JPH02501118A - 動脈用移植片 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 動　脈　用　移　植　片 発明の背景 本発明は、種々の血管外科手法において使用されている合成繊維製の血管用移植 片に関する。特に着目していることは、米国特許第４，５１７，６８７号、第４ ，０４７，２５２号、第４，５３０，１１３号、又は第３，８７８，５６５号に 開示されているように、動脈硬化性血管の閉塞部分を代替すべく、或は血管再構 成手法において新しい血液路を形成すべく使用される移植片である。

基本的に市場には、押出製、ニット製、織布製の３種類の移植片がある。押出製 移植片或は不織布製移植片は一般に強く、結果として起こる出血又は血液の流出 を排除する無孔質であるが、好ましくない多数の特性を有する。多孔質の全体欠 損は、殊に好ましいと考えられてぎた結果的な組織の内方成長を防止している。

また、此等移植片は比較的に堅く同化性がないため、取扱いやわ植が難しい。

ニット製移植片は、高多孔性、可撓性　柔軟性、及びベロア様の表面性等、押出 製移植片に比べ多数の長所を有している。従って、此等ニット製移植片は容易に 同化して、外科医と患者の手術室にいる時間を短縮するものであり、その多孔性 とベロア様の表面性は（組織の内部成長による）内皮化を相当に許容するもので ある。二・ント製穆植片の一番の短所はその多孔性が相当に高いことであり、そ の後に移植片にクロット（血餅閉塞）が生じていると詔められるようになるため に、移植片を患者の約１００〜１５０ｅｃ量の血液に約１５分間浸すことを要求 する別工程としての予備的なりロット化を移植片に施さなければ出血が生じてし まうことである。この予備クロット化は組織の内方成長を依然どしで続行させる 一方、血液の流出を略々防止している。しかし、時にはこの予備クロット、化は 、患者が抗凝結性体質であ−）たり或は出血性素質を有しているときには差し支 えがある。このような場合にはニット製移植片は使用不可能である。

ニット製移植片に関する最後的な否定的考慮点は、ニット製生地に固有の丈の高 いベロア様内部表面は単純に死んだ組織を集めて血液の流れを妨害する働きをな すようであり、組織のこの高いベロア様外部表面への内方成長は当初予想されて いたよりも重要ではないようであり、更にはニット製移植片は他の種のものより も膨張性及び拡張性を有するという意見が最近あることである。

織布製移植片は押出製及びニット製移植片の双方と比べその多孔性が低いという 確かな長所を有しているため、予備クロット化は必要とされず、よりスムーズな 血流のためのより均一な表面を有する。織布製移植片の短所としては、ニット製 移植片と比べて比較的に堅く、同化性が低いことであり、その結果、外科医が使 用するに際してはその難しさや消費時間がより大きくなることである。

将来期待されるが現行下では入手できない移植片としては、移植に伴なう初期的 な出血を防止すべく製作に際してコラーゲンのような物質で塗布されたニット製 管状体がある。このコラーゲン塗布は、外科処理中においで特有の予備り’Ｇフ ットの要件を回避するものであるが、このような塗布は上記管状体をより堅くし 、移植の際における取扱いをより困難としている。また、このような塗布製品は 単なる織布製移植片Ｊ、りも相当に高価なｔ）のとなる。

上述した先行技術の移植片の記載においで、血管用移植片どしての選択に際しで 考慮される多数のパラメータの内のいくつかを記している。追加的要素としては 、組織の適合性、移植片表面のトロンボグンｌＩ＝形成性、経時的な移植片の劣 化性、感染症に対する抵抗性、患部への合わせ目におけるもつれに対する抵抗性 等が挙げられる。

ニット製及び織布製移植片の双方の製作に際し、管状体のもつれやつぶれ及び管 腔の曲げやねじれからの狭窄に耐える強度及び弾性を提供すべく、その管状体本 体には特徴的に外周上の波形又はリブの形成をなすようにひだ付けが行なわれる 。公知の織布製移植片は、約３０年にわたりデュポン社によって製作されている タイプ５６であり、４０デニール／２７又は７０デニール／３４（この４０デニ ール／２７とは２７フイラメント又は１フィラメント当り１．４８デニールを含 む撚糸が９０００メートル当り４０グラムであることを表わしている）と呼称さ れているデークロン（ポリエチレンテレフタレート）撚糸のようなポリエステル を使用している。デークロンはデュポン社のポリエステル撚糸のための登録商標 である。工業的基準として１重或は２重でのもの或は米国食品医薬品用が承認し たものとして指定されているからである。上記の先行する米国特許は、華氏温度 約４５０°Ｆ、８〜１５グラムの張力、回転数約２５０、ＯＯＯｒｐｍの下で、 繊維を撚るという標準的な方法で織られたこの基準撚糸をより詳しく記載してい る。

動脈用移植片の機織りは公知の機織り装置で行なわれ、よこ糸又は詰め糸の母材 に、後に内面上及び／或は外面上にベロア様ループを形成する続様又はベロア様 織りを含むたて糸模様が織り込まれている。ここで周知のように、此等綾織り糸 は予め収縮させておき、その他の未収縮の撚糸も含めて作成完成した移植片用管 状体を収縮させることにより、組織の内方成長を結果的に受けるループとして表 面から外方に延びているベロア様織り部分を除く全ての糸が収縮することになる 。

上述した機能パラメータ及び先行技術である種々の移植片相互間の相違を考慮し て、各特質の折衷はそれぞれ対応する選択が要求される。特に、柔軟性や多孔性 が望まれる場合には予備のクロット化が必要とされるニット製移植片が選択され ねばならない。

λｑｏと」豹 本発明の新規な血管用移植片は、従来はニラ製ト移植片によってのみ部分的に且 つ織布製移植片によってのみ部分的に得られていた独特の利点の両者を実現する 。

より詳細には、上記新規な移植片は、織布製移植片の低多孔率と、ニット製移植 片の柔軟性及び撓曲性と、押出製移植片の非壬離（かいり）性とを全て有してい る。

これは、新規な条件下で新規な織り模様にて織られた、高デニール及び高フィラ メント数（７５ｄ／７２）のポリエステル撚糸或は低デニール及び一層の高フィ ラメント数（６４ｄ／１４４）のポリエステル撚糸のいずれかを選択することに より可能となる。この織り方は、二重紗の組を反復する一方、平坦な内面及び内 皮化による回復を促進するベロア状外面を備えた、二重の“紗−綾“織りとして 作られる。この織り方にては、二重紗織り糸と、平織り糸／綾織り糸との組が反 復され、又、二重紗織りの組の各々は編み込まれた或は交差された紗糸の組を少 なくとも２対備え、且つ、平織り／綾織りの組の各々は、平織り、綾織り、平織 り、綾織りの如く交互に配置された少なくとも４本のたて糸を備えて成る。綾の 各々は典型的には３／１綾織り、即ち、少なくとも３木のよこ糸の上を通り次に １本のよこ糸の下を通る如き綾織りとされる。平織り糸及び綾織り糸の間には、 よこ糸を固定し従って移植管が斜角切断されてもよこ糸のほつれ或はＳ離を実質 的に防止する為の二重紗織りの組成は対が散在せしめられる。これらの新規な織 布製移植片は、ニット製移植片の柔軟性及び撓曲性を有し乍らもニット製移植片 より低い多孔率を有し、しかも、予め血塊で覆う必要もない。従って、この織布 製移植片は、取扱い、及び、移植・同化が一層容易である。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明に係る、波状成形された血管用織り管の一部の斜視図、 第２図は、本発明に係る、波状成形された二股状血管用織布製移植片の一部の斜 視図、 第３図は、第１図及び第２図において用いられた移植片の壁部の部分的平面図で あフて、その表面における綾−二重紗織り、及び、ガーゼ織りを示しており、第 ４図は、綾織り、二重紗織り、及び、ガーゼ織りの別形式の模様を示す第３図と 同様の図であり、且つ、第５図は、動脈に縫合された第１図の移植片の部分的正 面図である。

好適実施例９詳細な説明 本発明の血管用移植片の真直ぐな管の例として第１図にその一部１０を示し、二 股状の管の例として第２図にその一部１２を示す。各移植片は環状のリブ１４を 有し、これらの間に溝１６が形成される。管はポリエステルの撚糸により図示す る如き中空形状に織られ、この中空の管の壁は、第３図及び第４図ｉ−その拡大 図を示すような織目を有する。第１図及び第２図中に夫々示す黒色の線１８及び １９は、外科医が移植手術中に管が捩れないようにするのに役立つよう見えるよ うになフている。

更に、この線は移植された血管の位置及び状態がＸ線写真でよりはっきりと写る ように放射線に対して不透過性とすることができる。環状のリブは螺旋状として もよく、これは管腔を開いた状態にするために管に構造的な安定性を与え、移植 片の軸線が曲った場合のよじれや、移植後の移植片の大きな移動或いは撓みを低 下させる。

第３図及び第４図に示された織物は工業的に知られた技術及び装置によフて織ら れる。本発明の新規な点は撚糸の新しい織目にあり、又、撚糸の選択及び製造法 の技術に於いて新規である。この撚糸と織り方は、動脈用移植片として使用され ると非常に有利な特性を有する中空の織物を提供する。

次に、本発明の織目について説明する。撚糸そのもの及びその織り方は後述する 。本発明の中空の移植片を製造するために織物製造技術ではよく知られた装置が 用いられる６第３図に示されている矢印入方向に延びるよこ糸、或いは詰め糸１ 乃至１２は１インチ当り７２木に設定され、矢印Ｂ方向に延びるたて糸は１イン チ当り約１２０〜１７０木編み込まれてる。第３図及び第４図の拡大図では、糸 は互いに大きく離間しているように見えるが、実際には糸の目はつんでおり、出 血或いは血液の漏出が起こらないような実質的に孔のないＢ植片壁の布地が形成 される。

第３図の織目は通常のよこ系２ｏと、図中左から右に、平ガーゼ織りと綾織りが 交互になった部分ａ−１、二重紗織り二組から成る部分ｂ−１、部分ａ−１の繰 返しである部分ａ−２、及び部分ｂ−１の繰返しである部分ｂ−２から成る反復 するたて糸と、から成る。部分ａ−１に於いて、系２２及び２４は１／１の平ガ ーゼ織り、即ちよこ糸の上、次のよこ糸の下、次のよこ糸の上というように通っ ている。糸２３及び２５は３／１綾織りであり、各々の糸は最初のよこ糸の下、 次の３本のよこ糸の上、次の１本のよこ糸の下と通っている。より詳細に言えば 、たて糸２２はよこ糸１の下、よこ系２の上、よこ糸３の下、よこ糸４の上とい うように通っており、（綾織りの）たて糸２３はよこ糸１，２及び３の上、よこ 糸４の下、よこ糸５，６及び７の上、よこ糸８の下というように通っている。糸 ２３及び２５は予め縮められており、後に管が完成して縮められたときに、全て の糸が縮まって布地が収縮されるのであるが、３本のよこ糸の上を通っている予 め縮められたたて糸の一部は布地と一緒には収縮せずにベロアのループとして布 地の外表面から突出し、人体組織が内側に成長することを許容する。

部分ｂ−１の二組の二重紗織の糸２６．２７及び２８．２９はよこ糸の上−下一 上一下に織り込まれ、交互に交差している。図示されている如くこれらの部分ｂ −１と部分ｂ−２は管の周り全体にわたって交互に繰り返されて形成されている 。

通常の移植に於いては、中空の移植片の端部は、第１図に示す如く略卵形の端部 が形成されるよう斜めに切断され、この端部は後に第５図に示すように動脈３２ と縫い合わせられる。卵形の端部は管の軸線に対して垂直に切断して円形にする ことが望ましい。何故なら、このような卵形の端部は動脈によく適合し、縫い合 わせる端部の周の長さが長くなって強固で信頼性のある接合が得られる。

切断された端部３０は、管の軸線及びたて糸と垂直なよこ糸に対して大きな角を なしているので、切断端部に於いてよこ糸のはぐわが起こる。このようなよこ糸 のほぐれは、この部分が移植管が動脈に縫い合わされる布地の高い密度が要求さ れる接合部であるので非常に不都合である。交差して織込まれた二重紗織りの部 分は、よこ糸のほぐれが防止或いは少くとも最小限に抑えられるようによこ糸に からみ合う。

平織り／綾織りと二重紗織りとの交互の繰返しは、（ａ）略平坦な内周面、（ｂ ）外周面に於ける適宜の周期及び配分のベロアのループ、及び　（Ｃ）はぐれを 抑える十分な周期で配設された二重紗織り、を布地の構造に与える。

第４図は第３図と似ているが、第３図の糸２３に対応するたて糸２３ａが、３木 のよこ糸の上のループの各々がたて糸２５ａの対応するループに対してよこ糸１ 本だけ軸方向にずれているという点で異なっている。従って、糸２３ａはよこ糸 ４の下、よこ糸５，６及び７の上、モしてよこ系８の下というように延び、一方 、次のたて系２５ａは、よこ糸５の下、よこ糸６．７及び８の上、モしてよこ糸 ９の下というように延びる。このようなたて糸の軸方向のずれが隣の綾織りの糸 の次に続いている布地では、綾と呼ばれる斜めの模様が表われる。第３図に於い て、たて糸２３及び２５は軸方向に相対的にずれていないので平綾織りと呼ばれ る。第４図の平織りと二重紗織りの糸は第３図と同じである。

織物の移植管を製造するのに第３図に示したたて系の織目又は第４図に示したた て糸の織目のどちらを使用しても、内周面は略平坦で外周面はベロア状のループ を含み、切断端部にほつれが起こり難い。たて糸、即ち第３図及び第４図中の各 部分ａ−１，ａ−２等で交互に並ぶ平織り糸及び綾織り糸の本数は、各部分ｂ− １．ｂ−２等が図示の如き少なくとも２組の２重紗織りで構成されていれば、５ 本、６本、７本又はそれ以上とすることができる。

この布製の移植管で用いられる撚糸は、日本のティジン製のデニ・・−ル６４／ フィラメント数１４４のポリエステル（ポリエチレンテレフタレート）が好まし い。この素材の撚糸は生体親和性が良く、患者の体内で長時間持続して使用し得 る。この撚糸は、４０ｄ／２７のデークロン撚糸（デュポン製タイプ５６）より もより多くの細いフィラメントを有するので、各県は破損に至る傷を受けやすい 。そこで以下に述べる新しい特殊な織り方の技術が開発された。新しい織り方の 要件は、通常の２５０，０００ｒｐｍに比べて低い回転のａｏ、ｏｏｏ〜９０， ００Ｏｒｐｍのより合せスピード、通常の８〜１５ｇに比べて低い４〜５ｇの張 力、通常の４５０＠Ｆに比べて低い３６０°Ｆの温度、従来の１インチ当り％回 転に比べて多い１３／！１回転のひねり、を含む。この新しい撚糸は動脈用移植 管として十分に強く、信頼性がある。綾織り或いはベロアの糸は公知の方法で予 め縮められる。

移植管の織布は、２／６４／１４４織物（二重、デニール６４、フィラメント数 １４４）又は１／６４／１４４織物（−重、デニール６４、フィラメント数１４ ４）と称され、外表面にのみベロア状のループを形成する綾織りを備えたガーゼ 織り／二重紗織りの織物として構成される。織込みが終った後、この中空の移植 管が収縮処理され、布地の密度、従って人体組織の内方への成長及び出血に関係 する上述の多孔性が調節される。これらの移植管の最終的な直径は約２〜３４ｍ ｍである。多孔質は２５〜１００ａｌ　／　ｍｉｎ　／　ｃｍ２　／　１２０ｍ ｍｌ（ｇである。最後に、環状のリブ或いは波形形状は加熱により形成される。

以上、本発明を成る好適な実施例を示して説明したが、本発明の教示から逸脱す ることなく本発明の技術分野に於いて通常の技量を有する技術者にとって自明で あるような改変は自由に行うことができる。

本発明の様々な特徴は以下の特許請求の範囲に述べられている。

ロー一−− ９（ミ　偽　（８つ　−鴇　へ）Ｎ　ζ国際調査報告

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．血液を送る血管系に結合可能な布製の管状部材から成り、該布が、前記管状 部材の軸方向に伸張する複数本のたて糸と、同管状部材の周方向に伸張する複数 本のよこ糸とで織成された織布である移植用人工血管において、前記たて糸の織 目は、二本の紗織糸が一セットとなった複数の紗織セットと、平織糸と該平織糸 に交互に織られた綾織糸とが一セットとなった複数の平織／綾織セットとで構成 され、各平織／綾織セットは隣接した前記紗織セットとその隣の紗織セットとの 問に位置し、該紗織セットは、交差する二本のたて糸から成る対が少なくとも隣 接して二対備わっており、前記平織／綾織セットは平織糸、綾織糸、平織糸、綾 織糸の順に交互に設けられた少なくとも四本の糸で構成され、前記綾織糸は前記 布の一面にベロア状のループを有し、動脈用移植管としての該布は多孔性であっ て、内部細胞の成長を許容するとともに実質的に出血を防ぎ且つ、軸方向に対し 角度をつけて切断してもほぐれることがない移植用人工血管。
2. ２．前記糸は、ポリエステル製で、デニール６４／フィラメント数１４４の糸で ある請求の範囲第１項記載の移植管。
3. ３．前記織目は、織りはじめ時に、一インチにつき１４０〜１７０木のたて糸と 、一インチにつき６０〜８０本のよこ糸とから成る請求の範囲第１項記載の移植 管。
4. ４．前記たて糸とよこ糸はベロア状の部分を除き全て、織成前に、予め収縮処理 されている請求の範囲第１項記載の移植管。
5. ５．前記織布は、収縮後、たて糸が一インチにつき１４０〜１７０本、よこ糸が 一インチにつき７０〜８０本となる請求の範囲第４項に記載の移植管。
6. ６．前記糸は全て、その長さ一インチにつき１１／２回転分のひねりが加えられ ている請求の範囲第１項記載の移植管。
7. ７．前記平織／綾織セットは各々、綾織糸が３本対１本の割合で前記よこ糸と交 錯し、該綾織糸と交互に設けられた平織糸が１本対１本の割合で同よこ糸と交差 して成る請求の範囲第１項記載の移植管。
8. ８．前記平織／綾織セットは各々が、４本〜８本のたて糸を備え、その内、平織 糸が１本対１本の割合でよこ糸と交差し、該平織糸と交互に設けられた綾織糸が ３本対１本の割合で前記よこ糸と交差する請求の範囲第１項記載の移植管。
9. ９．前記平織／綾織セットは各々、綾織糸の一本に形成されたループが、その隣 に位置する綾織糸に形成されたループと、よこ糸一本分だけ軸方向に変位してい る請求の範囲第１項記載の移植管。
10. １０．前記平織／綾織セットは各々、平織糸の一本がその隣りの平織糸に対し、 よこ糸との交差点がよこ糸一本分だけ長手方向において前方に位置する請求の範 囲第６項記載の移植管。
11. １１．前記管状部材は、第１の径を有する第１部を備え、該第１部はその一端が 二又に分岐して、各々が第１の径よりも径が小さい二本の管状部材として延伸す る請求の範囲第１項記載の移植管。
12. １２．デニール６４／フィラメント数１４４のポリエステル製の糸を製造する方 法であって、糸に５グラムの張力を加えると共に、一分間に８０，０００〜９０ ，０００回の速さで回転させて、その長さ一インチにつき１１／２回転分のひね りを加え、華氏３６０度で硬化させる糸製造方法。
13. １３．デニール６４／フィラメント数１４４のポリエステル製の糸を製造する方 法において、糸に５グラム±２グラムの範囲で張力を加えると共に、一分間に８ ５，０００回±１０回の範囲の速さで回転させて、その長さ一インチにつき１１ ／２回±１／２回分の範囲でひねりを加え、華氏３６０度±１５度の範囲の温度 で硬化させる糸製造方法。