JPH0250040A - エアーコンディショナーにおける自動制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分身〕 本発明は各室内毎に常時最適な環境状体で空気調和を行
なわしめんとするエアーコンディジ９ナーにおける自動
制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

通常、ファンコイルユニットにて室内を冷・暖房空調を
行なわしめる方法として一般に熱交換コイルに冷水また
は温水を通流させると同時に該熱交換コイルにファンよ
りの風を通過させ室内に所定温度の冷・暖風を供給分布
しようとするもので、その制御手段としては上記熱交換
コイルを通過する空気を冷却、または加熱時に該熱交換
コイルの人出目部分或は適当な箇所にバルブ機構を設け
、該バルブ機構による通水量の制御か、ファンモーター
による空気量の制御若しくはサーモスタット等による温
度のＯＮ・ＯＦＦ制御を手作動によって行なわれていた
のである。

詳しくはファンモーターの回転数を３段階〜無段階に切
換えするか、サーモスタットを用いて電源のＯＮ・ＯＦ
Ｆによって通水制御をしようとするもので、斯かる制御
の方法では夫々ユニットのファンコイル毎に、または数
台毎に風量・通水量等の制御調節機器を設置しなければ
ならず、非常に頻雑な手数を要するは勿論、特に各室、
各ゾーンにおける温度均一化が困難であるのみならず、
冷・暖房が一方に過激する等して快適性、操作性、経済
性が欠除する等の重大な欠点を有していたのである。

〔発明が解決しようとする課題および解決するための手段〕

本発明の原発明（特願昭６２−１４４５６０号）は斯か
る欠点を解決する手段として、室温を設定する機構と、
室温を検出する温度センサーを、出力ディジタル表示回
路とし、且つ熱交換コイルへの流量調整電動バルブと、
上記熱交換コイルを介して調和空気を室内に供給するフ
ァンモーターの回転数と上記電動バルブの開閉度量を制
御する制御回路、および冷・暖房の切換え作用を水セン
サーの出力で切換え制御する此れらの各制御を全て全自
動的に制御するように構成したことを特徴とするエアー
コンディジシナ−における自動制御装置を提供しようと
するものである。

〔実施例〕

以下、本発明の具体例を図面に付いて説明すると、第１
図は原発明の構成全体図であって、符号（１）は操作ブ
ロックにて温度設定釦（４）、（４）、停止釦（２）、
運転釦（３）、液晶表示部（７）、温度センサー（８）
を一体的に各配備されている。（９）は上記操作部分の
制御ブロックにて電源整流器（ロ）、４ビツトマイクロ
コンピユータ（財）、ドライバー（至）、サイリスター
〇４よりなる制御回路であって、αυは電動制御バルブ
、α力はステッピングモーター、アクチュエーター、（
至）は水センサー、Ｑ呻は内部にファンモータ（ホ）、
熱交換コイル（６）を各収容せるファンコイルユニット
を示めしてい、る。

次にその作用を説明すると、操作ブロック（１）の各運
転釦の操作によって外部の電源ａＯより供給される直流
定電圧（ＡＣ−１００Ｖ）が電源整流器（ロ）にて交流
電圧に変換し、（１）、（９）、ａ内の夫々機構部分に
交流電圧が流れる。同時に室温センサー（８）の温度測
定パルスが入力して液晶表示部（７）に室温の表示が行
なわれることとなる。

測定設定釦（４５は設定温度の上昇、＜ｄは設定温度の
下降を示し、該釦（４１、（４１′によって温度設定用
可変抵抗器（５）゛、（５）′が調節され必要とする設
定温度が入力される。またディジタルによる液晶表示部
（７）はこの時点で設定温度に変換され室内温度を表示
する。温度センサー（８）は室内温度を測定し、測定パ
ルスと設定温度の設定パルスでサイリスター〇荀により
ファンモータ四の回転数は位相制御にて無段階制御が行
なわれる。

水センサー（至）はバルブを通過する冷水又は温水の温
度を受信し、温度パルスでドライバーαＪにより電動制
御バルブと一体化したステッピングモーター　アクチュ
エーターａ′ｉ）の作動によりコイル６！０を通過する
冷温水量を比例的に制御する。前記水センサー（至）は
冷水又は温水の温度を受信し、この温度によって冷房か
暖房かを自動的選別し、冷・暖の指示をし、冷・暖何れ
かの運転を行なう。室内温度が設定温度の上限以上又は
下限以下になるとＯＦＦ回路となり、ファンコイルの運
転が停止する。また室温が設定温変向になると再度ＯＮ
回路となりファンコイルユニットの運転が再開するが、
運転を必要としなくなった場合にはＯＦＦスイッチの操
作によって全ての回路がＯＦＦとなり運転が停止する。

なお前記作動の指示は４ビツトマイクロコンピユータ（
２）にて行なわれている。

なお上記は実施例による一態様を示すものであって回路
の一部変更は勿論のこと、他の指示機構を用いることも
可能である。

本発明は上記比例回路の一部に第２図に示す２位置制御
回路と風量ノツチの強・中・弱を利用して消費熱量を積
算すべく風量と運転時間、電に組込んでなるものであっ
て、制御プログラムは第３図示において、上段にバルブ
水量を、下段には風量の関係を比照し、左側部分の点線
はバルブ全閉時、右側部分の実線は３０９６〜６０優〜
全開時の状体を示めしている。また下段風量説明図にお
いて全体ゾーンをａ冷房域赤色ゾーン、ｂ暖房域青色ゾ
ーン、Ｃ安全域白色ゾーンに区別し、夫々のゾーンａ−
ｂ−ｃに移動点、停止ポイントである冷房ａＳ（始・強
風）、ａ、（＋１．５℃・強風）、ａｓ（＋１．０℃・
中風）を、暖房す、（始・強風）、ｂ、（１，５℃強風
）、ｂ、（−１，０℃・中風）を、安定域ゾーンｃにａ
ａ（＋０．５℃・弱風−停止）、ｂ、（−０，５℃・弱
風−停止）を各設定付設する。

以下、上記の作動状体を説明すると、先ず比例・２位置
切換スイッチｒＡＶＴＯＪとし、運転スイッチを　ｒＯ
ＮＪＬ、て温度数値を液晶表示部（７）に表示し、ｒＵ
ＰＪ　ｒＤＯＷＮＪ釦によって希望の温度を設定する。

室温は０．５℃ピッチにて設定でき、冷・暖房は水温セ
ンサーによって自動切換えする。

因みに冷房始動時にはインジータ−内の赤色ゾーンａ右
端の始ポイントより強風ａでスタートし、白色ゾーンＣ
内設定温度より−０，５℃ポイントにて停止する。

その後、室温が序々に上昇し＋０．５℃にて弱風に入り
−０，５℃ポイントまで運転する。また斯かる状体で負
荷が多くなり＋１．０℃ポイントになった場合は中風に
て−０，５℃ポイントまで運転する。

更に負荷が多くて＋１．５℃ポイントになった場合には
強風にて一〇、５℃ポイントまで運転する。

以上、上記の繰返丸し作動が行なわれる。なお室温が安
定域ゾーンＣに入った場合に移動点ドツトは中央の設定
温度Ｏポイントのみに位置する。

また暖房の場合には上記と反対側の青色ゾーンｂより始
動し運転が行なわれる。

比例式電動二方弁、三方弁は上記に連動して更に寒冷地
における暖房や高所等の如く必要が生じた場合には強風
−中風の定風量に切換え２位置制御による自動運転を確
実に行なわしめることができ得る。

以上の如く本発明に係るエアーコンディジツナ−におけ
る自動制御装置は、冷・暖房の切換え及び温度調節等が
設定温度と測定温度との差に比例してきわめて簡単容易
に自動制御ができ得、冷房・暖房を行ない必要とする各
室、各ゾーンの快適性、操作性、経済性を向上すると共
に各ファンコイルユニットの管理を比常に簡易化に行な
わしめることが出来得る効果がある。

変化することができ得、吹出温度を略一定とし、従来強
風と弱風時の吹出温度の大巾な差異変化による不快感を
一挙に解消して常時快適な環境状体が得られると共に、
熱量計によりその都度正確な消費熱量が容易に積算求め
得られる等の利点をも併せ有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は原発明のエアーコンディショナーにおける自動
制御装置の全体構成図、 第２図は本発明の構成要部の説明図、 第３図は同上、プログラムの動作説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 室温を設定する手段と、室内温度を検出する温度センサ
   ーと、出力デジタル表示回路と、コイルの流量調整電動
   バルブと、前記コイルを介して調和空気を室内に供給す
   るファンモータの回転数、前記電動バルブの開閉度量と
   を制御する制御回路と、冷・暖房の切換えを水センサー
   の出力で切換えする此れらの制御を全自動的に作動する
   ように構成してなる空調コントロール回路と、該回路中
   に強・中適風量自動切 換の２位置制御回路を一体的 に組込んだことを特徴とするエアーコンディショナーに
   おける自動制御装置。 （２）上記風路中に熱量振算計を組込んだことを特徴と
   するエアーコンディショナーにおける自動制御装置。