JP2567649B2 - 吸収冷凍機 - Google Patents

吸収冷凍機

Info

Publication number
JP2567649B2
JP2567649B2 JP63051996A JP5199688A JP2567649B2 JP 2567649 B2 JP2567649 B2 JP 2567649B2 JP 63051996 A JP63051996 A JP 63051996A JP 5199688 A JP5199688 A JP 5199688A JP 2567649 B2 JP2567649 B2 JP 2567649B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bridge circuit
control valve
heating amount
absorption refrigerator
cold water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63051996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01225869A (ja
Inventor
豪夫 石河
久夫 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP63051996A priority Critical patent/JP2567649B2/ja
Publication of JPH01225869A publication Critical patent/JPH01225869A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567649B2 publication Critical patent/JP2567649B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は吸収冷凍機に係り、特に冷水出口温度に応じ
て加熱量制御弁の開度を制御する制御装置の改良に関す
るものである。
(ロ) 従来の技術 従来、此種の吸収冷凍機においては、発生器への加熱
量を制御する加熱量制御弁の開度を取出し用冷水温度に
応じて制御する制御装置を有しているもの〔例えば、実
公昭62−6449号公報参照〕がある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかし、このような吸収冷凍機においては、取出し用
冷水温度の設定を変化させる場合、前記制御装置をカス
ケード制御用の特殊なもので構成したものを使用しなけ
ればならなかった。このため、コスト高にならざるを得
ないという問題が生じていた。
本発明は前述した従来技術の課題に鑑みてなされたも
のであり、低コストにて取出し用冷水温度の設定を変化
できる制御装置を有した吸収冷凍機を提供するものであ
る。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は前述した従来技術の課題を解決するために、
発生器と、この発生器への加熱量を制御する加熱量制御
弁と、冷水出口温度に応じて前記加熱量制御弁の開度を
制御する制御装置とを有しており、前記制御装置はブリ
ッジ回路を持ち、このブリッジ回路は、前記冷水出口温
度に応じて抵抗比が制御されるフィードバックポテンシ
ョメータと、ブリッジ回路の不平衡状態のとき内部に電
流が流れる不平衡検出要素とを備えており、更に、前記
加熱量制御弁の開度は前記フィードバックポテンショメ
ータの抵抗比に応じて制御される吸収冷凍機において、
前記ブリッジ回路にフィードバックポテンショメータと
直列に可変抵抗を設けたものである。
(ホ)作用 本発明の吸収冷凍機においては、ブリッジ回路にフィ
ードバックポテンショメータと直列に可変抵抗が設けら
れているので、この可変抵抗が0であり、かつ、ブリッ
ジ回路が平衡しているときにおけるフィードバックポテ
ンショメータの抵抗比に比べて、前記可変抵抗が0でな
く、かつ、ブリッジ回路の平衡しているときにおけるフ
ィードバックポテンショメータの抵抗比が変化する。こ
の抵抗比の変化に応じて加熱量制御弁の開度は制御され
る。
(ヘ) 実施例 本発明の一実施例を図面と共に説明する。
第1図は本発明における吸収冷凍機の概略構成説明図
であり、この図において(1)は制御装置(2)を有し
ている吸収冷凍機であり、(3)は蒸気制御弁(4)付
の蒸気管(5)により供給される蒸気にて吸収液内の冷
媒を加熱分離する高温発生器、(6)は凝縮器、(7)
は低温発生器、(8)は蒸発器、(9)は吸収器、(1
0)は冷媒ポンプ、(11)は吸収液ポンプ、(12)は冷
媒蒸気用管路、(13)は高温熱交換器(14)付濃液管、
(15)は低温熱交換器(16)付稀液管、(17)は冷却水
用管路、(18)は冷水用管路、(19)はこの冷水用管路
(18)の冷水出口側に設けられた温度検知器である。
第2図は制御装置の説明図であり、(20)は抵抗(2
1)(22)およびワイパー(23)を有するフィードバッ
クポテンショメータ、(24)は温度検知器(19)に内蔵
されている冷水出口検出用の抵抗、(25)は後述するブ
リッジ回路が不平衡のとき電流が流れる不平衡検出要
素、そして(26)は前記フィードバックポテンショメー
タ(20)と抵抗(24)と不平衡検出要素(25)等から構
成されるブリッジ回路である。(27)(28)はそれぞれ
前記不平衡検出要素(25)に流れる電流により開閉する
閉方向用リレー接点および開方向用リレー接点、(29)
は前記ワイパー(23)および蒸気制御弁(4)を駆動す
るモジュトロールモータ、(30)はこのモジュトロール
モータ(29)およびフィードバックポテンショメータ
(20)とから構成されるモジュトロールモータ回路、
(31)はリレー接点(27)(28)と抵抗(24)と電源
(32)等から構成される調節器である。(33)は後に設
けられた可変抵抗である。
第3図は前記調節器の説明図、第4図はブリッジ回路
の説明図、第5図は冷水出口温度に対する蒸気制御弁の
開度を示す説明図である。
本発明における吸収冷凍機の構成は以上であり、以下
動作について説明する。
最初に、可変抵抗(33)の値が0の場合について説明
する。今、ブリッジ回路(26)が平衡していないと、不
平衡検出要素(25)に電流が流れ、この流れる電流の方
向に応じてリレー接点(27)(28)のうちいずれか一方
が閉成する。このリレー接点の閉成によってモジュトロ
ールモータ(29)に電流が流れて駆動し、ワイパー(2
3)と蒸気制御弁(4)とを動かす。
モジュトロールモータ(29)の駆動によりフィードバ
ックポテンショメータ(20)の抵抗比〔抵抗(21)と抵
抗(22)との比〕がブリッジ回路(26)の平衡する方に
変化し、この抵抗比の変化によってブリッジ回路(26)
が平衡した場合、不平衡検出要素(25)には電流が流れ
ないのでリレー接点(27)(28)のうちいずれも閉成せ
ず、モジュトロールモータ(29)に電流が流れないので
このモジュトロールモータ(29)が駆動せず、前記抵抗
比および蒸気制御弁(4)の開度は変化しない。
しかし、前記抵抗比が変化してもブリッジ回路が平衡
とならなかった場合、不平衡検出要素(25)には電流が
流れ続け、この流れる電流の方向に応じてリレー接点
(27)(28)のうちいずれかが閉成し続け、そしてモジ
ュトロールモータ(29)にも電流が流れ続けて、モジュ
トロールモータ(29)がワイパー(23)をブリッジ回路
(26)が平衡する方向に動かし続け、かつ、蒸気制御弁
(4)の開度を制御すべき方向に動かし続ける。ワイパ
ー(23)の駆動によりブリッジ回路(26)が平衡すると
モジュトロールモータ(29)が駆動しないのでフィード
バックポテンショメータ(20)の抵抗比は前記ブリッジ
回路(26)の平衡時における抵抗比のままであり、か
つ、蒸気制御弁(4)の開度も前記平衡時における開度
のままである。
次に、可変抵抗(33)を0でないある値に調節してい
る場合について説明する。ブリッジ回路(26)は第4図
に示すホイートストンブリッジに相当する回路であり、
抵抗(21)が抵抗(R1)の一部に、抵抗(22)が抵抗
(R2)の一部に、可変抵抗(33)が可変抵抗(r)にそ
れぞれ相当する。
第4図において、rが0のときであり、かつ、ブリッ
ジ回路が平衡しているときは、 R1・R3=R2・RX の条件を満たしている。しかし、rが0でないとき、ブ
リッジ回路が平衡する条件は (R1+r)・R3=R2・RX であり、この条件を満たすようにR1、R2の値が変化しな
ければならない。ブリッジ回路(26)は第4図に示すブ
リッジ回路に相当するので、ブリッジ回路(26)が平衡
させるためには、可変抵抗(33)の値が0の時の抵抗比
〔抵抗(21)と抵抗(22)の抵抗比〕に比べて、可変抵
抗(33)の値が0でない時の抵抗比は変化していなけれ
ばならない。蒸気制御弁(4)の開度は前記抵抗比と同
時に制御されるので、可変抵抗(33)の値により蒸気制
御弁(4)の開度を変化させることになる。
取出し用冷水温度を7℃、比例制御帯を±1℃として
いる第5図において、可変抵抗(33)の値を蒸気制御弁
(4)の開度が50%大きくなる値に設定すれば点線のよ
うな冷水温度と蒸気制御弁の開度とのグラフとなる。こ
の点線のグラフは取出し用冷水温度が6℃であることを
示している。つまり、可変抵抗(33)の値に応じて冷水
温度と蒸気制御弁(4)の開度との比例関係(比例係
数)を変更することなく、取出し用冷水温度の設定を低
く変えられることになる。
尚、可変抵抗(33)を設けず、可変抵抗(34)を抵抗
(22)と直列に設ければ第5図における一点鎖線のよう
に取出し用冷水温度の設定を高く変えることもできる。
このように、本発明の吸収冷凍機では、可変抵抗(3
3)あるいは可変抵抗(34)を既存の制御装置に設ける
だけで取出し用冷水温度の設定を変えることができる。
(ト) 発明の効果 本発明の吸収冷凍機においては、既存の吸収冷凍機の
制御装置のフィードバックポテンショメータに可変抵抗
を直列に設けるだけでブリッジ回路が平衡したときのフ
ィードバックポテンショメータの抵抗比および加熱量制
御弁の開度を変えることができ、この結果、可変抵抗の
抵抗値を変更して冷水出口温度と加熱量制御弁の開度と
の比例関係を変更することなく、設定吸収冷凍機の取出
し用の冷水温度を任意に設定することができるようにな
り、冷水出口の設定温度を変更した場合にも、冷水出口
温度の設定温度からの偏差に応じた加熱量制御弁の開度
を変更することなく、冷水温度を容易に設定することが
できる。このため、本発明においては、従来のように特
殊、かつ、高価な制御装置を用意する必要がなく、安価
であり、かつ既存の制御装置を使用できる吸収冷凍機を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における吸収冷凍機の概略構成説明図、
第2図は制御装置の説明図、第3図は調節器の説明図、
第4図はブリッジ回路の説明図、第5図は冷水出口温度
に対する蒸気制御弁の開度を示す説明図である。 (2)……制御装置、(3)……高温発生器、(4)…
…蒸気制御弁、(5)……蒸気管、(18)……冷水用管
路、(19)……温度検知器、(20)……フィードバック
ポテンショメータ、(21),(22),(24)……抵抗、
(25)……不平衡検出要素、(26)……ブリッジ回路、
(30)……モジュトロールモータ回路、(31)……調節
器、(33),(34)……可変抵抗。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発生器と、この発生器への加熱量を制御す
    る加熱量制御弁と、冷水出口温度に応じて前記加熱量制
    御弁の開度を制御する制御装置とを有しており、前記制
    御装置はブリッジ回路を持ち、このブリッジ回路は、前
    記冷水出口温度に応じて抵抗比が制御されるフィードバ
    ックポテンショメータと、ブリッジ回路の不平衡状態の
    とき内部に電流が流れる不平衡検出要素とを備えてお
    り、更に、前記加熱量制御弁の開度は前記フィードバッ
    クポテンショメータの抵抗比に応じて制御される吸収冷
    凍機において、前記ブリッジ回路にフィードバックポテ
    ンショメータと直列に可変抵抗を設けたことを特徴とす
    る吸収冷凍機。
JP63051996A 1988-03-04 1988-03-04 吸収冷凍機 Expired - Lifetime JP2567649B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63051996A JP2567649B2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 吸収冷凍機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63051996A JP2567649B2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 吸収冷凍機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01225869A JPH01225869A (ja) 1989-09-08
JP2567649B2 true JP2567649B2 (ja) 1996-12-25

Family

ID=12902460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63051996A Expired - Lifetime JP2567649B2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04 吸収冷凍機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567649B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537761B2 (ja) * 1972-03-20 1980-09-30
JPS5314710B2 (ja) * 1972-06-07 1978-05-19
JPS589346B2 (ja) * 1976-06-21 1983-02-21 ダイキン工業株式会社 吸収式冷凍機の運転制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01225869A (ja) 1989-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5247989A (en) Modulated temperature control for environmental chamber
JPH0728545Y2 (ja) 液体温度制御装置
JP2567649B2 (ja) 吸収冷凍機
JPH08114360A (ja) 二重効用吸収冷温水機
JPH04254164A (ja) 吸収式冷凍機の自動温度制御装置
JP3322463B2 (ja) 吸収冷凍機
JP3630775B2 (ja) 吸収冷凍機の入熱制御方法
JPH0473062B2 (ja)
JPH0586543B2 (ja)
JPH0226152B2 (ja)
US3538716A (en) Heat pump system
JPH0423183B2 (ja)
JPS6256425B2 (ja)
JPH0868572A (ja) 二重効用吸収冷凍機
JPH074758A (ja) 冷却装置
JPH0416694B2 (ja)
JPH051860A (ja) 吸収式冷温水機
JPH02178567A (ja) 冷媒流量制御装置
JPS6214073B2 (ja)
JPH04161766A (ja) 吸収冷凍機の制御装置
JPH05118694A (ja) 吸収冷温水器コントローラ
JPS6117319Y2 (ja)
JP2517450B2 (ja) 吸収冷凍機の制御方法及び吸収冷凍機の制御装置
JPS5950908B2 (ja) 吸収式冷凍機
JPS6113146B2 (ja)