JPH02500909A - シグマ脳受容体リガンドおよびそれらの使用 - Google Patents
シグマ脳受容体リガンドおよびそれらの使用Info
- Publication number
- JPH02500909A JPH02500909A JP62504124A JP50412487A JPH02500909A JP H02500909 A JPH02500909 A JP H02500909A JP 62504124 A JP62504124 A JP 62504124A JP 50412487 A JP50412487 A JP 50412487A JP H02500909 A JPH02500909 A JP H02500909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guanidine
- compound
- sigma
- carbon atoms
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C279/00—Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups
- C07C279/18—Derivatives of guanidine, i.e. compounds containing the group, the singly-bound nitrogen atoms not being part of nitro or nitroso groups having nitrogen atoms of guanidine groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/18—Antipsychotics, i.e. neuroleptics; Drugs for mania or schizophrenia
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/24—Antidepressants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
- A61P25/26—Psychostimulants, e.g. nicotine, cocaine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Psychiatry (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Neurology (AREA)
- Neurosurgery (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
シグマ脳受容体リガンドおよびそれらの使用木光里至宜量
本発明は、シグマ脳受容体を選択的に結合するグアニジン化合物、それらの含む
薬剤組成物、有機化合物のシグマ脳受容体結合活性を生体外で測定する方法、そ
のような活性を有する化合物の精神病診断および治療における使用、およびその
ような活性および有用性を有する新規なN、 N”−ジ置換化合物に関する。
多数の置換グアニジンが米国特許文献に開示されている。
例えば1,411,732および1,422.506はゴム加硫促進剤としての
ジフェニルグアニジンを開示する。
1.597,233はゴム加硫促進剤としてのN−0−)リルーN′−フェニル
グアニジンを開示する。
1.672.431は特に水溶性塩類の形で治療目的のために有用なN。
N”−ジー0−メトキシフェニルグアニジンを開示する。
1.730.338はゴム加硫促進剤としてのN−P−ジメチルアミノフェニル
−No−フェニルグアニジンを開示する。
1.795.738はN−ジエチル−No−フェニルグアニジン、N−ジエチル
−No−イソアミルグアニジン、N−ジメチル−No−イソアミルグアニジンお
よびN−ジメチル−No−エチルグアニジンを含むN、 N’ −ジアルキル−
ジー置換グアニジン類の製造方法を開示する。
1.850,682はイミン窒素原子上に追加の置換基を有するジ置換グアニジ
ンゴム加硫促進剤の製造方法を開示する。
2.145.214は殺寄生虫剤としてのジ置換グアニジン類、例えばジアリー
ルグアニジン類、特にジキシリルグアニジンの使用を開示する。
2.254.009は対称ジー2−オクチルグアニジンを、2,274.476
および2.289.542は対称ジシクロへキシルグアニジンを殺虫剤および蛾
幼虫忌避剤として開示する。
2.633,474はゴム加硫促進剤としての1.3−ビス(0−エチルフェニ
ル)グアニジンおよび1.3−ビス(P−エチルフェニル)グアニジンを開示す
る。
3.117,994は静バクテリア化合物としてN、N’ 、N”−トリ置換グ
アニン類およびそれらの塩類を開示する。
3、140.231は抗高血圧剤としてのN−メチル−およびN−エチル−N”
−オクチルグアニジンおよびそれらの塩類を開示する。
3.252,816は抗高血圧剤としての種々のN−置換および未置換シンナミ
ルグアニジン類、および一般に対応するNo−およびNo−アルキル置換化合物
およびそれらの塩類を開示する。
3.547.951は抗高血圧活性を有する1、3−ジオキソラン−4−イル−
アルキル置換グアニジン類を記載し、そして他方のアミノ基上の可能な置換基と
してn−ブチルを含む低級アルキルを開示する。
3.270.054は交感神経抑制剤および抗ビールス剤としてのN’ −およ
び/またはN”窒素原子上に最大2個のアルキル基を有するN−2−アダマント
−1−イル−およびN−2−ホモアダマント−1−イルオキシエチル−チオエチ
ル−および−アミノエチルーグアニジン誘導体を開示する。
3.301.755は低グリセリン血症および抗高血圧剤としてのN−エチレン
性未置換アルキルグアニジン類および対応するN”−および/またはN”−低級
アルキル化合物を開示する。
3.409.669は降圧剤としてのN−シクロヘキシルアミノ−(3゜3−ジ
アルキル置換プロピル)−グアニジン類および対応するN”−アルキル−および
/またはN”−アルキル置換化合物を開示する。
3.248.426(実施例5)はその置換基が疎水性炭化水素基であり、その
一方がナフチルメチルであり、他方がn−ブチル基である1゜3−ジ置換グアニ
ジンを開示する。
3、639.477は食欲減退作用を有する化合物としてプロポキシグアニジン
を開示する。
3.804.898は血圧降下剤としてN−ベンズシクロブテニルおよびN−ベ
ンズシクロブテニル−アルキル−グアニジンおよび対応するN”−アルキルおよ
び/またはNo−アルキル置換化合物を開示する。
3.968.243はN−アラルキル置換グアニジン類および対応するN。
−アルキル−N″′−アルキルおよびN”、No−アラルキル化合物が心臓不整
脈の治療に有用であることを開示する。
3.975.533は0−ハロベンジリデンアミノグアニジン類および精神抑う
つ症を克服するための抗うつ剤としてのそれらの使用を開示する。
4.007.181は抗不整脈および利尿作用を有するとしてイミン窒素上にア
ダマンチルによって置換された種々のN、N”−ジ置換グアニジン類を開示する
。
4.051,256は抗ビールス剤としてN−フェニルおよびN−ピリジル−N
o−シクロアルキルグアニジンを記載する。
4.109,014は血管収縮剤としてN−ヒドロキシ置換グアニジン類および
対応するN”−メチルジ置換グアニジン類を開示する。
4、169.154は抑うつ症の治療におけるグアニジン類の使用を開示する。
4.393,077は神経節ブロッキング剤としてN−置換および未置換フェニ
ル、N−置換メチル−No−未置換モノ置換お、よび置換−N”−未置換および
置換グアニジン類を開示する。
4.471.137は化学合成において立体障害塩基であるN、N、N’ 。
No−テトラアルキルグアニジン類を記載する。
他の置換グアニジン類の例として、例えば1,422.506τ1.640.1
80:3.159.676; 3,228.975; 3.248,426:
3,283.003; 3,320,229; 3.547゜951: 3.6
39,477; 3.784.643: 3.975.533; 4.060.
440;および4.161゜541を見よ。
Ge1uk、 H,W、、 etal、 J、Med、Chem、 12+71
2(1969)は可能性ある抗ビールス剤として、N、N’−ジー(アダマンタ
ン−1−イル)グアニジン塩酸塩、N−(アダマンクン−1−イル)−N”−シ
クロヘキシルグアニジン塩酸塩、およびN−(アダシンクン−1−イル)−N’
−ベンジルグアニジン塩酸塩を含む、種々のアダマンチルジ置換グアニジン類
の合成を記載する。
われわれは、ある種のN、 N’−ジ置換グアニジン類は選択的シグマ受容体結
合性を持っていることを発見した。
N−アリルノルメ、タゾシン(SKFlo、047)およびサイフラジシンのよ
うなある種のペンゾモルファンアヘン剤は、無痛覚に加え、ヒトに幻覚、離情症
、めいていおよび他の精神異常発現効果を生ぜしめる。サル、イヌおよびネズミ
においては、精神異常発現アヘン剤はモルヒネまたは頚アヘンペプタイドのよう
な古典的アヘン剤の投与で観察されるのと異なる行動的および自律的効果を生ず
る。脳中の特異的“類アヘン”受容体はそのような異型性効果を仲介するものと
信じられる。 Martin et al、(1976) J、 Pharma
col。
Exp、 Ther、 197.517−532参照。シグマ受容体はフェンサ
イクリジン(PCP、エンジェルダスト)の精神異常発現効果をも仲介するもの
と信じられ、または代わりにそのような精神異常発現アヘン剤は特異性PCP受
容体に作用する。Zukin、 R,S、 & Zukin+ S、 R,。
(1981) Mo1. Pharmacol、 201246−254; 5
hannon、 H,E、+(1983) J。
Pharmacol、 Exp、 Ther、 225,144−152; W
hite、 J、 M、 & Holtzman。
S、G、+(1983) Psychoparmacology 80+ 1−
9: Zukin et al、(1986) J。
Neuroches+、 46.1032−1041参照、PCPは精神分裂病
において観察されるのに似た行動的症候群をヒトに発生させる乱用薬物である。
Aniline+ O,& Pitts、 F、N、Jr、、(1982) C
RCCr1tical Riv、 Toxical。
10.145−177参照。シグマアヘン剤およびPCPの強力な精神異常発現
効果のため、シグマ(および/またはPCP)受容体は精神病、特に精神分裂病
においである役割を果たしているものと信じられる。
正常および異常脳機能におけるシグマ受容体の役割の系統的研究は、特異的シグ
マ受容体結合アッセイおよびバイオアッセイの不存在によって妨げられていた。
そのような特異的アッセイの開発はよく特徴化された、高度に選択的なそして強
力なシグマ受容体リガンドを必要とする。最近の研究は、脳膜はインビトロで(
+)(’H]5KP10.047(Su、 T、P、、(1982) J、 P
hara+aco1. Exp、 Ther、 223.248−290)で、
(+)(’81エチルケタゾシン(Ta−、S、W、、(1983) Proc
。
Natl、 Acad、 Sci、 tl、s、A、 80.6730−670
7)で、または(+) (3815KF10+047(Tata、 SJ、 &
Cook、 L、(1984) Proc、 Natl、 Acad、 Sc
i。
υ、S、A、81. 5618−56721; Martin、et al、(
1984) J、Pharmacol。
Exp、 Ther、 231,539−544:および選択的でないがMic
helson、 M、M。
& Labti、 R,A、(1985) Res、 Commun、 Che
w、 Pathl、 Pharsacol、 47+255.263; Gun
dlach et al、 (1985) Eur、 J、 Pharmaco
l、 113.465−466: Largrnt B、L、、 Gundla
ch、 A、L、 & 5nyder、 S、H,(1986) J。
Phamacol、 Exp、 Ther、、(印刷中))で、そして他のもの
よりシグマ受容体に対して明らかに一層選択的な(+)[’H13−(3−ヒド
ロキシフェニル)−N−(1−プロピル)ピペリジン((+)(’H) P P
P ) (Largent et al+ (1984) Proc、 Na
tl、 Acad、 Sci。
U、S、A、 81.4983−4987)で標識できることを示している。
Martinおよび協力者+ Keats & Te1ford、 Keats
、 A、S、 & Te1ford、 J。
“Analgesics : C11nical Aspect、”、 Mo1
ecular Modiffcation inDrug Design、R,
F、Gould+ ed、八dvances in Che+m1stry 5
eries145、 Amer、 Chew、 Soc、 Wash、 D、C
,(1964)+およびHaertzen+Haertzer++ C,A、C
ycla、zocine and Na1orphine on the ad
dictionResearch Center Inventory (AR
CI)、 Psycho−pharmacologia (Berl、)18、
366−377(1970)による初期の試験管内研究の後、多数の研究者は異
なるアヘン剤受容体(ミュー受容体、カッパ受容体およびシグマ受容体)を試験
管内で生化学的に特徴化することを述べた。
試験管内試験における別のシグマ受容体の存在の最初の証拠は、トリチウム標識
した5KF−10,047によって明らかに選択的に標識されたモルモット脳膜
中のエトルフィン到達不能結合部位を記載する雑文中にSu (1982)によ
って提供された。5KF−10,047は脳中の多数の類アヘン受容体を標識し
得るという事実を克服するため、Suは過剰の未標識エトルフィンの存在下トリ
チウム標識5KF−10,047を使用して彼の受容体結合アッセイを実施した
。エトルフィンはデルタ受容体、ミュー受容体およびカッパ受容体を殆ど等しい
力価を持って結合することが知られた非常に強いアヘン剤アゴニストである。S
uはエトルフィンを脳膜調製物中のすべてのミュー、カッパおよびデルタ受容体
を飽和させるために使用した。これは彼をして明らかにミュー、カッパおよびデ
ルタ受容体と異なるシグマ結合部位を検出することを可能とした。
別の実在物としてシグマ受容体を同定することにおける主要な躍進は、Ta+w
et al (1984)がシグマ受容体の選択的標識における以前の問題は
、すべての以前の実験においては5KF−10,047のラセミ体が使われてい
たという事実によって引き起されていたことを示した時に発生した。Taraは
トリチウム標識(+)SKF−10゜047異性体を使用してミュー、デルタお
よび類アヘン受容体とは異なるシグマ受容体を選択的に標識できたことを示した
。他方、Tamは(−)SKF−10,047はミューおよびカッパ受容体を明
らかに標識したが、シグマ受容体は標識しないことを示した。 TaII。
S、W、、 Eur、 J、 Pharm、 109.33−401985)参
照。この発見は今や確認されている。(Mfartin et aL 1984
)行動実験Khuzan et al、 Neuropham、 23+ 9
83−987 (1984); Bradyet al、 5cience 2
15.178−180 (1981)から、5KF−10,047の精神異常発
現効果に単独に責任あるのは(+)SKF−10,047異性体であるという証
拠がある。
シグマ受容体の生学的特徴化の最も重要な発見の一つは、この受容体は幻覚誘発
および精神異常発現効果を有することが知られたすべての合成アヘン剤を結合す
るということであった。生体内で精神異常発現効果を持たないアヘン剤はこの受
容体へ結合しない、最も重要なことに、幻覚誘発アヘン薬物のほかに、シグマ受
容体は精神分裂病患者の幻覚の治療に臨床的に使用される多数の抗精神病薬をも
結合する−(TagおよびCook、 1984 )シグマ受容体への抗精神病
薬結合に関する最初の観察(Su、 1982 )はその後床、く確認され、そ
して臨床的に使用されている最も強力な抗精神病薬の一つである、放射標識した
ハロペリドールを使用した時、脳膜調製物中の結合部分の約半分は実際にシグマ
受容体であり、結合部位の他の半分は明らかにドパミン受容体であることを示し
たTagおよびCook(1984)によって拡張された。
長年大部分の抗精神病薬はまたドパミン拮抗剤であることが知られ、そして以前
精神病患者における抗精神病薬の有益な作用はこれら薬物のドパミン受容体ブロ
ッキング効果に帰因していた。しかしながらTe腸の業績から、多数の臨床的に
使用される精神病薬はシグマ部位へも結合することが明らかである。それ故シグ
マ受容体へ結合するすべての抗精神病薬は幻覚の緩和の有益効果を一方的にまた
は他に発生させることができる。これらの観察を総合すると、シグマ受容体を精
神病、特に幻覚が主要臨床症状である精神分裂病の病原論に関与する主要候補に
する。
現在使用されている抗精神病および精神分裂病薬は、主としてそれらのドパミン
受容体に対する作用のため非常に強い副作用を持っている。副作用は脳の運動機
能を制御する錐体外路神経系への不可逆的損傷をしばしば含む、長期間抗精神分
裂病薬療法下にある患者は協調運動を制御する彼らの能力の永久的損傷をしばし
ば含む。
われわれは、シグマ受容体へ結合する新規な化合物のクラスを同定した。
以上の研究は、シグマ結合部位は1)右旋性ベンゾモルフアンへの立体選択性お
よびナロキソンに対する非惑受性、2)ハロペリドールに対する高い親和性と、
そして強力ドパミン受容体ブロッカ−であることが既知のフェノチアジン抗精神
病薬に対する緩和なないし高い親和性、3)ドパミンおよびアポモルフアンに対
する非惑受性の特徴を持っている。この策謀する薬物選択性プロフィルは、正常
および異常脳機能におけるシグマ受容体の役目の完全な分析を必要とする。それ
を実施するためには、高度に選択的でそして強力なシグマ受容体活性化合物のス
ペクトルが利用できることが必須である。本発明はそのような化合物およびその
ような活性を有する他の薬物を同定する方法を提供する。
本生里立旦煎
本発明の一目的は、シグマ受容体部位へ選択的に結合する新規な化合物のクラス
を提供することである。
本発明の他の一目的は、放射標識され、そして有機化合物のシグマ受容体結合活
性を生体外でアッセイするために有用な化合物を提供することである。
別の目的は、シグマ受容体活性を有する化合物を含む薬剤組成物を提供すること
である。
なお他の目的は、有機化合物のシグマ受容体結合活性を測定する方法を提供する
ことである。
なお他の目的は、シグマ受容体活性と、そして抗精神病および抗うつ病薬として
の有用性を有する化合物をアッセイするための生体外スクリーニング方法を提供
することである。
なお他の目的は、シグマ受容体系機能障害と、異常精神病様行動を示す哺乳類に
おけるそのような行動との関係を決定する方法を提供することである。
他の目的は本発明が関係する分野の当業者には自明であろう。
主発里見塁翌
組成物面において、本発明は一般式
(式中、RおよびR′はそれぞれアダマンチル、シクロヘキシル、または少なく
とも炭素数6の単環炭素環アリールであり、そのうちRおよびR”の環炭素原子
の少なくとも一つは少なくとも一つのトリチウム原子を持っている。)のトリチ
ウム標識N、N’ −ジ置換グアニジン類に関する。
他の組成物面において、本発明は単離した哺乳類脳膜へ結合したN、 N’−ジ
ー(4−[’H]−2−Hlルフェニル)−グアニジンを試験管内で置換する、
その水溶性プロトン化形におけるN、 N”−ジ置換グアニジンの、精神病行動
を示す、もしくは慢性抑うつ症に罹患しているヒトのシグマ脳受容体変調活性を
変えるのに有効な量を単位投与量あたり含んでいる、単位投与形のそしてヒトへ
の全身投与に適した薬剤組成物に関する。
方法面において、本発明は、
a)精神異常発現ベゾモルファン結合活性を有する単離した哺乳類脳膜の既知量
を、(i)前記脳膜のシグマ受容体へ結合することができる既知量の、シグマ脳
受容体を選択的に結合するトリチウム標mN、N’−ジ置換グアニジンおよび(
ii)シグマ受容体結合性についてアッセイすべき水溶性有機化合物の変化する
既知量との混合物と接触させるステップ、b)ステップa)において脳膜へ結合
しなかった前記トリチウム標識化合物から前記脳膜を分離するステップ、C)ス
テップa)において採用した前記有機化合物のモル量に対する、ステップb)に
おいて分離された結合トリチウム標識化合物の割合のモル関係から、前記有機化
合物のシグマ受容体結合活性を決定するステップ
を含む有機化合物のシグマ脳受容体結合活性を測定する方法に関する。
他の方法面において、本発明はその電気的刺激に応答しての収縮がシグマ受容体
結合活性によって増大された単離されたマウス輪静管を試験管内で接触させ、そ
してその増大の反転を決定することを含む、シグマ受容体結合活性を有する幻覚
誘発性ベンゾモルフアンに対する拮抗剤の試験管内スクリーニング方法に関する
。
他の方法面において、本発明は、哺乳類脳膜へ結合したN、 N’−ジー(4−
(’H]−2−Hlルフェニル)−グアニジンを試験管内で置換する水溶性N、
N’−ジ置換グアニジンの、該哺乳類のシグマ脳受容体変調精神的活動を変え
るのに有効なシグマ脳受容体変調量を投与することを含む、シグマ受容体機能障
害に対する哺乳類の異常精神病様行動の関係を決定する方法に関する。
他の方法面において、本発明は、幻覚誘発性ベンゾモルフアンのシグマ受容体活
性に対する拮抗剤であり、および/または哺乳類脳膜へ結合したN、N”−ジー
(4−(”13−2−メチルフェニル)−グアニジンを試験管内で置換する水溶
性N、N”−ジ置換グアニジン、好ましくは式■の化合物を、抑うつ症もしくは
幻覚をそれぞれ緩和するのに有効な量において投与することを含む、慢性抑うつ
症または幻覚に関連した精神病、例えば精神分裂病に罹患しているヒトを治療す
る方法に関する。
詳豊星徽抜
われわれは、モルモット脳膜結合部位から(+) −(’Hl5KF10.04
7を置換するそれらの能力によって証明されるように、本発明のジ置換グアニジ
ン類はシグマ受容体結合活性を有することを発見した。われわれはまた、これら
化合物の一つの〔3H1−標識誘導体、すなわち(”Hl−1,3−ジ−オルソ
トリルグアニジン(N、N’−ジー(4−(311−2−メチルフェニル)−グ
アニジン)。
([3B ]−DTG) 、式
は、モルモット脳膜ホモジネートおよびスライド標本化したラットおよびモルモ
ット脳切片中のシグマ受容体結合部位へ、可逆的に、飽和的に、選択的にそして
高い親和力で結合することを発見した。
われわれは、(+)−(”H13−PPPは同じ部位へ結合することを確立した
。本発明の選択的シグマリガンドの利用可能性は生体外および生体内におけるシ
グマ受容体の特徴化を容易にする。
本発明の好ましいN、 N″−ジ置換グアニジン類は式のものであり、式中Rお
よびR゛は各自生なくとも炭素数4のアルキル基、または少なくとも炭素6の炭
素環アリール基であり、例えばRおよびR′は同一または異なって、炭素数4以
上、例えば4〜12のアルキル、好ましくは直鎖アルキルおよびさらに好ましく
は炭素数4〜8のアルキル基、例えばブチル、イソブチル、tert−ブチル、
アミル、ヘキシル、オクチル、ノニルおよびデシル;炭素数3〜12のシクロア
ルキル、例えばシクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チル、1.4−メチレンシクロヘキサン、アダマンチル、シクロペンチルメチル
、シクロヘキシルメチル、1−または2−シクロヘキシルエチル、および1−1
2−または3−シクロヘキシルプロピル;例えば炭素数18までのそして1〜3
個の独立のもしくは縮合芳香環を含んでいる炭素環アリール、アルカリールまた
はアラルキル、例えばフェニル、0−lm−もしくはP−)リル、m、m’−ジ
エチルフェニル、o−、m−もしくはp−エチルフェニル、m、m”−ジエチル
フェニル、m−メチル−m゛−エチルフェニル、0−プロピルフェニル、ナフチ
ル、2−ナフチル、およびビフェニルである。
加えて、グアニジン基に比較して化学的にそして生理学的に不活性な1,2.3
またはそれ以上の置換基、例えば炭素数1〜8のアルキル、例えばメチル、エチ
ル;ハロ、例えばクロロ、ブロモ、イオド、フルオロ;ニトロ:アジド;シアノ
:イソシアナート、アミノ、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、トリ
フルオロメチル、炭素数1〜8のアルコキシ例えばメトキシ、エトキシおよびプ
ロポキシ、アシロキシ例えば炭素数1〜8のアルカノイルオキシ、例えばアセト
キシおよびベンゾキシ、アミド例えばアセタミド、N−エチルアセタミド、カル
バミド例えばカルバミル、N−メチルカルバミル、 N、 N’−ジメチルカル
バミル等がRおよびR′炭化水素基上に存在してもよい。
特に好ましいのは、例えばo−、m−もしくはp−位において、またはフェニル
がジ置換の時o−,p−もしくはm=、m’ −位において前記置換基の一つ以
上で置換された、必ずしも同じでなくてもよいRおよびR”が各自フェニルであ
る、またはRがここに定義したものであり、Roがアダマンチルである式■の化
合物である。
特定の例は、RおよびRoが両方ともフェニルまたはP−)リル;Rがo−トリ
ルでRoがp−プロモーo−トリル、p−CF、−。
−トリル、P−イオドーo−)リル、p−イオドフェニル、P−アジド−0−ト
リル、シクロヘキシルまたはアダマンチル;そしてRがフェニルでRoがp−ブ
ロモ−o−)リル、p−イオドー〇−トリル、m−ニトロフェニル、またはP−
イオドフェニルである化合物である。
本発明の高度に活性のジ置換グアニジン類、例えばDTGは、フェニル軸を持つ
(+)3−PPPと、そして舟型のピペリジン核とアリル軸を持つ(+)−3K
FI0,047と実質上同じ立体構造を持っている。シグマ受容体結合活性を有
する化合物の立体構造のこの類似性は、他のN、 N’ −ジ置換グアニジン類
のシグマ受容体結合活性の可能性レベルを予測するためのスクリーニング技術を
提供する。
RおよびRoが炭素環アリールである前記化合物の意図する均等物は、アリール
基が複素環、例えば2−および4−ピリジル、2−および3−N−メチルピロリ
ル、2−および3−フラニル、2−および3−チオフラニル、2−および3−ベ
ンゾフラニル、2−ベンゾオキサゾイル等である化合物である。
単離および/または製造され、そして前記試験管内(’)I]DTG置換活性を
有することが見出された化合物の例は、N、N’ −ジプチルグアニジン、N、
N“−ジフェニルグアニジン、N、N’ −ジーo−トリルグアニジン、N、N
’−ジー(2−メチル−4−ブロモフェニル)グアニジン、およびN、 N’−
ジー(2−メチル−4−イオドフェニル)グアニジン、N−(2−メチル−アジ
ドフェニル)−N”−(2−メチルフェニル)グアニジン、N−(アダマンチル
)−N’ −(2−メチルフェニル)グアニジンである。
ジ置換グアニジン類のシグマ受容体活性のレベルは、各自20回トライアルの期
間をもって分離トライアル回避模範においてサイフラジシン(2,0■/kg)
と食塩水の腹腔的注射を判別するように訓練されたラットを使用する差別的刺激
性テストにおいて生体内で決定することもできる。例えば、DTGおよびDPG
はサイフラジシンと同じ濃度において完全に代替可能であった。(Holtzm
an、 s、c、IEmeroy IJniversity、 At1anta
、 Georgia、私信)試験管内における化合物のシグマ受容体活性は、そ
の電気的刺激に応答しての収縮が化合物、好ましくは幻覚誘発性シグマベンゾモ
ルフアン、例えば(+)−PPPによって増大された単離したマウス輪精管を試
験管内において種々濃度のテスト化合物と接触させ、そしてもしあれば前記増大
の反転の量を決定(測定)することよりなるスクリーニング操作によって決定す
ることもできる。
われわれによって実施された実験のこれからの議論はこれら選択的シグマ受容体
リガンドの一つ、すなわちN、N’−o−)リルグアニジン(DTC;)に関す
るが、該化合物の活性および有用性は単離したモルモット脳膜へ試験管内で結合
したN、N’−ジー(4−[’)I]−2−メチルフェニル)グアニジンと試験
管内で競合し、そして置換する他のジ置換グアニジン類に対して匹敵して当ては
まる。
本発明のシグマ受容体結合活性測定方法の実施において、(+)−3KF10,
047等精神異常発現ベンゾモルフアン結合活性を有する、哺乳類例えばヒトも
しくは他の霊長類、ブタ、ネズミ類例えばラットもしくはモルモットの脳膜の既
知量と、適当な水性ビヒクル、例えば生理食塩水中において、通常適当な水性ビ
ヒクル中の溶液中の(i)脳膜の前記の量へ完全に結合できる量の本発明のシグ
マ受容体活性を有するトリチウム標識N、N’−ジ置換グアニジンと、(ii)
投与量レスポンスカーブが得られるように十分に変化させた既知量のそのシグマ
受容体活性をアッセイすべき水溶性有機化合物との混合物とを接触させる。投与
量レスポンスカーブを得るための技術は標準的であり、当業者には良く知られて
いる。典型的には、そのような混合物10ないし120、そして好ましくは30
ないし90を使用して、混合物中に存在するトリチウム標識化合物のモル量10
−3ないし1030間を変化するモル量を使用することができる。
もしアッセイすベロき有機化合物がシグマ受容体結合活性を持っていれば、その
ような有機化合物の不存在下においては膜へ結合するトリチウム標識の一部は結
合せず、そしてそのため膜から分離することができる。結合せずに残っている量
は有機化合物のシグマ受容体活性と、そしてトリチウム標識化合物に対する混合
物中のそのそル比に正比例する。
二つの化合物は任意の便利な合計濃度、例えば10−1ないし10’mMにおい
て使用することができる。
次にステップにおいて、膜を分離し、その中でステップ(a)が実施された溶液
がなくなるまで洗浄する0次にステップにおいて、膜からこのように分離された
トリチウム標識化合物の量が、例えば分離された溶液および洗液の合計放射能レ
ベルを測定し、そして有機化合物の不存在下前記のステップを同じ量のトリチウ
ム標識N。
N”−ジ置換グアニジンについて実施した時得られる放射能と比較することによ
って決定される。
この方法の次のステップにおいては、有機化合物のシグマ受容体結合活性がこの
ようにして得られた投与量レスポンスカーブから決定される。
以上のステップのすべては慣用であり、そしてシグマ受容体結合活性を有する他
のタイプの3H標識化合物について先行技術において採用されている。しかしな
がら本発明方法は、本発明のトリチウム標識N、N”−ジ置換グアニジン類はシ
グマ受容体による結合に対して高度に選択的であり、そのため他の瓶受容体へ結
合する有機化合物と競合しない点においてユニークである。
これらジ置換グアニジン類は慣用の化学反応により、例えばRおよびRoが同じ
である時は、対応するアミンと臭化シアンとの反応によって容易に製造すること
ができる。使用することができる他の方法は、アミンとあらかじめ製造したアル
キルまたはアリルシアナミドの反応を含む。5afer+ S、R,at at
、 J、 Org、 Chem、+ 13=924(1948)を参照。これは
置換基が同じでない1.3−ジ置換グアニジンの製造のためわれわれの研究室に
おいて採用した方法である。非対称グアニジン類の最近の合成については、G、
J、Durant et al+ J。
Med、 Chew、、 28:1414(1985)およびC,A、Mary
anoff et al−+ J、Org。
Che+*、、 51:1882(1986)を見よ。
試験管内でシグマ受容体の特徴化は選択的薬物リガンドの不存在のため困難であ
った。大部分のベンゾモルファンアヘン剤は他のアヘン剤受容体(ミュー、デル
タ、カッパ)と交差反応し、それ故受容体の特徴化および単離には限られた価値
しかない、 Pa5ternak etal、(1981) J、Pharmc
ol、 Exp、 Ther、 219.192−198; Zukin、 R
,S、 &Zukin+ R,S、 & Zukin、 S、R,+(1981
) Mo1. Pharn+、 20+ 246−254;Ta11. SJ、
、(1985) Eur、 J、 Pharmcol、 109.33−41参
照。(’HADTGは特異的にそして高い親和力を持ってモルモット脳膜中の単
一クラスの結合部位へ結合する。これら部位の結合特性および薬物特異性プロフ
ィルは、1)ナロクソン非惑受性および(+)SKFIなベンゾモルファンアヘ
ン剤の右旋性異性体に対する立体選択性、2)ハロペリドールおよびある種のフ
ェノチアジン抗精神病薬に対する高い親和力、3)(−)ブタクラモールに対す
る立体選択性、および4)ドパミンおよびアポモルフインに対する非感受性を含
む、シグマ受容体に対して提案されたものと一致する。(’HIDTGHはシグ
マ部位に対し選択的であるたった二つの公知化合物の一つである。もともとドパ
ミン自家受容体拮抗体として提案された他のもの、(+)(”813−PPPは
、最近ラット脳膜結合アッセイにおいてシグマ部位に対して選択的であることが
示された* Largent etal、 (1984)前出参照、われわれの
実験はモルモットにおいてこれら知見を確認し、そして〔知IDTGおよび(+
)[”)113−PPPは実質上同じ受容体結合特性および薬物選択性プロフィ
ルを持っていることを示した。以前の研究は、シグマ部位は(±) (’H)
5KFI0.047. (+)[3H]エチルケタゾシンおよび(+)(”H]
5KFI0,047で標識できることを示した。しかしながら、これらリガンド
はシグマ部位に対して選択的でなく、そして結合アッセイにおいて交差反応する
非シグマ結合部位をマスクするために適当な薬物の存在を必要とする。
(3H]DTGはシグマリガンドとして多数の利点を持っている。
それはシグマ部位に対して高度に選択的であり((’)l l5KF10゜04
7および(+)[3H]エチルケタゾシンと異なって)、それは高程度の特異的
結合を有しく総結合の90〜97%)、そしてそれはキラルでない比較的単純な
化学構造を有する((+)(”)113−PPPおよびベンゾモルファンアヘン
剤と異なって)。これらの特徴は、構造対活性研究のための類縁体の合成のため
の、そして不可逆的シグマ受容体リガンドの設計のための、例えばRおよびRo
の少な(とも一方がアジド置換炭素環アリールである式■の化合物の良い出発化
合物である。
(3H]DTGで標識したシグマ部位は、それがナロクソン不感受性であり、そ
してベンゾモルフアン薬物の右旋性異性体に対し立体選択性を示すので、普通の
(ミュー、デルタ、カッパ)アヘン剤受容体に明らかに関係しない。これはアヘ
ン剤の左旋性異性体に対して選択的なナロクソン感受性アヘン剤受容体に比較し
て逆の立体選択性である。シグマ受容体はそれ故シグマ“アヘン剤”受容体と呼
ぶべきではない。精神異常発現アヘン剤の右旋性異性体に対するシグマ受容体の
薬物選択性は、ベンゾモルフアン薬物の慣用のアヘン剤受容体活性とシグマ(行
動的)活性との間を弁別するように計画された動物実験における右旋性対左旋性
アヘン剤の薬理学的プロフィルとよ(相関する。Cowan、 A、(1981
) Life Sci、 28.1559−1570;Brady、 K、T、
et al、(1982) 5cience 215+ 178−180;
Khazan、 N、 etal (1984) Neurophar+aac
o1.23.983−987参照。
(”HIDTGを用いるオートラジオグラフィー研究はスライド標本としたネズ
ミ脳切片におけるシグマ部位を可視化し、そしてシグマ部位は(’HIDTG結
合の分布がミュー、デルタ、カッパアヘン剤受容体の分布から区別されるから、
ミュー、デルタおよびカッパ受容体から異なっていることを確認する。しかしな
がら(’H]DTG結合部位の解剖学的分布は、(+)(”HF2−PPP結合
部位の分布に同じか非常に類偵しており、二つの放射性リガンドは同じ結合部位
を標識することをさらに確認する。(’H]DTG結合部位のハロペリドールお
よびドパミン自家受容体拮抗体でもあるある種のフェノチアジン抗精神病薬(表
■)に対する高い親和性は、シグマ受容体とドパミンDt受容体との関係につい
て疑問を生じる。提出された結果は、ドパミン受容体のオートラジオグラフィー
分布は似ておらず、そしてドパミンおよびアポモルフインは(3H)DTG結合
部位と相互反応しないため、[’H]DTG部位はドパミンDz受容体から明瞭
に区別される。
さらに、〔3H1で標識したシグマ部位は、(+)ブタクラモールに対して立体
選択性であるドパミンD2受容体に比較して逆の立体選択性である(−)ブタク
ラモールに対し立体選択性である。
[3H]DTGで標識したハロペリドール感受性シグマ部位は、競合実験におい
て強力な幻覚誘発性PCPに対して緩和な親和性を持つことが発見された。これ
は(+)(’HISKFI0.047または(十)[’H]3−PPPをシグマ
部位の標識に使用した他者による知見と一致する。しかしながらPCP受容体結
合アッセイにおいては、〔コHIPCPはZukinおよび協力者、 Zuki
n et al、(1981,1986)前出、によってPCP/シグマアヘン
剤受容体と命名され、(3HIDTGまたは(+)[’H]3−PPPで標識し
たハロペリドール感受性シグマ部位とは別物であるハロペリドール非感受性PC
P結合部位を主に(専らでなく)標識した。対称的に、(”HIDTGは、すべ
ての特異性結合はハロペリドールによって置換され、そして[″H]DTC;結
合の解剖学的分布はPCP受容体の分布から区別されるから、ハロペリドール感
受性シグマ部位を専ら標識するように見える。さらに未標11iDTGは[”H
]−PCP結合アッセイにおいて実質上不活性である( S、 William
Tao+、 E、1.DuPont DeNemours & Co、 Wi
1mingtor++ Delasvare、私信)。これら二つの結合部位の
どちらがPCPおよび精神異常発現ベンゾモルファンアヘン剤の行動的効果を発
生させるのに責任があり、そしてそれ故Martinet al (1976)
、前出によって仮説されたシグマ受容体に相当するかについてつくらか論争が存
在する。 Zukin及び彼の協力者はPCPおよび精神異常発現性ベンゾモル
ファンアヘン剤の行動効果はそれへペンゾモルファンアヘン剤が緩和を親和力を
もって結合するハロペリドール非感受性PCP部位によって仲介されると主張し
た。
Largent et al (1986)前出は、PCPおよび精神異常発現
性アヘン剤(7) 行動効果はハロペリドール感受性シグマ部位を通じて仲介さ
れることが等しく可能があることを示唆する情況証拠を引用した。
(3)1]DTGはハロペリドール感受性シグマ部位のみを標識し、そしてハロ
ペリドール非感受性PCP部位を有意義に相互作用しないので、プロトタイプの
シグマリガンドとして本発明のDTGまたは他の対称置換グアニジン類を使用す
る行動研究はこの論争を解決するに違いない。
多分このおよび他の研究から生まれたシグマ部位の薬物選択性についての発見の
最も重要な局面は、それらは精神分裂病の治療に臨床的に使用される非常に強力
な催幻覚薬(ハロペリドール、フェノチアジン類)と相互作用することである。
この策謀する薬物選択性プロフィルは抗精神病薬作用および異常脳機能における
シグマ受容体の役目の研究を目的とした研究を容易にする。選択的シダマリガン
トとしてDTGおよび類似のN、N’ −ジ置換グアニジン類の利用可能性はそ
のような研究を容易にするのに役立つに違いない。
グアニジン類一般および特にN、N’ −ジフェニルグアニジンのように、式■
の化合物を含む本発明のジ置換グアニジン類はゴム、例えば天然ゴムおよびエポ
キシ基含有アクリルゴムの加硫促進剤であり、そしてN、N’−ジフェニルグア
ニジンと同じ態様でそのような目的に使用することができる。このため(3H]
DTGは加硫ゴム製品、例えばタイヤトレッド中へ添加することができ、水によ
るそれからのゴムの損失速度を放射能の損失速度によってモニターすることがで
きる。
本発明の化合物はシグマ受容体に対して高度に選択的な親和性を有する。従って
それらはベンゾモルフアンの活性の一部、すなわち他の非シグマ受容体へのベン
ゾモルフアンの結合によって生成されたものではない、ハロペリドール惑受性シ
グマ受容体への結合によって生じたものを持つことができる。例えば、ベンゾモ
ルフアンはシグマ受容体において散瞳および頻脈およびそれらの顕著な精神異常
発現効果を発生させるように作用し得る。従ってDTGは、今日までベンゾモル
フアンの非シグマ受容体との交差反応性によって妨げられていたシグマ受容体に
よって仲介される生理学的効果を示すための効果的な道具である。加えて、式■
の化合物の少なくとも一部、例えばN、N’−ジエフェニルおよびN、N’ −
ジー0−メチルグアニジンは、シグマ受容体がノルアドレナリン放出を刺激する
マウス輪精管中の神経末端中のシグマ受容体上の拮抗剤であり(われわれによっ
て発見された現象であり、そしてCNS刺激剤および抗うつ薬のための新しいス
クリーニングテストを提供する)、そしてそのため血圧降下剤(抗高血圧剤)で
ある。弐■の他の化合物はアゴニストであり、そのため血圧を上昇する。催幻覚
ベンゾモルフアン、例えば(+)3−PPPおよびTCPの例えばマウス輪精管
のシグマ部位におけるシグマ受容体結合活性に対する拮抗剤である化合物は、幻
覚に関連した精神病、例えば精神分裂病の症状の緩和に有用である。
本発明の治療方法面、例えば幻覚に関連した精神病に罹患しているヒトの治療の
実施においては、そのヒトへ、幻覚を緩和するのに有効な量において、催幻覚性
ベンゾモルフアンのシグマ受容体結合活性に対する拮抗剤である水溶性N、N’
−ジ置換グアニジンが投与される。好ましくは該グアニジンは、RおよびR′が
同じで、そして各自生なくとも炭素数4のアルキル基、炭素数3ないし12のシ
クロアルキル基、または少なくとも炭素数6の炭素環アリール基である式■の化
合物の一つである。好ましい面においてはヒトは精神分裂病であり、他の好まし
い面においては、化合物はN、N”−ジー(2−メチルフェニル)グアニジン、
N−アダマンチル−N。
−シクロへキシルグアニジン、N−アダマンチル−N’−(2−メチルフェニル
)グアニジン、N−シクロへキシル−N’−(2−メチルフェニル)グアニジン
、N、N’−(2−シクロヘキシル)グアニジンまたはN、 N’−ジー(2−
アダマンチル)グアニジンである。
N、N’−ジ置換グアニジン類、例えば式Iの化合物は、プロトタイプのシグマ
ベンゾモルフアンに対してアゴニスト的、アンタゴニスト的または逆アゴニスト
的態様に作用することができる。従ってアンタゴニストとして作用する化合物は
、実験動物による標準的テストによって決定することができる、ベンゾモルフア
ンによって発生するものと反対方向に瞳孔寸法、脈拍および精神活動に作用する
ことが期待できる0個々の化合物の与えられた投与量についての活性のタイプお
よびレベルは活性の各自についての良く知られた薬理学プロトコールを使用する
日常的実験によって慣例的に決定することができ、その投与量において処置し得
る対応する症例は薬理学的結果に基いて当業者に良く知られているであろう。本
発明の化合物は、既知の薬剤プロリキシンおよびソラジンに類似して、精神病的
状態、例えば精神分裂病を治療するそれらの抗精神病活性のため、およびシグマ
受容体中毒状態の診断のために特に価値がある。
本発明の3H−D T Gは、シグマ受容体結合部位に対する選択的リガンドで
ある、本発明のジ置換グアニジンのような化合物のためのスクリーニング道具と
して有用である。それらはそのままでシグマ受容体仲介催幻覚精神障害の診断お
よび治療に有用な化合物のスクリーニングに有用である。例えば、推定される天
然リガンドに対するアゴニストである化合物は内分泌性リガンドの過多の結果で
あるそのような精神障害を一時的に再発させ、そして天然リガンドの異常な不足
の結果である精神障害を緩和するであろう。置換ジグアニジンが推定内分泌リガ
ンドに対する拮抗剤である時は反対が発生する。どちらの場合でも、投与したリ
ガンドによる精神障害の一時的変化は、それはシグマ受容体関連病であることを
確認し、それによって可能性ある他の原因、例えば薬物中毒を排除し、そしてそ
の治療を容易化する。
(’H)DTGはわれわれの研究室において決定したように高い親和力をもって
ヒト脳膜受容体へ結合する。それ故(H)DTGの他の用途は、受容体密度また
は正常組織(影響されない対照)と対比して精神または神経病理を示す患者の死
後組織における機能の測定によって精神病の神経化学を開拓することである。こ
の論題は受容体結合アッセイおよびオートラジオグラフィーによって研究するこ
とができる。
本発明の化合物は経口的に、または注射、例えば筋肉内、腹腔内または静脈内注
射によって投与することができる。最適投与量は慣用方法によって決定すること
ができる。本発明に使用するジ置換グアニジン類の全部でなくても大部分が実質
上水不溶性のため、それらは通常それらのプロトン化形で、例えば有機もしくは
無機酸の薬剤学的に許容し得る塩として、例えば塩酸塩、硫酸塩、ヘミ硫酸塩、
リン酸塩、硝酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩、クエン酸塩等として投与される。
本発明の化合物は慣用の賦形剤、すなわち薬剤学的に許容し得る、活性化合物と
有害的に反応しない非経口、経口または局所用途に適した有機もしくは無機担体
物質との混合物中に使用することができる。適当な薬剤学的に許容し得る担体は
、水、食塩水、アルコール、植物油、ポリエチレングリコール、ゼラチン、ラク
トース、アミロース、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ケイ酸、粘性パラフ
ィン、香油、脂肪酸モノ−およびジグリセライド、ペンタエリスリトール脂肪酸
エステル、ヒドロキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン等を含むが、そ
れらに限らない、製剤は滅菌することができ、もし望むならば補助剤、例えば滑
沢剤、防腐剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧調節塩類、緩衝剤、着色剤、矯
味および/または芳香物質、および活性化合物と有害に反応しない類似物質を混
合することができる。
非経口用途のためには、溶液、好ましくは油性または水性溶液、懸濁液、エマル
ジョン、座薬を含む内植等が特に適当である。アルプルは便利な単位投与量であ
る。
経口使用のためには、錠剤、丸剤またはタルクおよび/または炭水化物担体また
は結合剤その他を有するカプセルが特に適当であり、担体は好ましくはラクトー
スおよび/またはコーンスターチおよび/またはバレイショデンプンである。甘
味をつけたビヒクルが使用されるシロップ、エリキサ−等を使用することができ
る。活性物質が例えばマイクロカプセル化、多層コーティング等によって応差的
に崩壊し得るコーティングによって保護されている徐放製剤を処方することがで
きる。
一般に本発明の化合物は、単位投与あたりN、N’ −ジ置換グアニジンを約0
.1ないし約IQ3mM含む単位投与形に分配される。
非経口投与、例えばi、 p、またはi、m、が好ましく、本発明の化合物は精
神病、例えば精神分裂病に悩んでいるヒトの治療に特に価値がある。この点に関
し、それらは既知のメジャートランキライザーと実質上同じ態様で使用すること
ができる。 ゛使用される活性化合物の実際に好ましい量は、使用される特定の
化合物、処方された特定の組成物、投与モード、および特定の投与部位に応じて
変わることが認められるであろう。与えられた投与プロトコールに対する最適の
投与割合は、以上のガイドラインに関して実施して慣用の投与量決定テストを使
用して当業者により容易に確かめることができる。
N、 N’ −シーo−)’Jルグアニジンのシグマ受容体結合活性は、内因性
シグマ受容体リガンドの精製および特徴化に関する研究の間に発見された。この
研究の初期において、多数の抽出溶媒がウシ脳から内因性シグマ受容体リガンド
の抽出するそれらの適正についてテストされた。ある種の抽出溶媒(特にアセト
ン)はモルモット脳膜結合部位から(+)(3H)SKFlo、047を強力に
置換した未同定物質を含んでいた。この物質の受容体結合特徴化は、結合活性は
競合的で、可逆的で、むしろ強力であることを示した。これら溶媒中に発見され
た3化命物の強力なシグマ受容体結合性のため、これら化合物は逆相HPLC操
作を使用して均一にあるまで精製さみ合わせによって決定された。抽出溶媒から
精製された三つのシグマ受容体結性化合物の一つは1.3−ジー0−トリルグア
ニジン(DTG)であることが証明された。
その構造上の特徴化の後、合成りTGが(+) (”H) SKF 10゜04
7結合アッセイにおいてテストされ、そして(+) (”H) 5KF10,0
47をその脳膜結合部位から70mMのKdをもって置換することが発見された
。この置換は競合的であり、そして完全に可逆的であった。
単離されそして特徴化された他の二つの化合物は、ジフェニルグアニジン(DP
G)およびジブチルグアニジン(DBG)であって、両方とも(+)(”H)S
KFlo、047結合アッセイにおいて活性であった。
(+)(”)I)SKFlo、047をその結合部位から置換するDTGおよび
関連化合物の高い力価のため、DTGのトリチウム標識誘導体を合成することが
決定された。そのためN、 N’−ジー(2−メチル−4−ブロモフェニル)グ
アニジンがトリチウムガスによる接触還元にかけられ、これは二つの臭素原子を
トリチウム原子で置換し、N、N’−ジー(p (”H) −o−)リル)グア
ニジンを以下に記載するように生成した。
これ以上考究することなく、当業者は以上の説明を使用して、本発明をその全範
囲にわたって利用できるものと信じられる。それ故以下の好ましい具体例は単に
例証と解すべきであり、開示の残部の限定と解すべきではない。
以上の説明および以下の実施例において、すべての温度は未補正の摂氏で述べら
れ、そしてすべてのパーセントおよび部は、特記しない限り重量による。
製−盈
一般的操作:
融点は未補正である。NMRスペクトルは300MHzで作動するゼネラル、エ
レクトリックQB−300スペクトロメーターに記録した。化学的シフト(δ)
は参照として重水素化した溶媒の残存プロトン信号(CHCD、OD δ3.3
00. CHCls δ7.260゜HDOδ4.80)、または溶媒の130
信号(CD、OD δ49゜Q Q、CDCIs δ77. OO)を使用して
与えられる。すべての溶媒は試薬級品質であワた。乾燥溶媒が必要な場合、それ
らは使用前CaHtまたはNaから蒸留された。
アダマンタン−1−イルシアナミドは、Ge1uk、 NJj、、et al+
J。
Med、 Chew−、1969,12,712−716によって以前記載され
たように、アミン゛とエチルエーテル中の臭化シアンとから製造された。(2−
メチルフェニル)シアナミドも同様にして製造された。
N、N’−ジー(アダマンクン−1−イル)グアニジン塩酸塩は、Ge1uk
et alの方法に従って合成された。
蒸留水(70m)中具化シアン(846mg、 8.06ミリモル)のかきまぜ
た溶液へ、4−ブロモ−2−メチルアニリン(アルドリッチ、エーテル/ペンタ
ンから再結晶)2.997g(16,11ミリモル)を少量づつ加えた。添加中
白色沈澱が生成した。混合物を80℃で4時間かきまぜた。0℃で12時間冷却
した時、粘着性の黄色油が分離し、そして捨てた。透明な水相を約30dへ濃縮
した。生成した白色沈澱を混合物を加熱して再溶解した。これを4℃で12時間
放置した。口過は白色固体430■を与えた。そのうち200■部分を熱水10
Idに溶かし、10%KOH溶液5idで処理した。
混合物をCHC13で抽出し、抽出液を塩水で洗い、M g S Oaで乾燥し
た。溶媒の蒸発は褐色の固体171■を与え・CHC13がらの再結晶は小さい
白色針状晶として4−Br−DTG120■(8%)を与えた。mp209−2
10℃;NMR(300MHz。
CHz OD 、 T M S )δ2.24 (s、3)、7.12−7.2
5 (AB。
2、J=8Hz )、7.35 (s、l) ; 夏 R(KBr) 3460
゜3340.1630cm−’;元素分析CIs H+ s N 3 B r
、計算値:C945,37;H,3,81;N、10.58 ;実測値:C,4
5,34;H。
3.56.N、10.50
2、3H−NN’−ジー0−トリルグアニジン 3HDTGこのように製造した
4−Br−DTG25mg(0,1ミリモル)を〔3H〕ガス(7)20Ciの
存在下接触還元のためAmersham Corporation(ArliA
rlln )leight、 111 ) ヘ提出した。各自25%エタノール
0゜2i中の粗製放射活性生成物2mC1分量づつを溶出のため0.1%トリフ
ロロ酢酸中CH,CN勾配(60分内に0−35%)を用いてVydac TP
218オクタデカシリカカラム上の逆相高速液体クロマトグラフィー(RP−H
PLC)によって精製した。流量はldl/分であった。1分分画を集めた。こ
の分画の部分標本を100倍希釈し、もとの分画の0.1μlに相当する希釈し
た分画10μE部分標本を10M1シンチレ一シヨン流体に溶解し、シンチレー
シジンスペクトロメーター中でカウントした。HPLC装置は2台のWa te
rsHPLCポンプと、自動電子勾配コントローラーと、そしてKra tos
可変波長UV分光光度計からなっていた。放射活性は、41分における主要な対
称的UV (220nm)吸収ピークと一致する主要な対称的ピークとして溶出
した。これは標準的未標識DTGがこのRP−HPLCにおいてカラムから出現
するのと同じ溶出時間である。
(’H)DTGの比活性は、定量的UV−分光分析によって決定された主要UV
吸収ピーク下にあるDTGの量と、そして定量的液体シンチレーションスペクト
ロメトリーによって決定したこのピークに関連した放射活性の量を基にして、5
2Ci/ミリモルであること2−メチルフェニルシアナミド(1,107g、0
.380ミリモル、0−トルイジンから5afer、 et al (1948
)の方法によって製造〕と2−メチル−4−ニトロアニリン塩酸塩とのクロロベ
ンゼン(45m)中の激しくかきまぜた混合物を90°Cで3時間加熱し、25
°Cへ冷却した。得られる淡黄色沈澱を集め、CHICI□で洗い、乾燥すると
所望の生成物の塩酸塩2.284g(91%)を与えた。NMRにより純粋。6
81■サンプルを無水エタノールから2回再結晶すると、次の反応に適当な淡黄
色微結晶として所望生成物の600mg(88%)を与えた。mp 196−2
00’C;NMR(CDOD、300MHz) 2.37 (s、3)、2.4
7 (s、3)、7.33−7.40 (m、4)、7.59 (d、1)、8
.18 (dd、1)、8゜27 (d、1)塩酸塩の473■サンプルを熱水
に溶かし、口過し、25℃へ冷却し、5N NaCH31dで処理した。生成し
た題記化合物の明白色沈澱(遊離塩基)を乾燥しく403■、92%)、そして
95%エタノールから2回再結晶し、黄色板状晶として分析用サンプルを得た。
mp177−179℃;NMR(DC30D、300MHz) 2.31 (s
、6)、 7.01−7.35 (m、5)、 7.98 (dd、1)、8.
06 (d、1)元素分析Cls HIb N 40 !に対する計算値 C6
3,37;H,5,67;N、19.71 i実測値 C263,41;H,5
,42、N、19.90b、N−(2−メチル−4−アミノフェニル)−N’
−(2−メチルフェニル)グアニジン a
バール水素化フラスコへ無水エタノール30d中のN−(2−メチル−4−ニト
ロフェニル)−N’−(2−メチルフェニル)グアニジン塩酸塩(478μlg
)の溶液を仕込んだ。炭末上30%Pd(71mg)を加え、混合物を60ps
iで25°Cにおいて12時間水素化した。すべての以後の操作はアルゴン雰囲
気中で実施した。混合物を遠心し、セライトを通して口過し、口液を減圧下2
mllへ濃縮した。エーテル(21d)を加え、20℃において4時間後白色沈
澱を集め、乾燥し、次の反応に適当な題記化合物(アミン塩酸塩の406+ng
(78%)を得た。m p 232.5−234.5°C,NMR(CD y
OD 、300 M Hz )62.22 (s、3)、2.34 (s、3
)。
6.60 (dd、1)、6.66 (d、1)、6.98 (d、1)、7.
26−7.38 (m、4)
c、N−2−メチル−4−イソシア −トフェニル −N”−2−メチルフェニ
ル グアニジンW DTGITNaOAc (1,767g、21.5ミリモル
)およびHOAc(0゜839g、14.0ミリモル)を溶液の最終容積が10
01dになるように乾燥メタノール中に溶かした。この溶液の12.7 d部分
標本をN−(2−メチル−4−アミノフェニル)−N’ −(2−メチルフェニ
ル)グアニジン塩酸塩199■(0,686ミリモル)へAr雰囲気下で加えた
。次にチオフォスゲン(54,7μI!、86.7mg、 O。
た。反応をシリカゲルTLC(500: 100 : 1=CHC1s :Me
OH: HOAc)によって判定してかきまぜて完結した。水(20d)を加え
、混合物を19−へ減圧濃縮した。
次のステップは、イソチオシアネート基が他の分子上のグアニジン遊離塩基と反
応することを最小にするためすばやい順序で実施した。上の19dfi縮液を0
°Cへ冷却し、そして氷冷した飽和NaHc o s (15d )で処理した
。白色沈澱を含んでいる生成した混合物をCHCl3 (4X15d)で抽出し
た。合併した抽出液を氷冷した食塩水で洗い、乾燥しくM g S O−4)
、セライトで口過し、0濃縮し、ヘキサンを加えた。最終混合物の蒸発乾固はガ
ム状の白色固体(263■9115%)として粗製塩酸塩を与えた。これを無水
エタノール(2d)中に取り、エーテル(80d)を加え、得られた白色懸濁液
を放置して白色針状晶の小塊を得た。結晶を遠心し、エーテルで洗い、CaX2
ml>、乾燥して題記化合物173■(76%)を得た。mp195−197°
C(予熱した浴) ;NMR(CDzOD、300 M Hz )62.347
(s、3)、2.351 (s。
3)、7.23 (d、1)、7.31 (s、1)、7.37,7.26−7
゜40 (m、4); IR(KBr)3466.3138.2927゜215
2.2119. 1646.1631cm−’元素分析C+thH+tCIN4
Sに対する計算値:C,57,74:H。
5.15;N、16.83;実施値: C,57,60;H,5,20;N。
16、64
DIC;ITのトリートリチウム化物はN−(2−メチル−4−二トロー6−ブ
ロモフェニル)−N’ −(2−メチル−4,6−ジブロモフェニル)グアニジ
ンの接触トリチウム化(Aaaersham)によって製造したトリチウム化し
たN−(2−メチル−4−アミノフェニル)−N’ −(2−メチルフェニル)
グアニジンから出発して製造される。トリートリチウム化したアミノ化合物はそ
の製造が後で記載され、そしてシグマ受容体の可溶化に使用した4−アジド化合
物のトリチウム化物の製造のための直前の前駆体としても使用された。
N−ア゛マン ソー1−イルーN°−シクロへキシルグアニジンCI
アダマンクン−1−イルシアナミド(514■、2.92ミリモル)およびシク
ロヘキシルアミン塩酸塩(398■、2.93ミIJ モル)を−所に微細に粉
砕し、200 ’Cで1o分間加熱した。生成するガラス状固体を粉砕し、沸騰
する5%HC150dで2回抽出した。不溶物を口過し、乾燥した。346■、
mp264−270″C(p、h、b、240℃)水性抽出液を25℃へ冷却す
ると白色沈澱が生成し、これを口取する。56■合計粗製物収率44%粗製物サ
ンプル50■のE t OH/ E t z Oからの結晶化は白色針状結晶(
25mg、 mp 269−271°C(p、h、b、240”C)文献値26
8−269℃)を与えた。IHNMR(CDsOD)1.208−1.474
(m、5H)、1.744 (s、9H)、1.967 (s、8H)、2.1
19 (s、3H)、3.434 (m、IH)。
IりCNMR(CD30D)(結合しないブロードバンド)25.55.26.
26.30.96,33.74,3614,42.73N−シクロヘキシル−N
’ −(2−メチルフェニル グアニジン乾燥クロロベンゼン中シクロヘキシル
アミン塩酸塩(310■。
2.28ミリモル)および(2−メチルフェニル)シアナミド(365■、2.
フロミリモル)の懸濁液を125−135°Cで4時間加熱した。溶媒を加熱減
圧蒸発し、残渣をCHzClzと20X8dlO%にHCIに分配した。水性抽
出液をpH9−9,5へアルカリ性とし、4℃で一夜放置した後白色沈澱を集め
た。E t OH/HzOからの再結晶は白色針状晶140■(22%)を与え
た。mp145 146L、’HNMR(CDsOD)1.149 2.054
(m。
10H)、 2.164 (s、3H)、3.50 (m、IH)、6.875
(d、IH,J=7.5Hz )、6.968 (t、IH,J=7.5Hz)
。
7.118 (t、IH,J=7.5Hz)、7.177 (d、IH,J=7
、5 Hz )分析値:C+4Hz+Nsにする計算値 C,72,69;H。
9.15;N、18.16 実測値 C,72,72;H,9,24:N。
18、18
N−ア゛マン ノー1−イル −N”−2−メチルフェニルグアニジン
乾燥クロロベンゼン中アダマンタン−1−イルシアナミド(151g、0.85
7ミリモル)およびo−)ルイジン塩酸塩(1B6■。
0、857ミリモル)の懸濁液を100−130°Cの間で4.5時間加熱した
。クロロベンゼンを加熱減圧蒸発し、残渣(285■)を水18M1に取った。
ガム状の不溶物は捨てる。水性抽出液をpH9−9,5に調節すると沈!(19
4■、71%)が生成した。EtOH/H,Oからの2回の再結晶は分析サンプ
ルを与えた。mp160−161″C,’HNMR(CD300) 1.742
(3,6H) 、2−050 (d、6H,J=2.4z)、 2.029
(s、3H)、6.956 (j、IH,J=8.1Hz)、7.056 (t
、LH,J=8.1Hz)。
7.168 (t、IH,J=7.5Hz)、7.213 (d、IH,J=7
、5 Hz )分析値CI* Hz s N 3 :計算値C,?6.28 ;
H,8,89;N、14.83:実測値C,76,25:H,8,86;N、1
4.60アダマンクン−1−イルシアナミド(299mg、1.70ミリモル)
およびO−ヨードアニリン塩酸塩(433■、1.70ミリモル)を−所に微細
に粉砕し、200℃で10分間加熱した。生成した黒色ガラス状固体を粉砕し、
そしてEtOH/Et、Oから5回再結晶した。生成する淡青色針状晶(80■
)をEtOH4dに溶かし、底から頂部までセライト、炭末、活性アルミナおよ
び砂を詰めた短い(<ICI)カムを通した。無色の溶出液をEtz05m11
!で希釈し、−夜Etzo拡散チャンバー内に放置した。白色針状晶を吸引口過
して集めた。40g、mp274−275°CさらにEt、05mgの添加は同
じ物質の2番晶(31■)を与えた。合計収率21%IHNMR(CDsOD)
1.779 (s、6H)、 2.090 (s、6H) 。
2.165 (s、3H−)、7.168 (t、IH,J=8.1Hz)、7
゜388 (d、IH,J=9.1Hz)、7.503 (t、IH,J=8゜
1Hz)、7.388 (d、IH,J=9.1Hz)、7.503 (t。
IH,J=7.8H2)、8.004 (d、IH,J=1.8Hz)N−(2
−メチルフェニル)−N’ −(2−メチル−4−アミノフェニル)グアニジン
塩酸塩(112■、0.341ミリモル)をH,02dおよび濃HCl100μ
f(1,2ミリモル)中に溶かした。溶液を水浴中で冷やし、そしてH,045
0μl中のNaN0゜(42■、0.61ミリモル)の溶液を添加した。反応混
合物は黄色になり、そして45分間かきまぜ、次に固体N a Ns (43■
、0゜661ミリモル)を一度に加えた。Ntの発生が止んだ後、泡状の固体(
l1mg)を除去し、捨てた。固体のNaOH(96mg、 2.41ミリモル
)を加え、明黄色沈澱をEt20 (3X5#11りで抽出した。合併したEt
zO層を蒸発し、黄色固体をEtOH/HzOから結晶化した。NMR(CDi
OD)2.279 (s、3H)、2.284 (s、3H)、6.864 (
dd、IH,J=2.4Hz、8.4Hz)。
6.914 (d、IH,J=2.1Hz)、7.055 (td、IH,J=
1.8Hz、7.2Hz)、7.136−7.229 (m、4H)遊離塩基と
してN−(2−メチル−4−ニトロフェニル)−N “−(2−メチルフェニル
)グアニジン(281■、0.987ミリモル)をMeOH4111中に溶かし
、水浴中で冷却した。N−ブロモスクシンイミド(H2Oから新たに再結晶)(
531■、2.98ミリモル)を15分にわたって2回加えた。1.5時間後掲
色のスラッジ状反応混合物をMeOH4IIlで希釈し、25°Cへ暖めた。褐
色の固体を口取しく266■)、アセトン/ Hz Oから結晶し、褐色針状晶
(2,6mg、42%、mp193−195°C)を得た。 0.01 nnn
Hgおよび170℃でのこれら結晶の晶華は明白色無定型固体(38■。
mp210 213°C)として分析サンプルを与えた。NMR(CDゴOD)
2.357 (s、3H)、2.488 (s、3H)、7゜444 (d、
IH,J=1.5Hz)、7.669 (d、LH,J=1゜8Hz)、8.0
33 (d、IH,2,1Hz)、8.267 (d、IH。
J=1.8Hz)、8.033 (d、IH,2,1Hz)、8.267 (d
。
IH,2,4H2)分析値CIs HI3B r ! N a Ozに対する計
算値C134,58;H,2,52;N、10.75 :実測値C,34,64
、H。
2.47;N、10.65
モルモ・・ト”への 3HDTG への(’Ql)DTGの合成の高比放射能(
52C3/ミリモル)の純粋な均質生成物を与えた。(’H)DTC,は、特異
的に、飽和的に、可逆的に、そして高い親和性をもってモルモット脳膜へ結合し
た。0゜9 nM (’H) DTG (30,0OOc pm、50%カウン
ティング効率)における典型的実験においては、総結合は2,700 c p
mであったが、10nM DTGまたは10nMハロペリドールの存在下におけ
る非特異的結合は50〜150cpmであった。日常的に結合の90〜97%の
特異的結合が観察された。室温において(3)1)DTGの結合は60〜90分
後平衡に達し、そしてそれは10nM DTGの添加後完全に可逆的であった。
特異的結合は2〜40■組織(アッセイ試験管あたりのもとの湿った脳重量)の
間では組織濃度に比例した。膜の不存在下におけるガラス繊維フィルターへの放
射能の結合は10〜2Qcpmであった。100°Cにおける10分間のアッセ
イ前の膜の煮沸は、室温における30分間のトリプシンおよびプロナーゼ(0,
01■/d)による膜の処理と同様に特異性〔3H〕DTG結合の殆ど完全に(
90%)消失させ、タンパク成分が受容体結合能力に対して重要であることを指
示する。
モルモット脳膜への(’H)DTGの平衡飽和結合を測定するため、ここに記載
のように調製した膜を50mM)リス/HCl1mff1中の0.3mMないし
90mMの種々の濃度において(’H)DTGと室温で120分間インキュベー
トした。得られた値は4回測定の平均でてあった。
飽和データのスキャッチャード解析は、28mMの見掛けKDを持った直線スキ
ッチャードプロットと、84ピコモル/g脳組織(もとの湿重量)の結合部位の
最大数(Bmax)を示す。カーブ適合プログラムリガンド(Munson、
P、J、 & Rodbard+ D、+Ana1. Biochem。
107、220−239 ’)による結合データの解析は一部位結合モデルとの
高い両立性を示した。
・ リガンド 入ア・・セイ
凍結したモルモット脳(Pe1−Freeze、 Rogers+ AK )を
ポリトロンホモジナイザーを使用して0.32 Mショ糖中の10容(W/V)
中でホモジナイズした。ホモジネートを4°Cで900Xgにお(1て10分間
遠心した。上清を集め、4℃で20分間22.OOXgで遠心した。ベレットを
50mM)リス/HCI緩衝液p H7,4の10容中に再懸濁し、37°Cで
30分間インキュベートし、そして4°Cで22.OOOXgにおいて20分間
再び遠心した。ペレ・ントを次に50mM)リス/HCI緩衝液p H7,4の
10容中に再懸濁し、この膜懸濁液の10mff1部分標本を結合ア・ンセイに
使用するまで一70°Cで冷凍保存した。シグマ受容体数または(”H) DT
C;結合のための親和力に対する一70°Cにおける膜の長期保存(〉3月)の
影響は見られなかった。
放射性受容体アッセイのため、凍結膜懸濁液の部分標本を解凍し、50mM)リ
ス/HC1緩衝液p H7,4で10倍に希釈した。12×7511II11ポ
リスチレンまたはガラス試験管へ膜懸濁液0.8−と、0゜9mMの最終濃度の
ための(3H) D、TGまたは(+)〔ゴH)3−PP P 0.11dと、
そして未標識薬物もしくは緩衝液0.1 mlを加えた。
最終インキュベーション容積ld中のタンパク濃度は800μgであり、脳組織
(もとの湿重量)の32■に相当する。非特異的結合は(’H)DTGおよび(
+)(’H)3−PPPの両方に対して10nM DTGまたはハロペリドール
の存在下残っている結合として定義した。室温において90分間インキュベーシ
ョン後、膜懸濁液をBrandel 48ウェル細胞ハーベスタ−(Brand
el、 GaithersburgMD )を用い、Whatman G F
/ Bガラス繊維フィルターを通して速かに真空口過した。フィルター氷冷した
50mMトリス緩衝液(pH7,4室温)3X5dで洗った0口過物をCyto
scint (WestchemProducts、 San Diego、
CA )各10d中に溶かし、カウンティング効率35〜50%において液体シ
ンチレーションスペクトロメトリーによって放射能を測定した。飽和データをI
BMパーソナルコンピューターAT上のデータ解析プログラム、E B D A
McPherson。
c、a、、(1983) Computer Programs Biomed
、 17+ 107−114およびLIGAND Munson+ PJ、&
Rodbard、D+(1980) Anal、Biochem、107+22
0−239の両方を用いてSca tchard 解析によって評価した。IC
50値はセミ対数グラフ上へ置換カーブをプロットし、そして補内法によって決
定した。
3HDTG 人の′・
典型的なシダマリガントと考えられる薬物と、そして他の神経伝達物質、神経変
調物質および薬物受容体と考えられる薬物との置換実験を行った。これら実験は
、(’H)DTG結合部位は右旋性ベンゾモルファンアヘン剤に対し、そして(
−)ブタクラモールに対して立体選択性であり、アセチルコリン、ベンゾジアゼ
ピン、CABAに対して高い親和性を有する薬物や、ミュー、デルタまたはカッ
パ類アヘン剤受容体と有意義に相互作用せず、そしてハコペリドール抗精神病薬
のフェノチアジン群に属するいくつかの薬物に対して高い親和性を有しくハロペ
リドールはテストした薬物のうち最高の置換能力を持っていた)、そしていくつ
かの三環抗うつ剤、PCP、およびカッパ類アヘン剤受容体リガンドU50.4
88Hを含むいくつかの他のクラスの精神作用薬に対して緩和な親和性を有する
ことを示した。
(以下余白)
表 ■
ハロペリドール 5±0.2 17±IDTG 2B±1 53±9
ベルフエナジン 42±10 21±3(+)ペンタゾシン 43±2 8±3
(−)ペンタゾシン 135±3 81±1(±)ペンタゾシン 69±I N
D
(+)3−PPP 76±4 33±12(−)3−PPP 128±21 2
35±60(+)サイフラジシン 365±25 47±12(−)サイフラジ
シン 2.600±210 1.000±0スビベロン 690±21 ND
(−)ブタクラモール 530±49 185±5(+)ブタクラモール 2.
150±250 2.100±71(+)SKFlo、047 625±88
93±5(−)SKFlo、047 4.000±566 2.850±390
PCP 1,050±106 1,000±71トリフロロペラジン 345±
4 NDトリフルプロマシン 606±57 NDクロルプロマジン 1 、4
75±265 NDアミトリブチリン 300±7 ND
イミブラミン 520±14 ND
デスイブラミン 4,000±212 NDノルトリブチリン 2.000±6
40 NDグアナベンズ 4.600±283 NDクロニジン >10,00
0 N D
コカイン >10.000 ND
*ICs。はシグマ受容体が(”H)DTGの半最大置換を生ずるの に要する
薬物のモル濃度である。これは薬物のシグマ受容体結合 能力の直接の測定であ
る。ND=測定せず上のIC,。は2〜4別実験(3回)からの平均値を表す。
以下の化合物は10nM濃度において有意義な置換をおこさなかった。
スコポラミン、5−0H−)リプタミン、ジアゼパム、ビククリン、GABA、
ガンマ−グアニジン酪酸、モルフイン、DAGO,メトルファミド、グイノルフ
ィンA、(leu’)エンケファリン、ベーターエンドルフィン、ナロキソン、
グアニジノ酢酸、クレアチン、クレアチニン、1.1−ジメチルグアニジン、メ
チルグアニジン、ベータグアニジノプロピオン酸、シメチジン+ ”H3−PP
P 人と 9した 3HDTG への゛l1
モルモットにおける(+)(3H)3−PPPと(’H)DTG結合の薬物特異
性とを比較して、(+)(”H)3−PPPはモルモット脳膜と特異的に、飽和
的に(直線状スキッチャートプロット)、可逆的にそして高い親和性をもって結
合することがわかった。(Kp= 30 n M、 Bi+ax= 80ピ’:
I モアL/ / g新鮮扇型43) モア!zモy ) ニ’J3ける(+)
(”H)3−PPP結合の薬物特異性プロフィル(表I)は、ラットについて報
告されたものと非常に似ていることがわかった。Larget et al、
(1984)前出参照。さらに(+) (3H) 3−PPPおよび(3H)D
TG結合アッセイにおける薬物特異性プロフィルとは高度に相関しており(γ=
0.95;P−≦−0.00001 ) 、これは同じ部位を標識している二つ
の化合物と一致している。
オート−ジオグーフィー 売
雄のSprague Dawleyラット(200−250g)およびNIHモ
ルモット(300−350g)とを殺し、それらの脳を速やかに取出し、Her
kenham、 M、 & Pert、 C,B、+(1982) J、 Ne
uroscience 2+ 1129−1149の方法に従った受容体オート
ラジオグラフィーのために処理した。
15μm厚みのスライドに取付けた切片を1■/dのウシ血清アルブミン(BS
A)および〔コH)DTG2nMを含有するトリス/HCI (pH8,0,2
2℃)中で45分間インキュベートした。隣接した切片を非特異的結合を測定す
るため10nMハロペリドールまたは10nM DTGとインキュベートした。
インキュベーションは1■/dBSAを加えた10mM)リス/HCI (pH
7,4゜4℃)中の4×2分の洗浄により停止し、冷空気流中で急速乾燥し、そ
して3H感光性フイルム(sH−ウルトラフィルム、LKB)を備えたX線フィ
ルム中に置いた。フィルムを6〜8週後に現像した(D−19,コダック)。
コHDTG ”のオー −ジオグーフィーロ(”H)DTGを用いるモルモット
およびラット脳切片についての受容体オートグラフィー研究は、ラットおよびモ
ルモットの灰白質全体に拡散分布した特異的結合の低密度を示した。この均質な
結合パターン上に鼓状のそして感覚および運動の構造の不均質の集中した結合の
分布が重なっていた。この結合パターンはラットよりもモルモットにおいて明瞭
であった。(+)(3H)DTG結合についての同様な観察は報告されている。
Largen et al+ (1986)前出参照。
このため(”H)DTC結合の記載は主としてモルモットから誘導された。前脳
においては、(”H)DTGによって中程度ないし密に標識された肢構造はブロ
ー力の対角帯、中隔、視床下部(特に副脳室核)9前後の視床核および不定帯で
あった。中程度ないし密に標識した感覚および運動視床核は味覚リレーおよび網
状核を含んでいた。
標識された他の視床核は副脳室および手綱核であった。非常に高密度の標識は脈
絡叢に見られた。皮質においては高密度の(’H) DTG標識は後脳膨大梨状
体の層■/■および鼻内皮質を占めた。皮質の残部は均質結合の低密度を含んで
いた。海馬形成はピラミッド顆粒球層中の別々の結合に示された。中脳の感覚お
よび運動区域は〔H)DTGによって選択的に標識された。眼運動核、およびさ
らに尾状に滑車核は非常に高密度に標識され、そして上圧および赤核は中程度レ
ベルの結合を持っていた。標識された他の中脳核は背線、脚間核、中央灰質、原
質、ち密部であった0モルモットにおけるち密部の選択的標識はラットの点質全
体に存在する低ないし中程度標識に匹敵する。加えて、非常に密な標識は下交連
器官に見られた。
後脳においては青色部位が最も密に標識された部位であった。
った。小脳の灰白質全体および脳矯網状核中にも中程度ないし高密度結合が見ら
れた。
3HAZ−DTG 人〇゛・
ハロペリドール怒受性シグマ受容体は高い親和力をもって〔3H〕(+) 3−
(3−ヒドロキシフェニル)−N−(1−プロビリピペリジン((31)(+
)3−PPP)および〔りH) 1.3−ジ−ロートリルグアニジン((”H)
DTG)と結合する。その構造を解明するため、新規なりTGの放射性光年安定
性誘導体である(’H) −m−アジド−1,3−ジー0−トリルグアニジン(
(’H)AZ−DTG)を用いてモルモット脳からのシグマ受容体の光親和性標
識を行った。暗所において(’H)AZ−DTGは高親和力(K=28HM)を
もって脳膜中のシグマ部位へ可逆的に結合する。脳膜への〔3H〕AZ−DTG
結合の薬物特異性プロフィルはプロトタイプシグマリガンド(’H)DT(:、
および(3H)(+)3−PPPのそれと同じである。光親和性標識のため、プ
ロテアーゼ阻害剤を含有する脳懸濁液を(’H)AZ−DTGと暗所でブレイン
キュベートし、口過し、hhatman G F / Bガラス繊維フィルター
上で洗った。フィルターを次に長波長UV光で15分間照射した。フィルター結
合タンパクは50mM)リスpH7,4,0,1%ドデシル硫酸ナトリウムで可
溶化した。可溶化したタンパクを5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動にか
ける。5DS−PAGEゲルの螢光写真は、(’H)AZ−DTGは29kDポ
リペプチド中に選択的に取込まれることがわがった。このポリペプチドの標識は
10HMの濃度においてシグマリガンドDTG、(+)3−PPP、(+)ペン
タゾシン、およびハロペリドールによって完全に阻止されたが、同じ濃度におい
てモルフイン、セロトニン、ドパミン、スコポラミンまたはGABAによっては
標識は影響されなかった。これらの結果は、ハロペリドール惑受性シグマ受容体
の結合サブユニットのサイズの最初の見積もりを表す。
マウス の ・に1° れた ルエピネフィIン の1弦
体重25−30gの雄5w1ss Webster マウスを話頭によってと殺
し、輸精管を取出し、洗浄し、250■の静止張力においてSul器官浴中に取
付けた0組織は37°Cに保った変性クレーブス溶液[組成(mM):NaC1
11B、KCl4.75.CaC1z 2.54゜NaHCOs 25.0.K
HzPo、0.93.D−グルコース11.0゜ナoキソ7HCI 0.001
] T:浸し、95%0.および5%CO。
で泡立てた。組織は2C111離した白金リング電極を介して0.1 Hzにお
いて(超最高電圧、1ミリ秒持続時間) Grass S 88刺激器によって
刺激し、Grassポリグラフへ接続したGr’ass F 70.03 )ラ
ンスジューサーを介して等尺的に収縮を記録した。薬物のアゴニスト力価は単一
投与量の通用、薬物に対するレスポンスが安定した時けいれん高さの測定、オー
バーフローによって薬物の洗出しによって決定した。NE濃度を測定した研究に
ついては、以下の改変を除いて上のプロトコールに従った。6本の輸精管を1.
0gの静止張力において単一の5−浴に平行に取付け、組織をアゴニスト投与量
の存在下20分間そのままにし、その期間の終了時浴液を集め、ドライアイス上
で象、速冷結し、NE含量の分析のための電気化学的検出能を持った高速液体ク
ロマトグラフィーにかけた。
(+)3−PPP、TCPはMVD浴液へ適用した時、開始が急速で、2〜5分
で安定な高原に達し、そして化合物を洗い出すことによって急速に逆転する電気
的刺激けいれん振幅の増大を引き起す。
(+)3−PPPに対するレスポンスは投与量依存態様で251.0+3.1H
M SEM(n=15)の安定な再現し得る最高まで増大する。TCPに対する
レスポンスは27.6+3.2HM SEM (n=12)のE Cs。をもっ
て338.2 +27.43 E Mの最高まで増する。(+)3−PPPの存
在下20分インキニベーション後の浴液中のNE含量の測定は、200nMにお
いて著明な増大を示す。200nM TCPのインキュベーション後のNE含量
も有意に増大する。
マウス のノルアドレ リン r上の ・シグマ風主生
(+)3−PPPおよびTCPはマウス輸精管(MVD)においてNEの電気的
に刺激した放出を増大するように作用する。中央結合部位において示されたこれ
らリガンドの受容体特異性は、これらはMVDにおいて別々の受容体において共
通の最終レスポンスを発生するように作用することを示唆する。これらの知見と
一致するPCP作用に対してBartschatおよびBlaustein、
Proc、 Nat、 Acad。
Sci、 U、S、A、、 1966.83:189−192によって提案され
た一つの機序は、作用電位延長および神経伝達物質放出の増大をもたらす電圧制
御された非不活性化に゛チャンネルの阻止である。シグマ受容体の作用機序は以
前には特徴化されていなかった。われわれは、MVDはこの部位における競合的
拮抗物質を同定するための有用なモデルシステムを提供することを発見した。
シグマ受容体結合部位は(+) (’H) 3−ヒドロキシフェニル−N−(1
−プロピル)ピペリジン((+)(3H)3−PPP)およびシグマ受容体結合
活性を有するトリチウム標識N、N’−ジ置換グアニジン類、例えば(3)1)
1. 3−ジー0−)リルグアニジン((”H)DTG)によって選択的に標
識することができる。この結合部位の生理学的機能はこれまで未知であった。わ
れわれは、あらかじめ負荷したマウス輸精管(MVD)からの(H)ノルエピネ
フィリン((’H)NE)の電気的に刺激された放出の(+)3−PPP増大は
催幻覚性シグマベンゾモルフアンに対する拮抗剤であるN。
N゛−ジ置換グアニジン類により、例えば29HMのに、を待ったDTGにより
、そして400nMのKEを持ったN、 N’ −ジ−ローフェニルグアニジン
によって競合的に拮抗されることを発見した。
これは脳膜結合アッセイにおいて28HMのDTGに対するに、および400n
MのDTPGに対するKfに匹敵する。これはMVDにおいて電気的に刺激され
たノルエピネフィリン(NE)放出の増大を仲介する機能的に活性なシグマ受容
体が存在し、そしてDTGおよびDPGはシグマ受容体において競合的拮抗物質
であることを示唆する。本発明のシグマ受容体バイオアッセイ系およびN、 N
”−ジ置換グアニジン拮抗物質は、シグマ受容体に対するベンゾモルフアン類お
よび他の薬物の作用を決定するための、そしてこれら受容体の生理学的役割を研
究するための有用な道具である。
上に記載したように、選択的シグマリガンド(+)3−PPPは、電気化学的検
出能を備えた逆相高速液体クロマトグラフィー(RP−HPLC/EC)を使用
してMVD器官浴液をNE分析にかけることによって測定されるように、MVD
において電気的に刺激したNE放出の投与量依存増加を発生させる。(+)3−
PPPのこの前シナラプス性の作用をさらに詳しく研究するため、われわれは輸
精管を30HMデスオキシコルチコステロンアセテートを含有する(平滑筋組織
中への(3HONEの取込みを阻止するため)クレープズ/リンゲル緩衝液中で
37°Cにおいて30分間95%0□15%COtの連続的吹込み下(”H)
NE (25nCi/af/4輪精管)とインキュベートすることによってMV
DのNE神経末端を前負荷した。実験あたり4輪精管を個々に95%0□15%
CO□飽和クレープス/リンゲル緩衝液中の5−器官浴中に取付け、37°Cに
維持した。
(+)3−PPPは浴中への電気的に刺激した(’H)NE放出の投与量依存型
増大を生じさせた。(+)3−PPPの変化投与量と一所に10nM DTGの
選択的シグマ受容体リガンドを浴液へ添加する時、[’H)NEの放出に対する
(+)3−PPPの効果は完全に消失し、これはDTGが(+)3−PPPのM
VD中ノ(’n)NE関連放射能の放出に対する効果の拮抗剤であることを確認
する。
能膜結合アッセイにおいては、(+)(3H)3−PPPおよび〔3H〕DTG
は同じ結合部位を選択的に標識する。この結合部位は、それがシグマ様行動効果
を持つことが知られたベンゾモルファンアヘン剤に対しては親和性を示すが、し
かしシグマ様行動効果を欠くモルフインおよび他の古典的アヘン剤に対して示さ
ない点でシグマ受容体の薬理学的基準を満足する。さらに、DTGはシグマ結合
部位から(”H)DTGを競合的に置換する。MVD中(7) (3H) NE
放出に対する(+)(’H)3−PPPの効果はシグマ受容体によって仲介され
るから、そしてDTGは(+)3−PPPの作用を消失されるという事実によっ
て証明されるようにDTGは拮抗剤であるから、(+)3−PPPに対するDT
Gの拮抗作用は、DTGの不存在下の(+)3−PPP対照投与量/レスポンス
曲線に比較して右側への4倍シフトを生ずる、120nM DTGの存在下の(
”H)NE放出に対する(+)3−PPPの効果の投与量/レスポンス曲線によ
って証明されるように、競合的である。DTGの不存在下およびDTG70.2
70および960nMの存在下における(+)3−PPP投与量/レスポンス関
係の5child解析(+)3−PPP投与量/レスポンス曲線の右側への対応
した平行シフトを生ずる。 5childプロツトから誘導されたDT、C拮抗
作用のpAt値は29nMの拮抗作用親和力(K1)に相当する。
1.3−ジフェニルグアニジン(DTG)は(”HONE放出に対する(+)3
−PPPの拮抗物質であった。DPGも結合アッセイにおいてシグマ受容体へ結
合するが、しかしDTGより低い親和性を有する。80nM DTGは(3H)
NE放出に対する(+)3−PPPの効果を完全に阻止するが、1.6HM D
TGは(+)3−PPP投与量/レスポンス曲線の右側への4倍シフトを生ずる
。920.3,600および12,800nMにおける5child解析は40
0nMのKEに相当するPAt値を与えた。多数の対照実験は、(+)3−PP
Pの作用はNE放出の増加を生ずる既知の機序や、またはそのようなNE取込み
阻害またはアルファ2アドレナリン性受容体封鎖へ帰せられることを除外した。
機能的に活性な受容体において適当なバイオアッセイ系中の競合的拮抗物質の力
価(K、)は適当な結合アッセイにおけるその親和性に対応しなければならない
が、アゴニストの力価は通常結合アッセイにおけるその親和性に比較してバイオ
アッセイにおいて低いとの仮説は、ここに記載したバイオアッセイにおいて満足
された。二つの競合的拮抗物質DTGおよびDPGについてのに1値は脳膜懸濁
液中の受容体を標識するために(3H)(+)3−PPPまたは〔”H)DTG
を使用するシグマ受容体結合アッセイにおけるそれらのに、/Ki値に殆んど完
全に対応する。対称的に・、(+) 3−PPPアゴニスト活性についてのEC
5Oはその結合親和性より3桁低い。
併せて考えると、これらの知見は(+)3−pPPの(”H)NE放出作用は真
の受容体仲介効果であり、そしてこの作用を仲介する受容体は(”H)(+)3
−PPPおよび(”I()DTGによって脳膜懸濁液中で選択的に標識されるシ
グマ受容体に類似または同一であるらしいことを確立する。
以上の実施例は本発明の一般的にまたは特定的に記載した反応剤および/または
作業条件をもって以上の実施例に使用したそれらを置換することにより、類似の
成功度をもってくり返すことができる。
以上の説明から、当業者は本発明の本質的特徴を容易に確かめることができ、そ
してその精神および範囲から逸脱することなく、種々の用途および条件に適応さ
せるため本発明の種々の変更および修飾をすることができる。
国際調査報告
Claims (41)
- 1.N−(4−アジド−2−メチルフェニル)−N′−(2−メチルフェニル) グアニジン。
- 2.N,N′−ジ−(4−ハロ−2−メチルフェニル)グアニジン。
- 3.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、RおよびR′は各自アダマンチル、シクロヘキシル、または少なくとも 炭素数6の単環炭素環アリールであり、そしてRおよびR′の環炭素原子の少な くとも1個は少なくとも1個のトリチウム原子を持っている。)のトリチウム標 識N,N′−ジ置換グアニジン。
- 4.RおよびR′の一方がアダマンチルであり、他方が2−チルフェニルである 第3項の化合物。
- 5.RおよびR′の一方がアダマンチルであり、他方がシクロヘキシルである第 3項の化合物。
- 6.RおよびR′の両方がアダマンチルであるか、または両方がシクロヘキシル である第3項の化合物。
- 7.RおよびR′の少なくとも一方がアジド置換炭素環アリールである第3項の 化合物。
- 8.N,N′−ジ−(4−〔3H〕−2−メチルフェニル)グアニジンである第 3項の化合物。
- 9.単位投与量あたり、インビトロにおいて単離された哺乳類脳膜へ結合したN ,N′−ジ(4−〔3H〕−2−メチルフェニル)グアニジンを置換する水溶性 N,N′−ジ置換グアニジンの、ヒトのシグマ受容体変調活性を変えるのに有効 な量を含む、単位投与形にあり、そしてヒトヘ全身的投与に適した薬剤組成物。
- 10.前記グアニジンは、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、RおよびR′は各自少なくとも炭素数4のアルキル基、炭素数3ないし 12のシクロアルキル基、または少なくとも炭素数6の炭素環アリール基である 。)の化合物である第9項の組成物。
- 11.RおよびR′の少なくとも一方がo−トリルまたはアダマンチルである第 10項の組成物。
- 12.RおよびR′の少なくとも一方がo−トリルである第10項の組成物。
- 13.RおよびR′がn−ブチルである第10項の組成物。
- 14.RおよびR′がo−トリルである第10項の組成物。
- 15.RおよびR′がフェニルである第10項の組成物。
- 16.RおよびR′が2−メチル−4−ブロモフェニルである第10項の組成物 。
- 17.Rがo−トリルであり、R′がp−アジド−o−リルである第10項の組 成物。
- 18.Rがo−トリルであり、R′がシクロヘキシルである第10項の組成物。
- 19.Rがトリルであり、R′がアダマンチルである第10項の組成物。
- 20.RおよびR′の両方がアダマンチルである第10項の組成物。
- 21.Rがアダマンチルであり、R′がフェニルである第10項の組成物。
- 22.経口投与に適した第9項の組成物。
- 23.非経口注射に適した第9項の組成物。
- 24.単位投与量あたり、前記ジ置換グアニジンの約0.1mgないし約1gを 含有している第9項の組成物。
- 25.a)水性媒体中において、精神異常発現性ベンゾモルファン結合活性を有 する単離された哺乳類脳膜を、(i)前記脳膜のシグマ受容体へ結合することが できる既知量の、シグマ受容体へ選択的に結合するトリチウム標識N,N′−ジ 置換グアニジンと、そして(ii)シグマ受容体結合活性についてアッセイすべ き水溶性有機化合物の変化量との混合物を接触させ、b)前記脳膜をステップa )において脳膜へ結合しなかった前記トリチウム標識化合物の残りから分離し、 c)ステップb)において分離された結合したトリチウム標識化合物の、ステッ プa)において採用した有機化合物のモル量に対する割合のモル関係から、前記 有機化合物のシグマ受容体結合活性を決定する、各ステップを含む有機化合物の シグマ受容体結合活性を決定する方法。
- 26.前記トリチウム標識化合物は、式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、RおよびR′は各自少なくとも炭素数4のアルキル基か、または少なく とも炭素数6の炭素環アリール基である。)のジ置換グアニジンである第25項 の方法。
- 27.前記トリチウム標識化合物はN,N′−ジ(4−〔3H〕−2−メチルフ ェニル)グアニジンである第25項の方法。
- 28.前記脳膜は、プタ、ラット、ヒトまたはモルモット脳膜である第25項の 方法。
- 29.前記有機化合物は、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、RおよびR′は各自少なくとも炭素数4のアルキル基か、または少なく とも炭素数6の炭素アリール基である。)のN,N′−ジ置換グアニジンである 第25項の方法。
- 30.異常精神病行動を示す哺乳類へ、該哺乳類のシグマ受容体変調精神活動を 変えるのに有効な量の、哺乳類脳膜へ結合したN,N′−ジ−(p−〔3H〕− 2−メチルフェニル)グアニジンをインビトロにおいて置換する水溶性ジ置換グ アニジンを投与することよりなる、そのような行動を示す哺乳類の異常精神病的 行動のシグマ受容体系機能障害に対する関係を決定する方法。
- 31.哺乳類がヒトである第30項の方法。
- 32.ヒトが精神病である第31項の方法。
- 33.幻覚関連精神病に罹患しているヒトヘ、幻覚を軽減するのに有効な量にお いて、催幻覚性ベンゾモルファンのシグマ受容体結合活性に対する拮抗物質であ る水溶性N,N′−ジ置換グアニジンを投与するよりなる、幻覚関連精神病に罹 患しているヒトの治療方法。
- 34.前記ジ置換グアニジンは、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、RおよびR′は各自少なくとも炭素数4のアルキル基、炭素数3ないし 12のシクロアルキル基か、または少なくとも炭素数6の炭素環アリール基であ る。)の化合物である第33項の方法。
- 35.ヒトが精神分裂病である第33項の方法。
- 36.前記化合物がN,N′−ジ−(2−メチルフェニル)グアニジンである第 34項の方法。
- 37.前記化合物がN−アダマンチル−N′−シクロヘキシルグアニジンである 第34項の方法。
- 38.前記化合物がN−アダマンチル−N′−(2−メチルフェニル)グアニジ ンである第34項の方法。
- 39.前記化合物がN−シクロヘキシル−N′−(2−メチルフェニル)グアニ ジンである第34項の方法。
- 40.前記化合物がN,N′−ジ−(シクロヘキシル)グアニジンである第34 項の方法。
- 41.前記化合物がN,N′−ジ−(アダマンチル)グアニジンである第34項 の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/884,150 US4709094A (en) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | Sigma brain receptor ligands and their use |
US884,150 | 1986-07-10 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7324064A Division JP2597329B2 (ja) | 1986-07-10 | 1995-11-17 | 新規n,n’−ジ置換グアニジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02500909A true JPH02500909A (ja) | 1990-03-29 |
JP2528683B2 JP2528683B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=25384065
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62504124A Expired - Lifetime JP2528683B2 (ja) | 1986-07-10 | 1987-06-26 | シグマ脳受容体リガンドおよびそれらの使用 |
JP7324064A Expired - Lifetime JP2597329B2 (ja) | 1986-07-10 | 1995-11-17 | 新規n,n’−ジ置換グアニジン |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7324064A Expired - Lifetime JP2597329B2 (ja) | 1986-07-10 | 1995-11-17 | 新規n,n’−ジ置換グアニジン |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4709094A (ja) |
EP (1) | EP0314690B1 (ja) |
JP (2) | JP2528683B2 (ja) |
AU (1) | AU605785B2 (ja) |
DE (1) | DE3788650T2 (ja) |
WO (1) | WO1988000583A1 (ja) |
Families Citing this family (46)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5312840A (en) * | 1986-07-10 | 1994-05-17 | State Of Oregon, Acting By And Through The Oregon State Board Of Higher Education | Substituted guanidines having high binding to the sigma receptor and the use thereof |
US5093525A (en) * | 1986-07-10 | 1992-03-03 | State Of Oregon, Acting By And Through The Oregon State Board Of Higher Education, Acting For And On Behalf Of The Oregon Health Sciences University | N,N'-disubstituted guanidines and their use as excitatory amino acid antagonists |
US5478863A (en) * | 1986-07-10 | 1995-12-26 | State Of Oregon, Oregon Health Sciences University Of Oregon | Substituted guanidines having high binding to the sigma receptor and the use thereof |
US5567411A (en) * | 1986-11-10 | 1996-10-22 | State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of The University Of Oregon | Dendritic amplifier molecules having multiple terminal active groups stemming from a benzyl core group |
US4837164A (en) * | 1988-04-27 | 1989-06-06 | Bionix Corporation | Methods for diagonosing, monitoring and controlling the onset and progression of certain dementias and impeding memory loss or improving impairment of memory |
ATE110265T1 (de) * | 1989-05-02 | 1994-09-15 | Oregon State | Verwendung von sigma-rezeptor-liganden zur herstellung eines anxiolytikums. |
US5262568A (en) * | 1990-03-02 | 1993-11-16 | State Of Oregon | Tri- and tetra-substituted guanidines and their use as excitatory amino acid antagonists |
US5336689A (en) * | 1990-03-02 | 1994-08-09 | State Of Oregon, Acting By And Through The Oregon State Board Of Higher Education, Acting For And On Behalf Of The Oregon Health Sciences University And The University Of Oregon | Tri- and tetra-substituted guanidines and their use as excitatory amino acid antagonists |
AU655176B2 (en) * | 1990-03-02 | 1994-12-08 | State of Oregon, acting by and through The Oregon Board of Higher Education acting for and on behalf of The Oregon Health Sciences University, Portland, Oregon, and The University of Oregon, Eugene, Oregon | Tri- and tetra-substituted guanidines and their use as excitatory amino acid antagonists |
IN172842B (ja) * | 1990-05-17 | 1993-12-11 | Boots Pharmaceuticals Limited | |
AU653729B2 (en) * | 1990-05-25 | 1994-10-13 | State Of Oregon, Acting By And Through The Oregon State Board Of Higher Education, Acting For And On Behalf Of The Oregon Health Sciences University And The University Of Oregon | Substituted guanidines having high binding to the sigma receptor and the use thereof |
FR2663328B1 (fr) | 1990-06-14 | 1994-08-05 | Sanofi Sa | Derives d'hexahydroazepines, un procede pour leur preparation et compositions pharmaceutiques les contenant. |
CA2089261A1 (en) * | 1990-08-30 | 1992-03-01 | John F.W. Keana | Substituted amidines having high binding to the sigma receptor and the use thereof |
US5847006A (en) * | 1991-02-08 | 1998-12-08 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Therapeutic guanidines |
JPH06506455A (ja) * | 1991-02-08 | 1994-07-21 | ケンブリッジ・ニューロサイエンス・インコーポレイテッド | 神経伝達物質放出調節剤としてのグアニジン置換体及びその誘導体ならびに神経伝達物質放出遮断物質を同定するための新規な方法 |
US5741661A (en) * | 1991-02-08 | 1998-04-21 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Substituted guanidines and derivatives thereof as modulators of neurotransmitter release and novel methodology for identifying neurotransmitter release blockers |
US5298657A (en) * | 1992-03-20 | 1994-03-29 | Cambridge Neuroscience Inc. | Preparation of substituted guanidines |
ES2060547B1 (es) * | 1992-06-04 | 1995-06-16 | Ferrer Int | Mejoras en el objeto de la patente de invencion n/ 9201158 que se refiere a "procedimiento de obtencion de nuevos derivados de la 4-bencilpiperidina". |
JP3610368B2 (ja) * | 1993-05-27 | 2005-01-12 | セネス リミティド | 治療用置換グアニジン |
ES2074946B1 (es) * | 1993-07-19 | 1996-06-16 | Ferrer Int | Nuevos compuestos derivados de la 1,2-etanodiamina-n,n,n',n'-tetrasustituida. |
WO1995014461A1 (en) * | 1993-11-23 | 1995-06-01 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Therapeutic substituted guanidines |
US6143791A (en) * | 1994-02-03 | 2000-11-07 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Therapeutic guanidines |
AU1912595A (en) | 1994-02-03 | 1995-08-21 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Therapeutic guanidines |
US7351743B1 (en) | 1994-02-03 | 2008-04-01 | Wyeth | Therapeutic guanidines |
US6787569B1 (en) | 1994-02-03 | 2004-09-07 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Therapeutic guanidines |
US6025355A (en) | 1997-05-19 | 2000-02-15 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Pharmaceutically active compounds and methods of use |
DE19621038A1 (de) | 1996-05-24 | 1997-11-27 | Boehringer Ingelheim Kg | Aminoguanidine, Verfahren zu ihrer Herstellung und Arzneimittel, die diese Verbindungen enthalten |
US6242198B1 (en) | 1996-07-25 | 2001-06-05 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Methods of treatment of eye trauma and disorders |
US6756389B2 (en) | 1996-08-09 | 2004-06-29 | Cambridge Neuroscience, Inc. | Pharmaceutically active compounds and methods of use |
WO1998036743A1 (en) * | 1997-02-21 | 1998-08-27 | Cypros Pharmaceutical Corporation | Neuroprotective poly-guanidino compounds which block presynaptic n and p/q calcium channels |
WO2000072800A2 (en) * | 1999-05-28 | 2000-12-07 | Smithkline Beecham Corporation | Il-8 receptor antagonists |
US6875759B1 (en) | 1999-07-21 | 2005-04-05 | Kadmus Pharmaceuticals | Substituted guanidines and the use thereof |
EP1483283A4 (en) | 2002-03-13 | 2007-04-11 | Signum Biosciences Inc | MODULATION OF PROTEIN METHYLATION AND PHOSPHOPROTEIN PHOSPHATE |
US8221804B2 (en) | 2005-02-03 | 2012-07-17 | Signum Biosciences, Inc. | Compositions and methods for enhancing cognitive function |
US7923041B2 (en) | 2005-02-03 | 2011-04-12 | Signum Biosciences, Inc. | Compositions and methods for enhancing cognitive function |
EP1917244A2 (de) | 2005-08-24 | 2008-05-07 | Abbott GmbH & Co. KG | Hetaryl substituierte guanidinverbindungen und ihre verwendung als bindungspartner für 5-ht5-rezeptoren |
AU2006304787A1 (en) | 2005-10-21 | 2007-04-26 | Braincells, Inc. | Modulation of neurogenesis by PDE inhibition |
CA2625210A1 (en) | 2005-10-31 | 2007-05-10 | Braincells, Inc. | Gaba receptor mediated modulation of neurogenesis |
US20100216734A1 (en) | 2006-03-08 | 2010-08-26 | Braincells, Inc. | Modulation of neurogenesis by nootropic agents |
US7678808B2 (en) | 2006-05-09 | 2010-03-16 | Braincells, Inc. | 5 HT receptor mediated neurogenesis |
AU2007249399A1 (en) | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Braincells, Inc. | Neurogenesis by modulating angiotensin |
EP2068872A1 (en) | 2006-09-08 | 2009-06-17 | Braincells, Inc. | Combinations containing a 4-acylaminopyridine derivative |
US20100184806A1 (en) | 2006-09-19 | 2010-07-22 | Braincells, Inc. | Modulation of neurogenesis by ppar agents |
EP2282735B1 (en) | 2008-04-21 | 2019-01-16 | Signum Biosciences, Inc. | Pp2a modulators for treating alzheimer, parkinson, diabetes |
WO2010048164A2 (en) * | 2008-10-20 | 2010-04-29 | University Of South Florida | N,n'-di-p-bromophenyl guanidine treatment for stroke at delayed timepoints |
WO2010099217A1 (en) | 2009-02-25 | 2010-09-02 | Braincells, Inc. | Modulation of neurogenesis using d-cycloserine combinations |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1642180A (en) * | 1922-11-27 | 1927-09-13 | Du Pont | Di-para-xylylguanidine |
GB223410A (en) * | 1923-11-01 | 1924-10-23 | British Dyestuffs Corp Ltd | Improvements in the manufacture of diarylguanidines |
GB258203A (en) * | 1925-09-23 | 1926-09-16 | Silesia Ver Chemischer Fabrike | An improved process for the production of symmetrical di-arylguanidines |
US1672431A (en) * | 1925-11-30 | 1928-06-05 | Firm Chem Fab Auf Actien Vorma | Symmetrical diarylized guanidine compounds |
US1915922A (en) * | 1931-03-02 | 1933-06-27 | American Cyanamid Co | Mothproofing |
GB478525A (en) * | 1936-02-13 | 1938-01-20 | Georg Knoth | Process for the preparation of diphenylguanidine |
US2633474A (en) * | 1951-07-21 | 1953-03-31 | Monsanto Chemicals | 1, 3-bis (o-ethylphenyl) guanidine |
US4007181A (en) * | 1974-02-11 | 1977-02-08 | The Upjohn Company | Adamantyl containing guanidines |
US4113776A (en) * | 1976-04-15 | 1978-09-12 | Hoffmann-La Roche Inc. | 1-(2-Aminoethyl)-3-(2,6-dihalophenyl)guanidines |
US4169154A (en) * | 1976-04-15 | 1979-09-25 | Hoffmann-La Roche Inc. | Method of treating depression with thiourea derivatives |
US4051256A (en) * | 1976-09-19 | 1977-09-27 | Imperial Chemical Industries Limited | Guanidine derivatives |
US4172204A (en) * | 1977-10-07 | 1979-10-23 | Syntex (U.S.A.) Inc. | Method for preparing 4,5-dihydro-2-alkoxycarbonylamino-5-carbocyclic aryl imidazoles and intermediates thereof |
PH17019A (en) * | 1980-03-01 | 1984-05-11 | Wyeth John & Brother Ltd | 4-piperidyl-or dehydropiperidyl-urea derivatives and method of use |
US4575514A (en) * | 1982-12-20 | 1986-03-11 | Mcneilab, Inc. | Anxiety alleviating compositions containing loweralkyl-N-[amino(arylaminocarbonyl)-iminomethyl]-N-methylglycinates |
-
1986
- 1986-07-10 US US06/884,150 patent/US4709094A/en not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-06-26 WO PCT/US1987/001545 patent/WO1988000583A1/en active IP Right Grant
- 1987-06-26 JP JP62504124A patent/JP2528683B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-26 DE DE3788650T patent/DE3788650T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-06-26 EP EP87904473A patent/EP0314690B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-26 AU AU77018/87A patent/AU605785B2/en not_active Ceased
-
1995
- 1995-11-17 JP JP7324064A patent/JP2597329B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3788650T2 (de) | 1994-06-16 |
JP2597329B2 (ja) | 1997-04-02 |
WO1988000583A1 (en) | 1988-01-28 |
EP0314690B1 (en) | 1993-12-29 |
AU7701887A (en) | 1988-02-10 |
AU605785B2 (en) | 1991-01-24 |
JPH08225512A (ja) | 1996-09-03 |
EP0314690A4 (en) | 1989-11-07 |
EP0314690A1 (en) | 1989-05-10 |
DE3788650D1 (de) | 1994-02-10 |
JP2528683B2 (ja) | 1996-08-28 |
US4709094A (en) | 1987-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH02500909A (ja) | シグマ脳受容体リガンドおよびそれらの使用 | |
US5478863A (en) | Substituted guanidines having high binding to the sigma receptor and the use thereof | |
US5604228A (en) | Substituted guanidines having high binding to the sigma receptor and the use thereof | |
PT97770B (pt) | Metodo para o tratamento de doenca mental psicotica com uanidinas substituidas tendo elevada afinidade de ligacao ao receptor sigma | |
FI77018C (fi) | Analogifoerfarande foer framstaellning av antidepressivt aktiv (-)-enantiomer av n-metyl-n-/3-(2-metylfenoxi) -3-fenylpropyl/amin och dess farmaceutiskt godtagbara salt. | |
US5552443A (en) | Substituted amidines having high binding to the sigma receptor and the use thereof | |
DE60027011T2 (de) | Harnstoffderivate als CCR-3 Rezeptor-Inhibitoren | |
KR101892885B1 (ko) | 의약으로서 3,6-이중치환된 크산틸륨 염 | |
JPH09510188A (ja) | 1−アミノインダン及びこれらの組成物 | |
JPH09504287A (ja) | 新規な(r)−5−カルバモイル−8−フルオロ−3−n,n−ジ置換−アミノ−3,4−ジヒドロ−2h−1−ベンゾピラン | |
DE69916496T2 (de) | Zusammensetzung und verfahren | |
JPH09505591A (ja) | 治療用置換グアニジン類 | |
JP2006514084A (ja) | 1−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−4−メチル−5−エチル−7,8−ジメトキシ−5h−2,3−ベンゾジアゼピンの製薬組成物及びその用途 | |
JPH08508292A (ja) | (S)−α−フェニル−2−ピリジンエタンアミン(S)−マレートおよび医薬としてのその使用 | |
DE69619156T2 (de) | Verwendung von alpha-Aminomethyl-3,4-dichlorbenzylthioaceamiden zur Herstellung eines dopaminwiederergreifungshemmenden Medikaments sowie Verbindungen zur Verwendung derselben | |
US3761509A (en) | N,n{40 -alkylenebis (4-substituted-benzamides) | |
WO2005079780A1 (en) | Amidine derivatives for treating amyloidosis | |
HUANG et al. | DAVID E. NICHOLS,* DANUTA MARONA-LEWICKA | |
TW200808300A (en) | Use of benzo-heteroaryl sulfamide derivatives for the treatment of disease modification/epileptogenesis | |
CA2083269A1 (en) | Substituted guanidines having high binding to the sigma receptor and the use thereof |