに使用するのに適当であり、製作が容 5であるとともに、バウルミルへの取付けも容易であり、かつ実施するのに比較 的費用がかからないという利益ある特徴を有するイナーチング及び消火装置を提 供することにある。
発明の概要 本発明によれば、石炭などの材料の粉砕を行うために用いられる型式のバウルミ ルに使用するのに特に適当であるイナーチング及び消火装置が提供される。
本発明によるイナーチング及び消火装置は、バウルミル内に揮発性ガスが作られ ないことを確実にするために、イナーチング中に、イナーチング用媒体をバウル ミルを通して連続して流れさせることができる連続パージング装置と、 イナーチング用媒体として蒸気を入手できないか又は入手できても何等かの理由 により蒸気をイナーチング用媒体として使用できないときに、COlを用いてイ ナーチングすることができるバックアップイナーチング装置と、 バウルミルの再始動を容易にするために、バウルミルがオフラインとされた後に 、バウルミル内の材料を蒸気流れにより運んで、バウルミル内から取り除くこと ができるバウルミル内材料取り除き装置と、バウルミル内に火災が発生したとき に、蒸気によるバウルミル内材料取り除きと同時に、バウルミルに水を噴射する ことができる水噴射式の消火装置と、を包含する。
すなわち、本発明によるイナーチング及び消火装置は、イナーチング装置と消火 装置とから成る。
そして、イナーチング装置は、バウルミルの適当な位置に設けられ、イナーチン グ用媒体をバウルミルの内部に供給するイナーチング入口装置と、このイナーチ ング入口装置に流体流れ関係で接続され、イナーチング用媒体をイナーチング入 口装置及びこのイナーチング入口装置を通してバウルミルの内部に供給するイナ ーチング用媒体供給装置と、バウルミルの材料供給装置に取り付けられ、この材 料供給装置内における材料流れの不存在を検出して、この材料供給装置内におけ る材料流れの不存在を表す信号を発信する無材料流れ検出装置と、この無材料流 れ検出装置に電気回路関係で接続され、無材料流れ検出装置により発信された信 号を受ける受信装置と、前記イナーチング用媒体供給装置に流体流れ関係で接続 され、バウルミルの材料供給装置内における材料流れの不存在が前記無材料流れ 検出装置により検出されたときに、前記イナーチンブ入口装置及びこのイナーチ ング入口装置を通してバウルミルの内部にイナーチング用媒体を流すことを開始 させる制御装置とを包含する。
他方、消火装置は、バウルミルの適当な位置に設けられ、消火用媒体をバウルミ ルの内部に供給する消火入口装置と、この消火入口装置に流体流れ関係で接続さ れ、消火用媒体を消火入口装置及びこの消火入口装置を通してバウルミルの内部 に供給する消火用媒体供給装置と、バウルミルの適当な位置に取り付けられ、こ の位置の温度を検出するとともに、その検出温度が所定レベルに等しいか又はそ れ以上になったときに報知用の信号を発信する温度検出装置と、この温度検出装 置に電気回路関係で接続され、温度検出装置により発信された信号を受ける受信 装置と、前記消火用媒体供給装置に流体流れ関係で接続され、温度のレベルを減 少させるために前記消火入口装置及びこの消火入口装置を通してバウルミルの内 部に消火用媒体を流すことを開始させる制御装置とを包含する。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明にしたがって構成したイナーチング及び消火装置を備えている バウルミル(粉砕機)を−即断面にして示す側面図であって、特にそのイナーチ ング装置の一例を示している。
第2図は、本発明にしたがって構成したイナーチング及び消火装置を備えている バウルミルを一部断面に第3図は、本発明にしたがって構成したイナーチング及 び消火装置のイナーチング装置におけるイナーチング用媒体の流れを概略的に示 すダイアグラムであって、イナーチング用媒体がその供給源からバウルミルに流 れる流路の一例を示している。
第4図は、本発明にしたがって構成したイナーチング及び消火装置の消火装置に おける消火用媒体の流れを概略的に示すダイアグラムであって、消火用媒体がそ の供給源からバウルミルに流れる流路の一例を示している。
第5図は、本発明にしたがって構成したイナーチング及び消火装置のイナーチン グ装置における制御装置を示すブロック図であって、バウルミルとイナーチング 用媒体供給源とを制御のために互いに相互接続する方法の一例を示している。
第6図は、本発明にしたがって構成したイナーチング及び消火装置の消火装置に おける制御装置を示すブを制御のために互いに相互接続する方法の一例を示して いる。
好適な実施例の説明 図面特にその第1図及び第2図において、ノ(ウルミルが参照符号10によって 総括的に示されている。この°ようなバウルミルの構成及び作動自体は当業者に とってよく知られているところなので、ここでバウルミル10について詳細に説 明する必要はないであろう。
ただ、本発明によるイナーチング及び消火装置(この本発明装置は、第1図に参 照符号12によって総括的に示されているイナーチング装置と、第2図に参照符 号14によって総括的に示されている消火装置とから成り、バウルミル10に設 けられる。そして、そのイナーチング装置12は、例えば爆発がバウルミル10 に発生する危険性を減少するために、危険な状態がバウルミルに発生したことが 検知されたときはいつでも、バウルミル内を不活性雰囲気とすることができる。
他方、消火装置14は、火災を検知して、安全に消火することができる。)が関 連して設けられて協動することができるバウルミル10を理解するために、本発 明によるイナーチング及び消火装置と協動するバウルミルlOの構成部品につい てのみここで説明すれば、十分であろう。
なお、バウルミル10の構成及び作動についての詳細な説明は、例えば、196 9年9月9日に特許されてジエー・エフ・ダレンベーグ等が所有する米国特許第 3,465゜971号及び/又は1977年1月11日に特許されてシー・ジエ ー・スカル力が所有する米国特許第4.002,299号の明細書などに述べら れている。
しかして、再び図面の第1図及び第2図において、バウルミル10は、実質的に 閉じているセパレータ本体16を包含している。また、粉砕テーブル18がシャ フト’20に取り付けられ、このシャフトがそれから適当な駆動装置(図示せず )に接続されている。この駆動装置によって粉砕ターデル18が回転駆動される ものであり、図面の第1図及び第2図に示した構成では、粉砕テーブル18は時 計方向へ回転するように駆動される。
バウルミル10についての説明を続けるに、複数、好適には従来からの技術にし たがえば3つの粉砕ローラ22が、セパレータ本体16の周囲における互いの間 隔を等しくして、セパレータ本体16の内部に適当に支持されている。ただ、第 1図及び第2図には、1つのみの粉砕ローラ22シか示していないことに注意す べきである。
バウルミルlOの各粉砕ローラ22は、好適には、第1図及び第2図に参照符号 24で示されているシャフトに、このシャフトに関して回転できる関係で、支持 されている。また、各粉砕ローラ22は、第1図及び第2図に示されているよう に、粉砕テーブル18の上面に関して移動できる関係で、支持されている。この ような構造とするために、第1図及び第2図に示されている粉砕ローラ22を包 含するバウルミルlOは、第1図び第2図に参照符号26によって総括的に示さ れているばね装置を包含し、このばね装置は粉砕ローラ22と協動する。
ばね装置26は、バウルミルの技術分野における当業者にとってよく知られてい るような方法により、粉砕品−ラ22にばね荷重を加えるように作用し、これに より粉砕ローラ22が粉砕テーブル18の上面に置かれている材料例えば石炭に 所要の大きさの力を及ぼし、この石炭を所望する大きさに粉砕することができる 。第1図及び第2図に示したボウルミルlOのばね装置26としニス、プレーリ ー及びフランク ジェー、バスコヮスキーの名義で1985年8月15日に出願 されかつ本出願と同じ譲受人に譲渡されている米国特許出願第765.976号 の明細書に記載されている。
バウルミルlOにおいて粉砕しようとする材料例えば石炭は、従来の典型的な形 の適当なフィーダ装置によってバlウルミル10に供給される。このような石炭 供給のために使用される典型的なフィーダ装置として、例えば第1図及び第2図 に参照符号28によって総括的によって総括的に示されている石炭供給装置を通 して、バウルミル10に入る。この石炭供給装置3oは、セパレータ本体16に 設けられている。
第1図及び第2図に示したバウルミル1oの例によれば、石炭供給装置30は適 当な寸法のダクト32から成る。
このダクト32はセパレータ本体16の外側へ延びている一端を有し、この一端 は、ベルトフィーダ装置28を去る石炭の収集とその後のダクト32への石炭の 案内を容°易にするために、第1図に参照符号33で示されるように外向きに拡 大された形状とされている。また、ダクト32の他端34は、石炭を粉砕テーブ ル18の上面に放出する働きをなす。この目的のため、第1図及び第2図に示さ れるように、ダクト32の他端34は、好適には、従来の典型的な形の適当な支 持装置(図示せず)によりてセパレータ本体16内に支持され、これによりダク ト端34は粉砕テーブル18を支持して回転させるシャフト20と同軸線上に配 列されているとともに、参照符号38によって総括的に示されている分級器の出 口36に関して間隔を置いて配置されている。石炭は、この分級器38の出口3 6を通して流れ、粉砕テーブル18の上面に供給される。
一方、第1図及び第2図に示されているバウルミルIOにおいて、気体例えば空 気が粉砕した石炭を粉砕テーブル18の上面からセパレータ本体16の内部を通 して搬送してバウルミルlOから排出するために使用される。
この空′気は、第1図及び第2図に参照符号40によって示されているダクトを 通してセパレータ本体16の中に入る。ダクト40を通してセパレータ本体16 の中に入った空気は、それから、第1図に参照符号42によって示されている環 状空間を通して流れる。この環状空間42は、粉砕テーブル18の外周面とセパ レータ本体16の内壁との間に存在する環状の空間より成っている。
環状空間42を通過した空気は、それから、好適には、例えば1985年6月1 8日に特許され、ティ、ブイ、マリノフスキー等から本出願と同じ譲渡人に譲渡 されている米国特許第4,523,721号明細書に記載されている技術にした がって構成されている羽根車式の偏向装置によって、粉砕テーブル18の上面を 越えて流れるように偏向される。図面を簡略化して示すために、第1図及び第2 図には偏向装置の一部分のみを参照符号44で示して表しているが、この偏向装 置は前述した米国特許第4,523,721号明細書に記載されている羽根車式 の偏向装置と同一のものとすることができる。
そして、第1図及び第2図に示される偏向部分44のみでもって、本発明の要旨 を完全に理解するのに十分である。しかしながら、羽根車式の偏向装置の詳細な 構成及び作動を知りたいならば、前述した米国特許第4.523.721号明細 書が参考になるであろう。
空気が前述した経路に沿って流れる間、粉砕テーブル18の上面に置かれている 石炭は、粉砕ローラ22の作動によって粉砕される。そして、石炭が粉砕されて くると、その微粉炭は粉砕テーブル18の中心から外側へ向かって遠心力により 吹き飛ばされる。この吹き飛ばされた微粉炭は、粉砕テーブルI8の外周区域に 達すると、環状空間42から出てくる空気によってすくい上げられて、運ばれる 。
空気と微粉炭との混合流れは、その後、例えば前述した如く米国特許第4,52 3,721号明細書に記載されている技術にしたがって構成されている羽根車式 偏向装置の偏向部分44によって捕えられる。この結果、空気と微粉炭との混合 流れは粉砕テーブル18を越えて偏向され、したがって空気と微粉炭との混合流 れの流れ経路の方向の変化が生じる。この混合流れの方向変化によって、重い微 粉炭は、その惰性が大きいことから、空気流れから分離されて、粉砕テーブル1 8の上面に落ち、ここで再び粉砕される。他方、軽い微粉炭は、その惰性が小さ いことから、空気流れに乗って搬送され続ける。
前述した米国特許第4,523.721号明細書に記載されている技術にしたが って構成されている羽根車式偏向装置の偏向部分44を去った空気と微粉炭との 混合流れは、それから、分級器38へ流れる。この分級器38は、当業者にとっ てよく知られている普通の方法によって、空気流れに残存している微粉炭をその 大きさにより更に級別する。すなわち、所望する粒度を有する微粉炭は、分級器 38を通過し、空気と一緒に分級器38及びそれ故バウルミルIOから出口46 を通して排出される。他方、所望する粒度よりも大きな粒度を有する微粉炭は、 粉砕テーブル18の上面に戻され、ここで再び粉砕される。この再粉砕された微 粉炭は、その後、前述したプロセスを繰り返し受ける。
しかして、以上述べた粉砕作用において、粉砕テーブル18の上面に置かれてい る石炭は粉砕ローラ22によっ・て粉砕作用にさらされるが、その粉砕の力は、 石炭を所望する粒度に粉砕看きるような大きさでもって、粉砕ローラ22により 及ぼさなければならない。そして、このような所望する粉砕力の大きさは多くの ファクターにより変わる。例えば、この点に関して重要なひと、つのファクター として、石炭それ自体の性質又は種類がある。すなわち、石炭を粉砕するのに要 求される力の大きさは、粉砕しようとする石炭の粉砕性の関数である。また、粉 砕ローラ22が石炭を所望する粒度に粉砕するのに及ぼさなければならない力の 大きさを決定する他の重要なファクターとして、粉砕テーブル18の上面に置か れる石炭の深さがあり、この深さはバウルミルが作動される出力率の関数となる 。
次に、図面特にその第1図及び第2図を参照して本発明によるイナーチング及び 消火装置について詳述する。このイナーチング及び消火装置は、バウルミル例え ば第1図及び第2図に示した構成のバウルミルlOに関連して設けられて協動す るように設計されている。
本発明によるイナーチング及び消火装置は、第1図に参照符号12によって総括 的に示されているイナーチング装置と、゛第2図に参照符号14によって総括的 に示されている消火装置とから成り、バウルミル例えば第1図及び第2図のバウ ルミルlOに設けられるように設計されている。イナーチング及び消火装置がバ ウルミル10に設けられると、そのイナーチング装置12は、危険な状態がバウ ルミル10に発生したことが検知されたときはいつでも、バウルミル10内を不 活性雰囲気とし、これにより例えばバウルミル10に爆発が起きる危険性を少な くする働きをなす。他方、消火装置14は、火災の存在が検知されたときはいつ でも、その火災を安全に消火する働きをなす。
以下図面の第1図、第3図及び第5図を参照して、本発明によるイナーチング及 び消火装置におけるイナーチング装置の構成について詳細に説明する。
まず、第1図において、イナーチング装置12は、参照符号48によって総括的 に示されている無石炭流れ検出装置を包含する。第1図を参照してよく理解でき るように、無石炭流れ検出装置48は、バウルミル10のセパレータ本体16の 外部の場所において石炭供給装置30のダクト32に取り付けられている。この 無石炭流れ検出装置48の機能は、その名前が意味しているように、ベルトフィ ーダ装置28から粉砕テーブル18へのダクト32を通しての石炭流れの不存在 、すなわち粉砕テーブル18への石炭供給の中断を検出することにある。この本 発明によるイナーチング及び消火装置におけるイナ器をこの目的のために用いる ことができる。例えば、ダクト32内の石炭流れの不存在を検出は光学測定、圧 力測定などの方法によって行うことができ、これは重要なことではない。重要な のはイナーチング装置12の無石炭流れ検出装置48として用いられる検出器が 、ダクト32を通しての粉砕テーブル18への石炭供給の中断が発生したときに 、この状態を正確にかつ確実に検出することができるかどうかである。
無石炭流れ検出装置48は、ダクト32内の石炭流れの不存在を検出することに より、ダクト32を通しての石炭供給の中断が発生した事実を表わす信号を発生 するように作動するよう設計されている。この無石炭流れ検出装置48により発 信された信号は、それから、第5図に参照符号50によって示されている受信装 置へ伝送される。無石炭流れ検出装置48は、この受信装置50に、第5図に参 照符号52で示されるラインによって電気回路関係で接続されている。受信装置 50は、無石炭流れ検出装置48からの信号を受けることにより、ダクト32を 通しての石炭供給の中断の事実を聴覚的及び/又は視覚的に報知するように作動 するよう設計されている。
この聴覚報知は、警報音などによって行うことができる。また、視覚報知は、光 点滅などによって行うことができる。
無石炭流れ検出装置48によって検出された危険な状態、すなわちダクト32内 の石炭流れの不存在をプラントオペレータに知らせるために、従来の典型的な形 の適当な聴覚及び/又は視覚報知装置を、ダクト32内の石炭流れの不存在を表 わす無石炭流れ検出装置48からあ信号を受信装置50が受けることにより、自 動的に作動させるように、受信装置50の一部分として組み込むことができる。
また、受信装置50は、第5図に参照符号54によって総括的に示されている弁 制御装置に伝送される信号を発生するように作動するよう設計されている。受信 装置50は、この弁制御装置54に、第5図に参照符号56で示されているライ ンによって電気回路関係で接続されている。
以上述べたことを要約すれば、受信装置50は、無石炭流れ検出装置48からの 信号を受けるとともにこの信号を受けることに応答して、プラントオペレータに 、無石炭流れ検出装置48からの信号が受信装置50により受けられた事実を知 らせるために適当な聴覚及び/又は視覚報知を行うとともに、後述する目的のた めに弁制御装置54へ伝送される信号を発生するように作動するよう設計されて いる。そして、この受信装置50としては、例えば、現在商業上入手し得て、前 述した作動をなし得る従来の典型的な形の適当な制御装置を使用することができ る。
図面の第1図、第3図及び第5図に示した如き構成されているイナーチング装置 12についての説明を続けると、ここに例示した本発明の実施例によれば、イナ ーチング装置12は、更に、第3図に参照符号58によって示されている第1の イナーチング用媒体供給源と、°同じく第3図に参照符号60によって示されて いる第2のイナーチング用媒体供給源とを包含する。本発明の最良の実施例によ れば、第1のイナーチング用媒体は好適には蒸気から成り、また第2のイナーチ ング用媒体は好適にはCO2又はN、から成る。
第3図を続けて参照し、この第3図に示されているように、第1のイナーチング 用媒体(蒸気)供給源58は、第3図に参照符号62及び6.、によって示され ている一連のパイプにより、同じく第3図に参照符号66によって総括的に示さ れている弁装置に、流体流れ関係で接続されている。弁装置66(この弁装置に ついては後で詳細に説明する)は、第5図を参照して前に述べた弁制御装置54 に電気回路関係で接続され、これにより弁装置66の作動が弁制御装置54によ って制御されるようになっている。
同様に、図面の第3図を参照してよく理解できるように、第2のイナーチング用 媒体(C−またはN、)供給源60は、第3図に参照符号68によって総括的に 示されている弁装置に流体流れ関係で接続されている。弁装置68(この弁装置 についても後で詳細に説明する)は1、前述した弁装置66と同じであり、第5 図に示した弁制御装置54に電気回路関係で接続され、これにより弁装置68の 作動が弁制御装置54によって制御されるようになっている。
最後に、2つの弁装置66及び68は、第3図に参照符号70によって示されて いるパイプにより、第1図に示したバウルミル10に流体流れ関係で接続されて いる。
より詳細に説明すれば、弁装置66及び68は、夫々、第1図に参照符号72よ って総括的に示されているイナーチング用媒体入口にパイプ70によって接続さ れている。
このイナーチング用媒体入ロア2は、イナーチング用媒体例えば蒸気及びC−又 はNtをバウルミル10の内部へ導びく流れ通路として働くよう設計されている 。第1図を参照してよく理解できるように、イナーチング用媒体人ロア2は好適 にはダクト40の場所に設けられている。このダクト40を通して前述した石炭 の乾燥及び搬送のための空気がバウルミル10に流入し、この空気がそれからバ ウルミル10を通して石炭粒子を運ぶ。
図及び第6図を参照して説明する。
まず、第2図を参照し、消火装置14は複数の温度検出装置を包含し、各温度検 出装置はそれぞれ異なる特定の位置で温度を検出するよう作動する。また、各温 度検出装置は、その検出した温度が所定レベルに達したか又は越えたときに、こ のことを表わす信号を発信するように作動するよう設計されている。
より詳細に説明すれば、複数の温度検出装置は、特に図面の第1図及び第6図の 両方を参照すればよく理解できるように、参照符号74によって示されている第 1の温度検出装置と、参照符号76によって示されている第2の温度検出装置と 、参照符号80によって示され第1の温度検出装置74は、ベルトフィーダ装置 28に取り付けられて、このベルトフィーダ装置28内の温度を感知するように 作動する。
第2の温度検出装置76は、石炭パイプ78に取り付けられて、この石炭パイプ 78内の温度を感知するように作動する。石炭パイプ78は、周知の適当な手段 によって、バウルミル10の出口46と接続されている。そして、バウルミル1 0内で所望する細かさに粉砕された石炭粒子が、この石炭パイプ78を通して炉 に周知の適当な手段により運ばれ、この炉に燃料として投入される。
第3の温度検出装置80は、バウルミル10の頂部に取り付けられて、このバウ ルミルlOの頂部内の温度を感知するように作動する。
第4の温度検出装置82は、バウルミル10の内部における粉砕テーブル18よ り下の部分に取り付けられて、このバウルミルlOの内部における粉砕テーブル 18より下の部分の温度を感知するように作動する。
本発明の最良の実施例によれば、第1の温度検出装置74、第2の温度検出装置 76、第3の温度検出装置80及び第4の温度検出装置82は、好適には、それ ぞれ、周知の適当な熱電対から成る。すなわち、特定の場所の温度が所定レベル に達したか又は越えたことを検出して、このことを表わす信号を発信させるため に使用するのに適当であって、商業上入手し得る熱電対を、本発明によるイナー チング及び消火装置における消火装置14の第1の温度検出装置74、第2の温 度検出装置76、第3の温度検出装置80及び第4の温度検出装置82として、 用いることができる。
第11第2、第3及び第4の各温度検出装置74.76゜80及び82は、そ( 特定の場所の温度が所定レベルに達したか又は越えたことを検出することにより 、それぞれ、前述したように、このことを、すなわちその特定の場所の温度が所 定レベルに達したか又は越えたことを表わす信号を発信するように作動するよう 設計されている。
これらの第11第2、第3及び第4の温度検出装置74、76、80及び82か ら発信された各信号は、それぞれ、それから、図面の第6図に参照符号84によ って示されている受信装置へ伝送される。
この受信装置84には、第1、第2、第3及び第4の各温度検出装置74.76 、80及び82が電気回路関係で接続されている。より詳細に説明すれば、第6 図を参照すればよく理解できるように、第1の温度検出装置72は、参照符号8 6によって示されているラインによって、受信装置84に電気回路関係で接続さ れている。第2の温度検出装置76は、参照符号88によって示されているライ ンによって、受信装置84に電気回路関係で接続されている。第3の温度検出装 置80は、参照符号90によって示されているラインによって、受信装置84に 電気回路関係で接続されている。最後に、第4の温度検出装置82は、参照符号 92によって示されているラインによって、受信装置84に電気回路関係で接続 されている。
そして、受信装置84は、第11第2、第3及び第4の温度検出装置74.76 、80及びε2のいずれか1つからの信号を受けることにより、第11第2、第 3及び第4の温度検出装置74.76、80及び82のいずれか1つによって感 知された温度が所定レベルに達したか又は越えたことを聴覚的及び/又は視覚的 に報知するように作動するよう設計されている。この受信装置84によってなさ れる聴覚報知は、例えば警報音などによって行われる。また、受信装置84によ ってなされる視覚報知は、例えば光点滅などによって行われる。
特定の場所の温度が所定レベルに達したか又は越えたことが複数の温度検出装置 、すなわち第11第2、第3及び第4の温度検出装置74.76、80及び82 のいずれか1つにより検出されたことをプラントオペレータに知らせるために、 従来の典型的な形の適当な聴覚及び/又は視覚報知装置を使用することができる 。
また、受信装置84は、図面の第6図に参照符号94によって示されている弁制 御装置に伝送される信号を発信するように作動するよう設計されている。受信装 置、84は、この弁制御装置94に、第6図に参照符号96によって示されてい るラインによって、電気回路関係で接続されている。
以上述べたことを要約すれば、受信装置84は、第11第2、第3及び第4の温 度検出装置74.76、130及び82のいずれか1つからの信号を受けるとと もに、この信号を受けることに応答して、プラントオペレータに、バウルミルl Oの特定の場所に設けられている複数の温度検出装置、すなわち第1、第2、第 3及び第4の温度検出装置74.76、80及び82のいずれか1つからの信号 が受信装置84により受けられた事実を知らせるために適当な聴覚及び/又は視 覚報知を行うとともに、後そして、この受信装置84としては、例えば現在商業 上入手し得て、前述した作動をなし得る従来の典型的な形の適当な制御装置を使 用することができる。
図面の第1図、第4図及び第6図に示した如き構成されている消火装置14につ いての説明を続けると、ここに例示した本発明の実施例によれば、消火装置14 は、更に、第4図に参照符号98によって示されている消火用媒体供給源を包含 する。本発明の最良の実施例によれば、この消火用媒体は好適には水から成る。
第4図を続けて参照し、この第4図に示されているように、本発明によるイナー チング及び消火装置における消火装置14の消火用媒体供給源98(この消火用 媒体としては前述した如く本発明の最良の実施例によれば水が用いられる)は、 第4図に参照符号10Gによって示されているパイプにより、同じく第4図に参 照符号106によって示されている弁装置に、流体流れ関係で接続されている。
このパイプ100は、本発明の最良の実施例によれば、多数のバウルミルが設置 されているプラントにおける水ラインのパイプである。このプラントにおける多 数のバウルミルのうちの1つが第1図及び第2図に参照符号lOによって示され ており、他の残りのバウルミルが第4図に参照符号102によって示されている 。そして、これらのバウルミル10及び102は石炭を粉砕し、その微粉炭が第 4図に参照符号104によって示されている炉の燃料として用いられる。
弁装置106(この弁装置については後で詳細に説明する)は、第6図を参照し て前に述べた弁制御装置94に電気回路関係で接続され、これにより弁装置10 6の作動が弁制御装置94によって制御されるようになっている。
次に、図面の第2図を参照して、本発明によるイナーチング及び消火装置におけ る消火装置14の構成についての説明を続ける。
第2図に示されるように、バウルミル10は、複数の消火用媒体入口装置を具備 するように設計されている。
そして、これらの消火用媒体入口装置を通して、消火用媒体例えば水が必要時に バウルミル10の内部に噴射できるようになっている。
より詳細に説明すると、本発明の最良の実施例によれば、バウルミル10に設置 されるように設計されている複数の消火用媒体入口装置は、第2図に同じ参照符 号10gによって示されている一対の消火用媒体入口装置と、第2図に同じ参照 符号110によって示されている3つの消火用媒、二人ロ装置と、第2図に同じ 参照符号112によって示されている4つの消火用媒体入口装置とを包含する。
前述した一対の消火用媒体入口装置108は、バウルミル10の頂部であって分 級器38の内部に位置する部分に、互いに間隔を置いた関係で設けられている。
また、3つの消火用媒体入口装置110は、第2図にはその1つのみしか示され ていないが、バウルミル10のセパレータ本体16であって粉砕テーブル18の 面よりも上方の部分に、互いに間隔を置いた関係で設けられている。
更に、4つの消火用媒体入口装置112は、第2図にはその2つのみしか示され ていないが、バウルミル10のセパレータ本体16であって粉砕テーブル18の 面よりも下方の部分に、互いに間隔を置いた関係で設けられている。
以上述べた消火用媒体入口装置のすべて、すなわち消火用媒体入口装置108. 110及び112は図面の第4図に示されている弁装置106に適当なパイプに よって流体流れ関係で接続され、弁装置106が開放状態になったときに、各消 火用媒体入口装置IH,110及び112が消火用媒体例えば水をバウルミル1 0の内部へ噴射するための流れ通路として働く。
次に、本発明によるイナーチング及び消火装置におけるイナーチング装置12及 び消火装置14の各作動について説明する。
まず、本発明にしたがって構成したイナーチング及び消火装置におけるイナーチ ング装置12の作動について説明する。このイナーチング装置12の働きは、バ ウルミル10が爆発する危険性を減少することにある。
本発明の最良の実施例によれば、イナーチング装置12は、自動的に作動するよ うに設計されている。自動とする主たる理由は、バウルミル10が爆発する危険 な状態は非常に急激に発生し、手動操作の装置を用いては迅速に対応できないか らである。
好適には、イナーチング装置12において使用されるイナーチング用媒体として は、もし必要とするだけの量及びエンタルピーの蒸気を入手できるならば、蒸気 を用いることができる。しかしながら、イナーチングする期間が長い場合、又は 蒸気を入手できない場合にいるように設計される。この他の種類のイナーチング 用媒体として、COl又はN、を夫々イナーチング装置12において使用するの が適当である。そして、他の種類のイナーチング用媒体として例えばCOlが使 用される場合においては、CO2の濃度を監視して過剰レベルになったことを検 知するための検知装置を一緒に使用することが好ましい。
基本的に、イナーチング装置12は、2つの機能、すなわちバウルミル内を不活 性化するイナーチング機能と、バウルミル内の材料を取り除くクリアイング(c learing)機能とを行うように作動するよう設計されている。
イナーチング装置12によって行われるように設計されているイナーチング機能 は、バウルミル10がオフラインとされているときに危険な状態となったときに 、その間中、低流量であるがバウルミル10の内部を不活性雰囲気に維持するの に十分な量のイナーチング用媒体をバウルミル10の内部に注入することにより 行われる。
これに対し、イナーチング装置12によって行われるように設計されているクリ アイング機能は、燃料燃焼中又はドリッピングした後にバウルミル10を再び始 動するときに、バウルミル10の内部を不活性雰囲気に維持しながら、バウルミ ル10内の材料を炉104に安全に運ぶのに十分である高流量のイナーチング用 媒体をバウルミル10の内部に注入することにより行われる。
イナーチング装置12によって行われるイナーチング機能は、特定の危険な状態 が存在することが検知されたときに、始められる。ここにおいて、危険な状態と は、例えば、燃料例えば石炭を含んでいるバウルミルlOがオフラインとされて 、かつバウルミル10の出口温度が約65℃(150°F)よりも高いか又は等 しいほどに熱くなったとき、またバウルミル1Gの出口温度が約54℃(129 °F)よりも高い状態であるときにバウルミル10への石炭の供給流れの中断が 発生したとき、更にバウルミル10が石炭を含んでいるときにトリップされたと き、などをいう。
イナーチング機能が始められるときに、とりわけ、イナーチング装置12により 次に述べるような操作がなされる。すなわち、流れ通路をバウルミル10から炉 104へのイナーチング用媒体のために存在させること、またイナーチング用媒 体例えば蒸気をバウルミルIOの内部を不活性雰囲気とするのに十分な量でイナ ーチング用媒体入口装置72を通してバウルミル10の内部に注入すること、更 にもしベルトフィーダ装置28から粉砕テーブル18への石炭流れの中断が発生 したときには、バウルミル10とベルトフィーダ装置28の両方をドリップする こと、更に他にもしバウルミル10がすでにトリップされているときには、ベル トフィーダ装置28をトリップすること。
それから、都合のつき次第、バウルミルlOが後で述°べるような操作にしたが って、クリアイングされる。
最後に、もし、その後、バウルミルlOの再始動が可能でない場合には、バウル ミルlOの内部を不活性雰囲気に維持しかつバウルミル10を約65℃(150 ’″F)まで冷却することを許容しながら、他の種類のイナーチング用媒体例え ばCO!をバウルミル10の内部に注入することが必要とされる。
このイナーチング用媒体としての蒸気からCO3への切換えは、次に述\るよう な方法で行われる。すなわち、最初に、イナーチング用媒体入口装置72を通し てのバウルミルlOの内部へのCO2の注入が始められる。
゛それから、イナーチング用媒体入口装置72を通してのバウルミル10の内部 への蒸気の流れが停止される。そして、バウルミルlOの温度が約65℃(15 0°F)以下に達すると、バウルミル10内の燃料例えば石炭を取り除いてクリ アイングすることが行われる。すなわち、バウルミル10の温度が約65℃(1 50°F)以下であれば、バウルミル内の石炭を人為的に、すなわち作業員がバ ウルミルlOの中に入って、石炭をバウルミルから取り除くことが可能となる 本発明によるイナーチング及び消火装置におけるイナーチング装置12によって 行われるように設計されているクリアイング機能をなすには、次のことが要求さ れる。すなわち、イナーチング装置12が、バウルミルlOの内部を不活性雰囲 気に維持しながら、バウルミル10内の燃料例えば石炭を炉104へ運ぶことが できるほどの量の蒸気を供給することである。
イナーチング装置12にクリアイング機能を持たせて使用するのに必要とされる 条件は2つある。その1つの条件は、バウルミル10がオフラインとされている ときに、バウルミル10内の燃料例えば石炭を取り除いて空にすることが必要と されることである。他の条件は、バウルミル10内で燃料例えば石炭が燃えて発 火したときに、バウルミルlO内及びバウルミルlOに関連して使用されるパイ プ内の石炭を取り除いて空にすることが必要とされることである。
バウルミルlOがオフラインとされているときに、バウルミル10内の石炭を取 り除くクリアイングを行う場合において、バウルミル10をクリアイングする最 良の方法は、バウルミルIOの定期休転時に行うことである。
しかしながら、バウルミルlOの定期休転が不可能であり、バウルミル10がト リップされたときには、バウルミル10内のクリアイングは、前述した方法によ って蒸気によるイナーチングにより行われる。そして、どちらの場合においても 、都合のつき次第、バウルミル10内の石炭を取り除くことが必要とされる。
バウルミル10内の石炭を取り除くクリアイング機能を持つイナーチング装置1 2を使用して、バウルミル10内の石炭を取り除くためには、とりわけ、次のよ うな操作がなされる。すなわち、流れ通路をバウルミルlOから炉104へのイ ナーチング用媒体のために存在させること、またバウルミル10の内部を不活性 雰囲気に維持しながら、バウルミル10内の石炭を炉104へ運ぶのに十分な量 の搬送用媒体例えば蒸気を供給しながら、バウルミル10を再始動すること。
次に、バウルミル10に火災が発生したときに行われるバウルミル10のクリア イング方法について説明する。
バウルミル10又はバウルミル10に関連する複数の装置のひとつに発生した火 災が検知されたときに、イナーチング操作及び消火操作の両方が始められる。消 火操作については、後で消火装置14の作動の説明と関連して詳細に説明する。
したがって、ここでは、イナーチング操作について説明すると、イナーチング操 作は、本質的に、バウルミル10内の燃料例えば石炭を炉104へ運ぶのに十分 な量でイナーチング用媒体例えば蒸気を注入する操作から成る。バウルミル10 内の石炭が取り除かれると、すなわちバウルミル10が空になると、蒸気を遮断 することができ、そして続いてバウルミル10の通常運転操作を再び行うことが できる。
しかしながら、前述した蒸気を使用する方法によってバウルミル10内の石炭を 取り除くことができない場合には、それから、バウルミルlO内の石炭を人為的 に取り除くことが必要とされる。
通常、以下に述べる幾つかの状態のときに、バウルミル10内の石炭を人為的に 取り除くことが必要とされる。すなわち、その状態とは、バウルミル10が再始 動できない状態でもってトリップされているとき、イナーチング機能を行うこと ができないとき、又はイナーチング機能によってはバウルミル10内の石炭を炉 104へ運ぶことができないとき、である。
前述したように、バウルミルlO内の石炭を人為的に取り除くことを行うために は、バウルミル10を約65℃(150°F)以下の温度まで冷却しなければな らず、これによりバウルミル10内に作業員が入ってバウルミル10内の石炭を バウルミル10から取り除くことができる。
次に、本発明にしたがって構成したイナーチング及び消火装置における消火装置 14の作動について説明する。
その前に、まずバウルミル10及び/又はバウルミル10と関連して作動するよ うに設けられている各種の装置に発生する火災について説明する。この点に関し 、火災を早く検知することが安全の面から重要である。
したがって、火災検知装置は、自動装置、すなわち火災を発生したことを最初に 知らせるために複数の温度検知装置を使用している装置であることが望まれる。
そして、一般の家庭などにおける火災を検知するために使用されるよう設計され ている視覚センサ又は他のセンサ装置は、一般に感度が良くなく、作動も遅くて 、性能が悪いものであり、したがって火災が発生して危険な状態となっている家 などにいる人間にしか知らせることができない。それ故、このような家庭などで 使用される視覚センサスは他のセンサ装置を、バウルミル10及び/又はバウル ミル10と関連して作動するように設けられている各種の装置に発生した火災を 早く報知するために使用するのは不適当であると考えられる。
バウルミルlO及び/又はバウルミル10と関連して作動するように設けられて いる各種の装置においては、その発生する火災の種類としては、通常、5つの火 災、すなわちフィーダ火災、上部バウル火災、下部バウル火災、エキゾースタ火 災及び燃料パイプ火災がある。
フィーダ火災とは、原燃料フィーダすなわちベルトフィーダ装置28内の燃料例 えば石炭に発生する火災である。このフィーダ火災は、温度検出装置、すなわち ベルトフィーダ装置28に設けられている第1の温度検出装置74によって検知 することができる。この区域の火災は、また、ベルトフィーダ装置28及び接続 パイプに施されている塗装のはく離状態を調べる定期点検の際に発見されること もある。
次に、上部バウル火災とは、バウルミル10内の粉砕テーブル18よりも上方の 区域に発生する火災である。
この上部バウル火災は、温度検出装置、すなわちバウルミルlOの頂部に設けら れている第3の温度検出装置80によって検知することができる。この区域の火 災は、また、バウルミル10のセパレータ本体16に施されている塗装のはく離 状態を調べる定期点検の際に発見されることもある。
次に、下部バウル火災とは、バウルミル10内の粉砕テーブル18よりも下方の 区域、又はバウルミルlOに接続されている一次空気入ロダクト40の内部で発 生する火災である。この下部バウル火災は、温度検出装置、すなわち粉砕テーブ ル18の面より下のバウルミル10の部分に設けられている第4の温度検出装置 82によって検知することができる。この区域の火災は、また、バウルミル10 の一次空気入ロダクト40に施されている塗装のはく離状態、パイライトホッパ から放出されるスパーク状態、又はバウルミルlOの出口温度を維持するのに必 要な熱ガスの著しい減少状態を調べる定期点検の際に発見されることもある。
次に、エキゾースタ火災とは、エキゾースタ内に発生する火災である。このエキ ゾースタ火災は、温度検出装置、すなわちバウルミル10の出口46の下流部分 に設けられている第2の温度検出装置76によって検知することができる。この 区域の火災は、また、エキゾースタのケーシングに施されている塗装のはく離状 態を調べる定期点検の際に発見されることもある。
最後に、パイプ火災とは、パイプ例えば石炭パイプ78内に発生する火災である 。このパイプ火災は、温度検出装置、すなわち石炭パイプ78に設けられている 第2の温度検出装置76によって検知することができる。
この区域の火災は、また、燃料パイプ例えば石炭lくイブ78に施されている塗 装のはく離状態を調べる定期点検の際に発見されることもある。
再び、本発明によるイナーチング及び消火装置における消火装置14の作動につ いての説明を続けると、危険な状態の存在の検知によって、聴覚及び/又は視覚 式のアラームが作動される。
すなわち、アラームは、受信装置84の作動によって自動的に作動される。この 受信装置84は、とりわけ、次に述べる4つの危険な状態のいずれかを温度検出 装置が検知することにより、作動される。
■ ベルトフィーダ装置28に設けられている第1の温度検出装置74が、その 特定の場所の温度が所定の最大値に等しく又はそれ以上になったことを検出した とき。
■ 石炭パイプ78に設けられている第2の温度検出装置76が、その特定の場 所の温度が所定の最大値に等しく又はそれ以上になったことを検出したとき。
■ バウルミル10の頂部に設けられている第3の温度検出装置80が、その特 定の場所の温度が所定の最大値に等しく又はそれ以上になりたことを検出した時 。
■ 粉砕テーブル18の面より下方のバウルミル10の部分に設けられている第 4の温度検出装置82が、その特定の場所の温度が所定の最大値に等しく又はそ れ以上になったことを検出したとき。
以上述べたアラーム、すなわち聴覚及び/又は視覚式のアラームは、適当な時期 に、その作動が人為的に開始される。すなわち、アラームは、次に述べる2つの 時期、すなわちバウルミル10が始動されたときか、又はバウルミル10が運転 停止されたときに、その作動が人為的に開始される。また、アラームは、すべて の自動開始信号が無くなるまでその作動をし続け、またプラントオペレータによ って人為的に不作動とされるだけである。最後に、アラームの作動開始が人為的 になされるときには、その作動を人為的に停止することが必要とされる。
本発明によるイナーチング及び消火装置における消火装置14の作動についての 説明を完全にするために、消火作動を行なう操作について次に述べる。
まず、フィーダ火災の場合においては、その火災の検知により、消火用媒体例え ば水が原燃料フィーダすなわちベルトフィーダ装置28内に噴射され、これによ り燃料の燃えは消されて、バウルミルlOの中に人間が入ることができるように なる。
水は、また、消火用媒体入口装置108.110及び112によって、バウルミ ルlOの内部における粉砕テーブル18の下方、粉砕テーブル18の上方及び分 級器38の区域とエキゾースタとに噴射される。
水の噴射と同時に、バウルミルlOの運転は、燃料例えば石炭粒子を空気によっ てバウルミル10を通して運ぶ運転から、石炭粒子を高イナーチング流量のイナ ーチング用媒体例えば蒸気によってバウルミル10を通して運ぶ運転に、変えら れる。
また、ベルトフィーダ装置28は、トリップされる。
そして、バウルミル10内の石炭粒子のすべてが運ばれて、空になったときに、 粉砕テーブル18の上下部分、分級器38の区域及びエキゾースタへの水の噴射 は停止され、またバウルミルlOの運転は停止され、遮断される。しかしながら 、ベルトフィーダ装置28への水の噴射は、フィーダ火炎が完全に消火するまで 、続けられる。
他方、下部バウル火災、上部バウル火災、エキゾースタ火災及び燃料パイプ火災 の場合においては、それらの火災の検知により、バウルミルlOの運転は、石炭 粒子を空気によってバウルミル10を通して運ぶ運転から、石炭粒子を高イナー チング流量のイナーチング用媒体例えば蒸気によってバウルミル10を通して運 ぶ運転に、変えられる。
また、原燃料フィーダ、すなわちベルトフィーダ装置28は、トリップされる。
更に、石炭粒子を運ぶ媒体を空気から蒸気に変えると同時に、水が、イナーチン グ用媒体入口装置108,110及び112によってバウルミルlOの内部にお ける粉砕テーブル18の上部、粉砕テーブル18の下部及び分級器38の区域と 、エキゾースタとに、噴射される。
そして、バウルミル10内の石炭粒子のすべてが運ばれて、空になったときに、 バウルミル10の運転は停止され、遮断される。
しかしながら、バウルミル10の内部への水の噴射は、火炎が完全に消火するま で、続けられる。
次に、バウルミルlOがトリップされているときに、バウルミル10内の火災が 検知された場合には、バウルミルlO内をイナーチングすると同時に、水がバウ ルミル10内に噴射される。より詳細に説明すれば、水は、バウルミル10の内 部における粉砕テーブル18の上部、粉砕テーブル18の下部及び分級器38の 区域と、エキゾースタとに噴射される。この水の噴射は、火炎が完全に消火する まで、続けられる。
その後、バウルミル10内の石炭ができるだけ早くバウルミルlOから取り除か れる。
バウルミル10内へ水を噴射する場合において、水は、バウルミル10への石炭 流れをふさぐ又は中断させないとともに、バウルミル10内に堆積している可燃 性物質を飛散させないように、その噴射量と噴射場所とが決められて、バウルミ ル10内に噴射される。また、水は、火災を消火できるほどの量でもって、バウ ルミル10内に噴射される。最後に、火災が完全に消火したときに、水の噴射は 停止され、バウルミルlOはトリップされて、遮断される。
以上、本発明によるイナーチング及び消火装置におけるイナーチング装置12が 作動できる状態であるときに消火を行なう操作について説明してきた。しかしな がら、もしイナーチング装置12が不作動の状態である場合、又はこのようなイ ナーチング装置が設けられていない場合において、消火装置14を使用して火災 を消火させるには、次に述べるような方法で行なわれる。
まず、フィーダ火災の場合においては、その火災の検知により、消火用媒体例え ば水が原燃料フィーダすなわちベルトフィーダ装置28内に噴射され、これによ り燃料例えば石炭の燃えは消されて、バウルミル10の中に人間が入ることがで きるようになる。
水は、また、バウルミル10の内部における粉砕テーブル18の下方、粉砕テー ブル18の上方及び分級器38の区域と、エキゾースタとに噴射される。この水 の噴射は、火災が完全に消火するまで、続けられる。そして、火災が消火し、水 の噴射が止められた後に、バウルミルlO内の石炭が人為的に取り除かれる。こ れは、本ケースの場合においては、石炭をバウルミル10内から取り除く機能も 有するイナーチング装置12が不作動の状態であるか、又はこのようなイナーチ ング装置が設けられていない場合であるからである。
他方、下部バウル火災、上部バウル火災、及びエキゾースタ火災の場合において は、それらの火災の検知により、次に述べるような操作が同時に行なわれる。
すなわち、熱い空気がバウルミル10へ流れるのを遮断する操作、バウルミル1 0の冷空気ダンパ(図示せず)を開いて100%の空気流れを維持する操作、及 びバウルミル10の内部における粉砕テーブル18の上方、粉砕テーブル18の 下方及び分級器38の区域とエキゾースタとに水を噴射する操作が同時に行なわ れる。
また、ベルトフィーダ装置28からの石炭の供給は、高速で続けられる。そして 、火災が完全に消火するまでは、バウルミル10の内部への水の噴射は続けられ る。
最後に、火災が完全に消火し、水の噴射が止められた後に、バウルミル10内の 石炭が人為的に取り除かれる。
次に、イナーチング装置12が不作動の状態であるか、又はこのようなイナーチ ング装置が設けられていない場合における燃料バイブ火災の場合について説明す る。
その火災の検知により、水が、バウルミルlOの内部における粉砕テーブル18 の下方、粉砕テーブル18の上方及び分級器38の区域と、エキゾースタとに噴 射される。
また、次に述べるような操作が行なわれる。すなわち、熱い空気及び冷たい空気 がバウルミル10へ流れるのを停止する操作、石炭がベルトフィーダ装置28へ 流れるのを停止する操作、及びバウルミル10の出口に設けられている遮断弁( 図示せず)を閉じる操作が行なわれる。
水の噴射は、火災が完全に消火するまで、続けられる。最後に、火災が完全に消 火し、水の噴射が止められた後に、バウルミルlO内の石炭が人為的に取り除か れる。
以上述べたことを要約すれば、水の噴射は、それぞれ、第1、第2、第3又は第 4の温度検出装置74.76゜80及び82によって火災が検知されることによ り、開始される。
また、水は、バウルミル10への石炭流れをふさぐ又は中断させないとともに、 バウルミル10内に堆積している可燃性物質を飛散させないように、その噴射量 と噴射場所とが決められて、バウルミル10内に噴射される。
更に、水は、火災を消火できるほどの量でもって、バウルミル10内に噴射され る。
最後に、火災が完全に消火したときに、水の噴射が停止され、バウルミルlOは トリップされて、遮断される。
以上述べたように、本発明によれば、石炭などの材料の粉砕を行う型式のバウル ミルに使用するのに適当である、新規でかつ改良されたイナーチング装置を提供 することができる。
また、本発明によれば、石炭などの材料の粉砕を行う型式のバウルミルに設けら れているイナーチング装置と組み合わせて使用するのに適当である、新規でか° つ改良された消火装置が提供される。
更に、本発明によれば、特にバウルミルに使用するのに適当であるイナーチング 及び消火装置は、バウルミル内に揮発性ガスが作られないことを確実にするため に、イナーチング中に、イナーチング用媒体をバウルミルを通して連続して流れ させることができる連続パージング装置を包含する。
更に他に、特にバウルミルに使用するのに適当である、本発明によるイナーチン グ及び消火装置は、イナーチング用媒体として蒸気を入手できないか又は入手で きても何等かの理由により蒸気をイナーチング用媒体として使用できないときに 、CO3を用いてイナーチングすることができるバックアップイナーチング装置 を包含する。
更に他に、本発明によれば、特にバウルミルに使用するのに適当であるイナーチ ング及び消火装置は、バウルミルの再始動を容易にするために、バウルミルがオ フラインとされた後に、バウルミル内の材料を蒸気流れにより運んで、バウルミ ル内から取り除くことができるバウルミル内材料取り除き装置を包含する。
更に他に、特にバウルミルに使用するのに適当である、本発明によるイナーチン グ及び消火装置は、バウルミルに火災が発生したときに、蒸気によるバウルミル 内材料取り除きと同時に、バウルミルに水を噴射することができる水噴射式の消 火装置を包含する。
更に他に、本発明によれば、特にバウルミルに使用するのに適当であるイナーチ ング及び消火装置は、手動又は自動的に作動することができる。
更に他に、本発明によるイナーチング及び消火装置は、これから製作される新し いバウルミルに取り付けるのに適当であるが、しかし、すでに製作されて使用さ れているバウルミルにも等しく取り付けることができる。
最後に、本発明によれば、特にバウルミルに使用するのに適当であるイナーチン グ及び消火装置は、その製作が容易であるとともに、バウルミルへの取り付けも 容易であり、かつ実施するのに比較的費用がかからないという利益ある特徴を有 している。
以上本発明の一実施例についてのみ詳述してきたが、種々の変形(そのうちの幾 つかは前述した説明で示唆している)がこの分野の当業者にとって容易に行い得 ることができるものである。したがって、次に添付する請求の範囲は、本発明の 真の精神及び範囲内に属する前述した説明中で示唆した変形及び他のすべての変 形を包含するものとして記載されている。
手続補正書(審査請求と同時) 昭和63年12月7 日 特許庁長官 吉 1) 文 毅 殿 I、事件の表示 PCT/US 88100353 2、発明の名称 石炭粉砕機用イナーチング及び消火装置3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 コンパッション エンヂニアリングインコーボレーテッド 明細書の「発明の詳細な説明」の欄、並びに図面の第1図及び第2図 [I]明細書を次のように補正します。
(1)第12頁第23行「ターデル」を「テーブル」と訂正。
(2)第13頁第24行「ボウルミル」を「バウルミル」と訂正。
(3)第25頁第16行「72」を「74」と訂正。
(4)第32頁第7行「イナーチング装置12により」を削除。
[n1図面を次のように補正します。
第1図及び第2図をそれぞれ別紙の通り訂正。
国際調査報告 +−〜軸am+a#thmmliw PCT/US 88100353国際調査 報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質的に閉じたセパレータ本体と、このセパレータ本体内に回転自在に取付 けられて第1の方向へ回転し、これにより材料の粉砕を行う粉砕表面と、セパレ ータ本体内に支持され、粉砕しようとする材料を粉砕表面に供給する材料供給装 置と、セパレータ本体に支持され、セパレータ本体内で粉砕された材料をセパレ ータ本体から排出する出口装置と、粉砕表面上で粉砕された材料をセパレータ本 体から排出するために粉砕された材料を粉砕表面から出口装置へ運ぶための空気 をセパレータ本体の内部に供給する空気入口装置とを包含するバウルミルにおい て、イナーチング及び消火装置を包含し、 このイナーチング及び消火装置は、a)バウルミル内から材料を取り除くに加え て、セパレータ本体内に不活性雰囲気を確立するイナーチング装置と、b)温度 の減少を行う消火装置とを包含し、 前記イナーチング装置は、バウルミルの適当な位置に設けられ、イナーチング用 媒体をバウルミルの内部に供給するイナーチング入口装置と、このイナーチング 入口装置に流体流れ関係で接続され、イナーチング用媒体をイナーチング入口装 置及びこのイナーチング入口装置を通してバウルミルの内部に供給するイナーチ ング用媒体供給装置と、バウルミルの材料供給装置に取り付けられ、この材料供 給装置内における材料流れの不存在を検出して、この材料供給装置内における材 料流れの不存在を表す信号を発信する無材料流れ検出装置と、この無材料流れ検 出装置に電気回路関係で接続され、無材料流れ検出装置により発信された信号を 受ける受信装置と、前記イナーチング用媒体供給装置に流体流れ関係で接続され 、バウルミルの材料供給装置内における材料流れの不存在が前記無材料流れ検出 装置により検出されたときに、前記イナーチング入口装置及びこのイナーチング 入口装置を通してバウルミルの内部にイナーチング用媒体を流すことを開始させ る制御装置とを包含してなる、バウルミル。 2 請求の範囲第1項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消火装 置における受信装置が、前記無材料流れ検出装置からの信号を受けることにより 聴覚報知を行う、バウルミル。 3 請求の範囲第2項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消火装 置における受信装置が、前記無材料流れ検出装置からの信号を受けることにより 視覚報知を行う、バウルミル。 4 請求の範囲第3項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消火装 置におけるイナーチング用媒体が蒸気である、バウルミル。 5 請求の範囲第3項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消火装 置におけるイナーチング用媒体がCO2である、バウルミル。 6 実費的に閉じたセパレータ本体と、このセパレータ本体内に回転自在に取付 げられて第1の方向へ回転し、これにより材料の粉砕を行う粉砕表面と、セパレ ータ本体内に支持され、粉砕しようとする材料を粉砕表面に供給する材料供給装 置と、セパレータ本体に支持され、セパレータ本体内で粉砕された材料をセパレ ータ本体から排出する出口装置と、粉砕表面上で粉砕された材料をセパレータ本 体から排出するために粉砕された材料を粉砕表面から出口装置へ運ぶための空気 をセパレータ本体の内部に供給する空気入口装置とを包含するバウルミルにおい て、イナーチング及び消火装置を包含し、 このイナーチング及び消火装置は、a)バウルミル内から材料を取り除くに加え て、セパレータ本体内に不活性雰囲気を確立するイナーチング装置と、b)温度 の減少を行う消火装置とを包含し、 この消火装置は、バウルミルの適当な位置に設けられ、消火用媒体をバウルミル の内部に供給する消火入口装置と、この消火入口装置に流体流れ関係で接続され 、消火用媒体を消火入口装置及びこの消火入口装置を通してバウルミルの内部に 供給する消火用媒体供給装置と、バウルミルの適当な位置に取り付けられ、この 位置の温度を検出するとともに、その検出温度が所定レベルに等しいか又はそれ 以上になったときに報知用の信号を発信する温度検出装置と、この温度検出装置 に電気回路関係で接続され、温度検出装置により発信された信号を受ける受信装 置と、前記消火用媒体供給装置に流体流れ関係で接続され、温度のレベルを減少 させるために前記消火入口装置及びこの消火入口装置を通してバウルミルの内部 に消火用媒体を流すことを開始させる制御装置とを包含してなる、バウルミル。 7 請求の範囲第6項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消火装 置における消火入口装置が、バウルミルの第1の位置に設けられ、この第1の位 置で消火用媒体をバウルミルの内部に噴射する第1の消火入口装置を包含する、 バウルミル。 8 請求の範囲第7項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消火装 置における消火入口装置が、バウルミルの第2の位置に設けられ、この第2の位 置で消火用媒体をバウルミルの内部に噴射する第2の消火入口装置を包含する、 バウルミル。 9 請求の範囲第8項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消火装 置における消火入口装置が、バウルミルの第3の位置に設けられ、この第3の位 置で消火用媒体をバウルミルの内部に噴射する第3の消火入口装置を包含する、 バウルミル。 10 請求の範囲第9項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消火 装置における消火用媒体が水である、バウルミル。 11 請求の範囲第10項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消 火装置における温度検出装置が、バウルミルの第1の位置に設けられ、この第1 の位置における温度が所定のレベルに達するか又は越えるときを検出する第1の 温度検出装置を包含する、バウルミル。 12 請求の範囲第11項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消 火装置における温度検出装置が、バウルミルの第2の位置に設けられ、この第2 の位置における温度が所定のレベルに達するか又は越えるときを検出する第2の 温度検出装置を包含する、バウルミル。 13 請求の範囲第12項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消 火装置における温度検出装置が、バウルミルの第3の位置に設けられ、この第3 の位置における温度が所定のレベルに達するか又は越えるときを検出する第3の 温度検出装置を包含する、バウルミル。 14 請求の範囲第13項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消 火装置における温度検出装置が、バウルミルの第4の位置に設けられ、この第4 の位置における温度が所定のレベルに達するか又は越えるときを検出する第4の 温度検出装置を包含する、バウルミル。 15 請求の範囲第10項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消 火装置における受信装置が、前記温度検出装置からの信号を受けることにより聴 覚報知を行う、バウルミル。 16 請求の範囲第15項記載のバウルミルにおいて、そのイナーチング及び消 火装置における受信装置が、前記温度検出装置からの信号を受けることにより視 覚報知を行う、バウルミル。 17 実質的に閉じたセパレータ本体と、このセパレータ本体内に回転自在に取 付けられて第1の方向へ回転し、これにより材料の粉砕を行う粉砕表面と、セパ レータ本体内に支持され、粉砕しようとする材料を粉砕表面に供給する材料供給 装置と、セパレータ本体に支持され、セパレータ本体内で粉砕された材料をセパ レータ本体から排出する出口装置と、粉砕表面上で粉砕された材料をセパレータ 本体から排出するために粉砕された材料を粉砕表面から出口装置へ運ぶための空 気をセパレータ本体の内部に供給する空気入口装置とを包含するバウルミルに実 施例されるイナーチング装置であって、 a)バウルミルの適当な位置に設けられ、イナーチング用媒体をバウルミルの内 部に供給するイナーチング入口装置と、 b)このイナーチング入口装置に流体流れ関係で接続され、イナーチング用媒体 をイナーチング入口装置及びこのイナーチング入口装置を通してバウルミルの内 部に供給するイナーチング用媒体供給装置と、c)バウルミルの材料供給装置に 取り付けられ、この材料供給装置内における材料流れの不存在を検出して、この 材料供給装置内における材料流れの不存在を表す信号を発信する無材料流れ検出 装置と、d)この無材料流れ検出装置に電気回路関係で接続され、無材料流れ検 出装置により発信された信号を受ける受信装置と、 e)前記イナーチング用媒体供給装置に流体流れ関係で接続され、バウルミルの 材料供給装置内における材料流れの不存在が前記無材料流れ検出装置により検出 されたときに、前記イナーチング入口装置及びこのイナーチング入口装置を通し てバウルミルの内部にイナーチング用媒体を流すことを開始させる制御装置と、 を包含してなる、イナーチング装置。 18 請求の範囲第17項記載のイナーチング装置において、その受信装置が、 前記無材料流れ検出装置からの信号を受けることにより聴覚報知を行う、イナー チング装置。 19 請求の範囲第18項記載のイナーチング装置において、その受信装置が、 前記無材料流れ検出装置からの信号を受けることにより視覚報知を行う、イナー チング装置。 20 請求の範囲第19項記載のイナーチング装置において、そのイナーチング 用媒体が蒸気である、イナーチング装置。 21 請求の範囲第19項記載のイナーチング装置において、そのイナーチング 用媒体がCO2である、イナーチング装置。 22 実質的に閉じたセパレータ本体と、このセパレータ本体内に回転自在に取 付けられて第1の方向へ回転し、これにより材料の粉砕を行う粉砕表面と、セパ レータ本体内に支持され、粉砕しようとする材料を粉砕表面に供給する材料供給 装置と、セパレータ本体に支持され、セパレータ本体内で粉砕された材料をセパ レータ本体から排出する出口装置と、粉砕表面上で粉砕された材料をセパレータ 本体から排出するために粉砕された材料を粉砕表面から出口装置へ運ぶための空 気をセパレータ本体の内部に供給する空気入口装置とを包含するバウルミルに実 施される消火装置であって、a)バウルミルの適当な位置に設けられ、消火用媒 体をバウルミルの内部に供給する消火入口装置と、b)この消火入口装置に流体 流れ関係で接続され、消火用媒体を消火入口装置及びこの消火入口装置を通して バウルミルの内部に供給する消火用媒体供給装置と、c)バウルミルの適当な位 置に取り付けられ、この位置の温度を検出するとともに、その検出温度が所定レ ベルに等しいか又はそれ以上になったときに報知用の信号を発信する温度検出装 置と、 d)この温度検出装置に電気回路関係で接続され、温度検出装置により発信され た信号を受ける受信装置と、e)前記消火用媒体供給装置に流体流れ関係で接続 され、温度のレベルを減少させるために前記消火入口装置及びこの消火入口装置 を通してバウルミルの内部に消火用媒体を流すことを開始させる制御装置と、を 包含してなる、消火装置。 23 請求の範囲第22項記載の消火装置において、その消火入口装置が、バウ ルミルの第1の位置に設けられ、この第1の位置で消火用媒体をバウルミルの内 部に噴射する第1の消火入口装置を包含する、消火装置。 24 請求の範囲第23項記載の消火装置において、その消火入口装置が、バウ ルミルの第2の位置に設けられ、この第2の位置で消火用媒体をバウルミルの内 部に噴射する第2の消火入口装置を包含する、消火装置。 25 請求の範囲第24項記載の消火装置において、その消火入口装置が、バウ ルミルの第3の位置に設けられ、この第3の位置で消火用媒体をバウルミルの内 部に噴射する第3の消火入口装置を包含する、消火装置。 26 請求の範囲第25項記載の消火装置において、その消火用媒体が水である 、消火装置。 27 請求の範囲第26項記載の消火装置において、その温度検出装置が、バウ ルミルの第1の位置に設けられ、この第1の位置における温度が所定のレベルに 達するか又は越えるときを検出する第1の温度検出装置を包含する、消火装置。 28 請求の範囲第27項記載の消火装置において、その温度検出装置が、バウ ルミルの第2の位置に設けられ、この第2の位置における温度が所定のレベルに 達するか又は越えるときを検出する第2の温度検出装置を包含する、消火装置。 29 請求の範囲第28項記載の消火装置において。その温度検出装置が、バウ ルミルの第3の位置に設げられ、この第3の位置における温度が所定のレベルに 達するか又は越えるときを検出する第3の温度検出装置を包含する、消火装置。 30 請求の範囲第29項記載の消火装置において、その温度検出装置が、バウ ルミルの第4の位置に設けられ、この第4の位置における温度が所定のレベルに 達するか又は越えるときを検出する第4の温度検出装置を包含する、消火装置。 31 請求の範囲第26項記載の消火装置において、その受信装置が、前記温度 検出装置からの信号を受けることにより聴覚報知を行う、消火装置。 32 請求の範囲第31項記載の消火装置において、その受信装置が、前記温度 検出装置からの信号を受けることにより視覚報知を行う、消火装置。
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