JPH0249747B2 - - Google Patents

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JPH0249747B2
JPH0249747B2 JP56146962A JP14696281A JPH0249747B2 JP H0249747 B2 JPH0249747 B2 JP H0249747B2 JP 56146962 A JP56146962 A JP 56146962A JP 14696281 A JP14696281 A JP 14696281A JP H0249747 B2 JPH0249747 B2 JP H0249747B2
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spring
reservoir
force
wall
central
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JP56146962A
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Uebusutaa Bureiku Rarii
Ronarudo Haaberu Aabin
Rei Meisun Deyuein
Maatein Raito Jooji
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Publication of JPH0249747B2 publication Critical patent/JPH0249747B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/64Containers with integrated suction means
    • A61M1/68Containers incorporating a flexible member creating suction
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/60Containers for suction drainage, adapted to be used with an external suction source
    • A61M1/63Containers for suction drainage, adapted to be used with an external suction source with means for emptying the suction container, e.g. by interrupting suction

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、外科用吸引装置に関するものであ
り、特に、圧縮可能な貯留器を備え、この貯留器
はスプリング力によつて膨脹して傷部から流体を
引き出して貯留器内に導くようにされている外科
用吸引装置に関するものである。
[従来の技術]および[発明が解決しようとする
課題] 外科的処置にしたがつて流体の蓄積を除去する
ように患者の体に位置決めされたカテーテルに対
して真空を引くということは、通常の医学的な技
術である。傷から流体を除去するということは治
癒を促進しかつ感染の危険率を低下するというこ
とが知られている。流体の吸引は、典型的には、
中央吸引システムによつて、また動力駆動真空ポ
ンプによつて達成されていた。このことは、真空
源から患者をまず断切ることなしには患者を動か
すことが困難であるか不可能であるので、満足で
きないものであることがわかつた。さらに、その
ような真空ユニツトによつて与えられる負圧は、
一定の値に維持するのが困難である。さらに、電
力駆動ポンプを用いることは、傷排出カテーテル
を介しての流体の通路がポンプと患者との間に電
気的結合を生じさせ、それは患者をシヨツクまた
は電気殺害する危険にさらすことになるので、や
やもすれば危険であるかもしれない。
先行技術は、ポータブルで、独立式で、非電気
な流体吸引器を提供することによつてこれらの問
題を解決しようと試みた。これらの吸引器は、典
型的には、スプリングまたはおもりによつて付勢
された折畳み可能な貯留器を含み、スプリングま
たはおもりは手動的に圧縮された後でそれらを開
くように付勢する。これらの装置は独立式であり
かつポータブルであるので、患者はこの装置から
離れることなしに容易に動かされることができ
る。しかしながら、これら先行技術の装置の多く
は、それらの充填範囲の全てにわたつてほぼ一定
の真空を維持することができない。一定の真空圧
力は、患者からの流体の均一な除去を可能にする
ので、望ましいものである。もし真空が高すぎた
ならば、病変が、排液管の中へまたは排液管に当
つて微細な組織を吸引することによつて生じるか
も知れない。逆に、もし真空が低すぎたならば、
流体は溜りかつこの装置は無力となるであろう。
したがつて、ほぼ一定の圧力をもつ流体吸引器が
非常に有利であると考えられる。
先行技術の吸引器のもつ他の問題点は、それら
の多くが製造業者によつて予め吸引されておら
ず、むしろ使用のすぐ前に手動的に吸引されなけ
ればならないということである。典型的には、看
護婦または医学助手が手動的に貯留器を圧縮しか
つ折畳むように一方の手で力を加え、そして他方
の手で、そのような圧縮力を取除く前にこの装置
の中へカテーテルまたはプラグを挿入する。それ
ゆえに、使用の間際における吸引がぎこちなくな
りそして時間を浪費してしまう。
使用の間際に吸引される流体吸引装置の他の欠
点は、それらが吸引されていない状態で輪送され
るということである。したがつて、それらは、予
め吸引されている装置より一層大きな保管スペー
スを必要とする。明らかに、このことは輪送、保
管、および殺菌のコストを増大させる。さらに、
その使用の間際において流体貯留器を完全に吸引
することは、不可能でないとしても、困難であ
る。したがつて、貯留器が患者から流体を引出す
ようにまず連結されたとき、それはかなりの量の
空気を含んだままとなつているかも知れない。そ
のような空気を含んでいるだけのスペースは無駄
にされるで、貯留器の有効な容量は減らされる。
それゆえ、貯留器の寸法はそうでない場合に必要
であるものより一層大きくなければならない。こ
のことは、製造コストを増大させ、さらに殺菌、
輪送、および保管のコストを増大させる。
1つの参考例としてのアメリカ合衆国特許第
4161179号は、流体吸引装置を予め吸引すること
を示唆する。このAbramsonの装置は、板ばねで
付勢されたフレキシブルな貯留器を含む。
Abramsonは、貯留器が予め吸引された後で、カ
テーテルがそのような予め吸引されたことによつ
て作り出される真空を維持するようにクランプさ
れるということを教示する。その後、カテーテル
が傷の中へ位置決めされた後で、このクランプは
装置が流体を引上げることを可能にするように取
除かれる。しかしながら、真空を維持するこの方
法は、輸送の間、またはこの装置を取扱うと同時
に看護婦によつて、クランプが偶発的にずらされ
るかも知れないので、明らかに不利である。さら
に、真空を維持するために、そのようなクランプ
は、カテーテル管に対してかなり大きな力を働か
せなければならない。したがつて、万が一、この
装置が長い期間の間保管されるとするならば、カ
テーテル管の弾性は、それがそれの通常の形状に
戻ることを可能にするほど充分でなくなり、そし
て管は永久的に縮んだままとされるかも知れな
い。
それゆえに、傷から吸引器までの流体の流れは
実質的に限定されるであろう。
この発明の目的は、患者の傷部から流体をほぼ
一定の圧力で吸引することのできる外科用吸引装
置を提供することである。
[課題を解決するための手段]および[発明の作
用効果] この発明に従つた外科用吸引装置では、圧縮可
能な貯留器を備え、この貯留器はスプリング力に
よつて膨脹して傷部から流体を引き出して貯留器
内に導くようにされている。外科用吸引装置は、
貯留器を形成する要素として、フレキシブル膜
と、膜を膨脹状態に支持する第1および第2の壁
と、第1の壁と第2の壁との間に配置され、両壁
を互いに遠ざけるように付勢することによつて貯
留器を膨脹させて貯留器内部に真空状態を作り出
すスプリングと、を備えている。
両壁に作用するスプリング力は、貯留器の膨脹
に伴つて減少する。第1の壁および第2の壁の
各々は、互いに関節接合された複数の部材を有し
ている。また、第1の壁および第2の壁は協働し
て膜を支持するための関節接合構造を形成する。
貯留器内の真空状態の変化を減ずるために、関
節接合構造の形は、スプリングのスプリング力の
減少を少なくとも部分的に相殺し得るように、貯
留器の膨脹に伴つて変化して貯留器の形を規定す
る。第1および第2の壁を構成する複数の部材
は、スプリングによるスプリング力を受けてもほ
とんど変形しないように剛性を有している。
この構造の形状の変化は、スプリングの力によ
つて作用される有効な壁の領域を減少させる。こ
の変化は、関節結合された壁に働く大気による力
が壁を離すように付勢しているスプリングを助け
るように対応的に変化する補助的な力を与えるこ
とを可能にし、この補助的な力は、貯留器が伸び
たときの真空の変化を少なくするようにスプリン
グの力と協働して貯留器が伸びたときに大きくな
る。
好ましい実施例では、第1の壁は、第1の中央
壁部材と、第1の中央壁部材に回動可能に連結さ
れる第1の翼壁部材とを含む。第2の壁は、第2
の中央壁部材と、第2の中央壁部材に回動可能に
連結される第2の翼壁部材とを含む。
好ましい実施例において、膜、これは関節結合
された壁の間の領域を大気からシールするもので
あるが、この膜は関節構造を収容しかつこの関節
構造に寸法が合わされたプラスチツクバツグを含
む。この関節結合された壁は、1対の適合する、
重なり合つた、ヒンジ結合されたプレートを含
み、各プレートは翼部材の間で両端縁において回
動可能に連結された全体的に正方形または長方形
の中央部材を含み、各翼部材は中央部材から離れ
たところにその最も長い側部をもつ全体的に等脚
台形の形状を有し、前記最も長い側部の2つは関
節構造を形成するように回動可能に連結されてい
る。
この発明はまた、この発明による外科用吸引装
置における要素として用いるためのかつその中に
関節構造の少なくとも一部を形成するようにされ
た関節結合されたプレートを含み、このプレート
は翼部材の間で両端縁に回動可能に連結される全
体的に正方形または長方形の中央部材を含み、各
翼部材は中央部材から離れたところにその最も長
い側部をもつ全体的に等脚台形の形状を有し、そ
して前記最も長い側部は他のプレートの対応する
側部と回動可能に連結するための手段を有する。
この発明は、好ましくは予め吸引されたフレキ
シブルな貯留器を提供し、これは関節結合され、
スプリングで付勢された、骨格機構を被う。この
骨格機構および貯留器は、貯留器がほぼ一定の負
圧で真空を引くことを可能にするように協働す
る。好ましくは、内側のラツチが、使用の前に圧
縮され、吸引された状態に貯留器を維持するよう
に骨格機構内に含まれる。
好ましい実施例において、骨格機構は実質的に
円錐形で螺旋状のスプリングを含み、これは2個
の関節結合された壁またはプレートの間に入れら
れる。このスプリングはプレートを反対方向に付
勢する。プレートの各々は、一体的なヒンジによ
つて両側でそれぞれの翼部材に対して連結される
全体的に正方形または長方形の中央部材を含む。
2個の翼部材の各々は全体的に等脚台形のような
形にされ、そしてこの2個の翼部材の一方は1対
の三角形の切欠きを有する。各プレートの中央部
材および2個の翼部材は、プレートが適合するこ
とを可能にするように同じ寸法である。これらプ
レートは、1個またはそれ以上のヒンジによつて
それぞれのプレートの切欠きをもたない翼部材の
端部上で適合する位置に保持される。ヒンジは切
欠きをもたない翼部材の端部にあるので、それら
は、中央部材および2個の翼部材が貯留器の充填
のときに互いに関連して回動することを妨げな
い。
中央部材は、各々、スプリングがそれらの間に
保持されることを可能にするスプリングカツプを
有する。プレートが相手に対して押されたとき、
円錐状の付勢しているスプリングのそれぞれのコ
イルは他方のものの中でおよびスプリングカツプ
の凹部の中で入れ子になるように圧縮する。した
がつて、スプリングが完全に圧縮されたとき、こ
の2個のプレートは、縦方向にはそれらの間に全
くスペースがない状態で互いに当り合つて平坦な
状態にある。ラツチが、スプリング、骨格機構、
および貯留器を圧縮された状態に保持するように
それぞれのスプリングカツプの各々の中に含まれ
ている。
その間でスプリングが圧縮された状態にあるプ
レートは、長方形のプラスチツクバツグを含む貯
留器内でシールされる。このバツグは、柔軟なま
たはフレキシブルなものであり、プレートの全長
および幅に適合するように寸法が合わされ、そし
てプレートがその中にうまく適合することを確実
にするように引伸ばされている。ラツチは圧縮さ
れた状態でスプリングを保持するので、プレート
は互いに当り合つて平らな状態にあり、それによ
つてこの装置が薄く、コンパクトで、そして予め
圧縮された状態で製造されかつ輸送されることを
可能にする。このことは、殺菌、輸送、および保
管のコストを低下するという重要な意味がある。
さらに、そのような予め圧縮されることは、この
装置を手動的に圧縮することによつて使用する間
際にこの装置を吸引する面倒さを解消する。
本質的ではないが、貯留器が圧縮されかつその
状態が保持された後で、しかも消費者に対して輸
送される前に、貯留器に対して真空を引くことが
好ましい。このことは、貯留器から空気の残留し
ているポケツトをとりぞくという簡便な方法であ
る。さらに、そのような真空は、大気圧が2個の
プレートの外側の表面に対する力を生じさせるこ
とを可能にする。このことは圧縮された状態にあ
るこの装置を維持しているラツチを助け、それに
よつてラツチ上に働く応力を減少させる。したが
つて、この装置は、ラツチ機構の変形なしに長い
期間の間その予め吸引された状態で保管されるこ
とができる。なお、真空はラツチを動き得ないも
のとする効果があり、それによつて偶発的にまた
は不注意に外れる危険率を低くする。
貯留器は、排出管および流体集積管を含み、こ
れらは貯留器の壁を介して切欠きを有する翼部材
の三角形の切欠きの中へそれぞれ入る。これらの
管が貯留器を貫通して通る間際において、それら
は貯留器に対してシールされる。これらの管は、
貯留器の壁が流体の流れを妨げる可能性を少なく
するように貯留器の中へ充分に延びる。流体集積
管は、貯留器から患者への流体の逆流を防止する
チエツクバルブを含む。排出管は、この排出管の
端部が塞がれた場合でさえも貯留器が完全に排出
されることを確実にするように、貯留器の中への
その延長部分に沿つて孔を含む。プラグまたはス
トツパが、使用されないときに排出管をシールす
るように設けられる。
貯留器の外側の流体集積管の端部は、流体吸引
装置が1個または2個のカテーテルに連結される
ことを可能にするように、Y器具で終つている。
このY器具は、貯留器内の前述された真空を維持
するように通常はシールされる。しかしながら、
カテーテルに挿入する直前に、看護婦または医学
助手はこのシールを除去するであろう。したがつ
て、僅かな量の空気が、シールの除去されたY器
具を介して貯留器の中へ入ることが可能となる。
このような空気は、Y器具のシールが典型的には
手術室の環境において破られるので、この装置の
無菌状態を破壊することはない。さらに、貯留器
に入り込む空気の量は、もし入つたとしても、こ
の装置の流体容量に対して殆ど影響しないほど僅
かである。もつとも、この空気の量は真空を破壊
するほど充分であり、そしてそれによつてラツチ
が機能することを可能にする。
流体集積管がカテーテルに連結された後で、外
科用吸引器は単に切欠きのない翼部材を中央部材
に関連して撓ませることによるだけで能動化され
る。このような撓みによつて、中央プレートが互
いにスライドするようにされ、それによつてラツ
チを外す。このことは円錐状のスプリングを解放
し、したがつて、このスプリングはプレートを離
すように強制するであろう。プレート間の距離が
大きくなるので、貯留器の容積は付随的に大きく
なるであろう。しかしながら、貯留器は大気から
シールされているので、貯留器の容積はそれがカ
テーテルから流体を引上げない限り大きくなるこ
とはできない。このように、プレートが離れるよ
うに強制されているので、吸引または真空が貯留
器の中へ流体を引上げるように作り出されるであ
ろう。
流体吸引の目的のための貯留器の真空の公称値
は、典型的には、6895Pa(1psi)である。この発
明において、真空の偏差をこの公称値から20%よ
り少なく限定するということは、組織をカテーテ
ルの排出管の中へ吸引することによる病変がこの
真空によつて生じるという危険率を実際に消去す
るであろうという信念のもとでは、主要な設計上
の考慮すべき点であつた。さらに、真空圧力にお
けるそのような限定は、この装置が過剰な流体の
蓄積を防止するほど充分に吸引するということを
確実にするものと思われる。したがつて、この発
明は、その作動範囲にわたつて、真空の偏差を±
20%に限定するように設計されている。このこと
は、スプリングの設計とプレートの独特な形態と
の双方によつて達成される。上述されたように、
スプリングは、圧縮されたとき、それがスプリン
グカツプの中で入れ子になることを可能にするよ
うに円錐状である。したがつて、スプリングコイ
ルの直径は、一方端から他方端へ変化する。スプ
リング材料が予め定められた形式のものであるの
で、ばね定数(すなわち、距離に対する力の曲線
の勾配)はコイルの直径に逆比例して変化すると
いうことがよく知られている。したがつて、円錐
状のスプリングは、典型的には、非線形のばね定
数を有する。しかしながら、ばね定数はスプリン
グコイルのピツチによつて直接変化するというこ
ともよく知られている。したがつて、円錐状のス
プリングのばね定数の本来の非線形性は、スプリ
ングコイルのピツチを変えることによつて補償さ
れることができる。したがつて、コイルの直径が
大きくされながらコイルピツチを増加させること
によつて、この発明のスプリングは本質的に線形
のばね定数を有するように形成される。
線形のばね定数を有する円錐状のスプリングの
コイルによつて及ぼされる力は、それらが圧縮さ
れる量に直接比例する。したがつて、円錐状のス
プリングがプレートを離すように強制したとき、
そのようなスプリングによつて及ぼされた力は、
プレート間の距離が大きくなるにしたがつて、次
第に、1次的に大きくなるであろう。スプリング
によつて及ぼされた力のこのような増加は、プレ
ートの独特な形態によつて補償される。特定的に
は、プレートは翼部材の各対をそのそれぞれの中
央部材に対してヒンジ結合することによつて関節
結合されるということが思い出されるであろう。
したがつて、中央部材が離れるように強制された
とき、それらの翼部材のそれぞれの対は内方へ回
動する。翼部材のこのような内方への動きは、ス
プリングが徐々に小さくなる有効なプレート面積
に力を及ぼすことを可能にする。スプリング力と
この有効プレート面積との双方がプレートの分離
の際に大きくなるので、単位面積あたりの力はよ
り一定に近いままに保たれる。したがつて、プレ
ートのそのような関節結合はスプリング力が徐々
に小さくなることを補償する。
なお、貯留器はプレートのまわりにうまく適合
するように寸法が合わされているということも思
い出されるであろう。したがつて、貯留器の引伸
ばされた容積によつて作り出される真空は、関節
結合されたプレートに当るように貯留器の壁を内
方へ強制するであろう。中央部材が水平面内に存
在するとすれば、翼部材は中央部材に対して徐々
に角度を大きくして内方へ回動するとき、貯留器
の壁によつて翼部材に及ぼされる力の水平成分は
大きくなりかつ垂直成分は小さくなるであろう。
翼部材に対するこの水平方向の力は翼部材を内方
へ押しやるであろう。翼部材は中央部材に対して
一体的にヒンジ結合されているので、翼部材は中
央部材に対してそれらを離すように強制するよう
に割込むであろう。したがつて、翼部材による中
央部材に対するこのような割込み力は、さらに、
中央部材が離れて拡がつたときのスプリング力の
損失を補償する。それゆえに、この発明の独特の
形態は、有効単位面積あたりのスプリング力がほ
ぼ一定に留まることを可能にし、そしてそれによ
つてこの装置の充填の全範囲にわたつてほぼ一定
の負圧を維持できるように、真空圧力偏差を±20
%に限定する。
この発明のこれらのおよび他の利点は、この発
明のいくつかの好ましい実施例を例示した図面を
参照することによつて最もよく理解される。
[実施例] 第1図を参照して、この発明の外科用吸引装置
は、第1の壁となるべきプレート10aと、第2
の壁となるべきプレート10bとを含む。プレー
ト10aおよびプレート10bは、それぞれ、互
いに関節接合された複数の部材を有している。ま
た、プレート10aおよび10bは、協働して関
節接合構造を形成する。プレート10aとプレー
ト10bとの間には、円錐状の螺旋状スプリング
14が配置される。プレート10a,10bの
各々は正方形または長方形の中央部材16a,1
6bをそれぞれ含み、これはそれぞれの台形の翼
部材18a,18bおよび20a,20bに対し
て一体的に形成されたヒンジ17a,17bによ
つて連結される。台形の翼部材18,20は、中
央部材16の両側部に配置され、二等辺形状を有
し、それらの台形の底辺の短い方は中央部材16
に対してヒンジ結合された状態である。したがつ
て、プレート10は、両側部に台形のカツトアウ
ト21,22(第2図)を有する長方形としてほ
ぼ形作られている。翼部材20aおよび20b
は、それぞれ、1対の三角形の切欠き23a,2
4aおよび23b,24bを含み、他方、翼部材
18a,18bは切欠きをもたない。しかしなが
ら、翼部材18aは1対の立上がつたヒンジフツ
ク26を含み、これらは翼部材18bの1対のス
ロツト28によつて受入れられるように寸法が合
わされている。
プレート10aおよび10bは、それぞれ逆に
されたスプリングカツプまたはボス32aおよび
32bと、それぞれ窪んだスプリングカツプ34
aおよび34bとを含む。スプリングボス32は
円錐状のスプリング14の小さなコイル直径の端
部を保持するように寸法が合わされ、他方、スプ
リングカツプ34は円錐状のスプリング14の大
きなコイル直径の端部を保持するように寸法が合
わされる。プレート10の各々は、内方スプリン
グボス32と外方スプリングカツプ34との両方
を有する。したがつて、プレート10のいずれか
一方はスプリング14のいずれかの端部を受ける
ことができる。
この吸引器を組立てるために、プレート10a
を逆さまにし、ヒンジフツク26をスロツト28
の中へ挿入し、つづいてプレート10aをフツク
26の周りに回転させることによつて、まず、プ
レート10a,10bがともにヒンジ結合され
る。この組立て操作によつて、30(第2図)で
それらの間をヒンジ結合した状態のプレート10
の適合した位置決めがもたらされる。次に、スプ
リング14がプレート10のスプリングカツプ3
2,34の間で圧縮される。
スプリングカツプおよびボス32a,34aお
よび32b,34bは、それぞれ、完全に圧縮さ
れたスプリング14がその中に入れ子にされ得る
ように、それぞれプレート10aおよび10b内
において、凹部38aおよび38bを形成し、そ
れによつてプレート10がそれらの間に垂直方向
のスペースを全く形成しない状態で互いに当り合
い平坦になることを可能にする(第3図)。ラツ
チ部材すなわちフツク36b、これはプレート1
0bの内面から突出するものであるが、このラツ
チ部材すなわちフツク36bはスプリングボス3
2bの中に形成される。プレート10aは、ラツ
チフツク36bに対して180度に向けられた同様
に配置されたラツチ部材すなわちフツク36aを
有する。これらのラツチフツク36は、圧縮され
た状態でスプリング14を保持するラツチ35を
形成する。
第2図を参照して、圧縮されたスプリング14
をその間に保持するプレート10は、長方形の膜
からなる貯留器すなわちプラスチツクバツグ40
内にシールされる。この貯留器40は、圧縮され
たプレート10の全寸法と適合するように寸法が
合わされる。さらに、貯留器40は、このバツグ
がプレート10の周りにうまく適合することを確
実にするように、矢印41によつて示された方向
に引伸ばされる。プレート10は台形のカツトア
ウト21,22のために立体長方形でないので、
プレート10は、それゆえに、長方形の貯留器4
0の全表面に接触しないであろう。以下により完
全に理解されるように、プレート10の台形のカ
ツトアウトは、貯留器40がこの装置の患者から
の流体の引上げの際に容積を引伸ばすことを可能
にするように備えられている。
流体集積管42および排出管43は貯留器40
に連結される。管42,43の両方は、それらが
貯留器の壁を通つてそれぞれ翼部材20の三角形
の切欠き23,24の中へ入る間際において貯留
器40に対してシールされる。これらの管42,
43は、貯留器の壁が流体の流れを妨げる可能性
を少なくように、貯留器の中へ充分延びている。
チエツクバルブ44が、貯留器40内において、
貯留器40から患者への流体の逆流を防止するよ
うに流体集積管42の端部に備えられている。排
出管43は、この管43の端部が塞がれた場合で
さえも貯留器40が完全に排出されることを可能
にするように、貯留器40の中へのその延長部分
に沿つて孔45(第7図)を含む。プラグすなわ
ちストツパ47が、使用されないとき、排出管を
シールする。
貯留器40は、また、貯留器がストラツプ(図
示されない)によつて患者に取付けられることを
可能にする1対のフランジ48を含む。流体集積
管42の端部は、1個または2個の傷排出カテー
テル52に連結されることを可能にする2個のカ
テーテル連結部51を有するY器具50で終つて
いる。このY器具50は、周囲の空気が貯留器4
0に入り込むことを防止するように通常はシール
される。しかしながら、カテーテル52に連結さ
れる直前には、看護婦または医学助手が、典型的
にはカテーテル連結部51の端部を切断すること
によつてこのシールを除去するであろう。
この装置は、輸送の前に製造業者によつて予め
圧縮されることができる。前述したように、ラツ
チ35はこの装置を予め圧縮された状態に保持す
る。しかしながら、輸送の前に、貯留器40内に
入つているいかなる残された空気も安全に吸引す
るように貯留器40に対して真空を引くことも、
好ましい。この真空は、大気圧が貯留器40の壁
に力を及ぼすことを可能にし、それによつて予め
圧縮された状態にプレート10を維持しているラ
ツチ35を助ける。したがつて、ラツチフツク3
6に働く応力は減少され、それゆえに、この装置
は、ラツチ35が変形することなしにかなりの期
間の間それが予め吸引され、予め圧縮された状態
で保管されることができる。製造業者によるこの
ような予備的な圧縮は、また、圧縮されたときこ
の装置の厚さがプレート10の合わされた厚さ、
すなわち約9.5mm(3/8インチ)に等しくなる
ので、この装置が非常にコンパクトになることを
可能にする。
以下により完全に理解されるように、真空はラ
ツチフツク36の相対的な動きを防止し、それに
よつてラツチ35が偶発的にまたは不注意に外れ
る危険率を低下させる。したがつて、この吸引器
が用いられるべきときには、ラツチ35を外すた
めに、真空状態は破壊されなければならない。こ
のことは、典型的には、Y器具50のカテーテル
連結部51上にある前述されたシールを破ること
によつて達成され、それによつて僅かな量の空気
が貯留器40の中へ入ることが可能になる。この
シールは、典型的には、手術室の環境において破
られるので、この装置の無菌状態は侵されない。
さらに、貯留器に入り込む空気の量は、貯留器の
流体容量に対しての影響がさほど重要でないほど
少ないものである。もつとも、この空気の量は、
真空状態を破壊するほど充分であり、そのためラ
ツチ35が機能することを可能にする。
次に、第4図および第5図を参照して、ラツチ
35の詳細が説明される。前述されたように、ラ
ツチ35はラツチフツク36aおよび36bから
なり、これはそれぞれプレート10aおよび10
bの内側から延びる。プレート10aおよび10
bはそれぞれのキヤビテイ54aおよび54bを
有し、これはそれぞれラツチフツク36bおよび
36aを受け入れる。ラツチフツク36aおよび
36bはそれぞれのかぎ面56aおよび56bを
有し、これは、第4図に示されるように、互いに
当り合つてプレート10を保持するように互いに
係合する。これらかぎ面56は、互いに滑り合い
それによつて外れることを禁止するようにそれら
のそれぞれのプレート10に関連して僅かに傾け
られる。
第3図を参照して、ラツチ35は、親指とその
他の指(想像線で示される)の間にプレート10
を掴み、そして中央プレート16に対して翼プレ
ート18を上方へ撓めることによつて外されるこ
とができる。ラツチ35のこのような解放は、第
3a図に示されるように、円筒状開口を形成する
ように互いに面するように配置された半円スロツ
トとしてヒンジ17を形成することによつて達成
される。第3b図を参照して、翼部材18はそれ
らのそれぞれの中央部材16に関連して上方へ回
動するとき、ヒンジ17bを形成するスロツトの
幅は小さくなりかつヒンジ17aを形成するスロ
ツトの幅は付随的に大きくなるであろう。翼部材
18の端部はヒンジ30によつてともに連結され
るので、それらは必然的に適合した状態になつた
ままとなるであろう。したがつて、ヒンジ17b
のスロツトの小さくなつた幅は、翼部材18に向
かつて中央部材16bをスライドさせがちであ
り、かつヒンジ17aのスロツトの大きくなつた
幅は、翼部材18から離れるように中央部材16
aをスライドさせがちである。それゆえに、中央
部材16は互いにスライドし合うであろう。ラツ
チフツク36aおよび36bは、それぞれ、中央
部材16aおよび16bに取付けられるので、そ
れらもまた互いにスライドし合うであろう。この
ようなスライドは、第4図に示す位置から第5図
に示す位置までラツチフツク36の位置を変える
ほどのものであり、したがつてかぎ面56が外れ
ることを可能にする。それゆえに、ラツチ35
は、翼部材18を中央部材16に関連して単に撓
めるだけで外されることができる。このような解
放は、円錐状のスプリングがプレート10を分離
することを可能にし、それによつてこの装置が貯
留器40の中へ流体を引上げることを可能にす
る。
その最初の使用の後でこの装置を使い捨てるこ
とが好ましいけれども、この装置は、もし望まれ
るなら、排出され、圧縮され、そして再使用され
ることができる。このことは、排出プラグ46を
取除き、プレート10を互いに手動的に押してス
プリング14を圧縮することによつて貯留器40
をからの状態にし、そして排出プラグ46を再び
挿入することによつて達成される。ラツチ35
は、スプリング14が完全に圧縮されたときに再
び係合するようにされている。このことは、それ
ぞれ、ラツチフツク36a,36b上に、閉じる
カム面58a,58bとバイアスカム面60a,
60bとを形成することによつて達成される。こ
の閉じるカム面58は、それらのそれぞれの中央
部材16に対して傾けられ、そしてバイアスカム
面60a,60bをそれぞれの弾性のバイアスタ
ブ64bおよび64bに対して押しつけるように
協働する。これらのタブ64aおよび64bは、
それぞれのプレート10aおよび10bのそれぞ
れのキヤビテイ54aおよび54bから突出す
る。ラツチフツク36aおよび36bは、それぞ
れ、キヤビテイ54bおよび54aの中へ入り込
んでいるので、それらのバイアスカム面60a,
60bは、それぞれ、タブ64bおよび64a
を、第5図に示されるように、反対方向に撓める
であろう。ラツチフツク36は、かぎ面56aお
よび56bが互いに近付かないことを可能にする
ほど充分に入り込んでいるとき、タブ58bおよ
び58aの弾性は、第4図に示されるように、か
ぎ面56aおよび56bを互いに向かい合うよう
に付勢しそれらが係合するように押しつけること
になる。したがつて、バイアスタブ64はラツチ
35と係合するようにラツチフツク36と協働
し、それによつてプレート10間にスプリング1
4を保持する。これらのタブは、また、かぎ面5
6が外れ得る前にそれらの弾性が打ち勝たなけれ
ばならないことが明らかであるので、ラツチ35
が不注意にも外れる危険率を低くする。
ラツチ35が外されたとき、圧縮された円錐状
のスプリング14はプレート10を離す力を与え
るように中央部材16に力を及ぼすであろう。貯
留器40が大気からシールされているので、その
ような力は、貯留器40の中へ患者からの流体を
引上げる真空を作り出す。第6図および第7図を
参照して、プレート10が分離しているとき、貯
留器40は、台形のカツトアウト21,22にそ
れぞれ做つた側壁68,69(第6図)を形成す
るであろう。壁69は、貯留器40の壁68の反
対側にある。貯留器40は、カツトアウト21,
22を横切り、矢印41によつて示される方向に
引伸ばされるので、貯留器の壁68,69はプレ
ート10の間に吸引されず、むしろ、貯留器40
が流体で満たされながら、プレート10に対して
幾分垂直な状態に留まるであろう。このことは、
貯留器の真空のいかなる突然の変化も防止し、そ
してプレート10が分離されながら貯留器40が
徐々にその容積を拡げることを可能にする。この
ように、貯留器40は、その充填の範囲にわたつ
て、徐々に変化するように限定される形状を有す
ることになる。
スプリング14とプレート10の独特な形態と
は、貯留器40がその充填の全ての範囲を通して
ほぼ一定の真空を引くことが可能なように協働す
る。「ほぼ一定」とは、真空のレベルが20%より
多く変動しないということを意味する。このよう
な協働は、第8図、第9図、および第10図を参
照することによつてより完全に理解されるかも知
れない。最初に第8図を参照して、圧縮スプリン
グの力はそれが完全に圧縮された状態から延びた
距離に逆比例して変化することがよく知られてい
る。したがつて、スプリングが完全に圧縮された
ときには、その力は最大でであり、そしてそれが
完全に緩んだときには、その力は零である。この
関係は次の式によつて表わされる。
F=A−KX ……(1) ここに、Fはこの力であり、Aは完全圧縮状態
での力であり、Kは定数であり、そしてXはスプ
リングが完全圧縮状態から緩んだ距離である。こ
の式は、第8図の曲線70によつてグラフで表わ
される。定数Kは典型的にはばね定数と呼ばれ、
かつこれは曲線70の勾配を規定する。万が一、
曲線72によつて示されるように、ばね定数が零
であるスプリングを得ることができるならば、ス
プリングによつて働かせられる力は常に一定の値
であるということが明らかである。このようなス
プリングは、一定の真空の流体吸引器の設計を比
較的簡単なものにする。たとえば、ベローによつ
て連結された2個のプレート間に介在された零の
ばね定数を有するスプリングは、所望の一定の真
空を結果として達成されることが明らかである。
しかしながら、不都合にも、スプリングは一定の
力を維持するために決して完全には緩めることが
できないので、零のばね定数を有するスプリング
は無限に長いものとなる。したがつて、実際に
は、ばね定数とスプリングの長さとの間で妥協が
図られなければならない。
この発明の独特のプレート形態はそのような妥
協を可能にする。特定的には、プレートの形態
は、スプリング14が完全に圧縮された状態から
延びるときに小さくなるスプリング力を補償し、
それによつて貯留器40内においてほぼ一定の圧
力を維持することを可能にする。各プレート10
はそれらのそれぞれの中央部材16に対して翼部
材18,20をヒンジ結合することによつて関節
結合されるということが思い出されるであろう。
第2図および第3図を第6図および第7図と比較
すれば、プレート10がスプリング14によつて
離されるように付勢されるとき、翼部材18,2
0は中央部材16に抗して内方へ回動するという
ことがわかる。このことは、スプリング力が与え
られる有効プレート面積が付随的に小さくされる
ことを可能にする。したがつて、この有効プレー
ト面積はスプリング力が小さくなるときに小さく
なり、それゆえに単位有効面積あたりの力は一定
により近付いたままとなつている。貯留器40内
の真空はプレート10に与えられる単位面積あた
りの力に比例するので、この真空はまた一定によ
り近付くであろう。
プレート10の形態もまた、翼部材18,20
が内方へ回動したときスプリング力を補う。この
ことは、第3図に示される中央部材16に対する
翼部材18,20の位置を、第7図に示されるも
のと比較することによつてより完全に理解される
ことができる。最初に第3図を参照して、スプリ
ング14が完全に圧縮されたとき、翼部材18,
20は中央部材15と同じ水平面内にある。した
がつて、プレート10間のスプリング14によつ
て発生される力と、大気圧によつて作り出される
反対の力とはともに垂直方向に向けられるであろ
う。しかしながら、第7図に示されるように、翼
プレート18,20が内方へ回動したとき、翼部
材18,20に与えられるこの反対の大気による
力の方向は垂直から水平方向へ傾くということが
明らかである。したがつて、翼部材18,20に
与られる力は、それらが中央部材16に対して
徐々に大きくなる角度をもつて内方へ回動したと
き、小さくなる垂直方向の成分と大きくなる水平
方向の成分とを有するであろう。このような水平
方向成分は翼部材18,20を内方へ押しやるで
あろう。翼部材18,20はヒンジ17によつて
それらのそれぞれの中央部材16に連結されてい
るので、翼部材18,20の内方への動きによつ
て中央部材を離すように割込む力が生じるであろ
う。このように、スプリング力は翼部材18,2
0に働くこのような水平方向の力によつて補われ
る。
貯留器40もまた、上述されたように、翼部材
18,20を内方へ押しやりかつ中央部材を離す
ようにするような水平方向成分の力を補うように
翼部材18,20と互いに作用し合う。貯留器
は、翼部材18,20の端部間で、プレート10
が離れるように延びたとき貯留器の側壁68,6
9(第6図)が中央部材16に対して幾分直交し
たままとなることを可能にするように台形のカツ
トアウト21,22を横切つて伸ばされるという
ことが思い出されるであろう。したがつて、大気
による圧力はこのような直交する貯留器の壁6
8,69に対して力を及ぼすであろう。これは翼
部材18,20の端部を互いに引き、それによつ
て翼部材18,20を内方へ押しやることを助け
る補助的な力を提供する。なお、前述されたよう
に、貯留器40は翼部材18,20の端部間で引
伸ばされるので、このような引伸ばしは、翼部材
18,20を中央部材16に対して内方へ回動さ
せるさらに他の補助的な力を提供するであろう。
それゆえに、プレート10のこの独特な形態
は、プレート10が離れるように拡げられたとき
のスプリング力の減少を補償し、それによつて貯
留器内の負圧が充填の全範囲にわたつてほぼ一定
(すなわち、20%以内)に留めることを可能にす
る。
第9図を参照して、そしてプレート10と貯留
器40との相互作用によつて発生されるいかなる
力も無視すれば、プレート10の形態に働く力は
次のように決定されることができる。
FS=貯留器40内で一定の真空を維持するのに必
要なスプリング力。
R=貯留器40の翼部材18,20に働く大気に
よる力の水平成分。
U=翼部材18,20と中央部材16との相互作
用による力Rによつて生じる中央部材16に働
く垂直方向の力。
VR=貯留器40内の真空。
なお、プレートの形態は以下に掲げられた項目
によつて決定されることができる。
θ=翼部材18aと翼部材18b、または翼部材
20aと翼部材20bとによつて形成される角
度の半分。
AC=中央部材16の一方の面積。
AW=翼部材18,20の一方の面積。
圧力すなわち真空は面積によつて割られた力に
等しいので、VRは次のように表われることがで
きる。
VR=FS+2U/AC+2AWcosθ ……(2) または、FSに対して解を求めると、 FS=VR(AC+2AWcosθ)−2U ……(3) 力Rは、次のように真空VRの式として表わさ
れることができる。
R=2VRAWsinθ ……(4) そして、RとUとの間の関係は、 2U=Rtanθ (5) である。(4)と(5)とを(3)に置換えると、次の式が導
き出される。
FS=VR[AC+AW(cosθ−sinθtanθ)] ……(6) VR、AC、およびAWは予め定められたプレート
の形態に対して全て一定であるので、この式は角
度θの関数としてスプリング力を決定することに
なる。しかしながら、この式は単にスプリング力
の近似にすぎず、なぜならそれは貯留器40とプ
レート10との相互作用を計算に入れていないか
らであるということが強調されるべきである。そ
れゆえに、経験的な手段によつてプレートの形態
を僅かに修正することが必要であるかも知れな
い。
中央部材16間の距離は次の式によつて決定さ
れることができる。
XR=2HWsinθ ……(7) ここに、XRは中央部材16間の距離であり、
HWは翼部材18,20の一方の台形の高さであ
り、そしてθは、翼部材18aと翼部材18bと
によつてまたは翼部材20aと翼部材20bとに
よつて形成される角度の半分である。このよう
に、HWが一定であるので、この式は、θの関数
として中央部材16間の距離を決定する。
それゆえに、角度θの種々の値に対してこの2
つの式(6)および(7)を解くことによつて、一定の真
空を達成するのに必要なスプリング力と中央部材
16間の距離との間のグラフが表わされることが
できる。所望の6895Pa(1psi)の真空、88..9mm
(3.5インチ)×95.3mm(3.75インチ)の寸法の中央
部材16、および95.3mm(3.75インチ)×146mm
(5.75インチ)×34.9mm(1.38インチ)の寸法の翼
部材18,20に対するグラフが、第10図の曲
線74によつて図示されている。曲線74は正確
には線形ではないが、それはθ=45度で直線的に
のびている。さらに、貯留器40とプレート10
との前述された相互作用は貯留器40のこの作動
範囲を通して曲線74の直線性を増加させるとい
うことが考えられる。テスト結果は、また、曲線
74が実際に第10図によつて図示された数学的
近似より一層直線的であるという結論を支持す
る。したがつて、直線的な距離に対する力の関係
を有するスプリングが曲線74の距離に対する力
の特性に近いということになる。さらに、曲線7
4の勾配は、そのようなスプリングが妥当な長さ
のものであることを可能にするほど充分急唆なも
のである。しかしながら、曲線74は角度θの0
度から45度までの間だけ直線的な曲線に近付くこ
とができるということが注目されるべきである。
45度を越えると、曲線74と直線的な曲線との間
の偏差は急に大きくなる。したがつて、もし中央
プレート16間の距離が45度のθを越えてかなり
大きくなるならば、そのような偏差によつて、貯
留器40内の負圧はその所望の一定値から実質的
に変化することになる。このことを避けるため
に、それぞれプレート10の中央部材16および
翼部材18および20によつて形成される台形の
カツトアウト21,22は、貯留器40の最大容
積を、角度θが45度に等しくなつている中央部材
16間の最大距離を限定する値に、限定されるよ
うに寸法が合わされる。このことは、寸法80
(第2図)によつて表わされたカツトアウト21,
22の深さが中央部材16間の最大距離の半分で
あることを必要とする。このような最大距離、こ
れはまた側壁68,69(第6図)の最大高さに
も等しいが、このような最大距離は、第9図を参
照して述べられるように、式(7)を用い、そしてθ
を45度に換えることによつて計算されることがで
きる。したがつて、XR=2HWsinθ、そしてθ=45
度ということが与えられ、そして XR=2HW( .707) または XR=1.414HW である。θが45度であるときカツトアウト21,
22の寸法80は部材16間の距離の半分、すな
わち1.414HWの半分であるので、そのような寸法
は、それゆえに、0.707HWに等しく、ここでHW
(第9図)は翼部材18,20の一方の台形の高
さである。したがつて、カツトアウト21,22
の深さを0.707HWに等しく寸法を合わせることに
よつて、プレート16間の最大距離は角度θが45
度に等しくなるように限定される。
上述されたように、第10図の曲線74は、直
線的な距離に対する力の関係を有するスプリング
によつて近似されることができる。しかしなが
ら、そのような近似はθが0度から45度までの間
にあるときだけ有効であるということが思い出さ
れるであろう。したがつて、この独特のプレート
の形態の完全な利点を得るためには、θが0度で
あるときにスプリングが好ましくは完全に圧縮し
た状態にあるべきである。θが0度に等しいとき
にはこのプレート10は互いに当り合つて平坦に
なつているので、スプリングは、それゆえに、そ
れらの間で平坦に圧縮されることを可能にするよ
うに円錐状でなければならない。しかしながら、
スプリングコイルの強さはその直径に逆比例する
ということがよく知られている。それらの円錐状
のスプリングのコイルは、それらの直径が必然的
に変わるので、そのため、典型的には強さが変わ
ることになる。したがつて、引伸ばされると、こ
のコイルは、同時に能動的になるというよりはむ
しろ徐々に能動的になり、そしてこのスプリング
の力と距離との関係は結果として非線形となる。
それゆえに、典型的な円錐状のスプリングは、曲
線74に近付くのに必要な直線的な距離に対する
力の関係をもたらすことができない。
この発明の円錐状のスプリング14は、それゆ
えに、そのコイルが同時に能動的になることがで
きるようにされていて、したがつて、典型的な円
錐状のスプリングと違つて、このスプリング14
は直線的な距離に対する力の関係を有する。この
ことは、コイルの直径が大きくされながら、コイ
ル間のピツチを大きくすることによつて達成され
る。このような大きくなつていくピツチは、大き
くなつていくコイルの直径によつて生じるスプリ
ング力の損失を補い、それによつて円錐状のスプ
リング14のコイルの各々が同時に能動的になる
ことを可能にする。それゆえに、スプリング14
の距離に対する力の関係は実質的に線形である。
1個のコイルスプリングに対するコイルの直径
とコイルの長さとの間の関係は次の式によつて決
定される。
XL=8A/Gd4D3 ……(8) ここに、XLは1個のコイルの緩められた長さ
であり、Aは完全に圧縮されたときのコイルの所
望の力であり、Gはワイヤのモジユールであり、
dはワイヤの直径であり、そしてDはコイルの直
径である。Aはスプリングの所望の力でありかつ
Gおよびdは用いるられるスプリングのワイヤの
形式に依存するので、式8A/Gd4は一定、すな
わちK′である。したがつて、予め定められた材
料および予め定められた力のスプリングに対し
て、コイルの長さは、コイルの直径の3乗の定数
K′倍に等しく、そして式(8)は次のように書換え
られることができる。
XL=K′D3 ……(9) この式は、第11図に示されるような曲線76
を形成する。繰り返しのプロセスを通して、曲線
76上の種々の点が次第に大きくなる直径を有す
る一連のコイルを作り出すために選ばれ、この直
径は、連結されたとき、所望の円錐形状のスプリ
ングを形成する。このような円錐形状は、もちろ
ん、スプリングが完全に圧縮されたときにはコイ
ルが互いに入れ子になることを可能にしなければ
ならない。さらに、最も大きいコイルの直径は、
スプリングカツプ34によつて保持されることを
可能にするように、中央プレート16の各寸法を
越えないようにすべきである。小さくなる直径の
コイルは円錐状のスプリングを形成するようにと
もに結ばれなければならないので、各コイルは他
方端における直径より小さい一方端における直径
を有するであろうことが注目されるべきである。
したがつて、曲線76のコイルの直径は平均のコ
イルの直径を表わし、そしてコイルの端部の直径
はそれに応じてコイルが円錐状に形作られたスプ
リングを形成するようにともに結ばれることを可
能にするように調節されなければならない。当業
者にとつて明らかなように、このような調節はガ
イドラインとして働く平均のコイルの直径および
コイルのピツチを有するスプリングを巻く間に達
成されることができる。以下に述べる平均のコイ
ルの直径は、コイルが完全に圧縮されたときに入
れ子になることを可能にする本質的に円錐状のス
プリングを作り出すということが見出された。
コイル#1―1.5 コイル#3―2.25 コイル#2―1.88 コイル#4―2.5 好ましくは、ワイヤのモジユールは75.8GPa
(11×106psi)であり、ワイヤの直径は2.54mm
(0.1インチ)であり、そして完全な圧縮状態にお
ける力は約111.2N(25ポンド)である。これらの
値が与えられて、上に掲げられたコイルの各々の
ピツチが、式(8)を用いて計算されることができ、
それは次の通りである。
コイル#1―0.6 コイル#3―2.05 コイル#2―1.19 コイル#4―2.8 しかしながら、いかにスプリングの特性が選ば
れても、スプリングの最大の応力は、完全に圧縮
されたときに、その降状点の応力の約半分を越え
ないようにすべきであるということが強調される
べきである。このことは、かなりの期間の間、そ
の完全に圧縮された状態で、スプリングの特性に
重大な影響を及ぼすことなしに、スプリングが収
納されることを可能にする。
円錐状のスプリング14は、前述した発明的な
概念にしたがつて形成されて、実質的に直線的な
距離に対する力の関係曲線を生み出し、これはプ
レートの形態によつて作り出された所望の距離に
対する力の関係曲線74(第10図)に近い。し
たがつて、曲線74は、貯留器40内で一定の真
空を維持するのに必要なスプリングの特性を決定
し、かつスプリング14はそのようなスプリング
特性に近いので、貯留器の真空はその充填範囲に
わたつてほぼ一定である。前述されたプレートの
形態とスプリングコイルの直径とを用いたテスト
結果は、ほぼ一定の真空(すなわち、20%以内)
が、第12図の曲線78によつて示されるよう
に、θの45度を通して達成されることができると
いうことを確認するものである。
上述されたプレートの形態は直線的な距離に対
する力の関係を有するスプリングと相互に作用し
合うように設計されるが、スプリング力の付随的
な減少が貯留器においてほぼ一定の真空を作り出
すことを可能にする割合で、スプリング力が与え
られる有効プレート面積をプレートの形態が小さ
くする限り、プレートの形態は、それが種々の他
の力/距離関係を有するスプリングと相互に作用
し合うことを可能にするように変更されることが
できるということが理解されるであろう。換言す
れば、ほぼ一定の真空は、もしプレートの形態に
よつて規定される距離に対する力の必要条件がス
プリングの距離に対する力の特性に少なくとも近
付くならば、プレートの形態とスプリングとの
種々の組み合わせを用いることによつて達成され
ることができる。
第12図を参照して、流体のほぼ350c.c.が、θ
が45度に達したとき、貯留器40内へ引上げられ
る。貯留器40の寸法は、プレート10が45度の
θに相当する距離を越えて分離されることを防止
するので、貯留器の真空はその後維持されず、そ
れゆえに真空は急速に零にまで低下するであろ
う。さらに他の量の流体が、そのような貯留器の
真空の低下が生じる期間の間に、貯留器の中へ引
上げられるであろう。このような付加的な流体
は、真空が低下したとき、側壁68,69が外側
へ曲がることが可能になるので、貯留器40によ
つて収容されるであろう。
貯留器40は、好ましくは、0.254mm(0.010イ
ンチ)ないし0.762mm(0.030インチ)の厚さおよ
び75ないし100のデユロメータシヨアAを有する
塩化ビニル樹脂から構成されるものである。この
ような貯留器の材料は、プレート10が貯留器4
0によつて阻止されることなしに分離できるほど
充分なフレキシブル性を有している。もつとも、
この材料は、その形状を維持しかつ貯留器40内
の流体の重量による変形を防止できるほど充分に
固いものである。さらに、この材料は、パンクを
阻止するほど充分に強く、そしてガンマ線放射の
殺菌に耐えることができる。
プレート10は、好ましくは、ポリプロピレン
材料から形成され、これもまたガンマ線放射によ
る殺菌に耐えることができる。このような材料
は、スプリング14がプレート10を変形させる
ことを防止するほど充分に固く、かつラツチ35
のかぎ面56がプレート10をともに保持するこ
とができるほど充分に強いものである。もつと
も、この材料はプレート10の偏つたタブ64お
よび一体的に形成されたすなわち「生きている」
ヒンジ17が適当に機能することを可能にするほ
ど充分にフレキシブルであり、かつ弾性に富んで
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はその間にスプリングが入れられた関節
結合されたプレートの分解された斜視図である。
第2図は、その間に圧縮されたスプリングを有
し、流体集積管と排出管とを有するフレキシブル
な貯留器内にシールされたプレートの斜視図であ
る。第3図は、第2図の線3―3に沿い、その圧
縮された状態にあるこの発明の吸引器の断面図で
ある。第3a図は、より詳細に中央部材と1対の
翼部材との間のヒンジ結合を示し、第3図の一方
の翼部分の部分的拡大図である。第3b図は、中
央部材に関連して1対の翼部材を撓めることに応
答して両方向に中央部材をスライドするように中
央部材と相互に作用し合うヒンジ結合を示し、第
3a図と同様の部分拡大図である。第4図は、第
2図の線4―4に沿い、互いに係合しているラツ
チフツクを示し、プレート10の拡大部分断面図
である。第5図は、第3b図によつて互いにプレ
ート10がスライドし合うときに外されるラツチ
フツクを示し、第4図と同様の拡大部分断面図で
ある。第6図は、貯留器がその最大容積にまで延
びたあとでのこの発明の吸引器の斜視図である。
第7図は、ラツチフツクのそれぞれのプレート上
での位置を示すようにプレートの一部を切断除去
した状態で、第6図の線7―7に沿う断面図であ
る。第8図は、典型的な円錐状のスプリングおよ
び理想的なスプリングに対するスプリング力の完
全な圧縮状態からの距離に対するグラフである。
第9図は、関節結合されたプレート上に働きかつ
プレートの幾何学的な関係および特性のいくつか
を決定する力を示し、この発明の吸引器の図解的
断面図である。第10図は、予め与えられたプレ
ートの形態に対して貯留器の一定の真空を達成す
るのに必要なスプリングの特性に近いスプリング
力の完全圧縮状態からの距離に対する関係を示す
グラフである。第11図は、予め与えられた材料
の1個のコイルスプリングに対する、および最大
圧縮状態における予め与えられたスプリング力に
対する、スプリングコイルのピツチのスプリング
コイルの直径に対する関係のグラフである。第1
2図は、予め与えられたプレートの形態および予
め与えられた特性を有するスプリングに対して、
貯留器の真空の貯留器の中へ引上げられる流体の
容積に対する関係を示すグラフである。 図において、10a,10bは関節結合された
プレート、14はスプリング、16a,16bは
中央部材、17a,17bはヒンジ、18a,1
8b,20a,20bは翼部材、40は貯留器で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧縮可能な貯留器を備え、この貯留器はスプ
    リング力によつて膨脹して傷部から流体を引き出
    して貯留器内に導くようにされている、外科用吸
    引装置であつて、 前記貯留器を形成する要素として、 フレキシブル膜と、 前記膜を膨脹状態に支持する第1および第2の
    壁と、 前記第1の壁と第2の壁との間に配置され、両
    壁を互いに遠ざけるように付勢することによつて
    前記貯留器を膨脹させて貯留器内部に真空状態を
    作り出すスプリングと、 を備え、 前記両壁に作用するスプリング力は、前記貯留
    器の膨脹に伴つて減少するものであり、 前記第1の壁および第2の壁の各々は、互いに
    関節接合された複数の部材を有しており、 前記第1の壁および第2の壁は、協働して前記
    膜を支持するための関節接合構造を形成するもの
    であり、 前記貯留器内の真空状態の変化を減ずるため
    に、前記関節接合構造の形は、前記スプリングの
    スプリング力の減少を少なくとも部分的に相殺し
    得るように、前記貯留器の膨脹に伴つて変化して
    前記貯留器の形を規定するものであり、 前記第1および第2の壁を構成する前記複数の
    部材は、前記スプリングによるスプリング力を受
    けてもほとんど変形しないような剛性を有してい
    ることを特徴とする、外科用吸引装置。 2 前記第1の壁は、第1の中央壁部材と、前記
    第1の中央壁部材に回動可能に連結される第1の
    翼壁部材とを含み、 前記第2の壁は、第2の中央壁部材と、前記第
    2の中央壁部材に回動可能に連結される第2の翼
    壁部材とを含む、特許請求の範囲第1項に記載の
    装置。 3 前記膜は、前記関節接合構造を収納しかつこ
    の関節接合構造に寸法を合わせて作られたプラス
    チツクバツグを含み、 前記第1および第2の関節接合された壁は、1
    対の適合する、また重なり合う、ヒンジ結合され
    たプレートを含み、 各プレートは、翼部材の間で両端縁において回
    動可能に連結された全体的に正方形または長方形
    の中央部材を含み、 各翼部材は、関連する中央部材から離れたとこ
    ろで最も長い側部を持つ全体的に等脚台形の形状
    を有し、 前記最も長い側部の2つは、関節接合構造を形
    成するように回動可能に連結される、特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。 4 前記スプリングはコイルを有し、このコイル
    は、スプリングが完全に圧縮されたとき関節接合
    された両壁が互いに対して平坦になることができ
    るように互いの中へ入れ子にされている、特許請
    求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
    装置。 5 前記スプリングは、このスプリングが完全に
    圧縮されたとき互いの中へ入れ子にされるように
    形成されるコイルを有し、かつこのコイルは、圧
    縮されたとき伸びようとする復元力を発揮する、
    特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに
    記載の装置。 6 前記スプリングは、このスプリングが完全に
    圧縮されたとき互いの中へ入れ子になるように形
    成されたコイルを有し、このコイルは完全な圧縮
    状態からそれが伸びる距離によつてスプリングの
    力が直線的に変化を生じるように形成される、特
    許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記
    載の装置。
JP56146962A 1980-09-16 1981-09-14 Surgical suction device Granted JPS5781346A (en)

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